甘える男性の心理とは？甘え上手な人の特徴とエピソード集も紹介！

女性が男性に対して甘える姿はよくある光景のように感じますが、女性に甘える男性も意外と多くいるのです。それでは、男性が女性に甘える心理とは一体何なのでしょうか。ここでは、男性がなぜ女性に甘えてくるのかを詳しく解説します。

心を許しているから

男性が女性に対して甘えてしまう原因には、「心を許していること」が関係しています。特に仕事をしている男性は、社会的な自分の評価を気にしやすい傾向にあります。そのため、上司の前ではしっかりとした自分を演じ、後輩の前では信頼されるように振る舞う場面も少なくありません。

しかし、毎日気を張った状態で過ごしていると、精神的な負担がかかることでしょう。そこで、「甘える」という行動に出るのです。ただし、自分の弱い姿を見せることは非常に勇気のいることで、甘える相手は誰でも良いとは限りません。心を許し、信頼しているからこそ甘えてしまうのです。

目標に向けて頑張っているから

自分をスキルアップさせるために勉学に励んだり、会社の目標に向けて仕事に打ち込んだりしている男性って魅力がありますよね！しかし、頑張れば頑張るほど心身ともに疲れてくるため、女性に甘えたいと感じる男性もいます。

頑張っている自分を励ましてもらいたい、目標を達成した後に褒めてもらいたい、と考える男性は意外と多いでしょう。そして、思う存分甘えさせてもらった後は気持ちの切り替えができ、また目標に向けて頑張ることができるのです。

男性が甘えるのは好意の表れ？

男性が甘える心理には、相手の女性に対して好意を寄せていることも挙げられます

好きな女性の前ではかっこいい所を見せたいと考える男性は多いことでしょう。しかし、一緒に過ごしていると嬉しくなって気持ちが緩み、心の底にある「甘えたい」という願望が表に出てくるのです。

甘えたいのに甘えられない男性も

本当は女性に甘えたいと思っているのに、甘えることを恥ずかしいと感じる男性も中にはいます。男としてのプライドが許さなかったり、付き合っている彼女が年下だったりすることが原因のようですね。

また、シラフでは甘えることができずに、お酒の力を借りているという男性もいます。女性に限らず、「甘えたい！」と思う瞬間は男性にもあるのです。

男性が甘えたい時を上手に見極めることができれば、こちらからアクションを起こして受け入れてあげることができますね。それでは、男性はいつ、どんな時に女性に甘えたくなるのでしょうか。ここでは、男性が女性に「甘えたい！」と感じる時と、その心理について詳しく解説します。

甘えることで癒されたい

疲れている時こそ甘えたいと感じる男性は意外と多いものです。特に仕事をしている男性は、職場で優しく扱われることはほとんどありません。むしろ常に気を張ってピリピリと過ごしている人が多いのではないでしょうか。

そのため、必要以上にスキンシップを取ってきたり、膝枕をしてもらいたがるのは、女性の温もりを感じて癒されたいという心理の表れなのです。

寂しさや孤独を感じた時

男性が女性に甘えたくなるのが「寂しくなった時」と聞くと、なんだか子供のように見えてしまう人もいるのではないでしょうか。特に彼女が多忙であれば、会えない寂しさから甘えん坊になるケースもあるでしょう。

また、何かに一生懸命に打ち込んでいる時や、物事を淡々と進めている時、不意に孤独を感じてしまうことは誰でもあります。このような漠然とした不安から逃げ出したくなり、その寂しさを紛らわせるために甘えてしまうこともあるのです。

落ち込んでいる時

落ち込んでいる時に女性に甘えたくなる男性も多いようです。ため息やネガティブな発言をすることが増えるなど、聞かされている側としては面倒に感じることもあるでしょう。しかし、気を許している相手だからこそ、こうした弱い姿を見せているのです。

落ち込んでいる時の男性は、アドバイスや批判がほしいのではなく、「話を聞いてほしい」「抱きしめてほしい」というのが本音です。たっぷり甘えさせて慰めてあげるようにしましょう。

嫌なことがあった

職場での上下関係や、仲間内での揉め事、兄弟や両親とのいざこざなど、嫌なことがあった時にも女性に甘えたくなる男性は多くいます。虚無感にとらわれるほど精神的に参ることがあれば、「そばにいて」「甘えさせて」と感じることでしょう。

嫌なことが起こると何をするにも億劫に感じてしまうので、元気がないようであればゆっくりと休ませてあげるのがベストです。

彼女が大好きだから

男性が女性に甘えたくなる心理をいくつか挙げましたが、彼女が大好きすぎるが故にただただ甘えてしまうという男性も中にはいます。

特に、「常に自分のことだけを見ていてほしい」「他の男の人に笑顔を向けないで」といった束縛をする男性は、甘えん坊彼氏の象徴です。彼女のことが好きすぎるあまり、時間さえあれば会って甘えたいと考えていることでしょう。

イチャイチャしたい

単に彼女とイチャイチャすることを目的として甘えん坊になる男性もいます。ただし、甘えたい時のイチャイチャは、頭を撫でたり抱きしめたりといった行動とはまた別です。

例えば、料理をしている時にわざとちょっかい出してきたり、くつろいでいる時に膝枕をしてお腹のあたりをギューと抱きしめてきたりなど、分かりやすくかまってほしいアピールをします。

彼氏が「甘えたい派」か「甘えられたい派」かを見極めておくと、どんな対応をしたら良いのかが明確になりますね。それでは、甘えたい派の男性と甘えられたい派の男性とでは、どのような違いがあるのでしょうか？ここでは、甘えるのが好きな男性の特徴について詳しく解説します。

スキンシップを取るのが好き

甘えるのが好きな男性の特徴として、スキンシップを取るのが好きなことが挙げられます。スキンシップは心を開いた相手だからこそ取れる行動で、それに応えてくれるかどうかで自分への愛の重さを量っているとも言えるでしょう。

男性にとってスキンシップは愛情表現の１つですが、成り行きで体を重ねることも多くなるかもしれません。そうなると女性は「体目的ではないか？」と悩んでしまうこともあるでしょう。不安になった時は、本人に相談して安心感を得てくださいね。

年上から気に入られやすい

甘えるのが好きな男性の中には、誰にでも甘えることができる人もいます。年上に好かれやすいタイプの男性がいますが、このような甘え上手な性格が関係しているのでしょう。

年上の先輩たちもまた、「後輩に頼られたい」と考えている人が多いので、甘えるのが好きな男性は自然と気に入られていくのです。甘えるのが好きな男性は、先輩たちと過ごしている方が居心地が良いと感じることも多いことでしょう。

周りが甘やかしてくれる環境だった

育った環境や家族構成なども、甘えん坊になるきっかけとなります。特に末っ子は小さい頃から両親に甘やかされるケースが多く、姉や兄、親戚にも可愛がられて育ちます。そのため、本人も非常に甘え上手なのです。

また、一人っ子で育った男性の中にも甘やかされて育った人はいるでしょう。このように、周りの環境によって甘えん坊な性格が形成されることもあるのです。

マザコン

甘えるのが好きな男性は、マザコンである可能性もあります。「私はあなたのお母さんじゃない！」と言いたくなるほどの甘え方は行き過ぎていますが、甘えるだけでなくちゃんと大切にしてくれているのなら問題はないでしょう。

ただし、事前に知っておかないと後々困ったことになるケースもあります。そんなことにならないためにも、彼氏が甘えん坊だと思った時は、母親の話を出してみるなどしてマザコンのレベルを知っておくのが安心です。

女性に甘えたくなった時、それをストレートに伝えることができない男性もいます。男性が女性に対して「甘えたい！」と感じた時、どのような態度を取ってアピールするのでしょうか。ここでは、男性が甘えたくなった時に取る態度について詳しく解説します。

普段はLINEなのに電話をかけてくる

日頃のやり取りはLINEで終わらせているのに、急に電話をかけてくる時などは、あなに甘えたいと思っている可能性が高いです。急に電話がかかってくると驚いてしまうかもしれませんが、男性側は「直接声を聞きたい」「安心したい」という思いから電話をかけています。

とはいえ、長電話が好きな女性に比べて会話を続けるのが苦手な男性も中にはいます。「かけてきておいて話ないの？」と思う時もあるかもしれませんが、そんな時は女性側がリードして会話を進めてあげましょう。

ネガティブな発言をする

あからさまにマイナスなオーラを出し、「俺なんて…」とネガティブな発言をしている場合は、もう既に甘え始めていると考えて良いでしょう。男性は誰彼構わず甘えたいとは思っていません。心を許している相手だからこそ弱い姿を見せるのです。

ただし、弱い部分を見せて同情させようとする「かまってちゃん」もいます。それほど親しくもない男性にネガティブな発言をされた時は、ただ気を引きたいだけの可能性もあるので注意しましょう。

意地悪をする

甘えたい時に意地悪をする男性も意外といるようです。よく小学生の男の子が好きな女の子をわざといじめる、なんてこと聞きますよね。これと全く一緒で、好きな女の子に意地悪をしたくなる心理といえます。「甘えたいのに気付いてもらえない、でも気を引きたい」という気持ちから意地悪をするのです。

束縛してしまう

甘える男性の心理には、彼女の存在に癒されたいという思いや、スキンシップなどの愛情表現がありました。しかし、これらの思いが行き過ぎてしまうと「束縛」という行動に出てしまう男性も少なくありません。

とはいえ、甘えん坊な男性の束縛というのは、縛り付けて彼女のことを困らせたいというわけではありません。あくまで「自分のことだけを見ていてほしい」という思いから束縛してしまうようです。

甘えん坊の男性を可愛いと感じる女性もいれば、彼氏にするのはちょっと…という女性もいますよね。付き合う前に彼が甘えん坊かどうかを見極めるためにも、甘えん坊の男性が好きな女性の前でとる態度がどんなものかを知っておきましょう。

スキンシップが多い

甘えるのが好きな男性には「スキンシップを取ることが好き」という特徴がありますが、これは付き合って心を許した女性にだけとは限りません。好意を寄せている女性に対してもスキンシップが多くなる男性もいるのです。

思ったことをすぐに口に出せる女性とは違い、男性はスキンシップを通して甘えてきます。誰にでもスキンシップが多い場合なら話は別ですが、自分にだけスキンシップを取っているなら好意を寄せられると考えても良いでしょう。

会話する時の距離が近い

甘えん坊の男性は、会話する時の距離が近い傾向にあります。例えば職場の飲み会で隣の席を常にキープされていたり、会話をする時に顔を覗き込むように近づいてくるような行為は、好意を寄せている証拠です。

付き合っていないから触れることはできないけれど、本当はスキンシップを取って甘えたいという思いをグッと我慢していることでしょう。そんな思いから、無意識に距離を詰めてしまうのです。

かまってアピール

甘えん坊な男性は、「寂しい」「甘えたい」と思った時に、好意を寄せている相手に「かまってLINE」を送る傾向があります。

男性の方から積極的にLINEが送られてきたり、「今◯◯してるよ」「この本読んだことある？」などのたわいないのないLINEが続いた場合は、好意を寄せられている可能性大ですよ。

悩みを打ち明けられる

悩みを打ち明けてくる男性も、好意を寄せていると考えていいでしょう。プライドの高い男性は特にそうですが、弱みを握られることを嫌う男性はたくさんいます。しかし、気を許している女性、なおかつ好意のある女性に対しては「自分の全てをみせたい」という思いから悩みを打ち明けようと思うのです。

ですが、好意を寄せている女性に悩みを打ち明けることで、「心配されたい」と思っているわけでは決してありません。心配されたいからではなく、「安心したい」「甘えたい」という思いから弱い姿を見せるのです。

酔った時に電話をかけてくる

好意を寄せている女性とシラフでは恥ずかしくて会話できなくても、お酒の力を借りれば話すことができる男性もいます。「本当は甘えたいけど、引かれるのが怖くて甘えられない」と自分の願望を抑えているのです。

そんな普段甘えを見せない男性が「ちょっと飲みすぎちゃって…」「声が聞きたくなった」などと言ってくる場合は、あなた好意を寄せている可能性があります。ただし、下ネタが多かったり「家に行きたい」という下心が見え見えの電話なら、隙を狙っているだけなので注意しましょう。

精神的に疲れたり、彼女に触れたいと考えていたりする時に、甘えたいと感じる男性は多くいます。しかしそれ以上に、自分の彼女にはどんなことでもいいから甘えられたいとも考えているのです。ここでは、「彼女に甘えてほしい」と考える男性の心理について詳しく解説します。

遠慮せずに何でも言ってほしい

甘えられたい男性の中には、遠慮せずに何でも言ってほしいと考えている人がたくさんいます。

とはいえ、「迎えに来て」「ご飯をおごって」というのは、甘えではなくわがままです。「遠慮せずに何でも言ってほしい」と思っているとはいえ、男性からみて可愛いいと思えるお願いごと限定なので、甘えとわがままの違いには注意しましょう。

男として頼りになるところを見せたい

男として頼りになるところを見せたいという心理も、甘えてほしいと考える男性に多い心理です。男性は、何事も完璧にこなす女性よりも、多少隙があるくらいの女性の方がいいと感じる人が多数。女性には頼られたい、甘えられたいと考える男性がけっこう多いのです。

例えば、力仕事や電球の交換、テレビやパソコンの配線の手引き、夜道の見送りなど、小さなことから大きなことまで何でも任せてほしいというのが男性心理なのです。

甘えるなら自分だけにしてほしい

男性は女性に対して「遠慮せずに何でも言ってほしい」「男として頼りになるところを見せたい」という思いはあるものの、「甘えるなら自分だけにしてほしい」という考えも持ち合わせています。

これらは、男性のプライドや嫉妬心からくる感情でしょう。好意を寄せている男性や付き合っている男性がいるのなら、その人にだけ甘えるようにするとうまくいきますよ。

甘えてくる姿を見たい

甘えてほしい男性の心理には、「彼女が自分に対して甘えてくる姿を見たい」という思いも含まれています。くっついてきたり上目遣いで甘えてきたり、自分にだけ甘えてくる姿が可愛くて仕方ないと感じている男性は意外と多いのです。

男性に甘えられたら、女性はどのように対応したら良いのでしょうか。甘えてくる男性に、自分が必ずしも好意を持っているとは限りませんよね。ここでは、甘える男性への上手な接し方について詳しく解説します。

年上になったつもりで甘えさせる

年上や同い年の男性から甘えられると、どう対応したらよいかわからなくなってしまいますよね。そんな時は、自分が年上になったつもりで甘えさせましょう。

ただし、アドバイスや助言をするのはNGです。男性側にも男としてのプライドや意地があるので、「どうしたの？」「うんうん、そうだよね」などと、話を聞いてあげる姿勢でいるようにしましょう。

飴と鞭を上手く使う

甘えてくる男性に対して「しっかりしなさい！」などと言っていると、彼を余計に落ち込ませてしまうだけでなく、関係を悪化させてしまう原因となります。そんな時は、飴と鞭を上手に使いましょう。

例えば、電話で愚痴を聞かされている時には聞き役に徹し、彼を責めるような言葉は一切言いません。そして、電話を切った後にフォローを入れつつも「私はこうだと思ったよ」とLINEを送るのです。初めから冷たくあしらわずに、まずは一通り話を聞いてあげることがポイントですよ。

甘えさせすぎない

精神的な部分のフォローだけでなく、書類の書き方や家電の使い方など、何でもかんでも女性に甘えてくる男性も中にはいます。彼が多忙で時間がないのであればまだしも、余裕があるのであれば自分で解決させるように仕向けましょう。

甘えさせすぎていては、今後彼が自立してくれることはまずありません。彼のことを思うのであれば、甘えさせすぎないという対処法も覚えておくと良いですね。

苦手な男性に甘えられた時は距離をとる

甘えてくる男性が必ずしも彼氏や好きな人とは限りませんよね。万が一苦手な男性から甘えられてしまった時は、距離をとるようにしてください。下手に相手をしていると「好意がある」と勘違いされて、親しげに話しかけられたり、ボディタッチされたりと、嫌な思いをする可能性があります。

甘えてくる男性に胸を打たれる女性も多いことでしょう。反対に、甘えん坊の男性が原因で苦い経験をした女性もいます。甘えん坊男子と付き合うには、メリットとデメリットを知っておくことも大切です。

ここでは、甘える男性とのエピソード集をご紹介します。

甘え上手な年下彼氏にメロメロ

「私の彼は年下で末っ子ということもあって、とにかく甘えるのが上手なんです！たまに見せる男らしい仕草と可愛らしさのギャップに、いつもドキドキしてます」（31歳/女性/美容業）

普段から甘えん坊な彼氏が急に男らしくなると、そのギャップに萌える女性も多いですよね。付き合うのに年齢は関係ないと思っていても、年下の彼氏にリードされるとものすごい破壊力のようですよ。

酔っ払うと甘えてくる彼

「普段は『超』がつくほどクールなのに、酔っ払うと人が変わったかのように甘えてくる彼。私にだけ見せてくれる姿にキュンとします…」（27歳/女性/販売業）

誰にでもクールな態度で話しかけにくいオーラを出している彼に甘えられたら、ドキドキしてしまうことでしょう。「私だけに見せてくれる姿」というのに愛を感じますね！

恥ずかしがりやの彼が甘える姿にキュン！

「この前、彼と家でくつろいでいたら、急にハグしてきて甘えん坊モードに。どうしたのか聞くと『◯◯ちゃん（私）がすごく可愛くて…』と。耳まで赤くなりながら甘えてくる彼にキュンとしました」（25歳/女性/事務員）

恥ずかしがりやの男性が女性に甘えるのは、相当勇気のいることでしょう。顔や耳を赤くしながら甘えてきたら、思わずぎゅーっとしてしまいたくなりますね。

寂しさが原因で浮気された

「とにかく寂しがりやで甘えん坊の元彼は、私の仕事が忙しくなった時に他の女性と浮気。会えない寂しさを埋めていたと聞いて別れました」（28歳/女性/福祉関係）

甘えん坊の男性の中には寂しがりやの人も多く、かまってもらえないと悟ると他の女性で寂しさを埋めることもあるのだとか。誰にでも甘えてしまうタイプの男性は要注意ですね。