「凛々しい」の言葉の意味や使い方とは？凛々しい人の特徴もご紹介！

「凛々しい」という言葉を聞く機会もあると思います。しかし、なんとなく雰囲気はわかっていても具体的にはどういう意味なのか、説明しろと言われると難しいという人も多いはず。

ではここから、「凛々しい」とはどういう意味なのかについて詳しく見ていきます。意味をしっかりと理解しておくと、適切な場面で凛々しいという言葉を使えるようになりますよ。

「凛々しい」の意味

「凛々しい」とは、引き締まっている様や、頼もしいという意味の言葉です。簡単で意味の分かりやすい言葉ですよね。しかし、類義語の方が当てはまりやすい事と、難しい漢字を使用する事などの理由から、あまり使われる機会が少ない言葉でもあります。

ただし、書籍や、ある程度の年齢の人と話をしていると意外と耳のする事の多い言葉でもあるのです。状況によっては頻繁に聞く可能性もあるので、意味を理解しておくと相手の意図をより正確に理解できるようになれるでしょう。

「凛々しい」の由来

凛々しいという言葉は、現在は、引き締まっている様や、頼もしい人への形容に使われていますが、古くは賢いという意味で使われていました。

また、凛という漢字は寒さで身が引き締まるという意味も含んでいます。この凛という字を2つ並べると凛々となり、こうなると寒さで身が引き締まるなどの意味を含むようになるのです。

そして、「凛々しい」は、この凛々という言葉が由来だと言われています。他にも、力の文字を2つ並べた「りきりきしい」という、力強さを意味する言葉が由来になっているという説もあるのです。

男性に対しても女性に対しても使う言葉

凛々しいという言葉は、男らしいや勇ましいという意味を含みます。よって、基本的には男性に向けて使う場面が多い言葉です。しかし、決して男性にのみ使われる言葉ではありません。

頼もしい、勇ましい態度が見られる場合は、女性に対しても凛々しいと表現する場合もあります。男らしいというのは、あくまでも抽象的なものでしかないので、女性に対する褒め言葉として用いるのも不自然ではないのです。

ですので、男らしいという意味のある言葉だから、女性に対して使うのは適切ではないと懸念する必要はないでしょう。

凛々しいという言葉には、類義語や対義語がたくさんあります。どのような類義語があるのかを知っておくと、場面に合わせて適切に使い分けられるのでおすすめです。

また対義語を覚えておくと、凛々しいとは真逆の状況に出くわした場合などに表現しやすくなるでしょう。では、「凛々しい」の類義語と対義語について詳しく見ていきます。

【類義語】精悍な

「精悍な」という言葉は、凛々しいの類義語としてよく使われます。読み方は「せいかんな」であり、態度や表情が力強さに満ち溢れているという意味です。そして、よく使われる言い方として、「精悍な顔立ち」というものがあります。

精悍な顔立ちとは、元々の顔つきが力強く自身に満ち溢れている場合や、ここぞという時に引き締まった表情などを表す時によく用いられる使い方です。

凛々しいとほぼ同じ意味ですが、「精悍な」は、顔立ちや表情を特に強調したい時に、「凛々しい」は態度や行動などその人物の全体の様子を表す時に使うようにすると、より意図が伝わりやすくなるでしょう。

【対義語】頼りがいがない

凛々しいの対義語としてまず最初に挙げられるのが、「頼りがいがない」という言葉です。凛々しいが褒め言葉として用いられるのがほとんどなのに対して、頼りがいがないはあまり良い意味では使われないという点も対照的でわかりやすいですよね。

また、頼りがいがないという言葉は凛々しいと同じく男性に対して使われるのが多いという点もユニークなポイント。彼氏が頼りがいがなくて困っている、頼りがいのない男性は恋愛対象にならないなどが主な使い方となります。

【類義語】清らかな

「清らかな〜」という言葉は、凛々しいの類義語として使われる場合があります。「清らか」とは外見を表して使われる事もありますが、多くはその人の雰囲気や態度など、内面的な部分を指して使われる事が多いです。

また、徹底的に汚れを落とした物や場所の様子を指して、「清らか」という場合もあります。そして、この場合に使われる「清らか」は、凛々しいの類義語とは扱われません。

凛々しいという言葉は、ほとんどの場合人に対してのみ使われる言葉ですので、物や場所などを指す意味では同じカテゴリーに括れないからです。

【対義語】おどおどしている

凛々しいという言葉は、物怖じしない態度を指して使われる事もあります。どのような状況に置かれても冷静で、自分を見失わない堂々たる態度の事です。なので、その対義語として「おどおどしている」という言葉が挙げられる事があります。

おどおどしているとは、自信を無くしてしまっている、恐怖を感じて落ち着きがなくなっているなどの意味で使われる言葉です。挙動不審や落ち着きが無いなどとも言われる事があり、凛々しいとは対照的に、ほとんどの場合がネガティブな意味合いで使われる言葉でしょう。

【類義語】気品がある

気品があるというのも、凛々しいの類義語として扱われる言葉の1つです。気品があるとは、どことなく品性を感じられる、上品な立ち振る舞いを指す言葉。態度や行動などに対し、凛々しいと似た意味で使われるので覚えておいて損はないでしょう。

また、「凛々しい」がやや男性よりの言葉なのに対して、「気品がある」は女性らしい印象を与える言葉となります。よって、引き締まった態度や行動をする男性に対しては「凛々しい」を、同様の女性に対しては「気品がある」と使い分けると表現しやすくなりますよ。

【対義語】締まりがない

凛々しいの対義語として、締まりがないという言葉が使われる事があります。締まりがないとは、表情や態度に緊張感が無い様子、たるんでいる様子を表す言葉です。引き締まった、頼もしいという意味の「凛々しい」とは、見事に対照的になっていますよね。

また、ドアや窓の建付けが悪く雨や風が漏れてしまう様子も締まりがないというケースもあります。こちらの意味で使う場合は当然、凛々しいの対義語とはなりません。

もう1つ注目したいのが、音楽や小説など緩急が大切な作品に対して締まりがないと表現する事。こちらは単調でつまらないという意味になり、人に対して使う締まりがないと意味が通じるものがあります。

ここからは、「凛々しい」を使った例文を紹介していきます。どのように使うのかを具体的に知っておくと、より言葉の意味を理解しやすくなるでしょう。凛々しいという言葉の使い方をマスターすれば、表現力がより豊かになる事間違いなしですよ。

「彼女は凛々しい顔立ちで…」

凛々しいを使った例文としてまず最初にご紹介するのは、「彼女は凛々しい顔立ちで、冷静にトラブルに立ち向かっていった」というもの。この例文で使われる凛々しいは、生まれ持った顔の形を表現したものというよりは、その時の感情によって出てくる表情を表したものです。

そして、この場合の凛々しい顔立ちというのは、意を決してや集中してという意味です。真剣にトラブルに立ち向かう女性の頼もしい様子や、その時の表情を表した例文ですので、職場などでこのような場面に出くわした場合に使用していきましょう。

「凛々しい先輩は憧れの…」

仕事の最中だったり、勉強の最中などといった限定的な状況ではなく、その人物そのものを凛々しいと表す場合もあります。そんな時の例文としては、「凛々しい先輩は、皆のあこがれの的だった」というものが適切でしょう。

これは、その先輩の雰囲気や何気ない行動から凛々しさが漂ってるという意味を含みます。表情や仕草など、その時限定のものだけではなく、その人物の総評として凛々しいという言葉を使う事もあるのです。

「凛々しい後ろ姿の…」

素敵な男性に思わず惹かれてしまったという意味で凛々しいを使う場合は、「凛々しい後ろ姿の男性に、思わず恋をしてしまった」というような例文になります。自分の事をしっかりと守ってくれそうな、本能的な頼もしさを後ろ姿に感じた場合に最適です。

また、単純に頼もしそう、頼りがいがありそうというよりも、凛々しいと表現した方が相手に好印象を与えられる可能性があります。普段はあまり使わない言葉ですが、響きが美しく、頼もしそうというよりもさらに魅力的で、上位互換表現として使えるでしょう。

「凛々しいという言葉が似合う…」

その人の目鼻立ちの特徴を、凛々しいと表現する事もあります。具体的には眉が太くてたくましかったり、瞳が大きく清潔な印象だったりします。その場合の例文は、「あの人は凛々しいという言葉が似合う顔立ちだ」というものではないでしょうか。

こちらは、身内や親しい人の顔立ちを褒める際に使っていきたい例文です。ただし、凛々しいとは褒め言葉ではありますが、顔立ちなどはデリケートな部分でもありますので、ごく親しい身内など容姿の話をしあえる仲である事を確認してから使うようにしましょう。

誰かを見て凛々しいと思う事は多々あるはず。では、具体的にどのような人を見た時に凛々しいと感じるのでしょうか。それはその人の態度だったり性格だったり、はたまた外見が関係していたりするのです。

ではまずは、凛々しい人の外見的な特徴について詳しく見ていきましょう。外見は、人に印象を与える時に大切な要素ですので、凛々しい人を目指している人は、ぜひこれらの特徴を参考にしてみてください。

キリっとしている

凛々しい人の外見的な特徴として、まず最初に挙げられるのはキリっとしているという事です。目つきなど、特定のパーツが際立っているだけでなく、全体の印象としてキリっとしているのが特徴で、遠くからでもその雰囲気が伝わる事もあります。

これは、キチンとした生活様式を心がけていたり、自分に自信を持っているのが外見にも表れているからでしょう。表面的に服装を整えるだけでは、凛々しい人のようなキリっとした外見の印象を与えるのは難しいので、内面から鍛えていく必要があります。

自信に満ちた雰囲気

凛々しい人は例外なく、自信に満ちた雰囲気を醸し出しています。確かな知識と経験に裏付けされた揺るぎない信念があるからこそ出せる雰囲気なので、ある程度年齢を重ねた人に多く見られる特徴です。

このような雰囲気の人は、多少の事では動じません。また、どんな場面でも的確な行動を取れるので、非常に頼りがいがあります。リーダーに向いているタイプと言えるので、集団のまとめ役など上の立場に立つと高い能力を発揮してくれるでしょう。

鋭い目つき

鋭い目つきというのも、凛々しい人の外見の特徴の1つ。どんな時でも物事の本質を見抜くような、勇気と好奇心に満ち溢れた目つきで、人としての魅力も感じさせてくれるものでしょう。

そして、鋭い中にも優しさや温かさを感じさせてくれるのも特徴。ただ鋭いだけでは、威圧的になってしまいますよね。威圧的な人を凛々しいと表す事はあまりないので、普段は優しいけれどいざという時は頼りになるという雰囲気を醸し出している事が大切です。

ピンと伸びた背筋

背筋がピンと伸びているというのも、凛々しい人の外見の特徴と言えます。背筋が伸びているかいないかは人に印象を与える際にとても大切で、ピンと背筋が伸びているだけで凛々しいと感じさせる事もできるのです。

だらっとした姿勢で常に下を向いているようだと、頼りない印象を与えてしまいますよね。また、頼りなさそうなだけでなく、暗い印象も与えてしまいます。ですので、凛々しいと思ってもらうためには、まず背筋を伸ばすところから始めてみるのもおすすめです。

清潔感がある

凛々しい人の多くは、清潔感に溢れています。筋骨隆々でたくましく、知的で高い能力を有していたとしても、身なりが不潔だと凛々しいという印象を与えるのは難しいでしょう。

清潔感というのは、仕事においても恋愛においても非常に重要な要素です。凛々しいという印象を与えるためにも最低限の条件ですので、誰かと接する際には清潔感のある装いになるよう、気遣いを欠かさないようにしましょう。

凛々しい人は、性格にも特徴があります。見た目や態度ではなく、その人の性格を指して凛々しいという事もあるので、どのような性格だと凛々しいという印象を与えられるのか知っておくと、内面から凛々しくなるための参考になるでしょう。

では、凛々しい人の性格的な特徴について詳しく見ていきます。

威厳を持っている

凛々しい人には、独特の威厳があります。一緒に居ると身が引き締まるような、独特の空気を演出するのが得意なのです。ただし、無条件に厳しいという訳ではなく、時と場合によっては朗らかな一面を見せる事もありますよ。

どんな状況でも厳しく、他人に威圧的な性格だと、ただ怖い人と思われて終わりでしょう。凛々しい人特有の威厳とは、その根底には思いやりや優しさがあるので、表面的な威厳だけを真似しても凛々しい人にはなれないのです。

自分の芯がしっかりある

自分の芯をしっかりと持っているというのも、凛々しい人に共通している性格です。いくら姿勢を正して落ち着いた態度を取っていても、自分の芯をしっかりと持っていないと簡単に「ボロ」が出てしまうでしょう。

ピンと伸びた背筋をしっかりと維持し、どんな状況でも冷静な態度でいられるようになるには、自分をしっかりと持っている事が大切です。

ですので、凛々しい人を目指している場合は身なりを整えるだけでなく、自分の芯となるものをしっかりと持てるように、精神面を鍛えるなどの内面的な鍛錬も怠らない事をおすすめします。

思慮深い

凛々しい人は、何でもスパっと決められる決断力を有している事が多いです。しかし、決してその場のノリや雰囲気だけで物事を決めるような真似はしません。その決断をすればどのような結果になるのか、しっかりと考えてから行動に移すのです。

ですので、決断力はありますが、スピード感があるという訳ではありません。ただし、しっかりと考えてから決断を下すというのを態度で示しているので、モタモタしている、決断力が無いと思われる事はないでしょう。

リーダーシップがある

リーダーシップがあるというのも、凛々しい人の特徴の1つです。その場にいるだけで空気が引き締まるという、厳格な性格の人が多いのが理由として挙げられます。自分にも他人にも厳しいのでやや取っつきにくいのですが、実は誰よりも他人思いな一面もあるのです。

また、厳格ながら他人思いな性格なだけでなく、高い能力を有している場合がほとんど。他にも仲間の失敗のフォローが上手だったり、状況を把握する能力に長けていたりする場合もあるので、リーダーとしてとても頼もしい存在となってくれるでしょう。

人に対して凛々しいという印象を持つとき、最も大きな要因となるのがその人の態度です。見た目や性格はじっくりと観察しないとわかりにくい場合もありますが、態度はすぐさま判断できる材料なので、凛々しさに大きく関わってくるものと言えます。

では一体、どのような態度だと凛々しい人になるのでしょうか。ここからは、凛々しい人が見せる態度について詳しく見ていきます。

周囲に分け隔てなく接する

凛々しい人は、周囲に分け隔てなく接します。立場の上下によって態度を変えるという真似は、絶対にしないでしょう。社会的な立場など一時的なものであり、それによってのみその人を評価するのは良くない事だと十分に理解しているからです。

また、個人的な好き嫌いも決して表に出しません。自分がその人を好きか嫌いかというのは、相手には何も関係のない事だと理解しているからです。どんな相手に対しても最大限の敬意を持って接する事ができるのが、凛々しい人が多くの人から慕われる理由でもあります。

堂々としている

凛々しい人は、ほぼ例外なく堂々としています。これは自分をしっかりと持っているからであり、どんな事が起きても周囲に流されないという自信があるからです。しかし、決して頑固という訳ではなく、柔軟な対応が必要な時は周囲に合わせる事もできます。

また、堂々としていますが決して威圧的ではないというのもポイント。これは、他人より優位に立ちたいという考えを持っていないからです。

ですので、仕事の場などでは周囲を引き締めるような存在感を示し、それ以外の場所では親しみやすい優しい態度になったりしますよ。

目上の人にも物怖じしない

上司や権力者など、目上の人にも物怖じしないというのも、凛々しい人に共通して見られる態度。同じ立場の人や自分より下の立場の人に対してのみ厳しく、目上の人にはこびへつらうような態度は、凛々しい人が最も嫌うものの1つなのです。

ただし、目上の人に必定以上に反抗的な態度を取る訳でもありません。どのような立場であっても相手の事を最大限に尊重しており、相手にこびへつらう事はしないというだけなのです。

このような態度だと、人として絶大な信頼を得る事ができます。こびへつらう訳でもないのに目上の人から信頼されていたり、部下や同僚からも頼りにされている事が多いです。

打たれ強い

凛々しい人は、非常に打たれ強いです。どんな困難や挫折を味わったとしても、決して挫ける事はありません。困難や挫折が自分を強くしてくれると信じられる心の強さと、これらに立ち向かう勇気を同時に兼ね備えているのです。

そして、内心ではへこたれてしまうような事があっても、それを表に出すような真似はしません。凛々しい人は常にだれかに見られているという意識を持っており、同時に弱々しい自分を絶対に見せたくないとも思っています。

打たれ強く、弱さを他人に悟られないようにするのが、凛々しい人と思われる条件だと言えるでしょう。

続いて見ていくのは、凛々しい人の行動についてです。つい後ろから追いかけたくなるような頼もしい印象を与えるのが、凛々しい人の行動の最大の特徴と言えるでしょう。ではここから、凛々しい人の行動の特徴について、詳しく見ていきます。

自己管理ができている

凛々しい人は、仕事でもプライベートでも自己管理をしっかりしています。時間に対して厳しい考え方を持っており、人との約束は絶対に守るでしょう。また、食生活などにもしっかりと気を使っており健康である事を心がけているのも特徴です。

もちろん、適度な運動や筋トレなども欠かしません。このように自分を律する事ができるからこそ、凛とした引き締まった態度や行動をとれるのです。

逆にどれだけたくましい肉体を有しており、言動が勇ましいものであったとしても、自己管理ができない人は凛々しいとは思われないでしょう。

決断力がある

凛々しい人の行動には、スパッと切れるような気持ちいい決断力があります。思い切りの良さと潔さを兼ね備えた爽快な決断力は、多くの人を惹きつけてやまないでしょう。ただし、何でも簡単に決断してしまうのではなく、深く思考した結果の決断だという事は忘れてはいけません。

潔い決断の裏には、しっかりとした裏付けがあるのです。これは、基本的な能力が高く、経験も豊かでなければできない事でしょう。凛々しい人は豊かな知識と経験、そして自分を信じられる能力を有しているのです。

どんな事も最後まで成し遂げる

物事を途中で投げ出すというのは、凛々しい人が最も嫌う行動の1つです。ですのでどんな困難な事でも、最後まで成し遂げようとするでしょう。難しい局面にも臆することなく立ち向かう姿は周囲に勇気と希望を与え、場の空気を引き締めてくれます。

凛々しい人は、基本的に自分に厳しくストイックです。ですので何事も、自分が納得するまで手を止めたりはしないでしょう。ただし、意固地になって無理をしてしまうという事はなく、引き際もきちんと弁えているというのも特徴です。

行動が素早い

思い立ったらすぐ行動するというのも、凛々しい人によく見られる特徴です。いつまでも思いとどまっていては何も始まらないという事を、凛々しい人はよく理解しています。しかし、何の準備もなしに行動を始めるような真似は、凛々しい人は絶対にしません。

行動しようと思ってから行動するまでの、準備の期間もとても素早いのです。そして、一度行動を始めると自分が納得するまで続けられる忍耐力も有しています。素早く行動できて長く続けられるというその姿勢が、周囲の人達から凛々しいと思われるゆえんなのです。

論理的で計画性がある

凛々しい人は、常に理性的です。物事を論理的に考えるという事に優れており、どうすれば合理的に処理できるかを考えるのも得意分野なので、仕事の合理化などの作業や計画にも優れています。

論理的に物事を考えるというのは、簡単そうに思えて難しい事です。それを簡単にやってのけるのですから、他人からはとても凛々しく映るとも言えます。論理的で計画性があるというのは仕事でもプライベートでも大切な事なので、少しずつでも身につけていきたい技術ですね。

個性的な人が多い芸能界の中には、凛々しい印象を与える人もたくさんいます。これから見ていく人の言動や態度などを見ていると、凛々しいという言葉がどういう意味なのかイメージしやすくなりますよ。では、凛々しい印象の芸能人について詳しく見ていきましょう。

松田翔太

松田翔太さんは、凛々しい印象を受ける芸能人として真っ先に名前が挙がる事もある人です。端正な顔立ちと印象的な眼差しの持ち主で、一目見ただけで凛々しいという印象を受ける人もいるでしょう。

どんな役柄も見事にこなす、堂々たる演技力も凛々しい印象を受ける要因の1つ。また、スタイルが良いのでどんな衣装でも似合うのも魅力です。

松田翔太さんは2020年現在もドラマに映画、そしてCMにと幅広く活躍しており、これからも色々な姿を見てみたいと思わせてくれる芸能人です。

神木隆之介

神木隆之介さんも、凛々しい印象を受ける芸能人としてよく名前が挙がる1人です。神木隆之介さんはクールさと可愛らしさを同居させた、不思議な雰囲気の持ち主でもあり、男女問わず根強いファンがたくさんいます。

また、とても早い時期から芸能界で活躍していた人としても有名です。子役としての活躍を知っている人からすれば、2020年現在の凛々しい大人の姿はより一層感慨深いものなのではないでしょうか。

数多くのドラマや映画に出演しているだけでなく、声優としても多くの作品を残している神木隆之介さん。これからも、ジャンルを問わずたくさんの作品でお目にかかりたい俳優の1人です。

松雪泰子

どんな事があっても絶対に自分を曲げない、そんな凛々しい印象を与えてくれる芸能人として松雪泰子さんの名前を挙げる人も多いのではないでしょうか。印象的な眼差しと独特の立ち振る舞いには、男女問わず惹かれるものがありますよね。

そんな松雪泰子さんが最も似合う役柄はやはり、「大人の女性」でしょう。決して派手さはないけれどどんな場面でも物怖じしない、芯の強い女性を演じさせたらピカイチだと評する人も多いです。

また、クールでカッコいい役柄だけでなく、コメディでは大いに弾けてくれるのも魅力の1つ。彼女が登場している作品は、最後には松雪泰子さんが一番印象に残っていたという事が多いのではないでしょうか。

天海祐希

ハキハキとした、活発で人間味あふれる印象の天海祐希さん。そんな彼女も、見ている人に凛々しい印象を与えてくれる芸能人の1人です。天海祐希さんの凛々しさは、元宝塚劇団月組に所属していたという経歴も大きく関係しているでしょう。

どんな立場の相手にも物怖じしないような、芯の通った強い女性というイメージがぴったりの女優です。グイグイとリードしてくれそうな感じは、年下の男性にはたまらないものがあるという人もいますよ。

自分の今までの悔しさをバネに、次の仕事を頑張るというストイックさも彼女の凛々しさを印象付けるエピソードの1つ。年齢を重ねる毎に深みを増す演技や立ち振る舞いも、とても魅力的ですよね。

米倉涼子

カッコいい女性と聞くと、真っ先に米倉涼子さんの名前を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。モデルとして女優として、見事な立ち振る舞いを見せてくれる米倉涼子さんは、男性からも女性からも高い支持を得ている有名人です。

カッコいい立ち振る舞いが魅力的な米倉涼子さんですが、バラエティ番組にも積極的に出演するなど、気取ったところを見せないのも魅力ですよね。そんな米倉は、ブロードウェイで主演デビューしたという経歴もあります。

これからも、日本のみならず海外でも活躍してその姿をたくさん見せて欲しいと思わせてくれる、凛々しいという言葉がぴったりの女優です。