行き遅れにならない方法は？女性の悩みや行き遅れ女性の特徴も紹介！

婚期を逃してしまった女性を意味する「行き遅れ」という言葉があります。イマドキ感がない上に、独身女性を追い詰めるネガティブな言葉ですよね。そもそも、「行き遅れ」と言われるのは一体何歳くらいからなのでしょうか？

実は「行き遅れ」にはとくに定義がないため、行き遅れと言われる年齢についても憶測するしかありません。

「行き遅れ」に該当する年齢は、いくつか挙げられるのではないでしょうか。ひとつは、女性自身が「嫁に行き遅れつつある」と感じる年齢。友人の結婚式に参加する回数がピークを迎える30歳くらいが、このパターンに当てはまりそうです。

ふたつめは、周囲から「行き遅れた」と思われる年齢。晩婚化が進んでいるので、40歳あたりがこのパターンに該当するでしょう。三つ目は、年代が上がる29歳から30歳、39歳から40歳。女性にとっては、結婚や妊娠について深く考えさせられる節目の年齢です。

いずれにしても、「行き遅れ」を実感したり、実感させられたりすると、複雑な境地に立たされるでしょう。

今回は、女性に複雑な思いをさせる「行き遅れ」にクローズアップ。行き遅れにならない方法までくまなくご紹介していきます。

独身の女性にとって「行き遅れ」問題は根深いものですよね。結婚に焦りを感じている独身女性なら、「嫁に行き遅れた」などと噂されていないかどうかが気がかりになるでしょう。

たとえ結婚願望がなかったとしても、独身女性には「行き遅れ」という言葉が付きまとうものです。ここでは、そんな「行き遅れ」に関する女性たちのリアルな不安や悩みを紹介します。

周りが妊娠・出産してるのに自分だけ…

「ここ2、3年周りは出産ラッシュなのに、私は結婚すらしていなくて寂しい…」（32歳/女性/事務員）

女性が急激に結婚に焦りを感じ始めるのは、同級生や同年代の女性が次々と妊娠や出産をした時です。出産報告を受け取るたびに、行き遅れてしまった自分との差を感じてしまいますよね。

結婚してしまった友人との付き合いがなくなり、孤独を感じた時に「行き遅れてしまった」と自覚してしまうかもしれません。

友人が結婚すると妬んでしまう自分が嫌！

「友達から結婚報告を受けるとイライラしちゃうんです…。妬んでしまう自分が嫌い！」（34歳/女性/飲食店勤務）

人の幸せを心から祝えない…これは誰しも抱く感情ですが、結婚に対して敏感になっている状況で結婚報告をされると、とてもつらいですよね。幸せそうな友人がキラキラと輝いて見えてしまい、眩しすぎて見ていられない…。そんな気持ちにすらなるものです。

同じステージに立っていない人間にとって、結婚はまるで別世界のできごとにも感じてしまうのです。行き遅れた自分のことを「不幸」と感じてしまう瞬間でもあります。

親戚に「結婚は？」と聞かれるのがつらい

「お盆や正月に帰省するたびに、親戚の人から『結婚は？』って聞かれるのが本当につらいんです。今は仕事を頑張りたいのになぜ？」（30歳/女性/IT系勤務）

これは独身女性あるあるではないでしょうか。事あるごとに結婚の話題を持ち出してくる親や親戚に、ウンザリしている女性は山ほどいることでしょう。

「女は結婚して子供を産むのが幸せ」という古い価値観を説いてくる人もいますよね。何より本人が、行き遅れたことを悩んだりしていないのに、お節介を焼かれてしまうと困ってしまいます。

周囲が哀れな目で見てくるのがムカつく

「結婚していないだけで『寂しそう…』っていう目で見られるのが本当にムカつきます！行き遅れの何が悪いんですか？」（35歳/女性/金融系勤務）

これこそ、アラサー独身女性の悲痛な叫びですよね。結婚していないだけで、何も悪いことなどしていません。結婚していなくても、仕事があり彼氏もいて充実している女性はたくさんいます。

結婚ラッシュが発生しやすい30代は、周囲の視線や陰口に敏感になってしまうものです。でも何も悪いことなどしていないので、堂々としましょう。

親がお見合いを勧めて来るから困る

「30歳をすぎてから、親がお見合いを勧めて来るようになって本当に困ってます。お見合いなんて何だか古いですよね？」（32歳/女性/事務員）

親としても、30歳をすぎた娘のことが心配なのでしょう。もしかするとご近所の人に「行き遅れ」と噂されているのかもしれません。

だからといって、お見合いを勧めて来るのは古臭い感じはしますよね。もしかすると良縁があるかもしれませんが、できれば自分で見つけた相手と結婚したいと思っている女性は多いでしょう。

結婚ラッシュの波に乗れない、むしろ乗らなかった女性には、ある共通した特徴が見られます。結婚願望のあるなしに関わらず、もし行き遅れが気になっている女性は、次のことに当てはまらないかチェックしてみましょう。

恋愛に興味がない

そもそも恋愛に興味がなければ、結婚願望も湧かないないですよね。気づいたときには「行き遅れ」と呼ばれる年齢を迎えていた…そんな所でしょう。

恋愛に興味が持てない女性は、結局ひとりでも満足してしまっています。ひとりカフェ、ひとり焼肉も大丈夫で、むしろグループの付き合いは苦手なタイプ。

また、恋人を作ることはあっても、結婚に踏み切れない女性もいます。趣味や仕事に多くの時間を費やしていれば、結婚に対して魅力をさほど感じなくなるのは当然かもしれません。

不安や焦りが強すぎる

結婚ラッシュの波に乗れなかったことを悔やんでばかりいる女性ほど、「行き遅れた感」をかもし出しているものです。「何歳までに出産しないと…」「早く結婚したい！」といった不安や焦りが強すぎて、ますます行き遅れてしまうのかもしれません。

行き遅れたことに執着してばかりいると、気持ちに余裕が持てなくなります。婚活に行っても片っ端から猛アプローチしてしてしまい、失敗を繰り返してしまう恐れも…。

自分のことを「行き遅れ」と責めすぎてしまう女性よりも、大人の女性として振る舞える人の方が注目されるでしょう。

仕事第一でプライベートは二の次

結婚ラッシュが起きている中、しっかり前を向いてキャリアアップをしてきた女性もたくさんいます。仕事第一で頑張っているからこそ、プライベートは後回しにしてしまうものです。

仕事を頑張ってきただけなのに「行き遅れ」と呼ばれるようになってしまったことに、大きな不満を抱いている人もいるでしょう。特に「これまでなんとなく仕事一筋で来てしまったが、本当は結婚願望を持っている」という女性は、早めに婚活をすべきでしょう。

30代後半になってから行き遅れたことを後悔する女性もたくさんいますので、早めの行動を取りましょう。

家では何もしたくない

行き遅れてしまうのには、生活態度にも原因があるのかもしれません。家ではジャージ姿でゴロゴロしていたいと考える女性もいると思いますが、その生活を続けているとなかなか婚期が訪れません。

たとえば、実家暮らしの女性は家事をする機会から遠のいてしまいがちなので、「結婚したい」と言いつつも、リアルな結婚生活が思い描けないものです。実は行き遅れがちな女性の多くが親離れできていなかったりします。

男性としても、結婚後の生活が思い描けない女性よりも、結婚して一緒に暮らしたいと思う女性を選んでしまうもの。家では何もしたくないけど結婚はしたいという願望を叶えてくれる男性は、残念ながら少数でしょう。

頑固な性格

相手の意見よりも自分の気持ちを優先するタイプの女性も「行き遅れ」と言われがちです。頑固な性格の人は真面目で一生懸命ですが、周囲の人の意見を柔軟に受け取れない所があります。

結婚に対しても「こうでなければならない」と狭い視野でしか見ることができず、考えすぎるあまりネガティブになってしまうことも。また、年齢とともに頑固さは増してしまいます。

優しさがにじみ出るような女性は、どんな年齢でも男性を惹きつけます。イライラしてしまいやすい頑固な性格は、男性受けしないので注意したい所です。

理想が高い

婚活の場で学歴や年収ばかり見てしまう理想の高い女性も、行き遅れてしまう可能性が高いです。結婚相手への理想が高いと、男性の内面を見ることができなくなってしまうでしょう。

たとえ自分のことを愛してくれていても、自分の理想と合わなかったら結婚に踏み込めなくなります。しかし、理想的な男性がいつか現れると信じて待つのはとても危険です。

婚活の場ではファーストインプレッションを大事にしている女性の方が、婚期を逃しにくいようです。

「行き遅れ」と言われて世間から取り残されてしまったような、そんな孤独を感じている人は、今こそ行動を起こすべき。行き遅れだなんて言われない、言わせない女性を目指してみてください。

やっぱり結婚したい！と思うなら、ぜひ行き遅れにならない方法を実践してみましょう。

交友関係を広げる

結婚相手を見つけるには、まず出会わなければなりません。縁を引き寄せるために、交友関係を広げていきましょう。

まずは信頼できる友達に誰かを紹介してもらいましょう。あなたの好きな男性のタイプや性格を知り尽くした友達なら、それなりに見合う男性を探してくれるでしょう。

あとは、職場の人に「誰かいい人がいたら紹介してください」とひと言アピールしておくのもいいですね。お節介な人がいれば、営業に来た人や出先で「うちの会社にいい子がいるの」と宣伝してくれるかもしれません。とにかく「出会いが欲しい」と口に出すことがとても大事ですよ！

高すぎる理想は捨てる

理想的な結婚相手を見つけたい気持ちはよくわかります。しかし、高い理想を語る女性は、男性が最も避ける対象です。男性をスペックや外見でしか判断しない女性だと思われないためにも、男性の内面に注目してみてください。

もしかすると、身近に素敵な男性がいるかもしれません。気づいていないだけで、磨けば輝く人物がいることもあります。この機会に、男友達や同僚など、くまなく見回してみましょう。

既婚者の友人も作ろう

なかなか結婚できない人は、この機会に友人関係も見直してみて。友人に既婚者が一人もいない女性は、リアルな結婚生活からどんどん遠のいてしまいます。

あまり気が進まない人もいるかもしれませんが、結婚に近づくには、既婚者の友人も作っておきたいものです。結婚生活をどんな風に送っているのか、結婚前の気持ちとどう変化をしたのかなど、実体験を聞くことは、良くも悪くも大きな収穫になります。

婚活をする！

最後にお伝えしたいのが、いち早く婚活を開始せよ！ということです。婚期を逃してしまいがちな女性は、出会いに消極的です。友達の紹介、合コン、婚活パーティーと、とにかく出会いの場へ出向くことですね。

出会いの分だけチャンスが訪れます。1度くらいの失敗で結婚を諦めたりしないでください！

「行き遅れ」と言われてしまったことを気にしている女性は、きっと今の人生に不満を持っているのでしょう。結婚を望むなら、いち早く婚活を始めて幸せをつかんでください。

そして、行き遅れなどと言われても気にしないことです。仕事を頑張りたいなら、何を言われても堂々と突き進みましょう。行き遅れなんて言葉はもう古いのです。自信を持って、行き遅れなんて言われない、言わせない女性を目指してくださいね！