「ソフレ」の意味とは？作り方やメリット・デメリット、体験談まとめ

最近、ネットやSNSで「ソフレ」が話題になっています。「ソフレ」と検索すると、さまざまな記事がヒットするはずです。そのうちの１記事がこのページだった、という人もいるでしょう。

話題になっているソフレですが、その実態をあまり理解していない人も多いかもしれません。この記事では、ソフレの意味やソフレの作り方、メリット・デメリットなどをご紹介していきます。

そもそも「ソフレ」とは？

そもそもソフレについて、きちんと理解していない人もきっといるでしょう。今回テーマにしているソフレとは、「添い寝フレンド」の略です。いわゆる「セフレ」と同じような流れで出来た言葉の一つと言われていて、ソフレの場合は添い寝を楽しむ関係性となります。

あくまでも「添い寝フレンド」なので、セフレのようにエッチなことを楽しむことは一切ありません。異性と同じベッドで添い寝を楽しむだけの関係です。

安心感を得られる存在

寝ているときに誰かが横にいると、安心感が得られるという人は多いでしょう。中には、誰かと同じベッドで寝ると熟睡できるという人もいます。

そんな安心感を得るために、ソフレを作る人も多いそうです。恋人関係のように面倒なことはないですし、体を許すわけではないので、手軽に安心感を得られる点にメリットを感じているのでしょう。

ソフレからカップルになることも

体の関係がないといっても、同じベッドで過ごすわけですから、お互いに意識してしまいますよね。最初は寂しさを紛らわすだけのソフレ関係だったのに、気付いたらお互いに好意を持っていたというケースもあるようです。

「ソフレ関係なのにカップルになるのはナシでしょ」と思う人も多いと思いますが、実際にソフレ関係からカップルになった事例もけっこうあるらしく、ネットでは経験談がたくさん寄せられています。

しかし、片方だけが好意を持ってしまって、ソフレの関係が崩れてしまうということもあるそうです。全員がソフレからカップルになれるというわけではなさそうですね。

「ハフレ」や「キスフレ」の関係もある

「ソフレ」や「セフレ」の他にも、「ハフレ」や「キスフレ」という関係性もあります。勘が鋭い人であれば、これらがどのような関係性か頭に浮かんでいる人もいるでしょう。

ハフレは「ハグフレンド」、キスフレは「キスフレンド」です。ハグフレンドに関しては、何となく受け入れることができますが、キスフレンドの存在に驚いた人は多いでしょう。

「エッチは抵抗あるけど、異性とキスをしたい」という人もいるようで、そのような人はキスフレを作る傾向があるそうです。

ここまでの紹介で、「ソフレが欲しい」と思った人もいるかもしれません。「ソフレ関係で満足できるの？」と思った人もいるかもしれませんね。

ソフレが欲しいと思う人の心理を知ったら、思わず「ソフレが欲しい」と思ってしまうかも。少しでもソフレに興味を持った人は、ぜひ目を通してみてください。

癒されたい

ストレス社会で生きていくには、癒しが必要だと考えている人は多いはずです。癒しの求め方は人によってさまざまですが、異性と一緒に眠ることで癒しを感じる人もいるでしょう。

単純に添い寝できる関係で十分という人は、ソフレを作ることで癒しを求めることができます。前述のように癒しを求めてソフレを作る人は、この数年で増加傾向にあるそうです。

寂しさを解消したい

ソフレを作る人の心理として一番多いのが「一人で寝るのが寂しい」です。特に一人暮らしをしている人は、たまには異性の温もりを感じながら寝たいと思っている人もいるでしょう。

そんな寂しさを紛らわすために、ソフレを作る人がたくさんいます。もちろん、ソフレの関係なので、添い寝以上のことはしません。

「セフレは抵抗があるけど、寂しさを解消したい」という人は、ソフレの関係がちょうどいいと思うのかもしれません。

恋人を作るのが面倒

恋人を作るのは面倒だけど、異性と同じベッドで眠りたいという人も多いようです。ソフレの関係であれば、一緒に寝たいときだけ呼ぶことができるので、恋愛が面倒な人には好都合な関係でしょう。

言葉は悪いかもしれませんが、この都合の良さもメリットの一つです。恋人を作るのは面倒だと感じている人が多いのは確かなので、実際にこのような理由でソフレを作る人は多そうです。

後腐れがない

セフレ関係を続けていると、どうしてもドロドロな事態になりがちなので、関係を打ち切るのが大変なことがあります。また、セフレとの体の相性が良かったら、新しい恋人ができても関係が続くこともあるでしょう。

しかし、ソフレの関係だと、ただ添い寝している関係なので「今日でソフレは終わり」と言ってしまえば、簡単に関係を解消することができるでしょう。ソフレは後腐れが少ないので、手軽に一時的な寂しさを紛らわすことができる点が注目されているのかもしれませんね。

ここまでの紹介で、ソフレの意味や、ソフレが欲しいと思う人の心理について、何となく理解していただけたはずです。

次は、ソフレを作るメリットについてご紹介するので、ソフレに興味がある人は参考にしてください。

一人の寂しさを紛らわすことができる

一人で寂しいときに、「誰かと一緒に夜を過ごしたい」と思うこともあるでしょう。そんなとき、一夜限りの関係で寂しさを紛らわす人もいれば、今回紹介しているように、ソフレで満足する人もいます。

彼氏でもない男性とのエッチやキスに抵抗を感じる人は多いですが、同じベッドで眠るだけの関係なら問題ないと考える女性もけっこういるようです。「今夜は何だか寂しい」という日は、ソフレと過ごしてみるのも一つの対処法かもしれません。

安心感を得られて熟睡できる

前述した「寂しさを紛らわすことができる」と少し似ていますが、ソフレがいると安心感を得られて、熟睡できるという人もいるでしょう。例えば、恋人が横で寝ていると、何となくぐっすり眠れるという状況は理解できるはずです。

そんな安心感を、寝ているときでも味わいたいという人は多いでしょう。同じベッドで眠って人肌の温もりを感じるだけでも、心が落ち着きそうですよね。

友達以上恋人未満の関係が手に入る

恋人を作るのは面倒だけど、擬似恋愛を楽しみたいという人は多いはずです。擬似恋愛を楽しむ方法はさまざまですが、ソフレの関係でも楽しむことができそうです。

一緒のベッドで眠ったら友達以上だけど、それ以上のスキンシップはないから恋人未満の関係。恋愛をする余裕はないけど異性に癒されたい、安心感が欲しいという人には、ソフレの関係が魅力的に映るでしょう。

最近は、夜に添い寝して朝まで過ごすのではなく、日中に会って２～３時間ほど昼寝を楽しむソフレカップルもいるそうです。

恋人関係のような面倒なことがない

束縛や嫉妬、ヤキモチなど、恋人から干渉されてストレスを感じる人は多いでしょう。その他にも、恋人関係だと面倒なことはたくさんあります。そんな面倒なことは嫌いだから、恋人を作らないという人もいるはずです。

しかし、ソフレ関係であれば友達以上恋人未満の関係なので、恋愛がらみの面倒なことはありません。ソフレの関係は淡白でサッパリしていることが多いので、あえてソフレ関係を望む人が多いのかもしれませんね。

ここまでは、ソフレを作るメリットについてご紹介したのですが、実はメリットばかりではありません。ソフレを作ったことでデメリットが生じてしまうこともあります。

次は、ソフレを作るデメリットについて詳しくご紹介していきます。

ソフレで満足してしまい恋愛に興味がなくなる

前述したように、「恋人関係は面倒だからソフレが理想」という人は多いのですが、ソフレがいることが原因で、恋愛自体に興味がなくなってしまう人もいます。

特に女性は、「エッチやキスがなくても、添い寝できる人がいれば満足」という人が多い傾向にあるのです。ソフレで満足して恋人をいつまでも作らないでいると、20代後半、30代になって「婚期を失ってしまった」と後悔してしまう可能性もあるでしょう。

ソフレを作るとこれらのデメリットもあるということも、頭の片隅に入れておきましょう。

添い寝だけで済まない危険も

ソフレの関係だったのに、気付いたらズルズルと体の関係になっていたという人も多いです。特に男性は性欲が抑えられないことが多いので、そのまま女性がなし崩し的に襲われてしまう展開も多々あります。

押しに弱い女性の場合だと、ソフレからセフレの関係に発展してしまうこともあるでしょう。結果的に本来の関係性が崩れて、気まずくなることもあります。その線引きをしっかりしておかないと、後々面倒なことになるので注意しておきましょう。

好意が生まれる

気付いたら、どちらかに好意が生まれていることもあります。同じベッドで過ごす関係ですから、好意が生まれてもおかしくはないかもしれません。しかし、片方だけに好意が生まれてしまうと、ソフレ関係を続けるのは難しくなります。

例えば、「俺は君のことが好きだから付き合いたい」「いや、私はソフレの関係で十分」となってしまえば、２人の関係がギクシャクするのは当然です。

どちらかの好意に気付いた時点で、気持ちに応えるか、関係を終わらせるか、2人の関係についてきちんと決断することをおすすめします。

恋人がいる場合、浮気だと言われることがある

「恋人がいるけど、ソフレなら浮気にならないから大丈夫」と安易に考えている人もいるかもしれません。体の関係が100%無かったとしても、恋人がいるのにソフレを作るのはマナー違反ですよね。

そのまま上手く関係を隠しきれたら良いですが、恋人に見つかったら確実に浮気と思われてしまいます。普通に考えれば、男女が２人きりで寝ているわけですから、体の関係があるとしか思えません。どんなに言い訳をしても信じてはもらえないでしょう。

ソフレが原因で別れてしまうカップルもいるので、恋人がいる場合はソフレを作るべきではありません。

ここまで、ソフレの意味や、メリット・デメリットについて紹介してきました。次は、男女のソフレ体験談をご紹介します。ソフレに興味を持った人は参考にしてください。

友人以上恋人未満が心地いい

「今は国家資格の受験前で勉強に集中したいから、恋人関係は不要。だけど、たまに寂しくなるので、友達以上恋人未満のソフレ関係がちょうど良い」（20代/男性/大学生）

さまざまな事情によって、友達以上恋人未満の関係が一番心地良いという人もいるでしょう。そんな関係を求めてセフレを作る人もいれば、ソフレくらいがちょうど良いと考える人もいます。

特に女性は、恋人以外の男性とはセックスはできない人が多いので、ソフレは友達以上恋人未満の関係を築くのに好都合なのかもしれません。

束縛されないからラク

「同棲していた元彼の束縛が原因で破局。寂しさを紛らわせたいから、ソフレに興味を持つようになりました。ソフレなら束縛されないからストレスがゼロだと思う」（20代/女性/公務員）

恋人関係になってしまうと、どうしても束縛や嫉妬など、過剰に干渉されてしまうこともあるでしょう。「束縛などは面倒だから恋人は作りたくないけど、そばに誰もいないのは寂しいから」という理由で、ソフレに興味を持つ人が密かに増えているそうです。

添い寝をするだけの関係なので、面倒なことはほとんどないでしょう。恋人関係ではないので、ソフレとしての存在意義がなくなれば、簡単に縁が切れるのもソフレのメリットです。

ソフレから恋人に発展

「元々はソフレ関係だったけど、気付いたらお互いに好意を持ち始めていて、結局恋人になりました。最終的に今は夫婦です」（30代/男性/会社員）

珍しいケースではありますが、ソフレから恋人に発展することもあります。ベッドで体を寄せて寝る関係ですから、お互いに好意を持つこともあるのでしょう。

とはいえ、片方だけが好意を持ってしまうと、ソフレの関係が崩れてしまうことがあるので、そうなった場合は早めに関係をハッキリさせておくことが大切です。

ソフレの関係なのにセックスまで…

「最初は添い寝を楽しむだけのソフレ関係と約束していたのですが、いつの間にかエッチまでする関係になっていました。結局その関係がズルズル続いてしまい、現在はセフレとして関係を続けています」（30代/女性/看護師）

ソフレの関係でとどまらずに、エッチを楽しむ関係になっていた、という展開はよくあるパターンです。特に男性の方から手を出してしまうケースが多く、女性もそれを何となく受け入れてしまうという流れが大半のようです。

「絶対にソフレ以上の関係にはなりたくない」という人は、信頼できる人かどうかをしっかり見極めるようにしましょう。

「ソフレに興味はあるけど、ソフレの作り方がわからない」という人は多いはずです。次は、そんな人に向けて、ソフレの作り方をご紹介していきます。

男友達に頼む

ソフレを見つける際に一番声をかけやすいのが、自分の周りにいる男友達です。男友達の人数によっても異なりますが、仲が良い関係であれば「ソフレならOK」と言ってくれる人もいるでしょう。

しかし、男友達に頼む際に一つ注意して欲しい点があります。「〇〇からソフレになろうって言われたんだけど」という情報を流されてしまう可能性があるので、むやみやたらに声をかけないように気をつけてください。

専門のお店を利用する

東京を中心に添い寝専門店が営業されています。添い寝フレンドを手っ取り早くゲットする意味では、専門店を利用するのは効率が良い手段でしょう。

最近は女性用の風俗店などもあるので、「単純に添い寝して欲しいだけ」とお願いすれば、性的なサービスは無しで、添い寝だけを楽しむことも可能なようです。

専門店の利用は、後腐れがなく、手っ取り早くソフレ体験ができるのはメリットですが、利用料金が必要なので、その点をデメリットに感じる人もいるかもしれません。決して安いわけではないので、自分のサイフと相談しながら検討してみましょう。

宅飲みからの雑魚寝で発展

大学生や20代半ばくらいの年齢層であれば、みんなで宅飲みを楽しんでいる人もいるでしょう。シラフの状態だと抵抗があっても、お酒の力を利用すれば、異性と近づくこともできそうです。

宅飲みからの流れで添い寝を繰り返すうちに、なんだか心地が良くて、そのままソフレに発展することもあるそうです。シラフの状態でソフレを作るのが難しい場合は、お酒を飲みながら、雑魚寝からの発展を期待するのも良いでしょう。

マッチングアプリを利用する

顔見知りの人とソフレの関係になるのは抵抗がある人も多いはずです。その場合は、マッチングアプリを利用して、ソフレを募集してみましょう。

自分が住んでいる地域の人にメッセージを送れば、ソフレ関係を理解してくれる人と出会えるかもしれません。仮に振られてしまっても、後々の関係を気にする必要がないので、顔見知りよりは気が楽でしょう。とはいえ、信頼できる人かどうかをしっかり見極めたいところです。

何となくソフレの関係に魅力を感じている人も多いと思いますが、作るときに注意しなければいけないことがあります。最後に、ソフレを作るときの注意点を紹介していきます。

ソフレには信頼できる相手を選ぶ

この記事でも紹介したように、ソフレの定義は「添い寝を楽しむ友達」です。あくまでも添い寝を楽しむ関係なので、キスやエッチはNGです。とはいえ、男女が同じベッドで添い寝を楽しむわけですから、間違った展開になることもないとは言えないでしょう。

そのような展開を未然に防ぐには、ソフレの存在意義をきちんと理解できる人を探すことです。その辺りを意識しながらソフレを探すことで、トラブル回避に繋がります。

体の関係にならないよう気を付ける

最初は「ソフレ以上にはならない」と決意していても、相手に流されて体の関係になってしまうことはよくあるパターンです。一度体を許してしまうと、関係がズルズルと続いてしまい、ソフレなのか、セフレなのか、はたまた恋人関係なのか、自分達でもわからなくなってしまいます。

ソフレからセフレに発展する流れとして一番多いのは、男性が我慢できずに手を出してしまうケースです。男性に誘われたときに「絶対に体はNG」と伝えるのが、まず重要です。加えて、かわいらしいルームウェアなどは控えて、男性が欲情しないよう配慮することも大切です。

好きになりそうな時は距離を置く

ソフレを作る上で気をつけて欲しいのは、「好きになりそうな時は距離を置く」ということです。人間ですから、ソフレに対して好意を持つこともあるでしょう。

お互いに好意を持っていて交際に発展するのであれば良いですが、必ずしもそうではないですよね。片方は好意があるけど、片方はソフレで十分という状況になると、２人の気持ちに大きなズレが生まれてしまいます。

今まで良好なソフレ関係を継続できていたのに、好意を持ったことで「何かしっくりこない」ということもでてくるはず。恋人に発展するのが難しい場合は、早めに距離を置きましょう。

恋人がいる場合は作らない方が良い

ソフレの関係は添い寝を楽しむだけですが、恋人がいる場合は作らない方が良いです。ソフレの存在が恋人にバレたら、険悪になるのは容易に想像できるでしょう。

「ソフレだからそれ以上のことはしていない」と説明しても、多くの人はその言葉を信じないはずです。場合によっては、別れの引き金になってしまうこともあります。

また、自分には恋人がいなくても、ソフレに恋人がいる場合も気をつけなければいけません。トラブルに巻き込まれる可能性が高いので、そのような人とはソフレ関係にならないようにしましょう。

今回は、ソフレの意味やソフレ作り方、メリット・デメリット、経験談などを紹介しました。

ソフレを作る一番のメリットは、寂しさを解消できるということです。特に「エッチやキスに抵抗はあるけど、寂しさを紛らわせたい」と思っている人は、ソフレに興味を持ったのではないでしょうか。

ただし、ソフレと一線を超えてしまうと、後に引けない関係になってしまうことがあります。ソフレを作る場合は、信頼できる相手かどうかをしっかり確認した上で、お互いストレスのない関係を築いていくことが大切です。