別れ話を切り出されたけど別れたくない!
相手は前々から別れようと考えていたかもしれません。あるいは、相手が心変わりしてしまうような出来事があったのかもしれませんね。だとしても、別れを望んでいない側としては、突然のことでパニックになってしまうでしょう。
今回は、別れ話を切り出されたものの「別れたくない!」と思っている人に向けて、別れを回避する説得方法をご紹介していきます。また、相手がなぜ急に別れ話を持ちかけてきたのか、相手の心理や二人の間にある問題を解明し、今後の対策を練っていきましょう。
別れ話をされても別れたくない理由
別れ話を切り出された時、なぜ別れたくないと思ったのか、よくある理由を見ていきましょう。相手に対してこんな思いや考えはを抱いていませんか?
今の相手以上の人に出会えないと思うから
あなたが別れたくない理由は、「今の相手以上の人に出会えないと思うから」ではないでしょうか。こんなにも好きになったことがない、理想通りの人など、滅多に出会えないであろう相手と付き合えていることで別れたくないと思っている状態です。
自分にはもったいないと思えるほどの恋人、今までに出会ったことのないような人と付き合えている場合は、当然相手を失いたくないと思うもの。自分にとって最高の恋人だと感じていれば、別れたくないと思うのは当然でしょう。
別れの理由に納得できない
相手から別れ話を切り出された時に聞いた「別れの理由」に納得できず、別れたくないと思う人もいるでしょう。
相手の気持ちが冷めたとか、他に好きな人ができたといった事実が理由ならまだ納得できますよね。しかし、「○○にはもっと良い人がいるはず」とか「忙しくて会えなくて○○が寂しい思いするから」などといった優しい理由では納得できないでしょう。
恋人の勝手な思い込み、決めつけなどによって別れ話をされた場合は、特に納得できないはずです。
負けた気がするから
別れ話を受け入れて別れてしまえば、あなたはフラれた立場になります。それにより「負けた気がする」と感じてしまうため、別れたくないと考える人もいるでしょう。
プライドが高く、相手にフラれるという状況が嫌で別れたくないと考える人の中には、自分から別れ話をする分には別れても良いと考える人もいます。
お互いに冷めきっていると分かっているカップルなどは、いつ別れてもおかしくない状況ですよね。その状態で相手から別れ話をされたことに「ムカつく!」「許せない」と感じ、別れたくないと感じていることもあるのです。
このように負けず嫌いな人は、意地を張って「別れたくない」と言っていることもあるでしょう。
一人になりたくないから
相手と別れれば、大抵の人はしばらくの間恋人がいない状態になりますよね。そのことを想像すると、「独りぼっちになる」という感覚になるはずです。そして「寂しい」「一人になりたくない」という思いが芽生え、別れたくないと思う人もいるでしょう。
恋人に依存していた人、交際が長かった場合など、相手のいる生活が当たり前になっていた人にとっての、別れ話は寂しくもあり辛く感じるものです。好きだから別れたくないのではなく、一人になることが怖く、寂しさに耐えられそうにないから別れたくないと思う人もいるでしょう。
男女が別れたくなる恋人の特徴
つい別れたくなってしまう恋人とは、一体どんな人なのでしょうか?体験談と共に、その特徴を見ていきます。
束縛や干渉が激しい
「彼女の束縛と干渉が毎日きつく、ストレスがたまりにたまって別れ話を切り出した。好きな気持ち以上に疲れが勝ってしまった。」(23歳/男性/工場勤務)
恋人の束縛や干渉が激しいと、窮屈な恋愛を強いられるでしょう。友達とも自由に遊べない、一人の時間も持てないとなれば、当然「一緒にいても辛い」と疲れを感じるようになります。別れた方が気持ちや生活が楽になるのが明らかならば、恋人と別れたくなるのも仕方ありません。
他の異性の話ばかりしてくる
「モテるアピールなのか分からないけど、他の異性の話ばかりしてくる彼氏にどんどん冷めて別れたくなった。」(29歳/女性/インストラクター)
自分の前で他の異性の話ばかりされたら、面白くないと思うのは当然でしょう。もしかしたらこの女性の彼氏は、彼女に嫉妬してもらいたくて異性の話を出していたのかもしれません。だとしても、頻繁に聞かされていれば思いも冷めてきてしまいますよね。
ネガティブな言動が多い
「すぐ泣いたり愚痴や不満を言ったりと、何かとネガティブな彼女と付き合った時は、自分まで気持ちが滅入ってきて。悪影響を受けちゃうなと思って別れ話を出した。」(30歳/男性/営業)
ネガティブな言動が多いことも、別れたくなる恋人の特徴でしょう。一緒にいても楽しいと思えず、さらに自分までネガティブな感情になってしまうとなれば、その交際が自分にとってプラスにはならないと判断しますよね。
愚痴や不満といった負の感情を恋人に吐き出すことは、相手に心を開いている証拠でもありますが、その頻度が多ければ負担に感じられてしまうでしょう。
上から目線で否定ばかり
「いつも上から目線で否定ばかりしてくる彼氏とは、一緒にいてもイライラすることばかりだった。」(25歳/女性/ネイリスト)
恋人に対し常に上から目線、そして恋人の言動を否定してばかりいる人とは別れたいと思うでしょう。「ああしろ、こうしろ」と指示や命令が多く、否定までしてくるとなれば、相手に対してイライラが募ってきてしまいますよね。
どこか「付き合ってやってる」と言わんばかりの態度に、こっちから願い下げだと感じる人は多いです。
別れ話寸前?相手が別れたいと思っているサイン
ここでは、別れ話の前に見られるサインを見ていきましょう。恋人にこんな様子が見られたら危険かもしれません。
返信が遅い
相手からの返信が遅い場合、別れ話の前兆の可能性があります。やりとりをすることが苦痛になっていたり、変に期待させないでおこうという思いが相手にあると考えられるでしょう。
返信が遅い場合はもちろんですが、以前と比べて連絡の頻度が減った、あるいは相手から連絡が来ることがなくなったという場合も同じ状態です。恋人への気持ちや関心が薄れているだけでなく、「あまり繋がっていたくない」とすら思っているかもしれません。
それに対しあなたが返信を催促したり、過度に連絡を増やしてしまえば、別れ話までのカウントダウンを早めてしまうでしょう。
2人の未来の話をしない
何の問題もないカップル、上手くいっているカップルであれば、2人の未来の話をします。「次のデートいつにする?」といった近い未来の話もあれば、「一緒に生活したら…」「今度旅行したいね」といったかなり先の未来の話もするでしょう。
こうした2人の未来の話が一切出なくなったら、それは別れ話をされる寸前かもしれません。近い未来の話だとしても、それまでに関係がどうなっているか分からない、または期待を持たせたくないという思いから、話題に出さないようにしている可能性が考えられます。
あなたの方から次回のデートの話をしても、「まだ分からない」などと曖昧に濁されることも同じ状況です。
話を聞いていない
あなたが話したことを覚えていない、あるいは適当に相槌をうたれ「え?なに?」と聞いていない様子が見られたら、近い将来別れ話を切り出される可能性があります。
相手の話を聞かないのは、興味がないからです。相手のことが好きで関心や興味があれば、相手の話に耳を傾けますよね。
また、話を聞いていない場合には相手が他のことを考えているケースもあります。例えば、他に気になる異性がいるとすれば、恋人と一緒にいる時にもその人のことばかり考えてしまい、上の空状態になることもあるでしょう。
関心や興味を持たれなくなるのは、好きな気持ちが薄れている証拠。別れ話を切り出されるのは時間の問題かもしれないですね。
自分の話をしない
相手の話を聞かないことも別れ話の前兆と言えますが、自分の話をしなくなった場合も危険です。自分のことを相手に把握してもらいたい、理解してもらいたいと思わなくなったことが理由だと考えらます。また、他に気になる人がいる場合は、自分から話をしてボロを出したくないと考えている可能性もあるでしょう。
どんな理由にせよ、別れ話が近いと会話が減ってくることは明らかですね。コミュニケーションが取れず、相手が何しているかも分からないといった関係性になってきたら、相手は別れを考えている可能性が高いでしょう。
別れたくない!別れ話をする恋人の説得方法【前編】
ここからは、別れを防ぐ説得方法をご紹介していきます。
感情を抑えて冷静に話す
恋人からの急な別れ話にパニックになり、冷静さを失う人がいます。しかし、別れたくないのであれば感情を抑えて冷静に話す必要があるでしょう。
感情的なまま「別れたくない!」「なんで急に?」と泣いたり怒りながら話をしてしまうと、相手は責められているかのような感覚になり、別れたいという思いをさらに強めてしまいます。
冷静に落ち着いて話をすれば、相手も聞く耳を持ちやすいです。まずは自身の感情のコントロールが必要になるでしょう。
別れたい理由をしっかり聞く
別れたくないという思いが強いと、相手との別れという結末だけに目がいきがちです。ですが、相手が別れたいと思った理由を解決しないことには、相手の考えを変えることはできませんよね。
別れたくないと思っている人こそ、相手が別れたいと思った理由に着目すべき。その理由が改善、解消されれば、相手の気持ちが変わることだってあるのです。
「離れるなんて嫌だ」「ひどい!」と感情的に結論だけを否定するのではなく、なぜ別れたいと思ったのかを知り、対処法を見つけていく必要があるでしょう。
別れたくないと素直に伝える
あなたが別れたくないと思っていることを、素直に伝えておくべきでしょう。その時は、遠回しな言い方や察してもらう言い方ではなく、ストレートに別れたくないと伝えるべき。「こんなにも長く付き合ったのに?」「これからどうしろって言うの?」など、別れたくない思いを他の言葉で伝えると、かえって誤解やすれ違いが生じやすいです。
ただし、「別れたくない!」の一点張りでは説得できません。なぜ別れたくないのか、別れないためにどうしていくかといった思いも同時に伝えていくべきでしょう。
その場で結論を急ごうとはしない
別れたくないという思いが強いと、どうしても「早く別れ話を撤回してほしい」と思ってしまいます。しかし、相手は一度は別れを決心したのですから、そう簡単に気持ちを動かすことはできません。その場で結論を急ごうとするのではなく、一旦保留にし距離を置くことも大事でしょう。
別れ話をしている二人は、落ち着いて冷静に物事を考えることが難しい状態です。お互いに思いを伝え合い理解したところで、一度離れ一人で考える時間も必要でしょう。
あなたに改善すべき点があり、努力し直すということを伝えたとしたら、冷静になった時に相手が「様子を見てみよう」「もう少し付き合ってみよう」と考えてくれるかもしれません。別れを決意した人の気持ちを変えることはなかなか困難であるため、相手にも考える時間を与えた方が良い結果をもたらしやすいでしょう。
別れたくない!別れ話をする恋人の説得方法【後編】
別れたくないと思ったら、やれるだけのことはやってみるべきです。引き続き、別れ話をする恋人への説得方法を見ていきましょう。
欠点を改善するための具体的なプランを考える
あなたに嫌なところや我慢できないところがあり、恋人が別れたいと言っている場合は、その欠点となるところを改善していく必要があります。とはいえ、今すぐに対処できることもあれば、改善までに時間がかかってしまう問題もありますよね。
「感情的になるところが嫌」など、もともとの性格に関わる理由の場合は、ある程度の期間が必要となったり、相手に一定期間見てもらう必要があります。相手がもう少し様子を見てみようと思えるよう、どのように改善していくのか具体的なプランを考えると良いでしょう。
「些細なことで怒らないようにするから、もう1ヶ月見ていてほしい」といったように、目安となる期間も設けてみると良いです。直るかもしれないという期待が持てれば、相手も待ってくれる可能性が高くなります。
相手に伝わるまで努力する
自分の悪いところを改善すると決めた以上は、しっかりと努力しなければなりません。「とりあえず別れないでおく」と相手が結論を出してくれた時、つい油断してしまい改善する努力を怠る人もいます。が、そうなってしまっては再び別れ話を出され、その時には「直すから」という説得方法が通じなくなるでしょう。
一度別れを回避できたからといって、決して安心してはいけません。様子を見るためにと交際続行が決まっても、崖っぷちな状態なのは変わりないのです。
相手が「変わってきたな」「前と違うな」と感じるまで、ひたすら努力する必要があるでしょう。
「あなたのため」と言われたら「別れる方がつらい」と伝える
恋人から「別れた方があなたのためになるから」などと言われたら、「別れる方が辛い」としっかり伝えましょう。
例えば、あなたには時間もお金も割きたい趣味があるとします。忙しく、また楽しくしている様子を間近で見てきた恋人は、寂しいとずっと感じていて「もっと会いたい」「もっとかまって」と言いたかったはずです。
しかし、大好きな相手の邪魔をしたくない、負担になりたくないという考えもあって言えず、追い詰められた結果、別れ話をしたのかもしれません。だとすると、あなたが別れたくないと思ってくれることを、相手は本当は嬉しく感じてくれるはずですよね。
相手がこちらのことを思い、優しさや思いやりで別れ話をしているケースもあります。そんな時は、別れる方が辛いことを伝えれば説得できるでしょう。
一度別れてから考え直すこともできる
恋人と別れたくないと思っている人は、なんとしてでも繋ぎ止めたいと感じるでしょう。しかし、場合によっては一度別れてみるのもアリです。
実際に別れてみて、相手があなたの存在の大きさを再認識するかもしれません。あるいは、別れたくないと思っていたあなたが、別れた後に意外と平気なことに気付き、今よりも幸せになる可能性だって考えられます。
ただ単に「一人になりたくない」とか「負けたくない」という思いから別れたくないと思っている場合、別れることで気付けることもあるため、一度受け入れることも選択肢の一つでしょう。
別れ話を回避した後にやるべきこととは?
再び別れ話を出されないよう、今後何をすべきなのかを見ていきましょう。
別れ話をされた原因を改善する
相手が別れ話を出すほど、我慢できない問題があなたにあるとしたら、その問題を解決する必要があるでしょう。「○○なところが嫌だから」と言われたところを改善し、その姿を見てもらう必要があります。
せっかく別れ話を回避できても、あなたが直っていない、直す素振りが見られないとなれば、すぐにでもまた別れ話を切り出されてしまう可能性があります。相手があなたに幻滅しないよう、しっかりと努力して問題を解決しましょう。
別れたくないと思われるよう自分を磨く
自分が魅力的になって、「別れたくない恋人」に生まれ変わることもできるでしょう。
「こういうところが嫌だな」と感じることはあるかもしれません。しかし、それ以上に「失いたくない」「好き」という魅力や気持ちがあれば、相手はあなたと別れようとまでは考えなくなるはずです。
外見、内面ともに磨き、今以上に魅力を持つべき。相手の不平不満を打ち消すほどの魅力があなたにあれば、相手は簡単に別れ話をしてこなくなるでしょう。
気持ちを入れ替えて初心に戻る
別れ話が出たことを一つのきっかけにして、気持ちを入れ替えて初心に戻ることも大切です。付き合いが長くなったことで慣れが生じ、相手に対する優しさや配慮を失い、相手の嫌がることをしてしまっているかもしれません。付き合い始めのころの初心に戻り、相手を気遣ったり思いやりを持つことが大切だと思い出すべきでしょう。
相手に対してぞんざいな振る舞いをしていませんでしたか?「これくらいなら許してくれるはず」と相手に甘えていなかったでしょうか?
今回の別れ話をきっかけに、一からのスタートだと思って相手への接し方を見直してみましょう。
考え直してくれたことを感謝する
一度はあなたと別れようと決意した恋人が、あなたの思いをくみ取り理解してくれたことで、別れを回避することができたのです。一緒にいることが当たり前、別れない選択をしたのは当然だと思わず、しっかりと恋人に感謝すべきでしょう。
「悪いところを改善するから」とあなたに言われて思いとどまった場合、相手はこれからのあなたに期待しているはずです。もちろん、あなたが何も変わらなければこのまま交際が続くとは限りませんが、とりあえず現時点では、あなたのことを信じて「別れない」という結論を出してくれたわけです。
「信じてくれてありがとう」「理解してくれてありがとう」という感謝も必要でしょう。
男女が別れたくないと思う恋人の特徴
いつも笑顔で一緒にいると癒される
男女共に、いつも笑顔で一緒にいると癒される恋人だと、別れたくないと思うようです。
一緒にいる時に笑顔が多く見られれば、自然と自分まで嬉しくなり楽しく感じますよね。その場を明るく楽しいものに変えてくれる笑顔の多い人は、一緒にいるだけで癒される存在でしょう。
自分のことを理解してくれる
何も言わずとも自分の考えていることが分かる、あるいは自分のしようとすることを応援してくれるなど、「自分のことを理解してくれる人」とは別れたくないと思うでしょう。
自分のことを理解してくれる人と一緒にいると、素の自分で居られたり過度な気遣いをせずに済みますよね。好きな相手でありながらも楽で自分らしく居られるため、自分から離れてほしくないと感じるものです。
異性から人気がある
異性から人気があることも、別れたくない恋人の特徴でしょう。別れたらすぐに他の人と付き合う可能性があり、別れることがもったいないと感じる人もいれば、一度失ったら手遅れになると考える人もいます。
異性から人気があるということは、それだけ魅力がたくさんあるということですよね。自分磨きをし続けることは、多くの異性からモテるだけではなく、恋人に「別れたくない」と思わせる方法でもあるのです。
自分にとって理想の恋人
誰もが羨むような恋人ではなくても、自分にとって理想の恋人だと、別れたくないと思う男女は多いです。
それぞれの時間を大事にできて束縛などをしない人を、理想的だと思う人もいます。または、一緒に同じ趣味を楽しめる人が理想だと考える人もいますよね。人にはそれぞれ理想があります。そんな人を恋人にできた場合は、別れたくないと思うでしょう。なかなか理想通りの人には出会えませんし、貴重な存在であるため失いたくないのです。
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