奥手男子を好きに…どうアプローチすべき?
そこで今回は、奥手な男子を好きになった場合に知っておきたい性格の特徴や、脈ありサイン、アプローチの仕方などをご紹介します。
そもそも「奥手」とは?
「奥手」という言葉は恋愛において使われることが多いですが、本来は成長が遅い稲の品種や、花や実がつくのが遅い草木の品種を指す言葉です。それがいつしか人にも当てはめられるようになり、「成熟が遅い人」という意味でも用いられています。
恋愛において使われる際の「奥手」は、恋愛に消極的、あるいは恋愛が苦手な人という捉え方をされるのが一般的です。男性にも女性にも使われます。
「奥手男子」と「草食系男子」の違い
「奥手男子」という言葉の意味が、「恋愛に消極的で苦手意識を持っている男子」ということであれば、草食系男子のことだと考える女性も多いでしょう。「奥手男子」と「草食系男子」はたしかにとてもよく似ていますが、少し違う点もあります。
まず違うのが、「奥手」には本来の言葉の意味があるためか、「奥手男子」と聞いてイメージする男性像が誰でもだいたい一致するのに対し、「草食系男子」は人によって捉え方がバラバラなこと。「草食系」の対義語に「肉食系」が挙げられますが、「草食系」は両者の違いを際立たせるために生まれた歴史の浅い言葉なので、人によってイメージが微妙に異なるのでしょう。
また、奥手男子は成熟が遅いだけで性的関心が低いわけではありませんが、草食系男子は肉食系男子と対になっていることからもわかるように、性に関してあっさりしています。この点でも、「奥手男子」と「草食系男子」は違うと言えるでしょう。
どちらのタイプかを見抜くことが大事
奥手男子を好きになってしまったら、女子としてはどうやってこちらを振り向かせるかで悩みそうですね。しかも、似ているとはいえ完全に同じではない草食系男子も存在するため、まずは相手がどちらのタイプなのかを見抜くことが大事かもしれません。
先述の通り、奥手男子は成熟は遅いですが、性的関心は低くありません。それに対して草食系男子は、女性から見ると性的魅力にあふれた成熟した男性なのに、本人がまったく女性にガツガツしないのが特徴です。
「ガツガツ来られるのが苦手だから草食系男子を好きになったのに、実は成熟が遅いだけの奥手男子で意外と肉食系だった」なんてこともあるので、タイプの見極めが重要です。
奥手男子の特徴《性格編》
シャイですぐ照れる
もともと女の子と男の子では、成熟するスピードが速いのは女の子の方。小学生の時点で女の子はオシャレに目覚めてお化粧をしたりしているのに、男の子は取っ組み合いのプロレスごっこをしているなんてことはよくありますよね。
思春期になるとさすがに男の子も女の子のことを意識し始めますが、シャイですぐ照れる性格は、傍目にもはっきりわかる奥手男子の最大の特徴。性的な成熟が早い男子は特に思春期の女子には敬遠されがちなので、奥手男子は意外に女子に好まれます。
シャイで照れ屋となれば、女子の目には胸キュンと映るのも無理はありません。下ネタ好きな男子が近くにいれば、奥手男子の控えめな魅力が強調されてぐんと株が上がりそうです。
マイペース
奥手男子に見られる性格の特徴で、傍目にもよくわかるのがマイペースだということ。自分だけの独特の世界観を持っていることも珍しくありません。自分の世界観を他の人に押し付けることをしないためにマイペースと映りますが、他からの押し付けを嫌がる頑固な面も持ち合わせています。
その結果、自分がこうしたいと思うように行動するという特徴が、マイペースな性格の持ち主と見られがち。とはいうものの、単にのんびりしているわけではないと考えておいた方がよさそうですね。
慎重すぎる性格
奥手男子に多く見られるのが、慎重な性格の持ち主であるという特徴です。恋愛に限らず、すべてにおいて慎重という点は共通しています。その慎重さは、石橋を叩いて渡るよりもさらに慎重で、石橋を叩いても渡らないくらいの慎重さだと言えます。
ここまで慎重だと、逆に疑り深い性格に思えてくるかもしれません。このあまりにも慎重すぎる性格が恋愛面での成熟を遅らせているのか、はたまた成熟が遅いがゆえに慎重すぎる性格になるのかはわかりません。とはいえ、特徴的な性格なのは確かといえるでしょう。
プライドが高い
シャイで照れ屋な性格と、自分だけの世界観を持ったマイペースなところが、女子にウケる奥手男子の魅力。けれど、実は慎重すぎるほど慎重な性格だったり、プライドが高い男性が意外と多い点も、性格における特徴に挙げられます。
見た目で判断する限りでは押しの強さがないため、プライドが高い性格だと女性が気づきにくいのが難点です。また奥手男子本人も、プライドが高いことで失恋の痛手やショックが大きくなりがちです。
恋愛に消極的な性格の裏には、シャイで照れ屋なだけでなく、高いプライドが隠されていることがある点は注意が必要ですね。
奥手男子の特徴《恋愛編》
モテないと思い込んでいる
周囲の男子たちが恋愛面でどんどん成熟しているのを見ていると、自分は遅れていると感じることもあるでしょう。次々と友達に彼女ができることで、「自分はモテないんだ!」と思い込んでしまう傾向にあります。
思春期における成熟度の違いを、自分で客観的に判断するのはむずかしいもの。「自分は単に奥手なだけなのだ」という認識がなく、性格の問題だと考えているとしたら、自分自身が原因でモテないという激しい思い込みにつながるのも無理はありませんね。
そのために女子から好意を寄せられても真面目に受け取らなかったり、「告白しても迷惑なだけだろう」と思い込んだりして、ネガティブな思考がどんどん強くなり、恋愛に発展しづらいのが大きな特徴です。
女性に偏見を持っていることも
奥手男子は、照れ屋でシャイ、のんびりしていてマイペース、といった分かりやすい性格を持ち合わせている一方で、思い込みが激しかったりプライドが高かったり、超がつくほど慎重な性格だったりと、見た目ではわからない特徴を多く持っています。
シャイでマイペースなところは女子ウケしますが、それとは裏腹に、恋愛においては女性に対して偏見を持っていることもあります。「自分はモテない」という思い込みの激しさから、「女性はみんなイケメンが好きで、自分のことなんて本当は好きじゃないに決まっている」という考え方になりがち。
女性全体に対する偏見を持っている場合もあるので、奥手男子との恋愛は一筋縄ではいかないかもしれません。
好きな女性をつい避けてしまう
小学生や中学生によくみられるのが、好きな女の子をいじめて泣かせたり、嫌がらせをする男の子ほど、実はその子のことが好きということ。記憶を振り返ると男性はもちろん、女性も経験があるのではないでしょうか。
思春期の男子は、奥手と積極派にわかれます。子供の頃に好きな女の子をかまっていた男子は積極派になることが多いのに対して、嫌がらせすらもできなかった奥手男子は、好きな相手ほど避けてしまうようになります。
好きだという気持ちを知られるのが怖い、好きだとわかって笑われたら耐えられないという気持ちから、あえて避ける傾向にあります。
鈍感で好意に気付かない
独特の世界観を持つがゆえにマイペースな性格になり、女性に対しては恥ずかしがり屋でシャイな照れ屋。さらに、男女を問わず人と打ち解けるのに時間がかかるとあって、非常に複雑な性格の持ち主なのは明らかですね。
おまけに女性にモテないという思い込みも激しいために、女性から好意を寄せられていることにそもそも気づきにくです。その鈍感な性格が、恋愛における最大の難所といえそう。その独特な世界観で、周囲の反応を深読みしがちです。
周りから見れば好かれていることは明らかなのに、それに気づかない鈍感な性格の持ち主が多いのは、非常に特徴的と言えます。
奥手男子の特徴《女性への対応編》
女性と話すのが苦手
男性、女性にかかわらず、照れ屋でシャイな人というのはいるもの。そんな性格の持ち主は、総じて異性と話すのが苦手という点で一致します。奥手男子かどうかを見極めるには、女性と話す時に苦手そうにしているかがポイントといっても過言ではありません。
女性を相手に冗談を言って笑わせ、和やかに話している男性は奥手ではないでしょう。さらに女性と話すことに、苦手意識を持っていないことも明らか。それに対して女性と話すこと自体が苦手な奥手男子は、どうしても女性から誤解されがちです。
特に好きな女性との会話では緊張していつも以上に言葉が出ないこともしばしば。非常に話しづらそうにしていたら、逆に脈ありかもしれませんね。
女性と目線を合わせない
恋愛経験が少ないことから、女性と目が合うとどうしていいかわからず目線を逸らせてしまうのも、奥手な男性の特徴です。目が合った時にどう対処していいかわからない上に、そもそも話をすることさえも苦手なのですから、目が合ってしまうこと自体を避けようとします。
とはいえ会社や学校では、どうしても向き合って話さなければならないこともあるでしょう。そんな時は、相手が視線を捉えられないように微妙に目から視線を逸らしたり、あらぬ方向を見たりといった具合に抵抗します。
こうした行動が見られたら、女性の方から視線を捉えてみましょう。奥手男子はビックリして、慌てて目を逸らすはずです。
紳士的な行動を見せることも
女性と話をするのが苦手で目が合うとどうしていいかわからない、そんな自分のダメなところを自覚している人が多いのも特徴です。
気の利いたことを言ったり、おもしろいことを言って女性を笑わせるのは無理だとわかっているため、自分にできることで気持ちを伝える行動に出ることがあります。基本的に人と争うことを好まない優しい性格なので、たとえば、重いものを持っている女性の手からスッと荷物を取って持ってあげるといったスマートな対応をすることも。
自分自身が押しつけがましいことを嫌うため、自分がしたことに対して感謝を求めることもありません。そんな紳士的な行動ならすんなりできるのが、逆に不思議なところでもありますね。
女性がいると無口になる
女性と目が合うとどうしていいかわからず、照れ屋でシャイな性格が女性との話をできなくさせる奥手男子。男子同士が集まってワイワイしているところでは普通に話せるのに、その中に女子が混じると突然無口になるというのは、わかりやすすぎる特徴ですね。
特に女子の中に好きな子が混じっていようものなら、貝のように固く口を閉ざしてしまう可能性が大。変なことを言って彼女に笑われたくないというプライドと、何を話していいかわからないというシャイな性格のせいです。さらに目が合えば逸らしてしまうなど、これでもかと避けるような態度を取ってきたら、反対に脈ありと判断していいのかもしれません。
見逃し厳禁!奥手男子の脈ありサイン(1)
よく話しかけてくれる
奥手な性格の男性にとって、女性と話すということ自体がそもそもハードルの高いこと。相手が好きな女性となれば、なおさらです。そんな男性がよく話しかけてくれるということは、意を決してそうしてくれていると言っていいでしょう。
最初は「おはよう」などの挨拶から始めて、徐々に会話を増やそうと考えているため、話している時間自体はそれほど長くありません。けれども機会をとらえて話しかけたいという気持ちを持っているので、こまめに話しかけてくるのが特徴です。
「そういえば、最近よく話しかけられるようになったな」と感じるなら、それは奥手男子からの脈ありサインと言えるでしょう。
話を聞いて同意してくれる
仲の良い男性とは普通に話しているのに、女性が加わると途端に無口になるのが奥手の特徴。目も合わせようとしませんし、女性から話しかけられても返事をするどころか口もきかないということもしばしばです。
そんな態度に、私のことが嫌いなのかもと思う女性は多いはず。そんな男性がよく話しかけてくるようになり、さらには話を聞いて同意してくれるとしたら、これはかなりの脈ありサインです。
人は誰でも、理解してくれる人や共感してくれる相手に好意を抱くもの。彼女によく思われたい、好かれたいという気持ちが、話を聞いて同意するという行動に表れていると考えられます。相手に対する肯定と同意は、奥手男子だからこその脈ありサインと言えそうです。
ちょっとしたことでもよく覚えている
好きな女性に話しかけるのはもちろん、目を合わせることもできず、さらには話にも加わろうとしない奥手男子。その代わり好きな女性の話は、かなり耳をそばだてて聞いています。
相手と距離を縮めようとする時には会話の糸口を見つけなければならないため、ちょっとしたことでもよく覚えています。話した女性本人が忘れているようなことまでしっかり覚えているため、女性は逆に驚くかもしれません。
細かなことまで覚えていて、それを引き出して話をするということは、かなり前からその女性のことが気になっていたと言えそう。基本的に男性は興味のないことはすぐに忘れてしまいます。ですからこれは、かなりの脈ありサインとなりますね。
目が合う回数が多い
好きだということをわかってもらおうと決めたとしても、奥手男子は大胆なアプローチが苦手なため、視線を合わせることで脈ありサインを送ろうとします。好きだからこそ視線を合わせられない、いわゆる好き避けを反射的にしてしまう男性と目が合うということは、しっかり視線を合わせる決意をしたということ。
そこから、好きな相手の視線を捉えることで、好きだという気持ちをわかってもらおうという、奥手男子なりの作戦がスタートします。その結果、「今まであれだけ視線を合わせようとしなかったのに」と女性がつい思ってしまうほど、目が合う回数が増えるでしょう。「勇気を出してアプローチしたい」という意味が込められた脈ありサインと言えます。
見逃し厳禁!奥手男子の脈ありサイン(2)
体がこちらを向いている
奥手なばかりに目を合わすことも話をすることもできない奥手男子は、気になる女の子がいてもそちらに体を向けることはないでしょう。恋愛に積極的な男子は真正面からいきますが、奥手男子にとって好きな女の子と真正面に向き合うのは、とんでもなくハードルが高いはず。
そんな奥手男子の体がこちらを向くようになったら、大きな変化です。正面から向き合う体勢は、奥手男子にとっては好きだという気持ちをわかってもらうために取る態度の一つ。奥手男子が意図してやっているかどうかは女性が推測するしかないものの、それまでとは明らかに違う態度なら、ほぼ間違いなく脈ありサインでしょう。
気が付いたらそばにいる
大学の講義では座席が決まっていることはほとんどなく、自由に座る形式がほとんどですよね。あるいは、学食なども空いている席を見つけて座ることが多いでしょう。
一人で座っている時に、気が付いたらいつの間にか奥手男子がそばに来ていて、隣に座って話しかけられるようになったとなれば、これは脈ありサイン。好きな女性が一人のときにつかまえようといつも目で追っているので、さっとそばに行くわけです。
一人でいる時に気が付いたらいつの間にか奥手男子がそばにいて、それがごく自然な態度だったら、努めてさりげなさを装った奥手男子ならではの脈ありサインと言えます。
連絡を取る回数が増える
話をする回数が増え、さらに気が付けばそばにいるとなれば、自然と連絡先の交換をしようということになりますよね。今の時代、人とのコミュニケーションにはLINEやメールは必須だと言っても過言ではありません。話をする仲になった時点で連絡先を交換するのは自然な流れでしょう。
奥手男子は基本的に、必要最低限しか人と連絡を取りません。自分の世界を持っているため、人に干渉されたくないからです。そんな奥手男子から頻繁に連絡がくるようになったということは、それだけ相手のことが気になっているということ。スマホでのコミュニケーションはハードルが低いため、奥手男子が最大限アピールできる方法です。連絡先を交換したとたんにマメに連絡してくるようであれば、大いに脈ありです。
メッセージのバリエーションが豊富になる
メッセージでのやり取りも、最初は短い言葉から始まるのが奥手男子ならではですが、そのうちにスタンプや絵文字を使うことが多くなります。自分の言葉で伝えるのが下手なので、代わりにスタンプで気持ちを伝えようと、かなりの割合でスタンプや絵文字を使うようになるのも特徴です。
やり取りそのものはマメなものの、文字だけのそっけないやり取りから始まるのが奥手男子。それがバリエーションに富んできたら、アプリを使って楽しくコミュニケーションをとりたいという気持ちの表れ。変化がわかりやすい脈ありサインですね。
電話がかかってきたらかなり脈あり!
顔を見なくて済み、会話が途切れるのを心配せずに済むメッセージのやり取りは、奥手男子にとってハードルの低いコミュニケーション方法です。そんな彼が、メッセージではなく直接電話をかけてくるようになったとしたら、かなりの脈ありサインと考えていいでしょう。
文字やスタンプのやり取りではもの足らず、直接声を聴きたいという思いがあふれてきたからこそ、通話をする気になったはず。勇気を振り絞ってかけてきた可能性が高いため、話が途切れることも多々あるかもしれません。こちらがリードしてあげると、スムーズに会話を盛り上げることができるでしょう。
奥手男子への効果的なアプローチ方法とは?
少しずつ話しかける回数を増やす
奥手男子が女性と目を合わせることを避けたり、無口になったりするのには、恋愛経験が少ないことも大きく影響しています。
そもそも女性と接すること自体に慣れていない上に、相手が好きな女性となればますます避けたがるため、徐々に慣れてもらう必要があるでしょう。まずは、短いやり取りで済む「おはよう」などの定番の挨拶から始め、会話する時はイエスかノーかで答えられるようにするのも効果的。
奥手男子でも、答えるのが「うん、そうだね」といった程度であれば何とかなりそうですよね。簡単な返事で済ませることができる会話の回数を少しずつ増やしていくことで、「彼女となら話しやすい」と思ってもらえるでしょう。
笑顔で接して安心感を与える
奥手男子は恋愛をする以前から、自分はモテないと思い込んでいることが多いものの、過去に経験した恋愛で傷つき、奥手になったケースもあります。この手の奥手男子は女性に対して偏見を持っていることが多く、女性を信用できないと感じていることもしばしば。それだけに、ちょっと厄介なタイプの奥手男子です。
そんな厄介な奥手男子にアプローチするなら、いつも笑顔で接するのは効果的な方法です。女の子から笑顔を向けられて悪い気はしないもの。奥手男子にとって、いつも変わらない笑顔で接してくれる女性は、信用できる女性と映ります。
過去の恋愛が原因で女性に偏見を持っている奥手男子には、特に効果的なアプローチといえそうですね。
顔を近づけて話してみる
男女を問わず、そもそも人と打ち解けることに時間がかかる奥手男子は、異性との距離が近い状況に置かれると、かなり負担を感じるはず。そっけない態度をとったり、好き避けをするのが特徴ですが、あえて顔を近づけて話してみるのも効果的です。
おそらく奥手男子は驚いて、反射的に身を引くでしょう。そこで引き下がらず、さらに近づいてみましょう。避ける場所がなくなるまで奥手男子を追い詰めたら、いったん距離を取ります。
いつもなら居心地が悪く感じて距離を取る近さでも、一気に距離を縮められたあとでその近さまで離れられると、ホッとするもの。その後、奥手男子がさほど離れずに距離を保ったままであれば、嫌いだから身を引いたわけではないと推測できそうです。
思い切ってデートに誘ってみる
奥手男子には女性に慣れてもらう必要があるため、段階を経てアプローチする方が成功する確率は高くなるでしょう。徐々に慣れてきたなと感じたら、そろそろ最終手段に打って出るのもいいかも。女性から思い切ってデートに誘ってみましょう。
奥手男子にとって好きな女性をデートに誘うのは、清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気と覚悟が必要なことだと言ってもおかしくないかもしれません。誘って断られた時の恐怖心が強いので、誘われて同意するという展開になる方が、奥手男子はむしろホッとするでしょう。
自信を持たせてあげるためにも、「一緒に行けたら楽しいだろうなと思って」といった言葉を添えるのが効果的です。
いざデートへ!奥手男子とのデートのコツと注意点
自分からデートに誘う
自分からリードしたいタイプの男性は、女性から誘われるとプライドが傷つくのに対して、自分から誘えない奥手男子は、むしろ誘われることを歓迎します。好意を寄せていることを、何とかして態度で知らせようとしてきた女性からデートに誘われたら、思い切って態度に出してよかったと思うでしょう。
ただし、相手は奥手男子なので誘い方には注意が必要です。「一緒にいられたら楽しい」「一緒に行けたらいいなと思っていた」など、あなたといたいと全力でアピールしながら誘うようにしましょう。
相手にエスコートしてもらおうと思わない
デートでは男性がプランを練って行き先を探し、食事をする店を予約するものという考えは、多くの女性の中に潜在的にあるのではないでしょうか。この考え方が根付いてしまっている女性は、奥手男子とのデートではその考えを根本的に見直す必要があるでしょう。
奥手男子はそもそも恋愛経験が少ないため、デートの経験もごくわずか。デートが決まってうれしい反面、プレッシャーも相当なはずです。エスコートがうまくいかなかった時のショックがかなりのものになると予想されるため、そもそも期待しないのが大事。
事前に提案するなら、お散歩デートがおすすめ。ぶらぶら出かける気軽なデートを提案してあげれば、奥手男子もホッとするでしょう。
過去の恋バナは厳禁!
奥手男子は自分はモテないと過剰に信じ込んでしまう傾向があるため、デート中は過去の恋愛経験を連想させる恋バナはやめておきましょう。せっかくデートにこぎつけたのに、過去の恋愛話がいらぬ疑いを招くことになります。
モテないと思い込んでいるために、彼女の恋愛話を聞いて、彼女の元カレ達と自分を比較してしまうはずです。過去の亡霊と闘っても勝ち目はないので、どんどん落ち込んでしまうでしょう。
過去の恋愛が彼女が振られて終わったのだとしても、もしかしたら未練があるかもしれないと考えますし、振って別れた場合は自分も振られるのではと考えがち。どちらに転んでも雰囲気が台無しになるので、恋バナは封印しましょう。
奥手男子からの告白を期待しない
なかなかデートに誘うこともできないほどの奥手な男性に、それ以上の勇気が必要な行為を期待するのはかわいそうですよね。勝手に期待して、それに応えてもらえないとがっかりするのが人間の心理です。奥手男子と恋愛するなら、とにかく相手に期待しないのが鉄則だと考えておきましょう。
別れ際や夕暮れでロマンチックな雰囲気になった時に、甘い言葉を囁いてもらいたくなるかもしれませんが、相手は奥手男子なので、告白を期待するとプレッシャーを与えてしまうのは目に見えています。
いつかは思い切って告白したいと考えているのは、他でもない本人でしょう。それまではデート中に、告白を期待しているような素振りはもちろん、告白に適したシチュエーションも避けるのが無難です。
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