素朴な疑問!そもそも「ポルチオ」ってなに?
そんな膣内で絶頂に達することを中イキといいますが、最近、Gスポットを超える性感帯が膣内にあるとわかり、ちょっとした話題になっています。それが、ポルチオです。ほとんどなじみのない言葉だけに、どういうものかがわからないのが本音のところ。そこで、「ポルチオってなに?」という疑問に、さまざまな面からお答えしていきます。
ポルチオってどういう意味?場所はどこにある?
女性が強い快感を感じる場所といえば、クリトリスとGスポットが有名とあって、ポルチオという名前を聞いたことすらないという人も多いでしょう。
ポルチオとは子宮下部にあり、膣とつながる子宮膣部のことを言います。ラテン語の「ポルティオー・ウァギナーリス・ウテリー」に由来しており、この長い名称の最初の部分を取って、呼ばれるようになったんだとか。
女性によって場所は異なるものの、膣の奥にある子宮口の入り口辺りがポルチオの位置とされており、開発するとかなりの性感帯になることがわかっています。
膣内部の性感帯といえばGスポットでは?
膣内部にある性感帯と言われると、男性、女性共にたいていの人が「膣内部の性感帯といえば、Gスポットじゃないの?」と考えるのではないでしょうか。
どちらも女性の膣内部にある性感帯ですが、両者には異なる特徴があります。まずは場所で、Gスポットは膣口から3~5㎝ほど奥に入った恥骨側、女性が仰向けになっている場合は、お腹の方にあります。つまり、上部分ですね。
対するポルチオはGスポットよりも深い膣内部、子宮口近くにあるのが特徴。簡単に指が届く位置にあるGスポットに比べて、より深いところにあるために、こうした性感帯の存在にそもそも気づいてない人が多いというわけです。
強い快感のはずが…ポルチオで感じない女性もいる?
クリトリスでの刺激で快感を得るのが容易なのに比べ、膣イキはハードルが高いと言われています。指で刺激できるGスポットでさえも、なかなかイケない女性が多い上に、さらにポルチオとなるとかなり開発が必要かも。
スポットを超える強い快感が得られるとされていますが、初めての刺激に対しては鈍い痛みを感じる女性も少なくありません。男性諸君は、新しい性感帯として刺激すれば、女性は必ず気持ちよくなるという先入観は持たない方がいいかも。
いずれにしても、性感帯の開発はじっくり時間をかけて優しくが基本。ポルチオで感じない女性がいるとしたら、男性の愛撫の仕方が原因の可能性もありそうです。