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スパンキングの魅力とは?スパンキングのやり方・道具・体験談まとめ

スパンキングの魅力とは?スパンキングのやり方・道具・体験談まとめ

「スパンキング」と聞いてSMを連想する人もいれば、セックス時の行為だという認識はあるものの、詳しいことはよくわからない人もいるでしょう。スパンキングを何のためにおこなうのかなど、疑問に感じることがたくさんありますよね。そこで今回は、さまざまな角度からスパンキングを徹底検証し、その魅力を探ります。


いったいどんな行為?そもそもスパンキングとは?

セックスにはいろいろな言葉が使われますが、その中のひとつに「スパンキング」という用語があります。聞いたことがないという人は、おそらくはSMチックなプレイに興味がないのではないでしょうか。普通のセックスよりも特徴的な嗜好性を持つ「SMプレイ」で用いることが多いからです。

ここでは、スパンキングという行為を多方面から見ていきましょう。

お仕置きでする「お尻ペンペン」とは別物


日本でも、かつてはいたずらした子供をつかまえて、そのお尻をだして叩くという行動をしましたよね。いわゆる「お尻ペンペン」です。50代以上の人なら、された経験があるのではないでしょうか。

このお尻ペンペンは、欧米ではよく行われます。賛否はあるものの、欧米ではお尻を叩くという動作が比較的ポピュラーなようです。なお、子供に対して行う場合のお尻ペンペンは「ディシプリンスパンキング」と呼ばれます。

一方、大人に対してするスパンキングは、体罰ではなく性的嗜好によるもので、お尻ペンペンとはまったく別物。お仕置きと称することからもわかるように、セックスの快感を求めるための嗜虐的な行為を指します。

上級者の中にはハードスパンキングを行う人も?


SMプレイが好きな上級者の中には、パートナーの女性の身体により強い痛みを与える、ハードスパンキングを行う男性もいます。

通常のスパンキングと異なるのは、力の入れ具合を変えることの他に、道具を使い分けること。欧米ではセックスの際にはポピュラーなだけに、多彩な方法が編み出されたのでしょう。何を使うかによって、呼び方すらも変わってきます。

普通のスパンキングは平らな物や手を使って叩きますが、ケインと呼ばれる籐を使えば「ケイニング」、スリッパなら「スリッパリング」、SMでおなじみの鞭を使うと「ウィッピング」といった具合です。もっともハードといえば、やはり鞭を使うウィッピングとなります。

痛いだけじゃない!?スパンキングの魅力とは

平手でお尻を叩かれれば、当然痛いはず。その上、ハードになるとスリッパやパドル、最高レベルでは鞭が使用されるとなれば、「お尻を叩かれて痛い思いをするセックスで、気持ちよくなることなんて無理!」と考える女性がほとんどではないでしょうか。

けれど、好む人がいるということには何らかの理由があるはず。そこで、スパンキングの魅力は何かを掘り下げます。

痛みが快感に変わるから


かつての欧米では日常的に馬を乗り回していたり、現在でもロデオなどの競技もあることから、お尻を叩くという行動がおなじみなのでしょう。それが転嫁して、セックス時に主に男性が女性のお尻を叩くことで性的興奮を高める、いわゆる前戯の行為となって定着しています。

男性の場合、パートナーに痛みを与える、叩くという行動が、セックスにおいて倒錯的な快感を呼び起こすことがしばしばです。女性も本来は痛みを感じるはずなのですが、脳は興奮状態に陥ると、痛みと快感を混同してしまいます。その結果、痛みが快感に変わるわけです。

ぴしっと叩いた瞬間!膣の締まりがよくなる


スパンキングを行うのは、男性から女性へというパターンがほとんど。Mっ気のある男性が女王様に扮したボンデージ姿の女性に鞭で叩かれて、性的興奮に悶える姿はおなじみですが、これはかなりマニアックです。

男女共に、身体のどこかを叩かれたら、瞬間的に力が入りますよね。セックス時に男性が女性のお尻をぴしっと叩くと、瞬間的に膣の締まりがよくなります。これは、骨盤底筋と呼ばれる骨盤を支える筋肉が、お尻から膣にまですべてつながっているから。

つまり、お尻を叩かれた痛みでお尻の筋肉が緊張すると、膣も一緒になってきゅっと締まるというわけです。欧米には、この快感に病みつきになる男性が多いのでしょう。

男性は支配したいという欲望を満たせる


セックスの際に男性が女性のお尻を叩く行動は、男の本能ともいえる「相手を支配したい」という欲望が最大の要因となっているでしょう。

スパンキングの姿勢にはいろいろありますが、基本的に女性は無防備な状態で男性にお尻をさらけ出すことになります。その光景自体が、すでに男の支配欲を満たしていると言えますが、叩くという行為でさらに支配欲を満たせるわけです。

母親にお尻ペンペンされるのは、たいてい男の子。言っても聞かないことが多いからですが、男性にはその時の記憶が残っている傾向が強いのかも。その結果、大人になって力を持った時に、女性のお尻を叩きたいと感じるのかもしれません。

女性は支配されたい願望を満たしている


男性とは逆で、親からお尻ペンペンされたという経験を持つ女性は少ないでしょう。あるとしたら、よほど男勝りでわんぱくな女の子だったと考えられます。

子供時代にペンペンされなかったことが遠因になって、大人になってセックスをしたときに、パートナーからのスパンキングに快感を覚えるケースも。特に、強い男性に支配され、思い通りにしてほしいという妄想が強い女性ほど、快感につながりやすくなると言われています。

男性は支配したがり、女性は支配されたがる。セックスにおける男女の心理はしばしば違うものの、同じ行為からそれぞれが求める願望を満たしているという点で、興味深い行為と言えるでしょう。

叩くことで振動が性器に伝わる


女性はスパンキングをされるとき、男性の動きが見えません。そのため、初めてスパンキングをされた時は、ほとんどの女性がびっくりするでしょう。そのびっくりした瞬間に膣がきゅっと締まるので、男性は挿入時にスパンキングをしたがるのです。

また、女性がスパンキングされることに慣れてきたら、膣の締まりをよくする以外の目的でも行われます。お尻は性器に近い部分なので、スパンキングで生じた振動が性器に伝わることでも快感を得られるからです。

男性が自らの気持ちよさを求めるためにしている印象が強いですが、実は女性の快感も高まるのです。より刺激的な快感を得たいという、男女の欲望を満たす方法でもあります。

聴覚を刺激!音に興奮する


ハードなスパンキングで用いる鞭は、かなり上級者向けです。ひゅっという唸りと共にお尻に振り下ろされた時の音は、おそらくさまざまな道具を用いる中では、もっとも大きくて刺激的でしょう。

とはいえ、パートナーとのセックスで相手を支配したい、あるいは支配されたいと考えたとしても、いきなり鞭という最大級の方法を選択する人はまずいないはず。たいていは、平手でぴしゃぴしゃ叩く程度からでしょう。

ただし、たとえ平手でも、ほとんどの人は日常生活で誰かを叩くなんてことはありません。パートナーとのセックスの時だけはそれができるとあって、音による興奮は非常に大きいもの。支配されたい女性にとっても、音はわかりやすい刺激になります。

至極当然?スパンキングにはデメリットもある

セックスでのスパンキングの魅力は、痛みと興奮がもたらす倒錯感と、それによって引き起こされる快感といっていいでしょう。とはいえ、女性の身体を叩くのですから、さまざまなデメリットがあるのは至極当然です。そこで、始める前に知っておきたい、スパンキングのデメリットをご紹介します。

コツを心得ないと身体に痛みが残る


痛みと快感が紙一重という点が、スパンキングの一番の特徴です。スパンキングを好む女性であっても、身体に痛みが残るほど叩かれたら、もはや苦痛しか感じないでしょう。

女性の身体に適度な刺激と振動を与えるには、叩き方にコツがあります。そのコツを知らず、「女性のお尻をたたけばいいんだろう」と安易に考えているとしたら、大きな間違いです。身体に痛みが残れば、もう二度と叩かせてくれないでしょう。

コツを心得た叩き方は、女性を興奮させます。瞬間的に身体に痛みを感じても、痛みが残るまでには至らない。そんな叩き方をマスターすれば、身体に残った痛みがトラウマとなって女性がセックスを嫌がるようになる、というデメリットを避けられます。

女性の意思を尊重しないと嫌われる


スパンキングによって、女性も膣が締まり、性器への振動によって気持ちよくなれるとはいえ、性的な嗜好は人それぞれ。お尻を叩かれた瞬間に、それまでの快感が一気に潮のように引いていき、「何するのよ!」と怒り心頭に発する女性もいることでしょう。

優しくされたいという気持ちや、男性は紳士的であってほしいと考える女性にスパンキングをするのは、デメリットを通り越して危険ですらあります。それでもしたいのであれば、嫌われ、別れを切り出されることを覚悟する必要があるかも…。

どうしても彼女と試してみたいなら、パートナーの意思を尊重することが不可欠。「ソフトに、痛くないようにするから、やってみない?」と持ち掛けましょう。

力の入れすぎなど配慮がないのは論外!


AVを見ているうちに、自分でもやりたくなるという男性は多いもの。特にSMプレイではおなじみのシーンだけに、男性の「支配したい」という欲望をかなり刺激するのは確かです。

SM系のAVでは鞭を使ったハードなスパンキングは当たり前ですし、女性のお尻が真っ赤になるほど、かなりの力で叩いているように見えることもしばしば。けれど、AVは刺激的に見せるように作られているため、同じようにしたら力の入れすぎになるのは必至です。

身体に痛みが残るという点とも重複しますが、たとえ合意のもとでも、あまり力を入れすぎるともはやプレイとは言えなくなります。ハードにやり過ぎないよう十分に配慮しましょう。

自己満足なプレイに徹するとドン引きされる


お尻を叩くという行為によって、女性も膣が締まり、性器に伝わる振動によって気持ちよくなるとはいうものの、基本的に身体に痛みを与えられるのは女性の方。男性も叩くにあたって多少は痛みを覚えるでしょうが、ほとんど害はありません。

力の入れすぎと重なる点でもありますが、自己満足なプレイに夢中になり過ぎて、気づかないうちに、かなりパンパン叩いていたということになるかも。女性は男性よりも興奮を感じるのに時間がかかるので、とりわけ自己満足な男性には幻滅します。

自分の快感を求めるあまり、もっと気持ちよくなろうとぴしゃぴしゃ叩いていたら、二度とセックスさせてくれないかもしれませんし、最悪の場合、別れにつながりかねないデメリットです。

パートナーがスパンキングをしたがる心理って?

セックスでスパンキングをしたがるのは、たいていが男性です。そもそも興味がない女性としては、パートナーがなぜしたがるのか、その心理が理解できないかも。とはいえ、お願いされたら叶えてあげたいという女性は、パートナーがスパンキングをしたがる心理を知っておいた方がよさそう。そこで、ここからは、スパンキングにまつわる心理を紐解いてみます。

女性が悶える姿に興奮!AVに影響されて


「SMプレイのAVを見ていて、女性がスパンキングされて悶える姿に興奮しました。丸出しのお尻を叩いている男の姿に自分を重ね、やってみたいと思った」(25歳/男性/会社員)

AVがきっかけでスパンキングしたくなる男性がとても多いようです。彼女とセックスはしても、普通はお尻を叩くなんてことはありませんよね。特に、今の時代は女子の方が肉食系で、男子が草食系のパターンも多いですから、彼女のお尻を叩こうものなら、倍返しされる可能性も。

ほとんどのAVでは、男性が完全に女性を支配した状況が描かれます。それに影響されてやってみたいという気持ちになるのは、無理もないかも。彼女や妻など、パートナーに頭が上がらない男性に多い心理かもしれません。

セックスのマンネリ解消のためにやってみたい


「最近、彼女とのセックスがマンネリ化しています。体位を変えたりと工夫はしてるんだけど、イマイチ盛り上がらない。となると、残るは刺激的要素かなと。スパンキングが気になってます」(28歳/男性/会社員)

長く付き合っていると、パートナーとのセックスもルーティン化してしまいがち。結果的にマンネリ感が強くなってきて、興奮も薄れてきてしまいます。体位を変えるなどの工夫をしてもマンネリが解消できないために、より刺激的なことをしたいという心理が働くケースもあるでしょう。

男性にとってバックの体位は刺激的なだけに、加えてスパンキングをしてみたいという心理になりがちと言えそうです。

音に興奮するタチなので…


「セックスで彼女の中に挿入したとき、ピストン運動で立てる音に興奮します。腰が当たる音や、ペニスに彼女の愛液が絡まる時の濡れた音がたまりません。スパンキングの音を聞いてみたい」(26歳/男性/公務員)

男女共に、セックスの際の音に興奮する人はいますが、行為そのものから生じる音により強い興奮を覚えるのは、男性に多いようです。ぺちぺちという音に興奮して、セックスをより頑張ってくれるなら、女性にもメリットがあるかもしれませんね。

彼がS気質!だから満足させてあげたい


「彼は基本的にS気質。だから、セックスも私が主導権を握ることはほとんどありません。正常位からバックへ移るのですが、バックの方がより熱心なのはS気質だからでしょうね。もっと彼を満足させてあげたいから、スパンキングもいいかなと考えています」(24歳/女性/看護師)

自分だけを大事にしてくれる彼には、もっと尽くしてあげたいと思うのが女心。その彼がセックスではS気質全開だとしたら、もっと刺激的なことを許して満足させてあげたいという心理になっても不思議はありませんね。

彼女にスパンキングをしたいS気質の男性は、まずは女性を大切にするところから、始める必要がありそうです。

独占欲むき出しの彼を見てふと…


「デートの待ち合わせ場所で、偶然高校時代の男友達と遭遇。彼が来るまで盛り上がって話していたら、それが気に入らなかったみたい。すぐにラブホに連れていかれて、独占欲むき出しで迫られました。その時のセックスが気持ちよかったので、これならスパンキングもありかなと」(22歳/女性/大学生)

彼氏が普段からS気質であることを知っているからこそ、プレイにとり入れたら、彼を満足させられるかも…と考える女性の気持ちもわかりますね。彼の思いがけない一面を見た時に、スパンキングさせてあげようかなと考えるのは、女性特有の心理と言えそうです。

Mと思われてる?反応を見てみたい


「彼は、どうやら私をM気質だと思っているみたいで、しきりに何をされたいかを聞いてきます。Mじゃないから普通でいいんですけど、彼の反応を見てみたくて、軽いスパンキングなら自分も楽しめるかな、なんて考えてます」(25歳/女性/会社員)

女性がスパンキングをされてもいいと考える心理には、男性が大きく影響しているよう。S気質や独占欲の強い彼、彼女の気質を勘違いしている彼までいろいろですが、男性の行動がきっかけで、やってみようかなという気になるのは同じ。

あるいは、痛みを受ける覚悟ができたということもあるかも。喜ばれるならしてあげたいという心理は、気持ちよくなりたいという男性心理の対極にあると言えそうです。

上手にするには?スパンキングの手順&コツ

スパンキングをセックスに適度にとり入れることで、男性、女性のどちらにも魅力的に働くことがわかってきました。とはいえ、痛みと関連しているだけに、上手に行うための正しい手順とやり方のコツをつかむことがとても重要です。そこでここからは、スパンキングの手順とコツをご紹介します。

手のひらでお尻の表面を叩く


気持ちよくなるには、何といっても叩き方のコツをつかむことが大事です。ただ女性のお尻を叩けばいいというわけではなく、手のひらを使って、お尻の表面を叩くのがポイントです。

イメージとしては、お尻全体を叩くのではなく、お尻の皮だけをぺちっと軽く手のひらで叩くと考えると、わかりやすいのではないでしょうか。

はじめは「ソフトに、少なめに」を心がける


叩き方のポイントを押さえているとしても、最初から勢い込んでパンパン叩くのはやめましょう。ずっと叩かれっぱなしだと、そちらに女性の意識が向いてしまいがちになるからです。

ソフトに叩くのはもちろんですが、叩く回数も大事です。ここぞというときに効果的にぺちっと叩きましょう。最初はソフトに、回数も少なめに、がポイントです。

リズミカルに強弱をつけて叩く


だんだんと慣れてきたら、徐々に強弱をつけましょう。膣や性器への刺激の伝わり具合が変わってきます。あくまでも弱く叩くのをベースに、時折、少し強めに叩くのがポイント。たとえば、パートナーに挿入し、身体になじんだところでちょっと強めに叩くと、膣がきゅっと反応するはず。

力加減を変えるとともに、叩き方もリズミカルにするのがコツです。一本調子だと身体がリズムに慣れてしまうので、心地よい刺激を得にくくなります。

叩くだけではなくドキドキ感を演出する


叩き方のコツをマスターし、最初は弱く、優しくを心がけたら、徐々にステップアップしていくのがスパンキングの手順です。さらに、もう一つ重要なのが、楽しむということ。

女性は後ろ向きの姿勢のため、いつお尻を叩かれるかがわかりません。この「いつ叩かれるんだろう」というドキドキが、期待感につながるわけです。一本調子で叩いたり、常に叩くのがよくないのは、ドキドキ感を失わせてしまうから。

お互いに慣れてきたら、いつもはここで叩くというタイミングをわざと外し、今まで叩いたことがないところで叩くことで、女性にドキドキ感を与えられます。より気持ちよくなるには、演出も外せないコツです。

知りたい!スパンキングに適した体位はどれ?

女性のお尻を叩く行為なので、どうしても適した体位というのがあります。正常位でお尻を叩くのは、なかなかむずかしいもの。むき出しの女性のお尻を叩くことで興奮するだけに、男性にとって体位選びは重要です。そこで、スパンキングに適したおすすめの体位をご紹介します。

定番中の定番!バックでの四つん這い


もっとも適した体位と言えば、バックです。女性の姿勢は基本的に四つん這いで、男性が女性の後ろに回り、腰を掴んで挿入しますので、手とお尻の距離がもっとも近いからです。

目の前に女性のお尻があってよく見えるので、どこをどう叩けばいいかがわかりやすい点も大きなメリット。そこで、まずはバックの体位から始めるのがおすすめです。

叩きやすさはバツグン!お尻を突き出す体位


同じくバックの体位でも、さらにお尻へのスパンキングがしやすくなるのが、女性にお尻を突きだしてもらう体位です。バックの体位で、女性には上半身をベッドにつけてもらい、お尻だけを持ち上げて、突きだすような姿勢を取ってもらいましょう。

これで、お尻全体がよりいっそうわかりやすくなります。四つん這いのバックよりも、性器に近い部分に刺激を与えられるのがメリット。女性の羞恥心をより煽ることにもつながるため、さらにおすすめの体位です。

恥ずかしさを煽る!下半身だけを裸にして立たせる


四つん這いになるのには抵抗があるという女性には、恥ずかしさを煽る方法もおすすめ。下半身だけを裸にして立たせ、向こうを向かせます。少し前屈みになるように導くと、自然とお尻を突きだす格好に。

この姿勢であれば、軽くぺちぺちするには問題ないでしょう。壁や窓に手を突かせたり、シンクや洗面台、テーブルなど、手を突けるところがあれば、女性もよりいっそうお尻を突きだしやすくなるはず。

上半身は服を着ているのに、下半身は何も着ていないという羞恥心が興奮を煽る上に、叩きやすさから言っても、最適な体位です。

お尻ペンペンを再現?膝の上に抱える


ソファやベッドなど、女性が身体を載せられるスペースを確保できるなら、男性の膝の上に抱えて載せる体位もおすすめ。いわゆる、大人が子供にするお尻ペンペンの姿勢になります。

ただ、子供相手ではないので、膝の上に女性の身体全体を抱えるのは無理。腰だけを膝の上に載せるには、腰から下、さらに上半身も、柔らかいベッドやソファの上に伸ばせる状態にしておきましょう。お尻だけを抱えあげられていることで、女性の興奮が高まる体位です。

癖になりそう…!パートナーとのスパンキング体験談

これまで経験したことがなかったけれど、実際に体験してみたら、あまりの気持ちよさに癖になりそうと感じる人が、続出するとかしないとか。そこで、実際にした男性、された女性それぞれの、パートナーとの体験談をご紹介します。

初めてのスパンキングが痛気持ちよくて…


「今の彼は、セックスの時に羞恥心を煽るのが上手なんです。言葉で責めてくるのはもちろん、体位も恥ずかしいと感じるものばかりを選んできて。恥ずかしい体位で挿入され、スパンキングされたとき、それまで経験したことのなかった快感を覚えました」(24歳/女性/美容師)

スパンキングのコツを知っているセックス上手な男性だと、女性もすんなりと受け入れられるのかもしれません。羞恥心が興奮を高める要因であるのは、女性なら誰もが認めるところ。M気質の女性なら、恥ずかしさMAXの体位で上手にスパンキングされることで、抵抗感を覚えることなく楽しめそうです。

焦らしとのミックスが信じられない気持ちよさに


「彼女は意外とバック好き。ぼくも嫌いじゃないから、正常位からバックへという流れがいつものパターンです。ある時、なかなか入れずに焦らしていたら、しびれを切らしてねだってきた彼女。『スパンキングさせてくれるなら入れる』と言ってみたら、すんなりOKサインが出ました。挿入と同時にお尻を叩いたときの気持ちよさが、ハンパなかったです」(25歳/男性/販売職)

挿入での焦らしは、女性の興奮を高めます。焦らされると自分からお願いすることもありますよね。そんなタイミングで彼女に頼んでみたら、「わかったから早く!」となりそう。男性なら、試してみる価値ありかも。

自分の意外な面を知ってびっくり!でも…


「年上の彼女は、ぼくにいろいろなことを教えてくれるんですが、ある時、バックの体位でいつもより刺激的にお尻を突き出して、『叩いていいよ』と言われたときはびっくりしました。実際に叩いてみると、何とも言えず強い男になった気がして、ぼくを締め付ける彼女も気持ちよくて!こんなにSだったのかと意外な自分を発見」(22歳/男性/大学生)

経験豊富な男性にスパンキングの魅力を教えてもらう女性は多いですが、その反対のパターンも。年上で性的にオープンな女性と付き合っている年下男性なら、お願いするのもありかもしれませんね。

こんなプレイもあり?スパンキングに使える道具

基本的には手のひらを使って、痛みを与えないようにリズムよく叩くのがコツ。けれど、すでにスパンキングを楽しんでいて、いつも手のひらばかりでマンネリ気味…というカップルには、ちょっと刺激的なプレイもいいでしょう。そこで、身近にあるもので、使える道具をいくつかご紹介します。

手軽さではイチオシ「目隠し」


視覚を奪われた状態でセックスすると、身体の反応がより敏感になるのはよく知られているところです。映画などでも女性に目隠しをするシーンは多く、女性の目から見てもドキドキしますよね。

タオルやハンカチは生活していくうえで必需品なので、手軽なドキドキプレイを楽しむにはうってつけ。そもそもお尻を叩かれる瞬間は女性に見えませんが、その他のことも見えなくなることで、よりいっそう刺激に敏感になるでしょう。

言うまでもありませんが、あまり乗り気になれない場合は、彼氏に頼まれても「また今度ね」などと上手に断りましょう。

より刺激的にしたいなら「手錠・ロープ」


スパンキングという行為自体、セックスにおいてはソフトなSMプレイです。そこで、もっと刺激的にしたい時におすすめなのが、SMプレイのシチュエーションを作り出せる手錠やロープです。

アダルトグッズはもちろん、余興のおもちゃなどでも手錠は簡単に手に入ります。ロープも100円ショップで売られているもので十分ですが、結ぶのに手間がかかる不器用な男性なら、手軽に利用できる手錠がおすすめです。

いずれにしても、怪我をしないよう、解きたいときにはすぐに外せるよう、安全に使いましょう。

男らしさの演出にうってつけ「ネクタイ」


男性がスーツの上着を脱ぎ、ネクタイを緩める仕草に男らしさを感じ、目が離せなくなる女性は少なくないとあって、ネクタイを使うのもおすすめ。締めていたネクタイをそのまま使えば、雰囲気を盛り上げる要素にもなりますね。

セックスで使うなら、使い込んで柔らかくなったネクタイを使うのもいいかも。女性に目隠ししたり、手首を縛って拘束するのに使うため、できるだけ柔らかくて肌に優しいもののほうがいいでしょう。

目隠しや拘束はもちろん、布でぺちぺち叩くのもおすすめ。かなり万能アイテムです。

手近なもので代用「しゃもじ」


手のひらでのスパンキングとは違う刺激を与えたいけれど、鞭は強すぎるし、スリッパも何となく嫌がられそう…というとき、「これでやってみようか!」と茶目っ気たっぷりに切り出せそうなのが、しゃもじ。

しゃもじには木でできたものとプラスチックでできたものがありますが、痛みの感じにくさでいえば、プラスチックがオススメです。米粒がくっつかない突起が付いたものもありますので、つるんとしたタイプと、突起付きを使い分けるのもいいかも。

扱いやすさという点では、普段使っているだけに文句なしです。ごはんをよそうしゃもじをセックスの道具にするというのも、イケナイことをしている気分を高めてくれますね。

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