そもそも「セフレ」の定義とは?
そもそも、「セフレ」とはどのような存在なのでしょうか。セフレは、「セックスフレンド」の略語、つまり身体だけの関係の相手のことを指します。
自分は彼にとって本命彼女だと思っていたけれど、もしかしてただのセフレと思われてる?と不安になったことのある女性は、彼の態度や行動をチェックしてみましょう。自分が彼にとってどんな存在なのか確認できるはずです。
セフレと本命の違い《連絡編》
連絡が来るからちゃんと想われていると安心していてはいけません。その内容や頻度など、明らかにセフレと本命彼女に対して次のような差が出てくるのが自然なのです。
セフレにはやりたい時だけ連絡
連絡が来たと思ったらホテルへの誘いばかり。また、自分の都合のいい時だけ連絡してきて呼び出される。そんな連絡の仕方は、本命彼女にはしません。
セフレは、やりたい時だけ連絡すればいい都合のいい相手なのです。本命彼女のようにマメに連絡して繋ぎ止めようとしたり、思わず連絡したくてしつこくしてしまったりというようなことも、セフレに対してはありません。
セフレには連絡を手短に済ませる
電話やLINEの内容も、本命彼女に対しては他愛もない会話を楽しむものですし、愛の言葉を伝え合ったりするカップルも多いでしょう。いっぽうセフレに対しては、業務連絡のように用件だけ伝えて終了というパターンが多いです。
ただやらせてくれればいいだけの相手ですから、気を遣う必要も長々とやり取りとしたいという気持ちもないのです。次いつやれるか、それさえはっきりしていれば用はないというのが本音なのでしょう。
セフレには既読スルーも当たり前
さらに、自分が特に用のない時は基本的に放置です。よほど手放したくないセフレでない限り、女なんていくらでもいるというのがセフレを作るような男性の考え方ですので、連絡しないと嫌われちゃうかな…なんて心配もしません。
ですから、LINEの既読スルーも当たり前。自分に興味のない話題にわざわざ返信するのも面倒だし、やらせてくれるだけの女と無駄話する必要はないと思っています。
自分がやりたい時や都合のいい時だけ手短に済ませ、相手のことは考えないというのが、セフレに対する連絡の取り方なのです。
セフレと本命の違い《デート編》
デートに関しても、セフレと本命彼女に対しては扱いが違います。セフレとのデートは、セックスのために行うもの。でも、本命彼女とは身体だけでなく心の繋がりも深めるためにデートを行います。
では、デート内容やデート中に男性が見せる態度が、セフレと本命彼女に対して具体的にどのように違うのか見ていきましょう。
本命とは「エッチしないデート」もあり
セフレとのデートはセックスのみなのが当たり前であるのに対し、本命彼女とはセックスがないデートも行います。特に付き合い始めたばかりの頃は、女性の様子を気にかけながらキスのタイミングを計ったりと、気を遣う男性がほとんどです。
身体を重ねなくても、二人で食事したり会話を楽しんだり、同じ楽しみを共有するだけでとても有意義に感じられるのが、本命彼女とのデートです。一緒にいるだけで幸せだからでしょう。セフレと本命とでは、デートの目的が明らかに違うのです。
セフレと会う時は服装など気を遣わない
本命彼女とデートする際は、彼女に嫌われないようおしゃれや身だしなみなどにも気を遣う男性が多いです。付き合いが長くなれば、そこまで気にせず好きな服装でデートを楽しめるようになりますが、それでも一応は気に掛けるのではないでしょうか。
ところが、セフレには「良く思われたい」という気持ちがありませんので、服装も身だしなみもテキトーになります。やらせてくれればそれでよしなので、わざわざおしゃれしようという考えにはならないのでしょう。
セフレとは特別な場所には行かない
本命彼女とは、テーマパークや自然豊かな場所など、日常から離れて色々な場所に出かけたり旅行をしたりすることもあります。もちろん男性の性格にもよりますが、デートで彼女と出かけることを楽しみにする人は多いでしょう。
でもセフレとはセックスできる場所に行けば十分です。ホテルや自宅でしかデートしない、それもセックスが済んだらさっさと帰る。基本的に、セフレとのデートはセックスだけが目的ですので、わざわざ遠くに出かける必要もありません。
セフレとのデートは時間が短い
セフレであってもセックスの前後にデートのようなことをする場合があります。本命なのかどうなのか解らなくなってしまいそうですが、決定的に違うのはデートに費やす時間でしょう。本命にかける時間は長く、セフレに対しては短いという訳です。
好きな人とは長く一緒に過ごしたいと考える人がほとんどですよね。そのため、本命とのデートは長くセフレとは短くなるということです。セフレの場合は食事などを済ませすぐホテルへ行き、本命との場合はなかなかエッチにたどり着かないorそもそもエッチしないと言えます。
セフレには出費を抑えようとする
本命がいる場合セフレに対しての出費は抑えようとすることの方が多いのではないでしょうか。本命に対してはプレゼントを購入したり食事をご馳走したりするけれども、セフレに対してそういったことはしないのです。
食事は割り勘、ホテル代も割り勘など、過去に割り勘、または奢った回数などを考えると、自分が本命なのかセフレなのか解りやすいかもしれません。
セフレには急な誘いやドタキャンが多い
セフレは言うなれば都合の良い相手です。都合の良い相手の為に自分を犠牲にしたり、一生懸命になったりということは無いと言えるでしょう。また、好きという感情が存在しないため接し方が適当になりがちと言えます。
そのためセフレに対しては当日になって急に呼び出したり、前もって予定を合わせていたのにドタキャンするといったことも頻繁にあるのです。自分がどういう風に扱われているのか今一度思い返してみましょう。
セフレと本命の違い《行動・態度編》
セフレだとキスが軽いorキスしない
基本的に、本命の彼女とはキスやスキンシップをしたいと思う男性は多いですが、セフレに対してはそういう気持ちはありません。さっさとやらせてほしいというのが本音です。一応キスはするけど申し訳程度で、愛が感じられないような内容です。
外で手を繋いだりするのも、本命彼女だけ。セフレに対しては、隣を歩くこともなくさっさと前を進んでいくというのが大きな違いです。
セフレとは誕生日や記念日は祝わない
セフレの誕生日を知っても、特に興味なし。一応「おめでとう」くらいは言いますが、だからといって何かしてあげようという気持ちにはなりません。
本命彼女の誕生日や二人が付き合った記念日には、デートをしたりプレゼントをあげたりする男性も多い中、セフレに対しては非常に味気ないのが当たり前なのです。
セフレには嫉妬しない
男性は意外と嫉妬深い生き物ですが、それは本命の女性に対してのみです。彼女が他の男と親しくするのは耐えられないけれど、セフレなら何とも思わないという男性は少なくありません。
セフレには特に愛情もないため、他の男と付き合おうが、自分の都合のいい時にやらせてくれれば問題ありません。嫉妬深い男性でも、セフレの交友関係には興味がないのです。
本命には家族や友達を紹介するがセフレにはしない
本命の恋人は人生の中で特別な相手です。ましてや将来を意識しているのであれば家族や友人に紹介したりもするでしょう。こうした身内への紹介は、これから先を見通してゆっくり地盤を固めていく上でとても大切なことなのです。
しかしセフレにはその必要はありません。セフレ関係が長く続いていたとしても将来を見通している訳ではなく、なんとなくそのまま関係が続いているというだけなのです。
セフレには自分の事や将来の話をしない
好きな人に自分のことを知ってもらいたいというのは自然な感情と言えるでしょう。ましてや本命の人なのであれば自分という人間がどういったタイプなのか、深く理解してもらいたいからこそ色々と会話を重ねるはずです。
これは本命の人との将来を見据えているからこそとも言えます。セフレと将来末永く一緒に居ようと思う人はいないため、自分のことや将来の話しなどを積極的にしてくることは少ないでしょう。
セフレとは一緒に写真を撮るのを嫌がる
セフレとの関係を世間一般におおっぴらにする人はまず居ません。セフレという存在はどちらかと言うと誰にも知られたくない秘密の相手であり、恥や汚点とも呼べる人もいるくらいです。
こうした存在を知られかねないのが写真です。そのためセフレという存在を知られたくない場合は頑なに写真を拒むでしょう。撮影が性癖でありセックスの最中にカメラを向けられるのとは全く異なるため、そこは注意が必要です。
勘違いしやすい「セフレでもしてくれること」
そんな事態に陥りやすいのは、本命彼女にもセフレにもしてくれることがあるからです。そこで勘違いしてしまって、本命として扱われていると思い込んでしまうのですね。
これからご紹介することは、セフレなのか本命なのか判断するのにはふさわしくない、男性がどちらに対しても行う行動です。勘違いしないよう覚えておきましょう。
男性側から「会いたい」と言われる
「会いたい」と男性が言ってくれたら、自分を必要としてくれている気分になるものです。でも、その中身ははっきりとはわかりません。
男性が言う「会いたい」という甘い言葉は、その女性をまるごと求めているのか、身体だけを求めているのか判断できないからです。セフレに対しても(やりたいから)「会いたい」と言うことはあるため、注意が必要です。
ホテルへ行く前後で食事に行く
セフレとはセックスをするためにしか会わないのだから、ホテルに行く前や出てから二人で食事する関係の場合、セフレではないと思う女性もいるかもしれません。
でも、男性は空腹のまま性欲を満たそうとは思いませんので、お腹が空いていればセフレとも食事に行きます。また、帰りについでにメシでも行くかということもあり得ます。
食事のみのデートでホテルに行かなかったのならわかりますが、ホテルにしっかりと行っているのですから、食事に行ったというだけでセフレでないとは判断できません。
セックスを楽しむ
自分本位のセックスでなく、二人で楽しめているから本命だと決めつけるのも危険です。なぜなら、セフレともセックスを楽しもうとする男性は多いからです。
もちろん、男性ばかりが楽しんで終了というパターンは多いですが、相手を問わず二人で楽しむことを大切にする男性もいますので、セックスだけでは判断できません。
チェックすべき点としては、扱いに気遣いや愛を感じられることや、終わったらすぐ帰るのではなく二人で過ごす時間があることなどを見るといいでしょう。
セフレになりやすい女性の特徴
セフレではなく本命の彼女になりたいと思うのは当たり前のこと。そう思ってるはずなのに、気付いたらセフレに成り下がっていた…という女性には、共通する特徴があるものです。
セフレになりやすい、また男性にとってセフレにしやすい女子の特徴をご紹介します。思い当たる節のある人は、今の彼との関係も大丈夫か見直してみた方がいいかもしれません。
押しに弱く、誘いを断れない
男性からぐいぐい来られると、つい誘いに乗ってしまう。付き合ってもないのに身体を許してしまう。そんな女性は男性にとってセフレにするのにちょうどいい存在です。
予定が入っていても、深夜でも、好きな男性から呼び出されたら駆け付けてしまうという女性は要注意です。
恋愛で苦い思いをしてきた
前の彼氏にひどいことをされたり、フラれてばかりで実らない恋ばかりだった。そんな女性も、恋愛での幸せな経験がないため、セフレとして扱われていても男性に優しくされると嬉しくなってしまうのです。
うすうす本命ではないと気付いていても、求められることに幸せを感じてしまうのでしょう。
本命になれないなら二番目でもいいという考え
大好きな男性には彼女がいるなど、本命にはなれなくても、二番目としてそばにいられるならそれでいい。そう考える女性も少なくありません。だから男性の不倫や浮気がなくならないのですね。
たとえセフレでも彼のそばにいたいという考えで、自分からセフレという道を選んでいるだけ本人の心情はマシかもしれません。
自己肯定感が低い
これまでご紹介してきた3タイプの女性に共通するのが、自己肯定感の低さです。自己肯定感とは、自分は大切にされるべき存在と認識し、また自分自身を大切にできるということを意味しますが、この感覚が欠けていると、セフレでもいいやという考えになります。
寂しがり屋な性格
寂しがり屋な性格の人は依存性も強いタイプが多いと言えます。そのため、少しでも相手に好意をもったり持たれたりすると一気に依存したい気持ちが強くなるのです。
相手から離れたくないという意識が増せば増すほど相手の言いなりになる可能性も否めません。求められる=自分の寂しさを埋めることができるという考えに至ってしまうと、セフレになる確率がグンと高くなるでしょう。
セックスすると相手を好きになる
身体から始める恋はあります。意外にも肯定派は多いかもしれません。しかし良いようにセックスの相手にされてしまい気付くと捨てられ、関係が終わった後に「自分はセフレだったんだ」と気付く人もいるでしょう。
関係が続いている間は相手のこと好きだという気持ちだけで一緒に過ごせることに喜びを感じているため、なかなか気付きにくい人も多いと言えます。
セフレ?本命?彼との関係性をチェック
7個以上当てはまる人は間違いなく本命、4―6個は落ち着いたカップル、3個以下はセフレとして扱われている可能性大と考えられます。
1.特に用がなくても連絡が来る
2.セックスのないデートをする
3.彼からキスをしてくれる
4.誕生日を祝ってくれる
5.一緒にいる時彼がよく笑う
6.デート中気遣いが感じられる
7.共通の趣味や二人で楽しめることがある
8.他の女の影がない・感じさせない
9.ドタキャンや連絡無視などがない
10.大切にされていると感じる
セフレから脱却する方法は?
セフレのままでは嫌だと思う女性は、次の方法を参考に勇気を出して脱却しましょう。
セックス以外のデートの時間を増やす
セックスしかしない彼と、ちゃんと付き合いたいという気持ちがあるなら、二人でホテル以外の場所に出かけるなどしてみてはいかがでしょう。
それを拒否されなければ、本命彼女になれるチャンスはあるかもしれません。セックス以外のデートを重ねて、心の繋がりを深めていきましょう。
物理的に関係を断ち切る
セフレとして築いてきた関係を変えるのは難しいものです。セックス以外のデートができないなら、思い切って物理的に彼と会うのをやめるのも一つの方法です。
セフレがいる状態で次の恋愛を始めてもうまくいくのはレアケース。足を洗って、身も心も新しく生まれ変わって次の出会いを探しましょう。
自分の時間を大切にする
セフレという立場に依存しなくても生きていけるようにするには、自分に自信を持つことが大切です。自分に自信を持つためにも、自分を好きになれるような時間の使い方を意識しましょう。
趣味に没頭したり新しいことを勉強したり、美容に力を入れたり、どんなことでもいいので自分のためになることに時間を費やすのです。
その積み重ねで、セフレがいなくても自分の存在価値を感じられるようになり、新しい恋愛への意欲も自然と湧いてくるはずです。
本命として恋愛するために
自分がセフレなのか、本命なのかわからなくなってしまうような恋愛をしている時点で、それは幸せな状態とは言い難いですよね。彼に大切にされていると実感でき、自分も彼を大切に想える関係でいられなければ、未来も描けません。
セフレという関係でも、お互いが幸せならそれでもいいでしょう。でも、そうでないなら早めに脱却しセフレとしてではない新しい関係性を築く・あるいは別の恋愛を始める準備をすることをおすすめします。
内面の魅力をアピールする
セフレは身体で成り立つ関係のため、内面について深く意識して相手を選ぶことはあまりないでしょう。逆を言えば見た目は最低限に自分の好みであり、セックスの相性は良いはずです。
となると外見や性的な相性はクリアできているということ。残すは内面のみのため、内面の魅力をうまくアピールしていければ本命になれる可能性は大いにあるのです。
一緒にいる時は笑顔で楽しく過ごす
「セフレなんて最低…」「付き合っていると思っていたのに」など、この記事を読んで気付いてしまい落ち込んでいる人もいることでしょう。しかしジメジメした反応を見せるのはおすすめできません。
あなたがセフレ相手のことを好きだという気持ちがあるなら、今からでも遅くないのです。明るく前向きでいれば自分の魅力に気がついてもらえる日がくるかもしれません。
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