優しい男性は魅力的!でも、それって本当の優しさ?
でも、優しい男性の中には、付き合ってから豹変するタイプや下心がある人など、表面的な優しさで女性に近づく人もいるのです。また、ただ優しいだけでヘラヘラしている自分のない男性も、本当に優しい男性とは言えないでしょう。
本当に優しい男性とは、どのような人のことを指すのでしょうか。
そもそも「本当の優しさ」って?
表面上が優しいだけの男性と本当に優しい男性には、どのような違いがあるのでしょうか。そもそも、本当の優しさとは何でしょうか。
本当の優しさとは、相手に対し思いやりをもてること、さらに言えば、見返りを求めず相手のためを思った行動や考えができるさまを指すと言っていいでしょう。
純粋な気持ちで相手を思いやることができる、広く温かい心を持っていなければ、本当の優しさは生まれないのです。
世の中には表面上だけ優しい男性も存在する
ところが、パッと見ると優しくていかにも好青年という感じなのに、実際はものすごく腹黒く、付き合うと「俺様男」に豹変するタイプもいます。
また、逆に中身が空っぽな男性もいます。優しいように見えて、優柔不断で何も自分で決められず相手に任せきり、というタイプですね。一見優しいように感じても、これでは女性は振りまわされるばかりです。
このような本当は優しくない上っ面だけの男性も存在しますので、表面上の優しさに騙されて痛い目を見ないように気を付けましょう。
本当に優しい男性の特徴【性格編】
初対面でいきなり本当に優しい男性と判断するのは、よほどのエピソードがない限り難しいですが、しばらく一緒にいれば本性が見えてくるものです。
そこで、本当に優しい男性に見られる特徴をご紹介していきますので、判断する際のヒントにして下さい。まずは性格編から見ていきましょう。
損得勘定をしない
ここで優しくしておいたら自分にメリットがある。または、優しくしても損するだけだ。このようにあれこれ考えながら優しさを小出しにするのは、損得勘定の考え方を持っているからです。
本当に優しい男性は、そもそも損得勘定をしません。優しくするのは、どこまでも相手を思いやる気持ちがあるから。自分にとってメリットがあるかどうかなど、どうでもいいことなのです。
見返りを求めない
自分が優しくしたら、相手からもそれなりの見返りがほしいと思う男性も少なくありません。だから、見返りがなければ態度が変わったりするのです。
一方、本当に優しい男性の場合は相手に見返りを求めることはありません。見返りを目的としていないため、無償の優しさを惜しみなく注げるのです。
根が優しいのであり、頑張って優しくしようと努めているわけでもありません。無理して優しくしているわけではないから、見返りがなくても気にならないのです。
誰に対しても誠実
本当に優しい人は損得勘定や見返りを求める気持ちがないため、相手によってガラッと態度を変えることはありません。もちろん、好きな女性を特別扱いすることもありますが、基本的には誰に対しても誠実です。
中には無口でぶっきらぼうな男性もいるでしょう。それでも、誰に対しても同じような態度のはず。一方にはヘラヘラと愛想を振りまいて、もう一方には横柄な態度をとる、というようなことはありません。
そしてたとえ愛想が悪かったとしても、騙したり意図的に傷つけたりする言動は決してしないのです。
自分の信念がちゃんとある
うわべだけ優しいのは、ただのイエスマンや八方美人の男性に見られる特徴です。そのような男性は、考えや意見をコロコロ変えて相手に媚びているだけ。つまり、自分の信念も何もないのです。
本当に優しい男性の場合、プライドも自己肯定感もあり、自分なりの信念を持っています。その信念に基づき行動するため筋が通っていますし、自分の言動に責任を持つこともできるのです。
相手のためを思う行動も、自分の信念から自然と出るもののため、見返りを求めずにいられるのでしょう。
情緒が安定している
ここまで見てきただけでも、本当に優しい男性はかなり出来た人間のように感じられますよね。なぜ、そんな素晴らしい性格ができあがるのでしょうか。
その理由として、もともとその人が持っている気質ももちろん大きいですが、情緒が安定しており、心に余裕があるということが一番に考えられるでしょう。そもそも、情緒不安定で自分のことで精一杯だと、人に優しくなんてできるはずがありませんよね。
周りの環境に恵まれ、健全な自己肯定感が育まれてきたことが、本当に優しい心を持つ人へと導いたのでしょう。
本当に優しい男性の特徴【行動編】
ここからは、そんな本当に優しい男性が起こす行動をピックアップしていきます。これからご紹介するような行動をさりげなくできる男性は、本当に優しい人である可能性大です。
聞き上手
相手の話を最後まで聞こうとする気持ちがあるため、本当に優しい男性は聞き上手です。もともと、相手のことをまずは受け入れようとするため、相手も安心して話すことができます。
話している途中で遮って自分の話をしたり、上から目線のアドバイスをしたりすることもなく、相手が話しやすい環境を作って話が終わるまで優しく聞いているだけ。そのため、相手は話しただけで気持ちが救われるのです。
相手をまるごと受け入れようとする広い心がなければ、なかなかできることではありません。
悪口を言わない
基本的に、本当に優しい男性は人の悪口を言いません。相手に対して何か意見がある場合は、陰で言うのではなく直接本人に伝えます。それも、相手を傷つけるような言い方ではなく、あくまでも意見として伝えるだけ。
悪口はただ人を傷つけるだけのものと考えているので、仲間内で盛り上がっていても便乗することはありません。このような男性は、悪口を楽しそうに言う女性のこともとても残念な気持ちで見ているでしょう。
自分の意見を押し付けない
相手を受け入れようとする気持ちがベースにあるため、相手が違う考えを持っていたとしても、自分の意見を押し付けるようなことはしません。相手に伝える場合も、一方的に批判するのではなく「話し合おう」というスタンスです。
アドバイスする場合も、自分の考えはあくまで一意見として参考にさせる程度で、最終的な決断は相手に任せます。何でもやってあげるのが優しさではないと理解しているからです。
困っている人がいたら自然と助けようとする
本当に優しい男性は、身近な人に対してはもちろん、その場限りの相手に対しても優しい心で接することができます。街中などで困っている人を見かけたら、自分から手助けしようとするでしょう。
電車で当たり前のように席を譲ったり、荷物を運ぶのを手伝ったり。多くの人がスルーしそうな場面でも、本当に優しい男性は気付けば必ず助けようと行動するのです。
本当に優しい男性の特徴【行動編・続き】
本当に優しい男性がとる行動はまだまだあります。続きを見ていきましょう。
NOが言える
相手を受け入れる心があるのが優しい男性とお伝えしてきましたが、「受け入れる」と「言いなりになる」は違います。嫌われたくないから、面倒を避けたいからとイエスマンになるのは、優しい行動とは言えません。
違う、嫌だと思ったら、ちゃんと「NO」が言えることも、優しい行動に含まれるのです。なぜなら、無理してまで受け入れてしまうのは、結局相手にとっていいことではないから。
相手のためを思って時にはNOと言えてこそ、本当に優しい男性なのです。
自分が間違っていたら謝ることができる
素直に非を認めるという行動にも、優しい心が必要です。間違っていたら謝るということができない大人は少なくありません。批判を受けたくないからと逃げる人もいます。
本当に優しい男性でも、完璧な人間ではありませんので失敗や間違いを犯すことはあるでしょう。それに対してきちんと向き合い、最後まで責任を取ることができるのも、本当の優しさの表れなのではないでしょうか。
合わないと思う相手でも認めることができる
誰でも、相性の良し悪しはあります。苦手だと感じる相手がいる人も多いでしょう。もちろん優しい男性であっても、自分と考え方が合わない相手がいるのは不思議なことではありません。
でも本当に優しい男性の場合は、相手と合わないと感じたとしても、その人のいいところを見つけたり、相手の立場に立って考えてみたりすることができます。そのため、合わない人だとしても相手を認め、良好な関係を築けることが多いのです。
本当に相手のためを思った行動ができる
優しい男性だからといって、いつも優しく穏やかにしているわけではありません。時にはNOと言ったり、相手を叱ったりすることもあります。そうすることが、相手のためになると考えるからです。
口先では相手のためと言いながら、結局は自分本位の行動を取る人もたくさんいます。そのような上辺だけの優しさと違い、本当に優しい男性はどうすれば相手のためになるかよく考え、根拠を持って行動するのです。
こんな男性は「表面上だけ優しい男」かも…
優しい人だと思って付き合ってみたら違った…ということにならないためにも、表面上だけの優しさには早い段階で気付けるようにしたいですよね。
そこで、表面上だけ優しい男によく見られる特徴を挙げていきます。
あなたや他人の顔色をうかがってばかりいる
優しいように見えて、ただ気弱で女々しいだけの男は案外多いです。そのような男性は、いつも人の顔色をうかがいながらしか行動できません。
一見優しい男性に見えますが、常に人からどう思われているかを気にしています。そのため、嫌われないことだけを考えて行動します。それは結局、相手のためではなく、自分のことしか考えない行動ではないでしょうか。
他者への優しさではなく、人から認めてもらいたい、受け入れてほしいという自分本位の思いが中心にあるのです。
気分にムラがある
優しいと思ったら急に不機嫌になるなど、気分にムラがあり掴みどころのない人も、本当に優しい男性とは言えません。結局、優しいのは自分の機嫌がいいときだけ、という気まぐれ男です。
気分が変わりやすく、それによって優しくしたり冷たくしたりと相手を振り回すような男性は、相手の気持ちなど考えていないですよね。常に思いやりがある人なら、気分が悪いからとあからさまに不機嫌な態度を見せることはないはずです。
人によって態度が違い過ぎる
気分によってその時々で態度が変わるだけでなく、相手によって態度に差があり過ぎる男性も、結局は損得勘定や見返りのために優しくしているだけでしょう。
相手によってコロコロ態度を変えるのは、心に余裕がない証拠です。そのような男性はたいてい、都合の悪い相手にはヘコヘコと下手に出るけれど、そのストレスを自分よりも弱い立場の人にぶつけて発散させています。
誰に対しても優しいわけではなく裏の顔がある男性は、やはり自分本位な行動しかしません。
自分の意見や考えがなく周りに合わせているだけ
優しいように見えて、ただ中身がないだけの可能性もあります。いつも人に合わせて行動する人は、協調性はあるかもしれませんが、実は自分で考えるのが面倒だから人に依存しているとも考えられるのです。
何かを決める時に、自分は何でもいいから決まったことに従うという姿勢でいる人がいますが、それは優しさではありません。相手に負担や責任を押し付けて楽をしたいだけ。
何でも合わせてくれて優しいと過大評価されがちですが、ただ決断力や行動力がないだけなのです。
ただのお人よし
自分を犠牲にしてまで相手に尽くすのも、本当に優しい男性と言えるかどうか疑問です。犠牲の範囲が小さければ問題ないかもしれませんが、中には自分の周囲の人に迷惑をかけてまで人助けをしようとする人もいます。例えば、親戚に借金をしてまで友人にお金を貸すような行動です。
それは、視野の狭いただのお人よしではないでしょうか。本当に優しい男性なら、その時の状況を総合的に考えて、できる範囲での手助けに留めるはず。自分を犠牲にしてまで相手に尽くすことを相手が望んでいるか、ということを考えないのは、優しさとは言えません。
「本当に優しい男性」エピソード
ここで、本当に優しい男性についてのエピソードをご紹介します。優しい男性に感動した女性たちの、心温まる体験談を見ていきましょう。
怪我をした動物を助けた彼
「付き合い始めて間もない頃、デート中に怪我をしている野良猫を見かけたんです。そうしたら彼が、迷わず猫を抱えて保護しました。もともと動物好きなようでしたが、その姿に優しさを感じキュンとしましたね」(23歳/女性/販売)
人に対してだけでなく、動物に対しても大切にできる。しかも自分のペットではなく、たまたま見かけただけの動物を助ける姿には、本当の優しさが表れていると誰もが思うのではないでしょうか。動物でも困っていれば見逃さない男性には、心が打たれますよね。
ちゃんと叱ってくれて最後まで見捨てなかった先輩
「仕事で、ちょっと手を抜いてしまったせいで大きなミスをした時に、先輩は叱ってくれた後、最後までフォローしてくれたんです。私の責任感がなかったせいなのに、見捨てずにいてくれた先輩は、厳しいけど本当に優しい人だと思いました」(25歳/女性/営業)
本当の優しさの中には、時にはこのように厳しさが含まれることもあります。甘やかすのではなく厳しくする方が相手のためになる場合は、自分は悪者になることもいとわないのです。そして、叱るだけでなく最後まで見守り続けるところにも温かさが感じられますよね。
さりげなく妊婦さんに席を譲った高校生
「電車に妊婦さんが乗ってきました。気付かなかったり見て見ぬふりをしたりする人が多い中、一番に気付いてサッと席を譲ったのは金髪の男子高生。見た目は怖いけど、こういうことが自然にできる彼は、本当に優しい心の持ち主だと思いました」(32歳/女性/看護師)
このように、本当に優しい男性は見ず知らずの人を自然と助けることができるのです。若くても、見た目が不良っぽくても、中身が成熟していて真心のある男性はたくさんいます。
話を聞いてくれて一緒に考えてくれる夫
「何でもかんでも自分の意見に従ってくれる人より、とりあえず話を聞いてくれて一緒に考えてくれる人の方が、本当の意味で優しいと思います。うちの旦那がそういうタイプなので、助かっています」(30歳/女性/教員)
言うことを聞いてくれるのは都合のいい相手かもしれませんが、本当に優しいとは言い難いですよね。話を聞いてくれることは大切ですが、言いなりになるより一緒に考えることの方がエネルギーを使います。それを惜しまない人こそ、本当に優しい男性と言えるでしょう。
本当に優しい男性の脈ありサインとは?
優しいのが当たり前の男性の場合、どのようなサインから脈ありを読み取ればいいのでしょうか。
あなたには特別優しい
皆に優しい男性でも、好きな人には特別扱いしたくなるもの。他の人に比べて、自分に対してはやたら優しいと感じるのであれば、それは特別な気持ちがあるからかもしれません。
彼の行動や態度を観察してみて、あなたにだけ特別な優しさがある場合は、脈ありの可能性が高いです。
積極的にアプローチしてくる
本当に優しい男性は、ただのお人よしでも八方美人でもありません。根が優しいためもちろん誰に対しても優しく接しますが、好きな女性には積極的にアプローチして気持ちに気付いてもらおうとするでしょう。
好意を言葉や態度で伝えられたり、連絡がよく来たり、食事や遊びに誘われたりすることが続く場合、それが自分に対してだけであれば間違いなくアプローチです。わかりやすい行動や態度で示して、相手の様子を見ながら待つことができるのも、本当に優しい男性の特徴でしょう。
自然と近くにいる
気付いたら彼がそばにいることが多いというのも、実はアプローチなのかもしれません。好きな人には近づきたい、関わっていたいと誰もが思うことです。でも、優しいがゆえに、目立つアプローチを控えて相手の様子を見る人も多いのです。
そのような控えめな優しい男性は、好きな女性のそばで彼女を見守り、支えることを喜びとします。自分の気持ちに気付いてもらうことよりも相手の気持ちを優先するので、ちょっとじれったいかもしれません。
好みに合わせてリードしてくれる
本当に優しい男性は、デートに誘う場合も、強引に自分の行きたい所につれていくのではなく、かといって何でも彼女任せにしたりもしません。女性の好みに合わせて希望を聞きつつ、しっかりリードしてくれます。
そのような思いやりのある態度でリードしてくれるのは、好きな女性に楽しんでもらいたいという気持ちがあるから。
優しくリードしてもらったら、彼の気持ちをしっかりと受け止めて思い切り楽しみましょう。自然と関係が深まっていくはずです。
本当に優しい男性は心が強い
周りに流されたり自分を見失ったりすることがなく、自信と信念に基づいた行動ができるため、人に対しても惜しみない優しさを注げるのです。
ちょっと優しくされただけで優しい男性と判断してしまうのは危険です。自分をしっかりと持ち、裏表のない態度で損得を考えず行動できる人こそ、本当に優しい男性と言えるでしょう。
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