結婚不適合者ってどんな人のこと?
しかし、結婚不適合者は必ずしも結婚できない人ではないのです。結婚不適合者であっても、幸せな結婚生活を送っている場合があります。
「もしかしたら自分は結婚不適合者…?」と不安に思っているなら、この記事でセルフチェックしてみましょう。
結婚不適合者の特徴|男性編
こだわりが強い
結婚に向いていないという意味での「こだわりの強さ」とは、洗濯の方法や食事の時間、献立の内容や日々のルーティーンなどにおいて、他の人に合わせることができないということです。
結婚したら自分1人の生活ではなくなりますよね。そのためこだわりが強すぎると協調性が保てず、イライラしたりイライラさせたりしてしまいます。
また、中でも良くないパターンは「自分はこうしたいから君もこうして」と、自分のこだわりを相手に強いることです。これでは結婚相手が疲れてしまうでしょう。
女好き
彼氏が女性のことばかり追いかけ回していたらどう思いますか?「いい加減にして!」とキレたくなる人が圧倒的に多いはずです。誠実で一途な人の方が結婚相手にはふさわしいでしょう。
そのため、女好きな男性はどうしても敬遠されてしまいます。女性の視点に立ってみれば、浮気のリスクが高まる上、軟派なイメージが強く、一生をかけて大切にしてくれなさそうに見えるからです。
結婚すると女遊びが落ち着く男性もいるため、女好きの男性全員が結婚不適合者だとは言えませんが、割合としては高いでしょう。
収集癖がある
何かしらのコレクションをしている人も結婚不適合者の可能性があります。コレクションは集めている本人にとっては大切なものであり、価値があるものですよね。
しかし、結婚相手の目線で考えるとどうでしょうか。部屋のスペースを圧迫し、掃除を大変にするだけのガラクタに見えているかもしれません。
小さな物やお金のかからないコレクションであれば結婚相手にも迷惑はかかりにくいと言えますが、高価なものや部屋のスペースをとってしまうものを集めている場合は気をつけましょう。
ギャンブル好き
結婚生活だけに言えることではありませんが、日々暮らしていく中で基礎となるのは何よりもお金です。お金が無ければ自立も生活も不可能ですよね。
ましてや結婚となると1人だけの生活ではなくなります。今は女性の社会進出も進んでいるため、男性だからという理由だけで女性を養う必要はありませんが、結婚する以上は相手の人生に責任を持ち支え合っていかねばなりません。
にもかかわらず彼氏がギャンブルばかりやっていたら、女性はどう思うでしょうか。例えギャンブルに強く勝ってばかりいたとしても、結婚不適合者と言わざるを得ないでしょう。
家事をしない
既に自立して1人暮らしをしているのであれば、家事は自分でこなしているはずですよね。それなのに結婚した途端家事をやらなくなる男性は、結婚不適合者でしょう。
自立するまでの間、自分の身の回りのことをしてくれるのが母親などの保護者です。しかし妻は母親ではありません。母親と同じ女性ですが、女性は「身の回りの世話を焼いてくれる人」ではないのです。
もし古い考えを持っているのであれば意識を新しくしてくださいね。
仕事が長く続かない
男女ともに仕事をするのが当り前の社会になってはいますが、妻が稼いでくれるからといって職を転々として良い理由にはなりません。
結婚するというのは、パートナーの人生に責任を持つということです。正社員で居続ければ、保険や諸々の保証、収入の安定化が望めますよね。いつ何があるかわからない以上、パートナーを守るという観点においては同じ仕事を続けた方がメリットは大きいと言えます。
結婚不適合者の特徴|女性編
浪費癖がある
女性は美容やファッションなど、男性に比べて出費が多くなりがちですよね。毎日のスキンケアやメイクなどは、社会人としてのマナーという観点からも、ある程度は行わなければなりません。
しかし、家計を圧迫するほどお金をかけている場合は「浪費家」となってしまう場合があります。特に気をつけなければならないのは、いわゆる「頑張った自分にご褒美」というものです。結婚すると自分のためにお金を使える機会が減りがちのため、気をつけましょう。
恋愛体質
恋愛至上主義の女性も結婚には向いていないと言えます。
現在の日本において結婚とは、特定の異性と婚姻関係を持ち、法的に結ばれることを指しますよね。にもかかわらず恋愛体質なままでは、浮気や不倫、最悪の場合は離婚の可能性も出てきてしまうからです。
1人の男性にいつまでも愛情を抱き続けるのは難しいかもしれませんが、とはいえ「何歳になっても恋がしたい!」と思っても、できるかどうかはなかなか難しいところです。結婚したいのであれば、恋愛体質を改善していきましょう。
わがまま
結婚生活は我慢の連続です。相手を尊重し、常に話し合いを重ねながら、お互いが納得できるように調整していく必要があるからです。
にもかかわらず女性がわがままだったらどうでしょうか。付き合っている時は姫扱いされることが多いかもしれませんが、結婚となるとそうはいきません。なぜなら、支え合いながら生活していかなければならないからです。
そうなるとわがままな性格では結婚生活が長く続かないでしょう。そのため、わがままな女性は結婚不適合者と言えるのです。少しだけでも相手に優しくなることができれば、それだけで結婚生活がうまくいくようになるかもしれませんよ。
働く気がない
「一億総活躍社会」という言葉を耳にしたことがあると思います。今は男女ともに働く時代です。そのため、男性に養ってもらうという考えは捨てた方が良いでしょう。
男性の方が圧倒的に高い収入を得ていて、なおかつ「働かなくていい」と言われているのであればこの限りではありませんが、働かない方が楽だから専業主婦になりたいという思いなら、結婚不適合者と言えます。
女性が家事をするべき、男性は働きに行くべきという昭和時代の考えが、すっかり消え去っているわけではありません。しかし、「働かざる者食うべからず」という言葉もありますし、今後どうなっていくかわからない未来のことを考えれば、結婚したとしても働いた方が良いでしょう。
家事が極端にできない
女性にかぎったことではありませんが、家事ができない人は結婚生活に向いていないため、結婚不適合者と言えるでしょう。
女性の社会進出が進んでいるとはいえ、未だに「家事は女性がやるもの」と思っている男性は多いです。将来的にはこうした古いジェンダー観は変容するかもしれませんが、今のところは家事に積極的な男性や専業主夫になる男性は極端に少ないでしょう。
そのため、極端に家事ができない女性が結婚した場合、慣れない家事にストレスを感じてしまいやすいです。
周りの結婚・出産に煽られまくっている
いわゆる結婚適齢期になると、年の近い友人や知り合いがどんどん結婚していくのを見届ける機会が多くなりますよね。そういった時につい焦ってしまい、「何が何でも結婚してやる!」とヤケクソになっている人も結婚には向いていない可能性があります。
たしかに、女性には出産のタイムリミットがあります。しかし、迫ってくるものに急かされると、本来の結婚生活の意義のようなものを見失ってしまいませんか?
今は自由に恋愛できる時代です。昔と比べると、独身者への風当たりも強くなくなってきました。「何歳までに結婚しなければ!」という気持ちをなるべくなくし、自分が心から一番幸せだと思える結婚相手を見つけて下さいね。
結婚不適合者と結婚してしまったエピソード
生活費まで遊びに使われた!
「夫はとにかく自由奔放な人です。結婚する前はそんなところに惹かれていたのですが、一緒に生活してみるまで、結婚不適合者だとは思っていませんでした。
生活費のほとんどを遊びに使われて、貯金を切り崩す毎日です。将来のための貯蓄とか、夫婦で生活していく意味みたいなものをよく理解していないんだと思います。結婚不適合者だとわかっていたら一緒に暮らしてなんかいません。後悔しています」(26歳/女性/飲食業)
家事を全然してくれない…
「旦那はほんっとに家事をなにもしない。『少しくらいやってよ!』と何度言ってもやってくれない。しかもタチが悪いのは、毎回ケンカになって『俺が悪かった』って謝るくせに、結局家事しないこと。
私と結婚する前は1人暮らししてたから自分で身の回りのことをやってたくせに、私と一緒に暮らし始めてから一切やらなくなった。これって完全に結婚不適合者ですよね。むかつく!」(28歳/女性/保育士)
こだわりが強すぎてついていけない
「夫のこだわりが強すぎます。部屋のレイアウト、家具の素材、洗剤や調味料の銘柄、食材の切り方など、いちいち口を出してきます。そして少しでも違うものにすると責められます。結婚不適合者と言っていいレベルだと思います」(35歳/女性/パート)
妻が恋愛体質かもしれません
「彼女が結婚不適合者だと知ったのは、結婚して1年くらい経ってからです。とにかく華美で、色々な男性にチヤホヤされたいみたいです。結婚する前もモテてましたし、僕も彼女のそういった美しい部分に惹かれたのですが、浮気や不倫のリスクを考えると気が気ではありません。
必要以上に異性を意識したセクシーな服装を毎日好んで着ているし、結婚指輪も付けてくれないんですよね…。彼女は自分のこと、結婚不適合者だと気がついていないんだと思います」(32歳/男性/公務員)
働かない!
「妻が働いてくれません。専業主婦に憧れがあるようですが、僕の収入は平均より下なので、養ってあげられる自信がありません。
妻は、女は家庭に入るものという考えみたいで…。いつの時代だよって感じです。そのわりには家事をあまりしてくれません。結婚不適合者とはこういうことを言うんですかね」(31歳/男性/製造業)
お互いパチンコ好きですが…
「休みの日やイベントの日はオープン前から並ぶくらい夫婦そろってパチンコ大好きです。たぶん、夫婦のどちらかがパチンコ否定派だったらとっくに離婚してるんじゃないですかね。
パチンコはギャンブルですから、結婚不適合者って言ってもいいと思うんですよ。でもお互いの趣味だし、そこが合ってるので、我が家はうまくいってます」(36歳/男性/自営業)
あなたは結婚不適合者?チェック項目で診断!
自分や恋人がどれくらいあてはまるか、数えてみてくださいね。
・自分のペースを乱されるのが嫌
・いくつになっても恋愛していたい
・お金を貯めるのが苦手
・家事ができない
・自分専用のスペースがないと無理
・1人の時間が1番好き
・仕事が長続きしない
・全てにおいて他人に任せてしまう
・家族に関することでトラウマがある
・潔癖、もしくはこだわりが強い
0~3個の人
あなたは結婚不適合者ではありません。あまり心配しないようにしましょう。
4~7個の人
若干結婚に向いていないかもしれませんが、改善の余地はアリ。
8~10個の人
あなたは結婚不適合者かもしれません!もし結婚したい場合は、自分を客観的に見つめ直してみましょう。
結婚不適合者でも幸せな結婚生活を送るには?
最後に、そのポイントをお伝えしましょう。
自分を変える努力をする
自分は結婚不適合者だと自覚していて、結婚に向いていないと思うポイントを理解しているのであれば、そういった部分を変えていく努力をしましょう。
自分の性格や考え方、クセなどを直すのはとても大変なことです。しかし、「このままでは結婚できない」と理解できているなら大丈夫。「結婚に向いていないけど、改善していこう」という気持ちが大切ですよ。
欠点をカバーしてくれる相手を選ぶ
例えば、家事が苦手なら家事が上手な人を見つける、浪費家なのであれば金銭感覚がしっかりしている人を選ぶなど、自分に足りていない部分をカバーしてくれる人を見つけるのも手です。
欠点は誰にでもあるもの。パーフェクトな人なんていません。全て1人で解決しようとせず、他人の手を借りてみるのも策ですよ。
自分と似たような人をみつける
1人の時間が好き人や、自分の趣味を大切にしたい人などは、同じような相手を見つけるというのも手です。これらはいわば「価値観」のようなものですよね。そういった感覚が同じ人と結婚すれば、相手に迷惑だと思われることもありません。
今ではマッチングアプリなどで同じ価値観の人を簡単に探せるようになっています。自分に合いそうな人を見つけてみましょう。
話し合うことを放棄しない
結婚後に自分や相手が結婚不適合者だと気付いた場合には、とことん話し合ってみましょう。お互いが自分自身を貫いていては、事態は一向に進展しません。
お互いのどんな部分をすりあわせていくか、どういったところが結婚に向いていないのかなど、様々な視点から問題を解決していってくださいね。
結婚不適合者でもあきらめないで!
自分のどういった部分が結婚に向いていないのか、どうしたら幸せな結婚生活を送れるのかなど、目を背けずに考えるだけで事態は改善していくはずです。「自分は結婚不適合者だから結婚できない…」としょんぼりする必要はありません!
欠点を直すという考え方ではなく、今よりもっと前向きに素敵な人になる!という気持ちで、足りない部分を補っていってくださいね。
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