好きな人からメールが返ってこない…
その不安がマックスになるのが、メールが返ってこないときです。好きな人に自分がどう思われているのかは、誰でも気になります。メールが返ってこないだけで、「嫌われたのかな…」と不安を感じてしまう女性は多いでしょう。
そこで今回は、好きな人からメールが返ってこない理由や、メールの送り方や内容のコツについて解説します。ぜひ参考にして下さい。
メールが返ってこない…理由は?
不安になるとマイナス思考が強くなり、メールが返ってこない理由を悪い方へと考えがちになります。でも、実際はこちらが思っているのとは違う理由だったりすることも少なくありません。
そこで、メールを返さない側にはどのような理由があるのか見ていきましょう。
忙しくてメールを忘れている
「仕事がめちゃくちゃ忙しくて、メールを読むのがやっと。帰ってから返信しようと思ってたのに、疲れて寝てしまってそのままになってしまったこともあります。思い出したら自分から送りますが、忘れてしまうことも…。ごめんなさい」(28歳/男性/教員)
このように、忙しくてメールをゆっくり送る余裕がない人は少なくありません。仕事中には私用のメールはできませんし、後で返そうと思って忘れてしまうこともあるでしょう。
もともと忘れっぽい性格
「友達が忘れっぽい子で、メールが返ってこないことがしょっちゅうあります。本人に聞くと、『ごめん!読んだのに返すの忘れてたー』って言います。もともと忘れっぽい性格の人なら、メールの返信を忘れるのもあるあるなんでしょう」(23歳/女性/事務)
悪気はないけれどうっかり忘れて返信をしないまま、という人もいます。メールに限らず、生活全般で忘れっぽい傾向が見られる場合は、メールの返信忘れも珍しくありません。好きな人がもともと忘れっぽい性格ではないか、観察してみるといいかもしれませんね。
返信内容にこだわって時間がかかっている
「好きな人からメールが来ると、早く返したいと思いつつ内容もちゃんとしたいから、遅くなってしまいます。『返ってこないから嫌われたのかと思ったよ』って言われたこともあるけど、それは誤解です!ちょっと待っていてもらえると嬉しいですね」(20歳/男性/大学生)
メールが返ってこないのがこの理由なら逆に嬉しくなってしまいそうですが、例外ではありません。忘れたわけでも軽く見られているわけでもなく、心を込めて返信しようとしているから遅くなってしまう、ということも考えられるのです。
自分の中で完結して返信しないタイプ
「『メール返さない人』ってみんなに言われています。確かに、メールを読んで、あーそうなんだって思って終わってるかも。もちろん質問系のメールにはちゃんと返しますよ。そういうタイプの人もいるってことです」(30歳/女性/医療)
もともと、この女性のようにメールをまめに返さないタイプということも考えられます。そのような人にとっては、質問以外の内容のメールは「読んで終わり」が当たり前なのです。また、余裕がないときは質問以外には返信しない人も少なくありません。
メールが返ってこない…理由は?《続き》
なぜ好きな人からメールが返ってこないのか、さらに続きを見ていきましょう。
どう返信していいかわからない
「よくメールをくれる女性がいるんですけど、内容が日記みたいな感じで、リアクションに困るんですよね。迷惑ではないけど、だから何?って正直思ってしまう。返信しようにもどう返していいかわからなくて、結果スルーになっちゃいますね」(25歳/男性/営業)
案外多いのが、この男性のように、メールの内容に対してどう返信すべきかわからないというもの。後で考えようと思ってそのまま忘れてしまう人も少なくありません。「ただ伝えたいだけでは?」と思ってしまうようなメールをもらっても返信に困る、と思う人はわりといるようです。
返信するのが面倒くさい
「好きな人からのメールは嬉しいけど、そうではない人から来ても正直返信が面倒です。気が進まないので、そのままスルーしちゃうことも。悪いなって気持ちはありますけど、返信したらまたやりとりが続くのも正直面倒くさい…」(24歳/女性/看護)
このように、面倒だという正直な理由で返信をしない人もいます。また、相手が好きな人がどうかにかかわらず、メールのやり取り自体を面倒に感じている人もいます。
そもそもメールを見ていない
「ガラケーの女性からEメールが来ても、迷惑メールに埋もれて気付かないことが結構あります。LINEでも、メッセージが一気に来てたりすると見落としてしまうことがあります。こまめにチェックする性格なら、こんなことはないのかもしれないですが…」(26歳/男性/建設)
このように、メールが来ていること自体に気付いていなかったり、内容をチェックしていなかったりするせいで、返信ができないケースもあります。また稀なパターンですが、携帯が壊れて見られなかったという人もいるかもしれません。
メールが返ってこなければ諦めると思うから
「私に興味を持ってくれたのか、頻繁に連絡をくれる男性がいたのですが、彼氏がいたのでスルーしてしまいました。告白されたわけでもないので、はっきり断るのも変だし…。メールが返ってこないなら脈なしと思ってくれると期待したんです」(25歳/女性/調理)
残念ながら、メールが返ってこないのにはこのような理由もあり得る、ということも知っておかなければなりません。ただし、「メールが返ってこない=脈なし」とも限らないので、メール以外での相手の態度や行動からも読み取る必要があるでしょう。
メールが返ってこない送り方&内容
メールが返ってこないのは、こちらの送り方や送った内容に問題があるからかもしれないのです。そこで、「返しにくいメール」とは一般的にどのようなものなのかを見ていきましょう。
相手が忙しい時間帯にばかり送っている
明らかに仕事中だったり、早朝や深夜などゆっくりメールをチェックする余裕がない時間帯にメールを送っていないでしょうか?自分は休み時間でも、相手も同じとは限りません。
忙しい時間にメールが来ても、チェックし忘れたり、見ても「後で返信すればいいか」と思ったりするので、結局そのままスルーされてしまう可能性が高いです。
また、心の余裕がない時に返信に困るような内容や返事を催促されるようなメールが来ると、面倒くさいという気持ちになってしまう人も少なくありません。
メールの内容がわかりづらい
やたら長文、回りくどい表現、改行がないなどの理由でメールの内容が分かりづらいと、読んでいるだけで疲れてしまうもの。そのようなメールが来ると、「一体何が言いたいの?」と感じて読むのが面倒になり、返信を後回しにしてしまう人も多いです。
同じメールにいくつも質問文を書いたりするのも、気軽に返信できなくなる原因になります。時間のある時にまとめて返そうと思って遅くなり、返ってこないということに繋がるでしょう。
メールの内容が自己完結型
「今日はこんなことがあったの」「私はこう思ったんだ」などの日記みたいな内容もよく送ってしまいがち。でも、そのような自己完結型のメールを送られても、相手は「で?」と思うだけなのです。
自己完結型の内容でも、質問や労いの言葉などが添えられていればまだ返しやすいです。好きな人に自分のことを知ってもらいたいという気持ちが暴走すると、自己中心的な内容のメールになりがちなので、気を付けたいですね。
しつこくメールを送っている
メールが返ってこないからといって、何度も続けて送ったりしていませんか?メールのキャッチボールができないのはつらいかもしれませんが、だからといって連投はNGです。
しつこくメールが来ると追われているような気分になり、逃げたくなってしまうもの。メールが返ってこないのが不安だからといって、相手のペースを無視して一方的に送り続けると、ますます逃げられてしまうでしょう。
メールが返ってこないときの対処法
いずれにしても、意中の人からメールが返ってこないと、心がザワザワしますよね。どうすればいいの?と悩み苦しむ人がほとんどではないでしょうか。
では、メールが返ってこないときに、どのように対処すればいいのか考えていきましょう。
とにかく待つ
メールが返ってこないのは忙しいからかもしれないし、時間をかけて返信内容を考えてくれているからかもしれません。不安になるのではなく楽しみに待つのが一番でしょう。
好きな人とのメールは心が浮き立つものですから、ついつい焦って返信を求めてしまいがち。一度心を落ち着かせましょう。相手のペースがまだ掴めていないのであれば、もともと返信がゆっくりなタイプという可能性も考えられます。
まずは、「返信が来ればラッキー」と自分に言い聞かせて、待ってみて下さい。
携帯をあまり見ないで違うことをする
「早くメール返ってこないかなー」とついつい携帯を何度もチェックしてしまいますよね。でも、そのたびに返信がないことを確認して落ち込むだけ。だんだん「どうして返ってこないんだろう…」と不安の渦にはまってしまいます。
そうならないために、好きな人からメールが返ってこないときは、携帯を見ないようにすることが大切です。予定を詰め込んだりして、携帯を気にする暇をなくしてしまいましょう。
時間を空けて別件でメールしてみる
待てど暮らせどメールが返ってこない、送ってから一週間以上経っても返ってこないのなら、そろそろアクションを起こしてもよさそうです。
前回送ったメールのことは忘れて、新たな用件で自分から連絡してみましょう。今度は、相手が返しやすい内容を心がけてみて下さい。後ほど返しやすいメールのコツをお伝えします。
急ぎの用なら電話してみる
デートの待ち合わせ決めなど、返信してくれないと困るような内容のメールが返ってこない場合は、電話してみるのもいいでしょう。
このとき、気を利かせて事前に「今から電話してもいい?」とメールを送る人がいるかもしれませんが、メールが返ってこない相手には直接かけた方がいいです。「電話してもいい?」というメールにも返事こない可能性があるからです。
ただし、仕事中など忙しい時間帯は避けて下さいね。
会ったときにメールについて触れてみる
相手と普段会う機会がある場合は、メールについてさりげなく触れてみてもいいかもしれません。「この前、メールで言ってた話に続きがあってさ…」「なんか一方的に送っちゃってごめんねー」といった感じで、軽くネタにしてみましょう。
それで普通に会話が続けば、相手がメールは見ていたということがわかりますし、「えっ?メールくれたっけ?ごめん」というような反応が返ってくる可能性もあります。
メールを話題にしてみると、元々読んで満足するタイプなど、相手のメールに対する捉え方もわかるかもしれません。
メールが返ってこないことを責めるのはNG
メールに対する捉え方は人それぞれです。こまめにチェックして素早く返信する人もいれば、ゆっくり時間をかけて返信する人もいます。また、質問以外は返信不要と考える人もいるでしょう。
ですから、自分が速く返すタイプだとしても、相手に同じことを求めてはいけません。メールが返ってこないからといって責めるのはNG。自己中心的な人だと思われてしまう可能性があります。
返しやすいメールのコツとは?
そこで、返しやすいメールのコツをいくつかお伝えします。相手からメールが返ってこない理由はわかりませんが、これからご紹介するようなコツを心がければ、今度は返してくれるかもしれません。
メッセージはシンプルに短く
メールの内容がわかりづらい、長すぎるなどが、返ってこない理由の可能性もあります。そこで、相手にとって読みやすく、わかりやすいメッセージを心がけましょう。
思ったことをだらだら綴るのではなく、わかりやすい言葉で簡潔に。長文になる場合は適度に改行を入れたり、文章を短く区切ったりするのもポイントです。
パッと見て何が言いたいのかわかるようなメールなら、相手も気軽に返せるのではないでしょうか。
質問メール
自分のことを知ってほしくて、ついつい自己完結型のメールばかり送っていた人は、相手に質問する形のメールを心がけてみましょう。
例えば、「休みの日に自分はこんなことをしたよ」で終わるのではなく、「あなたはどんなことして過ごすの?」というように質問を加えるだけでも違ってきます。
メールが返ってこないのは、返信不要と捉えられやすい内容だからかもしれません。誰が見ても返信を求められているとわかる内容に変えればいいのです。
相手が興味を持てる内容
相手の趣味や興味を持っているネタを話題にしたメールなら、読んでいて楽しいし返信したくなるのではないでしょうか。思わずテンションが上がって返信してしまうような内容を送れたら最高ですね。相手からの好感度もアップするでしょう。
そのためには、相手のことをよくリサーチしなければなりません。ただし、まだあまり親しくない関係の場合は、自分の嗜好を熟知したような内容のメールが届くと恐怖です。それなりに親しい仲の場合のみ通用すると考えて下さい。
相手と文章の雰囲気を合わせる
好きな人から送られてくるメールはどんな感じですか?過去にもらったメールがあれば、その文章の雰囲気に近づけてメールを作成するのも効果的です。
わりとシンプルですっきりした文章を好む相手に、絵文字たっぷりのクドいメールを送るとうるさがられます。逆に、相手が可愛い感じのメールを作成するタイプなら、淡々とした書類のような文章は冷たい印象を与えるでしょう。お互い似たような雰囲気の方がやりとりしやすいのです。
直接会話するときと同じように、相手のテンポや口調に合わせてメールの雰囲気も工夫してみて下さい。
メールが返ってこない時は相手を知るチャンス
メールが返ってこない時、相手はどんなことを考えているのでしょうか。伝わりにくい内容だったかもしれないし、返せないほど仕事が忙しいのかもしれません。あるいは、何も考えていない場合もあるでしょう。もともとまめにメールするタイプではない可能性もあります。
メールが返ってこないと不安になって落ち込んでしまいがちですが、相手の性格を知ったり上手な付き合い方がわかったりするチャンスと捉えてはいかがでしょう。
また、コミュニケーションの方法はメールだけではありません。思ったことや感じたことは、やはり直接顔を見て伝え合うのが一番ではないでしょうか。
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