恋人と別れたくない…引き止める方法はある?
とはいえ、恋人はすでに別れを決意しています。引き止めるには、それなりの努力や方法が必要になってくるでしょう。
今回は、別れたがっている恋人を引き止める方法やコツを伝授します。失ってから「やっぱりあのとき、全力で引き止めるべきだった…」と後悔しないよう、やれることを精一杯やっておきましょう。また、恋人を引き止めるための方法に加え、恋人が別れたがる理由も考察していきましょう。
恋人と別れたくないと思う男女の心理
ここでは、恋人と別れたくないと思う男女の心理を紹介します。自分の気持ちを深く知るための参考にしてください。
相手のことが好きだから
恋人と別れたくない理由として一番多いのは、単純に「好きだから」でしょう。相手を思う気持ちが強く、失いたくないと思う相手だから、別れたくないと思っているはずです。恋人への思いがまだ燃えているうちは、簡単に別れを受け入れることはできないですよね。
別れる理由に納得できないから
別れ話をされる時、大抵は「○○だから別れよう」と言われるでしょう。その時の別れたい理由に納得できなかったら、当然別れたくないと思ってしまいますよね。
恋人に誤解されている場合は、特にそうでしょう。誤解をしっかり解きたい、話せば分かるはず、という思いになりますよね。恋人が別れたいと思っている理由が受け入れがたいものだと、別れたくないと思うのはごく自然なことでしょう。
恋人に依存してるから
恋人に依存してしまう人は、意外と少なくありません。なんとなくいつも恋人と一緒に居たり、連絡を頻繁にとっていると、相手の存在がなくてはならないものになっていきます。そんな相手を失ってしまうとしたら、「生きていく希望を失ってしまう」と絶望する人もいるでしょう。
恋人に依存している人は多いものの、自分が依存していることに気付いていない場合もあります。その場合、別れたくない明確な理由をはっきり自覚できない人もいるでしょう。「好きは好きだけど、なぜこんなに別れたくないと思ってしまうのか、自分でも分からない…」という場合、依存している可能性もあるのです。
恋人以上の人に出会う気がしないから
相性が良かったり、付き合いが長くなってくると、恋人が自分にとっていかに大切な存在かが分かってきますよね。「自分に合う人はこの人しかいない」「きっとこの人以上の人にもう出会わないだろう」と思うこともあるでしょう。
今の恋人にこのような思いを持っているために、別れたくないと感じることもあります。自分にとって理想の人、これまで感じたことのない思いを抱いた恋人であれば、別れたくないと思うことは当然なことでしょう。
今までの思い出があるから
恋人と付き合うことになった時の思い出、一緒にデートした思い出、喧嘩した思い出など、恋人との思い出はたくさんあるでしょう。「別れよう」と言われた時に、その思い出が走馬灯のように頭を駆け巡ることで、「別れたくない」と思うこともあります。
思い出の一つひとつに、「楽しい」「嬉しい」などさまざまな感情が込められているはずです。「寂しい」「つらい」もあるかもしれません。それを一緒に乗り越えてきた思い出があると、別れがたくなってしまうこともあります。
恋人が別れたいのはなぜ?その理由とは
なぜ、恋人はあなたに別れを切り出したのでしょうか?その理由を探っていきましょう。
あなたに不満がある
これまで口にしなかっただけで、恋人はあなたに対し、不満を抱えていたことが考えられます。「それなら言ってくれれば良かったのに…」と思うかもしれませんが、もしかしたら恋人は、これまでに不満があるというサインを出していた可能性もありますよね。
あなたがそのサインに気づかなかったり、言動を改善してくれなかったりして、恋人の不満が募った場合は、最終的に別れを選択されることもあります。別れまで考えるということは、恋人の中に相当な量の不満が積み重なっていたのでしょう。
あなた以外に好きな人ができた
あなたと付き合っていながらも、他に好きな人ができてしまったことも考えられるでしょう。偶然出会った人のことを好きになってしまった、あるいはあなたとうまくいっていない時に支えてくれた人がいたなど、新たな異性の登場により、あなたへの好意がなくなってしまったケースです。
このケースの場合、引き止めるのはかなり難しいです。あなたに対する愛情がなくなってしまっているので、引き止めるにはかなりの努力が必要でしょう。
マンネリになってしまった
同じ相手と長い期間一緒にいれば、マンネリになってしまうことはよくあることです。それによって刺激がなくなり、「もうこの人のことを好きじゃないかも…」と感じることもあります。
恋人関係が数年続いている、または、付き合い始めてから毎日のように一緒に過ごしている場合、マンネリが理由で別れを告げられた可能性があるでしょう。
一人になって自由になりたい
「自由になりたい」という思いから、別れを切り出す人もいるでしょう。あなたを好きではなくなったとか、気持ちが冷めたという理由からではありません。「自分の時間を持ちたい」「好きなことをしたい」と思うことが多くなったのでしょう。
恋人がいる状況だと、相手に束縛されたり、相手の都合に合わせて行動しなければいけなかったりしますよね。恋人はそれが苦痛だったのかもしれません。
先が見えない
年齢や状況により、「次に付き合う人と結婚したい」「結婚を前提に付き合いたい」と思う人もいます。こうした人が別れを切り出した場合、あなたとの将来が見えなくて、別れを切り出した可能性があるでしょう。
例えば、浪費癖がひどい相手や、よく嘘をつく相手と付き合っていたら、先が見えてこないですよね。「この人との結婚はないな…」と思って見切りをつけて、別れを切り出した可能性もあります。
喧嘩が絶えない
いくら好きな相手であっても、考え方や価値観が異なれば、衝突してしまうことも多いでしょう。その結果、会っても喧嘩ばかりで喧嘩が絶えないという状況になり、「別れた方が良い」と考える人もいます。
恋人と過ごす時間は、楽しく素敵な時間にしたいものですよね。デートで会う時も、電話をする時も、ワクワクしたりドキドキしたりしたいでしょう。それなのに、怒りや悲しみしか湧かなくなってしまったら、一緒に居ることにメリットを感じなくなってしまいます。
なぜ喧嘩が多かったのか、根本的な解決が必要となる問題でしょう。
恋人と別れたくない時の効果的な対処法
ここで、恋人と別れたくない時の効果的な対処法を見ていきましょう。
罪悪感をあおる
別れを決意している恋人を引き止めるために、「罪悪感をあおる」という方法があります。少し強引な感じがするかもしれませんが、恋人が優しい性格で、断れないタイプ、困っている人を放っておくことができないタイプなら、かなり効果的です。
あなたが女性であれば、涙を見せながら「こんなに好きなのに…」と気持ちの大きさを見せても良いでしょう。あなたが男性であれば、「ショックで仕事に行けそうもない…」とつらそうにして見せるのもアリです。あなたの反応を見た恋人に「なんか悪いな…」と罪悪感を持たせることで、別れを引き止めることができるでしょう。
距離を置いて喪失感を抱かせる
別れを切り出した恋人が、いざあなたと離れてみたら、あなたの存在の大きさに気づいて「やっぱり好き」と感じる可能性もあります。そこで、一度距離を置いて喪失感を抱かせることも、結果的に引き止める手段になることもあるのです。
「別れたくない!」という思いをぶつけ続けても、相手は「聞く耳持たず」の状態かもしれません。その場合は、あえて距離を置くことで、あなたの存在の大きさに気付かせることもできるでしょう。
恋人を説得する
別れたくない理由が、「別れたい理由に納得できないから」であれば、恋人を説得する必要があります。相手が誤解しているのであれば、誤解が解けるまで粘り強く説明することも必要でしょう。
時間はかかるかもしれませんが、話し合いによって説得できる可能性もあります。面倒くさがらず、逆に相手が納得してくれるまで説得してみましょう。
改善や解決方法を提案する
恋人が別れたいと思っている理由が、改善、解決できるものであれば、その方法を具体的に提案することも、引き止める方法です。
例えば、「○○なところや嫌だから」という理由で別れを告げられた時、「これからこうしていくから」と具体的な改善策を提示します。それが具体的であればあるほど、「改善する見込みがある」と相手は感じてくれるはずです。ただただ「別れたくない!」と言い張るのではなく、「それなら、こうするからもう一度考え直して」と、結末の方向性を変えてみるのも良いでしょう。
恋人と別れたくない時の説得方法とは?
ではここで、別れたくない時、恋人を説得する方法をご紹介していきます。
別れたい理由を聞く
相手を説得する前に、恋人がなぜ別れたいと思っているのかをしっかり理解する必要があります。「別れたくない」「考え直して」と説得するにしても、その理由からかけ離れた内容で説得をしていては、意味がありません。
「別れたくない」という主張を引っ込めて、まずは恋人がなぜ別れたいと思っているのかをしっかり聞きましょう。理由を明確にし、相手の思いを理解すれば、自ずとどのように説得すれば良いかが見えてくるでしょう。
恋人の思いを一旦受け入れる
あなたは「別れたくない」と思っているため、ついつい相手の話を途中で遮ったり、否定したりしてしまうでしょう。ただし、相手をうまく説得したいのであれば、一旦、相手の思いを受け入れることです。
相手の話を聞きながら、「そんな風に思ってたんだね」「あなたを悩ませていたんだね」と受け止めましょう。そうすると、相手は「とりあえずこちらの話は理解してもらえた」と少し満足することできます。途中で話の腰を折ってしまうと、相手は「聞いてもくれない」「やっぱり喧嘩になる」と不満を感じて、ますます別れたくなってしまうのです。
「ちょっと待ってよ!」と口を挟みたくなっても我慢して、しっかり相手に思いを吐き出させ、受け入れる、という作業が必要になってくるでしょう。
冷静になるための時間を作る
別れ話をされた時、急なことでビックリし、感情を上手くコントロールできなくなることもあるでしょう。別れたくない一心で取り乱したり、言ってはいけないことまで口にしてしまう人も…。
別れたくないのであれば、冷静に話をする必要があります。そのために時間を作ってみると良いでしょう。恋人に答えを待ってもらい、その間に冷静さを取り戻しながら、どのように説得すれば良いかプランを練るのです。
また、説得するにしても、恋人が冷静でないと受け入てもらいにくくなります。説得を成功させるためにも、一度その場から離れてみると良いでしょう。
変わった自分を見てもらう
恋人を説得させる方法には、言葉でなく行動で示すという方法もあります。相手がなかなか聞いてくれない、納得してくれないという場合は、変わった自分を見てもらうことで説得しましょう。
そのためには、相手にもう一度チャンスをもらう必要があります。チャンスをもらうことができたら、「あなたが不満に思っていたところを、ちゃんと直していますよ」という姿を見せていくのです。
例えば、束縛が激しいことが別れたい理由なら、恋人に自由を感じてもらえるように、連絡の回数を減らします。それによって相手が「自分の時間が持てるようになった」と感じれば、説得に繋がりますよね。言葉で説得するには説得力が足りないという場合は、行動でしっかりと見せていきましょう。
別れたくない気持ちを伝えるベストなタイミング
二人とも冷静で落ち着いている時
感情的になっている状態では、説得もうまくいきません。自分だけではなく、相手も冷静で落ち着いている時に、「別れたくない」と伝えるのがベストでしょう。
別れたいと考える人と、別れたくないと考える人、共に意見が違うわけですから、喧嘩に発展したりしてぶつかることもあり得ます。その場合は、一旦離れてお互いに冷静になる必要があるでしょう。
時間に余裕がある時
別れ話を切り出されたタイミングにもよりますが、寝る前の時間だったり、仕事中だった場合、話に集中することができませんよね。その場合は、時間に余裕がある時まで持ち越す方が良いでしょう。
他のことで気が散っている時、眠気に襲われている時に「別れたくない」と伝えても、しっかりと思いが伝わらずに終わってしまうことがあります。そのため、お互いに時間に余裕があり、話に集中できる環境で「別れたくない」と伝えるようにしましょう。
一度別れて離れた時
別れたくないと激しくしがみつくよりも、一度離れ、後から「別れたくない」と伝えた方が良いケースもあります。
色々と話し合い、その場では一旦「分かった」と相手の要望を受け入れて別れます。そして離れた後、少し時間を置いてから、「ごめん、やっぱり別れたくない」と連絡します。この方法で気持ちを伝えると、恋人は後ろ髪が引かれる思いになるかもしれません。
特に、別れを切り出した恋人が、「これで良かったのかな…」「本当に別れることになるとは…」と少し後悔していたら、このタイミングは効果的でしょう。その場で「別れたくない」と伝えるより、実際に別れて離れた後の方がベストタイミングになることもあるのです。
相手が情を見せた時
相手が情を見せた瞬間に、「別れたくない」と伝えても良いでしょう。別れ話をしている最中に、相手が「本当はこうしたかったけど…」「こうだったら結果が変わってたかも…」などと情を見せたら、「別れたくない」を伝えます。
あなたに説得されて、恋人の気持ちが揺らぐ瞬間があるはずです。その瞬間を見逃さないよう、しっかりと相手の反応も見ておきましょう。
別れたくない時に伝える言葉とは?
別れの理由に対する謝罪
別れたくないという思いでいると、どうしても自分の思いを一方的に言葉にしてしまいがちです。しかし、別れの理由があなたにあるなら、それに対する謝罪がまず先に必要となるでしょう。
別れを切り出した恋人の心中には、これまでずっと葛藤や不満があったはずですよね。それだけ相手を悩ませてきたわけですから、そのことに対する謝罪はあった方が良いです。別れたくないという思いを伝えるのはその後にして、まずは「ごめんね」の一言を伝えましょう。
変わる努力をすること
恋人があなたに対して不満がある場合は、「変わる」ことを言葉にすると良いでしょう。恋人と別れたくないなら、恋人が不満を抱いている原因を改善する必要がありますよね。
あなたにとってそれが難しいことでも、変わろうと努力している姿は見せることができます。その姿や言葉で、相手の気持ちを覆すことができるかもしれません。
正直に話してくれたことに感謝する
「別れたい」と口にした相手は、それなりの覚悟や思いを持っているはずです。これまで不満をため込んできたとしたら、あなたに別れの意思を伝えることにも勇気が必要だったかもしれません。勇気を出して思いを話してくれたことに対して、「ありがとう」と感謝の気持ちを述べるのも良いでしょう。
別れたければ、そのまま黙ってあなたに伝えず、音信不通になったり自然消滅しても良かったはずです。しかし、これまでのあなたとの関係があるからこそ、しっかり言葉にして伝えてくれたのです。
もしかしたら、「別れを口にすれば直してもらえるかも…」とあなたに期待して、別れ話をしたかもしれませんよね。思いを伝えてくれたこと、不満を吐き出してくれたことに、「ありがとう」と応えても良いでしょう。
「別れたくない」とストレートに
回りくどい言い方をしたり、なんとか説得しようと言葉を尽くすことで、かえって「別れたくない」という主張が伝わらなくなる可能性もあります。別れたくないなら、素直に「別れたくない」とストレートに伝えましょう。
長々と説得するよりも、先に「別れたくない」という結論を言葉にしてしまった方が、相手も何のために説得されているのかがわかりやすいでしょう。
別れたくない時の気持ちの伝え方とコツ
気持ちを素直に伝える
別れるか別れないかというピンチの状態で、変に強がったり、思ってもいないことを言葉にしないことが重要です。
相手の気持ちを動かすためには、気持ちを素直に伝えることが最大のコツ。「寂しい」「そばにいてほしい」「離れたくない」と思ったら、そのまま言葉にして伝えた方が相手に響きます。恥ずかしさやプライドを捨てて素直になることが、あなたに必要です。
考える時間を相手に与える
「別れたい」と口にするほどですから、恋人の気持ちはそう簡単に変わらないでしょう。あなたの説得によって、相手の気持ちがその場で変わってくれれば良いですが、そうはいかない状況も考えられます。
「別れたくない」と伝えても、なかなか相手が受け入れてくれないと感じたら、その場で答えを出してもらおうとせず、相手に考える時間を与えること。これも別れを阻止するための重要なポイントです。
気持ちが固まっている相手に、今すぐに考えを変えてもらおうとしても難しいですよね。一旦冷静になって考え直すことで、相手はあなたに可能性を感じ、「もう一度頑張ってみよう」という気になるかもしれません。
普段冷静なら感情を見せることもコツになる
あなたが普段、物事に動じないタイプの人であれば、感情を見せることもコツになります。いつも驚いたり悲しんだり、喜ぶといった感情を表に出さない人が、泣いたり必死になったりする姿に、相手はビックリすることでしょう。
相手は「そんなに別れたくないんだ」と思うでしょうし、あなたの新たな一面を見て心を動かされるかもしれません。感情を表に出すことは恥ずかしいことではありません。別れるか別れないかのピンチを迎えているのですから、相手に伝わる言動を優先しましょう。
それでもダメなら最後は笑顔を武器にする
どんな方法を使っても、恋人の気持ちを覆すことができないなら、最後は笑顔を武器にしましょう。
笑顔で「今までありがとう」「楽しかったよ」「寂しいな…」「つらいな…」と伝えてみるのです。笑顔で心情を吐露すると、相手の気持ちに変化が見られることがあります。どんな方法でもダメなら、最後は笑顔を武器にするのです。
交際期間が長ければ長いほど、この「最後に見せる笑顔」はつらく切なく感じるもの。どうしても別れたくないのであれば、最後の最後まで粘ってみましょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!