恋人と別れたくない時はどうすればいい?
感情的になって、ただ闇雲に「別れたくない」と繰り返すだけでは、相手の心はもっと離れていってしまうでしょう。別れを回避するには、どう行動するのがベストなのでしょうか?
この記事では、恋人が別れたいと思う原因や理由、恋人が別れたい時に見せるサイン、恋人と別れたくないと感じる理由、そして恋人と別れたくない場合に、相手を説得する方法などをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
恋人が「別れたい」と思う原因と理由≪前編≫
別れを回避するためには、原因や理由について知り、恋人の気持ちを理解する必要があります。自分達のケースに当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
他に好きな人ができた
他に好きな人ができてしまったら、恋人とは別れたいと思いますよね。恋人のことが好きではなくなってしまっていて、他に気になる人ができた場合と、恋人のことはまだ好きだけれど、それ以上に好きな人ができてしまった場合などが考えられるでしょう。
前者の場合は、好きな人ができる以前から恋人から気持ちが離れてしまっていて、惰性で付き合っていたともいえます。好きな人が別にできたことで、はっきりと「別れよう」と決意したということでしょう。
後者の場合は今の恋人と別れたくないという気持ちもあるなど、別れをはっきりとは決断できていない可能性もあります。
相手からの束縛が激しい
束縛が激しい相手と付き合っていると、自分の自由がなくなってしまいます。LINEやメールでの頻繁な連絡を強要されたり、会っていない間のことをしつこく聞かれたりしたら、息苦しく感じてしまいますよね。
束縛の程度もさまざまで、こまめな連絡があれば納得する人もいれば、他の異性と会うのは絶対に許さないなどと行動を制限したがる人もいます。束縛が嫌いな人なら、こまめな連絡を求められる程度でも重荷に感じてしまうでしょう。
束縛する側は「好きだから心配しているだけ」としか思っていない場合もありますが、束縛される側は、自由がないと感じたら別れたいと思ってしまうでしょう。
相手が自己中
相手が自己中心的な性格の場合は、自分のことを後回しにして相手に合わせなければならなくなります。自分では「これがしたい!」と思って行動していても、相手から邪魔されたり、途中で行動を変えさせられたりすることが頻繁に起こるでしょう。
こちらから何かをお願いしてもまったく聞いてもらえない、自分のやりたいことをやろうとしただけでケンカになるといった状態では、嫌になってしまいますよね。
自己中な言動に自覚がない場合もあり、話し合っても改善されない可能性があります。それでは別れたいと思ってしまうのも仕方ないでしょう。
相手が浮気をする
相手が浮気をするような人なら、別れたいと思うのは当然です。相手が浮気していると分かったら、大きなショックを受けてしまいますよね。浮気が発覚した時点でキッパリと別れる人もいれば、相手が反省しているなら…と自分の悲しい気持ちを我慢し、やり直そうと決意する人もいるでしょう。
ただし、許した場合でも、浮気されたというショックは後を引きます。一回でも浮気をされたら、事あるごとに「また浮気をしているんじゃないか」と疑ってかかるようになってしまうでしょう。
また、相手も「一度許してくれたのだから、またきっと許してくれる」などと甘えて浮気を繰り返す可能性があります。そんな状態になってしまったら、例え一度は許したとしても、別れたいと考えるようになるでしょう。
相手に暴力を振るわれた
相手に暴力を振るわれた場合も別れたいと思うでしょう。恋人から暴力を振るわれてケガをしたり命の危険を感じたりしたら、離れたいと感じるのは当然です。
もし、暴力を振るわれたのが1回だけで、相手も深く反省していたとしても、「またいつか同じ目に遭わされるのではないか…」という感情が芽生えたら、相手を怖いと思ってしまいますよね。
例えケガがなくとも、心に恐怖の感情が刻まれてしまえば、恋人として対等な付き合いを続けるのは困難です。別れたくない場合はもちろん、いかなる関係においても、暴力は絶対にNGな行為でしょう。
恋人が「別れたい」と思う原因と理由≪後編≫
相手との結婚が考えられない
結婚願望がある人なら、相手との結婚が考えられないと感じた時点で、別れたいと思ってしまうでしょう。付き合いはじめはよくても、相手の欠点が段々と見えはじめ、積もり積もって「この人とは結婚できない」と判断してしまう場合もあるのです。
収入や家事のスキルなどを冷静に見ている場合もあれば、価値観の違いなどから居心地が悪いと感じている場合もあるでしょう。
また、相手には問題がなくても、相手の両親がクセのある人たちである可能性も考えられます。この場合は、別れたくないのなら、結婚について真剣に話し合うことが大切でしょう。
相手に結婚する気がない
自分のほうは相手と結婚したいのに、相手に結婚の意思がまったくない場合も、別れたいと考えてしまうでしょう。
結婚について話し合おうとしても話をそらされたり、「いつか結婚しよう」と言うだけで行動に移してもらえなかったりしたら、相手に対する期待が段々としぼんでしまいます。自分は結婚したいのに、相手に結婚する気がないのだと悟ったら、別れを決意してしまうでしょう。
相手が何もしてくれない
相手が自分に対して何もしてくれないといったことも、別れを考えてしまう原因になります。
例えば、彼氏が誕生日を祝ってくれないどころかすっかり忘れていた、といったことがあれば、「私のことはそれほど好きではないのだろう」と感じてしまいますよね。些細なことでも積もり積もれば決定的な別れの理由になります。
また、相手が何でもかんでもこちらに丸投げするような場合も同じでしょう。デートの行き先や段取りをすべてこちらに任せて相手は付いてくるだけだったり、「なんでもいい」が口癖だったりしたら、負担を感じますし、一緒にいても楽しくありませんよね。
このように不公平だと感じれば、心は離れてしまうでしょう。
相手と価値観が合わない
恋人同士で価値観がまったく合わないと、どちらかが我慢を強いられてしまいます。例えば、彼女は恋愛映画、彼氏はアクション映画が好きな場合、二人で一緒に観たいなら、どちらかが妥協する必要がありますよね。
お互いに譲り合っていて我慢の具合が同程度なら、それほど問題はないかもしれません。しかし、片方ばかり我慢している状態だったり、どうしても譲れないことがでてきたりしたら、自分の望みを通すためには別れるしかないと考えてしまうのではないでしょうか。
別れたくないなら、日頃からお互いの価値観を尊重しあうことが大切です。
相手とすぐにケンカになる
すぐにケンカになってしまうような相手では、一緒にいても疲れてしまいますよね。二人で楽しい時間を過ごしたいと思っているにもかかわらず、それが叶わなければ、一緒にいる意味がないと感じてしまうでしょう。
特に、相手がケンカになると暴言を吐いたり物に当たったりするような人だとしたら、相手に対する愛情などなくなってしまうかもしれません。別れたくないなら、お互いに楽しく過ごすための努力も必要でしょう。
要注意!恋人が別れたい時に見せるサイン
LINEや連絡の返事が遅くなった
忙しいわけでもないのに、LINEの返信や折り返しの電話が遅くなったら、別れたいというサインかもしれません。返事が遅くなっただけでなく、内容がそっけなくなることもあるでしょう。
付き合いが長くなり気が緩んでしまっているだけならよいのですが、別れようとして少しずつ距離を置いている可能性があります。
さらに、遅いどころか返事が来ないといった場合もあるでしょう。既読マークが付いているのに返事が何日も来ないなど、明らかに後回しにされているのなら、優先順位が下がってしまっているのは明らかではないでしょうか。
ただし、仕事が忙しくて心に余裕がない場合も考えられますので、「別れたいに違いない」と決めつけるのは早計です。どちらにせよ、「別れたくない」としつこく連絡をすると余計に相手の心が離れてしまう恐れがあるため、慎重に対処する必要があります。
次のデートの約束をしたがらない
次のデートの約束をしたがらないときにも要注意です。会う約束をしようとしてもはぐらかされる、会う頻度を徐々に減らされている、会ってもすぐに帰ろうとするなど、相手の態度が冷たくなってきているのなら、距離を置きたいと思われている可能性があります。
もちろん、本当に忙しくて余裕がない場合もあるため、相手の状況をしっかり確認する必要があるでしょう。
こちらの場合も「別れたくない」としつこく付きまとうことで、逆に相手にきっぱり別れを決断させてしまう恐れがあります。
明らかに態度が冷たい
別れたいという気持ちが心の中にあれば、態度は自然と冷たくなってしまうでしょう。また、はっきりと別れたいと思っていて、意図的に冷たい態度を取っている可能性もあります。
自分の話をまったくしない、一緒にいても一切笑わないなど、いつもよりも明らかに冷たい態度が続くのであれば、別れたいというサインを発していると考えられます。
ただしこの場合は、恋人に対して不満を持っていて、それをわからせるために冷たい態度を取っているだけという可能性もあります。別れたくないなら、冷たい態度の理由について真剣に話し合う必要があるでしょう。
別れを匂わす発言をする
別れを匂わすような発言も、相手が別れを考えている時のサインと受け取ることができるでしょう。
例えば、デートに遅刻ばかりしていて、「今度遅刻したら別れるからね!」などと冗談っぽく言われたとしたら、そこに本心が隠れている可能性があります。聞き流してしまわずに、行動を改める必要があるでしょう。
他にも、別れの一歩手前のサインとして、「しばらく距離を置きたい」などと言われることもあるでしょう。言葉の意味どおりに受け取れば、一定期間だけ冷却期間を設けたいということになります。
ただし、「しばらく距離を置きたい」は、サインどころではなく「別れたい」という意思表示として使われている場合もあるため、注意が必要です。
恋人と別れたくない!その理由とは?
自分はなぜ別れたくないと感じているのか、自分の気持ちにも冷静に向き合ってみることが大切です。自分の気持ちがはっきりすることで、自分が本当はどうしたいのか、どうすべきなのかも見極めることができるでしょう。
別れの理由に納得できないから
今まで真剣に付き合ってきた相手からいきなり別れを切り出され、その理由が納得のいくものではなかったら、別れたくないと思うのは当然でしょう。
例えば、ただ「別れたい」の一点張りだっり、「恋人として見れなくなった」と言われるだけだったりしたら、きちんと理由を話してくれるまでは別れたくない!と思ってしまいますよね。
また、自分に非がなく、相手の一方的なわがままが理由である場合も、納得できないのは当然です。「好きな人ができたから」などと急に言われても、別れたくないと思ってしまうでしょう。
相手のことがまだ好きだから
相手のことがまだ好きだったら、別れを切り出されても、別れたくないと思ってしまいますよね。
付き合い始めたばかりで、気持ちがまだ盛り上がっているときだったらショックですし、付き合いが長くて、良い関係を築いていると感じていたとしたら、そう簡単には受け入れられないのではないでしょうか。
もし相手との結婚を考えていたとしたら、寝耳に水で、余計に別れたくないと感じてしまうでしょう。
付き合いの長い相手だから
付き合いが長くなればなるほど、相手はかけがえのない存在になっていきます。一緒にいるのが当たり前だと思っていた相手から別れを切り出されたら、誰でも別れたくないと感じてしまうのではないでしょうか。
相手に対して異性として好きという気持ちが薄れ、ただなんとなく一緒にいる関係性だったとしても、今までそばにいてくれた人がいなくなってしまうのは辛いですよね。恋人が一番の理解者だと感じていたのならなおさらです。
一人になるのが寂しいから
特に恋人中心で生活していた人は、一人になってしまうことへの寂しさから、別れたくないと感じることがあるでしょう。さらに他に仲の良い友人がいない場合は、余計に別れたくないと感じてしまうのではないでしょうか。
恋人がいなくなることで、気軽にお出かけしたり、たわいない会話をしたりできる相手がいなくなってしまうのは、誰でも寂しいですよね。
例えお互いに気持ちが冷めてしまっているとしても、きっぱり関係が絶たれてしまうとなると、急に別れたくないと思ってしまうこともあるでしょう。
プライドが許さないから
別れたくない理由の一つとして、プライドを傷つけられるのが嫌だから、という理由もあるでしょう。
フラれたことを周りに知られるのが嫌、相手に優位に立たれたようで腹が立つ、独り身の寂しいやつと思われたくないなど、相手への好意ではなく、自分自身のために別れたくないと感じている場合もあります。
しかし、自分を守ろうとあがくことで醜態を晒してしまえば、さらにプライドが傷つく結果になってしまいます。「別れたくない!」などと固執せず、潔く身を引くことも大切ではないでしょうか。
新しい恋人を探すのが面倒だから
恋人と別れた後、また新しい恋人探しをしなければいけないことを面倒に感じて、別れたくないと思う人もいるでしょう。今の恋人ともし別れたとして、すぐに新しい恋人ができるとは限りません。例えできたとしても、しっかりとした関係を築くには時間がかかってしまいます。
そんな面倒なことをもう一度しなければならないのなら、このままでいたほうが楽でいいと、後ろ向きな気持ちでいる人もいるのではないでしょうか。それが理由で別れたくないと感じているとしたら、相手を説得しても聞き入れてもらうのは難しいでしょう。
気まずい思いをしたくないから
恋人から別れを切り出されたら、別れた後のことも気になってしまいますよね。
別れた後に接点がなければよいですが、恋人と共通の友人が多かったり、会社の同僚だったりする場合は、嫌でも顔を合わせなければならなかったり、相手の情報が耳に入ってきたり、周りからあれこれと詮索されてしまう恐れもあります。
そういった気まずい思いをするのが嫌で、別れたくないと感じる人もいるでしょう。特に自分がフラれたとなると、周囲に知られたら気まずいと思い、別れたくないと感じてしまうのではないでしょうか。
恋人と別れたくない!相手を説得する方法
ただ「別れたくない」とアピールするだけでは、別れを回避することは難しいでしょう。説得する際のポイントや注意点などについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
相手の話を聞く
もし突然相手が別れ話を始めたら、驚いてしまいますよね。反射的に遮って自分の感情をぶつけてしまいがちですが、それでは自分の気持ちを相手に届けることはできません。まずは相手の話を受け止める必要があります。
相手の話の中には、こちらへの不平不満や、相手のネガティブな気持ちが含まれているでしょう。別れたくない一心で相手を説得するなら、それらをしっかりと聞き出すことが必要です。そうすることで、別れを回避するためには自分が何をすべきかが明確になるでしょう。
また、話を遮らずにきちんと聞くことで、相手の心にも少し余裕ができます。相手が別れることにまだ迷っている場合は、「話を聞いてもらえるなら、自分の不満を解決できるかもしれない」と決意がさらに揺らぐ可能性があります。
今まで張り詰めていた相手の緊張が緩めば、説得しやすい状態になるでしょう。
会って話をする
別れ話を、メールやLINEで切り出されることもあるでしょう。しかし、別れたくないと思うのなら、メールやLINEでやり取りせずに、会って話をすることが大切です。
メールやLINEでは表情や声のトーンなどがわかりません。相手が本気で別れたいと思っているのか、それともまだ迷いがあるのかなど、相手の本当の気持ちを汲み取ることは難しいでしょう。また、自分が本気で別れたくないと思っている気持ちも、相手に伝わりにくくなってしまいます。
会うのを嫌がる相手に会ってもらうためには、別れたくないという気持ちをただ押し付けるのではなく、「相手の気持ちをしっかり聞いて理解したい」という思いを伝えるようにするとよいでしょう。
素直に別れたくない気持ちを伝える
別れ話を切り出されて別れたくないと感じたら、その気持ちを素直に伝えることが大切です。感情的になって相手を否定したり責めたりせず、まず相手の話を全て聞いて、相手の気持ちを理解したうえで、自分の気持ちを伝えるとよいでしょう。
また、伝える際も、ただ闇雲に「別れたくない」と言うだけでは、自分の想いをしっかりと伝えることはできません。相手にきちんと理解してもらえるよう冷静さを保ち、言葉を選ぶことが重要です。
感謝の気持ちを示す
自分の気持ちを伝える際には、感謝の気持ちも一緒に伝えるようにするとよいでしょう。今まで感謝を述べたことがないのなら、なおさらです。もちろん口先だけでなく、心からの気持ちを伝えることが重要です。
相手が緊張状態の場合、こちらの言葉は届きにくくなっています。相手はなじられる覚悟で別れ話を切り出しているため、こわばっているはずです。
そのため、こちからから感謝の気持ちを伝え気持ちを和ませることができたら、身構えていた相手のガードを緩めることができるでしょう。
また、感謝とともに、相手の良いところや尊敬しているところを伝えるのもよいでしょう。相手にまだ迷いがある場合、「自分のことを一番理解してくれる人はこの人しかいない」と感じさせることができれば、相手が抱えている「別れたい」という気持ちがさらに揺らぐ可能性があります。
自分の非を認めて改善する
相手の心の中に溜まっていたものをすべて吐き出してもらったら、それをしっかりと受け止めましょう。もしその中にあなたへの非難が含まれている場合は、その非を認めることが大切です。
相手の話を聞くうちに反論したくなっても、すぐ口に出さずに、自分の考えは一旦置いておいて、相手の気持ちを理解するように心がけましょう。
相手の心を傷つけたことに対して、「嫌な気持ちにさせてごめん」と誠実に謝ることが大切です。そのうえで、相手が不満に思っていることへの改善点を告げ、実際に改める姿勢を見せていきましょう。
冷却期間を提案する
上記の方法などを試し、相手に少しでも迷いがあるようなら、冷却期間を置くことを提案してみましょう。もちろん無理強いをするのではなく、静かにお願いする形で話すのがポイントです。
例えば、「別れたくないから、冷却期間を置いて再度話し合おう」などと自分の気持ちを前面に出しても、相手を説得することは難しいでしょう。「自分の話を聞く気がない人」「自分の気持ちばかり押し付けようとする人」と思われてしまう恐れがあるからです。
冷却期間を設けてから話し合う場合、大切なのは、自分ではなく相手をメインにして話をすすめることです。「あなたの気持ちを理解して受け止めるためには時間が必要だから、冷却期間が欲しい」と伝えるとよいでしょう。
もし冷却期間を置くことを承諾してもらえたら、関係を再構築すべく努力する必要があります。相手の気持ちを無視した「別れたくない」アピールは控え、ラストチャンスだと腹をくくり、相手の不満を解消するために自分の行動を改善していくとよいでしょう。
恋人と別れたくない!別れた方がいい場合も?
すぐ喧嘩をするカップル
付き合っていても喧嘩ばかりでは、一緒にいても楽しくありませんよね。すぐ喧嘩になってしまうカップルは、いくら別れたくないと思っても、お互いのために離れたほうがよい場合もあるでしょう。
お互いに自分の意見を押し通そうとして衝突してばかりいては、良い関係性を築いていくことは困難です。その状態が続いてしまえば、傷つけあって最悪の状態で喧嘩別れになってしまう恐れもあります。
別れたくないのなら相手の気持ちに配慮し、改善していかなければなりません。そのためには、しっかり話し合ったり、しばらく距離を置いたりなどの対応が必要になってくるでしょう。
価値観が大幅に違うカップル
お互いの価値観が大幅に違っている場合にも注意が必要です。価値観の違いを楽しむことができればよいですが、遠慮して我慢しあっていたり、どちらか一方が我慢を強いられていたりする状況では、ストレスが溜まってしまいます。
価値観が違いすぎて、どんなに話し合っても相手の考えがまったく理解できない場合は、別れも視野に入れるべきではないでしょうか。
もし、それでも別れたくないと感じるのなら、無理なく譲り合える妥協点を探すなど、辛抱強く時間をかけてお互いの価値観をすり合わせる必要があります。
お互いへの興味がないカップル
もうお互いへの興味がなくなっていて、恋人として付き合っている意味がなくなってしまっているカップルもいます。
新しい恋人を探すのが面倒だから別れたくないなど、ただ惰性で付き合っているだけのカップルもいるでしょう。このような場合は、別れたほうがお互いのためになるのではないでしょうか。
また中には、一方は相手への興味が薄れてしまっているけれど、もう一方にはまだ相手への好意が残っているカップルもいるでしょう。この場合も、どちらか一方の興味が薄れてしまった状態では、恋人としての関係を続けるのは困難です。
別れたくないのなら、興味を失った原因を探り、改善していく必要があるでしょう。
依存しあっているカップル
お互いに依存しあっているカップルも、別れたほうがいいカップルに挙げられます。
例えば、恋人に異様なほど束縛されたり、暴力を振るわれたりしても、「あの人には私しかいない」「別れたくない」と離れようとしない人もいます。束縛したり暴力を振るったりする方も、それを受け入れてしまっている方も、どちらも相手に依存してしまっているといえるでしょう。
一旦距離を置くなどして冷静になり、客観的に自分たちの関係性を見つめ直す必要があります。自分たちの関係は正常なものではないと感じたら、別れを視野に入れて行動すべきでしょう。
【おまけ】彼氏・彼女に好かれる恋人の特徴
思いやりがある
思いやりを持って接している人は、誰にでも好かれやすいですよね。彼氏彼女の関係でも同じでしょう。
付き合いが長くなると相手への思いやりの気持ちは薄れてしまいがちですが、もし恋人が自分に対して思いやりの気持ちを忘れずにいてくれたら、「この人ともっと長くいたい」と思うのではないでしょうか。
約束を必ず守ってくれる
約束を必ず守ってくれる彼氏・彼女も好かれやすいでしょう。相手が約束をすぐに破るような人だったとしたら、信頼することができなくなってしまいますよね。
他の人間関係と同じように、恋人関係でも信頼が大切です。それを理解し、誠実に向き合ってくれる相手だったら、自分も恋人として尽くしたいという気持ちが芽生えやすいのではないでしょうか。
話を聞いてくれる
どんなときも相手の話をしっかり聞くというのは、意外と難しいことです。付き合いはじめの頃は相手の話をちゃんと聞いていたけれど、次第に仕事などに追われて時間がなくなり、聞き流してしまうようになることもあるでしょう。
いつも自分の話に耳を傾けてくれる相手は貴重です。また、会話はコミニュケーションのひとつです。その点を理解しており、なおかついつでもちゃんと会話ができる相手のことは、失いたくないと思うのではないでしょうか。
感謝してくれる
「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。しかし、付き合いが長くなるにつれて、感謝の言葉をあまり言わなくなってしまいがちですよね。だからこそ、感謝の言葉を意識して口にすることが大切です。
相手のためを思ってしたのに感謝してもらえなかったら、ガッカリしてしまいますよね。逆に、感謝してもらえたら、もっと相手のために行動したくなるでしょう。好かれるためには、こういった些細なことの積み重ねも大切なのではないでしょうか。
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