既婚男性は「不倫に癒しを求める」って本当?
しかし昨今では、既婚男性が不倫に求めるのは、癒しを与えてくれる女性だと言われています。
家庭をもつ男性は、妻や家族に癒されるのではないのでしょうか? バレたら離婚や慰謝料などのリスクがあるにもかかわらず、既婚男性はいったいどんな癒しを求めているのでしょうか?
不倫に癒しを求める既婚男性の実態を調べてみました。
不倫は刺激を求めるものじゃないの?
一般的に「不倫」とは、婚姻関係を結んだ相手以外の異性と恋愛関係や肉体関係を結ぶという意味です。
不倫をする既婚者には、バレれたら離婚や慰謝料を請求されたり、家庭や職場に居辛くなる運命が待っています。中には「絶対にバレない」と楽観的な男性もいるかもしれませんが、基本的には人生を狂わせるリスクを知った上で不倫に走ってしまうのです。
その心理には、恋愛をすることで生まれるスリルや刺激を楽しみたいという気持ちもあるでしょう。独身では決して味わうことのできない、既婚男性ならではの心理とも言えます。
不倫に癒しを求める既婚男性は意外と多い!
いつの時代の男性も癒しを求めますが、かつては家庭に癒しを求めて結婚する男性が多くいました。女性の優しさ、明るさ、穏やかさが男性に癒しを与え、元気づけ、「家庭を守るために頑張ろう!」という励みにもなっていたのです。
しかし最近の既婚男性は、癒しを不倫に求めるようになりました。妻は家庭を築くパートナーとして信頼のおける大切な存在ですが、癒しの対象を家庭の外にもつ男性が増えたのです。
仕事や家庭に疲れている男性には、不倫相手に求めるものは若さやルックスではなく、自分に癒しを与えるか、心の拠り所になるかがポイントとなっているのです。
不倫に癒しを求める既婚男性の体験談
妻や家庭にはない、不倫相手の女性がもつ癒しの魅力が気になりますね。
そこで、実際に不倫を経験した男性の意見を元に、不倫相手の女性に癒されたエピソードを集めてみました。
不倫相手に安らぎを求める「オアシスのような存在」
「仕事で疲れていても、家では家事や家族サービスを求められます。そんな自分にとって、不倫相手の彼女はストレスを癒してくれるオアシスのような存在です」(30代男性)、「仕事が忙しくても、彼女に会うと疲れが吹き飛びます」(30代男性)など、不倫相手に安らぎを求めている男性が多いようです。
「仕事が激務で会えなくても、彼女から送られてくる労いメールに癒されます」と、家族とは違う気遣いに癒される人もいるのです。
恋人の立場が心地いい「自分を大切に扱ってくれる」
「日頃、家にいる時間が少ないので、家の中に居場所が感じられません。ですが、彼女にとって自分は『恋人』なので、大切に扱ってくれるのが嬉しいです」(30代男性)と、家庭に疎外感を感じている男性は、自分の居場所を不倫に求める男性もいます。
「妻はいつも子供を優先し、寂しい気持ちを抱えていました。不倫相手の彼女はいつでも自分を一番に扱ってくれます」(30代男性)。男性の寂しい気持ちを埋めてくれるのが不倫なのです。
「彼女の努力が嬉しい」「セックスに癒される」
「妻のセックスがマンネリでした。彼女は反応が新鮮だし、勝負下着を着けたりして頑張ってくれているので嬉しいです」(20代男性)。自分を喜ばせるために不倫相手の女性が努力してくれれば、そこに癒しを感じる男性もいます。
「セックス目的の不倫ではないけれど、セックスも重要です。妻より彼女との体の相性が良く、癒されています」(30代男性)と、セックスに満足できれば、それだけで癒される男性もいるようです。
いつも褒めてくれる「彼女といると自信がつく」
「仕事や家庭で嫌なことがあっても、彼女は明るく励ましてくれます」(20代男性)、「家ではやって当然なことでも、彼女にしてあげると褒めて感謝してくれます」(30代男性)と、不倫相手の彼女が褒め上手だと癒される既婚男性は多いようです。
「彼女はいつも『すごい』と褒めてくれます。彼女と一緒にいると自分に自信がつきます」(30代男性)と、プライドをくすぐられて自信を取り戻すと、心の癒しにもつながるのです。
既婚男性が不倫に癒しを求める理由・心理
結婚までするほど愛した妻と築いてきた家庭ではなく、その家庭の外に、不倫という形で癒しを求めるのはなぜなのでしょうか? 妻や家庭では癒されないから不倫相手に求めるというのは、既婚女性の立場で考えればかなり身勝手な理由にも見えますよね。
そこで考えられる理由や、不倫に癒しを求める男性の心理をまとめてみました。
妻と長い間セックスレス「不倫以外に選択肢がない」
「妻がセックスを拒むので、外に求めるしかありません」(20代男性)、「妻とはもう何年もセックスレスです。妻が嫌なら、他に選択肢がありません」(30代男性)と、男性が不倫する理由の一つに、妻とセックスレスというケースがあります。
「風俗とか『やれればいい』というのでなく、セックスに愛情を求めれば不倫になるのは自然の流れです」(30代男性)。不倫相手の愛のあるセックスに満足すれば、不倫をやめることが難しくなりそうです。
「結婚したら生活感が出て」「癒しがマンネリ」
「恋人時代は、妻の笑顔を見るだけで癒されました。だけど、一緒に生活をすると恋愛感情より生活感が出て癒されません」(30代男性)と、ときめきと癒しのバランスも大切なようです。
「結婚当初は、一生懸命尽くしてくれる妻に癒されていました。結婚生活が長くなるとそれが当然になって癒されなくなってしまいました」(30代男性)。かつては新鮮だった癒しも、マンネリになると色褪せて見えてしまうのは仕方のないことです。
結婚生活がプレッシャー「解放されたい」
「結婚がこんなに大変だとは想像していませんでした。家庭以外の所に逃げたいです」(30代男性)と、結婚生活の責任から逃れたいという男性は、不倫に癒しを求める可能性が高そうです。
「夫や父としての責任が重すぎます。解放されたい一心で、不倫に癒しを求めたくなります」(30代男性)。既婚女性から見たら身勝手すぎる理由ですが、男性には責任や期待から逃れたいと思う時もあるのかもしれません。
家にいても家族に気を使う「家に居場所がない」
「子供が生まれたら妻は子供につきっきりで、家に居場所が感じられません」(20代男性)のように、妻に相手にされないことが、不倫に癒しを求めるきっかけとなるかもしれません。
「帰宅しても、妻と子供たちだけが分かる会話で盛り上がっています。話しかけるのにも気を使って、バカバカしく感じてしまいます」(30代男性)など、家族との会話がないと疎外感を感じ、家庭の外に癒しを求めるようになるのです。
反応がピュアで従順「素直でかわいい」
「妻とはいつも言い合いですが、彼女は従順で純粋にかわいいです」(30代男性)と、彼女が自分の言うことに素直に従ってくれれば、疲れも吹き飛ぶでしょう。
「彼女は贈り物や、ちょっと手を貸したことにも喜んでくれます。素直な反応がかわいいです。妻だと『当たり前』という反応されて終わりです」(30代男性)。慣れてしまうとつい忘れがちなお礼や労いですが、こんなちょっとしたことの積み重ねが癒しにつながるようです。
たまには愚痴を言いたい時も「自分をさらけ出せる」
「愚痴を言いたかっただけなのに、妻は自分がだらしないからだと責められました。彼女だと気が楽なので、話をしやすいです」(20代男性)と、夫のことを知り尽くしている妻より、不倫相手の方が愚痴を話しやすいという声もあります。
「会社の悩みを話しても、妻は関心がないようです。彼女は親身になってくれるので、愚痴も悩みもさらけ出せます」(30代男性)。自分の話を熱心に聞き、受け入れてくれる人に惹かれるのは当然ですね。
既婚男性が癒しを求める「理想の女性」とは?
男女共独身であれば、好みや価値観、フィーリング以外に、将来、理想の夫となるか、自分の子供の理想の父親になるかも見定めることでしょう。
昨今の既婚男性が不倫に求めるのは癒しだと言われていますが、では不倫相手としての理想の女性とは、いったいどのような女性なのでしょうか?
男性目線での体験談をいくつかご紹介します。
セックス上手な女性「セックスは究極の癒し」
「エロい体でセックスが上手な女性が理想です」(20代男性)、「セックス上手な女性は心も体も癒します」(30代男性)など、セックスに癒しを求める男性にとって、色気があってセックス上手な女性は理想です。
「男にとってセックスは重要です。なので、不倫相手にはセックスが上手な女性を求めます。不倫相手のセックスが下手なら、不倫する意味がありません」(30代男性)と、妻以外のセックスの相手には、理想のセックスを求める声もあります。
甘える姿がかわいい女性「見ているだけで癒し」
「女性に甘えられると放っておけません。望みを叶えてあげて褒められれば、どんな願いでも叶えてあげたくなる」(30代男性)と、男としてのプライドが満たされれば、癒しされると感じる既婚男性は多いです。上手に男性を操る、お願い上手な女性が理想なようです。
「自分にだけ甘えてくれる女性には恋愛感情がわきます。見ているだけで癒されそうな、甘え上手な女性が理想です」(30代男性)と、女性をかわいく思う気持ちが癒し効果を発揮するようです。
母性と包容力がある女性「優しく包み込まれたい」
「男でも、たまには甘えたくなる時もあります。ですから不倫相手には母性のある女性を求めます」(30代男性)と、妻に甘えるのが苦手な男性は、癒しの力をもつ母性本能の強い女性を求めるようです。
「傷ついた時こそすべてを受け入れ、優しく包み込んでくれる女性が理想です」(30代男性)。普段は強がっていても、ネガティブな本音をさらけ出したくなる時もあります。そんな時に、優しく受け入れてくれる女性は手放せなくなるでしょう。
初恋相手に似ている女性「気持ちを伝えたい」
「既婚でも、初恋の相手に似た女性がいれば好きになると思います。心がときめいて気持ちも若返ります」(30代男性)と、初恋の相手に出会えた気持ちになるのかもしれません。
「初恋の女性は忘れられません。告白しなかった心残りがあるので、初恋の相手に似た女性がいればお付き合いしたいです」(30代男性)。「初恋は実らない」と言われますが、過去にできなかったことを成就させたい気持ちから、自ら進んで不倫に走ることもあるようです。
話を聞いてくれる・話が合う女性「自分の味方」
「仕事や職場の愚痴を聞いてくれる女性が理想です。自分の味方だと実感できます」(20代男性)と、愚痴を嫌な顔をせず聞いてくれ、さらに優しい言葉で癒してくれる女性には、既婚男性でなくても魅力を感じます。
「仕事や趣味の話を興味を持って聞いてくれる女性だと嬉しいです。話が合わない女性は、外見が好みでもつまらないし癒されません」(30代男性)と、不倫相手にも価値観やフィーリングの一致を求める人は多いです。
優しい雰囲気の女性「ふんわりかわいい人が理想」
「ギスギスした雰囲気の人は、こちらも神経を使います。明るくて優しい雰囲気の女性となら癒されそうです」(30代男性)と、多くの男性は不倫相手に優しく親しみやすい女性像を求めるようです。
「いつも疲れているので、人にストレスを与えないふんわりとしてかわいい女性が理想です」(30代男性)。不倫に安らぎを求める既婚男性は、柔らかそうなイメージのかわいらしい女性に癒されたいようです。
不倫で男性を最大限癒すテクニックは?
そのため、既婚男性と長く幸せな不倫関係をキープするには、相手に癒しを与え続けることができる女性になる必要があります。しかし、具体的にどうすれば癒しを与えられるのでしょうか?
そこで、既婚男性に「癒されている」と感じてもらうのに効果的なテクニックをご紹介します。
仕事終わりの疲れた彼にマッサージ
マッサージは、仕事で疲れた彼と会う時におすすめです。
家やホテルで二人きりになったら、ゆっくり丁寧に体の凝りをほぐしてあげましょう。マッサージオイルやクリームで肩や背中、腰を揉んであげれば、彼もリラックスして癒しを感じてくれます。
マッサージのテクニックに自信がなくても、体に触れることでスキンシップになりますから、愛情を込めてマッサージしてあげればきっと「癒してあげたい」という気持ちは通じるはずです。
知り合いのいない場所でまったりデート
不倫相手とのデートは、知り合いや職場の人に会う可能性があるため、場所選びには注意が必要です。そのため、人気のデートスポットやイベントでのデートは我慢した方がいいでしょう。
おすすめは、落ち着いた雰囲気の温泉地です。お互いの生活圏から離れた場所で、平日やシーズンオフ間際を狙えば、さらに知り合いに出会う可能性は低くなります。
温泉付き個室を借りれば、二人でのんびり日頃の疲れを癒せますし、ホテルや旅館は知り合いの目もありませんから、恋人気分を存分に楽しめます。
会えない時はメールやLINEで癒す
仕事が忙しい彼には、メールやLINEを送るのもおすすめです。
会えない日が続いたら「元気にしてるか心配です」と相手の体を気遣ったり、「今日、こんなことがありました」と楽しい話題を短く送ってみましょう。女性に甘えられたいタイプの彼なら、たまになら「早く顔がみたいな」と甘えるのも喜ばれるかもしれません。
彼女から送られてくるメールやLINEが明るく楽しい内容だと気分転換になりますし、ほっと一息つけて癒されることでしょう。
返事を強要したり、ラブラブすぎる文章ばかり送ると相手は鬱陶しく感じてしまいます。疲れている相手には逆効果になることもあるので注意が必要です。
感謝と褒め言葉を忘れない
女性に褒められて嫌な気分になる男性はいない、と言っても過言ではありません。
彼がプレゼントをくれたり、頼んだことをやってくれたら手放しでお礼を言いましょう。また、仕事で褒められた、趣味で賞を取った、などの自慢話にも「さすが」「すごい」と徹底的に褒め、さらに詳しく話すようにおねだりするのも喜ばれます。彼はきっと有頂天になって話してくれるでしょう。
彼がイケメンなら「俳優の○○に似ている」、オシャレ好きなら「××を着こなせるなんてかっこいい」など、ルックスを褒めるのも効果的です。
癒される女性は遊びから本命になりやすい?
既婚男性にとっても同様で、最初は遊びのつもりでも、彼女が自分を癒してくれる女性だと分かれば、ずっと一緒にいたいと思うようになるかもしれません。
長年、不倫関係を続けてもはっきりさせない男性も多い中、遊びから本命に登り詰める女性には、どのような特徴があるのでしょうか?
また会いたいと思ってもらえる
家庭をもっている既婚男性は、好きな時に不倫相手の女性に会えるわけではありません。愚痴を聞いてくれ、大切にしてくれて甘えさせてくれる彼女と過ごす癒しの時は、彼にとってかけがえのない至福のひとときとなります。
にもかかわらず、自分が既婚であるゆえにその女性を束縛することができないので、いつか彼女を他の男性に取られてしまうかもしれない、という恐れを抱えているはずです。
そんな心境から、既婚男性は、彼女の気をいつも惹いていたいと思っています。そのため、別れたばかりでもすぐに「また会いたい」と思うようになるのです。
癒し上手な女性はただでさえモテる
癒し上手な女性は、男女問わず誰にでも好かれます。狙っている独身男性がいても不思議はありません。本来ならば、既に結婚している男性は恋愛対象外ですから、かなり不利な状況です。
ライバルに勝つためには、遊び相手に対するような適当な態度は封印し、本命にする覚悟を決めるしかありません。さらに女性を自分だけのものにしたいと思えば、自分が腹をくくって離婚し、彼女にプロポーズすることになるでしょう。
そのため、男性を「手放したくない」と思わせる癒し上手な女性は既婚男性から大切にされ、遊びから本命になりやすいのです。
見栄を張らなくていい
男性は一般的にプライドが高く、特に女性に対しては見栄を張ってかっこつけてしまいます。
職場や家庭での意地と見栄の張り合いに疲れた既婚男性は、肩肘張らずに付き合える癒し女性に心地よさを感じます。愚痴を言ったり、かっこ悪いところを見られても受け入れてくれ、一緒にいてプレッシャーを感じる必要がないのですから当然ですね。
見栄を張らない、素のままの自分を受け入れてくれる女性ならば、本命として扱われるのも時間の問題です。
やっぱり「新しい女」は有利
癒し上手な妻がいる男性でも、別の癒し上手な女性に興味をもつこともあります。逆に、妻が癒し上手であるからこそ、より満足のいく癒しに興味をもつようになるかもしれません。
同じ癒し上手な女性が二人いれば、新しく出会った女性の方に惹かれるのは自然なことです。女性のすべてが新鮮でポジティブな面が強調されるので、新しい女性が有利になります。
癒し上手の女性でも彼を魅了し続けるには、常に彼好みの癒しテクニックの研究を続け、マンネリにならないようにしましょう。そうすることで、一歩本命に近づけるでしょう。
不倫に癒しを求めるのにはリスクもある?
不倫が発覚した時の代償は、お金だけではありません。それ以外にもさまざまな大きな代償を払うことになります。
一般的に言われる不倫のリスクを具体的にご紹介します。
慰謝料を請求される
不倫がバレたら、妻から慰謝料を請求されます。
相場は数十万円から百万円程度と言われていますが、夫婦に子供がいたり、夫が不倫を何度も繰り返しているケースでは、相場より高額になることもあり得ます。
当然、慰謝料は夫の個人財産から支払われますし、仮に離婚となれば夫婦の共有財産から財産分与も請求されます。慰謝料と財産分与を合わせれば、夫の手元にはお金はほとんど残りません。
分割払いで慰謝料を払うことも可能なようですが、お金に不自由する生活になるのは間違いないでしょう。
職場に居辛くなる
不倫が珍しくない昨今ですが、職業によってはキャリアを失うこともあり得ます。
あくまでプライベートのことですから不倫が懲戒事由とはならなくても、社会的信用に傷がつくのは確かです。職場によっては人事評価に影響が出て、昇進が遅れたり止まったり、配属が変わることもあるかもしれません。出世街道からは外れる可能性は非常に高くなるでしょう。
さらに、職場の上司や同僚からは腫れ物に触る扱いをされ、女性たちからは軽蔑の眼差しを浴びるのは目に見えています。ライバルたちの笑顔を目にするのは屈辱となり、職場にいるだけで苦痛になるでしょう。
家や家族を失う
不倫がバレれば、家庭は崩壊します。不倫は立派な離婚事由となりますので、妻が離婚を望めば、有責者である夫は基本的には拒否はできません。
子供がいる場合は、高い確率で親権は妻が取得します。不倫が原因であれば子供との面会を承諾しない妻も多いので、離婚後のつながりは養育費を支払うだけの一方的なものになります。子供がいつか両親の離婚理由を知ることになれば、将来的にも父親との交流を拒絶する子供もいるかもしれません。
父親の不倫が幸せだった家庭を壊した元凶となったのは事実ですから、離婚後も親しい親子関係を続けるのは困難となるでしょう。
不倫相手に振られる可能性も
不倫がバレる前は楽しく付き合っていた不倫相手の女性も、離婚した男性を変わらず愛してくれる保証はありません。
男性に社会的地位や経済的余裕があった時は女性にもメリットはありましたが、妻に見放され、ほぼ無一文になった彼に魅力を感じるでしょうか? 「妻と離婚したから結婚しよう」とプロポーズしても、彼女にとっては手放しで喜べる状況ではありません。かつての魅力を失った彼は、彼女の人生に無用の人と映っているかもしれないのです。
不倫相手の女性も、場合によっては妻から慰謝料を請求される可能性があります。そんな状況になっても不倫発覚前と同様に彼を愛し、癒してあげるような女性はいないでしょう。
妻と不倫相手の板挟みになる
不倫がバレたら、妻の元に帰る男性が多いようです。しかし帰ったからと言って、妻が許してくれるわけではありません。
妻が不倫相手に慰謝料を請求したり裁判を起こしたりすれば、当事者である夫も矢面に立つことになります。二人の板挟みになり、裁判が泥沼にでもなれば、「癒しがほしい」などと呑気なことを言っている場合ではありません。
家では妻に頭が上がらず、なんの力にもなれない不倫相手からは軽蔑され、身の置き場のない思いをすることになるでしょう。
不倫に癒しを求めるのは男の夢?
不倫でしか得られない癒しなど存在しません。むしろリスクの方が圧倒的に多いのが不倫です。不倫を夢見るのは楽しいかもしれませんが、築いてきた生活を失う覚悟はできていますか? バレた時のことを考えても、不倫は癒しだと言い切れるでしょうか?
不倫のために払う大きな代償を胸に刻み、女性は後戻りできなくなる前に踏みとどまる努力を。そして男性は早めに妻と家族のいる現実に戻るのが賢い選択ですよ!
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