彼氏からの連絡が少ないのはなぜ？“男性脳”を知って上手な対処を！

付き合う前は頻繁に連絡をくれていたのに、彼氏からの連絡がだんだん少なくなってくると「私への気持ちが薄れてきているのかな？」「何か悪いことをしたのかな？」と不安になるものです。

考えれば考えるほど心配になり、ついつい彼への連絡が増えてしまったり、嫉妬深くなってしまうこともあるでしょう。

実は彼氏から彼女への連絡頻度が低くなってしまうのには、恋愛感情だけではなく、男性の脳と女性の脳の違いにも原因があるようです。

今回は、彼氏からの連絡が少ない理由や、男性心理、男女の脳の違いなどについてわかり易く解説していきます。今ある不安を解消するためにも、この記事を参考に、一緒に彼氏の気持ちを理解していきましょう。

まずは、彼氏からの連絡が少ない理由を考えてみましょう。理由が分からないこそ不安になるのです。普段の彼氏の言動などにも注目しながら読み進めてみてください。

仕事が忙しい

一緒にいるときはラブラブなのに、急に彼氏からの連絡が少なくなった。このような場合は、男性の仕事が忙しく、連絡をする時間がとれていない可能性が高いでしょう。仕事が忙しい時期は、仕事のことで頭がいっぱいになり、時間もあっという間に過ぎてしまいます。

後で返信しようと思っていても、つい忘れてしまって、気づいた時にはすでに何日も過ぎていた、ということもあるでしょう。

「メールをするのにそれほど時間はかからないじゃない！」そう思う女性も多いかもしれません。ですが、仕事に追われているときは、彼女のことを考える余裕がなくなってしまうこともあるのです。

性格的に「マメじゃない」タイプ

そもそもマメな連絡をできないタイプの彼氏は、普段から連絡頻度が低いはずです。「付き合い始めの頃は、毎日連絡くれてたのに…」そう感じてしまっても無理はありません。男性は、彼女を手に入れるために、必死になることがあります。

実は彼氏は、元々マメなタイプではなかったのかもしれません。あなたと付き合うまでは、あなたに合わせて頑張っていたのでしょう。

普段からスマホをあまり見ない彼氏や、LINEの内容が極端に短い男性の場合は、このようなタイプである可能性が高いです。

連絡をする理由がない

頻繁にデートをしているカップルや、同じ学校や職場にいて連絡をしなくても顔を合わせられるような環境にいる人は、会って話せばいいからと、必要がない限り連絡をしないこともあるでしょう。

また、理由がないのに連絡をすることに抵抗を感じる人もいます。連絡してみようかなと思っても、彼女が仕事中だったり忙しい時期だったりした場合、遠慮して敢えて意味のない連絡はしないように控えているのかもしれません。

特に何か原因があるわけではなくても、連絡が少なくなってしまうこともあるのです。

2人の関係に悩んでいる

彼氏が2人の関係性や今後のことについて悩んでいるときは、自然と連絡が少なくなってしまうことがあります。

「このまま付き合ってていいのか？」「本当に彼女のことを大切にできるのかな？」など、交際に違和感を抱いている場合は、連絡をとることを無意識に避けてしまうこともあるでしょう。

一緒にいるときの彼の態度はどうですか？何となく元気がなかったり、口数が少なくなっている場合は、あなたに対する不安や不満がたまっている可能性があります。

愛情が冷めてしまった

連絡が少なくなるどころか、会う約束すらもしてくれなくなった場合は、彼女に対する気持ちが冷めてしまっている可能性があります。

好きでもない相手に、自分から連絡しようとはしませんよね？または、彼女への気持ちが薄れてしまったことによる罪悪感から、連絡を避けているのかもしれません。中には、このまま距離を置こうと考えている可能性もあります。

あまりにも連絡が少なく、会う頻度が少なくなってしまった場合は、彼氏に気持ちを確認してみる必要があるでしょう。

連絡が少ない理由は人によってさまざまです。自分にとっては少ないと感じていても、他の人に比べると多い場合もあるでしょう。

では、一般的な男性が彼女と連絡を取る頻度はどれくらいなのでしょうか？

大多数は「毎日」が理想

あるアンケート調査によると、意外にも、半数以上の男性が彼女とは毎日連絡を取りたいと思っているようです。

朝「おはよう」から始まり、寝る前の「おやすみ」の連絡を入れるだけでも、繋がっていると実感できますよね。毎日長々とメールのやり取りをするのではなく、短い文章で会話をすることは、相手にとってそんなに負担にはなりません。

毎日連絡を取っていると、話のネタがなくなってしまう心配もありますが、「今日はどんな1日だった？」「今日は忙しかった、疲れたよ」など、その日のことについてちょっとした報告をすることは、多くのカップルの間で習慣になっているようです。

なかには「週2～3日」の彼も

毎日だとお互いに縛られているような気がするので、週に2～3日が丁度いい頻度だと考える男性も多いです。

「おはよう」や「おやすみ」の連絡は、毎日しているとそれが日課になってしまい、逆に、連絡をしないと相手を不安にさせてしまうことにも繋がります。その点を考えると、用事があるときや、時間ができたタイミングで連絡を取るのは、自然なことなのかもしれません。

男性の場合、仕事が忙しい時期や仕事の付き合いで飲み会が重なることも多くあります。そのような時期だと、毎日の連絡は重荷になってしまう可能性もあるでしょう。

自分の時間を大切にしたい男性は連絡が少ない

多くの男性が比較的頻繁に彼女と連絡を取りたいと考えてはいますが、それでも自分の時間を大切にしたいという気持ちは捨て切れないようです。

生活の中心が仕事になっている人や、趣味がある男性の多くは、その時間は彼女のことを考えずに仕事や趣味に集中したいのだそう。集中している時に彼女からの連絡が入ったら気が散ってしまうため、平日の夜やデートの約束をしていない週末は、連絡が少なくなってしまう彼氏もいるようです。

必要がない限り連絡はしないという考えも

「話したいことがあるなら会ったときに話せばいいのだから、必要がない限りは連絡はしない」と考える男性も少なからずいます。あくまでも、電話やLINEはデートの約束をしたり、何かあるときの連絡手段であって、常に繋がっている必要はないという考え方です。

そのような彼氏は、メールやLINEではなく電話で要件を伝えるケースが多いでしょう。LINEは面倒なので、電話の方が早いと考えます。

カップルのタイプにもよる

連絡頻度は、彼氏や彼女の性格やタイプによってさまざまです。お互い淡泊なカップルは、必要最低限しか連絡を取らないでしょうし、毎日連絡を取るのが当たり前だと考える人も多くいます。

また、付き合いたてのカップルと、何年も交際を続けているカップルでは、その頻度も違ってくるでしょう。

連絡が多い少ないは、他の人と比べるよりも、彼氏との関係性や彼氏の性格を考えて判断しましょう。

連絡が少ないのは、彼氏の生活環境や性格が大きく影響していることが分かりました。

ここからご紹介したいのは、男女の脳の違いです。連絡が少ないことには、これまでご紹介した内容に加えて、男性脳が関係している可能性が高いのです。

彼氏の脳の作りや女性脳との根本的な違いを理解していきましょう。もちろん、すべての男性に等しく当てはまるとは言えませんが、以下のような傾向があることを知っておいても決して損はないでしょう。

男性は「論理的・シングルタスク」

一般的に男性は、物事を論理的に考える脳を持っています。物事には必ず結果があり、その結果が重要であるという考え方です。

また、男性脳はシングルタスクだとよく言われおり、1つのことに集中するのに向いています。逆を言えば、1つのことにしか集中できないということです。

したがって、仕事や私生活が忙しいときは、今すべきことに集中してしまうため、彼女への連絡が少なくなってしまいます。彼女と連絡を取るのは、愛情を確認したい時や、デートの約束をする時。連絡を取ることに何か理由がないと、動こうとしない傾向にあります。

女性は「感覚的・マルチタスク」

男性の脳とは反対に、女性脳は感覚的でマルチタスクに向いています。

物事の結果は重要ではなく、その瞬間の感覚で恋愛を楽しみ、多くのことを同時進行できます。どんなに忙しくても、彼氏のことが気になれば用事がなくても連絡をします。仕事中に彼氏から連絡が来ても、集中力を保てる脳を持っているのです。

そもそもの脳の作りが違うため、女性からすれば「何で連絡が少ないんだろう」と不安になるようなときでも、男性は全く悪気はなく、目の前のことに集中しているだけのケースが多くあります。

察してほしい女性と、言わないと分からない男性

カップルのケンカで「彼女が何で怒っているのか分からない」「怒っている理由を聞いても言ってくれない」というシチュエーションによく遭遇するでしょう。

そんなとき、彼女は「言わなくても分かるでしょ」と思っていて、感覚で察して欲しいと考えているのです。ですが、彼氏の方は論理的に考えているので、理由や原因を言われなければ分かりません。

多くの男女が頻繁にこのような状況に陥ってしまうのは、根本的に男女の脳が違うからであり、それを理解していないからだと言えるでしょう。

男性は遠くにあるものに注目してしまう

男性脳には、奥行き認識が得意だという特徴があります。男性は距離を測るときに奥行きを測りたがるようにできているのです。さらに、男性はより遠くにあるものに意識を集中させてしまう傾向にあります。

彼氏が彼女よりも会社や仕事の関係者、友人を優先させてしまうのはこのためかもしれません。彼女は1番近い存在ですよね。それよりも遠い、社会の方に目を向けてしまうのです。

この男性脳の特徴さえ知っておけば、連絡が少ないのは彼氏の1番近くにいる証だという考え方も出来るでしょう。

男性は事の経過よりも結果を気にする

連絡を取ることは、カップルにとって愛情確認でもあり、お互いの状況を知る手段でもあります。ですが、男性には物事の経過よりも結果を気にする性質があるので、彼女が自分の側にいてくれて、元気であれば、それで満足するのです。

男性は女性の長々とした話が苦手です。話している途中で「それでオチは？」「最終的にどうなったの？」と結果を求められることも多くあるでしょう。一方で、女性は結果はどうであれ、話をしたいだけなのです。

このような男女の性質の違いから、すれ違いが生じたりケンカになったりすることも多くあるのではないでしょうか？

彼氏からの連絡が少ない理由を見てきて、少し不安な気持ちが軽くなったのではないでしょうか？

それでも、連絡が少ないのは寂しいですよね。ここからは、彼氏からの連絡が少ないときの対処法をご紹介していきます。男性の脳の仕組みを理解しつつ、うまく対処していく方法はこちらです。

遠慮せず自分の思いを伝える

男性は、はっきり言われないと気づかないことが多いです。先ほどもご紹介しましたが、女性からの「察して欲しい」は、大多数の男性に通用しないと考えていいでしょう。

彼氏からの連絡が少なくて不安なときは、その気持ちをきちんと相手に伝えてみましょう。「最近連絡が少ないけど、何かあった？」「もう少し連絡入れて欲しいな」と、相手を責めずに控えめに伝えるのが効果的です。

無意識に連絡頻度が減っていた場合であれば、きっとあなたの気持ちを理解して、歩み寄ってきてくれるでしょう。

彼氏の話を最後まで聞く

基本的に男性は、多くを語ろうとしません。何か思っていることや気になっていることがあっても、口では言わずに内に秘めてしまうのです。そんな彼氏の心を軽くしてあげるためにも、時には聞き役に徹してみましょう。

話したらスッキリするということが実感できれば、今後はあなたにいろいろな話をしようとしてくれるはずです。また、2人の間にしがらみがあった場合でも、きちんと話し合えば解決に向かえるでしょう。

彼氏と同じ趣味を体験してみる

仕事や趣味を優先させてしまい、連絡が少なくなってしまう場合は、彼氏の趣味を一緒に体験してみるのが効果的です。

自分の好きなことを恋人が好きになってくれることは、嬉しいことです。彼氏の趣味に興味を持って、一緒に楽しめる環境を作っていきましょう。

共通の趣味を持つだけで、会話が盛り上がります。一緒に楽しめる趣味がない場合は、彼氏が興味を持ちそうなことに一緒に挑戦してみるのもいいでしょう。連絡が少ないのであれば、まずは会話のネタを増やすことを意識してみてはいかがでしょうか？

魅力的な女性を目指して自分磨きをする

もし、彼氏の気持ちが離れているのではないかという不安があるのなら、今のうちに自分磨きをして、彼氏を夢中にさせるような女性になりましょう。

彼氏からの連絡が少なくなっただけで、まだ別れを告げられていないのであれば、彼氏の心を取り戻すチャンスは十分あります。

彼氏好みのファッションを取り入れてみたり、イメチェンをしてみるのもいいでしょう。何か思い当たるところがあるのなら、自分の悪いところを直していきましょう。

1回の連絡を短めにする

毎日連絡を取っていた人は、連絡するネタがなくなってしまい、内容のないLINEや電話をしてしまうことも多いでしょう。内容のない連絡も悪くはありません。ここで大切なのは、簡潔に終わらせられるかどうかです。

忙しい時間帯や疲れているときなどに、終わりのないメールのやり取りをするのは、苦痛ですよね。毎回それが続いてしまうと、「今メールをしたら、何十分も彼女に時間を取られてしまうかも」という意識が働き、連絡をすることに抵抗を感じてしまうようになります。

連絡の頻度を増やしたいのであれば、1回の連絡は簡潔にしましょう。

彼氏からの連絡が少なくて不安が増してくると、いろいろなことを考えてしまいます。考えすぎて、悲観的になってしまう人も多いでしょう。

そんなときに、彼氏にやってはいけない行動をご紹介します。連絡が少ない彼氏への対処法としては、逆効果になる可能性が高いので注意してください。

彼氏の浮気を疑う

彼氏からの連絡が少ないと、つい頭をよぎってしまうのが「他の女と一緒にいるんじゃないか」という疑いです。

どんなに彼氏のLINEや電話での態度が変わっても、彼氏の浮気を疑うような言動は控えましょう。もし浮気をしていなかった場合、これまで築いてきた信頼関係が一気に崩れてしまう可能性があります。

連絡が少なくなったのが、仕事が忙しかったという理由の場合は、さらに最悪です。ただでさえ忙しくて余裕のない彼氏は、あなたの言動に怒ってしまうでしょう。

連絡が少ないことに怒ってあえて連絡を絶つ

「何で連絡してくれないの？」と、彼氏からの連絡が少ないことにイライラすることもあるでしょう。その仕返しとして、自分から連絡を絶つことはおすすめしません。

彼氏の気を引くのに効果的な場合もありますが、反対に、そのままお互いの距離が離れていってしまう可能性もあります。一か八かで連絡を絶つのはリスクが高すぎるでしょう。

連絡を一切絶つのではなく、彼氏のペースに合わせるつもりで、少なめにしておくのが賢明です。

連絡が少ないことを責めて強制する

「毎日連絡して！」と連絡を強制することは、束縛です。男性は束縛を嫌います。さらに、強制されればされるほど、それが嫌な作業になってしまう可能性が高いでしょう。

連絡が少ないことを責めてもいけません。連絡が少ないのには何か理由があるはずです。忙しいのか、連絡する理由がないだけなのか、元々マメなタイプじゃなかったのか？

彼氏を責める前に、相手の気持ちや状況を理解してあげる努力をしてみましょう。

仕事を優先させていることに不服を言う

いくら連絡が少なくて放っておかれたとしても、絶対に言ってはいけないのが、「私と仕事どっちが大事なの？」のような、仕事と自分を天秤にかけるような言葉です。

男性にとって、仕事と恋愛は全くの別ものです。比べることもできなければ、どちらかを捨てることもできません。仕事を優先しているからといって、彼女への愛情が少ないわけではないということを、きちんと理解してあげましょう。

連絡が少ないだけだったら、何とか対処法はあります。ですが、連絡が少ないどころか、LINEを無視されたり、連絡が全く取れない場合はどうしたらいいのでしょうか？

ここからは、彼氏と連絡が取れないときの考え方やすべき行動について解説していきます。

追いかけたくなるような「自立した女性」になる

彼氏との連絡が取れない場合は、彼氏がよほど忙しくて余裕がない場合か、あなたへの興味を失っている可能性が高いです。

どちらにしろ、今できることは、何とか彼氏の気持ちを自分に向けることでしょう。そのためには、彼氏が追いかけたくなるような、自立した女性になるように努力してみましょう。

彼氏と連絡が取れなくて、気づけば彼氏のことで頭がいっぱいになっていませんか？気持ちが離れていきそうな男性は、追いかければ追いかけるほど逃げていきます。追いかけるのを止めて、自分自身に意識を向けてみましょう。

彼氏以外のことで私生活を充実させる

彼氏のことで落ち込んで悲観的になっている女性より、辛いことはあるけれど、前を向いて努力している女性の方が素敵だと思いませんか？

彼氏を追いかけさせるには、あなた自身が輝いていないといけません。そのために、彼氏以外のことで私生活を充実させましょう。

仕事や趣味、女磨きや生活環境の改善など、何でもいいのです。一旦彼氏から離れてみると、今まで見えなかったものも見えてくるはずです。

万が一、別れを切り出されても笑顔で対応を

今後は、彼氏から別れを切り出される可能性も視野に入れておいた方がいいでしょう。彼氏のことが大好きで、「別れたくない」と思う気持ちも分かりますが、ムリに繋ぎ止めておいても状況は変わりません。

1度別れても、ヨリを戻すカップルは多くいます。しかし、円満に別れることができなければ、復縁は難しいでしょう。もし彼氏との復縁を望んでいるのであれば、別れるときはできる限り笑顔で対応しましょう。

ヨリを戻したくなるほど幸せそうな女性になろう

彼氏と別れたあとは、きっと寂しさや辛さが湧いてくるでしょう。その辛い期間を乗り越えることができたら、次は彼氏の気持ちを取り戻すことに集中してください。

彼氏が「手放すべきじゃなかった」と後悔するような、素敵な女性になること。「別れたのに、何だか幸せそうだな…」と悔しくなるような、幸せな女性になること。これが目標です。

そのように思わせることができれば復縁の可能性も大いにありますし、あなた自身が立ち直って、次の恋愛に進める可能性が高いです。

彼氏の連絡が少ない原因や、男性心理、男女の脳の違いについてご紹介してきましたが、いかがでしたか？

連絡が少なくて不安なときは、まずは彼氏の考え方や状況を思い浮かべて、冷静に判断してみましょう。他に思い当たることがなければ、男性脳によるすれ違いの可能性が高いです。

お互いを理解して、連絡頻度を気にする必要がなくなるほどの、信頼関係を築いていってくださいね。