支配欲が強い人の特徴と原因!付き合い方から改善方法まで徹底解説!

支配欲が強い人の特徴と原因!付き合い方から改善方法まで徹底解説!

あなたの周りに「支配欲が強い人」はいませんか?恋人の支配欲が強くて困っている人もいるかもしれませんね。支配欲が強い人は、周りに指示や命令ばかりしていることが多いものですが、ある思いを隠していることも…。今回は、支配欲が強い人の特徴や原因、そして支配欲が強い人との付き合い方から改善方法まで解説していきます。


そもそも「支配欲」ってなに?

「支配欲」と聞いて、どのようなイメージが思い浮かぶでしょうか?まずはじめに「支配欲」がどのようなものなのかを具体的に見ておくことにしましょう。

支配欲とは


そもそも支配欲とは、物事や人を支配したいという欲望のことを言います。さまざまなことに対して、自分の思った通りにコントロールしたいと感じる人は、支配欲がある人と言えるでしょう。

このような人には、権力を持ちたいと思っている人が多く、他者を下に見る傾向があります。上下関係や主従関係を作り、自分が上の立場であろうとするのです。

支配されるということは対等ではないということ


先述した通り、支配欲が強い人は、物事だけではなく人に対しても「コントロールしたい」という欲を持っています。そのため相手を自分の支配下に置き、指示に従わせたり命令することが多くなるでしょう。自分のほうが立場が上だと思っていて、相手とは対等の関係ではなくなるのです。

支配欲が強い人から支配されている状況は、相手に下に見られている状況だとも言えます。支配欲が強い人と対等でいたい場合は、対処の仕方を工夫したり、相手の支配欲を改善していく必要があるでしょう。

支配欲に性別は関係ない?


支配欲は、男女関係なく持っている人は持っているものでしょう。ただし、ホルモンの関係上、男性の方が支配欲を持ちやすいとも言われています。

一説によると、男性の場合は「テストステロン」という男性ホルモンの影響で支配したい欲を持ちやすいのだとか。逆に、女性は支配したいと思う人が比較的少なく、その結果、相対的に支配されたいと思う人のほうが多くなるとも考えらるようです。

こう考えると、一見、支配したい側と支配されたい側とでバランスが取れているかのように見えますが、もちろんすべての人がこれに当てはまる訳ではありません。環境や性格、育つ過程で得た価値観などによって考え方は異なるでしょう。

支配欲が強い人の特徴

支配欲が強い人には、いくつか特徴が見られます。あまり深い関係でないと、相手が支配欲が強い人かどうか判断しにくいものですよね。その場合、特徴を見抜くと判断できるかもしれません。ここで、支配欲が強い人の特徴を見ていきましょう。

他者をきつく束縛する


まず、支配欲が強い人には「他者を束縛する」という特徴がよく見られます。特に相手が彼氏彼女である場合は、過度な束縛をするでしょう。

自分の思った通りに相手をコントロールしたいと思う支配欲の強い人は、考え方や恋愛の仕方においても、恋人を自分のやり方に従わせようとします。自分が「ここからが浮気」と思えば、その考え方を相手にも強要するのです。

そのため、仮に「異性と話をしたら浮気」であれば、異性との関わりが考えられる場所には恋人を行かせないでしょう。恋人が女子会や男同士の飲み会に参加する場合でも、気になって「本当に同性しかいないか証拠の写真を送れ」などと強要することもあります。

負けず嫌い


負けず嫌いというのも、支配欲が強い人に多く見られる特徴です。自分が一番でありたい、上でありたいという思っているため、勝ち負けにこだわりがあるのでしょう。

例えば、相手に「こうして」と指示した時、その通りにしてもらえなかったり断われたりすると、支配欲が強い人は「負けた」と感じることもあるようです。負けず嫌いなため、「なぜ言うことを聞かないんだ」と怒ったり、力でねじ伏せたりする行動も見られるでしょう。

支配欲の強い人は、相手を自分の指示に従わせることで「勝ち」を実感するため、相手が言うことを聞くまで暴走することもあるのです。

感情的になりやすい


支配欲の強い人は、思った通りに物事が進まないと途端に不機嫌になるでしょう。そのイライラを相手にぶつけたり周りに当たり散らすこともあり、感情的な様子が多々見られます。

人によっては、言うことを聞かない相手に怒鳴ったり暴力を振るったりして、無理にでも従わせようとするでしょう。そんな姿を見たら、怖いと感じる人もいるはずです。感情的になった時にどのような行動をとるのかを観察すると、その人がどれだけ強い支配欲を持っているかを図れるかもしれません。

人の話を聞かない


なんでも自分の思い通りにしたいと思う支配欲が強い人は、ほとんどの場合、相手の言うことや言い訳を聞き入れようとはしません。自分が見たものや聞いた話、あるいは自分の中の妄想がすべてであるため、支配欲が強い人が一度「こうだ」と思い込んでしまったら、周囲がいくら説明や撤回をしても聞き入れないでしょう。

相手の意見を尊重したり聞き入れることがないため、思い込みや被害妄想が激しいという一面が見られることもあります。

正義感も強い


支配欲が強い人は、同時に正義感が強いことが多いです。自分の考えや行動がすべて正義だという認識を持っているため、相手にもそれに従って欲しいと感じるのでしょう。

とはいえ、その正義感は必ずしも周りの人にとってありがたいものではありません。時に迷惑とも感じる正義もあるでしょう。しかし支配欲の強い人は「自分がしてあげている」「みんなも喜んでくれている」と思っているため、それがありがた迷惑になっていることにも気付けないのです。

ただ、正義感があるため、自分の支配下にいる人達のことを守ろうとする姿が見られることも。半ば強引に指示に従わせながらも、責任を持って相手を守るとするため、支配欲が強い人から離れられない人もいるのです。

自分の価値観を押し付ける


自分の価値観を他者に押し付けたがるのも、支配欲が強い人の特徴でしょう。良い意味でも悪い意味でも正義感を持っているため、自分の価値観が正しいという思い込みがあります。それを相手にも同じように持ってもらうことが、支配欲の強い人の望みであるとも言えるでしょう。

また、自分の価値観を否定したり背いたりする人がいた場合は、高圧的な態度に出たり嫌がらせをしたりと手段を選ばないこともあります。それにより「自己中心的な人」「子供みたいな人」「わがまま」と思われることも少なくありません。

支配欲が強い人の心理

続いて、支配欲が強い人の心理を覗いていくことにしましょう。どんな思いや考えがあって支配欲が強くなっているのか、支配欲が強い人の心の中を理解することから始めてみましょう。

相手を自分の思い通りにしたい


支配欲が強い人の心理で一番強い感情は、「相手を自分の思い通りにしたい」というものでしょう。物事に対して自分の中で「こうだ」という順序や答えがあり、その通りに進めたいという強い思いがあります。

その通りにならなければ、威圧したり暴言を吐くこともあるでしょう。また、「だったら好きにしろ」と突き放すこともあります。自分が一番偉く、また正しいと思い込んでいるので、従わない人や背く人に対しては厳しい対応をするでしょう。

自分が支配されるのが嫌


支配欲が強い人は、人から支配されることが基本的に嫌いです。人から支配されると、相手に立場的に下に見られている気がしてしまうからでしょう。そのため、早い段階で主従関係を築き、自分が上であることを主張し証明しようとします。

指示や命令をすることはあっても、聞く側になることは滅多にありません。聞く側に回ってしまえば支配されていると感じるため、自分と同じように支配欲を持つ人との関わりはなるべく避けたいと思っているはずです。

自分だけを見てほしい


支配欲が強い人の中には、「この人にはどうしても言うことを聞いてもらいたい」と感じる相手がいることもあります。特に多いのが、交際相手です。交際相手には自分だけを見てほしいという思いがあるため、支配欲が強くなるのでしょう。

このタイプの人は、恋人が言うことを聞いてくれるのは自分を愛してくれている証拠だと感じ、安心感が得られるのでしょう。逆に言えば、言うことを聞いてくれないと「愛されていない」と感じるため、もっと強い支配欲をむき出しにすることもあります。

自分のことを好きであれば、相手は言うことを聞いてくれるはずだという思いがあるため、彼氏彼女に対しての支配欲は特に強くなってしまうのでしょう。

自分から離れないでほしい


「自分から離れないでほしい」という思いから、支配欲が強くなっている人もいます。傍から見ると、相手に指示や命令ばかりして嫌な思いをさせている人が「離れないでほしい」だなんて、矛盾してるとすら思える感情ですよね。

本来、離れてほしくないなら、相手の意見を尊重したり優しくしたりするもの。しかし支配欲が強い人は、自分が支配することが相手が離れない方法だと思い込んでいるのです。

この思い込みは、自分の自信の無さからきていることがほとんど。大切に思っている人が自分の元からいなくなりそうだから、力でねじ伏せようとしてしまうのです。支配すればするほど相手は離れたがり、その離れていきそうな姿に恐怖を感じるとさらに支配欲が強くなり…と悪循環が生まれることもあるでしょう。

安心したい


過去に大切な人から裏切られたことがある人が、その出来事を境に支配欲が強くなることもあります。ずっと一緒にいてくれるだろうと思っていた相手が離れていったことで、人を信用することも、一緒にいて安心感を持つこともできなくなってしまったのでしょう。一緒にいても心配や不安が湧いてきて、相手を支配したいと思うようになった、とも考えられるのです。

このような人は、自分が指示した通りに相手に行動してもらえると、心配や不安が軽くなります。別れるつもりも離れるつもりもないという意思を、相手に行動で示してほしいと思っているのです。確かな安心がほしくて、目に見える安心がほしくて、支配欲が強くなっている人がいることも覚えておきましょう。

支配欲が強くなる原因と理由

これまで見てきたように、支配欲が強い人にはさまざまな心理があるようです。ただ、その心理はなぜ生まれたのか気になりますよね。一体何があって支配欲が強くなってしまったのか、次は支配欲が強くなる原因と理由に迫っていきます。

自分だけが正しいと思っている


一つ目に、自分だけが正しいという考えから、徐々に支配欲が強くなっていったことが考えられます。もしかしたら、正しいと思って行動に移したことで、成功した過去があるのかもしれませんね。「やっぱり自分が正しかった」「あの時周りに流されて考えを変えなくて良かった」という実績があるのでしょう。

自分の正義に従って行動した結果、成果を残したり人に感謝されたりしたために、支配欲が強くなってしまったと考えられます。

支配されていると感じた経験がある


物心ついてからずっと支配欲を持っている訳ではなく、支配されてきた経験があるために、逆に周りを支配したいと思うようになった人もいるでしょう。中でもよく見られるのが、育った家庭の中で支配されていたケースです。

親からずっと支配されてきて、息苦しい日々を長く送ってきた場合、支配し、支配されるという関係が当たり前になるでしょう。そして支配されていた自分がやがて大人になり、今度は支配する側になったと考えられます。支配する相手は、恋人が多そうです。恋人は家族に近い関係なので、自分が思った通りにコントロールしたいと思うようになるのでしょう。

また、両親が支配し支配される関係であった場合も、同じことが言えるかもしれません。仮に父親が支配する側、母親が支配される側だったとしたら、その男女関係が基準になるでしょう。「女は男の言うことを聞くのが当たり前」「男が女を支配するのが自然だ」という価値観がいつのまにか植え付けられてしまうのかもしれません。

大切にしていた人からの突然の裏切り


自分が大切にしていた人から突然裏切り行為をされたことで、支配欲が強くなってしまう人もいます。それまでは他者を支配したいとは思っていなかったのに、「絶対にこの人は裏切らない」「一生一緒にいてくれる」と信じていた相手から裏切られたことで、「絶対なんてない」と思うようになったのでしょう。

絶対的に信じられるものがなくなったら、目に見える安心や保証が欲しいと感じるはずです。支配欲が強い人はそれが欲しくて、指示ばかりしたり言うことを聞かせようとするのです。このような人は、裏切られたことで初めて恐怖や不安を味わい、その瞬間からトラウマができてしまったと言えそうです。

自分に自信がなく支配欲が強くなっている


他の人と比べて自分には優れているところがない、自信が持てるところがないと思っていることが原因で、人に対する支配欲が強くなっていることもあるでしょう。相手が恋人であれば、他の異性に取られてしまうのではないか、自分の元にいてくれないのではないかという不安が常にあり、支配欲や独占欲が強くなってしまうのです。

ただし、自分に自信がないながらもプライドが高い人が多いため、そのことも支配欲と関係してくるかもしれません。素直に「行かないで」とか「一緒にいて」と言えたら可愛いげがあるのに、プライドが邪魔して強気に出ることしかできないのでしょう。

支配欲が強い人とどう付き合えばいい?

ここからは、支配欲の強い人が身近にいる場合の対処法を見ていきます。支配欲が強い人とはどう付き合えば上手くいくのでしょうか。心構えや対策をご紹介していきましょう。

自分の意思をしっかり持つ


まずは、支配欲が強い人の言いなりにだけはならないことです。その人から「こうして」と言われたからといって、意見や考えを曲げないようにしましょう。

そのためには、自分の意思を持つことです。自分はどう考えているのか、そしてなぜそう考えたのか、しっかりとした考えを持つことが大事です。支配欲が強い人から異なる考えを押し付けられそうになったら、しっかりと意見し、理由を答えられるようにしておきましょう。

相手に「この人の意見には合理性がある」「正しい気がする」と思わせることができれば、支配欲が強い人も納得せざるを得なくなるでしょう。

従うフリをする


こちらが指示に従わないと相手が感情的になったり攻撃的になる場合は、従うフリをしてその場を回避しましょう。あまり頻繁に会う相手ではなく、受け流しても困らない場合はこの対処法が良さそうです。

支配欲が強い人は、とにかく相手からの「分かった」を待っています。考えや意見が違うからといって、相手に反対したり突っかかってしまったら、支配欲が強い人の怒りを買うだけかもしれません。ややこしくなりそう、面倒くさいことになりそうだと思ったら、従うフリをして「分かった」と言えば、その場をやり過ごすことができるでしょう。

とはいえ、その後指示に従っていないことがバレれば、相手に怒られる可能性があります。「分かった」と言った後は、相手に納得してもらえそうな「従わなかった理由」を用意しておくと良いでしょう。

主張ではなく提案をする


支配欲が強い人と考え方に違いがあると、「私はこうだ」「それは違うと思う」などと意見をぶつけ合ってしまうでしょう。支配欲が強い人に真正面から意見をぶつけると、否定されたと思われて、かえって状況が悪化する可能性があります。あなたとその人との間で意見や考え方に違いが見られたら、提案する形にした方が上手くいくでしょう。

まずは、相手の話を聞き、受け入れている姿勢を見せます。その後「私はこう思うんだけどどうかな?」「こんなやり方はどう?」と、あなたの意見を含めつつ違った方法や選択を検討させるのです。直接否定されている訳ではないため、支配欲が強い人であっても意見を取り入れやすくなります。

どうしても譲れない意見や考えがある場合は、「お願いする」「お伺いする」という姿勢で思いをぶつけてみれば、意見が通りやすくなるでしょう。

交換条件を出す


どちらもお互いに「ここは譲れない」という状況になった時、支配欲が強い人はさまざまな方法であなたを支配しようとするでしょう。そうなった場合、いくらあなたが意見をぶつけようと問題点を挙げようと、相手は納得してくれないはずです。プライドが高く負けず嫌いなこともあり、一度意見が衝突するとなおさら自分の意見に従わせようとするでしょう。

この場合は、一旦相手の意見を受け入れてしまう方が楽なケースが多いです。とはいえ、あなたもそのままでは納得がいかないかもしれません。そんな時は「じゃあ今回はそれを聞くから、次はこうしてね」などと交換条件を出すのです。

これは、お互いに対等の立場を作る上でも大切な方法。すべてを聞き入れていては、あなたは下に見られてしまうだけです。「1つ聞いたら1つ聞いてもらう」という交換条件を出すと、あなたの思いや願いも解消されやすくなるでしょう。

恋人の支配欲が強いときの対処法

では次に、恋人の支配欲が強いときの対処法を見ていきましょう。もともと支配欲が強い人は、相手が恋人だとさらに支配欲が増す傾向にあり、その都度対処していかなければ対等の付き合いができなくなってしまいます。

言うことを聞いてばかりでつらい恋愛にならないよう、支配欲が強い恋人を持った時の対処法を見ておきましょう。

マメに連絡をする


支配欲の強い人が恋人を持つと、恋人が何をしているかを常に把握したがる傾向にあります。特に、相手と一緒にいない時、誰とどこに行っていて何をしているかがとても気になるようです。何をしているか分からない状況が長く続けば続くほど、支配欲の強い人の怒りや不満を買ってしまう羽目になるでしょう。

恋人にこの傾向が見られたら、自発的にマメな連絡をすると衝突を予防できるでしょう。短文でも良いので、「今から○○に行ってくるよ」とか「これから○○さんと食事」と報告してあげると、支配欲の強い恋人の不満を最小限に抑えることができるのです。

連絡が多ければ多いほど、「大事にされている」「自分のことを考えてくれている」と思えるため、相手は安心感を抱くようになるでしょう。

リードを任せる


支配欲が強い人と付き合う場合は、基本的に相手にリードを任せた方が関係は上手くいきます。主導権を相手に握らせてあげて、その中で上手い対処法を身につけながら、自分の意見も反映させていくという付き合い方が上手くいくでしょう。

ただし、あなたにも「リードしたい」という欲がある場合は、当然のことながら衝突は多くなります。支配欲が強い人との関係を上手く維持できる人は、相手に引っ張ってもらいたいタイプの人です。衝突や喧嘩が多いと感じたら、相手にもあなたにも支配欲がある可能性が考えられるでしょう。

事後報告ではなく事前報告にする


支配欲が強い人は、恋人が自分の把握していない行動をした時や、物事の決定を事後報告された時に不満に感じることが多いです。「聞いていないことをされた」「なんの相談もなしに決定された」と、支配できていないことにイラだってしまうため、報告は事前にすべきでしょう。

「こうしようと思ってる」「これからこうするね」と、予めしようと思っている行動などを伝えておくだけで、相手の受け入れ方に違いが出ます。少し面倒に感じるかもしれませんが、相手と衝突を避けるための方法だと思えば逆に楽に感じられるはずです。

愛情をしっかり表現する


自分に自信がないせいで支配欲が強くなっている人は、恋人が自分から離れていくことを極端に恐れていることがあります。「急にいなくなってしまうかもしれない」と不安に思って支配欲が湧いているため、安心させてあげると効果的でしょう。

「離れないよ」と伝えるのも良いですが、「これだけあなたのことが好き!」と愛情を伝えた方が、相手は自信が持てるはずです。「好き」と思った時や会いたいと思った時は、素直に言葉にして伝えた方が良いでしょう。「思われている」という自信が持てれば、安心できるはずです。

大事なことはハッキリ伝える


恋人のことがどんなに好きでも、支配欲が強い人の言いなりにはならないようにしたいところ。何もかも恋人の言いなりになっていては、支配どころか奴隷扱いされることもあるのです。時にはあなたの意見をハッキリ伝えることも大事でしょう。

応じてあげれば恋人が喜ぶとわかっていても、自分が無理や犠牲を強いられる場合は、「それはできない」とハッキリ伝えるべきです。冷静に、しかし断固として断れば、恋人はあなたが自分から離れて行ったら困ると思って他の方法や答えを考え始めるはず。「自分のもの」という認識があるうちは支配する気持ちが強いですが、あなたが離れていく可能性がある状況で無理して支配しようとはしないでしょう。

支配欲が強い恋人を持つ男女のエピソード!

ここで、支配欲が強い恋人を持つ人たちのエピソードを紹介します。どのような時に「疲れる」「面倒くさい」と感じるのか、逆に幸せに感じる支配欲はあるのかどうかを見ていきましょう。

他の女性と話しただけでキレた彼女!


「用事があって少しだけ他の女性と話しただけで、めちゃくちゃキレられました」(26歳/男性/整備士)

一見、嫉妬にも見える行動ですが、自分以外の女性と話をした彼氏のことが気に食わなかったのでしょう。嫉妬であれば、「話さないで」とお願いしたり、「妬いちゃった」と相手に甘える形にもできるはず。しかし、この女性はキレているので、「言うことを聞け!」と支配したがっている様子が感じ取れますね。

守られてる感じがするから実は嫌じゃない…


「支配欲が強い彼氏ですが、守られてる感じがするから嫌じゃないんです…」(28歳/女性/保育士)

支配欲が強い人のことを嫌がる人は多いですが、指示や命令をされると守られていると感じる人がいるのも事実です。優柔不断であったり人を頼ることが多い人は、恋人に支配されることに喜びや幸せを感じることもあるのでしょう。束縛についても同様で、「束縛されるのは大切に思われているからだ」と考える人の目には、支配欲が強い恋人が魅力的に映っているはずです。

自分以外には支配欲を見せない彼


「友達関係だった時は、彼の支配欲には気付きませんでした。むしろからかわれる役回りで、常に周りからいじられているイメージでした。でも恋人になった途端、私にだけ見せる支配欲がすごくて驚いてます」(24歳/女性/販売)

支配欲をすべての人に対して向けるのではなく、特定の人にだけ向ける人も意外と多いです。そのため周りの人に相談しても「本当?」と信じてもらえなかったりして、一人で悩みを抱えることもあるでしょう。付き合った途端、人が変わったように支配欲を見せてくる人の場合は、計算高く裏表があるタイプの人とも言えるでしょう。

意見すると急にヒステリックに…


「それは違うなと思って彼女に意見すると、だんだんと感情的になってきて、最終的にヒステリックになる。結局泣かれてしまうため、言うことを聞かざるを得ない」(29歳/男性/会社員)

自分の思った通りに相手をコントロールしたいため、それが叶わないと思った瞬間、豹変する人もいるでしょう。感情的になって怒りをぶつける人もいれば、この女性のようにヒステリックになり、相手が「うん」と言わざるを得ない状況を作り出す人も…。その豹変した姿を見たくなくて、相手の言いなりになってしまう人も少なくないでしょう。

支配欲が強いと言われたときの改善方法

支配欲が強い人には、自覚がないことがあります。これまでは、相手が支配欲の強いケースを見てきましたが、実はあなた自身が支配欲の強い人である可能性もあります。人から「支配欲が強いよね」なんて言われた時には、改善が必要かもしれません。

では最後に、あなた自身が支配欲が強い場合、どのように改善していけば良いのかをご紹介していきましょう。

人の考えや意見を受け入れる


まずは、自分の意見だけを押し通そうとするのではなく、相手の考えや意見を受け入れることが必要です。「いや、そうじゃなくて」とか「それは間違ってる」と相手の意見を否定するのを一旦やめてみて、「そんな考え方もあるのか」と認めることからスタートしてみましょう。

あなたの意見や考えは、あなたにとっては正しいことかもしれません。しかし、他人から見た時には必ずしも正しいとは言い切れませんよね。物事には複数の考えや答えがあって当然。答えが一つと決まっている数学のような問題ではないのです。違う意見があって良いし、あるのが当たり前だという考えを取り入れ、他人の価値観を受け入れる努力をしてみましょう。

周囲と自分を比較するのをやめる


周囲と自分を比較したとき、自分が劣っているとか負けたと感じてしまうと、自信をなくしてしまうものです。そして、これまでにも述べてきたように、自信をなくした結果、力によって相手をねじ伏せ、自分の支配下に置こうとし始めます。この悪循環を断ち切るために、周囲と自分を比較するのをやめるべきでしょう。

人には得意なことと不得意なことの両方があって当然です。もちろん、あなたにも周囲の人より秀でているものがあるでしょう。ただ、負けず嫌いな性格だと、どうしても「負けた」「劣っている」と感じたところを強く意識してしまうはずです。そうなると、「相手に言うことを聞かせて自分が優位に立てばいい」という考えが生まれてしまうでしょう。

負けていることや劣っていることがあるからといって力で押さえつけても、自分が惨めになるだけではないでしょうか。支配欲を強くするのではなく、自信を強く持てるよう、努力して勝ち取ることも良い方法です。

人を信じる努力をする


相手のことを信用できていないせいで、支配欲が強くなったり束縛がきつくなってしまうこともあります。そんな時は相手のことを信じようと努力してみるだけでも、相手にはあなたが変わったように見えるでしょう。

例えば、恋人に「この日とこの日は誰と何をしてた?」などといちいち尋ねるのは、誰かに取られるのが心配だからであり、自分のもとから離れて行かれるのが不安だからですよね?でも、言われた側がどう感じるかを考えてみてください。信用されていない上に、遊びで付き合っていると思われていると感じ、決して良い気分にはなれないはずです。

もし心配や不安から支配欲が強くなっているとしたら、信じる努力をすると同時に、素直になることも必要でしょう。「いなくなられるのが怖い」「一緒にいないときに何をしてるのかわからなくて不安」といった気持ちを、素直に相手に伝えてみるのです。その気持ちを隠して強気で出るのと、甘えながら弱さを見せるのとでは、受け取る側の印象は全く異なるでしょう。

勝ち負けにこだわらない


勝ち負けを気にしすぎて支配欲が強くなってしまうことがあります。相手に負けたくない、強引な手を使ってでも相手を押さえつけたいという思いが強い人は、勝ち負けにこだわらないように考え方を変える必要もあるでしょう。

もちろん勝負事であれば、勝ちたいと思うのは自然でしょう。でも、自分が向き合っている問題が勝ち負けを争うような問題なのかどうか、一度考えてみてください。相手と考え方が違う場合、自分の意見を通すことが「勝ち」ではありませんよね。それはただの自己満足かもしれません。

生き方や考え方は人それぞれ違うのが当たり前ですし、相手の意見を尊重したり受け入れることで自分自身も成長できます。勝ち負けにこだわり自己満足の世界で生きていたら、自分の成長が止まってしまうだけなのです。

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