一緒に帰る人の心理が知りたい!これって脈あり?
もしかして私のことが好きなのかも…と思ってしまいますが、実際はどうなのでしょうか。ということで、一緒に帰る人の心理を掘り下げていきましょう!
「一緒に帰る=脈あり」とは限らない
一緒に帰る時点で、相手はあなたを嫌っている可能性は低いといえます。だれだって、嫌いな相手と好んで一緒に帰るなんてことしませんよね。たとえ帰り道が一緒でも、できるだけ避けて帰ろうとするのではないでしょうか?
ただし、一緒に帰るからといって脈ありとも言い切れないのが難しいところです。なぜなら、友達だからと一緒に帰ろうとしているだけの人もいるから。たとえ異性であっても、ただの友人として見なされているのであれば、脈ありとは言えません。
そのため、「一緒に帰る」という行為だけではなく、それ以外の要素も踏まえて相手の心理を探る必要があります。次からは早速、一緒に帰る人の心理に迫りましょう。
付き合ってないけど一緒に帰る人の心理
一緒にいてとても楽しい
「ただ単に楽しいから。気が合うってだけです」(25歳/女性/事務職)
純粋に一緒にいて楽しいという心理で一緒に帰る場合もあります。話が合うとか、親しみを感じているという心理ですね。
脈アリの心理といえなくもありません。しかし、友達感覚で一緒に居たいだけという可能性もあるので、見極めは難しいでしょう。
ただし、たとえ恋愛対象として見られていなくても、一緒に帰るということはアプローチしやすいということですよね。これから先の努力によって恋愛関係になれる可能性は充分にあります。前向きにとらえても良いパターンと言えるでしょう。
帰り道が一緒だから
「帰り道が一緒だと、声をかけずに背中見ながら歩くのって気まずいじゃないですか。向こうもストーカーされてる気分になるかもしれないので、いっそのこと一緒に帰ろうかなと」(23歳/男性/飲食店)
「じゃあまたね」と言って別れた後、実は帰り道が一緒で、微妙な距離を空けて歩くことになってしまった…。そんな経験ありませんか?社会人になるとそんなにないかもしれませんが、中高生のころを思い出せば結構思い当たるのではないでしょうか。気まずい心理になりますよね。
つまり、帰り道が同じなら、あえて一緒に帰らないのはかえって不自然になるかもしれないということです。そのため、特に仲が悪いわけでない場合、帰り道が同じなら一緒に帰ろうと考える人もいます。
好きな人のことをもっと知りたい
「職場に気になってる人がいても、オフィスでは声かけられないじゃないですか。なので帰宅時を狙っちゃいます」(24歳/女性/食品メーカー勤務)
もちろん、相手のことを好きだからこそ狙って一緒に帰る人もいます。一緒に帰るときというのはほかに知り合いがいませんから、相手のことを知るにはもってこいのタイミングですよね。
もしかしたら、相手の帰る時間などを把握して、合わせているのかもしれません。偶然にしては結構よく一緒に帰ることになるな、と思ったら、相手の作戦かもしれませんよ。そういう場合はかなり脈ありと言えるでしょう。
下心がある
「できれば一晩そういう関係になれたらなって…」(20歳/男性/学生)
これは、特に男性から一緒に帰ろうと誘われた場合に、女性が気をつけなければならないポイントです。もしかしたら下心があって誘っているのかもしれません。
とはいえ、対処法はかなりシンプルです。どこか寄り道に誘われたらきっぱりと断りましょう。特にお酒の場に誘われたりした場合は要注意。相手は、いわゆる「お持ち帰り」を狙っているのかもしれません。
一方、単純にあなたともっと親しくなりたいという心理で誘ってくれる人もいます。その相手が信頼できる人であれば応じてもよいでしょう。できればちょっとカフェでお茶をするなど、下心で行くような場所ではないところなら安心ですね。
付き合ってないけど一緒に帰る人の心理《続き》
相手を心配している
「夜道を歩かせるのは心配なので。何かあってからじゃ遅いですからね」(32歳/男性/物流関係)
男性の場合、夜遅くに女性が帰宅するのを心配することがあります。特に人気の少ない道を帰る女性のことを放っておけません。
こういう心理で誘ってくれる場合、脈ありとは言い切れません。ただし、心配してくれている以上、嫌われていないのは間違いないといえるでしょう。
このタイプの難しいところは、下心との区別がつきづらいところです。女性から見ると区別がつきませんよね。夜遅くに一緒に帰ろうと誘われる時点で警戒してしまうでしょう。相手の人柄を踏まえて心理を判断しなければなりません。
一人で帰るのが不安
「一人で夜道を歩くのって怖いじゃないですか。前にちょっと怖い思いをしたこともあるので、できるだけ誰かと帰るようにしています」(25歳/女性/福祉関係)
これは女性が男性に一緒に帰ろうと誘う場合にあるパターンです。女性の身では、やはり夜遅い時間帯に一人で帰るのが不安な場合もあります。女性はそういう心理で一緒に帰ろうと誘ってくる場合もあることを、男性は知っておきましょう。
この心理の場合、脈はほぼナシです。もちろん、それはただの口実であり、本当はあなたと一緒に帰ることが目的という可能性もなくはないですが、あまり期待しないほうがよいでしょう。
何か相談したいことがある
「先輩に仕事について聞きたいことがあったので、帰り道はチャンスだと思いました」(21歳/女性/電気関係)
仕事のことやプライベートのことで、何か相談したいことがあって一緒に帰る人もいます。こういう人は、帰り道でその相談事を持ちかけてくるはずなので分かりやすいでしょう。
あるいは、相談というよりただ愚痴を言いたいだけのこともあります。特に、女性に誘われたときに愚痴を聞かされたら、単純にそれを聞いてほしかっただけかもしれません。とはいえ、愚痴ってくれるということはある程度信頼されている証拠でもあるので、脈なしと断定するのは早いでしょう。
デートに誘うチャンスをうかがっている
「職場だとデートの誘いはできないですからね。帰り道なら知り合いにも見られないので」(29歳/男性/IT関係)
相手に好意を抱いている場合、何とかしてデートにつなげたいところですよね。そのため、単に一緒に居たいとか相手を知りたいといった心理だけではなく、デートに誘いたいから一緒に帰るというパターンもあります。
たとえば、帰り道に「ちょっとお茶飲んで帰らない?」などと言われたら、それが目的だった可能性も。こういう風に具体的に誘われたら脈ありの可能性は高いといえるでしょう。ただし、先ほど紹介したように下心が理由の誘いもあり得るので要注意です。
一緒に帰ろうと誘われた人の心理
恋愛感情を持たれていると感じる
これは特に男性に多いことですが、一緒に帰ろうと誘われたら、それだけで自分のことを好きなのではないかと考えてしまいます。
普段異性と話し慣れていない人は、とりわけそう考えてしまうかもしれませんね。逆に言えば、一緒に帰ろうと誘う側は、相手にそういう誤解を与える可能性があることをよく知っておかなければなりません。余計な勘違いを招くと後で面倒くさいことになるかも。
勘違いされたくなかったら、どういうつもりで誘ったのか正直に言った方がいいですね。「ちょうど聞きたいことがあったから」などと言えば勘違いを避けられるでしょう。
何か意図があるんじゃないか…と勘ぐる
こちらは、どちらかというと女性に多い心理です。いきなり男性から一緒に帰ろうと誘われたら、いったいどういう目的なのかと警戒しますよね。
普段からよく喋っている相手ならともかく、あまりかかわったことがない相手から誘われたら恐怖さえ感じます。実際に下心を持たれている可能性もあるので、充分に注意したほうがよいでしょう。たとえ遠回りになったとしても、人通りの多い道を歩いた方が良いかもしれませんね。
逆に言えば、男性は好きな女性を誘う場合も、警戒される可能性があることは知っておかなければなりません。一緒に帰ろうと誘うのは、普段から話しかけて、ある程度信頼してもらってからのほうがよいでしょう。
人に見られるのは嫌
一緒に帰っていると、当の本人たちにはまったくその気がなくても、まるで付き合っているカップルのように見えることがあります。社会人だとそうでもないでしょうが、学生だとかなり気になりますよね。
そのため、一緒に帰ろうと誘われること自体は嬉しくても、人目を気にするとちょっと嫌な気分になる人は多いです。場所や時間帯にもよるので、知り合いに見られないようにしたいところです。
何か言われるのでは…と不安になる
たとえば、帰ろうと思っているときにいきなり上司から声をかけられたら驚きますよね。もしかして仕事で何か失敗したんじゃないか、そのことを怒られるんじゃないかと不安になるはずです。また、単に食事に誘われるだけだとしても、断ったらあとで気まずいんじゃないかなど、いろいろと気を使うものですよね。
そのため、そういう心理的負担が嫌で誘われたくないと考える人もいます。特に相手が自分より目上の人だったら、一緒に帰ると最後まで緊張しっぱなしになるかも。ようやくその日の仕事を終えてオフィスから解放されたのですから、そういう心理的な負担からも解放されたいですよね。
誘い方でわかる?一緒に帰る人の心理を見極めるポイント
何度も誘われたことがある
単に偶然時間帯が一緒だったとか、たまたま聞きたいことがあったという理由で一緒に帰るだけなら、脈ありとは言い切れません。しかし、何度も誘われるようであれば、それは積極的にあなたと一緒に帰ることを望んでいるということ。そのため、一度や二度ではないのなら脈ありの可能性もあるでしょう。
ただし、帰り道が同じだったら、好意がなくても結果的に何度も一緒に帰ることになるかもしれません。そういう風に、好意の有無と関係なく何度も一緒に帰ることになる理由がある場合は、脈なしの可能性が高いので気をつけましょう。
数時間前から誘われる
たとえば、「今日何時ごろ帰るの?」などと聞かれて、結局その時間に一緒に帰ることになったとしたら、かなり脈ありの可能性が高いです。帰り道や帰る時間がたまたま同じだから一緒に帰るのではなく、一緒に帰るためにわざわざ時間を合わせているのです。
もちろん、この誘いが一度だけなら、何か聞きたいことでもあったのかもしれません。しかし、度々こういう風に一緒に帰りたいとアピールされるようなら、かなり高い確率で脈ありです。
メールやLINEで誘われる
メールやLINEでわざわざ一緒に帰ろうと誘ってくる場合も、脈ありといえます。決して偶然鉢合わせたから一緒に帰る、といったものではないからです。前もって一緒に帰るつもりでそういう連絡をしているわけですよね。
男性からの場合は下心の可能性もありますが、女性からわざわざ誘ってきた場合は脈ありの可能性は結構高めといえるでしょう。ただ、普段から親しくしているのであればただ単に友達として誘われている場合もあるかもしれません。
一緒に帰る人が見せる「脈ありサイン」とは?
プライベートな話題を振られる
一緒に帰るとき、相手はどんな話をしてくれますか?もし仕事のことばかりなら、脈があるとは言い切れません。なぜなら、あくまで仕事仲間としての顔を見せているだけで、自分のプライベートの一面を相手に見せようとしていないからです。つまり、まだ心理的な壁を作っている状態と言えますね。
もし脈があるのなら、積極的に心を開こうとしてくれるはずです。自分から心を開かなければ、相手が振り向いてくれませんからね。それをしてくれないということは、脈なしと見てよいでしょう。
とはいえ、脈ありでも最初のうちはなかなかプライベートな話なんてできないはずです。何度か一緒に帰る中で判断しましょう。
2人きりでの食事に誘われる
「今度食事どう?」といった誘いや「今からお茶しない?」と唐突に誘われた場合は、脈ありの可能性が高いです。
単に道が一緒なだけであれば、そこまでする必要はありませんよね。むしろさっさと別れてしまいたいと思うのが普通な心理ではないでしょうか。ただ、何か相談事がある場合はそのために食事に誘うこともあるので、その食事でどんな会話をするかによっても答えは変わってくるでしょう。
いつもと雰囲気が違う
大抵の人は、プライベートと職場では違う顔を持っています。職場ではきちっとしている人が、プライベートになると結構のんびりしているということも。
そのため、普段の雰囲気と違うようであれば、その相手はあなたの前でオフィスモードではなくプライベートモードの心理状態になっているということ。つまり、それほど心を開いているということです。あるいは、好きな人の前だから緊張しているという可能性もあります。
特に、普段より優しい印象、あるいは積極的な印象を受けるのであれば、あなたと一緒に居たいという気持ちの表れかもしれません。脈ありと見てよさそうですね。
自分の話をされる
自分の話を積極的にする行動は、自分を相手にアピールしたいという心理からきています。良く見せたいと思っていることもあれば、好きな人にできるだけ自分を知ってほしいだけのこともありますが、いずれにせよ嫌いな人にそんな話はしません。
そのため、相手が自分の話をしてくれるのであれば脈ありといえます。特に男性は自分を評価してもらいたいという心理が強いので、若干自慢交じりの会話になりがち。そういう話をされたら、好意を抱かれている可能性は高いでしょう。
好きな人と一緒に帰る時の恋愛テクニック!
聞き上手になる
好きな人に対してはつい自分をアピールするために、あれこれ喋ってしまうかもしれませんね。しかし、基本的に人は相手の話を聞くときよりも、自分の話を聞いてもらうときのほうが気分がよくなる傾向があります。そのため、好きな人に好意を持ってもらいたいのであれば、聞き上手になりましょう。
聞き上手というのは、ただ単に相手の話を黙って聞くことではありません。まずは相手に喋ってもらわなければならないので、上手に誘導する必要があります。その後も適度に相槌を打って、相手が気持ちよく喋れるようにしてあげましょう。
他の人には言っていないことを打ち明ける
誰かと秘密を共有すると、その人と特別な関係になったような心理になれますよね。そのため、何か他の人には言っていないことを好きな人に伝えるのも恋愛テクニックの一つです。
そんなに難しいことでなくてもいいですが、本当に誰にも言っていない話にしましょう。また、言うときには「これって人には言わないことなんだけど…」と強調すると、相手はグッと身を乗り出して聞いてくれるかもしれませんよ。
帰り際に「また」をつける
一緒に帰る途中でしていた会話を、後になってはっきり覚えていないこともあるでしょう。しかし、最後の別れ際の言葉はよく覚えているものです。人は最初と最後におきた出来事が記憶に残りやすいようですね。これを心理学ではシリアルポジション効果といいます。
そのため、別れ際の言葉には要注意。ここでプラスの印象を残すことが大切です。たとえば、「一緒に帰れて楽しかった」「また一緒に帰ろうね」といった言葉を残すと好印象ですし、次も誘いやすくなるでしょう。
笑顔を保つ
これは特に、これまで一緒に帰ったことがない場合に気をつけたいポイントです。基本的に、普段一緒に帰ることがない相手と一緒に帰るときには、かなり緊張するはずです。たとえ会話が楽しくても、どこかぎこちないものになってしまうかも。
そのため、笑顔を維持して「一緒に帰れて嬉しい」ということを表現しましょう。そうすれば相手の緊張は和らぐはずです。できれば、笑顔だけでなく会話の内容に合わせて表情を豊かに変化させられると良いですね。
いつも一緒に帰る人との恋愛エピソード集
職場の上司と帰り道が一緒で…
「私が新入社員の頃、上司が帰り際に声をかけてくれて、それ以来、上司が異動になるまでいつも一緒に帰っていました。最初の頃は職場になじめるか不安でしたけど、優しい上司で良かったです」(26歳/女性/営業職)
職場の上司に誘われた、というケースは結構よくあるようです。最初はひどく緊張しそうですが、親しくなれれば心強いですよね。また、職場でしっかりしている上司の意外な一面が見えてドキドキしてしまうかも。
駅に着くまでの時間がいつも楽しかった
「会社から駅まで、一緒に帰る女性がいました。乗る電車は反対方向なんですけど、駅のホームから反対側が見えるじゃないですか。電車に乗った後も手を振ったりして、楽しかったなぁ」(31歳/男性/電気関係)
駅で別れるとき、すぐにまた会えると分かっていても、あっという間に相手の姿が遠ざかっていくのは、とても寂しいですよね。でもその寂しさも、後で振り返るととても良い思い出かも。
偶然を装って何度も
「気になる男の子に、『また一緒になったね!』って言って、一緒に帰ってたんです。でも毎回私が同じようにそう言って誘うもんだから、好きなのバレバレだったみたいですね(笑)」(21歳/女性/学生)
最初のうちは偶然を装うことができても、次第にばれてしまうもの。それが分かったうえで相手が受け入れてくれているのかと思うと嬉しくなりますよね。
違う部署の人とだんだん親しくなって…
「部署が違うので、同じ会社にいるのにほとんど知らない女性社員と、帰り道が同じでした。なのでだんだん帰り道や会社で挨拶をするようになって、そうしているうちに気が付いたら一緒に帰ってました」(31歳/男性/建築関係)
同じ会社にいても、ほとんど関わらない人はいますよね。そういう人との関係が帰り道から始まるということも…。出会いはどこに待っているか分からないものですね。
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