八方美人は損してる?得してる?
今回は、そんな八方美人に注目していきます。まずは、八方美人の意味や、大半の人からどう思われているのか簡単に解説していきましょう。
八方美人の意味とは
八方美人とは「誰に対しても愛想よく接する人」のことを指します。誰からも嫌われたくない、良く思われたいという心理が強く、基本的に相手に同調して否定はしません。
一見人当たりが良いように思えますが、同調を意識した人付き合いなため、自分の意見を持ち合わせていないことも。また、人に合わせた意見を持っているため主張がコロコロ変わることもあります。
「八方美人」は好かれない
基本的に八方美人はあまり周りからは好かれません。とにかく自分が良く思われたいという心理が強いため、周りに合わせすぎて空気や人間関係を壊してしまうこともあります。
自分の意見を持っていないため流されることが多く、人間関係において誤解を生んでしまうことも珍しくありません。特に異性関係では、好きでもないのに好意を持っているように見せている、愛想を振りまいていると捉えられ、トラブルに発展することも多くあります。
八方美人な人のあるある特徴《対人編》
まずは、八方美人の特徴「対人編」です。人と接する時にどのような特徴が出るのか、早速見ていきましょう。
頼みごとをされたら断れない
否定すると嫌われてしまうと考えているため、八方美人はNOとは言えない特徴を持っています。そのため、頼みごとをされて自分に都合が悪かったとしても、嫌われたくない一心からつい引き受けてしまうことがほとんどです。
たとえ自分にとって都合が悪かったとしても、引き受けたから印象がよくなったはずと解釈するため、引き受けたことをそれほど後悔はしません。自分が人一倍頑張ればいいと自己解決してしまいます。
友達は広く浅く、親友はいない
誰に対しても良い顔をしているため、交友関係はかなり広いのが八方美人です。誰に対しても愛想を振りまいているため、深く知らない人からは「良い人」だと思われています。
しかし、本人は常に周りに合わせているだけなため、自分の考えを話せるような相手はいません。とにかく周りの機嫌をうかがっているため、浅い関係しか築けないのです。
そのため、八方美人は幅広い人脈を持っていながらも親友と呼べる人はほとんどいません。そもそも自分の意見や考えがないため、深い関係の築き方がわからないと感じている人が大半です。
誰にでも優しく甘い
誰にでも優しいのが八方美人最大の魅力でしょう。分け隔てなく接し、そこには偏見や固定観念もありません。常に目の前にいる人に良く思われたいと考えているため、誰にでも優しくて甘いのです。
ただし、その優しさはハリボテのようなもの。目の前にいない人の悪口を目の前にいる人が言っていたら、それに簡単に同調してしまいます。
誰に対しても優しくて甘いのは表向きは魅力ですが、見方によっては裏切りになることも珍しくありません。
周りの意見に合わせる
とにかく周りの意見に合わせることに一生懸命なのが八方美人です。同調して良く思われることが重要なため、自分の意見はほとんど持っていません。自分の意見を言ってこじれるより、周りに合わせたほうがスムーズに事が進むと考えているのです。
八方美人な人のあるある特徴《性格編》
どんな性格の人が八方美人になりやすいのか、早速解説していきましょう。
周囲からの評価に敏感
みんなから良く思われたいと常に考えているため、周囲からの評価には人一倍敏感です。自分の噂話をしていれば気になって仕方がなくなり、時には思い悩んでしまうこともあります。
とにかく周りから良く思われるためだけに行動しているため、悪い評価が聞こえれば酷く落ち込みます。良い評価が聞こえればそれが自信となり、もっと良く思われようと奮闘します。
悪口や噂で好感を得ようとする
目の前にいる人の機嫌を伺っているのが八方美人なため、時には悪口や噂話で好感を得ようとすることも珍しくありません。
人によっては、悪口や噂話は甘いスイーツのようなもの。相手を喜ばせるためならば、普段仲良くしている人の悪口や噂話でも平気で話してしまいます。それによって目の前の人からの評価が上がれば、自分としては満足なのです。
本音や意見が言えない
周りに合わせて行動しているため、八方美人は本音や意見が言えません。たとえ意見を求められたとしても「私も○○さんと同じで…」というように、誰かに同調しながら意見を口にします。
これは、自分の意見を言って否定されるのが怖いという恐怖心から来ています。八方美人にとって、否定されることは悪い印象を持たれることと同じであるため、否定されることはショッキングな出来事に繋がるのです。
また、普段から周りに同調しているため、自分で考えることをしていないのも事実。いざ意見を求められたとしてもアイディアが浮かばず、助けを求めるように周りに同調してやり過ごすのです。
人を信用できない
実は八方美人は人を信用できません。信用して裏切られたらどうしよう…という恐怖心が常にあるため、同調だけしてそれなりの関係が築ければ良いと考えています。
誰に対しても愛想よく接しているというのも、実はそれほど相手に対して興味がないという心理の表れです。とにかく誰からもよく思われたいという気持ちが一番にあるため、相手がどんな人物だろうが関係ありません。そもそも自分が相手を信用していないため、多少良く思われれば目標達成だと考えているのです。
八方美人にはこんな特徴も…
特にこれから紹介する特徴は、八方美人ならば誰もが当てはまる特徴ばかり。これに当てはまれば八方美人の可能性はかなり高くなるため、自分の八方美人度が気になる人はより細かくチェックしていきましょう。
異性からはけっこうモテる
異性からけっこうモテるのも、八方美人の特徴だと言えます。誰に対しても分け隔てなく接しているため、異性慣れしていない人からはすぐに好意を寄せられることになります。
また、異性からしてみれば愛想良くニコニコしている人は、よほど悪いことがない限り印象良く見えます。八方美人は周りからの評価が良いことも多いため、そんな評価も後押しして、素敵な人だと見られやすくなります。
同性から嫌われることが多い
異性からモテる八方美人ですが、一方で同性からは嫌われる傾向にあります。八方美人が愛想を振りまく姿が、同性には計算高いと感じられ、疎ましく思えてしまうのです。
特に同性の場合、八方美人の人の印象と比べられることは珍しくありません。たとえば「○○さんは愛想が良いのにあなたは愛想が悪いのね」と言われたとしましょう。ただ愛想を振りまいているだけの八方美人と引き合いに出されれば、気分が悪くなるのも当然です。
都合がいい存在として扱われる
実は八方美人は都合がいい存在として扱われることがほとんどです。NOとは言えない性格であることを知っている人からは、面倒なこともきっとやってくれるだろうと思われています。
しかし、そんな雑用でも引き受ければ評価が上がると、八方美人は感じます。たとえ都合いい存在だったとしても、嫌われるよりはマシ。評価と自分の居場所が確保できれば問題ないと考えているのです。
八方美人な自分が嫌い
意外にも八方美人の大半は、自分が八方美人であることを良く思っていません。むしろそんな自分を嫌いだと感じている人が多く、変わりたいと考えています。
八方美人にとって、周りの意見に左右されるのはひどく疲れることです。常に周りの顔色をうかがう生活はストレスにもなり、良くないことだとわかった上でやっている自分に嫌気がさします。
また、自分の意見がないのもコンプレックスの1つになります。自立した人間として見られないため、本当の意味で認めてもらえないもどかしさに虚しさを感じるのです。
本当の自分がわからない
周りの意見に同調しているため、自分の意見がほとんどない八方美人。そのため、たびたび「本当の自分とは?」と悩んでしまうことも珍しくありません。
多くの人は自分の考えや価値観があって、確固たる自分を感じられるはずです。もし自分の考えや価値観がなかったら、地に足がつかない感じがして恐怖を感じる人もいるでしょう。しかし、八方美人の大半は常にその状態だと言えます。
八方美人の多くは、自分が何をしたいのかも、どこへ流されるのかもわからず、不安で複雑な気持ちを抱いています。
めったに怒らない
めったに怒らないのも八方美人の特徴です。怒ることは相手を否定する行為になるため、相手から嫌われたり嫌な印象を持たれたりするかもしれないと感じてしまうのです。
基本的に嫌われることを何よりも恐れているため、マイナスになりそうなことはしません。たとえ怒りたいことがあっても、自分が我慢すれば空気は乱れないと考えます。
ただし、そんな様子を見た周りからなめられてしまうこともあります。何をしても怒らない人と思われているため、下に見られ、バカにされることも珍しくありません。
八方美人な人の心理とは?
しかし、簡単に変われるほど八方美人の心理は単純ではありません。複雑な心理の持ち主だからこそ、八方美人な振る舞いをして悩んでしまうのです。
誰からも嫌われたくない
全ての行動に一貫しているのが、嫌われたくないという心理です。誰からも嫌われたくないという願望が常にあるため、誰に対しても愛想よく接してしまいます。
八方美人ではない人からすれば、簡単に人から嫌われることはないだろうと考える人もいるでしょう。実際、お互いにいい大人なら、よほどのことをしない限り他人から嫌われることはありません。
しかし、八方美人はそもそも、誰かとケンカしたり誰かから嫌われたりするほどの深い付き合いを知りません。他人と深い付き合いをしていないため、嫌われて誰かから拒絶される経験をしたことがないのです。ただし、経験がなくても想像はできます。誰かから嫌われ拒絶されるイメージが浮かぶため、それが恐怖心となり、八方美人な振る舞いへと繋がっているのです。
争い事を避けたい
基本的に争い事が嫌いな八方美人は、自分が我慢してトラブルが避けられるならばそれでよし、という考えを持っています。平和で、誰もがニコニコと笑っていられる空気が続けばいいと考えているのです。
八方美人にとって、意見の食い違いも争い事に含まれます。意見が食い違い討論することを良いことだと考えておらず、仲違いするリスクが真っ先に浮かびます。仲違いの可能性がほんのわずかだったとしても、八方美人にとって争い事に大も小もありません。
必要であれば自分は周りの意見に合わせ、仲違いした人がいればそれぞれに共感して機嫌を直していきます。愛想を振りまいてばかりと勘違いされやすい八方美人ですが、実は少しでも争いが起きないようにと、常に神経を張り巡らせているのです。
いい子でいたい
いい子でいたいという考えは、常に八方美人の心の中に深く渦巻いています。人付き合いにおいて、いい子な人は争い事にも巻き込まれにくく、多くの人から好かれやすいものです。自分もそうでありたいと理想を持っているのです。
誰から見てもいい子でいれば、誰からも好かれます。反感を買うこともなく、深い付き合いもないため争いも起きません。自分のことが気に入らない人がいたとしても、いい子でいれば周りに守ってもらえます。
そんな美味しいポジションを知ってしまえば、いい子から抜け出す気はなかなか起きません。たとえそれが上辺だけの関係だったとしても、今更深い関係を築くリスクと比べれば安いもの。そう考えて八方美人を演じ続ける人は決して少なくありません。
異性からモテたい
異性からモテたいという一心で八方美人になる人もいます。ただしこのタイプの八方美人は、異性に対して八方美人なだけであり、同性に対してはドライな一面を見せることも珍しくありません。
この心理の持ち主は、特定の誰かに好かれたいとは考えていません。ただ、多くの異性から羨望の眼差しで見られることに快感を覚えるのです。多くからモテていることは自分が魅力的な存在である証拠。それは自身のステータスになり、周囲にマウントを取るための材料となります。
ただし、それでも根本的な部分は他の八方美人と変わりません。嫌われることが怖いため、同性に対してドライな一面を見せることがあっても、基本は愛想を振りまき続けます。同性からも好かれれば自分の魅力に繋がるため、男女問わず多くの人から好かれたいと考えています。
孤独が怖い
ほとんどの八方美人に共通している心理が孤独が怖いということです。一人ぼっちになることが何よりも怖いため、一人にならないために愛想を振りまき続けます。
また、基本的に寂しがり屋なため、誰かと一緒じゃないと何もしたくないという人がほとんどです。自分で物事を決める勇気もないため、誰かと同じ意見で安心したいと感じる人は少なくありません。
誰かと同じ意見ならば、たとえこじれたとしても仲間がいるため安心できますよね。そんな「誰かと一緒ならば大丈夫」という心理が、孤独への恐怖心に繋がっているのです。
八方美人な人が抱える悩み
八方美人は一体どんな悩みを抱えているのでしょうか。八方美人がよく抱えている悩みを4つピックアップしてみました。
何でも話せるような友達がいない
「誰にでも同じように接しているから特別仲が良い人がいなくて、悩みとか相談できない」(28歳/女性/会社員)
「冗談を言い合ったり本音を言えたりする相手がいなくて寂しい」(24歳/男性/営業職)
広く浅い関係を築く八方美人の大半は、深い関係を築ける存在がいないことに悩んでいます。誰とでも仲が良いというのは一見魅力的に感じられますが、上辺の関係であることがほとんどです。
そのため悩み事や本音を言える相手がおらず、そんな相手がいる人を羨ましいと感じる一面も。それでも自分の本音を言う勇気はないため、深い関係の友達を作りたいと思っていても行動に移せないことは珍しくありません。
流されることが多い
「周りに同調することを無意識にやってしまうから、自分の意見と違っていても、気づいたらそっちに流されていることが多い」(34歳/女性/美容関係)
「基本的に自分の意見を言えず、考えを決めつけられることが多い」(26歳/男性/サービス業)
同調や共感を重視している八方美人は、たとえ自分の意見や考えとは違っていても、簡単に周りに流されてしまいます。その場の空気や周囲との関係を壊したくないと考えているため、少しでも良く思われようと思ってつい同調してしまうのです。また、自分が意見を言うことで揉めるのではないかとリスクを感じ、意見を言う勇気が湧きません。
普段から人に同調することが多いため、周囲の人間から「きっとこういう考えだろう」と考えや価値観を決めつけられることも珍しくありません。いまさら否定的なことも言えないため、そのまま流されてしまうことがほとんどです。
異性から好意があると誤解される
「その気はないのに、相手が異性慣れしていないと勘違いされて好かれることが多い」(27歳/女性/美容師)
「誰に対しても優しく接しているから、特別扱いされたと勘違いする人から言い寄られることがある」(32歳/男性/技術職)
分け隔てなく接することが多い八方美人は、異性から勘違いされることも少なくありません。特に相手が恋愛経験が少なく異性慣れをしていないと、その傾向は高くなります。そういった人たちにとって、八方美人から向けられた優しさは新鮮で、そんな刺激的な経験から夢中になってしまうのです。
自分の考えがわからない
「いつも誰かの機嫌や誰かの考えに合わせているから、自分が何をしたいのか正直わからない」(28歳/女性/会社員)
「周りに合わせてばかりだから、ある日友達に『中身がないね』って言われてそのとおりだと感じた」(34歳/男性/看護師)
自分の意見を言うことがない八方美人の中には、自分の意見や価値観を見失っている人も少なくありません。誰かに合わせてばかりいるため、自分の考えが薄れていき、次第にわからなくなってしまうのです。
八方美人な人に対する男女の本音
そんな八方美人に対する男女の本音をいくつか紹介します。実際のところ、八方美人はどう思われているのか見ていきましょう。
信用できない
「みんなにいい顔をするってことは考えが変わるってことだから、信用できない」(28歳/女性/会社員)
「自分の考えを持っていない感じがして、信憑性に欠ける」(34歳/男性/クリエイター)
八方美人は周りに合わせて意見を変えることが多いため、信用できないと周りに思われることは珍しくありません。コロコロと意見が変わる人という印象を持たれており、どこか胡散臭いと感じられてしまうのです。
トラブルに巻き込まれそう
「本人は平和主義のつもりかもしれないけれど、色々なところに良い顔をしているせいで発言に食い違いが生じてて、むしろトラブルメーカーになっている」(30歳/女性/技術職)
「職場の女性が八方美人。周りに良い顔をしているから勘違いする人も増えて、色恋沙汰が絶えない」(28歳/男性/営業職)
平和主義という特徴を持つ八方美人ですが、実際はトラブルメーカーになっていることも。その場しのぎで周りに良い顔をしているため、そんな行為がバレてしまうと不信感を抱かれることも少なくありません。
また、異性関係でのトラブルも頻繁に起こる特徴があります。良い印象を与えたいがゆえに距離感を間違えるため、異性から勘違いされてしまうのです。結果的に色恋沙汰でトラブルとなり、周りから疎まれることもあります。
あざといと思う
「正直、あざといと思う。悪いことではないかもしれないけど、あまりにも堂々とあざとさを振りまいていると引いてしまう」(27歳/男性/販売業)
「特定の誰かにあざとく振る舞うのは良いと思うけど、誰に対してもあざといのは貞操観念を疑う」(24歳/女性/美容師)
八方美人な人に対して、あざといと感じる人は多くいます。基本的に八方美人は、どうすれば人に喜んでもらえるかを考えて反応しているため、そんな心理が透けて見えると、周囲からあざとい人だと見られがちに。
特に異性に対してなりふり構わずあざとい素振りをしていると、貞操観念が低そうと思われることもあります。誰からも良く思われたいと思いながら振る舞っていると、どんな要望も聞いてくれそうという印象を持たれてしまうのです。
人脈はありそう
「八方美人な人から迷惑を被ったことがないから、単純に人脈が広そうだと感じる」(29歳/女性/営業職)
「色んな人から悪くは思われてないってことだから、いざという時に頼れそう」(30歳/男性/サービス業)
八方美人は誰に対しても無難な印象を与えているため、広く浅い交友関係を持っています。時にはそんな人脈の広さが助けになることもあります。悪い印象を受けがちな八方美人ですが、迷惑を被ったことのない人からは良い評価を受けているのです。
八方美人な性格から脱出する方法
八方美人でいることで得られるメリットはたしかにあります。しかし、八方美人に対しての良い印象は少ないのも事実。誰からも好かれたいと考えている八方美人にとっては、信じたくない現実だと言えるでしょう。
自分を変えたい八方美人の人のために、八方美人な性格から脱出する方法をご紹介します。どうすれば八方美人な自分と決別できるのでしょうか。今からでも試せる方法をチェックしていきましょう。
自分の意見をもって主張する
誰かの意見に同調することを意識してきた八方美人は、自分の意見をもつことで今までの自分と決別できます。自分の意見や考えをしっかりと持ってそれを最終的に主張できれば、その瞬間、あなたは八方美人ではなくなります。
たとえば友達や恋人と遊ぶ時、どこに行くか何を食べるか悩んだ際には、いつも相手の意見に同調していたはずです。今度そんな瞬間が訪れたら、自分は今何をしたいのか何を食べたいのか考え、主張してみましょう。おそらく自分が思っているよりも簡単に意見が受け入れられるでしょう。
また、考え方を変えてみるのもおすすめです。誰かの意見に同調する行為は、実は相手の負担になることもあるってご存知でしたか?一緒に考えてくれない、任せっきりで無責任だ、と思われることも珍しくありません。意見の同調は負担をかける場合もあることを知れば、自分の意見を言いやすくなるでしょう。
特定の誰かと仲良くする
深い関係を築くと、時にその関係が壊れた時に心に深い傷を負うことになります。しかし、距離感や相手を思いやる気持ちを大切にしていれば、簡単に壊れないのが深い関係です。
広く浅い関係にも魅力はあります。しかし、広く浅い関係はもろく、簡単に壊れやすいのが事実です。そんな人間関係の中で羽根を伸ばそうと思っても上手くいかず、最悪の場合、相性が悪い人に傷つけられることもあるでしょう。
そうならないためにも、特定の誰かと仲良くしてみてください。気が合うかもしれないとか、趣味が合うかもしれないとか、最初はその程度で構いません。なんとなく合うかもしれないと思った相手と仲良くなれるように距離を縮めていきましょう。
嫌われることを受け止める
100人の人間がいたとして、100人全てから好意を受けるのは不可能ではないでしょうか。悲しいことですが、人と人には相性があり、どうしても仲良くなれない人もいます。まずは、その事実を受け入れていきましょう。
人から嫌われることは、おそらくほとんどの人ができれば避けたいと考えています。それでも、人から嫌われることは避けられません。人ぞれぞれに性格が異なるので、意見が食い違い、どんなに話し合ってもわかり合えない相手は存在します。
八方美人にとっては信じたくない事実でしょうが、人間関係において嫌われることは決して珍しいことではないのです。誰からも好かれたいと思う気持ちを否定する必要はありませんが、それは理想だと割り切りましょう。嫌われることもあるという事実を受け止めてみると、意外にも人付き合いが今よりも楽になるはずです。
自分だけの時間を作る
八方美人は人に依存していると言えます。誰かの存在があってこそ自分の価値やポジションを確保できるため、必死になって愛想を振りまきます。しかし、それをし続ければ永遠に八方美人から抜け出せません。
そうならないために、まずは誰にも頼らない自分だけの時間を作りましょう。読書やゲーム、ハンドメイドなど、自分一人で出来る趣味などを見つけてみるのがおすすめです。
自分の力だけで何かを成し遂げられれば、自信がつきます。誰かに依存しないと生きていけないと思っていた気持ちも、どんどん薄れていくでしょう。そんな状態が続いていけば、八方美人な自分から自立した自分へと変わっていけるはずです。
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