同棲したのに別れる原因とは？男女のリアル体験談＆復縁する方法も

大好きな恋人と一緒に生活できたら幸せ！そんな期待に胸をふくらませてスタートした同棲生活。ですが、いざ一緒に暮らしてみると思い描いていた生活とは全く違っていて、理想と現実とのギャップにショックを受けて別れることになってしまった…。そんな人も少なくないのでは？

別れることになったとはいえ同棲までしたカップルですから、もともと好き同士で仲が良かったはずです。中には結婚を前提に同棲をすることにした男女もいるでしょう。そんなカップルがどうして別れることになってしまうのか、とても気になりますよね。

今回は、同棲したカップルが別れることになった原因を徹底追求！男女のリアルな経験談や復縁する方法もご紹介します。

同棲までしたカップルが別れることになってしまうのは一体どうしてなのでしょうか？まずはその原因をいくつかご紹介します。

金銭感覚の違い

同棲では家賃や光熱費はもちろん、生活にかかるすべての費用は折半するのが理想。ですが、家賃などの支払いが片方に偏ってしまうと、負担を強いられたほうに不満が溜まってしまいます。また、どちらか一方の金遣いが荒いなど、カップルの金銭感覚が違うのも別れる原因になるでしょう。

生活習慣の違い

いくら仲の良いカップルだったとしても、もともと生まれ育った環境が違う二人。同棲することで見えてくる価値観の違いが原因で、別れることもあるようです。

自分はこうするのが当然だと思っているのに相手にとっては違和感があるなど、二人の意見が食い違う場合は同棲を続けるのが難しくなるでしょう。

結婚に対する考え方の違い

同棲を結婚の前段階と考える人もいれば、そこまで深く考えずに同棲を始める人もいます。このような結婚に対する考え方の違いが別れるきっかけになってしまうことも多いようです。

また、結婚を前提に同棲を始めたカップルであっても、一緒に暮らすことで結婚するタイミングを逃してしまうことも考えられるでしょう。

家事の役割分担に差がある

カップルが一緒に生活をしていく上で、家事の役割を分担することはとても大事です。お互いが仕事をもっている場合は、家事の役割分担をしっかり決めておかないとどちらか一方だけに負担がかかり、喧嘩になってしまうこともあるのです。

自分の時間が取れない

同棲を始める前は一人で自由を満喫していたのに、一緒に暮らし始めてから自分の時間が取れなくなってしまったというのも、同棲したカップルの多くが直面する問題です。

いくら仲の良いカップルでも、四六時中一緒に過ごしていたらストレスを感じてしまうのも無理はありません。いろんな制約を受けることがストレスとなって別れる原因となってしまうのです。

マンネリ化してしまった

初めのうちは新鮮なことだらけで楽しかった同棲生活も、時が経つにつれて新鮮味が失われ、だんだんマンネリ化してきます。相手と一緒にいる環境に慣れすぎてしまったことで、つまらないと感じるようになってしまうのです。

中には、相手に魅力を感じなくなることでセックスレスになってしまい別れるカップルも…。

同棲したものの最終的に別れるという結論に至ったカップルには、一体どのような事情があったのでしょうか？

つぎは、同棲中に別れてしまった男女の経験談をいくつかご紹介します。

嫌な面ばかりが目に付くようになった

「天然なところが可愛いと思って好きになった彼女ですが、同棲したらその天然さに腹が立つことばかりで。結局、我慢できなくなって部屋を出ました。一緒に暮らしていなかったら許せたのに…と思うと複雑な気分です」(25歳/男性)

「カッコいい外見に一目惚れして始まった恋ですが、同棲してみて彼氏のだらしなさに幻滅。カッコいいのは見た目だけだったんだ…とガッカリして気持ちが冷めてしまいました」(24歳/女性)

同棲をすることでこれまで知らなかった相手の一面を見ることになり、相手に失望してしまう場合も。相手に求める理想が大きければ大きいほど、嫌な面ばかりが目に付くようになってしまうのです。

マンネリ化して浮気された

「彼女と同棲して3年、ほかに好きな人ができたと打ち明けられて別れることになりました。だいぶ前からセックスレスになってしまっていたので、仕方ないと納得しています」(29歳/男性)

「同棲していた彼氏から、もう女性として見られなくなったから別れたいと告げられ、別れることになってしまいました。後から知ったことですが、どうやら浮気をされていたみたいです」(27歳/女性)

同棲相手が自分に魅力を感じなくなって他の人に心変わりしたというケースも少なくないようです。マンネリ化して相手にときめきがなくなってしまうのでしょう。

夜遊びが激しくて我慢できなくなった

「毎晩帰りが遅い彼女。朝になっても起きてこない日はざらにあり、同棲と言ってもほとんどすれ違いの生活でした。一緒に暮らしている意味が分からなくなり、自分のほうから別れました」(28歳/男性)

「飲みに行くのが好きだというのは同棲する前から知っていましたが、まさか毎晩飲み歩く人だとは思いませんでした。結婚資金も貯金できませんし、将来に不安を感じたのでわたしのほうから同棲解消を切り出しました」(27歳/女性)

同棲をしたことで分かった、相手の夜遊びの激しさ…。結婚を前提に一緒に住み始めたカップルの場合、結婚後の生活を想像して不安を覚えてしまうこともあるようです。

二人の思い描く未来が違った

「同棲していた彼女から事あるごとに結婚を急かされ、それが精神的な負担となって別れることになってしまいました」(26歳/男性)

「同棲から結婚につなげたいわたしと、しばらく結婚するつもりはないという彼。将来が不安になったので別れるという選択肢を選びました」(25歳/女性)

結婚に対する考え方や思いの強さの違いから、別れるという道を選ぶことになったカップルも多いでしょう。

同棲をしたことで別れることになってしまったカップルがいる一方、円満な同棲生活を長続きさせているカップルもいます。その違いは一体どのようなところにあるのでしょうか？

つぎは、長続きする同棲の秘訣についてご紹介します。

お金の管理がきちんとできている

家賃をはじめとする生活費の負担など、同棲に必要なお金についてのトラブルが別れる原因になってしまうことは多いです。

なので、同棲を長続きさせたいのなら、お金の管理についてしっかりルールを決めておく必要があります。どちらがお金を管理するのか、どちらがそれぞれの費用を負担するのかなど、同棲を始める前にお金に関する取り決めをしっかりしておくことが大切です。

コミュニケーションを取り合っている

同棲をして一緒に過ごす時間が長くなってくると、どうしてもコミュニケーションがおろそかになってくるもの。ですが、コミュニケーション不足の状態をそのままにしておくと、考え方にズレが出てきたり気持ちのすれ違いからトラブルになったりして別れにつながってしまうこともあるのです。

長続きしている同棲カップルはコミュニケーションをしっかり取り合っているのが特徴。休日の過ごし方から将来についてまで、お互いが考えていることを共有し合うことが長続きの秘訣といえるでしょう。

お互いのプライバシーを大切にしている

これまで一人暮らしをしてきた人にとって、誰かと一緒に暮らすというのは思いのほかストレスを感じるものです。どんなに好きな相手でも、四六時中一緒にいるとイライラしてしまったり窮屈に感じたりしてしまうこともあるでしょう。

人には見られたくないことや知られたくないことがあるため、お互いのプライバシーを大切にするよう心がけることが大事です。相手のことを束縛したり干渉したりすることなく、適度な距離感を保つのが同棲を長続きさせるコツになります。

お互いの価値観を尊重し合っている

同棲カップルが別れる原因のひとつに価値観の違いがあります。生まれ育った環境や生活してきた環境が違うのですから、その間に身につけた考え方や価値観に違いが出てくるのは当然です。価値観は人それぞれなので、恋人同士だからといって必ずしも価値観が同じわけではないのです。

同棲を長続きさせるには、お互いの価値観を尊重し合うことが大事です。自分の考えを相手に押しつけるのではなく、相手の考えをきちんと受け止めた上で理解し合おうとする姿勢が大切だといえます。

家事の役割分担を決めている

別れることなく同棲を円満に続けられているカップルは、家事の役割分担をしっかり決めている場合が多いです。同棲生活は二人の共同生活なので、生活の基本となる家事は二人で分担して行っていくのが理想。どちらか一方だけに負担が偏ってしまうと、その不満から喧嘩やトラブルが発生し、最悪の場合は別れることになってしまうのです。

そのため、家事の役割分担は同棲を始めた段階ですぐに決めておくのがおすすめです。

良い意味で相手に期待していない

同棲中は何かと相手を頼りにしてしまうものです。相手に対する甘えもあり、依存してしまうことも多いでしょう。また、自分の思い通りに相手が動いてくれるだろうと期待してしまうこともあるかもしれません。

ですが、同棲を長続きさせたいと思うなら、相手に頼りきってしまうことや過剰な期待をしてしまうことは避けるべきです。あくまでも自分は自分、相手は相手というスタンスをとり、良い意味で相手に期待しないことが大事なのです。

いざ同棲を解消して別れるという結論に至ったら、やらなければいけないことがたくさん出てきます。

つぎは、同棲から別れるまでに必要なステップを順番に解説します。きちんと段階を踏んで慎重に進めていかないと、後からトラブルに発展しまうことがあるので注意しましょう。

お金を貯める

別れるために同棲を解消したいと思ったら、引っ越しにかかる費用や別れた後の生活に必要な費用を貯める必要があります。まずは自分のお金がどれくらいあるのか、もっている預金口座などを確認してみましょう。

同棲の解消には思った以上にお金がかかります。気持ちに余裕をもって新しい生活が始められるよう、少しずつお金を貯めることから準備をしていきましょう。

引っ越し先を探す

同棲を解消して別れることになった場合、新しい住まいをどうするか考える必要があります。そのまま同棲中の住まいに住み続けるという選択肢もありますが、契約者の名義変更が必要だったり、再契約が必要だったり、あるいは相手が住み続けることになる可能性もあるでしょう。

後腐れなく別れるためには、自分名義で新たな住まいを探すのがおすすめです。ストーカー対策にもなりますし、気持ちを切り替えるきっかけにもなります。万が一相手に追い出されてしまったときのためにも、あらかじめ引越し先の目処をつけておくことが大事です。

自分の荷物の整理をする

別れることに相手が同意して同棲を解消することが正式に決まると、引っ越しに向けて怒涛のように動き出すことになります。引っ越し準備でバタバタしているとあっという間に時間が過ぎてしまうので、スムーズに同棲を解消できるよう前もって準備をしておきましょう。

「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがあるように、立ち去る者はしっかり身辺整理をするのが理想です。どうしても女性のほうが荷物が多くなりがちなので、別れ話を切り出す前から少しずつ自分の荷物の整理を始めておくといいですね。

別れ話をする

別れる際に必要なお金や引越し先の目処がついたら、つぎはいよいよ相手へ別れ話を切り出さなければなりません。お互いにカップルとしての関係が破綻していると感じている場合は、同棲解消の話し合いもスムーズにいくでしょう。

ですが、相手が別れることに否定的で自分だけが一方的に同棲解消したいと思っている場合は、その考えを恋人に切りり出してから実際に別れるまで、時間がかかってしまうことも考えられます。

相手にとって別れることが寝耳に水だった場合は、気持ちの整理がつくまで待ってあげるようにしましょう。

引っ越しの時期を決める

お互いが別れることに合意して同棲を解消することになったら、引っ越しの時期について具体的に決めていきましょう。

自分が新しい住まいの目星をつけていても、突然別れることを突きつけられた相手はまだ何も決まっていない状態です。賃貸契約の解除もすぐには難しい場合があるので、現在の住まいにいつまで住み続けるのかなど、きちんと話し合っておきましょう。

必要な精算について話し合う

二人で住んでいた部屋を引き払う場合は、家賃や光熱費などを日割りで支払ったり、退去後のクリーニング費用の支払いをしたりなど、さまざま清算作業が発生します。これらの清算についてどうするかを決めておかないと、どちらか一方が損をしてしまったりトラブルになったりしてしまうので、しっかり話し合うことが必要です。

共有財産について話し合う

同棲を始めたときに二人で買いそろえた家電や家具、生活用品などの共有財産についてもどちらが引き取るのか話し合って決めなければなりません。

また、退去後に戻ってくる敷金の受け取りや結婚資金として貯めてきたお金などがあれば、それについてもどうするか決めておく必要があります。うやむやにしてしまうと後から思わぬトラブルになってしまうこともあるので注意しましょう。

転居届や住民票移動の手続きをする

同棲を解消した後は、引っ越しに伴う作業や新しい生活の準備でバタバタしているため、役所に届け出をしなければならない手続きをうっかり忘れてしまうことがあります。転居届や住民票移動の届け出は期限が決まっているので、なるべく早く手続きを行うようにしましょう。

また、同棲していた部屋に相手が残る場合は郵便物の転送届もしておかなければなりません。住所変更の手続きも忘れずに行っておきましょう。

同棲をしていないカップルでも、別れるときは何かとトラブルが発生しやすいものです。ましてや同棲を解消しなければならないとなると、トラブルになりやすいのはなおさらでしょう。

喧嘩した勢いでそのまま別れる

言い争いやののしり合いなど、喧嘩をした勢いでそのまま別れるのはトラブルの原因となる同棲の別れ方です。きちんと話し合いをしないで別れてしまうと、その状況に納得のいかない相手がストーカーになってしまう場合も。

また、新しい住まいを調べられたり付きまとわれたりなど、思いもよらない事態に発展することも考えられるので、そのときの感情だけで別れることのないようにしたいものです。

何も言わずに実家へ帰る

同棲を解消したいからといって、理由も言わずに実家に帰ってしまうのはNGです。残されたほうは何が何だか分からず不安になってしまうでしょうし、突然実家に帰ってこられた家族のほうも何かあったのかと余計な心配をしてしまいます。場合によっては同棲相手から捜索願が出されてしまうなど、大ごとになってしまう可能性も。

二人で始めた同棲なのですから、解消するときも二人で納得するまで話し合うことが大切です。別れたいと思う相手であっても一度は好きになって同棲までした相手なので、最後まで誠実に向き合いましょう。

荷物を置いたまま別れる

一刻も早く同棲生活から抜け出したいばかりに、荷物を置いたまま部屋を去ってしまう人もいるかもしれません。ですが、これが大きなトラブルの元になることがあります。

勢いで部屋から飛び出してしまった場合、後から荷物を取り戻そうとしても相手からすでに処分されてしまっていたり、相手も部屋を出てしまっていて荷物を取り戻せない状態になっていたり…。これとは立場が逆の場合でも、置いていかれた相手の荷物をどうしたらいいのか困ってしまうでしょう。

別れるときは「立つ鳥跡を濁さず」のことわざにもあるように、せめて自分の荷物だけはきれいに片づけていくようにしましょう。

必要な支払いをしないまま別れる

同棲カップルが直面するトラブルの中でも、とくに大きな問題がお金に関するトラブルです。金銭トラブルが原因で別れるのは同棲カップルの別れ方として代表的なものでしょう。

家賃や光熱費をはじめ賃貸契約の解約に伴う違約金など、必要な支払いをしないまま別れるのは絶対にNGです。訴訟問題に発展してしまう場合もあるので、きちんと清算が終わってから別れるようにしましょう。

「事情があって別れることになってしまったけれど、やっぱりもう一度やり直したい！」同棲までしていたカップルなら、そんなふうに思うこともあるかもしれません。ですが、同棲解消後の復縁はハードルが高そうですよね。

最後は、同棲して別れた恋人と復縁する方法についてお伝えします。

別れた原因を改善する

同棲をした仲とはいえ、一度は別れてしまった二人です。復縁をしたいなら別れることになってしまった原因を改善しないと、せっかくヨリを戻してもまた同じことを繰り返してしまうでしょう。

同棲していた相手ともう一度やり直したいなら、二人で話し合って別れた原因を徹底的に解決するようにしましょう。

同棲解消後すぐに連絡しない

別れてしまったことを後悔しても、すぐに連絡をするのはNGです。同棲の解消には大きなリスクや負担が伴うにもかかわらず実行したわけですから、その後すぐに復縁を持ちかけるのはあまりにも身勝手すぎます。

落ち着いて冷静に考えられるようになるまで、連絡は控えたほうがいいでしょう。

復縁したい理由を伝える

復縁をしたい場合は、どうして復縁したいのかその理由をはっきりと伝えることが大事です。

同棲を解消するという選択肢を選んだのに、相手とまたやり直したいと思ったのには何か理由があるはず。その理由を相手に分かるようにはっきり伝えないと、相手は納得してくれないでしょう。

半同棲から再開する

同棲という生活スタイルに慣れていないことが原因で別れることになってしまった場合、もう一度同棲にチャレンジすることを前提に半同棲から再スタートしてみるのもいいかもしれませんね。

相手の部屋にお泊まりをしたり自分の部屋に泊まってもらったり、そのような形で徐々に同棲生活に慣れていきましょう。