皆が泣きたくなる瞬間は？泣くメリットは？上手に泣いてストレス発散

辛い時や悲しい時は、思いっきり泣きたくなりますよね。まさに心の中のものを全て吐き出すように、声高々に叫んで泣きわめきたいと思う時だってあるでしょう。今回はそんな人のために、泣くメリットや上手に泣く方法などを紹介していきます。

適度に泣くことを習慣化するだけでも、自分の感情はコントロールしやすくなるでしょう。よりストレスを上手く吐き出せるようになるため、ぜひ泣く方法を身につけてみてくださいね。たくさん泣いて心をすっきりさせるためにも、その方法をチェックしていきましょう！

思いっきり泣きたいのに、それが表現できない人っていますよね。

それは、次のような原因や理由があるからです。次のような理由を見直していけば、好きな時に泣きたい気持ちを消化していけるでしょう。

プライドが高い

プライドが高いと、なかなか人前で泣くことができません。泣きたい気持ちになったとしても、人前で恥ずかしい思いをしたくないと強く感じてしまうので、涙を我慢するしかないのです。これが積み重なれば、泣けない自分を作り上げてしまうでしょう。

また、プライドが高いと「泣くこと＝弱い証拠」として受け止めている人も。まるで泣くことが悪かのように感じてしまうので、涙を見せるよりも意地を張ってしまうのです。そのため、ふとした瞬間に泣きたいと感じても、なかなか泣くことができません。

人前で泣きたくないという強い気持ちも時に必要になりますが、常に我慢を自分に強いては自分が辛くなるだけです。時に気持ちを吐き出さないと、ストレスで潰れてしまうでしょう。

感情を押し殺す癖がついている

泣くことを許されない環境で育ったり、感情をさらけ出せない性格に育ったりすると感情を押し殺す癖がついてしまうことも。こうした癖がある人は、何か嫌なことや辛いことがあっても自分に我慢を強いるので、感情を表に出そうとしません。

また、人に甘えるといったことにも慣れていないので、周囲が「泣いていいんだよ」と促してあげても、その方法が分からないという人もいるでしょう。普段から泣くことに慣れていないと、好きな時に自由に泣けなくなるのです。

そのため、普段から泣く癖をつけておくことも大切と言えます。ストレスを上手く発散することにも繋がるので、感情を押し殺しすぎないようにしましょう。

周囲への迷惑を考えすぎている

泣きたいのに泣けないのは、周囲への迷惑を考えすぎているのも原因と言えます。例えば、人によっては、泣くことで周囲に迷惑をかけるのではないかと心配しているのではありませんか？こうした心配が強いと、人前でうまく泣くことができません。

また、泣くことでどう思われるか分からないという恐怖も感じるでしょう。「迷惑な奴だと思われたら…」「泣くことで幻滅されたら…」なんて考えてしまえば、泣きたい気持ちに蓋をしてしまうのも仕方ありません。

しかし、適度に泣くことはストレス発散やリラックス効果が期待できるものです。だからこそ、泣きたい時には迷惑なんて考えず、気持ちを吐き出してみましょう。

泣いても解決しないという考え方が強い

世の中にはさまざまな性格の人がいますが、ドライだったり合理的な性格だったりすると「泣いても解決しない」と思ってしまうことがあるでしょう。

また、こうした考えが強いと、泣いている時間すら惜しいと思うようになるでしょう。泣いている暇があるならできることをするべきだとして、自分を奮い立たせていきます。しかし、徹底が過ぎると自分を苦しめてしまう場合も…。

そのため、泣きたいと感じたならそれを素直に表現していくことも大切です。自分を壊さないためにも、適度に泣いてストレスやうっ憤を発散していきましょう。

ここからは、世の男女がどんな時に泣きたくなるのかを紹介していきます。

人によって、泣きたいと思う瞬間は異なるもの。そうした泣きたい瞬間を多くの人と共有することで、より泣ける自分になっていけますよ。

恋人に振られたら号泣しちゃう

「恋人に振られた時は泣きたいって強く感じます。むしろ、今の彼氏に振られたら号泣しちゃう」（女性/32歳/OL）

大好きな人との別れは、多くの人にとって泣きたい瞬間です。それだけ心を許していた相手だからこそ、別れや裏切りは強いストレスに繋がります。また、こうした想像をしただけでも、泣きたくなるという人は多いのでは？

他にも、恋愛ではさまざまなトラブルが付きまといます。メンタルが強くないと、喧嘩や衝突だけでも泣きたくなるでしょう。

仕事で精神的に疲れている時かな…

「仕事で精神的に疲れている時かな…。限界が近づいていると、泣きたいって気持ちでいっぱいになる」（男性/29歳/会社員）

仕事で精神的に追いつめられると、泣きたい気分になってしまう人は多いでしょう。まるで自分だけが頑張っているように感じられるので、周囲に恨みを感じてしまうことも。また、周囲が敵ばかりという環境では、心もなかなか休まりませんよね。

仕事でこうしたストレスを感じるなら、時に休息も必要です。心が壊れてしまう前に、泣きたいという欲求に耳を傾けてあげてくださいね。

限界が近づいていると泣きたいって強く思う

「家事や育児で限界が近づいていると『泣きたい』って強く思います。特に、夫が協力的でない時とかは辛さから自然と涙が出ることも…」（女性/35歳/主婦）

人が限界を感じるのは、何も仕事だけではありませんよね。例えば、女性なら家事や育児に追われて限界が近づくと、無気力さから涙を流したくなるでしょう。特に、パートナーが協力的でないと、全てを自分一人でやりこなさなければいけません。

こうした環境は、続けば続くほど心身を壊す恐れがあるものです。泣きたい気持ちを我慢するのではなく、発散したり原因を改善したりしていきましょう。

人前で失敗すると泣きたいってなります

「人前で失敗すると『泣きたい』って強く感じます。元々人前に出るのが得意じゃないからこそ、失敗すると頭が真っ白になる」（男性/24歳/会社員）

人が泣きたくなるのは、失敗やミスをした時にも当てはまります。こうした瞬間は「恥ずかしい」「隠れたい」という気持ちが強くなり、顔もまともに上げられないでしょう。例えば、会社の会議で失言をしてしまえば、恥ずかしさから泣きたくなる人も多いです。

しかし、時には泣きたくても泣けない瞬間も訪れます。そうした時に上手く気持ちを入れ替えていかなければ、ストレスを感じ続けることになるでしょう。

続いては、思いっきり泣きたい人に見られる特徴をいくつか紹介します。

世の中には、泣きたいけど自分の気持ちを押し殺してしまう人も多いですよね。そんな人ほど、次のような特徴を持っています。自分に当てはまらないかチェックしてみてくださいね。

思いっきり泣きたい人の特徴①完璧主義者

失敗やミスを許さず、また計画は完璧に遂行する。こうした完璧主義と言える人は、人前でなかなか泣くことができません。プライドが高く、自らが周囲の模範とあろうとする傾向も強いので、泣くことよりも頑張ることを優先するでしょう。

また、完璧主義者な人はゴールへとたどり着けるまで弱音を見せようとします。何としてでもやり遂げるという強い意志を持っているため、泣きたい気持ちはあれど我慢するでしょう。そのため、気を抜いた瞬間に「泣きたい」という気持ちに襲われやすくなります。

普段から気を張り詰めているからこそ、気を抜いた時に疲れやストレスを強く感じてしまうのです。これらに押しつぶされて爆発しないためにも、適度に泣くことを覚えましょう。

思いっきり泣きたい人の特徴②引っ込み思案な性格

他人よりも恥ずかしいといった気持ちが強く、前に出たくないとする引っ込み思案な性格も思いっきり泣きたい人に見られる特徴の一つです。こうした人は、人前で泣くことは恥ずかしいことと考えている傾向があるため、なかなか涙を見せられません。

また、泣くことで迷惑をかけてしまうという不安も抱えています。これによってより自分に「泣いてはいけない」という暗示をかけてしまうため、泣きたい気持ちを抱えているだけになってしまうのです。

しかし、我慢して解消できないほどのものならば、時に思いっきり吐き出すことも必要と言えます。我慢すべき時とそうでない時を上手く見極めていきましょう。

思いっきり泣きたい人の特徴③不安を感じやすい

普段から何かと不安を感じやすいという性格も思いっきり泣きたい人に見られる特徴と言えます。他人よりも不安を感じやすいと、些細なことでも現実に押しつぶされそうになるでしょう。不安から泣きたいと強く感じるため、感情のままに泣き叫びたくなります。

また、その不安を誰かに聞いてほしい、受け止めてほしいとも思うでしょう。自分の不安を上手く解消できない人も多いため、常に泣きたいと思っている人も。気持ちを上手く切り替えていかなければ、ストレスで精神を病んでしまう恐れもあります。

そのため、不安を感じやすいと自覚できるなら、適度に思いっきり泣いてみましょう。気持ちを発散するよう泣くだけでも、ストレスや不安は解消されていきますよ。

思いっきり泣きたい人の特徴④我慢強い

何かと我慢してしまうような我慢強い性格も思いっきり泣きたい人に見られる特徴です。こうした性格の人は、泣くよりも我慢することの方が多いでしょう。泣きたい気持ちに駆られても、他にやるべきことがあればそちらを優先します。

また、我慢強いと「これくらいのことで泣けない」と、ついつい辛い気持ちに蓋をするでしょう。こうしたことが積み重なれば、心の負担やストレスはより増幅していきます。

確かに、我慢が必要な時だってあるでしょう。しかし、すべき時とそうでない時を見極めていかなければ、自分を苦しめるだけになるので気をつけてくださいね。

人によっては、泣くことはいけないことだと思い込んでいる場合もあるでしょう。

しかし、思いっきり泣くことで次のような効果が期待できます。時に我慢も必要ですが、素直に泣くこともとても大切なことですよ。

ストレス発散

人は思い切り泣くことにより、ストレスを発散することができます。それまで抱えていた辛さや悲しみが涙によって解き放たれるので、泣き終わる頃には心が軽くなっているように感じるでしょう。そのため、泣きたい時には我慢するより泣いた方が心のためと言えます。

また、泣くのを我慢し続けることで、好きな時に泣けない体質になってしまう恐れも。これでは上手くストレスを発散できなくなるため、自分の感情もコントロールしづらくなってしまうでしょう。こうした事態を避けるためにも、泣きたい時には泣いた方が良いのです。

中には、泣くことは恥ずかしいと感じている人もいるでしょう。しかし、そうした気持ちがあるなら一人で泣くなど、出来る対策をとって泣ける自分を作ってみてくださいね。

出典：医療法人社団 平成医会「「泣く」ことで得られる心身のメリット 」
https://heisei-ikai.or.jp/column/tears/

リラックス効果

思い切り泣くことは、ストレス発散効果だけでなくリラックス効果も期待できます。泣き疲れることで体が程よい疲れを感じるため、体の余分な力が抜けたように感じられるからです。また、今まで感じていた辛さや悲しみが涙で流されれば、身も心も軽くなったように感じられます。

張り詰めていた気持ちを緩和させられるので、緊張を強いられ続けているなら一度泣いてみることをおすすめします。泣くことで心身の力が適度に抜けていくので、また元気も感じられるでしょう。無理し続けるより、一度泣いてしまった方が楽になりやすいですよ。

しかし、泣くという行為は相当のエネルギーを消耗するものですので、リラックス効果目的で泣くのであれば、家などくつろげる場で泣いた方がより疲れを癒せるでしょう。

気分転換

感情を振り回すような大泣きは、良い気分転換になることがあります。心の中の悪い物を全て吐き出してしまうような泣き方であれば、泣き終わる頃にはそれらが排出され、清々しい気持ちになるからです。

中には、泣く前よりも前向きな気持ちを抱けるという人もいます。そのため、今抱えている嫌な気持ちをどうにかしたいと思っている時にも、思い切り泣くことは有効と言えるでしょう。自分で上手く気持ちを切り替えられれば、より感情をコントロールしやすくなります。

ちょっとの泣きでは気持ちが切り替わらない人もいますが、大泣きしたいという気持ちを抱えているなら、その気持ちに従ってみてはいかがでしょうか？

安眠に繋がりやすくなる

心の中のものを吐き出すほどの泣き方は、多くのエネルギーを消耗する行為です。そのため、泣き疲れる頃には心がすっきりするだけでなく、程よい疲労感を得ていることが多いでしょう。この疲労感により、安眠に繋がりやすくなる人もいます。

特に、今まで不安や恐怖であまり眠れていないという人ほど、程よい疲れからぐっすりと眠れる傾向にあります。それまで抱えていたものが吐き出されることで、以前よりも心も軽くなるのです。これにより体の緊張が解れるので、より深い眠りにつくことができるでしょう。

上記のように、緊張によって眠れていない、不安や恐怖と毎日闘っていて神経が敏感になっている…なんて人はぜひたまに泣いてみることをおすすめします。すっきりした気持ちでゆっくりと眠ることができるでしょう。

ここからは、泣きたい時に思い切りなく方法を紹介していきます。

まずは泣きたい時に泣くと良い場所についてです。一人ひっそりと泣きたい時や感情を受け止めてほしい時には、次のような場所で泣いてみましょう。

自分の部屋で泣く

誰にも邪魔されずに泣きたいのであれば、自分の部屋がおすすめです。ここなら泣いても誰にも迷惑をかけませんよ。一人で好きなだけ泣くことができるので、泣きたいと思った時には自室に駆け込んでみましょう。

また、自分の部屋なら安心感も得られます。そのまま寝落ちすることもできるので、泣いて疲れて眠りたい時にも最適な場所ですよ。家族と共に暮らしている場合には声の大きさに注意する必要はありますが、比較的邪魔をされない場所と言えます。

他にも、ひっそりと邪魔されずに自分と向き合いたい時にも自室は有効です。自分の一人になれる場所は活用していきましょう。

お風呂で泣く

お風呂は1日の汚れや気持ちを洗い流す場所でもあるため、こうした場所で泣くのもおすすめです。お風呂であれば誰にも邪魔をされることはありませんし、シャワーの音で泣いている声もかき消されます。

そのため、家族と共に暮らしていてもバレにくい場所と言えるでしょう。また、お風呂であればいくら涙を流してもシャワーで綺麗に洗い流すこともできます。長時間泣き続けるのにはあまり向きませんが、短時間でサッと泣いてすっきりしたいならおすすめの場所です。

他にも、お風呂ではアロマや入浴剤など好きなリラックス法を併せることもできます。これにより、さらに気持ちをすっきりさせることができるでしょう。

信頼できる友人の前で泣く

どうしても気持ちを誰かに受け止めてほしいなら、信頼できる友人の前で泣くのもおすすめです。こうした人の前であれば、いくら泣いても受け止めてくれるでしょう。話を聞いてもらうことで気持ちもすっきりするので、良い気分転換にもなります。

また、人によっては「こうした方がいい」といったアドバイスをくれることも。親身になってくれる人に相談したり受け止めてもらったりすることで、気持ちは楽になっていきます。思い切り泣くことで、自分の心も軽くなるのを感じられるでしょう。

ただし、信頼できるからと言っていきなり泣いてしまうと相手をびっくりさせます。そのため、事前に「泣きたい」と伝えておかないと、迷惑や心配をかけてしまうので注意しましょう。

恋人の前で泣く

気持ちを受け止めてほしいのであれば、恋人の前で泣くのもおすすめです。恋人なら親身になってくれやすいですし、不安な気持ちを解してくれます。好きな人だからという安心感もあるので、思い切り泣きやすい場所ですよ。

また、恋人相手なら気持ちを吐き出しやすい人も多いでしょう。友人よりも確かな絆を育んでいる相手なら、より気持ちを吐露できます。これによってさらに気持ちがすっきりしていくので、泣き終わる頃には笑顔になっているでしょう。

ただし、人によっては恋人に泣きつかれたくないという人もいます。恋人の性格によってはおすすめできない場合もあるので注意しましょう。

トイレで泣く

出先などでどうしても泣きたくなったら、トイレで泣くことをおすすめします。トイレは個室も多く、壁やドアで隔たれているので基本的に邪魔されずに泣くことができる場所です。大声を出して泣くことはできませんが、ひっそりと思い切り泣ける場所と言えます。

また、出先で泣くとなれば、なかなか場所がなく我慢するしかありませんよね。しかし、トイレのような個室が多い場所なら、出先であっても気持ちを切り替えることができます。自分だけの空間を保ちやすい場所だからこそ、人知れず泣きたい人におすすめです。

ただし、トイレは多くの人が利用する場所でもあります。個室が少ない場所を長時間占領するのはマナー違反となるため、場所を選ぶことも大切ですよ。

続いては、泣きたい時に行うと良い行動について紹介していきます。

泣きたい気持ちがあっても、時に涙が流せない人も多いですよね。そんな人は、次のような行動で涙を流してみてくださいね。

泣ける映画を見る

泣きたいのに涙が出てこない場合には、泣ける映画を見るのも一つの手でしょう。自力で泣けないのであれば、そこまで気持ちを持っていくことが大切です。涙を流すほど感動する映画を見ることで、自然と涙を流すことができますよ。

最初は作品に影響されて泣いたとしても、泣き終わる頃には気持ちもすっきりしているでしょう。それまで感じていたうっ憤やストレスも涙によって洗い流されるので、強制的に泣いたとしても気持ちの持ちようが変わっているはずです。

また、泣ける映画を見るときはなるべくハッピーエンドになるものを選びましょう。泣ける映画であっても、バッドエンドものは泣いた後にもやもやとしたものが残りやすいですよ。

中見出し心情に合う音楽を聴きながら泣く

映画を見るほどの時間や余裕がないのであれば、心情に合う音楽を聴きながら泣くのもおすすめです。今の気持ちに寄り添うような音楽を聴くことで、自然と涙が流れやすくなります。また、音楽は心を癒してくれるので、気持ちもよりすっきりしていくでしょう。

また、音楽に感情移入すればするほど涙を流しやすくなります。そのため、音楽を聴いて泣きたいのであれば、音楽に集中できる環境を作りましょう。例えば、自室に籠ったりお風呂に入ったりして、集中できるようにします。

他にも、こうした時のために普段からさまざまな音楽に触れておきましょう。泣きたい時に聞きたい曲をピックアップしておくことで、辛い時に時間をかけずに気持ちを切り替えられますよ。

悲しい思い出を思い出す

泣きたい時には、悲しい思いでを思い出すことも有効とされています。辛く悲しい思い出を自ら掘り起こすことで、自然と涙を流せるのです。例えば、恋人と別れた時の記憶などを鮮明に掘り起こしてみましょう。

こうした思い出は人によっては思い出したくないものと言えますが、だからこそ泣けるものでもあります。また、そうした場面を思い出して泣くことで、自分の中でそれを消化することもできるでしょう。

もやもやとしたものを感じていたり、消し去りたい感情や思い出がある時にも有効です。それらを上手く消化し「なんでもない出来事だった」と笑うためにも、思い出してみてくださいね。

泣ける漫画や本を読む

人によっては、映画を見られる環境がないという場合もありますよね。そんな人は、泣ける漫画や本を読むのもおすすめです。これなら、映画を見られない、興味がないといった人でも感情移入から涙を流すことができます。

また、漫画や本は手に持っていればいつでも読み返すことができるものです。泣きたいと思った時にすぐに取り出せるようにしておけば、いつでも涙を流すことができるでしょう。これにより、自分の感情を上手くコントロールしやすくなります。

ただし、人には慣れというものがあるため、短期間で同じ方法を繰り返すことはあまりおすすめできません。慣れから泣けなくならないよう、適度に方法を変えてみてくださいね。

「こうなったら嫌だ」という妄想をしてみる

人は、時に恐怖や不安という感情から涙を流すことも多いです。そのため、こうした感情を利用して涙を流すのもおすすめと言えます。例えば、「こうなったら嫌だ」という妄想をしてみるのです。自分にとって最悪な事態を想定することで、涙を流せる人もいるでしょう。

また、「こうなったら嫌だ」という妄想をすることで、今の状況が何でもないことのように感じられる場合もあるでしょう。そのため、結果として泣かなくても、気持ちを持ち直せることだって多いです。

ただし、悪いことばかり考えすぎると、気持ちはよりどんよりしてきます。より辛い気持ちを抱えないためにも、妄想し終わったら前向きに考えましょう。

人によっては、泣きたいけど泣けないなんて気持ちを抱えているでしょう。

ここからは、そんな人のために上手な気分転換法を紹介します。次のような気分転換法を取り入れ、上手く気持ちを切り替えてみてくださいね。

ハーブティーでリラックス

泣きたいのになかなか泣けない時は、ハーブティーでリラックスしてみましょう。ハーブティーにはリラックス効果のほかにも、胃腸などを温める効果も期待できるため、健康に良いとされています。

また、一つにハーブティーと言ってもさまざま香りや特徴があります。一般的にカモミールやルイボスといったものがメジャーですが、他にもローズヒップやジンジャーなども人気です。

より高いリラックス効果を求めるのであれば、自分が好む香りを見つけましょう。心地よい香りに包まれれば、泣きたい気持ちもどこかへ吹き飛んでいきますよ。

お酒を飲んで寝てしまう

ハーブティーで癒せないほどの心の傷を抱えているなら、お酒を飲んで寝てしまうのも一つの方法です。一時的に眠りたい時には効果を発揮してくれるので、どうしても辛くて眠れないなんて時には、お酒の力を借りるのも良いでしょう。

また、その間に他の対処法で気持ちを楽にすることも大切です。お酒を飲んで寝てしまうのも良い方法ではありますが、長期的に続けてしまうと今度は深く眠れなくなる恐れも。より良い睡眠を確保するためにも、お酒に頼りすぎないことも大切です。

泣きたいという気持ちをずっと抱えているなら、どこかで思い切り泣くようにしましょう。毎回お酒に頼るのではなく、適度に使う程度にしてみてくださいね。

出典：アルコール依存症治療ナビ.jp『お酒を飲むと良く眠れる？』
http://alcoholic-navi.jp/understand/enquete/?id=13

体を動かして運動する

もやもやとした気持ちを抱え続けているなら、体を動かして運動してみることをおすすめします。運動に集中するだけでも、心のもやもやを忘れることができるでしょう。また、運動をすれば体は適度に疲労を感じるため、運動終わりには清々しい気持ちになっていることも。

また、運動をすると血流がアップします。これによって頭がさえ渡るようになり、自分の気持ちや考えにも整理がつけられるようになっていくでしょう。適度な運動は健康にも効果的と言えるため、日々の習慣にすると上手く気持ちをコントロールしていけますよ。

逆に、ジッと縮こまっているだけでは、嫌な考えに囚われやすくなるものです。自分から気持ちを切り替えていけるよう、意識的に体を動かしていきましょう！

出典：社会保険出版社・体と心も健康に『運動とメンタルヘルス』
http://shaho-net.co.jp/kokoromokaradamo/02/index.html

イメチェンしてみる

自分を変えるような変化が欲しくなった場合には、イメチェンで気分転換するのもおすすめです。例えば、髪型をガラリと変えてみたり、普段は着ないような洋服に身を包んだりしてみましょう。こうしたイメチェンは良い気分転換になるので試してみてくださいね。

他にも、女性ならメイクを変えてみてはどうでしょうか？普段とは違う自分を作るだけでも、気持ちは変わっていきます。もし男性なら、ネクタイの色を変えたり羽織るものを変えるなど、ちょっとしたところからイメチェンしてみましょう。

こうしたちょっとしたイメチェンを取り入れられるようにしておくと、より気分転換が身近なものになっていきます。他にも自分にできることはないか、探してみてくださいね。

好きなことに没頭する

泣きたいけど泣けない時には、好きなことに没頭して嫌なことを忘れるのもおすすめです。泣きたいという気持ちを素直に表せないなら、それを忘れるようにしてしまえば心も軽くなっていきます。そのため、趣味など時間を忘れられるものに没頭してみましょう。

好きなことに没頭していれば、楽しい気持ちから嫌なことなんてどこかに吹き飛んでいきます。心行くまで楽しむことでより心を軽くできるので、普段から何らかの趣味を用意しておくと良いですよ。

ただし、趣味をしても心が晴れない、泣きたい気持ちが忘れられない場合には、相当心が疲れています。こうした場合には、無理せずに休息を取るようにしてくださいね。

大声を出してみる

もやもやとしたものを解消したいなら、大声を出してみるのもおすすめですよ。泣きたくても泣けないなら、その気持ちを声を大にして叫んでみましょう。こうした気持ちは口に出すことで消化していくことができるので、泣けないなら言葉にして吐き出してみてくださいね。

また、人に聞かれたくない、大声を出せる環境にないという場合には、カラオケを利用してみましょう。カラオケボックスなら、大声を出しても怒られる心配はありません。マイクを使わずに叫びまくることで、ストレス発散になるでしょう。

泣きたいのに泣けないと、ストレスは溜まっていく一方です。それを解消するためにも、嫌な気持ちは吐き出していきましょう！