サシ飲み=デート?異性と二人で飲む男女別の心理|誘い方も紹介!

サシ飲み=デート?異性と二人で飲む男女別の心理|誘い方も紹介!

同じような意味にも感じる「サシ飲み」と「デート」ですが、この二つにはどんな違いがあるのでしょう。異性同士でサシ飲みをすることは、デートとどこが違うのでしょうか。男性・女性の心理を体験談から紐解きながら考察してみました。ぜひ参考になさってください。


異性に「サシ飲み」に誘われた…これってデート?

人間関係において、”誘われる”ということがあるでしょう。学校の友達、職場の同僚・上司・部下など、その関係性はさまざまです。相手がどんな関係性の人でもそれが異性の場合、誘われたら「これってデートなの?」と考えてしまう時があるかと思われます。

今回は、異性に誘われた…しかもサシ飲み!というケースについて、男女別にその心理などを深掘りしていきましょう。

そもそも「サシ飲み」の意味とは?


最初に「サシ飲み」の意味についてご説明しましょう。サシ飲みのサシとは、”差し向かい”の差しのことです。つまりサシ飲みは「差し向かいで飲む」という言葉を縮めたもので、複数ではなく1対1で向かい合って飲むというのが「サシ飲み」の意味となります。なので異性同士がサシ飲みをするというのは厳密にはデートではありませんが、限りなくデートに近い意味を持ちます。

サシ飲みはデート以外の意味合いも…


サシ飲みの使い方として、1対1で飲むということでも必ずしもデートの意味合いで使うわけではありません。サシ飲みはあくまでも1対1で飲むということで、”異性同士”や”デート”ということには限定されていません。

なので同性同士で飲みに行く場合もサシ飲みという言葉を使いますが、これは特に男性同士が多く使う傾向にあります。女性同士で飲みに行く場合もサシ飲みには違いありませんが、あまり使っている人は少ないでしょう。

女の子をサシ飲みに誘う男性心理

女性をサシ飲みに誘う男性の心理とはどんなものでしょう。男性からのアクションの場合、異性を誘うこと自体、気持ちのレベルゲージはどちらかといえば”好意的”に傾いている意見が多いようです。

好意があるから誘う


「前からちょっと気になっていた女子。ひょんなことから話すきっかけがあって…「今がチャンス!」と思ったので、サシ飲みに誘いました。まだ返事はもらってないけど、なんとか一緒に飲みたいな~。デートする仲に発展するには、まずサシ飲みからスタートしなきゃでしょ!」(23歳・男性)

この男性のように、異性をサシ飲みに誘う心理で一番多いのは「好意がある」からです。嫌いな人とサシ飲みしても楽しくないですし、まず誘うこと自体あり得ませんよね。

お近づきになりたい


「ずっと好きだった彼女ともっとお近づきになりたいな~なんて思ってて…そのきっかけとしてデートじゃなくサシ飲みに誘ってみました。まだほとんど話したこともなくって。大勢で行くのもいいと思うけど、そうするとお互いが話しができないで終る可能性もあるじゃん。」(22歳・男性)

サシ飲みでないと、この男性が言うように二人での会話ができない可能性が出てきます。あまり話をしたことがない異性だとサシ飲みに誘うのはとても勇気がいりますが、相手の女性とお近づきになりたいと強く思う男性は思い切ってサシ飲みに誘うようです。

気持ちは半分以上デートのつもり!


「サシ飲みどお?なんて彼女のこと誘ってみたけど、こっちは半分以上デートに誘ってるつもり。言い方としてサシ飲みってことになったけど、俺的には彼女のことが好きだからなるべくOKして欲しい。デートをサシ飲みって少し軽い言い方に変えただけなんだよね。ほら、いきなりデートって言うとちょっと重いでしょ。」(24歳・男性)

なるほどな意見です。たしかにデートと言って誘うよりも、サシ飲みと言った方が少しフランクなイメージになりますね。

もちろん付き合いたい!


「自分の場合、好きな女の子ができたらまずデートよりサシ飲みに誘いますね。それで相手がOKしてくれたら、相手もまんざらじゃないと判断するかな。それで実際サシ飲みに行けたら、その後が期待できる感じがするでしょ。まぁだからそこまで思ってる女の子しかサシ飲みには誘わないけどね。」(21歳・男性)

このように、付き合うことまで意識してサシ飲みに誘う男性もいます。軽いきっかけ作りと考える人もいれば、真剣にお付き合いまで考えている人もいるんですね。

男性をサシ飲みに誘う女性心理

では女性が男性をサシ飲みに誘う場合はどんな心理が潜んでいるのでしょうか。男性が女性を誘う場合と違い、若干の目的のズレがあるようです。

女子同士だと飲みづらいし…


「女同士で飲みにいってもお互いつぶれちゃったらアウトじゃない?相手が男子だったら担いで家に送り届けてくれるでしょ。もし相手がつぶれちゃっても男子ならほっといて帰れるけど、女子だったら面倒じゃん。そんなこと考えると女子同士はちょっと飲みづらいよね。」(22歳・女性)

相手が男性なら、気を使わなくていいからというこんな意見もありました。サシ飲みで相手の女性を介抱しなければいけないのは気を使いますよね。

仲の良い男友達だから


「男子をサシ飲みに誘うのは、普段から仲がいい友達だからかな。特別な感情はあんまりないかも…。酒癖が悪くないもの知ってるし、気心が知れてるから長い時間飲んでも別に苦痛じゃないっていうのが理由です。」(25歳・女性)

一緒にいても苦痛じゃない相手だからサシ飲みに誘うという意見です。最初から相手の男性がどういう人なのか知っているというのは、女性にとっての安心感にもつながります。元々友達ということで、誘いやすいというのも理由でしょう。

ぶっちゃけ奢ってもらえるから


「別に100%そう思ってるわけじゃないですよ、でも相手が男性だと奢ってもらえる確率がグンと上がるでしょ!ズルいかもしれないけど、ぶっちゃけそこをちょっと期待してる自分もいますね。」(21歳・女性)

このようなしたたかな意見もあるようです。たしかに相手が男性なら奢ってもらえるかもしれませんものね。お酒が好きな女性なら、実はこんな心理の場合もあるでしょう。

基本キライな人は誘わない


「男性をサシ飲みに誘うのは、やっぱり基本的に好きな人です。ラブじゃなくてライクの方ですけど…。だってキライな人誘っても楽しく飲めないし!一緒にいて楽しかったら、そこから何か新しい発見あるかもでしょ?もしかして”彼氏として好き”に発展すればそれはそれでいいと思う!」(23歳・女性)

これが女性の一番リアルな意見かもしれません。女性の方から誘うのは、そもそも好きだから…でもラブではないという心理です。本当に恋している相手だったら、女性からサシ飲みに誘うことはよほど勇気がいることです。どちらかといえば好きな方、だから誘えるというのが本音なのでしょう。

サシ飲みOK=脈ありなの?

ではサシ飲みに誘ってOKをもらった場合を考えてみましょう。誘いをOKしてくれるということは、脈があると受け取っても良い?良くない?真相はどちらなのでしょうか。

多少は覚悟して行く


「私には今決まった彼氏もいないフリー状態…せっかく誘ってもらったんでOKはしました。デートじゃなくサシ飲みってことだから。まだ相手のことよく知らないけど、ちょっとは覚悟してます。もしもサシ飲み途中で、イヤな気分になっちゃったら絶対ナシだけど!」(25歳・女性)

お酒を飲むという場なので、誘われる側の女性も多少の覚悟はあるようです。逆に、その覚悟ができない相手だったら、そもそもOKをしないのでしょうね。

好きじゃなくても行く


「女子にサシ飲みに誘われたんですよね。その相手のことは別に女として好きってわけじゃないです。でもキライじゃないからOKしました。知らない仲じゃないし、デートじゃないから。楽しく飲めればそれでいいじゃんって感じですね。」(26歳・男性)

ラブじゃなくてライクだから、この男性の意見はそんなところでしょう。デートと言われれば構えてしまいますが、キライじゃないから断る理由も特にないのではないでしょうか。

デートじゃないからOK


「その男性に好意を持たれているのはなんとなく感じてるんです。デートっぽい誘いが何度かあったんで…そのたびやんわり断ってたんだけど、じゃあサシ飲みは?って感じでまた誘われたんで、今回はOKしました。デートに比べれば時間短いし、お店だからなんとなく安心。」(20歳・女性)

この女性はサシ飲みはデートとは違うという意見なのでしょう。ちょっとお食事するような感覚に捉えているのかもしれませんね。

デートじゃないけど単純に嬉しい!


「最近よく話すようになった女子…可愛い子だなとちょっと気になりかけてたんだ。この前、お酒が好きだって話で盛り上がって、「じゃあ今度暇なときサシ飲みなんてどうです?」って誘われちゃって!単純に嬉しいし、その子に興味があるからもちろん行きますよ!デートって言われたらもっと嬉しかった!」(24歳・男性)

いい雰囲気になりそうな二人ですね。誘われた男性は「嬉しい」という感想なので、このケースは脈ありのようです。

デートとはちょっと違う「サシ飲み」のメリット

デートもサシ飲みもなんとなく同じに感じますが、明確な違いがあります。デートはお付き合いに向かうための予行演習、もしくは好き同士で出掛ける行為、一方のサシ飲みは好き・キライに関係なく二人で出掛ける行為ということです。

したがってデートとサシ飲みに共通していることは「二人きり」というところだけなんですね。では、デートとはちょっとニュアンスが違うサシ飲みにはどんなメリットがあるのでしょうか。

腹を割って話しやすい


お酒を飲むということなので、スタートの時間帯はおそらく夕方、もしくは夜になります。そしてサシ飲みは二人でお酒を飲むことだけが目的ではなく、むしろ会話がメインといえます。なので時間がすすむにつれ、会話のピッチもだんだん上がってくるはずです。

デートとは違い、映画を観る・ショッピングをするなど二人で何かの目的を果たすわけではなく、向かい合ってお酒を飲み、会話をすることが目的となるので、自然と普段ならあまり話さないことも腹を割って話すことができるでしょう。

お酒のせいにできる


ズルいかもしれませんがサシ飲みの場合、お酒が入っていることで何かあっても”酔い”のせいにできるところはあります。

失敗をすることが前提ではありませんが、これがデートだったらごまかしがきかないということになります。その点サシ飲みは「ごめんごめん!酔ってるから!」などと軽くやり過ごせるメリットはあるでしょう。

外野がいないのが良い


サシで飲むのですから、自分達以外に関わる相手がいません。複数での飲みはただ賑やかなだけで、気になる異性との会話や接触が思うようにいかない可能性もあります。サシ飲みはその点関わる相手は一人だけです。

気になる異性がいるのに他の人に会話を遮られたり、話題を横取りされることもなくゆっくりと会話も楽しめます。なのでサシ飲みは自分の気持ちを相手にしっかりアピールできる点がメリットといえます。

デートよりも短い時間で深い話ができる


サシ飲みのメリットは、デートよりも短い時間で深い話ができることではないでしょうか。デートと違いサシ飲みは、最初からお酒が飲める場所で腰を落ち着けて二人の時間がスタートします。

街を歩きながら何かをするというデートとは違うので、相手と会話を楽しむまでの時間のロスがありません。相手のことも自分のことも、短い時間でじっくりと話せるので恋愛にも発展しやすいのがメリットといえます。

サシ飲みの上手な誘い方は?

デートに誘うのとは違いサシ飲みに誘う場合は、何かしっかりとした目的を理由にするとスムーズにOKがもらえるのではないでしょうか。次でいくつか誘いやすい理由をピックアップしてみました。ぜひ参考になさってください。

行きたいお店があって


「今度〇〇に〇〇なお店ができたんだけど」と前振りをして、自分が行ってみたいんだけど一緒に行かないか、という誘い方はいかがでしょうか。ここでポイントとなるのが、”自分が行きたい”という点です。これは”一緒に行ってくれないか”というお願いになりますから、デートよりもグンとハードルが下がり、相手のガードもゆるくなることが期待できます。

一人では行きづらいから…


一人では入りづらいというのを口実に、一緒に行ってくれないかと誘うのも良いのではないでしょうか。相手が頼まれたらイヤと言えない性格の持ち主なら、「じゃあ付き合ってあげるよ。」とOKしてもらえる確率が上がるでしょう。

変わったお店があるんだ


変わったお店があるんだけど行かないかと、興味をそそるようなアピールをするのも効果的です。事前の下調べや、実際に何度か行っているお店である必要がありますが、そのお店の変わっている点・面白い点を軽く説明し、相手にも”行ってみたい”と興味を持ってもらうのはとても効果的です。

月一イベントらしいから


その日しかイベントはやっていないからという理由をつけて、一緒に行かないかと誘うのも効果的です。デートでもサシ飲みでも、こっちは本気で誘っているのに「時間が合えば…」なんて社交辞令でやんわりかわされることがありますよね。

その点、その日しかやっていないなどの理由があれば、ピンポイントでその日を理由に誘うことができます。また、イベントだからという理由は、滅多にないというレアな印象も相手に与え興味を持ってもらえるのではないでしょうか。

異性とのサシ飲み、注意点は?

ここで異性とのサシ飲みで、注意しなければいけない点をご紹介します。念願のサシ飲みで失敗があってはいけません。相手にきちんとした印象を残して次に繋げられるように、しっかりおさらいしていきましょう。

飲みすぎない


いくらお酒は好きな方でも、気になる異性とサシ飲みに行った場合は本気で飲んではいけません。お酒に酔い過ぎると、思わぬ言葉を口走ってしまったり、言動が普段とは確実に変わってしまいます。そんな姿を相手に見られて幻滅されるのを避けるために、まだ全然酔っていなくてもいつものペースでどんどん飲むのは止めておきましょう。

下心満載な飲ませ方には注意!


これは特に女性にいえることですが、いかにも下心がありそうな飲ませ方の男性とサシ飲みした場合は注意しましょう!「ホントはもっと飲めるんでしょ?」なんてノセられても、その通りに飲むのは危険です。会話もそこそこに、お酒だけをどんどん進めてくる相手には要注意です!

帰りの時間を忘れない!


これは男性・女性どちらにもいえることです。帰りの時間をしっかりチェックしておきましょう。会話が弾み、楽しい時間はあっという間です。うっかり終電を乗り過ごしそうになったり、次の日も仕事なのに深夜遅くにまでなってしまった場合は、速やかにおひらきにした方が賢明です。

デートでもいえることですが、男性ならしっかり相手の女性を送り、女性なら帰るという意思をはっきり伝えましょう。こうすることで、また次の約束が気持ち良くできるでしょう。

相手を無理に引き留めない


深夜12時も過ぎているのに、まだ飲みたい・話したいという理由で相手をしつこく引き留めたりするのはNGです。これは男性・女性どちらにもいえることで、よりお酒に酔っている方が犯しやすいミスといえます。酔っぱらって相手にしつこくすることは次の約束に繋がりづらく、「あの人と飲むとしつこいから…」と敬遠される原因となってしまうでしょう。

デートじゃないので強引なボディタッチは絶対NG


お酒に酔い過ぎたらしてしまうミスの一つに、強引なボディタッチがあります。酔って愉快になっている方は良いですが、される側はたまったものではありません。付き合っているカップル同士のデートでもこれはあまりよろしくない行為といえます。

たとえば、強引に腰に手を回したり、キス魔になったり…男性でも女性でも、お酒が入ると豹変してしまう人がいますよね。ご自分にこんなクセがあると自覚がある方は、サシ飲みの場合は極力お酒を飲む量を控えましょう。

相手の酔い具合をチェック!


カップル同士のデートではないので、自分よりも相手の方がお酒に酔っているなと察知したら、その酔い具合を常にチェックしておきましょう。どんどんお酒が入り、泥酔にまでなってしまうと介抱するのは自分ということになってしまいます。

特に酔ってしまったのが男性の場合、介抱するのは容易なことではありません。なので相手が酔い過ぎてるなと感じたら、それ以上はお酒を進めずおひらきにすることがベストでしょう。

異性とのサシ飲みでオススメの会話

異性とのサシ飲みやデートでは、相手にも良い印象を与える会話を楽しみたいものです。ここでいくつかオススメの会話をご紹介します。ご自分の会話に行き詰ったら、加えてみるのはいかがでしょうか?

「お酒強いね~!」


「お酒強いね!」という相手の飲みっぷりを褒める会話はいかがでしょうか。お酒が好きな同士でサシ飲みに行った場合、この言葉がきっかけでいろんな会話が楽しめるはずです。

過去に最高でどのくらいの量飲んだとか、どんなお酒が好きなのかなどお酒にまつわる話に花が咲くはずです。あまりノセ過ぎるとお互い酔っぱらってしまうこともありますが、その点さえ注意していれば楽しいサシ飲みができるでしょう。

「普段は何してるの?」


相手に興味があるということをアピールするために、普段はどんなことをしているのか訪ねるのは適した会話かと思われます。この場合、表面だけを軽く聞くことだけに留めましょう。深く掘り下げて相手のことを聞こうとするのは逆にNGです。

特に家族構成などの話は逆効果になってしまいます。この会話の目的は、あくまでも相手に興味があることを示したいだけなので、本人に関することだけを軽く聞く程度にしましょう。

「趣味とかある?」


人間は自分の好きなこと・興味のあることを聞いてもらうのは嬉しいと感じます。なので「趣味は?」と聞いて、答えたことに対して共感してあげましょう。これはサシ飲みでも初めてのデートでも好感が持てる会話です。自分の興味のある話なら相手も聞いてもらいたいので、自然と会話が弾むはずです。

「自分の子供の頃は…」


相手に聞くばかりではなく、ご自分のことも話してみると良いでしょう。たとえば子供のころにこんな楽しいことがあったなど、自虐ネタなども交え笑える話をするととても会話が弾みます。

一つ注意しなければいけない点は、自分の自虐ネタでも元カノ・元カレ、過去のデートでの失敗の話などはNGです。この手の話は、楽しいのは自分だけで聞かされる相手はあまり気分の良いものではありません。なので、自虐ネタは自分の話限定にしましょう。

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