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オモチャを取り合ってケンカする兄弟の上手なたしなめ方９パターン
小さいうちは、ささいなケンカの絶えない兄弟姉妹。中でも、オモチャをめぐる争いに頭を悩ませる親は多いようです。そこで今回は、20代から40代の既婚女性500名に聞いたアンケートを参考に「オモチャを取り合ってケンカする兄弟の上手なたしなめ方」をご紹介します。
目次
「じゃんけんしてみようか」と、順番を決めさせる
「『にらめっこで勝ったほうからね！』とか、新しいルールを持ち込むだけで意外と盛り上がる（笑）」（30代女性）というように、いったんその場を仕切り直して、公平な方法で順序を決めさせれば、スムーズに決着しそうです。「小さい子が先」「お兄ちゃんはあと」などと大人が勝手に言い渡すのは理不尽なので、基本的には本人たちに委ねましょう。
「さあ、譲ってあげられる優しい子はどっちかな？」と顔を見比べる
「『取り合うのと貸してあげるの、どっちがカッコいい？』と迫る」（40代女性）というように、頭に血が上っている子どもたちをクールダウンさせる言い方もあります。熟慮の結果、「先にどうぞ」と身を引くことができた子は、「おっ、すごいね！」としっかり褒めてやりましょう。
「どうしたの？」と聞き、状況を整理させる
「なぜ争いになったのか、しっかり聞き出す」（30代女性）というように、声を荒げて押さえつけるのではなく、穏やかに事情聴取するのもいいでしょう。あえて采配を振らず、「へー、大変だねえ。それで、どうする？」と話し合いに持ち込むとよさそうです。
「あー、オモチャが泣いてる！」と驚いてみせる
「『クマさんもウサギさんも、ヤメテーって泣いてるよ』とぬいぐるみの声色で言ったら、ちょっと反省したみたい」（30代女性）というように、揉め事のもとになっているアイテムの気持ちを代弁するのも、子ども心に響きやすいかもしれません。「怒る」「すねる」「言い聞かせる」など、子どもの反応を見ながら、いろいろなアプローチを試してみましょう。
「どうやったら一緒に遊べるかな？」と使い方を考えさせる
「『よく見てごらん。ブロックはいっぱいあるから、ふたりで分ければ？』と促したら、どうにか落ち着いた…」（30代女性）というように、奪い合わなくても済むことに気付かせると、自然に騒ぎも収まるでしょう。どうしても一人ずつしか使えないなら、「遊び方」を工夫させるしかなさそうです。
「ケンカするなら、もうおしまいね」と取り上げる
「『ママが買ったんだから文句ないでしょ？』と横取りする」（20代女性）というように、どうにもならない様子なら、有無を言わさず割り入ってしまうのもいいでしょう。変にドギマギしてしまうとかえって混乱を招くので、毅然とした態度を押し通したほうがよさそうです。
「はい、おやつにしようか」といったんリセットする
「『お買い物に行こう』と誘って、遊びを終わらせる」（30代女性）というように、とりあえずその場から離れることでうやむやにしてしまうのも、手っ取り早いでしょう。ほとぼりが冷めたころに、「次からは仲良く遊ぼうね」と諭せば、聞く耳を持ってもらえそうです。
「喜んでもらいたくて買ったのに、悲しいな」と自分の気持ちを伝える
「『楽しく遊んでくれると思ったら、こんなことになって…』と落ち込んでみせる」（30代女性）というように、シュンとする姿でショックを与えて、子どもの目を覚ますのもよさそうです。興奮が収まったところで「ケンカはやめてね」と訴えれば、頭ごなしに怒鳴りつけるより効果があるかもしれません。
この記事のライター
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