「凛々しい」の類義語・対義語
また対義語を覚えておくと、凛々しいとは真逆の状況に出くわした場合などに表現しやすくなるでしょう。では、「凛々しい」の類義語と対義語について詳しく見ていきます。
【類義語】精悍な
「精悍な」という言葉は、凛々しいの類義語としてよく使われます。読み方は「せいかんな」であり、態度や表情が力強さに満ち溢れているという意味です。そして、よく使われる言い方として、「精悍な顔立ち」というものがあります。
精悍な顔立ちとは、元々の顔つきが力強く自身に満ち溢れている場合や、ここぞという時に引き締まった表情などを表す時によく用いられる使い方です。
凛々しいとほぼ同じ意味ですが、「精悍な」は、顔立ちや表情を特に強調したい時に、「凛々しい」は態度や行動などその人物の全体の様子を表す時に使うようにすると、より意図が伝わりやすくなるでしょう。
【対義語】頼りがいがない
凛々しいの対義語としてまず最初に挙げられるのが、「頼りがいがない」という言葉です。凛々しいが褒め言葉として用いられるのがほとんどなのに対して、頼りがいがないはあまり良い意味では使われないという点も対照的でわかりやすいですよね。
また、頼りがいがないという言葉は凛々しいと同じく男性に対して使われるのが多いという点もユニークなポイント。彼氏が頼りがいがなくて困っている、頼りがいのない男性は恋愛対象にならないなどが主な使い方となります。
【類義語】清らかな
「清らかな〜」という言葉は、凛々しいの類義語として使われる場合があります。「清らか」とは外見を表して使われる事もありますが、多くはその人の雰囲気や態度など、内面的な部分を指して使われる事が多いです。
また、徹底的に汚れを落とした物や場所の様子を指して、「清らか」という場合もあります。そして、この場合に使われる「清らか」は、凛々しいの類義語とは扱われません。
凛々しいという言葉は、ほとんどの場合人に対してのみ使われる言葉ですので、物や場所などを指す意味では同じカテゴリーに括れないからです。
【対義語】おどおどしている
凛々しいという言葉は、物怖じしない態度を指して使われる事もあります。どのような状況に置かれても冷静で、自分を見失わない堂々たる態度の事です。なので、その対義語として「おどおどしている」という言葉が挙げられる事があります。
おどおどしているとは、自信を無くしてしまっている、恐怖を感じて落ち着きがなくなっているなどの意味で使われる言葉です。挙動不審や落ち着きが無いなどとも言われる事があり、凛々しいとは対照的に、ほとんどの場合がネガティブな意味合いで使われる言葉でしょう。
【類義語】気品がある
気品があるというのも、凛々しいの類義語として扱われる言葉の1つです。気品があるとは、どことなく品性を感じられる、上品な立ち振る舞いを指す言葉。態度や行動などに対し、凛々しいと似た意味で使われるので覚えておいて損はないでしょう。
また、「凛々しい」がやや男性よりの言葉なのに対して、「気品がある」は女性らしい印象を与える言葉となります。よって、引き締まった態度や行動をする男性に対しては「凛々しい」を、同様の女性に対しては「気品がある」と使い分けると表現しやすくなりますよ。
【対義語】締まりがない
凛々しいの対義語として、締まりがないという言葉が使われる事があります。締まりがないとは、表情や態度に緊張感が無い様子、たるんでいる様子を表す言葉です。引き締まった、頼もしいという意味の「凛々しい」とは、見事に対照的になっていますよね。
また、ドアや窓の建付けが悪く雨や風が漏れてしまう様子も締まりがないというケースもあります。こちらの意味で使う場合は当然、凛々しいの対義語とはなりません。
もう1つ注目したいのが、音楽や小説など緩急が大切な作品に対して締まりがないと表現する事。こちらは単調でつまらないという意味になり、人に対して使う締まりがないと意味が通じるものがあります。
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