高校生の遠距離恋愛を成功させる方法を教えて!
とはいえ、遠距離恋愛をしている高校生は、これからの関係や付き合い方に悩んでいるはず。社会人のように自由がきかない状況が多々あるため、悩む場面も多いでしょう。
そこで今回は、高校生の遠距離恋愛を長続きさせる方法を解説していきます。まだ未成年ということもあり、親やお金が絡む問題も出てくるはずです。それらをどう乗り越えていけば良いのか、この記事を参考にしてみてくださいね。
高校生の遠距離恋愛が長続きしない理由|前編
これらの理由から、自分たちが乗り越えなければならない問題が見えてくるはずなのです、参考にしてみてくださいね。
なかなか会えない
好きな人とは「できる限り一緒にいたい」「会いたい」と思うものですよね。しかし、遠距離恋愛の上に高校生ですから、なかなか会えないという問題が生じます。
もちろん、電話やLINEでコミュニケーション自体は取れますが、声を聞けば余計に「会いたい」という思いが募るはずです。しかし、そうそう会えるはずもなく、徐々に寂しさや不満が溜まっていくもの。
そうした状況が続くことで、別れに至ってしまう高校生カップルは多いです。
経済的な問題
仮に、相手のところに行くために飛行機を使わなければいけないとすると、往復するだけでも結構なお金がかかります。その上、相手の自宅に泊まれないともなれば、ホテルなどを利用しなければなりません。
そう考えると、ただ会うだけでもかなりの出費になりますよね。それに加えてデート代や食事代もかかるわけですから、高校生にとってお金の問題は相当高いハードルでしょう。
こうした経済的なことが原因で、破局に繋がるカップルも少なくありません。
浮気を疑ってしまう
付き合う前に時間をかけて信頼関係を築いてきたカップルなら、相手の浮気を心配することは少ないかもしれません。しかし、まだそうした関係に至っていない場合、または恋愛経験が少ない場合は、相手を無条件で信用することは難しいもの。どうしても「浮気してるんじゃないか」と心配になってしまうでしょう。
相手と連絡がとれない時は、特にそう感じるはずです。言葉で「浮気なんてしていない」と言われても、行動が見えないわけですから、信用できないのも無理はありません。
親に理解してもらえない
高校生はまだ未成年ですから、親の保護下にあります。共に生活をしている人が多く、親から「こうしなさい」「あれはダメ」と指示や制限をされることもあるでしょう。親から交際を認めてもらえず、別れてしまうカップルもいるものです。
例えば、あなたが遠距離にいる恋人のもとに行こうとしたとします。その時「危ないから行っちゃダメ」と言われたら、さらに恋人とは会えなくなり、寂しさが募ってしまうでしょう。そうすると次第に「付き合っていても意味がない」と思うようになってしまうはずです。
他にも、「就寝時はスマホ没収」「高校生のうちは恋愛禁止」といったような制限を課されることもあります。
高校生の遠距離恋愛が長続きしない理由|後編
高校生の遠距離恋愛が長続きしない理由は、まだ他にもあります。引き続き見ていきましょう。
心移りしてしまう
まだまだ好奇心旺盛な高校生は、遠距離恋愛をしている最中に心移りしてしまう場合があります。
例えば、新たに趣味ができてハマってしまえば、会えない恋人のことを放置してしまうことがあるでしょう。あるいは、クラス替えによって新しく異性の友達ができて、その人と会うことのほうが楽しく感じるかもしれません。
このように、心移りすることによって、遠距離恋愛の恋人のことをないがしろにしてしまう人もいます。ふたりが同じ時期に同じように心変わりしたならまだ良いですが、突然興味の対象が変わった相手を見て、自分への気持ちが冷めたと感じ別れるケースも多いです。
やるべきことが多くて恋愛に注力できない
高校生だと、勉強に部活、あるいはバイトなど、毎日すべきことが多々あるでしょう。そこに恋愛が加わるとさらに忙しくなります。しかも相手とは遠距離恋愛ですから、密に連絡を取る人が多いはずです。だとしたら、ゆっくりできる時間がほとんどなく、いっぱいいっぱいの状態になると予測できます。
遠距離恋愛の恋人と遅くまで電話をしていたとしたら、その間、勉強することができません。それによって成績が落ちてしまえば、親から「遠距離恋愛なんかするな」と言われる可能性もあります。
このように、高校生はすべてをこなすことが難しいため、遠距離恋愛が長続きしないのです。
見た目で判断してしまう
高校生が人を好きになる時、中身よりも外見を重視する人が多い傾向にあります。つまり「かっこいい」「可愛い」と思って付き合うパターンが多いということですね。
もちろん見た目も大切ですし、タイプの人と付き合えることは嬉しいことでしょうから、悪いことではありません。ただ、遠距離恋愛になれば相手を見る機会が減るため、だんだん気持ちがトーンダウンしてきます。
週に1度など頻繁に会えていれば「やっぱりこの人のことが好きだ」と実感できますが、会えない期間が数ヶ月も続く遠距離恋愛では実感することが難しいもの。最終的には好きかどうか分からなくなる、なんてことも起こり得るでしょう。
喧嘩が多くなりがち
大人と比較した場合、高校生の経験値はどうしても低くなってしまいますよね。そうすると、自分の思いや欲望をコントロールしたり、嫌なことをスルーするといった、いわゆる「大人な振る舞い」ができない場合も多くあるでしょう。
ですから、恋人と喧嘩になる機会が増えます。遠距離恋愛では寂しさや不安を抱えることが多いため、そうしたことが原因で喧嘩になることもあるでしょう。
喧嘩をすることで仲が深まるカップルもいますが、遠距離恋愛をしているカップルは別です。寂しさや不安を抱えている上に、さらに怒りや不満が溜まれば、残念ながら気持ちは長続きしない事の方が多いと言えます。
高校生の遠距離恋愛を長続きさせる方法|前編
では、どのような付き合い方をすれば長続きさせることができるのでしょうか。次は、高校生の遠距離恋愛を長続きさせる方法をご紹介します。
相手を信用する
遠距離恋愛でたまにしか会えないわけですから、連絡がとれない時などはつい浮気を疑ってしまうでしょう。
しかし、遠距離恋愛を長続きさせるためには、相手を信用することが大事。会えない時間が長いからこそ、信用する必要があるのです。
もし相手の浮気を疑い続けていたら、嫌な気持ちにさせてしまいますよね。また、会えない間ずっと、自分で自分をつらい気持ちにさせてしまいます。それでは当然、好意を保つことが難しくなるでしょう。
遠距離恋愛は、大人でもつらく感じるものです。しかし遠距離恋愛を選んだからには、軽い気持ちやノリで付き合ったわけではないはず。そう考えたら、相手のことを少しずつ信用することができるようになりますよ。
デート代について話し合う
高校生の遠距離恋愛は、何かとお金に苦労することが多いでしょう。たとえ自分でアルバイトをしたとしても、会いに行くだけで交通費や宿泊費もかかるわけですから余裕はないはずです。
そうした中、片方がデート代をすべて負担していたらどうでしょうか。「また会うために頑張らなきゃ…」と常にプレッシャーを感じてしまいますよね。
そうした状況にならないよう、デート代についてはお互いに話し合った方が良いです。「交通費は割り勘にする」といったルールを作ったり、「1回のデート代はいくらくらいまでが妥当だと思う?」といった話し合いをするのも良いですね。
お互いに平等に負担する形にすると、不満は溜まりにくくなります。
お互いの環境を理解する
ほとんどの高校生は、まだ親と生活を共にしているでしょう。そうなると、たとえば夜中に電話で大きな声を出すことも遠慮しなくてはなりませんよね。
家族のルールは家庭によっていろいろですから、相手の環境を理解することも大切です。夜中の電話が難しいなら、なるべく親が起きている時間帯に電話するといった配慮をすると、相手も気を遣わずに楽しむことができます。
中には自分一人になれる部屋がないという高校生もいるため、相手の状況も確認してみてください。
写真を送る
日常の中で目にした素敵な物や出来事、あるいは自分の顔でも構いませんので、時々写真を送るのがおすすめです。遠距離恋愛は相手と会う頻度が少ないですし、何より寂しさや不安を抱えやすいため、身近に感じられる写真を送り合うと良いでしょう。
それでも不安が拭えないような時は、ビデオ通話を活用してみるのもアリです。動きがあるとより身近に感じられますから、週に1度程度ビデオ通話をすると安心できますよ。
高校生の遠距離恋愛を長続きさせる方法|後編
引き続き、高校生の遠距離恋愛を長続きさせる方法をご覧ください。
共通の趣味を持つ
共通の趣味を持つことで、相手との時間を増やすことができます。高校生の遠距離恋愛は、物理的な距離に加えて気持ちの距離もできやすいため、なるべく関わりを多くしておくと良いでしょう。
どちらかの趣味に合わせるのも良い方法です。彼氏がゲーム好きだとしたら、彼女もゲームに興味を持って始めてみてはどうでしょうか。初めのうちはついて行くだけで精一杯かもしれませんが、教えてもらったり一緒にプレイすることで徐々に楽しさが分かってくるでしょう。
一緒に楽しむ時間が増えれば、自分の中にある寂しさや不安は軽減されますから、遠距離恋愛を長続きさせたいなら共通の趣味を持ちましょう。
相手に期待し過ぎない
恋愛経験が豊富な人もいるかもしれませんが、高校生の場合はそれほど多くないはずです。恋愛経験があまり無い場合、恋愛に高い理想を抱いてしまうことがあります。
例えば、「付き合ったら毎日頻繁に連絡できる」とか「デートはオシャレな場所で贅沢に」という理想を持っている人もいるでしょう。しかし、このように期待し過ぎると、叶わなかった時に強いショックを受けてしまいます。
それにより「好きじゃなくなってきた」「こんなはずじゃなかった」と感じて、気持ちが冷めてしまうことも。ですから、理想ばかりを追い求めず現実を見ることも意識してみてくださいね。
それぞれ目標を持つ
遠距離恋愛をしていて、相手のことが大好き!というラブラブ状態のカップルは、勉強や部活を疎かにしてしまいがちです。また普段会えないため、相手との時間を最優先にする人もいるでしょう。
しかし、すべてを遠距離恋愛に捧げていれば、頭の中は相手のことでいっぱいになります。すると、少し連絡が来ないだけで不安になったり、相手の浮気を疑うようになってしまいます。
そうならないために、それぞれが目標を持つと良いでしょう。例えば「次のテストで上位を目指す」「部活で結果を残す」などがおすすめです。恋愛以外の目標を持つことで相手だけに意識が向かうのを防げますし、「支え合っている」という実感を持てます。
自分を支えてくれる人のことは、より特別で貴重に感じるものです。そう思われるように、目標を持ってみると良いでしょう。
高校生でもできるサプライズを計画する
高校生の遠距離恋愛では、相手になかなか会うことができません。ということは、相手を「好き」と実感する機会が少ないということですよね。それでは、気持ちが長続きしないのも無理はないでしょう。
ですから、会えないとしても、何かしらの「刺激」を与えることが大切。中でも、サプライズはおすすめと言えます。
例えば、誕生日に自宅に届くようプレゼントを内緒で送っておいたり、これまでの思い出を集めて一つの動画を作ってみたりするのもいいでしょう。これなら、高校生でも簡単にできますよね。離れていてもできるサプライズはたくさんありますよ。
こうした感動を与えると、それが刺激となって、相手の「好き」という気持ちが高まってくるでしょう。お金をかけなくてもできそうなことを考えて、相手をドキッとさせるような瞬間を作り出してくださいね。
高校生が遠距離恋愛を楽しむ秘訣
そんな恋愛にならないよう、遠距離恋愛を楽しむ秘訣を見ていきます。楽しみながら遠距離恋愛をすると、寂しさが募りにくくなりますよ。
恋愛を最優先にしない
好きな人と遠距離恋愛をしているとついつい恋愛を優先してしまいがちですが、恋愛ばかりに時間を割いていると不安や寂しさを感じやすくなります。
楽しく遠距離恋愛したいのであれば、恋愛を最優先にしないこと。高校生ですから、友達との時間や部活、勉強にも時間を割きましょう。
そうした忙しい日々を送ることで、自分の中にあった不安が解消されるケースもあります。恋人をないがしろにしない程度に、他のことにも意識を向けてみるべきです。
相手の気持ちに寄り添う
遠距離恋愛でつらい気持ち、寂しい気持ちになっているのはお互いさまです。決してあなただけが不安を感じているわけではありません。
そこを理解しておかないと、自分の気持ちやワガママを相手に押し付けてしまうことがあります。ですから「相手も同じなんだ」と今の状況をしっかり理解し、相手の気持ちに寄り添う必要があるでしょう。
勝手な妄想をしないでポジティブに考える
LINEの返事が来ない時、あるいは電話しても出てもらえない時は、つい「他の人といるのかな」と考えて浮気を疑ってしまうでしょう。
でも、単に食事中だったり、友達と遊んでいたり、部活で忙しいことも考えられますよね。浮気だと決めつけて相手を疑うのは、相手に不快な思いをさせるだけです。
ですから、相手の様子に確信が持てない時は、不幸な妄想に膨らませないで、なるべくポジティブに考えるようにしてください。「きっと家族と一緒にいるんだろう」「きっと部活頑張ってるんだよね」と考えれば、あなたも不安に駆られずに済みますよ。
遠距離の不安を解消する方法を見つける
遠距離恋愛に不安は付きものです。その不安とどう付き合うかによって、遠距離恋愛を楽めるかどうかが決まります。
不安に感じたことを相手にぶつけるのも一つの方法ですが、毎回それでは相手の気持ちが滅入ってしまうでしょう。
不安を感じた時は、不安を解消する機会を作ると良いですね。例えば、カラオケに行って大声を出して発散したり、友達とスポーツをして気分を紛らわすのがおすすめです。
少なくともその瞬間は考えなくて済みますし、気分転換になって気持ちが切り替わることもあります。自分なりの方法を見つけてみましょう。
遠距離恋愛で喧嘩…仲直りする方法は?
遠距離恋愛中の恋人を喧嘩した時のために、仲直りの方法もご紹介しましょう。
自分に非がある時は謝る
喧嘩になると意固地になってしまいがちですが、明らかに自分に非がある場合は素直に謝りましょう。あなたの「悪かった」「ごめんね」の一言で喧嘩が収まることもあるため、喧嘩を長引かせたくないなら謝ることが一番ですよ。
時間をあけて連絡する
喧嘩の時、カッとなってしまうこともあるはずです。でも感情的になったまま話を続ければ、喧嘩が余計大きくなる恐れがあります。
喧嘩して気持ちがたかぶっているときは、時間をあけて後から連絡すると良いでしょう。つまり、一時的に距離を取り、冷静になるまで待つということです。
時間が経つことで自分の非に気付くこともあるため、意地になって話をするよりも距離を置いた方が良い場合もありますよ。
仲直りの仕方をあらかじめ決めておく
たびたび喧嘩になって困っているのであれば、冷静な時に話し合い、あらかじめ仲直りの仕方を決めておくのも良い方法です。
例えば、「どれだけ喧嘩をしても、次の日には必ず連絡をする」「片方がごめんと謝ったら、もう片方もちゃんと謝る」といった形ですね。
喧嘩をすればするほど、仲直りのきっかけが掴めなくなって溝ができてしまいます。そうして心にまで距離ができないように、仲直りの仕方を決めておきましょう。
決めつけるのではなく確認する
例えば、相手からの連絡が遅かった時、「浮気してたんでしょ!」「わざと無視してたんでしょ!」といったように、相手の行動を決めつけてしまう人がいます。それが事実と異なれば、相手が反論してくるわけですから、それがきっかけとなって喧嘩が勃発してしまうケースも少なくありません。
そうした喧嘩はどちらにとってもプラスにはなりませんから、初めから決めつけることはせず、相手にきちんと確認してください。「どうして返信が遅かったの?」と聞いて、「勉強してたからスマホの電源切ってた」などと言われたら、あなたも納得できるはずです。
万が一、決めつけたことによって喧嘩になってしまったら、それはあなたに非があると言えます。素直に謝り、次からは確認するようにしましょう。
仕方ないことは割り切り、他の方法でカバーしよう!
でも、それはある意味、仕方のないことですよね。高校生ですから、社会人のように思い通りの恋愛をすることは難しいです。仕方ないことに関しては、割り切る他ありません。問題は「会えない」「寂しい」といった状況をどうカバーするかです。
会えないならビデオ通話を活用して顔を見せ合う、寂しいなら共通の趣味を作って過ごす時間を増やす、といった方法でカバーすることができます。そうすることで、遠距離恋愛であってもネガティブな感情を生まずに済むでしょう。
そうして会えない時間を楽しく過ごせば、遠距離であることを障害だとは感じないはずです。
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