カップルが婚約破棄する理由が気になる!
精神的にも、経済的にも、体力的にもダメージを負うことがわかっているのに、婚約破棄をする、される理由とは一体何なのでしょうか?この記事では、男女別の婚約破棄をする原因と、婚約破棄をした後の結末を実体験を交えてご紹介します。
現在、婚約破棄を考えている人も、婚約破棄をされるかもしれないと不安を抱えている人も、ぜひ参考にしてください。
男性から婚約破棄した理由≪前編≫
他に好きな人ができた
婚約をしたのにもかかわらず、他に好きな人や気になる人ができたという理由で婚約解消を申し出る男性は少なくないようです。「結婚したいと思うほどの相手を、そんな簡単に捨てられるの?」と驚く人もいるでしょう。
しかし、その場のノリやタイミングに流されてプロポーズをしてしまった男性や、勢いだけでプロポーズをして後悔をしている男性も意外に多いのです。そんな男性は、どうにかして結婚を取りやめたい、だけどきっかけが掴めない…と思い悩んでいるパターンも。
そんなふうに結婚に対して迷いを抱えている男性の前に理想的な女性が現れたら…。婚約破棄をするきっかけ、または言い訳に十分なりますよね。
養う自信がなくなった
結婚をするということは家庭を持つということであり、家庭を持つということは、夫婦が協力して家計を維持しなければならないということですよね。高収入の女性も増えていますが、夫が経済的な柱になるケースがまだ大半でしょう。そうなると、満足な収入を得ていない男性は不安で仕方がないはず。
子供ができたとして、無事に育てることはできるのだろうか?専業主婦になりたいと言っている婚約者を経済面で支えることはできるのか?婚約するのと同時にそんな不安が押し寄せ、自信を喪失し、婚約破棄を申し出る男性は少なくありません。
彼女が料理下手だと判明した
付き合っている時は知らなかったけれど、いざ婚約をして手料理を作ってもらったら信じられないくらいまずかった!まずいどころか、料理が下手すぎて食べることもできなかった!という理由で、婚約破棄をする男性も少なくありません。
練習すればある程度はできるようになるだろうとは思うものの、料理が上達する前に見切りをつけてしまう男性もいるようです。決して料理ができないことだけが原因ではないでしょうが、それでも婚約破棄の大きな要因となっていることに間違いはないようです。
マナー違反
彼女のマナー違反が原因で、婚約解消を申し出る男性も多いのだとか。平気でポイ捨てしたり、公共交通機関でお年寄りを押しのけてまでイスに座ろうとしたり、店員に理不尽なクレームをぶつけたりなど内容はさまざまですが、マナー違反をする彼女を目撃したことが婚約破棄のきっかけになるようです。
結婚を決断するほど好きな女性でも、人として基本的なマナーが守れていない人とはパートナーとしてやっていけないというのが大きな理由のようです。
男性から婚約破棄した理由≪後編≫
金遣いの荒さ
金銭感覚は、結婚を考えているカップルにとって重要なポイントとなります。結婚すると家計が同じになるため、一緒に貯金をしたり、やりくりをしたり、時には大きな買い物をすることもありますよね。
それなのに、彼女の浪費癖を目にしてしまうと男性は不安な気持ちになってしまいます。自分の働いた給料が、そんなくだらないことに使われるのは耐えられないという理由から、婚約解消を申し出てしまうようです。エステやメイク、ブランド物に目がない女性は特にご注意を。
喧嘩で本性を知ってしまった
喧嘩をした時に、それまで知らなかった彼女の本性を知ってしまったのが婚約破棄の原因、という男性も少なくありません。「喧嘩するほど仲がいい」という言葉もありますので、喧嘩をしたこと自体が原因という人はほとんどいないようです。
問題は、喧嘩をした時の態度や発言です。いつまでたっても怒りがおさまらなかったり、感情に任せてヒステリックに暴言を吐く彼女の姿を見て、新婚生活に不安を持ち、結婚を考え直してしまうパターンが多いのだとか。
不潔だと知ったから
上品で清楚だと思っていたのに、自宅に行ったらゴミ屋敷のような部屋だった…なんてことがあったらショックですよね。結婚は生活を共にするということ。衛生問題に無頓着な不潔な女性とこれから暮らしていくなんて無理!というのが、婚約破棄の理由になることもあります。
また一見するときれいに見えるお部屋でも、トイレが汚い、お風呂がカビだらけ、シンクに食器が山積み、なんてことが愛情の冷めるきっかけとなります。婚約中の人は、気を抜かずに普段からしっかり掃除をするよう心がけたほうがよさそうです。
何となく
特にこれといった原因や問題はないけれど、何となく嫌になったから、という無責任な男性もいました。このような理由で婚約破棄をする人は一定数いるようです。そんな理由で婚約破棄されたら、女性は絶望してしまいますよね。
しかし、何となくと言いつつ、そこにはちゃんとした理由があるのです。もっとも多いのが、世間体や周りからの後押しもあり、結婚準備をしていたけれど、家庭を持つことが急に不安になったり、身を固める覚悟ができなかった、というもの。
「何となく」と聞くと、軽い気持ちで婚約破棄をされたように聞こえますが、男性側からすれば、様々な要因やタイミング、さらには自分の将来を考えて出した答えだったりするようです。
女性から婚約破棄した理由≪前編≫
浮気された
とても多い理由が浮気です。「男は浮気をする生き物」なんて言葉がありますが、婚約中に他の女性に目移りするような男性と人生を添い遂げるなんてできない!という思いから、婚約破棄を決断する女性は非常に多いです。
ギャンブルなど相手の金銭問題
浮気の次に多いのが、ギャンブルなどの金銭トラブルです。婚約者に隠れてギャンブルをする男性は多いようで、中には借金をしてまでギャンブルにのめり込んでいる男性もいます。ギャンブルにお金を費やすような男性と結婚なんてできない!と考える女性は少なくありません。
それ以外にも「自分に黙ってギャンブルをしていたことが許せない」という話もありました。ギャンブルをしているから悪いというよりも、嘘をついてまでギャンブルをするという行為に危機感を覚え、結婚を見送った女性は多いようです。
将来が不安になった
婚約前は気にならなかった身勝手な言動や、俺様主義の姿勢、女性を見下すような態度などが気になり始めて、将来に不安を感じたことが婚約破棄の原因になることも。中には交際していたときは優しい彼だったのに、結婚話が出た瞬間に態度が豹変したという話もあります。
そのような態度に不安をあおられ、結果的に婚約を白紙に戻す選択をする女性が少なくないようです。
風俗に行くのが許せなかった
婚約中に風俗へ行く彼に冷めてしまった女性もたくさんいます。男性にとって風俗は遊びであり、本気ではないのかもしれませんが、ほとんどの女性は別の女性と楽しんでいたことを知ると軽蔑します。
遊びだから、本気ではないから、相手はプロだからと、いくら言い訳をされても、気持ちが戻ることがなく、最終的には婚約破棄に至る事例は珍しくありません。
女性から婚約破棄した理由≪後編≫
マリッジブルー
結婚することで環境が変わってしまうことへの不安や、将来への不安、さらには結婚相手への不安などから陥ってしまうマリッジブルー。多かれ少なかれ、結婚を控えた女性なら誰しもが経験することかもしれません。
彼女がマリッジブルーに陥っている時に、男性が不安な気持ちを理解し、優しく寄り添ってあげることが大切なのですが、中にはこの時期に冷たい態度を取る男性もいます。そんな彼氏の態度を見てますます不信感を募らせたことが、婚約破棄の引き金となることも珍しくはありません。
式の準備を任せっきりにされた
婚約をすると次にやらなければいけないのが、結婚式の準備です。式場決め、参列者の手配、料理、演出、ドレスなどなど、式の準備は多岐に渡ります。この式の準備を彼氏が全く手伝ってくれないことに不満を持ち、結婚を考え直すパターンは非常によくあります。
忙しいから面倒、わからないからいや、彼女のやりたいようにやればいいなど、男性の言い分もわかるとは思いつつも、非協力的な態度に不安を覚えるケースが多いようです。その結果、婚約破棄という最悪の結末を迎えてしまうことも。
彼氏の親との同居を強いられた
彼の両親と同居することを強いられたのが、婚約破棄を申し出る原因となるケースもあります。たとえ彼の両親がとてもいい人であっても、せっかくの新婚生活は夫婦水入らずでスタートしたいと考えている女性が多いことも関係しているのでしょう。
また、義理の両親とはいえ赤の他人と一緒に生活することにプレッシャーを覚える人も少なくはありません。同居はしたくないと彼氏に訴えても聞き入れてもらえず、泣く泣く婚約破棄に至るケースは意外にも多いのだとか。
価値観や宗教観の違いが理由
恋人として付き合うだけなら当人同士の問題ですが、結婚はお互いの家族とのつながりや相性も重要となります。育ってきた環境の違いや、経済的な価値観の違いがよく問題になりますが、もっともネックとなりやすいのが宗教観の違いです。
どちらかが熱心に宗教を信仰している場合、その宗教観の違いや考え方に戸惑ってしまうパターンが多く、最終的には「彼のことは大好きだけれども、結婚はできない」という理由で婚約解消にいたってしまうのだとか。
婚約破棄されたらどうすればいいの?
弁護士に相談する
婚約破棄をされて納得できない場合、まずはじめにやりたいことは弁護士に相談することです。特に理由なく婚約を破棄された場合は、債務不履行、簡単にいうと「約束を実行しなかった」として、責任を追求できます。
婚約破棄をされたとき、正当事由が見当たらない場合は慰謝料を請求することも可能です。婚約破棄という事実に心が疲弊しているかもしれませんが、自分を奮い立たせて弁護士に相談するようにしましょう。
相手が浮気していたら慰謝料を請求できる
正当事由が見当たらないにもかかわらず婚約解消を求められた場合は、債務不履行による損害賠償責任が生じます。つまり、相手に対して慰謝料を請求できるということです。
男女の間で婚約が成立すると、二人には将来婚姻の届出をして夫婦になることが約束された状態になります。その約束が一方の身勝手な理由、またはトラブルによってはたされなくなると、債務不履行による損害賠償責任が生じるのです。
精神的苦痛による慰謝料、結婚式に向けた準備費用への賠償など、請求できる要因はたくさんあります。理不尽な婚約破棄を求められた時や、婚約中にもかかわらず不誠実な行為を受けた場合は、弁護士に相談してみましょう。
婚約解消の理由を周囲に知らせる
婚約破棄をされた時に忘れてはいけないのが、周囲に知らせることです。すでに結婚式の日取りも決め、招待客に招待状を送っている場合は、早急に知らせる必要があります。それだけではなく、結婚を報告した友人や知人にも知らせないと、結婚祝いなどが送られてくるかも。
婚約を破棄されたなんて恥ずかしくて言えない!と思う人もいるでしょう。しかし、自分に非がないのであれば、その理由をしっかり伝えておかないと、誤解されて変な噂が流れてしまうかもしれません。
婚約破棄をされた時は、真実や本当の理由を周囲に知らせて、自分に非がないことを明らかにしておくことが大切です。理由がわからない場合でも、その事実をそのまま知らせるようにしましょう。
ゆっくり休養することも忘れずに
婚約破棄の慰謝料請求、周囲への報告などなど、全てのことに一段落がついたならば、しっかり休養を取るようにしましょう。婚約を解消されて、想像以上に大きなダメージを負っているはずです。
気持ちが落ち込んで、とてもゆっくり過ごせるようなテンションではないかもしれません。しかし、だからこそ自分をいたわって、のんびりと時間を過ごしてみては?温泉に行く、高級ディナーを味わうなどして、頑張った自分をたっぷり甘やかしてあげてください。
婚約破棄のその後はどうなった?≪前編≫
新しい彼女ができて婚約破棄したものの…
「婚約中に好きな人ができて婚約破棄をしたけれど、結局その女性とはうまくいかず別れてしまい、婚約破棄から10年経った今でも独身です」(39歳/男性/会社員)
「今の彼女と付き合いたくて婚約破棄をしたけれど、結婚話が出るどころか浮気された。元婚約者は一途だったのに…。なぜ婚約解消してしまったのかと後悔する日々」(32歳/男性/販売員)
というように、新しい彼女ができて婚約破棄をしたけれど、新彼女とはうまくいかずに後悔ばかりをしている男性は多いようです。婚約するほど魅力的な女性だったのに、他の人に目移りしたばっかりに…と、後悔しても後の祭りとはこのことです。
婚約破棄されたけどそのおかげで…
「婚約破棄をされて落ち込んでいる私を励ましてくれたのがきっかけで、今の夫と付き合いました。あの時は最悪の気分だったけれど、今となっては感謝しています」(29歳/女性/専業主婦)
「結婚式直前に彼氏の浮気が発覚。結局浮気相手を選ばれて婚約破棄をされたけれど、数年後に元婚約者が当時の浮気相手にDVをして裁判をおこされていることを知りました。あの時、結婚しなくて本当によかったです」(34歳/女性/WEB関係)
など、婚約破棄をされたことで幸せを掴んだり、婚約解消されたことによって難を逃れた話もよくあります。婚約破棄をされて喜ぶ人はいないでしょうが、その相手とは縁がなかったと気持ちを切り替えることも大切なのかもしれませんね。
浮気がばれて婚約破棄!すべて失った
「独身最後だと思って、女友達と一回だけハメを外したら彼女にバレた。土下座して謝ったけれど許してもらえず、職場恋愛だったので自分の浮気が会社中に広まり、最終的には退職することになりました。どんな理由があろうと浮気はダメですね」(30歳/男性/フリーター)
「浮気がバレた時、『たった一回くらいの浮気で怒るなよ』と逆ギレしてしまった。その結果、婚約破棄をされただけではなく、友人や知人、さらには家族にも見放された。ひとり孤独に過ごす日々でつらい」(34歳/男性/自営業)
このように、浮気がバレたことで婚約破棄をされただけではなく、社会的信用、人間関係、さらには家族すら失う人もいます。婚約中の浮気は絶対に許されないことだと、改めて感じますね。
婚約破棄を切り出したけれど後悔
「将来が不安になって婚約破棄をしたけれど、冷静になったらなぜそんなことをしたのか自分でも理由がわからない。せっかく結婚するチャンスだったのに、自分から手放すなんて馬鹿げていると後悔しています」(31歳/女性/派遣社員)
「彼と喧嘩をして、その勢いのまま婚約解消。まさか本当に婚約破棄になるとは思っていなかったので、後悔しています。でも、今さら許してと言える雰囲気でもないし…。結局、彼とは今でも付き合っていますが、完全に冷めた関係になっています」(24歳/女性/フリーター)
というように、婚約破棄を自分から切り出したけれど、結局後悔している人も多いようです。特に女性は、マリッジブルーが原因で結婚を取りやめてしまうパターンが目立ちます。マリッジブルーは一時的であることが多く、冷静になってから後悔する人が多いようです。
婚約破棄のその後はどうなった?≪後編≫
理由もわからず婚約破棄された
「それまでうまくいっていると思っていたのに、理由も聞かされずに婚約破棄を申し渡された。その後、人づてに聞いたら彼氏が浮気していたことが発覚。慰謝料を請求しました」(33歳/女性/会社員)
「理由を聞いても婚約破棄の訳を教えてくれず、慰謝料をもらって別れました。5年経った今でも理由は分かりませんが、縁があり違う男性と結婚。幸せな家庭を築けているので、これでよかったんだと思います」(35歳/女性/パート)
このように、理由もわからずに婚約破棄を申し出られる人も少なくないようです。性格の不一致なのか、それとも結婚を躊躇してしまうような問題が相手に起きたのか、理由は定かではないパターンも珍しくないのだとか。
理解しがたい理由で婚約破棄をされた
「婚約中に急にスピリチュアルに目覚めた彼。星的に相性が悪いとか、風水的に家族との相性が悪いとかの理由で、婚約破棄を申し出られました。驚いたけれど、そんな理由で婚約破棄をする男性と結婚しなくてよかったと思っています」(29歳/女性/美容師)
「順調に進んでいたのに、突然婚約を破棄したいと言われた。理由を聞くと『気分がのらないから』と。そんな理由で婚約破棄をする彼女に失望したし、何よりも女性が考えていることがわからず、軽い女性恐怖症になってしまった」(36歳/男性/会社員)
このように、理解しがたい理由や、正当な理由だと思えないようなことで婚約破棄をされてしまうパターンも。価値観の違いや性格の不一致が関係しているのかもしれませんが、やはり明白な理由がわからないまま婚約解消となるとモヤモヤしてしまいますよね。
不安という理由で婚約破棄をされたけど復縁した
「結婚するのが不安だという彼女の精神面を考えて、一度は婚約を白紙に戻した。その後、じっくり話し合って一年後に再び婚約、無事に結婚しました」(32歳/男性/IT関係)
「婚約後の彼の言動に不信感を覚え、一度婚約解消を申し出ました。その後、一度は別れ話になりましたが、心を入れ替えるという彼の言葉を信じて入籍。結婚3年目ですが、とても幸せです」(29歳/女性/専業主婦)
というように、一度は婚約を白紙に戻したけれど、しっかり話し合い、再び婚約した男女も意外に多いようです。この場合は後ろ向きな婚約破棄ではなく、これからの人生をよりよくするためにはどうすればいいのかを考えるための婚約破棄であるパターンがほとんどのようです。
迷ったけれど婚約破棄をしたら…
「婚約中に彼氏に浮気されました。大好きだったから婚約破棄をするべきか迷ったけれど、どんな理由だろうと他の女性と寝た男と家庭を築ける自信がなかったので、別れました。今では勇気を出してよかったと思っています」(33歳/女性/専業主婦)
「好き同士だったけれど、家族に結婚を反対されました。頑張って説得したし、いっそ駆け落ちをしようかと迷ったけれど、勇気が出ずに婚約破棄。その後、親の勧めでお見合いをして結婚しましたが、時々むなしい気持ちになります」(27歳/女性/会社員)
このように迷った結果、婚約破棄を選んだという人も多く、その後幸せになれたかどうかは、その人次第のようです。婚約破棄をしても、そのまま結婚しても、幸せになれる保証はないでしょうが、少なくとも後悔のない選択をしたいものですね。
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