思いやりのない夫にイラつく!どう対処すればいい?
今回はそんな人のために、思いやりのない夫について徹底解剖していきます。どうして思いやりがないのか、どうすれば思いやりを持ってくれるのかなど、夫婦関係について悩んでいる人はぜひチェックしてみてくださいね。
思いやりのない夫にイライラするのはどんな時?
TVのチャンネルを勝手に変えられる!
「TVのチャンネルを勝手に変えられた時ですね。夫には人が見ているという意識がないのか、困った行動が多くて…」(女性/33歳/主婦)
TVを楽しく見ているのに、勝手にチャンネルを変えられるとイラっとしますよね。こうした行動はまさに思いやりが感じられないと思える瞬間です。夫に、相手に悪びれた様子が見られないと、さらに怒りが積み重なっていくでしょう。
私が妊娠中でも旦那は何もしてくれない…
「私が妊娠中でも旦那は何もしてくれない…。妊娠しているせいか情緒不安定なことも多くて、泣きたくなってくる…」(女性/26歳/主婦)
妊娠中はホルモンバランスの乱れや出産・子育てに対する不安などから、情緒が不安定になる女性が多いです。優しさを求める時期だからこそ、大切な夫には思いやりのある行動を求めてしまうもの。妊娠中なのに我関せずといった態度をされては、悲しくなるのも当然です。
また、妊娠中に思いやりのある対応をされないと、それが大きな溝として残る夫婦がたくさんいます。今後の夫婦生活にも悪影響を及ぼしかねないため、思いや理を持って行動することが大切です。
風邪を引いても心配してくれない…
「旦那は、私が風邪を引いても心配してくれない…。せめて『大丈夫?』とか言ってくれたら、こっちだって愛情も持てるのに…」(女性/29歳/主婦)
風邪を引くと、自然と心も弱るもの。そんなときほど思いやりある言葉や態度を欲してしまいますよね。風邪を引いても思いやりのない行動をされると、イライラもどんどん膨らんでいくでしょう。
また、それまで感じていた愛情も冷めていきます。夫婦仲が悪くなるきっかけにもなりうるからこそ、夫には態度を改めてほしいですよね。
夫に心無い言葉ばかりかけられる…
「夫に心無い言葉ばかりかけられます…。体型のこととか、容姿のこととか、自分のことを棚上げにしてアレコレ言われるとイライラします」(女性/36歳/主婦)
女性にとって、体型や容姿の指摘はとても嫌なものですよね。知らない人から言われても傷つく内容なのに、愛する夫からアレコレ言われては愛情も冷めていくでしょう。
また、相手が自分のことを棚に上げて言葉を発しているとすれば、さらにイライラが積み重なっていきます。ついつい喧嘩腰になってしまい、さらに夫婦仲が悪化してしまうことも…。
思いやりのない夫の特徴≪前編≫
家族より自分を優先させる
思いやりがない夫は、家族よりも自分を優先させることが多いです。例えば、家族で出かけようと企画を立てても、自分のプライベートを優先させます。家の用事に協力的ではないため、家族からも不満を向けられている可能性も高いでしょう。
また、家族で向き合うべき問題についても「我関せず」といった態度でいることが多いです。何に関しても優先順位が自分になるため、問題が起きた時には保身に走ることも。こうした行動が多くては、愛する夫といえど愛も冷めていくでしょう。
一家の大黒柱には、家族を支える役目をついつい求めてしまうもの。それが叶わないとあれば、不満が溜まるのも当然と言えるでしょう。
家事をする気がない
いくら夫が外で働いているといっても、夫婦は常に対等です。それなのに「自分は働いているから」「お金を稼いでいるから」といった態度を貫かれては、思いやりを感じられませんよね。また、家事を一切手伝ってくれないと不満も溜まっていくでしょう。
逆に、ちょっとした家事をしてくれるだけでも思いやりは強く感じられるものです。自分のためにしてくれていると実感できるので、より夫のことを好きになれるでしょう。
些細な日常の出来事であっても、思いやりのない態度や行動は相手を傷つけます。家事はもう女だけの仕事ではないからこそ、夫にも協力的であってほしいですね。
妻に優しい言葉をかけない
相手を思いやる気持ちがあれば、優しい言葉の一つや二つは普通に出てくるでしょう。しかし、思いやりがない夫は、妻に対して優しい言葉を一切かけません。
自分のことを第一に考えているため、妻に対して感謝や優しさといった言葉をかけられないのです。また、自分の行動について客観的に振り返ることもあまりありません。そのため、妻と夫の間ですれ違いが起きやすいのです。
家族に興味がない
思いやりのない夫は、家族に興味がないことも多いです。先述したように、何をするにも自分を一番に考えてしまう癖があるため、家族にまで思考が回りません。
逆に、思いやりのある人は、家族が何をしているか常に気にしています。家族が困っていればすぐに手助けしますし、家族の力になりたいと行動してくれるでしょう。そうしたものを一切感じられない場合には、思いやりの心に欠けていると言えます。
思いやりのない夫の特徴≪後編≫
多く当てはまると強く思う場合には、夫を変えていく努力も必要でしょう。また、接し方を変えるなどの対処法も必要になってきます。
自分で動こうとしない
思いやりのない人は、自分で動こうとしないことが多いです。こうした人は、「やってもらって当然」「自分が動かずともやってもらえる」といった思考をしています。まさに相手に甘えている状態と言えるでしょう。
しかし、こうした行動や態度は依存されていると感じる人も多いです。また、こちらの優しさに甘えていると分かれば、怒りや苛立ちを覚える人もたくさんいるでしょう。例え夫婦といっても、限度を超えれば不満の対象になってしまいます。
自分の気持ちをすぐに口にする
人が傷つくことを平気で言ってしまうのは、自分の気持ちをすぐに口にしてしまうからです。「これを言ったら相手がどう思うか」をよく考えていないため、思ったことをすぐに口にします。こうした言動は、思いやりを感じられません。
また、自分の気持ちをすぐに口にしてしまう人は、それだけ失言も多いです。相手を傷つけるという考えが足りないため、口にしてから後悔する人も。
心無い言葉は夫婦だからこそ、より強く相手に響きます。そうしたことを伝えていかなければ、思いやりある夫に変えていくことはできないでしょう。
報告や連絡をしない
思いやりのない人は、相手に対する配慮も欠けています。自分の行動によって迷惑をかけるという意識が乏しいため、基本的に報告や連絡をしないことが多いです。そのため、連絡不足ですれ違いも起こりやすいと言えます。
例えば、連絡もなしに飲みに行ったり、帰りが遅くなったりといったことはありませんか?こうした行動が多いのは、妻の立場に立って考えるという意識が欠けているからです。
特に、何度注意しても聞き入れてくれない場合には、かなり思いやりに欠けていると言えます。さまざまな意識が足りないと言えるからこそ、夫を育てていくことも必要でしょう。
他人に厳しい
他人に厳しく自分に甘いというのも、思いやりのない夫にみられる特徴です。自分を優先して考える癖があるため、どうしても自分を甘やかそうとします。しかし反対に、他人には厳しく接するため非難されることも多いでしょう。
また、こうした人は行動が伴っていないことが多いです。口では立派に指摘していても、自分が模範になれるかといえばそうではありません。そのため、他人や家族から信用されにくいのです。
思いやりのない夫の心理
他人の気持ちを想像できない
思いやりある行動ができないのは、他人の気持ちを想像できないからです。優先順位が常に自分であるため、他の人が困っていようと関係ありません。相手の気持ちを考えるようにならなければ、同じことを繰り返してしまうでしょう。
そのため、夫を変えていくには気持ちを察するよう導くことが大切です。例えば、何をしたら妻が喜ぶか、何を言ったら妻が傷つくかなど、細かくても伝えていきましょう。
また、他人の気持ちを想像できないのはそうした体験を今まで積んでこなかったからです。育った環境によるものが大きいため、理解ある態度で接してあげてくださいね。
主婦の仕事は楽だと思っている
世の中には、主婦という立場を軽んじている男性も少なくありません。特に、自分が稼いでいるという意識の強い男性は、専業主婦の妻を下に見ていることも。こうした場合には、妻に対して厳しい言葉を投げかけやすいです。
また、家事や育児に関して投げやりであることも多いため、夫婦間ですれ違いもたくさん起こっているでしょう。考えを改めてもらわなければ、より関係は悪化します。
そのため、夫を変えていきたいなら「家事や育児は大変である」と訴えていきましょう。きちんと言葉にして伝えるだけでも、理解を得やすくなりますよ。
そもそも悪いと思っていない
男性の中には、そもそも自分の行動が悪いことだと思っていないという人もいます。こうした人は、自分が思いやりのない行動をしていると気づいていません。そのため、妻が傷ついていることにさえ気づいていないでしょう。
また、妻が指摘してもきょとんとしていることも多いです。そもそも悪いと思っていないからこそ、反省する素振りもあまり見られないでしょう。
夫がこうした心理を持っている場合には、きちんと話し合うことが大切です。きちんと言葉にして伝えることで、夫に理解してもらえますよ。
自分は楽したい
思いやりがないのは、自分は楽をしたいという気持ちが強いからとも考えられます。世の中には楽をしながら過ごしたいと考える人は少なくなく、夫がこうしたタイプである可能性も高いでしょう。こうした人は、なるべく自分が負担しない道を選ぼうとします。
また、自分は楽をしたい心理が強い人は、妻に仕事を押し付けることが多いです。例えば、家事や育児など面倒なことはやろうとせず、楽しいことだけ独り占めしようとするでしょう。
こうした行動や態度は、思いやりの欠片も感じられません。夫の意識を変えていかなければ、より妻が傷つくだけになるでしょう。
思いやりのない夫になった原因は?
ここからは、思いやりのない夫になった原因を紹介していきましょう。次のような原因が考えられるため、一方的に責めるのではなく思いやる心が大切です。
甘やかされて育った
思いやりのない夫になった原因として、育った環境が挙げられます。例えば、親に甘やかされて育つと自分が甘やかされることが当たり前になるでしょう。こうした環境が長引くと、相手を甘やかす、思いやるといった思考が育たなくなります。
特に、親の愛を一心に受けて育った場合には、してあげる側ではなく「してもらう側」に回ることも多いです。また、社会に出ても同じように甘やかされることが多いと、自分を優先してもらうことが当たり前だと感じるでしょう。
このせいで、相手のことを考えた行動ができなくなります。そうした体験や訓練をしてこなかったからこそ、思いやりのない人間になってしまうのです。
仕事が多忙で余裕がない
夫に思いやりがないのは、何も育った環境だけが原因ではありません。時に現時点での環境が原因として挙げられることもあるので、まずは夫を取り巻く環境について見直すことも大切ですよ。
例えば、あなたの夫が今、仕事に追われているということはないでしょうか?仕事に追われていると、心に余裕がなくなります。そのせいで周囲に対して思いやりがなくなってしまう場合もあるのです。
そのため、仕事が忙しいようならそっとしておいてあげましょう。仕事が原因であれば、仕事が落ち着けば前のように優しくなる可能性もあります。
ここで思いやりがないことを責め立ててしまうと、より夫を追い込むことになります。夫婦関係を良好に保つためにも、理解を示してあげてくださいね。
ストレスのせいで心に余裕がない
仕事が忙しくなくても、ストレスが溜まっていれば心に余裕がなくなります。例えば、疲れや寝不足、トラブルや心配事など、最近思い詰めているような雰囲気を夫から感じないでしょうか?もし感じるのであれば、ストレスがかなり溜まっている証拠です。
こうしたものが原因で心に余裕がなくなれば、誰もが自分を優先するようになるでしょう。他へと心を割いてあげられないからこそ、夫がこうした状態ならこちらから思いやりを示してあげることが大切です。
また、夫が何かから追い詰められているなら味方になってあげましょう。こちらから寄り添ってあげることで、夫婦関係も良い方へと傾いていきますよ。
ライバル意識が強い
余裕があるのに思いやりがないのは、ライバル意識が強いせいかもしれません。例えば、「誰にも負けたくない」「自分が一番でいたい」という気持ちが強い人は、家族であっても競争意識が強いです。
こうした意識のせいで周囲を蹴落とす思考に囚われてしまうため、家族に対しても思いやりのない行動が多くなってしまうのでしょう。こうした男性は、他に意固地であったり他人を見下すような特徴を持っています。
思いやりのない夫にイライラした時の対処法
しかし、だからといってイライラをそのままぶつけていては、さらに夫婦関係が悪化するだけです。より良い関係性を目指したいなら、次のような対処法を試してみてくださいね。
夫と物理的に距離を取る
イライラは一時的なものである可能性が高いため、思いやりのない夫にイライラしたら物理的に距離を取ることをおすすめします。例えば、少し違う空間(部屋)に逃げ込む、外に出て気持ちを入れ替えるといったことをしてみましょう。
ずっと同じ空間にいてはしまうと相手に対する不満をより強く感じてしまうので、イライラを感じたら夫とは離れるようにしましょう。離れることでお互いに冷静になることができ、問題を解決しやすくなります。
気持ちを紙に書き出す
思いやりがない夫と割り切っていても、気持ちを落ち着かせられないことってありますよね。そうした場合には、自分の気持ちを紙に書き出してみましょう。例えば、夫にどうしてほしいのか、どんなところに思いやりが感じられないのか書き出してみるのです。
紙に書き出すという行為は、自分の気持ちを落ち着かせたり整理したりする効果が期待できます。箇条書きでも何か書き出すことで、自分が本当に望んていることも整理できるでしょう。
頭で考えるだけでは、さらに不満が積み重なってしまいます。お互いに頭を冷やすという意味でも、紙に書き出すという行為はおすすめです。相手を客観的に見やすくしてくれるので、言いたいことや伝えたいことも分かりやすくなるでしょう。
自分について見つめなおしてみる
夫にイライラしているときは、ついつい自分のことを棚に上げてしまいがちになりますよね。相手に対するイライラや不満だけで相手を攻撃する可能性も高いからこそ、一度冷静に自分を見つめなおすことも大切です。
例えば、夫に思いやりがないと言っても、自分は相手に誇れるほど思いやりを持っているのか考えてみましょう。自分を棚に上げた言動で相手を責めても、相手の心には何一つ響きません。
逆に、いつも思いやりのある行動をしてくれる人から言われれば、改めようという気持ちにもなるでしょう。お互いに良い影響を与え合えるよう、自分について見直すことも大切ですよ。
夫の良い面について考えてみる
相手に対するイライラが大きいと、ついつい悪いところにばかり目が言ってしまいますよね。しかし、これではさらに自分の不満が助長されるだけです。より夫に対して不満やイライラが積み重なるだけなので、気持ちを上手く切り替えていきましょう。
また、そのためにも夫の良い面について考えてみることをおすすめします。例えば、思いやりがないといっても、他に褒められる部分はあるのではないでしょうか?そうした部分に目を向けていけば、イライラは吹き飛んでいきます。
他にも、夫の好きなところについて考えてみるのもおすすめです。好きと言う気持ちが膨らめば、イライラも感じなくなるでしょう。
思いやりのない夫を変えるには?
気持ちを冷静に伝える
思いやりを持ってほしいからといって、感情的に責め立てては相手も聞く気にはなれません。夫から理解を得るためにも、気持ちは冷静に伝えるようにしましょう。いくら思いやりがないといっても、こちらも同じような行動をしては関係はさらに悪化します。
また、気持ちを伝えるときは「何をしてほしいのか」を明確にしましょう。ただ文句を言うだけでは、問題を解決に導けません。相手にどう変わってほしいのか明確に伝えることで、相手も何をすればいいのかより理解してくれるでしょう。
気持ちを伝えるといっても、感情的になっては伝えたいことは十分に伝わりません。より理解を得られるよう、こちらも工夫してみましょう!
こちらから感謝の気持ちを示す
思いやりのない夫を変えるには、まず自分が手本となることも大切です。例えば、感謝の気持ちを意識して伝えるようにしてみましょう。「ありがとう」「助かったよ」など、プラスの言葉を発するだけでも受け取り方は変わってきます。
また、些細なことでもきちんとお礼や感謝を伝えることも大切です。「これくらいならいいか」という気持ちを持つのではなく、どんなに些細なことでも感謝の言葉は伝えた方が、関係をより良いものにしていくことができます。
求めていることを口に出してお願いしてみる
思いやりがない行動は、とてもイライラするものですよね。しかし、だからといって夫ばかり責められるのかと言われれば、そうでない場合も。例えば、「これくらい言わなくても分かるだろう」なんて思ってはいないでしょうか?
男性の中には、言葉で言われないと分からないと答える人も多いです。また、察してという態度は、時に相手に威圧感を与えます。こうしたすれ違いが夫婦関係を悪化させることも多いため、何かしてもらいたいなら口に出すようにしましょう。
言葉に出して伝えるだけでも、相手により伝わりやすくなります。夫婦だからと何でも分かるわけではないからこそ、「分かるはず」という一方的な決めつけをしないよう気をつけましょう。
思いやりある行動を自分から率先して行う
感謝の気持ちだけでなく、思いやりある行動を自分から率先して行うことも大切です。例えば、疲れていそうならお茶を入れてあげる、疲れを労ってあげるなど、こちらからも歩み寄ってみましょう。
相手からこうした行動をされると、次第に「自分もやってみよう」という気持ちが生まれます。お互いに良い影響を与え合えるようになるため、夫婦関係も回復していくでしょう。最初は効果がないと感じられるでしょうが、続けることで効果を実感できるようになります。
ただし、やってあげたからという見返りを求める態度はNGです。下心は見破られやすいため、真心で思いやりある行動を示していきましょう。
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