家にいたくない人の心理とは？ストレスを感じたときの対処法を紹介！

家にいるのが楽しいという人もいれば、家にいるのが苦痛だという人もいます。みなさんの場合、どちらのタイプでしょうか？

今回は家にいるのがストレスな人に注目ということで、その心理や対処法を解説していきます。なぜ心身を休められるはずの家を窮屈だと感じ、トレスを抱えてしまうのでしょうか。現在家にいることにストレスを抱えている人は、特に気になりますよね。

ストレスはどんな理由であっても溜まっていけば心身に不調をきたすものとなりえます。そのため、できるだけ早く原因を突き止め、ストレスを解消していくことが大切です。なぜ家にいるのがストレスになってしまうのか、早速注目していきましょう。

まず注目していくのが、家にいたくないと感じる心理、実家編です。

実家暮らしをしている人の中には、「家にいるのが嫌だ」「早く一人暮らししたい…」と悩みを抱えている人もいるでしょう。たとえインドア派だったとしても、住んでいる場所が実家だからこそ、家にいるのが嫌だと感じてしまう人は一定数います。

そんな実家暮らしが抱える心理に注目をしていきましょう。

親に干渉されたくない

親が干渉してくるタイプだと家にいるのが嫌だ…と感じてしまいますよね。干渉するタイプの親を持つと、何をするにも親の目が気になってしまい落ち着きません。自由に過ごしたいと思っている中で干渉をされると、イライラしてしまうでしょう。

10代などまだ子どもだった頃ならば百歩譲って干渉は許せるという人はいるでしょうが、干渉するタイプの親は子どもの年齢がいくつになっても干渉をしてくるという特徴があります。

大人になってからも子ども扱いをしてくる親にうんざりという人は多いでしょう。何をするにも口を出してきたり過度な心配をしてきたり。もういい加減放っておいてくれと言いたくなるものです。

自分のスペースがない

実家に自分のスペースがないと家にいるのも億劫になってしまいますよね。家がもともと狭く自分の部屋がなかったり、ゆったりできるような場所がなかったりすると、実家のことは嫌いじゃなくとも家にいるのは億劫だと思えてしまうのです。

また、趣味によっては家に十分なスペースがないというケースもあるでしょう。たとえばスポーツ系の趣味や音楽系の趣味などは、広いスペースが必要となるため家の中で楽しむのはやや難しいのが事実です。

趣味を楽しみたいあまり、家にいたくないという気持ちが生まれてしまうのでしょう。

劣等感を持つことがある

家にいたくない理由には、家にいると劣等感を抱いてしまうから…という人もいるでしょう。たとえば自分の兄弟とよく比較されて育てられた人や、家族に対して何らかの負い目がある人などは、劣等感を持ちやすいと言えます。

家族の形はそれぞれなので、必ずしも絵に描いたような楽しく幸せな家族団らんを楽しめるとは限りません。劣等感を持ってしまうと実家なのに自分の居場所がなくなったように感じてしまい、居心地の悪さに悩んでしまうことになるのです。

両親の仲が悪い

両親の仲が悪いと、常にギスギスとした雰囲気に包まれることになります。そんな雰囲気は誰だって居心地の悪さを感じてしまうものでしょう。

特に両親が日々口論をしている場合などは、静かに家で過ごすことも難しくなります。たとえ肉親じゃなくとも人の口論というものは、耳障りが悪く、聞いているだけで気分が最悪になるものでしょう。

そういった光景が日常茶飯事だと、「こんな家にいたくない」「早く落ち着いて過ごせる場所に行きたい」と思えるのは当然だと言えます。

家にいたくないのはアウトドア派だから

単純に家にいたくないのはアウトドア派だからという人もいます。特に実家が狭く、アウトドア感が一ミリも感じられない場所だと、日々過ごすには窮屈に感じてしまうのです。

たとえば庭があったり、家族もアウトドア派だったりするならば、まだそこまで家にいたくないという気持ちは芽生えないかもしれません。庭の広さによりますが広ければ多少真似事はできますし、家族にアウトドア派がいれば趣味の話などで盛り上がることができます。

しかし、家に庭もなく、家族もどちらかと言えばインドア派だった場合そういった楽しみすらありません。自分が外に出て楽しむという選択肢しかないため、趣味を楽しむために家にいたくないと感じてしまうのです。

次に解説していくのが、実家にいたくない時の対処法です。

家にいたくない時はどうすれば気分転換でき、ストレスを解消していけるのでしょうか。早速注目していきましょう。

できるだけ一人で過ごす

可能であればできるだけ一人で過ごしていきましょう。実家にいたくない場合の理由の大半は「家族に対して何らかの不満がある」と言えます。その状態で無理に家族と過ごしてしまえばストレスをよりたくさん溜め込んでしまうでしょう。

そうならないためにもできるだけ一人で過ごしてみてください。自分の部屋があるならばそこで過ごして、もしなければ外に出て一人で過ごせるようにしてみるのがおすすめです。

家族が干渉してくるタイプの場合は、予めどこでどのように過ごすかを伝えておくのが良いでしょう。それでも干渉してくる人はいますが、基本的に干渉してくる人はその人がどのように過ごすかが気になっているため、説明をしておくことである程度満足させることができるのです。

音楽を聴いてリフレッシュ

好きな音楽やリラックス効果がある音楽などを聴いて、家にいたくない気持ちを紛らわせるのも良いでしょう。音楽は一時的だったとしても、嫌な気持ちを気分転換させられる存在です。

今の時代、インターネットの動画サイトで気軽に音楽を聴くことができるため、好きな音楽を見つけてみるのも良いでしょう。普段聴かないタイプの音楽でも、気分転換に聴いてみると案外刺激になり、ストレス解消に役立つこともあります。

可能であればアーティストのライブ動画などを観て気分を高めてみるのも良いでしょう。音楽は本来耳で聴くものですが、映像として残されているならば目で楽しむことができるものでもあります。自分に合った方法で音楽を楽しんでみてください。

スペースをとらない読書で気分転換

家にいたくない理由が「実家に十分なスペースがない」というものならば、読書をしてみてはいかがでしょうか？読書ならば人が一人座れるスペースがあれば十分楽しめるものです。何時間も時間を潰せるため、家にいるのが暇だという人にもおすすめです。

読書が苦手という人もいるでしょうが、それは「自分に合った本を見つけ出せていないだけ」かもしれません。本にはさまざまなジャンルがありますが、ジャンル以外にも、文章の書き方や登場人物のタイプなどもさまざまで、本によって雰囲気はかなり異なります。

この際自分に合った本はどのような本だろう、と探すのを楽しみにしてみるのも良いでしょう。読書が趣味になれば家にいたくないという気持ちもある程度解消されるはずですよ。

お風呂に入って疲れを取る

お風呂に入って気分転換する時間を作るのもおすすめです。家にいたくない時は気分がモヤモヤしていたり、ストレスを感じていたりすることが多いため、お風呂でリラックスをすることで気持ちを和らげる効果が期待できるでしょう。

たとえ干渉してくるタイプの家族を持っていたとしても、お風呂タイムを邪魔することはないはず。お気に入りの入浴剤を使ってみたり、好きな音楽をかけて入浴を楽しんでみたりして、疲れやストレスを緩和してみましょう。

家にいたくない時は軽く外の空気を吸いに行こう

家にいたくない時は無理して家にいる必要はありません。特に実家にいることで劣等感を抱いたり、干渉をされることに疲れたりする場合、いっそのこと外に出て気分転換をしてみるのが良いでしょう。

たとえ外で過ごす目的がなかったとしても、家の外で軽く散歩をしてみるだけでも十分に気持ちをリラックスさせることができます。外の空気というものは、居心地の悪い実家の空気と比べ遥かに呼吸しやすく、清々しく思えるものでしょう。

家にいたくないのに無理して家に居続けてしまえば、気持ちはどんどん落ち込んでしまいます。実家で気分転換できるほどのものや方法が見当たらない場合は、目的がなくても外に出て、空気を吸うようにしてみてください。

次に注目していくのが、家にいたくないと感じる心理・一人暮らし編です。

一人暮らしをしていて「家にいたくないなあ…」と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか？本来気楽なはずの一人暮らしですが、ふとした瞬間や何らかの理由があって、家にいたくないという気持ちになってしまうことはあるのです。

そんな一人暮らしが抱える「家にいたくない」心理に注目していきましょう。

家ですることがない

家ですることがなければ退屈さを感じてしまいますよね。もともと外でしか楽しめない趣味を持っている人などは、家にいてもやることがなく、暇だと感じやすいと言えます。

また、インドア派だったとしても一人暮らしを始めたばかりのころなどは、趣味を楽しむための設備が整っていないというケースもあるでしょう。

一人暮らしの最初は必要最低限の生活を確保するためだったとしても出費は大きいため、趣味に回すお金がないというケースは珍しくありません。

1人でいるのが寂しい

1人でいるのが寂しいから家にいたくないという人も一定数います。寂しがり屋な性格の人や、誰かと過ごすのが好きな人にとってみれば、自分ひとりしか住んでいない家は非常に退屈で、面白みに欠けたものなのでしょう。

また、大家族で育った人などもこの感覚に陥りやすい傾向にあります。実家が賑やかな分、一人暮らしの寂しさをより感じやすく、物足りなさを感じてしまうのです。

誰かと一緒にいたい、ワイワイ騒いでいるほうが楽しい…そういったタイプの人は、日頃から1人暮らしの家に帰りたくないと思っていることが多いでしょう。

家にいたくないのは怖がりな性格だから

寂しがり屋同様、怖がりな性格の人も家にいたくないと思うことが多いでしょう。これはシンプルに1人でいるのが怖いからだと言えます。たとえば幽霊が出たらどうしよう、不審者が訪ねてきたらどうしよう…そう思うと、家にいたくない気持ちが膨れ上がってくるのです。

実際、幽霊が出てきたとしても、不審者が出てきたとしても、自分1人だけしかいなければ太刀打ちできない可能性は高いでしょう。怖がりな人はマイナス思考に陥りやすいため、そんな「もしも」のことを深く考え、恐怖におびえてしまうのだと言えます。

外で遊んだほうが有意義だと感じるから

外で遊んだほうが有意義だから家にいたくないというタイプの人もいます。たとえば外でショッピングをしたり、誰かと会ったり、アウトドアをしたり。そういったことを有意義だと感じる人にしてみれば、家にいるのは酷く退屈に思えてしまうのでしょう。

また、家にいることで無駄な時間を過ごしているような気になり、人によっては罪悪感や後ろめたさを感じてしまうこともあります。こういった人たちにとって、家はただ衣食住を満たすための場所でしかないため、「家で過ごす＝無駄」だと感じてしまいやすいのです。

一人暮らしをしていて家にいたくないと感じた時、どのように対処をすればいいのか気になる人もいるでしょう。

特に家を出たくても出れない場合など、「そもそも家で過ごすって何をすればいいの？」と根本的なことがわからず、ただ退屈な時間を過ごすだけになっている人もいますよね。

どうすれば家にいたくない気持ちを解消できるのか。有意義な時間を過ごせるのか。早速その方法を見ていきましょう。

模様替えをする

模様替えをして気分転換をしてみてはいかがでしょうか？家にいたくないという気持ちは、普段過ごす家や部屋に退屈さを感じているから、という可能性も考えられます。模様替えをすることで、新鮮さを取り込み、退屈さを解消することができるのです。

自分好みの部屋に模様替えをしてみるのもいいでしょうし、今までとは違うテイストで模様替えをしてみるのも良いでしょう。模様替えは時間がかかりますし、良い暇つぶしになるのも事実です。

模様替えをすれば少なくともしばらくの間は家や部屋に対して、退屈さを感じることもなくなるでしょう。

ルームシェアをしてみる

「寂しがり屋だから」「怖がりだから」などという理由で家にいたくないという気持ちを持っている人は、いっそのこと誰かとルームシェアをしてみるのが良いでしょう。誰かと過ごすことができれば、少なくともあなたが抱えている「家にいたくない」理由は解消されます。

ルームシェアには色々メリット・デメリットがありますが、一緒に住む人と予めルールを決めておけばスムーズに生活を送れるでしょう。仲の良い友人や兄弟、姉妹、恋人とこれを機に一緒に住むことを考えてみてください。

また、都合の合いそうな人がいなければシェアハウスに入居してみるのもおすすめです。シェアハウスならば最初からルールは決まっていますし、共有スペースなどもきっちり決まっているため過ごしやすいのというメリットがあります。ぜひ検討してみてくださいね。

ビデオ通話などで友達と交流

今の時代、無料で気軽にビデオ通話ができますよね。家にいたくない理由が寂しい、怖い、などの場合は特にビデオ電話をして、気分を紛らわしてみるのが良いでしょう。ビデオ通話ならば実際に会わなくても気軽にコミュニケーションを取ることができますよね。

また、通話している様子を録画しておけばいつでも見返すこともできます。寂しいと感じたり、怖いと感じたりして家にいたくないと感じた時には、録画しておいた通話記録を再生し、気持ちを紛らわしてみるのが良いでしょう。

家で楽しめる趣味を作る

家にいたくない理由が「家にいてもやることがない」場合、自宅でできる趣味を作ってみてはいかがでしょうか。いくら普段外で過ごすことが多かったとしても、ひとつくらい家でできる趣味を持っておいたほうが時間を有意義に使うことができますよね。

ベタではあるものの読書や映画鑑賞などを趣味にしておけば、いざという時家で有意義に過ごすことができるでしょう。ゲームなどに興味がある人ならば、ゲームを趣味にしてみるのもおすすめです。

ゲームも今はオンラインが主流になっているため、ネット上で友達ができやすく、次第に家で過ごすのが楽しみになっていくこともあるでしょう。

家にいたくない時は友達の家に行くのもアリ！

可能であれば、家にいたくない時は友達の家に行ってしまうのが良いでしょう。もちろん友達が快くOKしてくれた時に限りますが、友達の家で楽しく過ごすことができれば、気分転換やストレス解消にもなるためおすすめです。

予め1人で家にいるのが嫌だと伝えておき、ふとした時に気軽に連絡できるようにしておくとスムーズに遊ぶことができます。

ただし、いくら仲の良い友達でも「親しき仲には礼儀あり」を忘れてはいけません。頼り過ぎは相手の負担になりうるため、自分ひとりでも自宅で暇つぶしできるような何かを別で探しておくことも大切です。

次に解説していくのが、家にいたくないと感じる心理・夫婦編です。

一人家で過ごす分には何も思わないものの、家の中に夫や妻がいると急に居心地悪く感じ「家にいたくない…」と感じてしまう人もいるでしょう。

そんな夫婦間に生まれやすい家にいたくない心理について、早速解説していきます。

家事をしたくない

特に女性に多いのが「家事をしたくない」という理由でしょう。今の時代、夫婦で家事を分担していこうというスタイルに移行してきてはいるものの、やはり女性が家事をメインに担当することが多いのも事実。

しかし毎日家事をしていると、時には「なぜ自分が当たり前のように家事をしなくてはいけないのか」そう考え、家事をしたくないがために家を少しでも出たいという気持ちになってしまうこともあるでしょう。

特に夫、または妻が家事に協力的ではなく、自分ひとりに家事の負担がかかっている状態だと、日頃から不満も持ちやすく、ふとした時に感情が爆発してしまうこともあるのです。

夫が家にいることにイライラ

夫が家にいることにイライラし、家にいたくない…と感じてしまった経験がある人もいるでしょう。特にこれは夫が休みの日に芽生えやすい感情のひとつ。普段は仕事で家を空けていることが多いため、夫が家に長時間いることに違和感を覚えてしまうのです。

また、夫にイライラする夫婦の特徴になるのが「夫が無神経で自分勝手」などがあります。家のことも手伝わず、自分勝手にダラダラ過ごしている姿を見ると、「自分のことばかりで家のこと何もしてくれない！」と感じやすいのでしょう。

また、夫が仕事で家にいなければ自分のペースで家事をすることができますが、自分勝手に振る舞う夫が家にいるとそのペースも崩されやすくなります。自分勝手な振る舞いにペースの乱れなどが重なって、「家にいたくない」と思うほどイライラしてしまうのです。

妻が口うるさい

夫が「家にいたくない」と思ってしまう心理のひとつが、妻が口うるさくてストレスが溜まるというものでしょう。せっかくの休日、家でゆっくりしていたいと思うものの、妻から小言や嫌味を言われることでリラックスできず、家にいたくないと思ってしまうのです。

たとえば子どもの頃など、親から口うるさく「○○しなさい」と言われ、不満に思った経験がある人もいるでしょう。口うるさく言われる理由がたとえ理にかなっていたとしても、グチグチと言われ続けるのはストレスが溜まり、家にいたくないという気持ちを助長させてしまいます。

家事を手伝って欲しい、家族サービスをして欲しい。妻や家族の言い分は理解できたとしても、口うるさく言われることが多いとうんざりとした気持ちになってしまうのです。

自宅での居場所が感じられないから

家にいたくない、と思ってしまう心理の中でも特に男性に多いとされているのが「自宅で自分の居場所が感じられない」というものです。

普段は仕事で家を空けていることが多く、あまり家族とコミュニケーションが取れていないと、ふとした時に家族との間に壁を感じることに。

特に自分が家族とあまりコミュニケーションを取れないことに妻や子どもが不満を抱いている場合などは、より疎外感を覚えやすいでしょう。あちら側から距離を取られていて、さらに普段の負い目を感じてしまうと、自宅にもかかわらず居心地の悪さを感じてしまうのです。

夫婦の問題で家にいたくないと思ってしまうことが多い場合、どのように対処をしていけばいいのでしょうか？そのままの状態を続けてしまえば、夫婦仲が悪化をしてしまい、より「家にいたくない」という気持ちが強くなる可能性があります。

そうならないためにも、家にいたくないという気持ちをできるだけ解消していかなくてはなりません。

どうすれば家にいたくない気持ちを解消していけるのでしょうか。効果的な方法をチェックしていきましょう。

友達とお出かけ

いくら愛を誓って結婚をした夫婦でも、四六時中一緒に暮らしていれば息が詰まる時もあります。その状態で我慢し続けてしまうことで、夫婦仲が悪化をし、家庭内の空気がどんどん悪くなっていってしまうのです。

そのため、適度に友達とお出かけをして気分転換をしてみることも大切でしょう。せっかくの休日は家族と過ごすべきだと思っていても、家にいたくないと思うほど思い詰めているのならば、気を許せる友人などと遊んで気持ちに余裕を持たせたほうが吉。

無理をして家族と過ごしたり家にいたりすれば、余計鬱憤は溜まりやすくなるのが事実です。家にいたくないという気持ちは、「今は家にいちゃいけないサイン」だと捉え、気分転換に徹していきましょう。

自分にご褒美をあげる

「自分はこんなに頑張っているのに相手は…」そんな不満から、家にいたくないと思ってしまうこともありますよね。家事や仕事の負担が偏っていたり、家庭内で我慢することが多かったり。日頃から我慢することが多いと家にいたくない気持ちはどんどん出てきてくるものです。

そんな我慢している自分をいたわるために、適度に自分にご褒美をあげていきましょう。我慢ばかりの日々が続いて家にいたくないと感じてしまう。その原因の中には「我慢をした結果得られる報酬がない」というものがあります。

何も報酬がないのに我慢し続けるのはストレスが溜まるものでしょう。しかし我慢をして日々過ごさなければならないなら、適度に自分にご褒美を与え、気持ちを紛らわしていくことも大切なのです。

自分の時間を夫婦それぞれ持つ

夫や妻の言動や行動で家にいたくないと思ってしまう場合、それぞれ自分たちが自由に過ごせる時間は十分に確保できているのかを振り返ってみましょう。自分の時間が十分に取れていないとストレスが溜まりやすく、家にいたくないという気持ちが芽生えやすくなります。

お互い気分転換をしたり、日々の疲れを取り除いたりするためにも、自分の時間を夫婦それぞれ持つようにしましょう。自分の時間がある程度取れるようになれば心にも余裕が生まれ、妻や夫へのコミュニケーションも円滑にとりやすくなるはずです。

家事をしない日を作るのもおすすめ

特に家事の負担が自分にかかっていて、そんな日々にうんざりしている人はぜひ「家事をしない日」を作ってみてください。

家事をしない日を適度に作っていけば、「もう少し頑張れば休める」という救いを感じながら過ごせるようになっていきますよね。家事をしなくてはならないという義務感から解消される瞬間があるというのは、思った以上に気持ちにゆとりをもたらしてくれるものです。

妻や夫の協力が得られるならば家事をしてもらったり、それができない場合でもその日くらいは家事をせず適当に過ごしていきましょう。1日くらい掃除をしなくても死にはしません。食事もお弁当を買ったり外食をしたりして、手を抜いてみてくださいね。

最後に解説をしていくのが、家にいたくない時にしてはいけない事です。

家にいたくないと思っている状態というのは、気持ちに余裕がなく、感情的になりやすい状態でもあります。そのため、予め「〇〇はしてはいけない」とわかっていないと、勢いで行動し、後悔を生んでしまう恐れもあるのです。

そうならないためにも、家にいたくない時にしてはいけない事は予め知っておくようにしましょう。

実家暮らしの場合…家族に暴言

実家暮らしをしている中で「家にいたくない」と思っている場合、家族に暴言を吐かないように注意しましょう。理由にもよりますが、実家暮らしで家にいたくないと感じる時というのは、両親や兄弟に何らかの不満をいだいている時が多いと言えます。

家にいたくないと思っている時は感情的になりやすいため、つい家族に日頃の不満を吐きたくなってしまうのも事実でしょう。いっそのこと暴言を吐いてそのまま家を出てしまおうか。そんな気になることもあるかもしれません。

しかし、暴言を吐いたところで現状良い方向に物事が変わる保証はどこにもありませんよね。それどころか不用意に家族を傷つけたり、気を遣わせることに繋がったりして、余計実家での居心地は悪くなる可能性のほうが高いでしょう。

夫婦暮らしの場合…相手を無視する

夫婦間の問題で家にいたくないと感じる時、ストレスや疲れから相手を無視したくなることもあるでしょう。無視をすれば少なからず気が楽になったり、相手に対して「怒ってるアピール」をすることができたりするので、ついやりたくなってしまうのです。

しかし、無視をすればその分夫婦仲はより悪化をするということを理解してください。その瞬間は無視をすることで自分は気持ちよくなれることでしょう。しかし無視をされた側はどうでしょうか？どんな理由であれ、相手から無視されるというのは気分良いものではありませんよね。

無視したくなる気持ちもわかりますが、今後のことを考えるならば別の方法で対処を考えたほうが建設的です。相手への当てつけや遠回しなアピールは逆効果に繋がることのほうが多いため、しないように気を付けましょう。

一人暮らしの場合…見知らぬ人の家に行く

一人暮らしの中で寂しさから家にいたくないと思っている時、見知らぬ人の家にいくのは絶対にやめましょう。基本的に見知らぬ人の家に行くのは、何らかの事件に巻き込まれる可能性が高くなります。

寂しい気持ちになっている時は、「誰でもいいから構って欲しい」という気持ちになりやすいのが事実。しかしその気持ちを利用して悪巧みを働く人も世の中には少なくないため、利用されないためにも「見知らぬ人とは不用心に関わらない」意識を持つことが大切です。

寂しさから家にいたくないと思うのならば、友達の家や実家などに帰ったりして、気持ちを紛らわしていきましょう。また、家で没頭できる趣味を見つけるなどして、寂しいと思うこと自体を減らしていくのも効果的ですよ。

思い付きで別居・一人暮らしを始めるのはNG

家にいたくないという気持ちから、勢いで夫婦で住む家や実家を飛び出して、別居や一人暮らしをするのはやめましょう。夫婦間や家族間でよく話し合った上で別居や一人暮らしをするならばいいでしょうが、勢いでやってしまえばたいてい後悔することになります。

特に夫婦間で勢いから別居をしてしまえば、そのまま離婚コースに繋がってしまう可能性もあるでしょう。たとえば妻や夫からDVなどを受けていて、いち早く家から出ないといけない場合には良いでしょう。しかし単なる思いつきの場合家族をただ振り回すことにしかなりません。

勢いから別居や一人暮らしをしてしまえば、ほぼ確実に夫婦や家族との間に溝ができることに繋がります。また、思いつきで別居や一人暮らしが順調に進むほど世の中甘くないのも事実。衣食住に関わることは、冷静に考えて行動に移すことが成功の秘訣なのです。