アラフォーで独身なのには理由があった!?
十人並みの容姿で性格も悪くなく、仕事や友達付き合いなど普通の生活を送っているのに、結婚できた女性もいればアラフォーになっても独身のままの女性もいますが、その違いはどこにあるのでしょうか?
アラフォーで独身の女性の割合はどれくらい?
厚生省の施設等機関である国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、40歳の女性が独身の割合は2015年のデータで約20パーセント、5人に一人が未婚という結果が出ています。
女性の初婚の平均年齢は、2014年から2017年の4年連続で29歳となっています。もはやアラサーでの結婚が社会に浸透した感がありますね。
アラフォー独身女性がその後結婚する可能性は?
アラフォーまで結婚できずにいた女性ですが、今後も結婚する可能性がないとは言い切れません。
しかし、いわゆる結婚適齢期の時に結婚までいかなかったとなれば、これからも同じように待っているだけでは結婚できないままかもしれません。
本気で結婚相手を望むのならば、今までよりいっそう本腰を入れて婚活に挑む決意が必要です。
世間は身近なアラフォー独身女性をどう見ている?
アラフォー独身女性が気になるのは、やはり家族、特に両親です。我が娘がアラフォーになっても独身となれば、親として心配になるのも当然かもしれません。他の兄弟姉妹や知り合いの娘さんが結婚していれば、「なんでうちの娘だけ結婚できないのだろう」と本人より親の方が焦ることもあるようです。
またアラフォーともなれば、職場の同期たちも次々に結婚して独身なのは自分だけ、ということもあります。周囲には「彼女は結婚しないのかな? もしかしてできないのか? 将来はどうするつもりなんだろう」と、好奇心を刺激したり、話題に気を使わせてしまうのもアラフォー世代の独身女性ならではの特徴です。
男性にとってアラフォー独身女性は結婚対象外?
独身生活から抜け出すには結婚相手が必要ですが、男性にとってはアラフォー女性は結婚対象となるのでしょうか?
婚活サイトや結婚紹介所では条件が重視されますから、若い女性と比べて出産の可能性が低いアラフォー女性は不利になる傾向がありますが、恋愛結婚では性格やフィーリングが第一です。実際、40代になってモテ期が来たという女性もいますから、交際相手次第では結婚も考えられるでしょう。
恋愛対象は逆に若い時よりも広がり、大人の女性に憧れる年下男性も視野に入ってきますが、アラフォーまで独身なのを結婚の意志がないと見なした遊び人や、既婚男性にもモテるようにもなりますので、慎重な見極めが必要です。
アラフォー独身女性のあるあるな悩みって?
今の生活にそれなりに満足しているけれど、時々「私、これからどうなるんだろう?」と不安に襲われることも。
そんなアラフォー独身女性ならではの、あるあるな悩みをご紹介します。
昔の友達に気を遣われる「結婚報告で謝られた」
「学生時代からの友達の結婚報告で『ごめん』って謝られました。一緒に婚活していた友達だけど、謝る必要なんてないのに……」(40代女性)と、気を遣われるのは逆に辛いですよね。
「久しぶりに地元の友達に会った時、子供はいるかと聞かれたのでまだ独身だと伝えると、速攻で話題を変えられました」(30代女性)。タブーに触れたと思われたのでしょうか。腫れ物扱いされるのも居心地が悪いものです。
「友達の子供が私を『おばちゃん』と呼んだのを、顔色を変えて注意した友達。気遣いはありがたいけど、逆に傷つきます」(30代女性)と、ふとしたことで変に気を遣われているのが分かるのもいたたまれない気持ちになりますね。
結婚してない理由を聞かれる「デリカシーがない」
「職場の新人の女の子に『美人で仕事もできるのになんで結婚しないんですか〜?』と無邪気に言われるのが鬱陶しいです」(30代女性)、「親戚が集まると『なぜ早く結婚して、親に孫を見せてあげないのか』と責められるのが苦痛です」。好きで独身でいるわけではないのに、「なんで?」と理由を聞かれるのは辛いですね。
「誰も結婚したくないなんて言っていないのに、仲良しの後輩に『結婚っていいものですよ』と結婚をすすめられます。デリカシーがないと思います」(40代女性)。アラフォーで独身だと、結婚に興味がないと思われることもあるようです。
結婚できない理由が分からない「自然に訪れるもの」
「正直、自分でもなぜ結婚できないのか分かりません。自分を改善したく、親友に客観的な意見を聞いても『見る目のない男だった』『あんな男に○○はもったいない』と庇われるだけなので、自分の何がダメなのか分からずじまいです」(30代女性)。優しい友達や、友情を大切にする友達なら、アラフォー独身の友達に意見しにくいかもしれません。
「自分よりルックスも仕事ぶりも収入も劣る友達がどんどん結婚してるのに、私が結婚できない理由が分かりません。結婚は自然にするものだと思っていたから、なんでみんな結婚できるのかが不思議です」(40代女性)。スペックだけでなく、結婚相手を見つけるには相応の努力も必要ですね。
独身男性との出会いがなく焦る「素敵な男性は既婚」
「女性が多い職場なので、家と職場の往復では出会いがありません。アラフォーにもなると友達の紹介もなくなり、新しい出会いがないのが悩みです」(30代女性)、「出会いを求め、女友達と飲みや遊びに行くのですが、アラフォーだと分かると冷たくなります」(40代女性)など、アラフォー女性ともなると、恋愛対象となる男性との出会い自体が少なくなるようです。
「素敵な人はみんな既婚者です。独身男性との自然な出会いがないので、婚活サイトへの登録を考えています」(40代女性)。素敵な男性が既婚者なのは世の常です。アラフォーで結婚したければ、自然な出会い以外にも方法を考えた方が良いのかもしれません。
親に結婚を急かされる「自己嫌悪」「苦痛」
「顔を合わせるたびに『良い人はいないのか?』『結婚はしないのか?』と聞かれるのが苦痛です」(30代女性)と、親に結婚を急かされるのが悩みという女性も多いようです。
「親に『結婚は?』と小言を言われるたびに、良い返事ができない自分に自己嫌悪です。将来、私が一人で生きていくのを想像すると、母は夜も眠れないそうです」(40代女性)と、娘を思う親心に、自分を責めるアラフォー独身女性もいます。
「『結婚したい人がいない』という私に、『見合いでも良いから結婚しろ。昔はみんな見合いだった』という親。私の気持ちを尊重してくれないのが悲しかったです」(40代女性)と、親世代との考え方の違いに悩む女性もいます。
焦ってないだけなのに「強がり」「身の程知らず」
「子供を希望していないので、結婚も自然な流れでできれば良いと思っています。しかし、周りには強がりと思われているようです」(30代女性)と、アラフォー独身女性が結婚に焦っていないと、結婚を諦めた、または強がりと思われることもあるようです。
「妥協するぐらいなら結婚しなくても良いと思っていますが、友達には『身のほどが分かっていない』と傷つくことを言われました」(40代女性)。結婚は義務ではありません。したいと思う男性がいないから結婚していないだけなのを、自分に合わない高望みをしていると思われるのは悲しいですね。
アラフォーで独身なのは良い捉え方もできる?
しかしながら、恋愛や結婚では思い通りにいかなかったとしても、アラフォーで独身なのはメリットもたくさんあるのです。その一部をまとめてみました。
仕事を頑張ってきた努力家
アラフォー独身女性の中には、仕事で成功したり、結果を出している人は少なくありません。
仕事の成功を夢見て努力を重ねてきたため、恋愛や結婚から遠ざかってしまったアラフォーの女性もたくさんいるのです。このような女性は自分の夢や目標を明確にもち、情熱を捧げてきた努力家なのです。
夢や仕事に向かって努力してきた女性はキラキラ輝いて見えます。たとえアラフォー独身女性であっても、そのような女性は尊敬され、職場では誰からも一目置かれる存在となることでしょう。
家族と仲良し・家族思い
アラフォー独身女性の中には、結婚をしなくても良いと考える人もいます。このような女性の理想の家庭とは両親が築いた家庭であり、そこに留まることに満足しているケースが多いようです。
小さな頃から家族仲が良い家庭で育ち、大人になっても居心地が良ければ、わざわざ結婚をして実家から離れようとはしません。両親も、結婚したい相手がいないなら無理にする必要もないと考えているため、アラフォーで独身のままでも、なんのプレッシャーも違和感も感じないのは当然です。
男性に依存していない
精神的に自立しているアラフォー独身女性は、男性に依存していません。
付き合った男性と結婚に至らなかったのは、女性にとって彼氏との結婚にメリットがなかった可能性もあり得ます。自分の人生にきちんとした方向性があり、精神的・物質的に自立している女性にとって、自分の幸せを結婚や男性に頼る必要はないのです。
アラフォーでも胸を張って独身を謳歌する女性は、「アラフォー独身女性」という言葉の持つネガティブなイメージとは無縁なのです。
一人の生活が充実している
趣味や友人との付き合いを心置きなく楽しめるのも独身ならではのメリットです。既婚者となると夫に気兼ねしたり、子供に時間やお金がかかり思うように楽しむことができなくなりますが、独身ならば誰に気を遣うこともなく好きなことができるのです。
若い頃からしっかり家計管理をしてきた独身女性の中には、アラフォーでマンションを買う人もチラホラ出てきます。将来を見越した物件を購入し、ちょっと贅沢な一生もののインテリアを飾ったりと、自分の憧れや好みを100パーセント実現できるのも独身だからこそ可能です。
一人暮らしが寂しいと感じる場合は、ペットを飼うと愛情を感じることもできますよ。
アラフォー独身女性に対する男性の本音
そこで、アラフォー独身女性に対する、世間の男性の本音を集めてみました。思い当たることがないか、ぜひ参考にしてください。
いつまでも夢見てそうで痛い「王子様を待っている」
「アラフォー独身女性の同僚は、中身が20代のまま止まっています。仕事はできるのに、職場で現実離れした乙女なことを言ったりして、たまに周囲をドン引きさせています」(30代男性)と、若い頃の価値観のまま年だけ取ってしまうと、実年齢とのギャップに周囲をびっくりさせることも。
「アラフォー独身の女友達は『白馬の王子様』症候群で、いつか運命の人が現れると今でも信じているようです。若い女の子が言うならまだしも、アラフォーでこれでは痛い人確定です」(40代男性)。今まで待っていても王子様は現れなかったのですから、「痛い人」と思われる前に努力が必要だと気づきたいものですね。
結婚に執着がある「何でも結婚に結びつける」
「アラフォー独身の女性の同僚と言い争いになった時、『どうせ私は結婚できないわよ!』とキレられました。仕事の話をしていただけなのに、すぐに結婚に結びつけるのはうざいです」(30代男性)。上手くいかない原因を自分のコンプレックスに結びつけてしまうと、周囲は対応に困りますね。
「何人かで飲んでいた時、誰かの結婚の話になると必ず『結婚できて羨ましいわ〜』とボソッと呟くアラフォー独身女性がいます。楽しく話しているのに僻まれると、彼女がいる時は話題に気を遣います」(40代男性)。結婚の話題に敏感になっていても、人が話している時は楽しく聞く振りぐらいはしないと、面倒な人と思われてしまうかもしれません。
過去の栄光にすがる「すぐ若い頃の自慢話を始める」
「結婚が決まった同僚女性が婚約者の話していると、『これでも私も若い頃はモテたのよ』と、自分の自慢話を始めるアラフォー独身女性がいます。嫉妬心が見え見えで痛いです」(30代男性)。モテたのが事実でも、時と場所を選ばないと周囲に引かれても仕方ありませんね。
「20代の頃は誰もが認める美人だったアラフォー独身の同僚女性がいますが、『モテた時の自分』を変えられないようで、メイクや髪型は当時のまま。年相応にすれば今でも綺麗なアラフォーなのに、勘違いしているようで残念です」(40代男性)。年を重ねた自分の姿を客観視できないと、いい年してこじらせている女性と思われてしまいます。
今でもモテると勘違い「理想が高い」「モテを意識」
「知り合いのアラフォー独身女性は、今でも20代の頃の理想の条件を高々と掲げています。いい加減、今の自分に合った条件にしないと本当に結婚できないと思うのですが……」(30代男性)と、アラフォーになったら自分のスペックを見返すことも必要です。
「同僚のアラフォー独身女性は、結婚には至らなかっただけで、自分はモテると思っているようです。モテを意識したファッションや行動が似合っていなくて痛々しいです」(40代男性)。実際にモテていても、アラフォーでモテを意識していると思われるのはちょっと恥ずかしいですね。ほどほどに謙虚な方が、男性の目には魅力的に映るのではないでしょうか。
若作りの姿が痛い「自分はイケてると思ってる?」
「アラフォー独身の同僚女性は若い子の流行ファッションをしていますが、職場で20代の女性と並ぶと逆公開処刑になっています。自分ではイケてると思っているのかもしれませんが、止めた方が良いと思います」(30代男性)。いくら若い服やメイクを身につけても、本当の若さには叶いません。大人の女性にふさわしい装いの方が、年相応の魅力を出せるでしょう。
「アラフォーの女友達は独身で気が若いせいか、着てくる服やメイクも若い子を意識しているようです。年よりちょっと若いぐらいなら良いのですが、時々、完全な若作りになっている時もあります」(40代男性)と、頑張っている姿は認めても、やりすぎると男性にも見抜かれるようです。
アラフォー独身女性の特徴
ではアラフォー独身女性の特徴には、どのようなものが挙げられるでしょうか。具体的な性格や行動の特徴をまとめてみました。
今までずっと実家暮らし
もちろんすべてがそうとは限りませんが、多くのアラフォー独身女性は実家暮らしをいまだに続けています。
就職先も実家から通える場所を選んでいるので職場に通うのに都合が良く、家事は母親がしてくれるので家では何もする必要がありません。そのため、実家暮らしのアラフォー女性の中には、料理やアイロン掛けができない人もいます。
若い頃と生活環境が変わらないので自分が年を重ねている実感がなく、いつまでも娘気分でいるのも特徴です。
頑固な性格をしている
アラフォー独身女性は、今までずっと自分のやり方で生きてきました。そのため、自分のやり方に自信があり、今さら自分を変えようとは思わなくなります。良いアドバイスに納得はしても、素直に受け入れることができないので、頑なに自分のやり方を通してしまうのです。
人の助言や意見に耳を傾けないのも、アラフォー独身女性の特徴の一つです。
出会いは自然にあると思っている
アラフォー独身女性の中には、自然な恋愛を経た後の結婚を望む人も多くいます。自然に任せていたから結婚から遠ざかっていたのに、夢見がちなアラフォー独身女性は「運命の人であれば、いつか必ず出会えるはず!」と信じ、自分から行動を起こしません。
経験から学んでいれば婚活の場に出かけたり、結婚紹介所に登録したり、知人にお見合いを頼んだりするものですが、「意図的な出会いは運命ではない」と考えてしまうのです。
先輩風を吹かせたがる
職場などで、年下の女性にいろいろと教えたがるのもアラフォー独身女性の特徴です。
おおらかに優しく接するのであれば良いのですが、無意識の話し方が上から目線だったり、少し偉ぶって見える態度だったりするため、威圧的に感じる後輩もいるようです。
アラフォー独身女性が後輩女性にこのような態度で接する理由には、仕事だけは若い女性に負けたくないという、アラフォー女性ならではの複雑な気持ちがあるようです。
年下女性を意識しすぎる
今どきのアラフォー女性は見た目も気持ちも若い人が多く、そのため、親子ほど年の離れた若い女性と張り合ったり、逆に無理に若い人たちと仲良くなろうとする人もいます。彼女たちは、若い人と張り合える自分、若い人とも仲良くなれる自分に酔いしれたいのです。
若い人と自然体で付き合えるのなら素敵なことですが、「無理をしている姿が痛い」などと思われないよう、適当な距離感でスマートに付き合えるように注意したいですね。
言い訳が多い
一部のアラフォー独身女性の特徴として、結婚できない自分にコンプレックスを感じるあまり、勝手に被害妄想を膨らませているケースがあります。
結婚していない理由など誰も聞いていないのに、一方的に言い訳を並べ立てられれば気持ちのいいものではありません。
ネガティブな考え方が習慣化すると、結婚に対してだけでなく、若くないゆえの理解の悪さや仕事の遅さなど、自分に不利な状況になると言い訳する癖がついてしまいます。
アラフォーなのに独身の理由って?
同じアラフォーでも既婚女性もたくさんいるのに、アラフォー独身女性は、なぜ結婚をしないままアラフォーになってしまったのでしょうか。結婚したくないアラフォー女性も中にはいますが、結婚したかったのにチャンスがなかったという女性が多数を占めているのが現実です。
人それぞれ事情が違いますが、一般的に言われる独身の理由をまとめてみました。
何もしなくてもいつか結婚できると思っている
現代のアラフォー女性の多くは、結婚したり、子育てをしたりと、自分の家庭を築いています。既婚女性は、アラフォーになるまでの間に出会いを見つける努力をしたり、婚活を頑張ったりと、何かしら結婚に繋がる行動を起こしていたと考えられます。
結婚を希望していたにも関わらずアラフォーで独身の女性は、残念ながらその努力が十分ではなかったのかもしれません。
恋愛や結婚は、実は若い女性ほど有利なのです。女性の場合は出産のリミットがありますから、結婚して子供が欲しいと思えば、若い頃から結婚を意識した行動をする必要があります。
理想の男性像が高すぎる
結婚できない理由として、「結婚したい相手がいない」「この年まで独身だと妥協できない」と言うアラフォー独身女性がいます。
しかし、このような女性が結婚相手に求める条件が、イケメン、高身長、高学歴、高収入、介護・同居不可など、完璧な男性を求めると結婚はおろか恋愛も難しいでしょう。なぜなら、このような条件に当てはまる男性自体が元から少ないですし、その理想に縛られることによって視野を狭めているためです。
理想をもつのは悪いことではありませんが、本気で結婚したいと思うのなら、借金の有無やギャンブル癖など、どうしても受け入られらない部分以外を一度リセットすることをおすすめします。
プライドが高く、今さら「結婚したい」と言えない
アラフォー独身女性は、周囲からすでに結婚を諦めていると思われることがあります。アラフォー世代では圧倒的に既婚女性が多いのですから、「結婚したかったのならなんで若いうちから婚活しなかったの?」と言われれば、返す言葉はありません。
プライドが高いアラフォー独身女性だと、今さら「結婚したかったけどできなかった」とは言えず、間違っても婚活している姿など見せられません。「仕事と結婚した」などと変な見栄を張ってしまえば、ますます結婚から遠ざかるループに陥ってしまうのです。
結婚していないのは悪いことではありません。素直に「今からでも結婚したい」と伝え、協力してもらう方がずっと好感をもたれるでしょう。
自由気ままな生活を失いたくない
アラフォーになるまで独身でいる理由に、今の生活を失いたくないと言う女性も珍しくありません。
就職しているアラフォーであれば、それなりに収入も増えています。自由に使えるお金と自分の時間があれば、旅行に行ったり、趣味や習い事に精を出したりとすべて思いのままです。それを結婚などしてしまえば、自由気ままな独身生活をみすみす失ってしまうことになります。
結婚生活にも楽しみや喜びはありますが、独身時代にそれらの価値を見出さなければ、結婚に憧れをもつことはないでしょう。
子供を望んでいないから、正直結婚はどうでもいい
自分の子供が欲しいからという理由で、若い女性を結婚相手に選ぶ男性は珍しくありません。そして、子供を望まない女性も少なからず存在します。彼女たちは子供を産んで育てないのなら、結婚に意味を見出さないのです。
生活のパートナーとなる男性が欲しければ、事実婚や同棲で十分です。結婚をしなければ、家事や親戚付き合い、義両親の介護など、結婚生活の煩わしさから自由でいられます。
子供を望まず、自由を謳歌しているアラフォー独身女性ならば、義務に縛られる結婚に魅力を感じないのは当然かもしれませんね。
アラフォー独身女性が今からでも結婚する方法は?
そこで、アラフォー女性が今からでも結婚するためのいくつかの方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
若さに負けない価値をアピール
アラフォー女性には、若い女性にはない魅力があります。
長年仕事に就ていれば経済的に自立していますし、それまでの経験から包容力や謙虚さを学んだ女性も多いでしょう。弾けるような若さはなくても、落ち着いた大人の女性の魅力を備えている人もいます。
そのようなアラフォー女性ならではの魅力をさりげなくアピールすることで、若い女性に疲れた男性に恋愛や結婚の対象として見られることもあるかもしれません。
アラフォー独身男性を狙う
アラフォー世代ともなれば、同世代や年上だけでなく、年下男性も恋愛の視野に入ってきますが、あえてアラフォー男性を狙ってみてはどうでしょうか。
アラフォー世代の男性ならば、自分より年下の女性を結婚相手に望む人がほとんどですが、今でも婚活市場に残っているということは、若い女性との出会いがうまくいっていないということです。婚活に疲れるのは男性も同じです。もしかしたら、若い女性は諦めているアラフォー独身男性もいるかもしれません。
実際、友達感覚の夫婦の多くは同世代で結婚したカップルも多いのです。アラフォー男性ならば会話や価値観が合いやすく、友達感覚で付き合える結婚相手となってくれるかもしれませんよ。
アプリを利用してみるのもアリ
結婚相手を探すのに、最近では婚活サイトやアプリが人気です。
婚活アプリは価格が低めに設定されているので、初めての人でも挑戦しやすく、また、一度にたくさんの人と出会える中から、理想の条件の人にだけアプローチすれば良いだけの手軽さも魅力です。婚活アプリの登録者は恋愛相手ではなく結婚相手を探しているので、条件やフィーリングが合えばトントン拍子で話が進みやすいようです。
アプリにもさまざまな種類があり、「ルックス重視」「真剣婚活」「バツイチ向き」「40代向き」などの中から好みのアプリを選べます。
仕事が忙しいアラフォー女性でも、隙間時間などの自分の好きなタイミングで婚活できるのもメリットです。
成婚率の高い結婚紹介所に登録
アラフォー独身女性の中には、出会いがないだけでなく、男性とのお付き合いが苦手という人もいるでしょう。その場合は、マンツーマンでサポートしてくれる結婚紹介所に登録するのがおすすめです。
成婚率の高い評判の良い紹介所は入会金が高く、月会費や成婚料も発生し、紹介所によっては身分証や収入証明書などの提示が求められることもありますが、逆に遊び目的やサクラの心配がないのは安心です。
結婚紹介所での婚活は長引けば長引くほどお金がかかりますから、短期間で相手を見つけようという気になります。そのため、早く結婚したいアラフォー女性には向いているかもしれません。
外国人を狙う
日本では「若い」ということに過剰に価値が置かれている感がありますが、成熟した大人の女性こそが「イイ女」とされる国もたくさんあります。実際、フランスなどでは若いイケメン男性が、母親ほど年の離れた女性と堂々と街中でキスする風景は珍しくありません。
日本の価値観にとらわれていない相手であれば、アラフォーでも気楽に振舞うことができるでしょう。また、外国人には女性の扱いが上手な人が多く、「きれい」とか「愛してる」など女性への賛辞を怠らないので、女性としての自信にもなります。
日本でも外国人と出会えるイベントやスポットはたくさんありますから、ちょっとおしゃれをして参加してみてはいかがでしょうか。
婚活に疲れたときの対処法は?
婚活の厳しさにふと、「そこまでして結婚したいのかな?」と自問する時もあるでしょう。そんなときは、ちょっと婚活をお休みしてはどうでしょうか。
婚活に疲れた時のストレス発散法や、効果的な気分転換の方法をご紹介します。
新しい趣味をみつけてみる
ルーティーンの生活を送っていると、考え方も偏ってしまいます。すでに趣味をもっていても、新しい趣味や習い事に挑戦するのは良い気分転換になりますよ。
ボルダリングや登山などの体を動かす趣味なら、男性参加者もたくさんいます。インドア派なら、陶芸や料理教室もおすすめです。最近では一人暮らしの男性に料理が流行っているので、婚活目的の料理教室でなくても、自然に男性と知り合うきっかけになるでしょう。
男性との出会いを目的にしてしまうと、婚活と同じになってしまいます。趣味を楽しむことをメインにし、男性との出会いは二の次、ぐらいの気軽な気持ちで始めることをおすすめします。
同じようなアラフォー独身の女友達と飲み明かす
あなたがアラフォー独身女性なら、周りに同じ境遇の女友達がいませんか?
婚活や周囲からのプレッシャーに疲れたら、そんな女友達と飲みながら愚痴を語り合うのもストレス発散になります。相手も同じ境遇ですからある意味ライバルですが、アラフォーならではの焦りや自信のなさ、強がってしまう気持ちなどを理解してくれるのは、同じ経験があるからこそです。
ちなみに、結婚していない女友達に婚活のアドバイスを求めても、無意味な結果に終わる可能性が高いです。男性目線と女性目線は違いますから、男性にモテるテクや男性心理に関するアドバイスは男性の友達にお願いし、アラフォー独身の女友達とはストレス発散だけにしておきましょう。
旅に出る
婚活を続けてもなかなか結果が出なければ、女性としてのプライドや自信が揺らぐこともあるでしょう。婚活しないと結婚はできないと分かってはいても、自分を否定されるような辛い経験に押しつぶされそうになってはいませんか?
何をやっても効果が出ない、考えられることはやり尽くして八方塞がりなのに、周囲からのプレッシャーや好奇の目に疲れた、という時は、思い切って何もかも忘れてしまいましょう。
手っ取り早く現実逃避できるのが旅です。素晴らしい景色を見たり美味しいものを食べたりして、旅のひとときを思いっきり楽しみましょう。
旅で気持ちの仕切り直しができたら、また婚活も頑張れるかもしれませんよ!
エステやスイーツで自分を甘やかす
アラフォー独身女性にとって、婚活目的で男性と会うのは楽しいことばかりとは限りません。
条件をうんと下げた好みでもない男性でも、好意をもってもらうには愛想良く振舞わなければ次はありません。デリカシーのない男性なら、女性としてのプライドが傷つくこともあるでしょう。
自分を労わりたいけれど時間や心の余裕がないというのなら、いつもよりちょっと贅沢してみましょう。美味しいスイーツを買って家でゆっくり食べるだけで、きっと幸せな気分が戻ってきます。エステで凝り固まった体をほぐしてもらえば心も体も癒されますよ。
頑張っているのは本当なのです。たまには自分にご褒美を与えてあげましょう!
人生は結婚だけじゃない! 魅力的な女性を目指そう
アラフォー独身というだけで、家庭や職場で肩身の狭い思いをしている女性は少なくありません。どうにかしようと足掻くあまり、周囲に痛い人と思われたり、若作りに走ってしまうアラフォー独身女性もいますが、まずは自分と他人を比較するのを止めましょう。
アラフォーとなった自分自身を受け入れ、より魅力的な女性を目指しましょう。年齢や結婚に関係なく、人間としての魅力がある女性の周りには素敵な人たちが集まってきます。
人生は結婚だけがすべてではありません。結婚だけにとらわれて自分を否定したり、つまらない毎日を送るのはもったいないですよ!
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