媚びない男の実態とは
「媚びない男」になるのは、意外と難しいもの。人に嫌われたくないからとやたら他人に愛想を振りまいたり、思ってもいないおべっかを使うのが癖になっているのであれば、まずはそれをやめましょう。
ではそんな「媚びない男性」になりたいあなたに、ここで媚びない男性の実態と苦労を紹介します。ぜひ目指すイメージに近づく参考にしてくださいね。
媚びない男はこんな男
失敗を恐れない
失敗を恐れない男性は格好良いですよね。男女関係なく、失敗を恐れる人は非常に多いでしょう。しかし失敗を恐れすぎると引っ込み思案になってしまい、肝心な時にも行動することができなくなってしまいます。
また失敗を恐れるという心理は、裏を返せば「失敗して誰かに責められたくない」ということ。仮に失敗したとしても責任をとることができないと怖がること自体が、媚びるという思考に繋がると言えるのです。失敗を恐れないことこそが、媚びない男への第一歩となるでしょう。
人の意見に流されない
媚びない男の条件として、「人の意見に流されない」というのは必須事項。ありがちな間違いですが、人の意見に流されないというのは、人の意見を全く気にしないということではありません。流されないといっても、必要なのは人の意見を理解する柔軟さなのです。他人の意見をしっかりと聞き理解をしたら、自分の意見とのすり合わせを図りましょう。
自分の意見を訂正すべきところが見つかったなら、恥じることなく意見を取り入れる。自分の意見が採用されるべきと感じたら、その考えに至った経緯を説明する。相手を納得させるためだけに人の意見に流されないことが、媚びない男の条件なのです。
自分に自信がある
自分に自信を持っている男性は、他人の評価を求めません。逆に、誰かに媚びるということは「自分に自信がない」からこそしてしまう行動と言えるでしょう。自分に自信がない男性は、他人に好かれたいと思う心理で悪気なく媚びてしまうことがあるのです。
他人に好かれたいという気持ちをストレートに表現できない男性ほど、ご機嫌伺いをしてしまうもの。自分に自信がある男性は、それが魅力で人を惹きつけるため、結果女性にもモテることが多くなります。ご機嫌を伺いよりも、自信を持ってナチュラルな態度を心がけることを意識しましょう。
嫌われることを恐れない
他人に嫌われることを、極力避けて生きたいと感じている人は多いでしょう。しかし本来、人間は「誰にも嫌われない」ということは不可能なのです。それを受け止められず「嫌われたくないという気持ち」を原動力に行動してしまうと、必要以上に敏感になってしまいます。
つまり他人とコミュニケーションを図る上で、嫌われたくないという心理が人の行動を制限してしまっているのです。嫌われることを恐れなければ、それだけ心のままに行動することができ、媚びない男に近づくことができるのではないでしょうか。
媚びない男は陰でこんな苦労をしている!?
甘えられない
媚びない男性の多くは、他人に甘えられないことを悩みとしているようです。なんとなく媚びない男性というと、「精神的に強くて人に頼らない」というイメージを抱いている方も多いのでは?そういったイメージが邪魔をして、甘えることが不得意になってしまうのだとか。
実際、媚びない男は一人で問題解決することを得意とするタイプが多いのは確かでしょう。ですから、一人で努力することが自然にできてしまうのです。甘え慣れていない男性には、甘えるシチュエーションを読むことが難しいのでしょう。
弱音を吐けない
周りをみる力が長けている男性は、自分が持たれているイメージを正しく認識していることがほとんど。普段は自分の強い意志で行動しているため、不安があっても他人に弱音を吐くことができないようです。しかし、どんな人にも不安になることや疲れてしまうことがあるはず。
そんな時にも強い自分を維持している男性は、かなりの努力をしていると言えるでしょう。いつでも涼しい顔をしている訳では無いということですね。
勘違いされやすい
強く意思表示をすることができる男性は、その言動故に勘違いされてしまうこともあります。例えば職場で人を注意しなければならない時など、正しいことを伝えていてもなんだか冷たい人に見えてしまったり…。なあなあで注意できない方も多いですから、比べられて厳しいというイメージを持たれてしまうのです。
また女性に対しても心にない発言はしませんから、褒められることが好きな女性にとっては素っ気ない男性だと思われてしまいます。媚びないことでもたれるイメージが悪いものになるのは、男性にとっても辛いものですね。
失敗できないプレッシャーがある
媚びない男性は、失敗できないプレッシャーを抱えている場合があります。自分自身が納得できる行動を心がけるため、行動や言動を他人のせいにすることがないからと考えられるでしょう。全ての行動が自分の判断を指針としたものであるため、失敗できないと考えてしまうのです。
失敗を恐れないほどの力強い心を持ち合わせていても、出来るだけ失敗を避けたいというのは人間の心理です。確固たる自分を確立しているからこそ、プレッシャーを感じてしまうとも言えます。他人に媚びないためには、大きな努力と強い精神力が求められるのです。
強気=媚びないではない!媚びない男の女性への対応
ここでは媚びない男がとる女性へのベストな対応をみていきましょう。
どんな女性にも平等に接する
どんな女性にも平等に接することができるのは、媚びない男に必要な要素です。平等というのは、分け隔てなく接すること。つまり相手がわがままだとか、好きなタイプだからといってあからさまに態度を変えないということです。
平等に接するには、相手の反応を気にして「こう言えば喜んでもらえるかな」などと考えないようにすることが大切です。媚びないというのは、女性に対して高圧的な態度をとるということではありません。自分の気持ちに正直に、また相手を尊敬する心を持って接することができるのが媚びないということと言えるのです。
女性を気楽にする力がある
媚びない男性には、女性を気楽にする力があります。群れて行動することなく、良い意見も悪い意見も素直に伝える力があるからでしょう。またそのような男性は、女性に言われたことをネチネチと覚えているということはありません。
そのため、女性にとっては非常に接しやすいのではないでしょうか。年齢を重ねると正直な気持ちを異性に伝えることができなくなりがちです。媚びる姿勢は、女性には案外すぐにバレてしまうもの。そのため媚びない男性こそ、女性に心地よい空間を感じさせてくれるといえるでしょう。
必要であれば、好きな女性も叱る
媚びない男性は、必要であれば好きな女性であっても叱ることができます。意外と好きな女性のことは怒ることができず、甘やかしてしまう男性は多いよう。嫌われることが怖くて、怒りたい時にまで自分を抑え込んでしまう人も多い傾向にあります。
しかし実際は今後同じ過ちをしないように、彼女が恥ずかしい思いをしないようにという男性の心が「叱る」という行動をとらせているのです。どうでも良い相手は叱りたくないと言う意見もありますから、叱るのは愛情表現の一部と考えてみてはいかがでしょうか。
相手の幸せを考えている
媚びない男は、好きな女性の幸せを自然に考えるものです。強引に自分の意見を聞かせるのは、好きな相手を思う行動ではありませんよね。好きな相手だからこそ、彼女自身に幸せを選択をしてほしいと考えるのではないでしょうか。
なぜならどんな考えで行動をして結論を導いたとしても、幸せだと感じるかどうかは本人の気持ち次第だからです。仮に男性の考える幸せの形に相手を当てはめたとしても、彼女が幸せを感じることはできないでしょう。そういう意味で、媚びない男は彼女の幸せを考えてあげられるのです。
媚びない男になるために必要なのはこんな努力
媚びない男になりたい男性は必見です!
常に余裕を持つ
媚びない男は、常に余裕を持っています。それはそれまでの人生経験を糧とし、自分自身の力としているからに他ならないでしょう。そして余裕を持てるということは、それだけの努力を重ねているということ。
つまり余裕のある男性になるためには、日頃の積み重ねを継続することが重要なのです。まずは小さなことからチャレンジして、余裕を持てるようになってくださいね。
清潔感を保つ
意外と重要なのが、清潔感を保つことです。見た目が全てではありませんが、誰かと意見の交換をする時などに不潔に見えてしまえば、あなたの意見に耳を貸してもらうことも難しいでしょう。現代社会に於いて、清潔感を保つことは自分自身の発言に力を持たせるためにも重要なのです。
姿形がどんなに美しくても、清潔でなければその魅力も伝わりません。自分の見せ方がわかっている男性ほど女性に媚びを売ったりしませんから、身綺麗にすることを心がけてみてください。
優しいと媚びの違いを理解する
女性の願うことを全て叶えてあげるのは、果たして優しいでしょうか。優しいと媚びの違いを理解しなければ、真に媚びない男にはなれません。媚びというのはあくまで女性に対して下手に出て、ただ機嫌を損ねない行動をすること。
機嫌を損ねないための行動に徹する男性は、決して優しいとは言えませんよね。多くのカップルはぶつかり合うことを嫌います。そんな時に、相手の言い分もしっかり聞いて時には指摘することのできる人こそ、本当の優しさを知っているのではないでしょうか。
誰に対しても横柄な態度をとらない
レストランなどで、店員に対して横柄な態度をとっている男性を見たことがある女性は少なくないでしょう。このような男性は、店員に横柄な態度を取ることで「自分は店員に媚びていない」と無意識にアピールしている場合があります。自分より弱い立場の人に力を誇示している男性、女性から見ると格好悪いですよね。
このように一見媚びとは関係ないような日頃の行動も、意識して改善していきましょう。
「自分らしさ」を理解した男性になる
スマホですぐに情報検索ができる時代ですから、何かにつけ流行に流されたり好きな俳優やアーティストがしていることをそのまま真似する男性も少なくありません。しかし媚びない男になりたいのであれば、敢えて「自分らしさ」を見つけてみてください。確固たる自分らしさを見つけることで、世間の評価や大衆の意見に惑わされることが少なくなると言えるでしょう。
流行りに流されて自分の価値観を決めるのはおすすめできません。なぜなら流行はメディアや世間が作り出した価値観そのものであり、あなた自身を表すことがないからです。ですから、
流行が変われば風見鶏のようにそれを追いかける羽目になってしまいます。
世間の意見は、あなた自身にとってそれほど重要であるかを考えてみてください。本当に格好いい男性は自分に似合うものを知っているのです。
【おまけ】媚びない女の特徴とは
人によって態度を変えない
媚びない女性は、人によって態度を変えることはありません。特に女性の場合、職場や学校であからさまに態度を変えることがありますよね。その態度は、本人こそ気付いていないかもしれませんが周りにはしっかり伝わっています。
軽蔑されることもありますし、同性からの批判も多くなりがちです。ですから気に入られるために媚びを売るのは、あまり得策とは言えないでしょう。
流行に左右されない
ファッションスタイルや流行は、日々めぐるしく変化しています。テレビ、インターネットなど情報化社会の中で、ひとつ流行ればみんな飛びつく状況になっているようです。しかし媚びない女性は流行に翻弄されることはないと言えるでしょう。
右向け右、で一斉に同じことをするのがクールではないとわかっているのかもしれませんね。自分に似合うファッションや好きなことなどを突き詰め、スタイルを確立している女性こそ格好いい女性ではないでしょうか。
男性の機嫌を常に気にするのはNG
男性の機嫌を常に気にしてしまうのはNGです。確かに会社の人間関係など、まだまだ男性が強くあるような社会は存在します。仕事上の役割分担があるためとも言えますが、それは男女が不平等に扱われているのではありません。
男女ともにお互いを思いやり、助け合うことが重要なのです。一方的にご機嫌とりをするのはナンセンスではないでしょうか?女性の媚びは男性のご機嫌とりに直結してしまいます。
自然に男性の機嫌を気にしてしまっている女性も今一度、自分の意識が向いている方向を意識してみてくださいね。
恋愛依存ではない
媚びない女性は、恋愛に依存していません。もちろん、恋をしたり恋人がいるのは悪いことではありません。ここで紹介する恋愛依存というのは、常に恋愛していなければならないような女性のことを指します。
好きだと感じたらその気持ちを大切にできるのが、媚びない女性の恋愛と言います。しかし恋愛依存の女性は、失恋後も寂しいからと好きでもない男性を口説いたり、次々相手を変えるなどして恋愛を生活の中心に持っていきがちです。好きだと感じる人ができたら、恋愛を楽しむくらいの余裕で構えてみることをおすすめします。
芯をしっかり持った女性
媚びない女性は、自分の芯をしっかりと持っています。トラブルが起きても解決法を考えたり、意見のぶつかり合いがあっても弱気にでることはないでしょう。自分の全てを他人の判断に投げるのは、男性よりも女性のほうが多い傾向にありますので「人のせいにしない」ということは意識しておいて欲しいと思います。
格好いい「媚びない男」になろう
そんな媚びない男になりたい人は、まずはできる努力から始めてみましょう。また努力だけではなく心理的なことも大切ですから、何度も復讐して、マインドから変化させてみてくださいね。きっとあなたの憧れる「媚びない男」に近づいていくはずです!
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