好きな人からLINEがこない…これって脈なし?
これらの心理に基づくと、会話が少ないことは好意がない証拠のように思えるでしょう。しかし、男性は女性と違った思考を持つ生き物です。必ずしも好意の有無がLINEの返信率に関わっているとは言い切れません。
ほとんどの人がLINEを使ってはいますが、LINEの使い方やLINEとの距離の取り方は人それぞれです。いろいろな考え方があると思えば、心に余裕が生まれるかもしれませんね。
LINEを送らない男性心理とは?
また、男性にとっては、コミュニケーションが生きる上での最重要事項でないことも理解しておきましょう。男性にはもともと集団を離れ最前線で戦うという本能があり、集団でいる必要性が低いのです。
LINEがこないケース1:仕事が忙しい
「繁忙期には仕事のことでいっぱいいっぱいだし、LINEどころじゃない」(29歳/男性/IT)
「自分にとっては仕事こそ人生の要であり、最優先事項だ」と考えている男性も多いでしょう。どんなに相手の女性のことを愛していても、仕事に追われていれば仕事のこと以外考えることができないようです。勤務時間外や休日であっても、仕事の問題が頭から離れない状況も珍しくありません。
男性でも女性でも、仕事が忙しいときは、恋愛に時間と思考を割けない場合が多々あります。意中の男性が多忙な毎日を送っているなら、自分とはLINEに関しての認識が違うということを、理解してあげましょう。
LINEがこないケース2:遠慮している
「相手がどう思っているのか分からないし、気軽にLINEするのは難しいかな」(26歳/男性/研究職)
相手が奥手な男性であれば、LINEを送ることに遠慮しているケースもあるでしょう。LINEを送ることで迷惑にならないか、面倒に思われないかなど、あらゆるマイナスイメージを膨らませてしまい、結局送れずじまい、といった心理状態です。
LINEの時間帯や内容に注目してみましょう。こちらが忙しい時間帯や深夜早朝に返事がこないのであれば、「いま送るのは非常識かも」と気遣ってくれている可能性が高いです。こちらが送ったトーク内容にあまり中身がない場合も、あなた側の手間や終わり時を気遣って、わざと返してこないということも考えられます。
LINEがこないケース3:スマホの重要性が低い
「やりたいことは沢山あるし、いちいちスマホ見てる暇ないです」(22歳/男性/学生)
男性からLINEがこないケースとして、そもそもスマートフォンが生活必需品になっていない場合が考えられます。普段からスマホを見る頻度が低く、LINEが来ていることにもなかなか気付かないパターンです。
相手と会う機会があるなら、様子をうかがい、スマホをどれだけ触っているか確認してみましょう。日常的にスマホを持たないようであれば、単に「スマホを見てなかったから」という理由でLINEが返ってこないだけでしょう。
LINEがこないケース4:用事がない
「用がなければまず送らないし、必要なさそうなら返事もしない」(24歳/男性/営業職)
LINEを「単なる連絡手段」に過ぎないと考えているケースです。男性の中にはこうした認識をしている人がが多く、伝えるべき用事以外にLINEをする必要はないと考えています。おしゃべりな男性でもない限り、何気ない日常会話や雑談のためにLINEを使うことはほとんどないと思っておきましょう。
返事に関しても同様で、返事を要する内容でなければ、相手に返さずに読むだけで完結する場合が多いようです。
LINEがこないケース5:駆け引きをしている
「すぐに返事してくる女の子には、あえて遅れて返してみたりしますね」(23歳/男性/教職)
一般的に恋愛の駆け引きは女性がするものと言われますが、男性の中にも駆け引きをする人は存在します。連絡を返さないことで、女性が自分のことを気にしてくれるように仕向けているのです。
ただし、このような男性はレアケースと言えるでしょう。男性で恋愛の駆け引きを楽しんでいるとすれば、女性の扱いに慣れているようなプレイボーイの可能性があります。
LINEがこないケース6:単純に好意がない
「やりとりを続けたくないので、意図的に終わらせます」(28歳/男性/営業職)
男性に限った事ではありませんが、「返事のないことが返事」というケースも少なくありません。相手を気遣うメッセージや返事を要する文面にさえ返信をしてもらえないようであれば、希望は薄いと言わざるを得ないでしょう。
また、返事するまでの間隔が決まって長かったり、内容が一言など雑であったりする場合にも、好意のない可能性があります。
好きな人からLINEがこない…脈あり度の判断方法
相手を試すことはあまりおすすめできませんが、脈アリかどうかを判断するために、以下のような方法で反応をうかがってみるのも良いでしょう。また、LINE以外の部分に目を向けてみることも大切です。LINEだけがその人を表すものではありません。
自分からの連絡をやめてみる
LINEがこない相手の脈が気になるときは、一度自分からの連絡をやめてみましょう。あなたからの連絡が当たり前になっているような場合、ぱたりと連絡が途絶えることで存在を改めて認識するでしょう。
相手からのアクションがあれば、脈ありの可能性が高いです。ただし、連絡するまでの期間は人それぞれですので、どれほど待ちの状態が続くかはわかりません。
また相手からのアクションがなくとも、脈なしと判断するには早いです。他の部分から多角的に判断しましょう。
疑問文に返事がくるか
あなたからの疑問文に返事がくるか否かは、脈を判断する上で非常に合理的な観点です。疑問文には返事をするのが通常のコミュニケーションであり、これに返事がこないということは、それだけあなたに対する興味関心や重要度が低いということです。
そのため、疑問文に返事がこないのであれば脈なしの可能性が高いでしょう。ただし、返事があるからといって、脈ありと判断するのは早いです。あくまでも疑問文に返事がくるのは当たり前であり、脈なしではないということに過ぎません。
グループLINEや他のSNSを更新しているか
なかなかLINEが返ってこないときには、相手が参加しているグループLINEや、TwitterやインスタグラムなどのSNSをチェックしてみましょう。
更新されているのであれば、あなたとのLINEを意図的に止めている可能性が高いです。丁寧に返事をするために後回しにする場合もありますが、1日以上が経過しているのであれば、脈なしと見てよいでしょう。
反対に更新がないのであれば、単にスマホを見ていない可能性もあり、脈なしとは言い切れません。
会ってるときの雰囲気はどうか
相手に会う機会があるのであれば、会っているときの様子を見てみましょう。会っているときに好意的な態度を見せてくれるのであれば、単純にLINEが苦手である可能性もあります。
あなたを気遣ってくれたり、自分よりあなたへのフォローを優先してくれるようであれば、LINEの頻度が低くとも脈はありそうです。
ただし、表面上の優しさに誤解をしないよう気をつけましょう。ただ楽しそうにしているというだけでは、八方美人の可能性もあります。相手の気遣いや優しさにきちんと中身があるかどうか判断することが大切です。
あなたとの約束や話を覚えているか
あなたが送ったメッセージや通常の会話の内容を覚えているかどうかにも、相手の好意の有無は表れやすいです。返事がこないとしても、きちんと読んで覚えてくれているのであれば、脈はあると言えるでしょう。
話の内容や約束を覚えていることは、あなたの存在をきちんと意識してくれている証拠です。LINEに返事がこないのは、単にLINEとの相性が悪いだけかもしれません。
反対に、あなたとの約束や話の内容を覚えていないのであれば、仮に返事がよく返ってくるとしても脈はないと見たほうが無難です。
好きな人からLINEがこない時の対処方法
そうでなくとも、数分おきにLINEを確認しては落ち込んで…と繰り返してしまうことがあるのではないでしょうか。こうしたマイナス状態が積み重なり、ネガティブな気持ちが膨らんでいくと、相手との関係性を崩してしまうことにもなりかねません。
LINEがこない苦しみから解放され、適度な距離感を楽しめるようになりましょう。少しずつ、できることから試してみてください。
根本的にLINEをする頻度が違うことを認識する
LINEがこない状態に苦痛を感じたときは、根本的な認識が違うことについて考えてみましょう。はじめに述べたとおり、男性と女性ではコミュニケーションに対する認識がそもそも違います。
女性には本能的に人間関係を重んじる認識がありますが、多くの男性はそうではありません。むしろ、個人で成果を残そうとする認識の方が本能的に染み付いています。
つまり、相手に好意があるかどうかにかかわらず、コミュニケーションが乏しくなりがちということです。男性からのLINEがこないからといって、すぐに相手の気持ちを決め付けないようにしましょう。「この状態が普通」と思った方が気持ち的にも楽です。
返事がくる前に追加で連絡しない
LINEがこない場合にやりがちな失敗は、「返事が来る前に自分から追加で連絡をしてしまうこと」です。これを「追撃」と呼び、一般的にも良くない行為として認識されています。追撃によって、LINEに対する義務感が生じるからです。
「返事をしなければならない」という圧迫感が負担となり、返事がこない状況を悪化させてしまうでしょう。また相手側に好意がある場合でも、返せない罪悪感がプレッシャーとなり、次第に義務的で避けたいものへと変わってしまいます。
あまりに期間が空いてしまったときは、相手を気遣うようなさりげない内容で様子を見るようにしましょう。
相手の状況を理解する
なかなかLINEがこない…と不安に感じたときは、相手が今どのような状況にあるのかを考えてみましょう。仕事で忙しかったり、友人との付き合いがあったり、あるいは家族との用事があったりと、やむを得ない事情があるかもしれません。
仕事が忙しいケースに関しては、普段の様子から推測できることが多いです。体調不良や怒りっぽいような様子があれば、精神的に余裕がなくなっている状態が考えられます。友人や家族との用事については、時季的なイベントなども考慮してみましょう。
友達や家族など違う人との時間を過ごす
LINEがこないときには、LINEのことを考えないようにするのが最も効果的です。相手に負担を与えることもなく、あなた自身の苦痛も軽減されます。
友人や家族など、違う人との時間を過ごすようにしてみましょう。「LINEがこない」と悩む時間が減り、無理なく相手との距離を保つことができます。それによって、相手への執着心が薄れることもあるでしょう。
また、LINEがこない相手のことを相談するのもオススメです。客観的な意見を聞けば、冷静に気持ちを見直すことができるでしょう。
趣味や自分磨きに取り組む
LINEがこないときには、返事を待つ間に自分への投資をするのも有用です。趣味に時間を費やすことで気が紛れ、前向きな気持ちを取り戻すことにも繋がります。LINEがこないことを悩み塞ぎ込むとネガティブになるばかりなので、早い段階で楽しくなれそうなことに取り組みましょう。
また、自分磨きは恋愛に良い影響をもたらしてくれる可能性も高いです。苦痛を軽減するだけでなく、新たな楽しみを見出せる場合もあります。好きな人からLINEがこないことで失くしてしまった自信を、取り戻しましょう。
好きな人にLINEを送る際の注意点
女性のように雑談を楽しめる男性はほとんどいないと意識しましょう。義務感などのプレッシャーを与えないことも大切です。
しつこく連絡しない
好きな人と円満なLINEをするためには、しつこく連絡しないことが第一です。気軽にやりとりができる相手と認識してもらいましょう。
あまりにも頻繁な連絡や、返事を催促するような追撃は、相手に義務感などマイナスな印象を与え、返事がこない状況を作り出してしまいます。「連絡を取り合いたい」と望む心理は、少なからず自分のエゴであることを認識しましょう。
自然な会話の流れを大切にしてください。違和感を抱かせないことが、相手にとって丁度良い塩梅となります。
意味もなくスタンプだけを送らない
男性にとって最も返事がしづらいLINEは、スタンプのみが送られてくる場合です。スタンプから会話を広げることは難しく、意図の分からないLINEに男性は困惑してしまうことが多いようです。
スタンプは気持ちを表すのに効果的ですが、あまりに多用すると話の内容が薄れてしまうことにもなりかねません。内容がなくなれば返事の必要性も減り、LINEがこない状況を作り出すでしょう。
男性にとってはLINEは単なる連絡手段に過ぎない、ということを思い出してください。
自分連絡をしない
「今日どんなことがあった」「何をした」などの自分報告も、男性にとっては反応に困るトークのようです。
女性は同意や共感を求めて会話を持ちかけることが多いですが、男性は答えを求めて会話をするほうが一般的です。そのため、自分報告には返すべき答えが見つからず、返事がこないことになってしまいます。
自分報告を受けた男性は、読んで完結してしまったり、関心が持てなかったりする場合が多いようです。どうしても自分報告をしたいのであれば、相手にどのような反応を求めているのかまで分かるようにすると良いでしょう。
重要性の高い内容を送る
男性からの返事を求めるのであれば、重要性の高いメッセージを送りましょう。仕事に関わる内容や疑問文、安否確認などは返事の重要性が高く、返ってこない状態にはなりにくいです。
メッセージの内容自体に意味があるため、自然な流れでやりとりをすることができ、相手の負担になることも少ないでしょう。違和感やプレッシャーを与える心配もありません。
ただし、無理に話題を作ることのないようにしましょう。重要性が高いようでも、あまりに頻繁であれば不自然です。連絡したい心理が見えてしまうと、相手がそれに気づき、逆に連絡がこない状態に陥る可能性があります。
相手に興味がある話題を提供する
相手の興味をそそる内容であれば、返事がくる可能性は高いでしょう。誰でも自分の好きなことには、積極的に向き合うことができるからです。
たとえば相手の趣味や取り組んでいる物事に対する情報など、食い付きそうな内容を送りましょう。この場合には共感を示すことも効果的です。相手の興味を刺激することで、返事がこない事態を回避することができます。
程よいLINEで関係を深めよう!
反対に、距離を無理に詰めようとすれば、相手は息苦しさを感じて離れてしまいます。男性の心を射止めるためには、まず相手に寄り添うことが大切です。LINEがこないと悩んだときには、相手の気持ちや状況を考えてあげるようにしましょう。
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