お嬢様言葉の特徴《語尾編》
「~わ」
お嬢様言葉の代表的な語尾は、「〜わ」という言い回しです。
現代人は「〜だよ」「〜だね」といった語尾で話すことが多いものですが、それではお嬢様言葉になりません。お嬢様の語尾と言えば「~わ」です。逆に言えば「〜わ」という語尾で話している限りは、なんとなくお嬢様っぽく聞こます。
ただし、一般的に使われる「これはヤバいわ」「最悪だわ」といった「~わ」では、全くお嬢様言葉にならないので注意してください。あくまで「〜ですわ」「〜ますわ」といったように、丁寧な助動詞とセットで使いましょう。
「~よ」
「よろしくってよ!」と聞くと、「ザ・お嬢様のセリフ」という印象を持つ人は多いのではないでしょうか。お嬢様言葉にはこの「~よ」という語尾も必須です。
「そうよ」といった日常的な「〜よ」でもいいのですが、よりお嬢様言葉らしいのは「~かも知れなくてよ」といった使い方です。
「~くてよ」という形式はお嬢様言葉ならではで、一般人は使いません。だからこそ、お嬢様言葉を話すなら、ぜひ積極的に使っていきたい表現でもあります。
「~ますわ」「~ですわ」と「~くてよ」さえ連呼していれば、最低限のお嬢様らしさを作ることができますので試してみてください
「~こと」
少し難しいのですが、使いこなせると非常にお嬢様言葉らしくなるのが「~こと」という語尾です。「こと」という言葉自体は、ほぼ全ての日本人が使いますよね。「今日は大変な『こと』があった」といったフレーズは、子供から高齢者まで誰しも使うものです。
ですが、お嬢様言葉の「こと」は一味違います。「こと」を語尾にして「お願いできますこと?」「あら、素敵なお召し物ですこと」といったふうに使うのです。
慣れていないときは、つい助動詞をつけて「~ことです」などと言いたくなるものですが、ぐっとこらえて「~こと」と言い切りましょう。これができれば、洗練されたお嬢様言葉に聞こえます。
「~て」
「よろしくって?」このように語尾に「~て」を付けると、いよいよ現実離れしたお嬢様のイメージになります。
「素敵でいらして」などと肯定形で使ってもいいのですが、より使いやすい形式は疑問形や命令形です。たとえば「これができて?」「別の方になさって」といった言い回しを使うと、かなりお嬢様らしく感じられますよね。
注意点ですが、「これができなくて…」などと語尾を濁すように使ってしまうと、単に言いよどんでいる人に見えてしまいます。あくまでハッキリと「よろしくて?」と言い切るのがポイントです。
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