そもそも「ドライオーガズム」って何?
射精をしないオーガズムは、精液を出さないので「ドライオーガズム」と呼ばれます。どうやって射精せずにオーガズムを感じることができるのか不思議な人もいるでしょう。ずばり、ドライオーガズムとは主にアナルで感じるものです。正確には、アナルの中の「前立腺」と呼ばれる、男性にしかない部位を刺激することで得られるオーガズムなのです。
アナルを開発することに抵抗がある男性も多いはず。しかし、ドライオーガズムを知れば、新しい性の扉を開けることになり、気持ちいいと思える要素が増えるでしょう。
ドライオーガズムを感じるメリット
ドライオーガズムはメスイキと同意義
そもそもドライオーガズムとは「メスイキ」とも呼ばれます。メスイキという言葉が表しているように、女性のようなオーガズムを得られることが特徴。
女性のオーガズムとは、男性とは全く違い、射精を伴わないものですよね。男性は一度オーガズムを感じて射精してしまうと、次にオーガズムを感じるまでに時間がかかります。しかし、女性のオーガズムは連続で感じられるものです。
つまり、ドライオーガズムとは女性のような絶頂を感じることができる快感のことを指します。ペニスの刺激では味わえない、迫りくる波のような絶頂と聞けば、ドライオーガズムに興味を持つのではないでしょうか。ドライオーガズムのコツを覚えて、体験してみましょう!
射精しなくても絶頂を味わえる
男性のオーガズムとは、射精を伴うものであるのが常識ですよね。しかし、ドライオーガズムのコツを覚えれば、射精の必要がありません。先述のとおり、短時間のうちに何度もオーガズムに達することができるのです。
また、射精を伴わないドライオーガズムなら、直後のセックスも可能ということになりますよね。例えばセックスの前戯でドライオーガズムに達しても、セックスで射精をすることが可能なのです。ドライオーガズムは、より長く性行為を楽しめるコツとも言えるでしょう。
より強い快感を得られる
射精のオーガズムよりも、ドライオーガズムの方が快感が強いと言われています。射精のような一瞬の快感ではありませんから、まさに波のように訪れる快感の波長にびっくりするでしょう。
もちろん、射精でのオーガズムでも十分性欲が発散されます。しかし、ドライオーガズムのコツを覚えれば、性欲の発散方法を選ぶことができるのです。
性欲が強いと自負している男性は、ドライオーガズムを覚えて性生活を豊かにすることができるでしょう。
性感帯が増える
先述のとおり、ドライオーガズムとは主にアナルの中で感じることが多いです。しかし、人によっては乳首でドライオーガズムに達するコツを覚えていますよ。アナルを開発するより抵抗がないのではないでしょうか。
また、乳首やアナルでドライオーガズムに達するコツを覚えた男性は、女性とのセックス中でも極上の快感を得ることができるでしょう。セックス中にアナルや乳首を愛撫してくれる女性もいますから、愛撫されるたびに快感が増すのです。
ドライオーガズムできるほどの性感帯に発達した乳首やアナルなら、セックスでの快感もひとしおになること間違いなし。
女性に対しての愛撫のコツも知れる
ドライオーガズムのコツを乳首中心に覚えた男性なら、乳首の愛撫のテクニックが向上するでしょう。自分がされて気持ちいいことは、女性にしても気持ちいいはずです。
乳首は女性にもある部位ですし、乳首の愛撫が好きな人も多いですよね。ドライオーガズムのコツを覚えることで、女性に対しての愛撫のコツも知れるとは、まさに一石二鳥です!彼女も乳首だけでイけるように、開発できちゃうかもしれませんよ。
また、ドライオーガズムがメスイキと呼ばれるのは、女性のオーガズムと似ている状態になることを示しています。ドライオーガズムに達するまでの手順や身体の状態を理解できれば、女性をオーガズムに持っていく段階を熟知できる可能性がありますよね。女性視点に立てる男性は、セックス自体が上手いと思われることが多いでしょう。
ドライオーガズムを経験したい!コツはある?
コツ①|リラックス出来る環境作りから
ドライオーガズムは、緊張状態では感じることができません。最大にリラックスできる環境を作ることが最優先です。
例えば、家族と一緒に暮らしている人なら、家族に見られる心配のない時間を狙ってドライオーガズムに挑むべきでしょう。オナニーを誰かに見られるかもしれない緊張感とは、オーガズムの妨げになります。そもそも、オナニーを見られるのは恥ずかしいですよね。
特に、ペニスからの快感のような単純なものではないので、ドライオーガズムに挑戦するなら万全の環境づくりをおすすめします。
そして、ストレスを感じず自由な精神状態になることも大事です。何かの時間制限に迫られてたり、ドライオーガズムに集中できなかったり、気持ちに不安要素がある場合はそれを取り除いてからにしましょう。
コツ②|ドライオーガズムに向いてる場所を探す
ドライオーガズムに一番向いている場所はアナルです。アナルの中の前立腺を刺激することが、ドライオーガズムの一番のコツと言っても過言ではありません。しかし、アナルの中に指やおもちゃを入れるのは抵抗がある人もいるはず。
そこで、次点で可能性の高い乳首でも試してみましょう。ドライオーガズムを会得するのは、乳首でも可能なのです。乳首でドライオーガズムに挑戦する場合、表面の薄皮が剥けるくらいの刺激が必要なので、長期間の愛撫が必要となります。
アナルか乳首か、どちらが自分の性感帯に合っているのか知ることも大事ですよ。
コツ③|浣腸をして腸内のお掃除を
アナルは基本的には排泄行為をする場所ですから、汚物があって当たり前。アナルにてドライオーガズムを目指すコツの一つに、汚物を洗浄する行為があります。
大腸菌がたくさん残ったままのアナル内を触るのは感染症などの危険もあるので、綺麗に洗浄することが必要となるのです。洗浄の方法は、宿便を流す「浣腸」がおすすめ。下剤などの薬を飲んで便を流すより、アナルから水分を挿入する方がアナル周りをより綺麗にしてくれますよ。
アナルに対して不衛生な先入観が消えることも、安心してドライオーガズムに挑むコツの一つです。
コツ④|射精をして快感を覚えさせる
ドライオーガズムに適した性感帯を決めたら、なるべく長時間の愛撫を加えるのがコツです。特に初めてのアナルプレイの場合、まずはアナル内に指やおもちゃを挿入するための慣らしが必要でしょう。ある程度快感を感じるようになってからが勝負と言えます。
そこで、ドライオーガズムの一番のコツを実践しましょう。それは、長時間の刺激を与え続ける中で、射精をしておくことです。射精をするやり方は自分でも理解しているはずですよね。アナルや乳首に刺激を与えながら、ペニスでオーガズムに達しましょう。
すると、ペニスでの刺激でオーガズムに達したのか、アナルや乳首の刺激でオーガズムに達したのか、脳が混乱するのです。その感覚を何度か覚えさせることで、「アナルや乳首でオーガズムに達する」という経験則が生まれます。ドライオーガズムに達するためには、通常の射精をすることが最大のコツと言えますね。
コツ⑤|短期間で開発しようと焦らない!
無理にアナルにおもちゃを突っ込んだり、乳首の開発をしようと皮を剥いたり、短時間でのドライオーガズムを求めるあまりの危険な行為は避けましょう。アナルが裂けてしまったり、乳首の皮膚から血が出てしまっては元も子もありませんよね。
どちらも、早くドライオーガズムに達したいがための焦りからくる行為です。焦って行うオナニーは、快感ではなく痛みやトラウマを植え付けてしまうことがあるので、絶対にやめましょう。せっかくドライオーガズムのコツを手に入れそうなのに、やる気をなくしてしまいます。
ドライオーガズムとは、一朝一夕で手に入る快感ではありません。自分の身体の開発具合に合わせて進めていくのも、コツの一つなのです。
ドライオーガズムに達するための注意点
恥ずかしい気持ちは捨てる
「アナルを開発するなんて…」「乳首でイくなんて恥ずかしい」など、羞恥心があるのなら、早めに捨ててしまいましょう。羞恥心を持つことで背徳感が興奮に変わる方もいますが、そうでない人はドライオーガズムの妨げにしかなりませんよ。
そもそもオナニーでドライオーガズムのコツを探っているのなら、誰にも見られていないはず。一人の空間で好きなようにオナニーすることは、恥ずかしいことではありません。性への探究心があるのは、誰にも責められることではないので、恥ずかしい気持ちを捨ててリラックスしましょう。
痛みを感じたら休憩を
乳首の開発も、アナルの開発も、多少の痛みを感じる可能性があります。しかし、その痛みが治癒していく段階で快感に変わることはあります。
仮に、痛みを治癒させないまま愛撫を続けてしまうと、取り返しのつかない傷になることがあるので、痛みを感じたら一旦ストップしましょう。どんなやり方をすると痛くなるのか知れたはずなので、休憩を終えたら違うやり方で楽しんでみるのもおすすめです。
特に、乳首のドライオーガズムのコツは、少しの痛みを何度も乗り越えた先にあります。乳首の薄皮がむけて性感帯が発達するまでには、ピリピリとした痛みがあると言われていますので、都度休んでから再開するようにしましょう。休む時間を与えなければ、性感帯が発達するどころか傷になってしまいますからね。
ドライオーガズムに拘らずに楽しむ
ドライオーガズムのコツを知りたいばかりに、オナニーが作業化してしまうことがあります。執念を持ってドライオーガズムに挑む姿勢は悪くありませんが、楽しくないならおすすめできません。
そもそも、ドライオーガズムのコツを知りたいのは、最高の気持ちよさを知りたいからだったはず。その過程がつまらないものだと、どんどんやる気もなくなっていってしまうのではないでしょうか。
ドライオーガズムばかりにこだわらず、自分が気持ちいいと思えるオナニーをすることも大切です。今日はドライオーガズムに達せなさそうだ…と判断したならば、射精をするためのオナニーを楽しむなど、自分の快感に正直になってくださいね。自分の快感に正直でいれば、いつかドライオーガズムのコツを会得する日が来るはずです。
ドライオーガズムには体質も関係する
どんなに頑張っても、ドライオーガズムに達せないこともあります。あくまでも一説ですが、もともと性欲が少ないことや、ホルモンバランスが関係していると言われていますよ。
ドライオーガズムのコツを知りたいと思ってどんなに頑張っても、先が見えなそうなら一旦やめてみるのもおすすめです。通常の射精で十分に性欲の発散はできますので、ペニスでのオナニーのやり方を研究してみるのも良いでしょう。
年齢とともに身体も変化していくものですので、ちょっと期間を空ければ、ドライオーガズムに達することのできる体質になっているかもしれませんよ。
ドライオーガズムを得るために必要な道具
ローション
アナルでドライオーガズムを達成したい人にとって絶対に必要なのが、ローションです。アナルの中の前立腺を刺激するためには、まずはアナルの拡張を行わなければいけません。潤滑剤がなければアナルが裂傷してしまうので、必ずローションを使用しましょう。
そして、ローションの粘度にもよりますが、基本的にはお湯と混ぜて使用するのがコツです。お湯とローションを混ぜて泡立てた状態のものを、ゆっくり塗っていきましょう。ローション原液は、すぐに乾いてカピカピになってしまうデメリットがありますので、水分を加えることが大事なのです。
指や道具に付けるコンドーム
アナルプラグなどのおもちゃを挿入することは、前立腺でのドライオーガズムのコツです。そして、アナルプラグ挿入前の段階では、指でアナルを慣らす作業が必要になりますよね。
そこで必要なのが、指やおもちゃ用のコンドームです。先述のとおり、アナルには大腸菌がいます。いくら洗浄をしても、多少の菌が残ってしまうのは致し方ないこと。しかし、その菌がどこかに移ってしまうと危険ですよね。
なので、アナルに挿入するものにはコンドームを着けることをおすすめします。指の場合はコンドームのサイズが合わない場合があるので、ラテックス手袋など、指に密着する使い捨てのものを使用しましょう。
初心者はエネマグラがおすすめ
エネマグラとは、通常のアナルプラグとはちょっと違った形状をしています。前立腺刺激専用のおもちゃであり、そんなに太くありません。
丸っこい雲型をしているエネマグラなら、初心者でもすぐに前立腺を見るけることができるので、初めてのドライオーガズムには最適のおもちゃなのです。アダルトグッズショップやネット通販にて、さまざまなタイプが販売されています。無理をせず小さめのものから選んで、試してみてくださいね。
ドライオーガズムにもオカズは必要
気分をエッチにするためのオカズは、ドライオーガズムにも必要です。実は、ペニスへの刺激よりも精神的な興奮度が必要になるのがドライオーガズム。
どうしても最初は作業のようになりがちですが、エッチな気分になることは非常に大事なのです。自分が興奮するためのオカズは、存分に利用しましょう。気持ちが興奮することで、性感帯がより敏感になるので、興奮するオカズを用意するのもコツの一つですよ。
ドライオーガズムのコツを知れば新しい性の扉が開く
しかし、ドライオーガズムのコツを覚えれば、短時間に何度も絶頂できるような身体になれます。射精とは違った快感で、病みつきになってしまう男性も多いのです。
性欲とは人間の三大欲求の一つですし、とても長い期間付き合っていかなければいけないものですので、ドライオーガズムのコツを覚えるのは有益ではないでしょうか。無理をせず、安全にドライオーガズムのコツを覚えて、気持ちいい体験ができるといいですね。
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