焦る35歳独身女性…もう結婚できない?
そんな35歳女性たちは、結婚についてどう考えているのでしょうか。35歳という年齢だからこそ感じる焦りや悩みには、どのようなものがあるのかが気になります。
そこで、35歳女性の結婚事情を徹底調査しつつ、なぜ結婚できないのかという理由にも着目。さらに、結婚へとつなげる婚活のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
35歳女性の知られざる結婚事情とは?
35歳女性の未婚率はどのくらい?
2015年に行われた国勢調査によると、35〜39歳女性の未婚率は23.3%だとか。
30〜34歳女性の未婚率33.7%に比べると、年齢を重ねるにつれて、結婚に向けて行動を起こした女性がいたと推測できます。
30代全体を通してみると女性の未婚率はかなり高く、女性の社会進出によって晩婚化が進んでいるのは明らかだと言えるでしょう。
35歳が節目と言われる理由は何?
女性の結婚の節目が35歳と言われる理由は、30代に入ると一気にモテなくなるからかもしれません。実際、29歳から30歳になった途端に、モテなくなったと感じている女性が少なくないようです。
30代になった途端に女性がモテなくなるのは、男性の多くが自分よりも年下の女性を結婚相手に望む傾向が見られるからです。
35歳女性が年下となると、男性は36歳以上。そうなると、男性の方も女性に選り好みされ、残り物という雰囲気になる可能性があります。そこそこいい男をつかまえたいとなると、どうしても節目の35歳までになるのでしょう。
「市場価格が下がる」という偏見
27歳と29歳だと、数字の違いこそあれど、どちらも20代ということで好意的にとらえる方が多いでしょう。けれど、30代になった途端、一般的に女性の価値は下がっていくと言われる場合も。これはあきらかな偏見ではありますが、日本にはそうした意見が根付いてしまっているのも事実です。
また、少しでも若い女性の方が、男性からモテる機会が多いとも言えます。つまり、35歳より34歳が、34歳より33歳がいい、といった具合。そのため、35歳までには何とかしないとと考え、20代後半から婚活をし始める女性が多いようです。
当てはまる?結婚できない35歳女性に共通する特徴
男性への理想が高い
結婚できない35歳女性に最も多い特徴が、男性への理想が高すぎるあまり、なかなか条件に合う人が見つからずに結婚できないパターンです。
今や女性も大学を卒業後、総合職として入社し、バリバリ仕事をするようになりました。男性よりも仕事ができる女性も少なくありません。
そうなると、「自分よりも能力が劣る男性を夫にするなんてまっぴら」という考えの女性も出てくるでしょう。その結果、男性に対する理想がどんどん高くなっていくことに。ハイスペックな男性を求めすぎる傾向が、結婚を遠ざけてしまう大きな原因になっているのかもしれません。
結婚を先送りにしがち
35歳ともなると、女性も責任ある地位に就くことが多くなります。35歳男性にも同じよう出世のチャンスがありますが、仕事効率の良さという点では、女性に軍配が上がることがしばしばあるようです。
もしかすると、男性は一つのことに集中すると他がおろそかになる人が多いですが、女性は何かのついでに別の仕事を片づけるのが上手な人が多いからかもしれません。
つまり、仕事で評価されることによって女性はどんどん仕事熱心になっていき、「結婚はまだいいか」と先送りにしてしまうのでしょう。その結果、気づいたら35歳になって焦るのが特徴です。
恋愛に消極的すぎる
20代までは男性にモテたのに、30代に入ってから急にモテなくなったと実感する女性は多いのだとか。「30歳以降は年を重ねるたびにモテなくなっていくなあ…」と感じているとしたら、恋愛をするのがイヤになるのも無理はありません。
中には「30代」と聞いただけで、そそくさと離れていく男性もいるかも。そんなことが何度も重なれば、「もう恋愛の賞味期限は切れたんだ」と思ってしまうのも仕方ないでしょう。そんな35歳女性は自信を無くすあまり、恋愛に消極的になりすぎるという特徴が共通しています。
趣味に夢中になっている
仕事がうまくいっていると、収入もアップしてきますよね。自分の持ち家としてマンションを購入する30代女性も増えていて、まさに独身生活を謳歌している状態。
収入が増えれば趣味に費やせるお金も多くなるため、恋愛よりも趣味に夢中になっている35歳女性は少なくないでしょう。婚活するよりも趣味を楽しんでいたいと思う点も、結婚できない35歳女性に共通する、よくある特徴です。
35歳独身女性が抱える悩み・焦りとは?
結婚できるのかな…
「仲良しの友達はみんな、30歳を過ぎても誰一人結婚していなかったから、何となくこのままの関係が続くと思っていたんです。けれど、あっという間に仲良し4人組のうち3人が結婚し、未婚者は私だけ。婚活はしてますけど、イマイチいい人が見つからなくて、本当に結婚できるのかと焦ってます」(34歳/女性/派遣社員)
仲良しグループが全員未婚だと、このまま仲良く遊んでいられるような気がしますよね。けれど、1人が結婚したのを皮切りに、次々と結婚していくのはよくあること。友達から「あなたが最後だから盛大にお祝いするね」なんて言われると、焦るのも無理はありません。
「孫の顔が見たい」という親からの圧力が…
「東京で一人暮らしをしてるんですけど、お盆や年末年始に帰省すると必ず、誰か付き合っている人はいないのかとか、早く紹介しろとうるさく言われます。まだ付き合っている人もいないのに、孫の顔が見たいと言われると、親からの圧力を感じないわけにいきません。いつも早々に実家を後にしますが、正直焦ります…」(34歳/女性/商社勤務)
離れて暮らす娘を思う親心は、いくつになってもありがたいものですよね。けれども、結婚はまだか、孫の顔を早く見せろとうるさくせっつかれると、帰省を早めに切り上げたい…と思ってしまうのも無理はありません。
老後を考えると不安に押しつぶされそうになる…
「一人っ子だから、両親が他界してしまった時に独身のままだと、独りぼっちになっちゃいます。一人っ子として育ってきただけでも寂しかったのに、独りぼっちになったらどうなることか。老後をひとりで過ごしている自分を考えると、夜も眠れなくなります」(35歳/女性/事務職)
手に職を持ち、収入面では問題がないとしても、兄弟姉妹がいない上に両親が他界したとなれば天涯孤独に。家族という存在がないと人はどうしても弱くなり、不安に悩まされます。35歳という年齢を考えると、焦りと悩みの両方に襲われることでしょう。
子供が欲しいから産めなくならないか不安
「昔から子供が大好き。早く結婚して3人くらい子供を産みたかったのに、なぜか仕事をバリバリこなし、気が付けばもう35歳目前です。年を重ねるごとに卵子も老化して妊娠しにくくなると言うし、高齢出産は母体のリスクも心配。早く結婚しないと子供が産めなくなると思うと、すごく焦ります」(34歳/女性/経理職)
40歳を過ぎても妊娠・出産は可能ですが、初産は若い方がいいと言われますよね。子育てを考えると、できるだけ早く結婚した方が望ましいのは確か。子供が欲しいと願っている人は、子供を産めるかどうかという問題が大きな焦りにつながるでしょう。
35歳からの婚活は可能?もう遅い?
いつから婚活しても遅くない
婚活支援サイトや結婚相談所に相談したら、「35歳が女性が結婚する節目だから、それまでには婚活をしておかないと、結婚の確率は2%台にまで大きく落ち込みますよ」などと言われた女性も多いのではないでしょうか。
けれども、女性が35歳を超えたら絶対に結婚できない、というわけではありません。そのため、いつから婚活をし始めても遅くないと考えることが大事です。
実際のところ、晩婚化が進んでいる今の時代、30代前半から始める婚活はむしろ早い方かも。そう考えると、35歳を過ぎてから婚活をし始めても、遅いなどということは決してありません。
50代でも結婚する女性はいる
若いうちは、結婚相手にさまざまな条件を求めるもの。けれども年齢を重ねれば、イケメンだってオジサンになりますよね。また、終身雇用制度がほぼ崩壊したと言っても過言ではない日本では、高学歴男性が必ず高収入を得られるとは限りません。
年齢を重ねるほどに、結婚相手が自分と同じ価値観を持っているかや、一緒にいて心地よいかを重視するようになります。そのため、婚活で知り合って結婚した女性の中には50代の人もいます。
35歳女性が節目と言われますが、結婚相手との出会いはまさに縁。50代女性であっても、縁があれば結婚できる人はできるのです。
結婚したい!と思ったらすぐ行動にうつすべき
35歳が節目云々ではなく、結婚したい!と思ったなら、すぐに行動にうつすことが大事です。そもそも婚活はお金もかかりますし、時間や手間も必要ですよね。けれど、結婚したいという思いが強ければ、これらは障害ではなくなるはず。
人は何かをしたいと強く思った時に行動しないと、重い腰がなかなか上がらなくなるものです。そのため、35歳だろうと40歳だろうと、結婚したいと思ったタイミングですぐに行動にうつしましょう。
行動を起こす前に、「婚活するべきか否か」とあれこれ考えていると、つい面倒になり、ひいては「まあ、今でなくてもいいか」となってしまいがち。そうなれば、ますます婚活から遠のいてしまいます。
自分の気持ちに正直になることが大事
今や女性は、社会にとって欠かせない有力な戦力です。結婚してさっさと会社をやめられては困るという経営者は、かなり多いでしょう。
仕事が楽しく、さらに趣味も充実している女性は、あまり結婚したいと思わないのではないでしょうか。「とりあえず35歳までに結婚しておいた方が世間体がいいから」という理由で婚活に参加しても、実を結ぶことはないでしょう。
そもそも結婚するのに何歳までというタイムリミットはなく、どうしてもしないといけないものでもありません。そのため、35歳から婚活を始めるなら、まずは自分の気持ちに正直になることが大事です。そうでないと、何となく婚活を続けることになりかねません。
どれを選ぶ?35歳女性におすすめの婚活方法
結婚相談所
結婚相談所は文字通り結婚したい男女が利用するため、結婚を視野に入れた相手選びが可能なのが特徴です。
また、ほとんどの結婚相談所が、男性に一定額の利用代金の支払いを求めているため、真剣に結婚相手を見つけたいと考える男性に出会える可能性が大。
本気で結婚を望んでいる35歳女性にとって、結婚に真面目に向き合う男性に会える確率が高いことは大きなメリットとなります。
マッチングアプリ
手軽に相手を探せるという点では、スマートフォンさえあれば利用できるマッチングアプリが便利です。さまざまな催しを企画していますので、こうした情報もスマートフォンならすぐに受け取れます。
とはいえ、マッチングアプリには、体目当ての男性や、恋愛相手を探しているだけで結婚には興味がない男性も多いのが事実。婚活ツールとして利用するなら、真剣に結婚したいと思っている男女に適したマッチングアプリ探しが不可欠です。
合コン
友人や知り合いから合コンのお誘いがあれば、とにもかくにも行ってみましょう。もしかすると単なる頭数合わせのために誘われただけかもしれませんが、出かけていかなければ出会いのチャンスも得られないからです。
ただし、他のメンバーと自分の年代が明らかに違いそうな合コンは避けた方がいいでしょう。20代初めの女性たちに交じって35歳女性が加われば、「場違いだったかも…」と感じてしまい、傷つく可能性があります。
誘われたら行くというスタンスは持ちつつも、どのような年代が集まる合コンなのかの事前確認は、しっかりしておくことが大事です。
婚活パーティー
結婚相談所やマッチングアプリを利用すると、しばしば行われる企画が婚活パーティーです。とはいえ、これらに登録していなくても参加できる方法があります。それが、社会人サークルに入る方法です。
社会人サークルは、恋愛関係になるのを認めないと規則で決めているところもありますが、中には男女の出会いの場を作るために設立されたサークルもあります。30代の男女に限定していることもあり、中には35歳男女のみの婚活パーティーもあるかもしれません。
入会手続きの方法はそれぞれのサークルに確認する必要がありますが、多くの人が参加しているサークルなら、比較的オープンかつ健全に運営していると考えられるでしょう。社交的な女性には、特におすすめの婚活方法です。
35歳女性が婚活する際のポイントとは?
自分を好きになる
だんだんモテなくなってくると、そのうち自分を卑下するようになるのも無理はありません。「昔はもっとモテたのに」とか、「どうせオバサンは相手にされませんよ」などと卑屈になってしまうと、どんどん自分のことが嫌いになってしまいます。
こうした自らを否定する考えの影響を最も受けるのは、ほかならぬ自分自身。卑屈なものの考え方は、見た目にも表れてきます。何となくネガティブなオーラが漂う人は、卑屈な考えの持ち主が多いのではないでしょうか。
考え方がポジティブになれば、年齢を重ねたことが逆に魅力に見えてくるもの。知識と人生経験なら若い女性には負けないと考え、まずは今の自分を好きになりましょう。
男性への理想を下げる
理想が高くなればなるほど、当てはまる男性の数が少なくなっていくのは当然のこと。35歳という節目で結婚を考えているなら、男性への理想を下げることも不可欠です。
どうしても若い男性と結婚したいなら別ですが、年齢が近いと価値観や考え方も合いやすいもの。それなら、同じ35歳を含む年上の男性を候補に入れるべきです。
35歳以上となれば、見た目のカッコよさという条件が緩和されるでしょう。結婚しても働き続けるつもりなのであれば、男性にある程度の収入があれば十分です。学歴も今さら変えられませんよね。これでいわゆる3Kの要素がなくなれば、候補がぐんと増えるのではないでしょうか。
バツイチ男性も視野に入れる
男性の理想を下げることと共通するのが、バツイチ男性を視野に入れることです。35歳女性に見合う年齢の男性は、すでに結婚している人が多いと考えられます。そのため、バツイチ男性を候補に入れることで、さらに人数が増えるでしょう。
バツイチに対する世間体は確かによくありませんが、中には結婚に失敗したのではなく、死別などの理由もあります。まったく結婚していない男性と比べ、幸せな家庭を作りたいという気持ちは強いかも。
そんな結婚のなんたるかを知っているバツイチ男性の方が、35歳で結婚相手を探している女性と、案外うまくいくかもしれませんね。
積極的に婚活に打ち込む
35歳まで結婚できなかった理由として意外と多いのが、「いつか自然と出会いがあるはず」という考え方で過ごしてきたこと。世の中には、赤い糸で結ばれた運命の出会いもあるでしょうが、年を重ねるごとにその出会いの確率が下がっていくのは間違いないでしょう。
そのため、結婚したいなら自ら動くしかないと現実的に考えることが大事です。そのためには、結婚相談所やマッチングアプリなど、さまざまな方法を利用して積極的に婚活に打ち込むことが不可欠。
夢見る乙女のままでは結婚できなかったという現実を受け止め、全力を注いで婚活に打ち込みましょう。
35歳女性でも通用する!モテる女の特徴とは?
自分をしっかり持っている
10代後半や20代の初めの若い頃なら、彼氏にベッタリ依存して何でも頼り切りという女性でもいいでしょう。男性の多くは、若い女性に頼られると嬉しいと感じるからです。
とはいえ、一人で何もできない35歳女性となると、結婚相手どころか彼女として付き合う気にもならないはず。男性から「35歳にもなって、自立心のかけらもない女性なんてまっぴら」と思われても無理はありませんね。
それにひきかえ、自分をしっかり持ち、すっかり自立している35歳女性は魅力的。自分の意見を持ち、言うべきことをはっきり言う女性は、35歳という年齢など関係なくモテるでしょう。
身だしなみに気をつかっている
もう結婚できる見込みがないと考えてしまえば、オシャレにも無頓着になりがち。今さらオシャレしたって、誰も見てくれないという気になってしまうからです。
若くても顔立ちがキレイでも、身だしなみに気をつかわない女性には、どこか不潔な印象を覚えるもの。その点、身だしなみに気をつかっている女性は男性に好感を与えますので、35歳という年齢に関係なくモテるのが特徴です。
堅実な金銭感覚を身につけている
20代は、女性にとって人生で一番きれいな時期。洋服にアクセサリー、コスメなど、欲しいものがたくさんあり、ついついお金を使ってしまうのも無理はありません。
とはいえ、35歳になって貯金がゼロというのでは、あまりにも金銭感覚がなさすぎると言わざるを得ないでしょう。貯金はしているとはいう人でも、35歳で100万円程度であれば、やはり収入のほとんどをパーッと使ってきたという印象を与えます。
金銭感覚ゼロの妻など考えただけでも恐ろしい、と考える男性は少なくないはず。その点、堅実な金銭感覚を身につけている35歳女性であれば、「この女性となら、お金の心配が少ない結婚生活が送れるかも」と考えるでしょう。となれば、結婚相手としてモテるのも当然ですね。
人生をたくましく生き抜く強さがある
35歳まで独身で過ごしてきた日々には、紆余曲折もあったでしょう。仕事で責任ある立場についている女性なら、男性が「人生をたくましく生き抜く強さを持っている女性」と考えるのも自然です。
日本の企業でも能力至上主義が当たり前になり、日本独自の終身雇用制度がほぼ崩壊した今、夫が大企業に勤めているからといって安心とは言えませんよね。
人生をたくましく生き抜く強さを持つ35歳女性なら、もしも夫が職を失っても、うろたえることなく対処するでしょう。そう考えると、男性の目には共に生きていく最高のパートナーと映るはず。35歳女性だからこそ、モテる女になると言えますね。
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