寂しさを紛らわす方法はある？気をつける点やNG行動を解説します！

日々の生活が満たされないわけではないのに、なんだか寂しさが止まらないと感じる時もあるでしょう。そんな時、ひたすら寂しさを噛みしめるだけでは、心が潰れそうになってしまいますよね。

なんとなく心の置き所がない、寂しさを紛らわせたい。そう思ったら、皆さんはどのような方法を取りますか？

もちろん自分が好きなことをすれば、寂しさは解消されます。しかしもっと視野を広げると、他にもたくさんの方法があるのです。今回は、寂しさを紛らわすいろいろな方法を紹介します。注意点やNG行動についても説明していきます。

まずは、寂しいと感じるシチュエーションについて考察していきましょう。人の性格により、寂しいと感じる瞬間は様々です。以下に、よくある寂しいシチュエーションをご紹介します。自分のケースと比較してご覧ください。

1人で過ごしているとき

周りに家族や友達、恋人などがいない時は、寂しさを感じてしまうでしょう。1人で過ごしているということは、話し相手がいないことになるので、気分を紛らわすことが出来ないのです。

特に話し好きな人や、大勢でいることを好む人は、一人になってしまった時に寂しさを感じてしまうことに。深い理由はないけれど、なんとなく寂しい…そんな気持ちになってしまうでしょう。

友人や恋人からLINEの返事が来ないとき

友人や恋人にLINEしたけれど返事が来ない、しばらく待ってはみたものの全く反応がないというときも、寂しさを感じてしまう人は多いと思います。こんな時はいわゆる「待ち」の状態なので、時間が経てば経つほど、なんだか一人ぼっちになった気がしてしまいます。

もちろん相手はあなたを寂しくさせようとしているわけではなく、ただ忙しくて返信できないだけかもしれません。でも、あなたはその様子を知ることができないため、取り残されたような気持ちになってしまうのです。

人によって寂しいと感じるシチュエーションは様々ですが、そんな気持ちを紛らわす方法をこの項目ではご紹介していきます。

何が理由で寂しさを感じるのかによって、紛らわす方法も違ってきますが、適していると思われることをいくつか挙げてみました。この中から、今の自分に合った方法を見つけてみてください。

恋人とビデオ通話をする

恋人がいるけれど、お互いの時間が合わずにデートができない。そんな時は寂しさを感じてしまいますよね。でしたらビデオ通話などで、気持ちを紛らわせてみるという方法もあります。

ビデオ通話なら、声が聞けるだけでなく相手の顔も見られるので、寂しさが解消されるのではないでしょうか。LINE電話やスカイプなら料金を気にせず、思う存分気持ちを紛らわすことができますよ。

脳内デートをする

静かな音楽などをかけて、恋人もしくは好きな人と脳内デートを楽しむという方法もあります。集中できる環境さえ作れば、簡単に寂しさを紛らわすことができるのではないでしょうか。

脳内で自由に相手をセッティングしたり、好きなデートコースなどを妄想してみましょう。こんな時間を有効活用し、ホームエステや半身浴なども合わせて行うと、綺麗に磨きをかけることもできますよ。

音楽や映画を楽しむ

好きな音楽や映画なら、自宅でも寂しさを紛らわすことが可能ではないでしょうか。ライヴDVDなどでしたら、ゆっくりしながら好きな音楽やアーティストの観賞ができますよね。

その他、好きなユーチューバーのチャンネルを観たりなどもおすすめ。可愛い動物動画や、お笑い芸人のチャンネルなどでもいいでしょう。癒される動画や面白ネタを時間を忘れて楽しめば、気が付いたら寂しい気持を紛らわすことができているはずです。

ショッピングに行く

家から一歩出るだけでも、気分を変えることができます。寂しくて身体を動かすことが億劫なこともあるでしょう。けれど、思い切って外の空気を吸いに出かけてみませんか？

前から気になっていたものをお店に見に行ったり、特に欲しいものはなくても、ブラブラとウィンドウショッピングするだけでも構いません。街中へ出向き、新しい空気を自分の中へ取り込んでみましょう。きっと良い気分転換になるはずです。

巻続きの漫画を読破する

巻続きの漫画を、初めから終わりまで読破するのも寂しさを紛らわす良い方法です。漫画だけではなく、上下巻の小説などでもいいでしょう。

寂しさを紛らわすためには、意識を他に向けることが大事。寂しさを感じないよう、漫画や本に気持ちを集中させてみてください。巻続きの本や漫画だと、すぐに読み終えることはできませんよね。長い時間違うことに集中するだけで、いつの間にか寂しさを忘れられるのではないでしょうか。

人混みへ出かけて気分を紛らわす

家から一歩出て、わざと人混みへ出かけていくのもいいでしょう。この時、必ずしも他人と関わらなくても構いません。人が多い通りを歩いたり、駅の周辺などを散歩したりしてみるのもおすすめ。

こんなにたくさんの人がいるという情報を目から得ることで、「一人じゃない」実感がわくはずです。なるべく自分の足で歩き、程よく疲労するまで人混みに身を置いてみましょう。

一気に録画を観る

撮り溜めた録画などがある人は、こんな時を利用して一気に観てしまうのも、寂しさを紛らわす良い方法です。有料チャンネルなどを利用している人は、気になっていたドラマや昔好きだった映画などを観るのもいいでしょう。

ドラマですと1話がおよそ50分、映画ですと2時間近くの時間を潰せます。眠くなるまでの間、何本かドラマや映画を観れば、寂しさから解放されるはずです。最新の物を選べば知識も増えるので、おすすめですよ。

料理に挑戦する

手の込んだ料理に挑戦してみるのも、気分転換にいいでしょう。普段料理をしない人向けの便利なレシピサイトがいくつもあるので、意外と簡単に料理が作れるかもしれません。これを機会に、寂しさを紛らわせながら、自分のためにもなることをしてみましょう。

料理をするには、まず材料を買いに行かなければなりません。ここも重要なポイントです。買い物に出掛け、帰ったら料理をする。これだけでも、十分寂しさを紛らわすことが可能です。寂しい時間も料理などに費やせば、無駄ではないと思えるはずです。

難しいパズルを解く

寂しさを紛らわす時、意外に効果的なのが「パズル」です。好きな絵や写真の、ピースの数の多いパズルをチョイスし、ある程度の時間をかけて完成させてみてください。

パズルは、一つ一つ集中して取り組むので、寂しさを一時忘れられるはず。出来上がったら部屋に飾って眺めることもできるので、気分を紛らわすにはおすすめです。

パズルの他には、プラモデルやフィギュア作りなどでもいいでしょう。これらのことに限っては、数日かけて挑戦してみるものいいかもしれません。パズルやプラモデル作りに熱中したせいで寂しさが加速するようなことは考えられませんし、むしろ作り上げる張り合いが出てくるでしょう。

友人と長電話する

仲の良い親友などと長電話をして寂しさを紛らわすのも一つの方法です。女性はおしゃべりが好きな傾向があるので、時間が許せば親友も電話に付き合ってくれるはず。むしろストレートに、今の寂しさを打ち明けてしまってもいいのではないでしょうか。

「しょうがないなあ」と言いながらも、親友ならあなたの気持ちに寄り添ってくれることが期待できます。長電話によってお互いに悩みなどを打ち明けあえば、より一層絆が深まることにも繋がるのではないでしょうか。

寂しさを紛らわす方法を自分なりに決めたら、以下に挙げるポイントも頭に入れておくことをおすすめします。チョイスした方法を実践して、良い方向に向かなければ何の意味もありませんよね。なるべく深く考えずに済むように、サラリと問題を解決に導いていきましょう。

紛らわそうとしすぎると逆効果

紛らわすことにとらわれ過ぎると、かえって逆効果になることもあります。あまり深刻になってしまうと、紛らわすだけでいいのに「これをやり遂げなければいけない」と考えるようになってしまいます。

「自分の寂しさが少しでも軽減されればそれでOK」と解釈して、実践した方法にハマり込まないようにしましょう。

どんな方法でも自己責任で

寂しさを解消する時は、どんな方法を取るとしても自己責任で行うことをおすすめします。他人ありきで寂しさを解消しようとすると、それがうまくいかなかった時に、つい人のせいにしてしまいがち。

そもそも寂しい気持ちがあるので、矛先が他人の方へと向きがちになってしまうのです。そのことによってさらに落ち込んだり、他人のせいにしないためにも、できるだけ自分だけで解消できる方法を見つけましょう。

寂しさと向き合うことも大切

寂しさの理由によっては、正面から向き合うことが大事な時もあります。なので、なんとなく寂しいのではなくはっきりした原因があるときは、すぐに紛らわせずに、一旦その原因を見つめ直してみましょう。

恋人との関係性や仕事に関することなど、目を逸らしてはいけないこともありますよね。「紛らわすことと解決することは違う」という理解の上、行動を起こすことが大事でしょう。

なるべくお金をかけない

寂しさを紛らわすために、多くのお金を使うようなことは避けることをおすすめします。たいていの場合、お金をかければ楽しくなれるし寂しさを解消できます。

しかし、お金をかけたことで寂しさを紛らわすことが出来ても、あとに借金が残ってはいけませんよね。違う悩みを生み出すことにもなるので、なるべくお金が絡まない方法を選びましょう。

物事の善し悪しは冷静に

どんなに寂しい時でも、物事の善し悪しを冷静に見つめましょう。「寂しさを紛らわせることができるなら、なんでもやってしまおう」という気持ちがあると、思わぬ落とし穴があるかもしれません。

どうしても物事の分別に自信がない時は、他人との接触を避けることがポイント。寂しい時は他人の意見に左右されやすくなっているので、一人で寂しさを紛らわせることに専念しましょう。

1日で解消できることを選ぶ

あくまでも寂しさを紛らわすことが目的です。したがって、1日で解消できる方法を選ぶことが賢明です。あまり長い時間をかけて寂しさを紛らわすと、余計に寂しさが倍増する危険性もあります。紛らわせることが目的なのに、そのことがクセになってしまう場合もあるでしょう。

そのことも踏まえ、次の「NG行動」もぜひ参考にしてみてください。

自分の気の持ちようで、寂しく感じているだけのときもあります。なので、少しでも紛らわすことができれば、気分転換になるはず。寂しいからといって以下に挙げるような行動をとってしまうと、逆効果になってしまう場合も。このページでは、寂しさを紛らわすためにしてはいけないNGな行動をご紹介していきましょう。

好きでもない異性と体の関係を持つ

好きでもない異性と体の関係を持ってしまうのは、NGな行動と言わざるを得ません。異性とセックスをすると、その一瞬は満たされた気持ちになりますが、それは錯覚です。満たされたのは心ではなく、体なのです。

寂しさを紛らわすことができるだろうと、安易にセックスしてしまうと逆効果。心が満たされるわけではないので、寂しさが倍増することに繋がってしまいます。

一瞬の安らぎを求めてセックスし、寂しいからまた違う人と関係を持つ。この悪循環を繰り返すことで、幸せな恋愛から遠のいてしまう可能性も。女性はセックスにおけるリスクも少なくないので、自分を大切にするべきでしょう。

「なんでもアリ」にしない

寂しい気持ちが止まらないからといって、解消法を「なんでもアリ」にするのはNGです。世の中には、悪いこともたくさん転がっていますよね。諦めの気持ちになって、なんでもアリにしてしまうと、知らないうちに悪い方向へ行ってしまい、後戻りできなくなる危険性もあります。

もし他人の力を借りる場合は、相手をしっかりと見極めることも大事です。寂しい時ほど、素行の良くない人や、評判が悪い友達などと接することは好ましくありません。

正しい判断ができず「なんでもいいや！」という気持ちになりそうだったら、無駄に外出しないこと。自分なりに、家の中で寂しさを紛らわす方法を見つけた方が安全でしょう。

暴飲暴食をする

よくムシャクシャした気分の時に「やけ食い」をする人もいますよね。ですが、寂しさを紛らわすために暴飲暴食をするのは避けた方がいいでしょう。

美味しい物を食べて、寂しさを紛らわすのは大変良いことです。しかし暴飲暴食となると、少し意味が違ってきます。満腹になるまで食べ物を食べ続けると、体重が増えるだけでなく、健康面での心配が出てきます。メタボや高血圧など、身体を壊すことに繋がりかねません。

そして「暴飲」は主に大量の飲酒を指しますよね。きっかけがなんであろうと、お酒を利用してしまうと依存性を強めることに繋がります。はじめは寂しさを紛らわす目的だったのに、毎日お酒が欲しくなり、その結果身体を壊すことになってしまうでしょう。

他人を巻き込み過ぎる

寂しさを紛らわすために、他人を巻き込み過ぎると、人間関係を壊してしまう可能性も。頻繁に気分を紛らわすことに付き合ってもらったり、相手の都合も考えず引っ張り回したりすると「面倒な人」という印象になってしまうでしょう。

「寂しいから付き合って」とあなたに頼まれたら、受け止める側も真剣になります。特に親友レベルの相手だと、その度に親身になってくれているはず。そのことに甘えて巻き込み過ぎては、相手も疲れてしまいますよね。

肝心な時だけ助けを求めるのはいいですが、「いつも一緒にいて」とワガママを言うのは、どんな仲だとしても控えた方が賢明でしょう。

夜の行動は寂しさを加速させることも

夜も深い時間に寂しさを紛らわす行動を取ると、方法によってはなおさら寂しいと感じてしまうこともあります。

たとえば夜のドライブなどは一見気を紛らわす行動ですが、車の中は狭い空間なので、視界が開けていないと孤独感が高まってしまうのです。せっかくのドライブもあまり気持ちが晴れず、逆に寂しさを増してしまうことに。ドライブで気持ちを紛らわすなら、お天気の良い日中を選ぶのがおすすめです。

このように気晴らしに適している行動でも、夜だからNGということがあります。どんな方法を取るとしても、お天気の良い日中の方が気分がいいですよね。寂しさを紛らわすには、なるべく孤独を感じない昼の時間帯を選びましょう。

一つの事に執着しない

寂しさを紛らわすならこれと、一つの対処法を決めるのは良いですが、あまりそのことに執着しない方がいいでしょう。寂しさが解消できたらその方法はもう終わりと区切りをつけ、普段の生活に戻るべきです。

友達や恋人との長電話や映画鑑賞なども、執着し過ぎると生活に支障が出ることも。寂しさは解消されているのに、気になるという理由で夜通し電話したり映画を観たりしてしまうと、生活リズムが壊れてしまいます。どんな方法を試すとしても、目的を果たせたら、紛らわす行動からは一旦離れましょう。

今回は寂しさを紛らわす方法について掘下げてきましたが、その方法自体はあまり難しくありません。ご紹介したポイントとNG行動さえ避ければ、あとはこれと決めつける必要はないのです。結果的には、自分が好んでできることを集中してすれば、いつの間にか寂しさを紛らわすことも可能でしょう。

寂しさを紛らわすためにしたことが、自分に良い効果をもたらしたり、趣味に繋がるなどすれば、なおいいですね。こんな時だからこそ、逆にピンチをチャンスに変えるべきです。自分なりに好きなことを突き詰め、良い方向へ向かっていければいいのではないでしょうか。