そもそも「キョロ充」とは?
さらに、キョロ充になる原因や、キョロ充を卒業する方法、キョロ充な人との上手な接し方についても併せてご紹介するので、興味のある人はぜひ参考にしてみてくださいね。まずは、キョロ充の意味や語源から見ていきましょう!
「キョロ充」の意味
「キョロ充」とは、常に周囲をキョロキョロと見ている人のことです。とはいえ、道に迷っていたり、待ち合わせ場所で人を探していたりしてキョロキョロしている訳ではありません。いつも周囲をキョロキョロして知り合いを探していることから、「キョロ充」と呼ばれるようになりました。
一人でいることが苦手なキョロ充は、リア充と呼ばれる集団の中に所属していることが多いです。そして会話ではただ相槌を打ち、自分の意見は言わず周りに合わせ、常にメンバーの顔色をうかがう傾向があります。
「キョロ充」の起源
キョロ充はネットスラングとして使われたのが始まりだと言われています。常に周囲をキョロキョロと見て知り合いを探している人のことをキョロ充だと前述しましたが、主に大学生の間で流行した若者言葉です。ただし、近年では社会人の間でも使われる言葉となりました。
また、キョロ充はリア充のグループに所属していると解説しましたが、リア充グループに所属することができなくなると「キョロぼっち」と呼ばれることもあります。
「リア充」「ソロ充」との違い
キョロ充とリア充の違いは、何もしなくても人が集まってくるかどうかです。リア充は自ら声をかけにいかなくても、自然と人が寄ってきます。一方のキョロ充は何もしないと人が集まってこないため、自ら誰かに声をかけなければいけないパターンが多いです。
キョロ充と似た言葉に「ソロ充」という言い方がありますが、こちらは自分一人だろうと気にせず充実した時間を過ごせる人のことを指します。キョロ充は一人でいることに不安を感じてしまいがちですが、ソロ充は基本的に一人で楽しむことができるのです。
キョロ充の特徴&あるある《見た目編》
流行アイテムで身を固める
キョロ充は、流行アイテムで身を固める傾向があります。自分に似合う、似合わないは関係なく、ただ自分の周りの人が持っていたり着ていたりするから流行アイテムを揃えるのです。そのため、全く似合っていないのにもかかわらず流行アイテムを自慢気に着ている人がいたら、その人はキョロ充である可能性が高いでしょう。
また、キョロ充は流行アイテムで全身をコーディネートしてしまうこともよくあります。引き算コーデが上手な人はおしゃれに見えると言いますが、キョロ充に至ってはとにかく流行アイテムを足し算していくため、ごちゃごちゃな印象を与えるコーデが完成してしまこともしばしばあるでしょう。
せっかくハイブランドのアイテムを持っていても、他の流行りのアイテムとの相性が悪いために、残念なコーデが完成することもあるようです。
ブランドのロゴ入りアイテムを取り入れる
ブランドのロゴ入りアイテムを取り入れるのも、キョロ充がついしてしまいがちなコーディネートでしょう。例えば、誰もが知っているストリートブランドのロゴが胸元に描かれたパーカーやTシャツ等、パッと見ただけでブランド物だとわかるような服を好む傾向にあります。
スニーカーにしても、有名スポーツブランドさえ履いていればリア充の仲間入りができると思い込んでいることが多いのです。反対に、どこのブランドかわからないような服を着ている人や、ファッションにあまり興味のない人を、自分よりも格下だと思い込んでしまうこともしばしばあります。
髪色が派手
流行のアイテムで身を固めたり、ブランドのロゴ入りアイテムを取り入れたりと、キョロ充はリア充に馴染みたくてとにかく一生懸命です。そんなキョロ充がファッションの次に押さえるべきポイントといえば、やはり髪色でしょう。
リア充な人は、ベースは黒や暗めの茶色の髪色でも、インナーカラーやハイライト、グラデーションカラーなどを楽しんだりしていて、全体としておしゃれなヘアスタイルにしている場合が多いもの。一方で、キョロ充はそんなリア充に馴染もうとして、無理に派手な髪色にしている場合があります。
こういった事が原因となり、リア充になりきれないのがキョロ充です。どんなにおしゃれを頑張っても「何か違う感じ」がしてしまうのでしょう。
自分の雰囲気に合わない髪色にしてしまい、一生懸命リア充に馴染もうとしていることが周囲にバレてしまうこともあるかもしれません。
TPOをわきまえない
TPOをわきまえないことが多いのも、キョロ充の特徴と言えるでしょう。例えば、みんなでキャンプや山登りを計画したとします。ほとんどの人は汚れることを想定して、それ相応の服装で来ることでしょう。
しかし、キョロ充はとにかくおしゃれを優先するので、ハイブランドのロゴが入った服や綺麗なスニーカーを履いてきてしまうこともあるでしょう。女性ならヒールを履いてきてしまう人も中にはいるかもしれませんね。
キョロ充はリア充に負けないようにと、とにかく一生懸命なのですが、それがかえって場を白けさせてしまうことに繋がりかねません。このようにTPOをわきまえない人がいたら、その人はキョロ充である可能性が高いでしょう。
キョロ充の特徴&あるある《行動編》
ただし、これから解説するキョロ充の行動も伴っていれば、キョロ充である可能性は一気に高まります。ここでは、キョロ充の特徴とあるあるを「行動編」と題して解説します。
フットワークが軽い
フットワークが軽く、誘いを断らないことが多いのがキョロ充の特徴です。
キョロ充は自分の意思よりも、目先の楽しみに目がくらみがち。そのため、例えば、「今日◯◯で飲み会あるけど行く?」と誘われれば、他の用事が入っていたとしても誘いを優先させる傾向が強いです。
例えば、誘われた時間にバイトが入っていても、理由を付けて休もうとすることでしょう。翌日朝早くから予定が入っていれば、その予定をどうにかしようとすることも多いです。
そんなことをするのは、キョロ充がノリが悪いと思われることにも恐怖心を抱いているため。もし誘いを断れば次は誘ってもらえないかもしれないという恐怖心があるので、特にリア充からの誘いを断ることができないのです。
キョロ充のフットワークの軽さは、仲間はずれにされることを恐れての行動と言えるでしょう。
一人で行動するのが不安
一人で行動するのが不安なのも、キョロ充の特徴と言えるでしょう。そもそもキョロ充は、リア充と一緒にいるときは必要以上に騒ぎます。周囲にも聞こえるように大声で会話したり、笑うときは手を叩いたりお腹を抱えたりして、とにかくオーバーリアクションをするのです。
なぜこのような行動をするのかというと、周囲の人に自分がリア充だということをアピールしたいから。しかし、一人で行動しているとリア充であることを周囲にアピールすることができなくなるため、途端に不安になってしまいます。
こうして不安になったキョロ充は、キョロキョロと辺りを見渡して知り合いを探し始めます。時には扉の開く音や人の気配に敏感に反応して、知り合いかどうかを確認することもあるでしょう。
このように、キョロ充はリア充と一緒に行動していないと堂々とすることができず、不安に襲われてしまうことが多いようです。
自分より劣っている人に強気
日頃からリア充のいるグループで過ごすことが多いキョロ充ですが、リア充になりきれていない感じは拭えません。リア充からの誘いを優先したり、リア充といるとオーバーリアクションになったりすることからも明らかです。
にもかかわらず、キョロ充は自分より劣っていると思う人に対して強気な態度を見せることもしばしばあります。普段は自分の意見を言えないので、リア充の話を聞いて相槌を打つ側ですが、自分より劣っている人の前では堂々と自分の話を語り始めるのです。
本当は自分もリア充になってグループの中心人物になりたいのかもしれません。このような行為は周囲から気付かれてしまうことも多く、ただただ残念な人と思われてしまうことでしょう。
SNSパトロールが趣味
キョロ充は、肌身離さずスマホを持ち歩く人が多い傾向にあります。なぜなら一人になることを極端に嫌うため、常にSNSをパトロールして、リア充の友達にコメントしたり「いいね」を押したりして、自分の存在をアピールしなければならないからです。
さらに、キョロ充は異常なほどSNSに写真を投稿する習性があります。とはいえ、投稿する写真はリア充たちと一緒に遊んでいる時の写真ばかりです。充実した生活を送っている自分を周囲にアピールするために、集合写真を撮っては投稿を繰り返します。
また、LINEが届くすぐに既読マークをつけて返信するのもキョロ充の特徴です。暇さえあれば友人のSNSをパトロールしているため、送られてきたLINEに気がつきやすいのです。また、早く返信しないと嫌われたり仲間はずれにされたりするのではないかといった不安があることも、返信が早い理由でしょう。
キョロ充の特徴&あるある《発言編》
ここでは、キョロ充の特徴とあるあるを「発言編」と題して詳しく解説します。
自分の意見を言えない
キョロ充から見たリア充は、まさに高嶺の花です。本当の友達は対等な関係にあるものですが、自分の立場をわきまえているキョロ充は、リア充に嫌われることを恐れて自分の意見を言うことができません。もしも自分の意見を言ってリア充たちに批判されたら、自分の居場所を失ってしまうとさえ思っているためです。
そんなキョロ充は、常にリア充の顔色をうかがっています。たとえ違うと思っていても、リア充がYESと言えばYES、NOと言えばNOと同調するしかないのです。
こうしてキョロ充は当たり障りのないようにうまくやり過ごそうとしていますが、そう思っているのは実はキョロ充本人だけという可能性があります。自分の意見を持っていないがために発言に一貫性がなく、かえって不信感を抱かれてしまうこともしばしばあるようですね。
会話に個性がない
会話に個性がないのも、キョロ充の特徴と言えるでしょう。キョロ充とリア充の差は、充実した生活を送っているかどうかです。
リア充に馴染もうと必死なキョロ充は、ただリア充の真似事をしているだけなので、充実した生活を送っているとは言えません。これでは周囲が食いつくような話題を手に入れることはできませんよね。一方リア充は、本当に毎日が充実しています。そのため、会話のネタが日常に溢れているのです。
さらに、キョロ充は自分が周囲からどのように見られているかを気にする傾向があります。前述したように自分の意見を述べることはほとんどないですし、リア充の顔色をうかがって発言したり相槌を打ったりするので、全くと言っていいほど会話にその人らしさが反映されないのでしょう。
相槌を打つのが上手
キョロ充は一見、リア充のグループに馴染んで楽しそうに会話しているように見えます。しかし、何度もご説明した通り、キョロ充は自分の意見を言うことが苦手です。そのため、リア充が話している会話に突っ込みたい内容があっても飲み込んでしまいがちです。
リア充が話す内容を聞いて「それって◯◯じゃないの?」などと質問もできなければ、「自分も同じ経験したことがあるんだけどね…」などと自分の話をすることもできません。
では、そんなキョロ充がグループ内の会話で何をしているかというと、ただただ相槌を打ってリアクションするだけです。
日頃からリア充の顔色をうかがって生活しているキョロ充は、その場のノリや雰囲気に合わせるのが得意です。そのため、相槌を打つのがとても上手なのです。
「友達」というワードをしきりに出す
キョロ充は、「友達」というワードを出したがる傾向があります。キョロ充はリア充のグループに所属していることが多いですが、そのグループの中では劣等感を抱いているでしょう。
しかしキョロ充は、自分が劣等感を抱いており低い立場であると周囲に気づかれることを恐れています。そのため、「この間、友達がさー」「◯◯してる友達がいるんだけどー」などと言って、自分にも立派な友達がいて生活が充実していることをアピールしたがります。
キョロ充になってしまう人の心理
ここからは、キョロ充になってしまう人の心理について詳しく解説します。
傷つくのが怖い
リア充の顔色をうかがいながら発言したり相槌を打ったりするのが得意なキョロ充は、感受性が強く空気を読むのがとても上手です。そのためリア充から嘲笑されたり、自分よりも劣っている人から哀れみの目で見られたりするとすぐに気がつき、途端に傷ついてしまいます。
このようにして傷つくのが怖いキョロ充は、自分を守るためにリア充の顔色をうかがい、自分より格下の人間に対してリア充をアピールするのです。
他人に嫌われたくない
キョロ充は、本当ならリア充のように何もしなくても人が集まってくるような人間になりたいと思っています。しかし、人に好かれる努力をするよりも、人から嫌われたくないという思いの方がどうしても勝ってしまうのです。
人から嫌われたくないキョロ充がまず始めにとる行動は、友達作りです。しかしキョロ充は自尊心が高いため、例えばクラス内のランクが一番下だとみなしているグループに自分が所属するのを許すことができません。そのため、リア充がいて一番上に見えるグループに所属することが多いのです。
自尊心が高い
傷つくことを恐れたり他人に嫌われたくないと思ったりと、一見自分に自信のなさそうなキョロ充ですが、なぜか自尊心は高い傾向にあります。そのため、自分より劣っていると思った人に対して、「俺(私)とお前は違うんだ」と思い込み、リア充アピールをすることが多いのです。
また、キョロ充は人前で恥をかきたくないという思いが強いため、一人で行動していると他人から「寂しい人だとバカにされてしまう」と思い込んでいることも多いようです。このように、自尊心の高さからキョロ充になってしまうケースも少なくありません。
他人と比べてしまう
キョロ充は、自分のことを他人と比べてしまう傾向があります。たくさんの人に囲まれて楽しそうに過ごしているリア充を見ると劣等感を抱き、一人で過ごしていると焦りを感じてしまうのです。
しかし、前述したようにキョロ充は自尊心が高いため、自分が一人ぼっちであることを認めたくありません。かといってリア充にもなりきれないので、リア充がいるグループに所属して周囲に楽しそうに見せることで自分を保っているのです。
キョロ充を卒業!自信をつける方法【前編】
そこでここでは、キョロ充を卒業する具体的な方法をご紹介します。まずは≪前編≫からチェックしていきましょう!
自分に合うファッションを意識する
前述したように、キョロ充はリア充になりきろうとして流行アイテムで身を固めたり派手な髪色にしたりする傾向が強いです。もちろん、流行アイテムを取り入れることも髪色に気を配ることも問題ではありません。
ただしキョロ充の場合、そのアイテムが自分に似合っていなくてもドヤ顔で着用したり、髪のメンテナンスを怠って「プリン」になっていても気にしないのが特徴的です。これではいつまで経ってもキョロ充から卒業することはできません。ただリア充の真似事をしていても、自分に似合っていなければ浮いて見えてしまいます。
ファッションの面でキョロ充から卒業するには、自分に合うジャンルの服や小物を覚えることが大切です。そして、定期的に髪のメンテナンスをしましょう。このような努力を積み重ねることで、自分のファッションに自信を持つことができますよ。
自分磨きを怠らない
キョロ充を卒業するためには、自分磨きを怠らないことも大切です。そもそもキョロ充になってしまう原因には、自分に自信がないことが挙げられます。自分に自信をつけるためには、自分磨きをしてスキルアップを図ることが重要なのです。
一口に自分磨きといっても、その種類は様々あります。例えば外見を磨きたいのなら、スポーツジムに行って体を鍛えたり清潔感のある身なりを意識したりするのも良いでしょう。集中力を身につけたり知識を増やしたりしたいのであれば、読書を習慣にするのも良いですね。
これらの小さな積み重ねは、いつしか自信へと変わります。リア充の真似事をしなくても、自然と人が集まってくるような人間に成長することができるでしょう。
ポジティブな心を持つ
ポジティブな心を持つことも、キョロ充を卒業する上でとても大切なことです。リア充の周りに自然と人が集まってくるのは、リア充がいつも自信に満ち溢れていて明るいからでしょう。一方のキョロ充は、オンとオフの差が激しいのが特徴的です。
リア充グループの中では「うぇーい!」などと声を出して常に明るい性格をアピールしていますが、一人で行動しているときはとにかく不安そうにキョロキョロしています。このような挙動不審の人に話しかけようと思う人は少ないですよね。
そのため、キョロ充を卒業したい場合はポジティブな心を持つように意識しましょう。いつでもハッピーオーラ全開でいれば、自然と人が寄ってきますよ。
自分軸で生きる
リア充になろうといつも必死なキョロ充は、自分の意思を大切にする「自分軸」を持っていません。反対に、人の意思に従ってしまう「他人軸」を持っている傾向が強いでしょう。
他人軸に頼った生き方をしていると、自分の本当の気持ちを見失ってしまいがちです。これでは、いつまで経ってもキョロ充から抜け出すことはできませんね。
自分軸で生きるためには、自分の意思や気持ちに正直になることがとても重要です。例えばリア充のグループに所属しているとき、心の奥底から楽しいと思えているか、気を遣いすぎて疲れていないか等を考えてみてください。
大丈夫と思えるのなら良いですが、無理をしているかもしれないと思ったのなら、友人関係を見直してみましょう。
キョロ充を卒業!自信をつける方法【後編】
自意識過剰をやめる
キョロ充は、自分一人で行動していることを極端に嫌がります。というのも、一人で行動をしていると「寂しい奴だと思われて周囲からバカにされるのではないか」「友達がいないと思われるのが恥ずかしい」といった考えが頭をよぎるからです。こういった考え方に至ってしまうのは、極度に他人の目を気にしているから、つまり自意識過剰が原因でしょう。
しかし、実際のところ周囲の人はそれほどあなたに興味はありません。たとえあなたのことを考えていたとしても、せいぜい「今日は一人なんだ」と思う程度です。心配しすぎなくても大丈夫ですよ。
趣味に没頭する
キョロ充はリア充に合わせた生活を送っているうちに、本当に自分がしたいことを見失ってしまいがちです。すると、気づいた時には自分が夢中になれることがなくなっているというパターンも珍しくありません。そうすると自分に自信をつけることもできないので、より一層キョロ充化することでしょう。
このような事態を避けるためには、没頭できる趣味を見つけることが大切です。そして、その趣味を極めてください。
そうすることによってスキルアップにも繋がりますし、何より自分に自信を持つことができるでしょう。自分が本当に楽しめる趣味を見つけることができれば、人生を充実させることができますよ。
SNSに自分の気持ちを投稿する
SNSで自分の意見を発信する人が多い中、ほとんどのキョロ充は自分がどれだけリア充かをアピールする場としてSNSを利用しています。そのため、リア充のグループと遊んだ時には必ず写真を撮り、「楽しい場所にいる自分」を投稿することも多くあります。
内容としては、「今日は◯◯で飲んでまーす!うぇーい!」といった感じで簡単に一言添えるだけで、自分の意見を発信することはまずありません。なぜなら、否定されたりバカにされたりするのが怖いからです。
しかし、人の意見を否定したりする人は案外少ないもの。もしバカにされることがあったなら、その人とは距離を取れば良いだけの話なのです。反対に、自分が投稿した内容に共感してくれる人がいたなら、その人との関係を大切にしましょう。
無理をしない
キョロ充を卒業するためには、無理をしないことがとても大切です。自分と合わないグループに無理をしてまで所属しても、得るものはほとんどありません。周囲を気にしすぎるあまり疲れてしまいますし、ストレスを抱える原因にもなるでしょう。
自分の本当の気持ちと向き合ってみて、もし今所属しているグループが合わないと思ったら、思い切って距離を取りましょう。無理をすることなくいられる環境こそが、自分に一番合っている場所ですよ。
キョロ充な人との上手な接し方とは?
自分に自信が持てないキョロ充は、他人からの視線にとにかく敏感に反応します。そんなキョロ充にはどのように対応したら良いのでしょうか。
ここでは、キョロ充な人との上手な接し方について詳しく解説します。
褒めて自己肯定感を高めてあげる
キョロ充はとにかく自分に自信を持つことができません。リア充に付いて回り、必死に頑張ってなんとか自分を保っているのです。そんなキョロ充と上手に接するには、褒めて自己肯定感を高めてあげることが大切です。
キョロ充は褒められることで喜びを感じ、さらに褒められようとして今まで以上に努力します。その積み重ねがやがて自信へと変わり、「他人軸」ではなく「自分軸」で行動できるようになるでしょう。
会話に入れるように話を振る
自分の本音を人に伝えるのが苦手なキョロ充は、何か感じたり思ったりしても、言葉を胸の内にしまい込みがちです。一対一で会話するならまだしも、それが複数人となるとなおさら出かかった言葉を飲み込んでしまうのです。
そのため、キョロ充と接する時は会話に入れるように話を振ってあげると良いでしょう。それぞれが自分の意見を言っている場面であれば、「◯◯さんはこれについてどう思ってる?」などと会話のパスを出してあげるのです。
いちいち気を遣わなければならないのは少々大変ですが、慣れてくれば自然と会話に入ってくれるようになるでしょう。
間違いがあれば指摘する
キョロ充は、リア充ぶろうとして場違いな行動を起こすことが多々あります。キョロ充はTPOをわきまえないことが多いと前述しましたが、例えばキャンプをするのにブランド服でバッチリ決めてきた場合には、「次のキャンプの時は、汚れても良い服か動きやすい服にしたほうがいいよ」などと間違いを指摘してあげましょう。
ただしキョロ充は感受性が豊かなので、ただ間違いを指摘するだけでは傷ついてしまう可能性が高いです。そして、自分の行動を否定されたとまで思ってしまうこともあるようです。そうなったキョロ充は今まで以上に自分の本音を隠そうとしてしまうので、言葉を選びながら間違いを指摘するようにしましょう。
程よい距離感を保つ
キョロ充な人との上手な接し方について解説しましたが、必要以上に気にかけると依存される可能性があります。
「今日の飲み会参加する?」などと、何かあるたびにいちいちキョロ充から確認を取られることもあるでしょう。「◯◯さんがいないなら行きません」と、しない理由をあなたのせいにされることも考えられますね。
そのため、キョロ充に親切にするときは特別感を出さないことが大切です。他の人のことも気にかけている様子を見せたり、LINEがきても忙しいとアピールしたりして程よい距離感を保つようにしましょう。
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