いくつ知ってる?アベック以外の死語5選《平成編》
では、引き続き《平成編》をご紹介したいと思います。こちらでは、いまだにときどき使ってしまっている死語や、聞いた事のある死語があるかもしれません。
そんな「死後間もない死語」をいち早く知って、うっかり使わないように気を付けましょう!
アゲアゲ
2000年代頃に流行したこの言葉は、リアルタイムで使われていた時代を過ごした人からすると、思わず恥ずかしくなってしまうような死語です。
気分がとても上がっているときの状態のことを、「アゲアゲ」と表現していましたが、ふんわりと流行して静かに消え去ってしまった死語であるようです。
テンション高めに「今日はハナキンだよ!アゲアゲで行こう!」なんて言われても、冷たい目を向けたりしないで、「きっと流行っていた世代の人なんだな…」と思って笑顔で対応してあげてください。ちなみに「ハナキン」は「花の金曜日」の略で、休日の前の楽しい金曜日という意味です。
現役バリバリ
若い世代に説明しなくてもなんとなく意味が伝わる、という点においてはキャッチーではありますが、これも「死後間もない死語」と言っていいでしょう。
「バリバリ」とは何かを粉砕している擬音ではなく、「精力的に頑張っている」という意味で、よく「現役」とセットで用いられます。ただし、単体で使われる場合の「バリバリ」は、辛うじて息があり死語ではありません。
では、使い方の例を挙げてみましょう。
A「あのおじいちゃん、もう定年退職した?」
B「いいや、あのおじいちゃんは、まだ現役バリバリで働いてるよ」
A「現役バリバリだった頃が懐かしいなあ」
B「現役バリバリとか、死語っすよ(苦笑)」
A「え?俺は現役バリバリで使ってるけど?」
このように、「今もまだ現役で、一生懸命頑張っている」という使い方をします。
写メ
「え?写真付きのメール、略して写メじゃないの…?」と思われた人も多いのではないでしょうか。
この「写メ」という言葉は、写真撮影ができるカメラ付き携帯電話が一世を風靡した2000年代頃に流行した言葉です。
仕事などで、写真を撮ってメールに添付して送信してもらったほうが作業効率が上がる場面では、若い部下に「写メで送って」とついつい言ってしまう人も多いと思いますが、「写真を撮影してからメールに添付して送信して」ときっちり言わないと伝わらないおそれもあります。
たとえ意味が伝わったとしても、若者にとってはまったく馴染みのない言葉なので、今後は伝え方を見直した方がいいかもしれません。
KY
「空気(K)が読めない(Y)」を略して「KY」です。
「空気が読めない」という言い方は、現在でもよく使われていますよね。「その場のムードを察知することができないこと」を意味する言い回しです。
「空気が読めない」と言うべきところで「KY」を使ってきた世代だと、いまだに「KY」と口走ってしまいがちですが、既に死語となっています。
若い世代にKYと言っても意味自体は分かってもらえるので通用はしますが、周囲の空気は凍り付いてしまいますので、空気を読んで使わないようにしましょう。
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