男女が「好きだけど別れる」のはどうして?
「好きだけど別れる」という決断を、あなたはしたことがありますか?
何も事情を知らない人にとって、好きだけど別れるという選択は、「もったいないこと」に思えるかもしれませんね。しかしカップルの中には、好きだからこそ別れるという選択をしなければならない人達もいるのです。どんな理由があってその決断に至ったのか、なかなか理解できないことも多いでしょう。
今回は、男女が好きだけど別れる様々な理由ご紹介していきます。そして、「好きだけど別れた方がいいのかな…」と悩んでいる人達へ、今できることやこれから先の選択肢、対処法などもご紹介していきます。
男女が好きだけど別れる理由【前編】
なぜ、好きだけど別れるという選択をしなければならないのか、その理由から見ていくことにします。第三者の立場で考えたら、「好きなら別れなければいいのに」と思ってしまう問題かもしれませんが、本人達には好きだけど別れるべき何かしらの理由があるものです。
一体どんな理由なのでしょうか。
愛されてる自信がなくなったから
「自分は相手のことを好きだけど、愛されている自信がない」と、思いが一方通行になったために別れを決断する人もいるでしょう。
付き合う時は、双方に「好き」という感情があって交際がスタートしますよね。しかし付き合っていく中で、徐々に気持ちに温度差が出たり、相手に求めるものが変わってきてしまいます。そこで、相手からの愛情が感じられない、愛されてる自信が無いと確信してしまうと、好きだけど別れるという苦渋の決断をするのです。
自分だけが一方的に相手のことを好きだったら、辛くもあり悲しくもあり、何しろ「付き合っていて意味があるのか」とすら感じてしまうのは当然です。
転勤などで遠距離恋愛になるから
好きな人とはできる限り頻繁に会いたいものですよね。しかし、物理的に相手との距離が離れてしまえば、好き同士でも「会いたくても会えない」という状況になってしまい、我慢や無理を強いられることになります。
好きだけど別れるという決断をする人の中には、転勤などで遠距離恋愛になるからという理由の人も多いです。転勤などによって近くにいられなくなってしまうと、相手のことは好きでも、「遠距離なんて耐えられない」「たまにしか会えないのは辛い」という思いを抱えます。その思いが、好きだけど別れるという決断に影響してくるのです。
「会えないなんて耐えられない」「会いたい時に会えなかったら辛いだけ」と考えるようになると、別れを選択するしかなくなってしまうのでしょう。
既婚者だから
一方が既婚者の場合、あるいは双方が既婚者の場合も、好きだけど別れるという選択をしなければならない時が来るでしょう。離婚して一緒になるという選択をしない限りは、いずれ別れがやってきます。
今は好きだから楽しいと思えていても、やがて不満や寂しさ、将来に対する不安といった負の感情が生まれるでしょう。それにより、「別れた方がお互いのため」と考えるようになります。既婚者に子供がいる場合は特に、ふたりの将来を考えることが難しくなりますよね。
「このままでいても幸せにはなれない」と思った時、好きだけど別れるという選択をするしかなくなるのです。
相手に好きな人ができたから
自分は相手のことが好きだけど、相手の気持ちが他の人に向いていると分かり、別れを決断する人もいるでしょう。
例えば、長く交際してきたカップルの場合、相手のちょっとした異変にも気付くようになります。その様子から「他に好きな人ができたんだろうな」と感づき、相手のために別れを決断するのです。
いくら自分は相手のことが好きでも、相手が他の人を想っているなら、自分が惨めな思いをするだけです。また、相手に対して情や優しさが湧いて、「自分と別れて好きな人と幸せになってほしい」と願う人もいます。「好きな人と一緒にいる方が幸せなはずだ」と考えた人は、相手のために好きだけど別れるという選択をするようです。
男女が好きだけど別れる理由【後編】
男女どちらにも理由があって別れるパターンもあれば、片方に理由があるパターンもあるようですね。
他にも男女が好きだけど別れる理由があります。引き続き、その理由を見ていきましょう。
恋愛が負担になっているから
仕事が忙しくなったり、しなくてはいけないことが増えた場合に、恋愛が時として邪魔に感じることもあるでしょう。仕事やすべきことを優先すれば、「自分との時間は作ってくれないの?」と相手から不満を言われることもあります。こうした時に恋愛が負担、重荷に感じ、好きだけど別れるという選択をすることもあるのです。
これは「言えば分かる」という関係ではないカップルに見られる理由ですね。「仕事が忙しいからしばらく会えない」と伝えて理解してくれる相手であれば、別れるという選択はなかったかもしれません。しかし、相手が依存体質だったり不安になることの多いタイプの人であれば、そう簡単に納得してもらえないでしょう。
恋愛が今の自分にとって妨げとなる、あるいはプレッシャーになる場合も、別れに繋がるケースがあるのですね。
将来を考えられないから
好きで相手と付き合っているものの、結婚する見込みがまるでなかったら、好きだけど別れるという決断をする人は多いでしょう。
例えば、相手に結婚願望が全くない場合です。付き合っていく中で、「いずれは結婚して一緒になりたい」と思う人は多いもの。しかし、それに対する答えがいつまでも「NO」だとすれば、このまま付き合っていても意味がないと感じてしまうようになります。
特に女性の場合は、出産するとなるとタイムリミットがあるので、「○○歳までに結婚したい」という願望を持つ人は多いですよね。それに彼氏が応えてくれない、期待が持てないとなれば、好きだけど別れるという選択をしなければならなくなります。
不信感を持ってしまっているから
好きな相手から一度でも嘘をつかれると、その後なかなか信用できなくなってしまいますよね。本当のことを言われても「また嘘かな?」と疑ってかからないといけなくなるため、お互いにとって辛く疲れる関係になってしまいます。
このように、相手を信用できないケースでも、好きだけど別れるという選択をすることがあるようです。「疑うことに疲れた」「どこか信用できない」という思いで、別れを決断してしまうのです。
人として好き、一緒に居て楽しい、魅力がたくさんあるなど、相手を思う気持ちが残っているとしても、信用できなければ疲れてしまうことが多いですよね。また疑ってばかりいる自分自身にも嫌気が差してしまうため、好きだけど別れるという選択をする人もいます。
周囲から賛成、祝福されないから
お互いは好きだけど、周囲から賛成、祝福されないために別れるという選択をする人もいるようです。社会的地位の違い、家庭環境の違いなど様々な理由によって、家族から「あの人との結婚は認めない」と言われ続け、一緒になることを断念するケースです。
当人達には一緒になりたいという意思があるものの、周りから祝福してもらえないとなれば、結婚してから問題やトラブルが起こる可能性が増えてしまいます。「不幸にしたくない」と相手を思うあまり、別れることもあるでしょう。
このように、自分たちの問題ではないのに、別れを選択をするカップルもいます。
好きだけど別れる…別れたあとの心理とは?
好きだけど別れるという決断をしたあとは、どのような思いを抱えてしまうのでしょうか?好きという気持ちが残っているからこそ感じる、別れたあとの心理を覗いてみましょう。
忘れられず辛い
別れることを選んだものの、相手のことがまだ好きなため、忘れられずに辛いという心理の人が多いです。自分の選択が間違っていたのではないか、こんなに辛い思いをするくらいなら別れなければ良かったなど、忘れられないと同時に後悔の思いも強くなっていきます。
忘れる努力をしたとしても、相手のことがまだ好きだと難しいことですよね。好きだけど別れるという選択をすると、相手はいなくなって気持ちだけが残る状態になるため、辛く悲しい日々を送ることになるのです。
復縁したい
別れた後も相手のことを忘れられず、「復縁したい」と願い続ける人も多いです。復縁するにあたって乗り越えなければならない問題や我慢すべきことがあったとしても、別れて離れることの方が辛いと実感しているのでしょう。
好きだけど別れるという選択をすると、未練が大きく残りますよね。また、別れた相手が他の人に取られてしまうのではないかという危機感もあるでしょう。それにより、早く相手を取り戻したいという思いが強くなるのです。
とはいえ、事情や状況によっては復縁したいと思っても叶わないこともあります。やり場のなくなった想いを解消できず、非常に辛い状態に追い込まれます。
やれるべきことをやったのか
好きだけど別れるという選択をした後に、「自分はやれるべきことをすべてやったのだろうか」と自問自答することも多いです。別れるという方法しかなかったのか、もしかしたらもっとやれることがあったんじゃないか、と自分を責め続けてしまいます。
別れるか別れないかという状況にいる時は、なかなか冷静な判断をすることができません。その時のことだけを考えたり、相手への配慮や気遣いによって別れを決める人もいるでしょう。しかし、別れた後に冷静になって考えた時、様々な選択肢や解決策が思い浮かび、「こんなこともできたんじゃないか」と過去の自分を責めてしまうのです。
相手と別れてみてはじめて他の方法を考えつく人もいるため、好きだけど別れると決断する前に慎重にならなければなりませんね。
これで良かったんだと自分に言い聞かせる
迷いに迷って好きだけど別れると決めた人の中には、「これで良かったんだ」と自分に言い聞かせ、納得しようと努力する人もいます。
別れるまでに散々話し合った場合や、相手の気持ちが冷めていると痛いほどに感じていた場合は、前に進むしかありません。復縁しても仕方ない、後悔してももう遅いとなんとか自分を納得させて、心のモヤモヤを鎮めようとしているのでしょう。
気持ちを切り替えるため、あるいは前に進むために新たな出会いを探すといった行動に出る人も。周りから見たら「元恋人のことを実は好きじゃなかったのでは?」と思える行動かもしれませんが、元恋人への想いを消すためであり、思い出さないように行動することで、自分の気持ちを誤魔化している場合もあります。
好きだけど別れたエピソード集【男女の体験談】
ここで、好きだけど別れるという辛い経験をしたことのある男女のエピソードを紹介してみることにしましょう。好きだけど別れた人達は、どのような事情や思いを抱えていたのでしょうか?
彼の気持ちが離れていくのに耐えられなかった
「冷たくなる彼、態度がきつくなる彼を見ていて辛かった。どんどん彼の気持ちが離れていくことに耐えられなくなって、好きだけど別れる決意をした」(33歳/女性/エステティシャン)
自分だけが相手を好きでいるようで、辛かったのでしょう。どんどん変わっていく彼の態度を見て、自分への気持ちがなくなっていっていることを実感したこの女性は、無理に一緒に居てもらうより別れるという選択をしたのですね。
好きだから一緒に居られればそれで十分という問題ではなく、二人の間に気持ちが通っていない以上、付き合っていても意味がないと感じたのでしょう。
初めはうまくいくと思っていた遠距離恋愛…
「お互いを思い合っていれば遠距離になっても大丈夫だと考えてたけど、結局、好きだからこそ会いたくなるし寂しくなるしで、辛くなり別れてしまった」(25歳/男性/運送業)
この男性は、環境や状況が変わっても好きな気持ちは変わらないだろうと、自信を持って遠距離恋愛にのぞんだようですが、実際に離れてみると「会いたい」「寂しい」「不安」と思うことが増えてしまい、結局別れを決断した模様です。
「好きだけじゃどうにもならないことがある」とよく言われるように、好きな気持ちだけですべてが乗り越えられるわけではないのでしょう。
いつまで待っても状況が変わらないと思って決断
「妻子ある人と付き合っていた。1年だけ待とうと自分で決めてみたものの、状況が全く変わらなかったから、好きだけど別れることにした」(27歳/女性/会社員)
既婚者との恋愛は、「いつまでにどうなる」というハッキリとした将来が見えにくいため、待つ側は苦しく辛い付き合いになることも多いです。そのため、この女性のように期間を決めて待つ人も少なくありません。
この女性は、待った結果、相手が離婚してくれず状況が全く変わらなかったために、別れるという決断をしたようです。辛いとわかっていながらも、別れるという選択が自分のためになると感じたのかもしれませんね。
結婚に関する価値観が違っていて別れた
「お互いに好きだから結婚の話もよくしていた。でも、どうしても譲れない条件がそれぞれにあって合致しないまま。最終的に、結婚できないなら別れようってことになった」(30歳/男性/建築業)
片方に結婚願望がなく将来が見えないケースもありますが、このカップルのように、結婚願望がありつつも条件が合わないケースもあるでしょう。
結婚を前提にお付き合いしている人も少なくありません。そのため、このようなズレに気付き別れることもあります。付き合っていても結婚ができなさそうなら、早い段階で決断する人も多いでしょう。
好きだからやっぱり別れたくない!そんな時の対処法
様々な理由や状況があって別れる方向で考えているとしても、相手のことがまだ好きだと、当然「別れたくない」とどこかで思ってしまうものですよね。
もし「好きだからやっぱり別れたくない」と思ったら、別れる以外に何か対処法はないのでしょうか?別れる前にやれること、やるべきことをご紹介していきます。
距離を置いて考える時間をつくる
まずは、相手と距離を置いて考える時間を作ってみましょう。今は「別れるしか方法がない」と視野が狭くなっていたり感情的になっている可能性があります。一度距離を置いて冷静になり、他の方法がないか、また別れるという決断をして後悔しないかどうかをしっかり考えましょう。
例えば、遠距離恋愛を控えている二人の場合、距離を置いて時間を作ることで遠距離恋愛を疑似体験することもできます。離れるとどういう感じなのか、どんな思いを抱くのかといったことも、別れる前に体験してみるべきです。体験した結果、2週間程度なら我慢できると思ったら、2週間に1度会う努力をするといった解決策をとることもできますよね。
別れる決断をする前に、お互い冷静になるためにも距離を置いて考えてみましょう。
二人で話し合って妥協案を見つける
お互いの気持ちのズレがある、価値観に違いがあるという場合は、二人で話し合って妥協案を見つけるのも方法の一つです。どちらか一方の意見に合わせるのではなく、間をとるような形で解決策を見つけていきます。
例えば、結婚したくない男性と今すぐにでも結婚したい女性の場合です。まずは話し合いをして、結婚に関する考え方や思いを伝え合います。相手の言うことに理解や納得ができるなら、妥協案を見つけていくのです。「5年後にも付き合っていたら結婚しよう」など、お互いが納得する妥協案を見つけると、別れることを回避することもできるでしょう。
別れる前に素直な思いを相手にぶつける
好きだけど別れるという選択を考えているあなたは、その選択をした理由や本音を、相手にぶつけたことはありますか?まだ相手に気持ちを伝えていない人、あるいは相手のためを思って静かに別れようとしている人は、別れる前に素直にその思いをぶつけてみるべきです。
相手の気持ちが冷めてきたと感じたなら、「もしかして冷めた?」と直接聞くのも良いでしょう。それに対して、「冷めたわけじゃなくて、家族みたいに思うようになっただけだよ」「冷めたわけじゃなくて、最近仕事が忙しくて…」といった答えが聞けるかもしれませんよね。
別れようとしている理由や事情を、勝手な思い込みで作り出していないでしょうか。別れてから後悔する前に、とことんぶつかってみると、別の選択肢が見えてくるかもしれません。
「好きだけど別れる」以外の方法を考える
好きだからやっぱり別れたくないと思ったら、別れる以外の方法を考えれば良いのです。逆に「別れなければいけないことなのか?」と考えてみると良いかもしれません。すると、「こんなやり方もある」「こうすることはできないか」と、他の方法が見えてきます。
結論を急ぐあまり、別れるという答えしか思い浮かばないこともあるでしょう。仮に、転勤が来週に迫っているといった状況だと、離れることによる心配や不安が一気に襲いかかるだけでなく、早く結論を出さなくては!と焦ってしまいます。それにより、別れる選択しか思い浮かばないということも考えられますよね。
多少の無理を強いられるくらいは仕方ないでしょう。しかし、別れて辛く悲しい毎日を送るくらいであれば、別れずにしばらく様子を見てみるという方法もあるのです。
コレはNG!好きでも別れるべきパターン
「別れる方が辛いだろうから、やっぱり別れない方がいいかな…」と思っても、場合によっては別れた方が良いパターンもあります。
ここで、好きだからと付き合い続けても、この先に期待が持てないNGパターンをご紹介します。好きだけど別れるという判断が吉と出るケースとは、どんなパターンなのでしょうか。
結婚観に大きなズレがある
相手と結婚観に大きなズレがある場合は、好きだけど別れるという選択が正しいことが多いようです。
「○○歳までに結婚したい」と結婚するまでの期限を設けている人もいれば、「結婚したらこうしたい」と結婚生活のプランを立てている人もいるでしょう。しかし、それぞれの結婚観に大きなズレがあると、今後衝突やトラブルが起きかねません。結婚は一生の問題ですから、初めから「うまくいかなそう」と思うことがあるなら、好きだけど別れるという選択肢もアリです。
好きだけではどうにもならないことがあるというのは、結婚生活ではよく出る話。今の時点ですでに違いやズレを感じとっているなら、別れると決断するのも悪くないでしょう。
自分または相手が既婚者
どちらかが既婚者の場合は、残念ですが別れた方が良いケースが非常に多いです。
既婚者には家庭があるため、守るべきものがあったり、気持ちに余裕があったりします。一方、既婚者と付き合っている未婚者は、相手が家庭を持っているがために我慢を強いられることも多く、待つことが多くなりますよね。自分の都合で「会いたい」と言えなかったり、将来の見通しが立たなかったりと、既婚者を相手にしている側は精神的にも不利です。
また、その恋愛がもしバレてしまえば、相手との関係が終わるだけでなく、最悪の場合、多額の慰謝料を請求されることもあります。好きだから別れたくないと不倫関係から抜け出せないでいると、かえって自分が追い込まれてしまうことも多いのです。既婚者とは別れて独身者同士で新たな恋をした方が、幸せになれる確率はよほど高いと言えるでしょう。
自分が犠牲になることが多い
相手のことを好きだからといって、自分が犠牲になることの多い恋愛をしているなら、別れたほうがいいでしょう。
相手に都合の良い時にだけ呼ばれる、欲しいものがあるとせがまれる、戻ってはくるものの浮気を繰り返されるなど、デメリットや負担が大きいなら別れるべきでしょう。好きだけど別れるという決断をしても、後々別れを選択したことを良かったと思える日がきます。
一緒に居てプラスになる人なのか、一緒に居て幸せをもらえるのかを考えれば、自ずと答えが見えてくるはずです。
自分は好きだけど相手はこちらを好きではない
自分だけが相手を好きという関係も、あなた自身が苦労し辛い思いをします。相手からの愛情が全く感じられず、自分への気持ちがゼロだなと感じるなら、別れた方が良いです。
好きな人と付き合うことになった時、恋が実ったというだけで、天にも昇る心地だったでしょう。しかし、だんだんと欲深くなってしまうのが人間です。「もっと愛されたい」「好きって言ってもらいたい」と、付き合ううちに欲が出てきます。
その欲は、相手からの愛情がなければ満たされないため、徐々に不満や不安に変わっていきます。次第に自分だけが相手を好きだと感じるようになり、虚しさや辛さを感じるようになってしまうでしょう。相手からの好意が全く感じられないなら、今以上の幸せを感じることは難しく、むしろマイナスの感情ばかりが生まれてしまうのです。
好きだけど別れる相手をスッキリ忘れる方法
好きだけど仕方なく別れるという決断をする場合、別れたあとには、できるだけスッキリと忘れたいものですよね。そのために、別れる前と別れた後にすると良いことがあります。
最後に、好きだけど別れる相手をスッキリ忘れる方法を把握して、前に進む努力をしましょう。
じっくり話し合って別れる
好きだけど別れると決めたら、後悔や未練を残さないよう、じっくりと話し合ってから別れるべきです。後から「ちゃんと伝えれば良かった」「相手の話をもっと聞いておけば良かった」など、少しでも思いを残してしまうと相手を忘れにくくなります。
後悔のないようじっくり時間をかけて相手と向き合い、言いたいことや聞きたいことをすべて解消しましょう。
新しい出会いを探す
まだ相手のことが好きだと、新しい恋をする気にはなれないかもしれませんが、新しい出会いを探すことは良いことです。気持ちを切り替えたりリフレッシュできたりと、別れたあとのあなたにとってプラスの働きをしてくれます。
好きだけど別れた場合は、新しい出会いを求めることに罪悪感を持ってしまいがち。しかし、相手も前に進んでいると考えれば、それほど抵抗がなくなるのではないでしょうか。新しい出会いを探すことで、別れた相手への未練をかき消すこともできるでしょう。
連絡先をすべて削除する
好きだけど別れた場合、別れたあとも多少は引きずるでしょう。そこで、これまでと変わらず連絡を取り合ったりすれば、どうしても付き合っていたときのことを思い出してしまいます。忘れるに忘れられない状況を作ってしまうため、別れた後は連絡を断った方が良いです。
電話番号、LINE、SNSなど、相手の連絡先をすべて消し去ってしまった方が、気持ちもスッキリします。「もう別れたんだ」と自分に言い聞かせることもでき、前に進みやすくなるでしょう。
今までの自分とサヨナラする
今までの自分を捨て、新たな自分を作り出すことでも、相手をスッキリ忘れることができます。
イメチェンしてみたり持ち物をすべて買い替えたり、引っ越して新たな環境を作るということでも良いでしょう。色んな形でこれまでの自分とサヨナラしてみると、別れたことを過去として捉えることができます。新たな自分を作ることで、新鮮な気持ちや新しい刺激を手にすることができるため、気持ちを切り替えるためにはとても良い方法です。
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