復縁したいなら冷却期間を設けよう!
これから復縁したいと思っている方は、是非一度この冷却期間についての知識を得てから、復縁に向けて冷却期間を活用してみてはいかがでしょうか。
そもそも「冷却期間」とは
冷却期間とは、大きく分けて2つの種類があります。
一つ目は、きっぱりと別れてしまう前に、別れた時の気持ちの予行演習を兼ねて設ける冷却期間です。今まで一緒に居た言わば当たり前となったパートナーが実際に居なくなってしまう気持ちを味わうという意味合いもあります。
二つ目は、お互いの熱を冷ます為のクールダウンの為の冷却期間です。この熱とは愛の事ではなく、相手に対する否定的な気持ちの“強さ”の事です。別れたいという気持ちが強まったり、ケンカの怒りを静める為に時間が必要だと判断した場合に設ける冷却期間です。
このように大きく分けると二種類になりますが、“どちらが提案したのか”や“提案ではなくお願い”なのかで、意味合いが微妙に変わる難しい言葉でもあります。
冷却期間が必要な理由は?
冷却期間を設ける事で、当たり前だったパートナーの存在が当たり前ではなくなるという体験を強制的に作り出す事ができます。
そして、冷却期間を置いた事で、失ってみないと気付けなかった喪失感を味わいます。つまり、別れた時の心境の仮想体験が出来るので、失ったものの大きさに気付く事が出来ます。
パートナーとの間が不仲で将来に不安を感じる場合は、そのパートナーの存在の大きさを知る機会になります。また、その不仲になった原因をその期間を利用して改善、克服する事ができるかどうかによって、別れの決断が左右されるため、最後の猶予にもなります。
冷却期間で得る効果とは?
当たり前の存在だったパートナーが当たり前ではなくなるという喪失感を味わう事で、本当に失ってもいい存在なのかという事に気付く事が出来ます。
そして失いたくないと思った場合は、距離を置く原因となった事を思い返し、冷静に自分の事を客観視して自分に非が無かったのか、復縁してうまくいく方法は無いのかなどを見つめ直すきっかけとなります。
失ってもいいと思った場合は、復縁する事はなくそのまま別れるという結果になってしまいます。失いたくないと思った場合は、相手を受け入れる事ができるのか、相手に受け入れてもらえる事ができるのかを決定する最後の猶予期間となります。
【パターン別】必要な冷却期間
“一般的に冷却期間に最適な期間は3ヵ月と言われています。”
しかし、冷却期間を置くに至った経緯、どちらが提案したのかなどによってもまちまちです。
臨機応変に適切な期間を設定せず、安易に期間を設定してしまうとただの“待ち損”になってしまう危険性がありますので、基本的には3ヵ月を目安にして、交際期間が長ければ増やすといった具合に調整をしましょう。
また、それぞれの交際の形があり、交際期間によっても冷却期間として適切な期間は変動します。
では、「【パターン別】必要な冷却期間」を見て大まかな期間を把握しておきましょう。
ケンカ別れの場合
日頃からケンカが多く、ケンカを減らす改善策を思いつかずに距離を置く場合は、1~3ヵ月前後くらいは冷却期間を置いた方がいいでしょう。
普段あまりケンカをしないけれど、はじめて大ゲンカしてしまい収拾がつかなくなった事で冷却期間を置く場合は、1~3ヵ月以内の短い期間でも問題はありません。
自分が原因で振られた場合
自分に原因がある事が明確で、それが理由で振られた場合は、その原因の内容によっても冷却期間の長さは微妙に違いがでます。
物の言い方が悪かった…というような、突発的な自分の発言などによる些細な理由で振られ、復縁を断られた場合は冷却期間を置くしかなくなります。
このような場合は彼氏の怒りが静まるのを待つだけでいいので、3ヵ月程度でいいでしょう。
不満が募って振られた
自分の性格や行動に問題があり、その不満が募り募って彼氏に限界がきた事によって振られた場合は、短い冷却期間で解決するには無理があります。
彼氏側は彼女の不満にずっと耐えてきた訳です。そして、別れた方が楽だと思えるくらいに限界まで我慢してきました。
ですから、彼氏からすると内心ではその不満から解放して欲しいという思いもあるでしょう。
そういう事を考慮すると、3ヵ月~6ヵ月前後は置かないと復縁する気持ちには到底なれないですよね。
浮気が原因で振られた
あなたが浮気した事が原因で振られた場合は、冷却期間を置いたところでそのまま違う女性と付き合ってしまうか、そのまま復縁できずに終わってしまう可能性が高いので、復縁できる可能性はかなり低いと思っておいてください。
浮気が原因の場合は、早くても4,5ヵ月で長い場合の上限はありません。原因が浮気だけに、冷却期間中に彼氏が何の罪悪感も無く、他の女性と付き合ってしまう可能性がある事は覚悟しておきましょう。
意見の違い
どちらが悪いという事もなく、互いが折れずに破局となった場合は冷却期間の効果はあまり期待できません。復縁を早めたいのであれば、一番の近道は彼氏の意見に同意する事でしょう。
ヒートアップした彼氏の怒りを静めるという意味での冷却期間であれば、1~3ヵ月程度で復縁をお願いしてみましょう。
【復縁希望】冷却期間のベストな対処法
冷却期間さえ置いておけば、何でもありという訳ではなく、“冷却期間中にどうするか”という事が復縁を成功させるポイントになっています。
では、冷却期間中のべストな対処法とはどのようなものか見てみましょう。
会わない
冷却期間中に彼氏から会おうと言われても、納得のいく理由が無い場合は安易に会ってはいけません。ただし、会う理由が復縁をにおわせる内容であれば会っても問題はありません。
また、こちらから我慢できなくなって会おうとするのはやめておきましょう。なぜなら、冷却が完全にできていない状態で、うやむやにして復縁してしまうと同じ事が原因で再び別れてしまう可能性が高いからです。
また、久しぶりに会った事で今まで我慢していた彼氏はセックスをしたくなってしまう可能性もあります。復縁してからであれば問題はありませんが、性欲に負けて流されるような形になってしまうと、更に関係性がうやむやになってしまう可能性もあります。
冷却期間中は絶対に連絡しない
ちょっと声を聞くだけなら…と、甘えて連絡してしまっては冷却期間を置いた意味は無くなってしまいます。
もし、向こうからかかってきた場合は出ても問題はありません。その時の会話の内容で何の用事でかけてきたかを探りましょう。こちらの事を探ってきたり、復縁をしたそうにしているのであれば、そのチャンスを逃さずにすぐに復縁を迫りましょう。
SNSで寂しいアピールをしない
SNSで何かを投稿すれば、彼氏がそれを見ていると思っておいてください。それを分かった上で寂しいアピールをして気付いてもらおうという考えもやめておきましょう。
逆に考えて冷却期間に入った後、彼氏の情報源がSNSのみだった場合に、全く更新しなくなったらあなたはどのように思いますか?『あれ?何かあったのかな?生きているのかな?』と猛烈に気になってしまうでしょう。
目的はそれなんです。気にさせるだけさせておいて、情報を与えずにいる事が気を引かせるポイントなんです。
他の男性と親密にならない
彼氏と冷却期間を置いていて、復縁もしていないのに他の男性と親密になっている事を彼氏が知った時はどう思うでしょうか。男性からするとハッキリ言って印象は最悪です。
最悪の場合は彼氏が対抗意識を持って、他の女性と仲良くしてやろう…なんて結果になってしまいます。
復縁に向けた冷却期間の有効な過ごし方
冷却期間中は彼氏に会いたい、声が聞きたい…など、つい自分に甘えて連絡してしまう事を避けなくてはなりません。そんな我慢の日々をただじっとして過ごすくらいなら、その時間を有効に使いたいと思いませんか?
では、どんな有効的な過ごし方があるのか見てみましょう。
自分磨きをがんばる
やっぱりこれが1番の有効的な時間の過ごし方です。
自分磨きをしようとしたら、時間がいくらあってもやる事が無くなる事はありません。次から次へとやる事が溢れてきますので、頭を真っ白にしてただ夢中に自分磨きをしましょう。
自分磨きは、寂しいという気持ちを紛らわせてくれるだけでなく、復縁が成功しやすくなったり復縁した後の二人の関係性にとっても、良い効果をもたらしてくれるでしょう。
彼の好みに近づく
自分磨きと近いですが、彼の好みの髪にしたり服装にしたりと、冷却期間中にどんどん頑張って彼の好みに近づいてしまいましょう。
冷却期間が終わって会う時に、有無を言わさず向こうから復縁を迫らせるつもりで頑張りましょう。
仕事に没頭する
寂しい気持ちや、辛い気持ちを考えずにいる為には、仕事に没頭するのが定番です。
真面目に仕事を頑張る事で、余計な事を考えずに済みます。という事は、ストレス軽減となり女性にとってはお肌にもよい効果をもたらすため、自分磨きにも一役かってくれます。
自分の非を認めて反省する
復縁できた時の事を考えれば、自分の非を認めて反省する時間は絶対に必要です。全く自分に非が無いのであれば必要ありませんが、自分に非が無いのに振られた挙句、復縁も断られて冷却期間を置いているのであれば、それはそれで大問題です。
冷却期間が終わった時のベストな連絡方法
ここまでに大変な我慢と苦労を強いられてきましたが、本当に大事なのはここまでの行動ではなく、これからなんです。これからの行動をミスしてしまうと、今までの我慢が水の泡になってしまいます。
では、冷却期間が終わった時のベストな連絡方法とは、どのようなものなんでしょうか。
元気にしてる?と他愛ない会話から
冷却期間中は連絡をとっていないため、相手のスケジュールを把握できていない場合が殆どでしょう。ですから、あまり夜遅くに連絡してしまっては、迷惑になってしまう可能性がありますので、常識的な時間にすることが大切です。
連絡方法は上記の理由や、忙しい時でも手が空いた時に返信ができるという理由から、メールやLINEなどのメッセージが望ましいです。
ただ、久しぶりの連絡で長文を送られてきても、重いと感じさせる可能性があります。返信に時間を掛けさせないように、『元気にしてる?』などの軽めに返信ができるような挨拶程度の、他愛ないものから切り出しましょう。
返信に対してお礼を伝える
LINEやSNSなどのこちらのメッセージに返信してくれた際は『返信してくれて嬉しい。ありがとう…。』とへりくだった印象を与えるお礼を送りましょう。
いつになくしおらしい態度で連絡がとれた喜びを表現してから会話へと突入する事で、その後の本題である復縁を持ちかける会話にも良い影響を与える事が出来ます。
電話で連絡する場合は
「元気にしてる?と他愛ない会話から」でも触れたように、相手のスケジュールが読めずに忙しい時に連絡してしまう可能性があります。ですから、メッセージでの連絡をオススメしますが、電話しか手段が無い場合は電話でも構いません。
仕事や学校などで電話ができない時間など、電話を掛けても迷惑にならない時間が分かるのであればその時間は避けておきましょう。
そして、繋がった場合はまず『久しぶり!今電話大丈夫?』と相手の状況を気遣う会話からはじめましょう。
冷却期間を設ける際の注意点
最終的に復縁もできないとなってしまうと、何にも意味がありません。
という事で、そうならない為にも「冷却期間を設ける際の注意点」を見てみましょう!
”少しだけ”冷却期間が欲しいと伝える
振られて復縁も断れた時の最後の切り札として、復縁のチャンスの為に冷却期間を置きたい場合はその旨を伝えなくてはいけません。振られた後にそれを伝えずに3ヵ月近くも待っていたら、相手に新しい恋人が出来て何の為に冷却していたのか分からなくなります。
冷却期間を設ける事を相手が了承してくれない場合は、ただの別れとなりますので、相手にはしっかりと伝えて承諾してもらいましょう。
何故距離を置くのか、こちらの想いも伝える
冷却期間を置くと無条件に関係が良好になる、とポジティブな情報を真に受けて安易に冷却期間を置くべきではありません。
冷却期間を設ける提案をする際は、距離を置かないと関係を改善できないという現状を真摯に受け止める必要があります。
こちらが、その冷却期間内に成長する為に努力をするという事と、本当に相手の事を大切に思っているからこそ変わる為の時間が欲しいという事をきちんと伝えましょう。
必ず期限を決める
無期限の冷却期間は自然消滅してしまう危険性がかなり高くなってしまいます。ですから、必ず期限を決めてから冷却期間へと入るようにしましょう。
期限については目安となる冷却期間を本記事で解説していますが、あくまでも目安程度にして相手の意見も聞き入れた上で、二人で決めるようにしましょう。
冷却期間を経て復縁できました!【体験談】
あとは、実践あるのみ!…ですが、最後に実際に冷却期間を経て復縁できた人の体験談を見て、実践の前によりリアルなイメージを膨らましてみましょう。
3ヵ月の冷却期間で無事に復縁
「彼とずっとケンカばかりしていたので、お互いで相談し合って冷却期間を3ヵ月設ける事にしました。その期間は寂しくて辛かったんですが、このまま別れてしまう事を考えると怖くなって色々と考えさせられました。
3ヵ月という期間は長かったのですが、お互いの関係性を見つめ合う良いきっかけとなり、期間満了後に無事に復縁できました!」(25歳/女性/エステティシャン)
こちらの体験談のカップルは、お互いの関係性の改善のために冷却期間を設けて改善を図りました。ゆっくりと反省できる期間があったので、復縁後もうまくいけばいいですよね。
束縛を反省するために3ヵ月冷却した後に復縁
「私の束縛が原因で別れを告げられたので、きちんと反省して悔い改める為に冷却期間を設ける事に。3ヵ月の冷却期間の間は一切の連絡を我慢して、無事に復縁する事ができました。」(19歳/女性/専門学生)
と、普段の執拗な束縛を冷却期間を利用して、我慢できるところを見せられたので有効的な冷却期間となりました。
6ヵ月の冷却期間を経て復縁しました
「交際期間が2年と長かった事もあり、お互いに良い意味でも悪い意味でも気を許し過ぎた部分も多かったみたい。張り合いも無くなった事が原因という彼からの申し出で、一度冷却期間を置く事になりました。
辛かったのですが、それを受け入れる事で彼の存在の大きさを知るきっかけとなり、新鮮な気持ちで彼に愛されたいという気持ちが湧いてきました。半年という長い期間ではありましたが、復縁後は見違えて張り合いのある関係になりました。」(22歳/女性/家事手伝い)
こちらのカップルのように、交際期間が長い場合は冷却期間を長めに6ヵ月に設定してみる事で、一旦リセットして新鮮な気持ちで交際をスタートできたというケースもあります。
2週間でスピード復縁に成功
「交際2ヵ月で大ゲンカをしてしまい2週間という短い期間ですが冷却期間を置く事になってしまいました。付き合い立てなのですごいツラかったんですが、我慢してスピード復縁に成功しました!」(18歳/女性/学生)
こちらの女性は2週間で無事にスピード復縁する事が出来たとのことです。付き合い立てならではのスピード復縁ですが、一般的には3ヵ月が目安とされているので、ケンカの内容次第では3ヵ月前後に期間を設定するのがよさそうですね。
冷却期間をうまく活用して復縁を目指そう!
ですから、冷却期間を置けば良いという事ではなく、しっかりと直すべきポイントを把握して復縁する事に意味があります。
もし、別れを告げられて最後の猶予として冷却期間へと突入する際は、その事を理解して再び同じような事にならないように、新たな気持ちで復縁に挑めるように頑張りましょう!
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