遠距離恋愛中の連絡頻度はどのくらい？理想的なタイミングを解説！

いつでも会える距離に住んでいる近距離恋愛と違い、遠距離恋愛では様々な問題や悩みが付きものです。「連絡頻度」もそのうちの一つであり、なかなか会えないからこその重要な問題。遠距離恋愛カップルにおいてのLINEや電話は、最も大切なコミュニケーション方法でしょう。

ただ、それぞれ連絡自体大切だと思っていても、ベストだと感じる頻度には差があります。単に「多く連絡を取れば良い」という問題でもなさそうです。

今回は、遠距離恋愛中のカップルの連絡頻度にスポットを当ててみます。どのくらいの頻度、どんなタイミングで連絡し合うと長続きするのでしょうか？また、連絡を我慢しなければならない時はどう気を紛らわすことができるのか。あなたのその悩みを解決していきます。

まずは、現在遠距離恋愛真っ最中という世のカップルの事情を見ていくことにしましょう。

遠距離恋愛のカップルは、どれくらいの頻度で連絡を取り合っているのでしょうか？

私は毎日連絡したいけど…

「私は寂しがり屋だから毎日連絡したいです。でも、彼氏はそこまでマメなタイプではないから、いつも2～3日に一回程度の頻度で連絡してます。」(21歳/女性/学生)

こちらのカップルは、2～3日に一回程度という連絡頻度のようですね。ただ、彼女としては少し物足りない様子。寂しさを感じつつも、彼氏のペースに合わせているのでしょう。

ちょうど良く感じる連絡頻度がお互いに合致するということは、多くはないことなのかもしれませんね。

遠恋歴が長いから少ないときは週イチ

「自分たちは遠恋歴が長くて慣れているってのもあって、少ないときだと週イチとかですかね。」(28歳/男性/IT業)

遠距離恋愛という状況に慣れているカップルだと、それほど連絡頻度が多くなくても満足できている様子ですね。相手が何をしているかだいたい分かってきたり、信頼関係が築けている場合は、連絡頻度をそこまで重要視していないことが分かります。

彼氏からの連絡をいつも待ってる感じ

「いつも彼氏からの連絡を待っている感じで、自分から連絡することは少ないかな？彼氏の好む頻度に合わせて、なるべく負担がかからないようにしてます。」(32歳/女性/秘書)

彼氏の連絡頻度に合わせている女性です。彼氏の負担にならないようにと配慮している様子が伺えますよね。遠距離恋愛を長続きさせるための秘訣と言えるのではないでしょうか。

恋愛に執着していなかったり、自分のことで忙しく毎日を送っている女性は、彼氏に合わせていても不満には感じない傾向にあります。

毎日！じゃないと心配で眠れない…

「僕たちは毎日連絡を取り合ってます。寝る前の習慣になってますね。毎日じゃないと心配で眠れないです。」(25歳/男性/インストラクター)

遠距離恋愛はなかなか会えない分、連絡で繋がりを持っていたいと思う人も多いでしょう。また、相手が何をしているかも把握しにくいため、こちらの男性のように「毎日じゃないと心配」となる人もいます。

遠距離恋愛中のカップルは、どのくらいの連絡頻度が理想なのでしょうか？

それぞれのカップルにあった理想的な連絡頻度を把握することが、長続きする秘訣にもなります。どれくらいの頻度がちょうど良いのか、二人のベストを探してみることにしましょう。

お互いの理想の頻度を確認しよう

ちょうど良く感じる連絡頻度、安心できる連絡頻度は、カップルであってもそれぞれに違いがあるはずです。まずは、お互いの理想の頻度を確認することからスタートしましょう。

あなたが「毎日連絡取りたい」と思っていても、相手は「週1くらいでいい」というタイプかもしれません。どちらかに合わせればどちらかが無理をすることになるため、こうした場合は折り合いをつける必要がありますよね。負担や我慢を50%で分け合えるよう、中間がベストな頻度と言えるでしょう。

連絡頻度をたまに見直すのもオススメ

一度二人で決めた連絡頻度を、たまに見直すというのもオススメ。遠距離恋愛は、相手となかなか会えないことから寂しさや不安、不満が溜まりがち。「自分たちは大丈夫だ」と自信が漲っていた時に決めた頻度では、のちに問題が出てくる場合があります。すれ違いや衝突が生じるようになってきたら、一度連絡頻度も見直してみると良いでしょう。

一方が寂しさを強く感じているようであれば、少しの期間連絡の頻度を高めます。逆に連絡が義務のように感じて窮屈に思えてきているようであれば、頻度を減らしましょう。

初めに決めた「これくらいの頻度」というルールに縛られていると、問題や不満が生まれてしまいます。むしろ「月末に連絡頻度を話し合う」などというルールを設けた方が、不安や不満を吐き出しやすくなるでしょう。

遠距離恋愛に慣れたら頻度を減らすのも！

遠距離恋愛に慣れてきて、気持ち的にも余裕が出てきたなら、連絡頻度を減らすのもアリ。信頼関係が築け相手に対して信用があり、また慣れによって寂しさも感じにくくなったら、連絡頻度に囚われる必要はないでしょう。

付き合いたて、あるいは久しぶりに会った直後は、連絡頻度が高めになるカップルが多いです。ですが、次第に気持ちが落ち着いてくると「一人のときは自分の時間にしよう」と割り切れることもあります。そうした中、無理に連絡を頻繁に取る必要はないですよね。

お互いが信用し割り切ることができるようになったら、「無理なく付き合う」ことも意識し始める時。頻度を減らして個々の時間を大切にするのもアリでしょう。

相手の様子を伺って頻度を変えることも大事

相手のLINEや電話の対応の仕方から、「不安に思ってるな」「忙しいのかな？」と察することができる時があるでしょう。そんな時は、臨機応変に頻度は変えるべきです。

不安に感じている様子や寂しく思っている様子が見られたら、安心を与えるべく連絡頻度を高めてあげましょう。あるいは、仕事が忙しく疲れている様子が見られたら、無理をさせないよう連絡を控えることも必要です。

その時その時の相手の様子を伺いながら察することも大事。ベストな連絡頻度を守るためにと、無理をさせないよう配慮も大切でしょう。

遠距離恋愛中の連絡は、頻度も大事ですがタイミングも大事です。

どのようなタイミングで連絡するのが遠距離恋愛において良いのか、次はベストタイミングを探っていくことにしましょう。

相手の暇な時間帯を把握しておこう

遠距離恋愛したてのカップルの場合は特に、相手の暇な時間帯を予め把握する作業が必要になるでしょう。

仕事の時間帯、付き合いや趣味の時間帯など、相手の生活スタイルを把握しておくと暇な時間を割り出すことができます。忙しい時間帯に連絡しないよう、そのサイクルを確認しましょう。

忙しい朝より夜がベスト

朝は何かとバタバタする社会人・学生が多いです。連絡するタイミングは、忙しい朝よりも夜の方がベストでしょう。

ただ、中には昼夜逆転している仕事スタイルの人もいます。そうしたサイクルは事前に把握し、「帰宅してから」を狙うようにすると相手も対応しやすくなるでしょう。

まとまった時間をお互いに確保することもgood！

お互いになかなかタイミングが合わないという場合は、まとまった時間を確保し連絡を取るのもアリ。「週末の夜に電話しよう」「来週は休みが同じだから話しよう」など、比較的時間を多めに確保できる時間にコミュニケーションを取れれば、細かな連絡を減らすこともできます。

特に男性に多いですが、マメな連絡が苦手…というタイプの人も多いですよね。また、文字にするメッセージのやりとりが苦手な人もいるでしょう。そうした場合は、苦に感じない方法で連絡を取り合うのがおすすめです。

自分のタイミング以上に大切にすべき時もある

暇な時間、休みの日など、お互いに合ったタイミングや「連絡したい」と思ったタイミングで連絡を取ることがベストです。ただ、時にはタイミング以上に大切な場合もあります。それは相手が不安になっている時、必要としている時です。

相手が「寂しい」「不安」と思っている時に、「時間がないから」と自分のタイミングを優先にしていたら、取り返しがつかなくなることもあります。遠距離恋愛は特に、離れ離れの期間が多いため気持ちにズレが起きやすく、些細なことでも大きな問題になりがちです。

問題となる芽を小さなうちに摘むようにすると、遠距離恋愛であっても安定した関係を築くことができます。相手の気持ちに応える必要がある時は、なるべく相手に合わせてあげましょう。

次に、連絡の内容に注目していきます。

遠距離恋愛であるからこそ避けた方がいいメッセージがあり、送る時には注意が必要です。どんな内容を避けるべきか見ていくことにしましょう。

会えない事に対する愚痴

遠距離恋愛は、会えることの方が珍しいこと。会えない事に対する愚痴をもらしてしまうと、遠距離恋愛自体を否定していることに繋がります。「会えなくて辛い」「他のカップルは会えているのに」といった愚痴は避けた方が良いでしょう。

このような愚痴を言われた相手は、自分との恋愛が「辛いもの」であると感じます。すると「別れた方が相手のためかな」「遠距離恋愛は無理なのかな」と、あなたとの終わりを見据えてしまうこともあるのです。

「会いたい」と伝えることは良いですが、会えないことに対する愚痴はやめておきましょう。

質問攻め

遠距離恋愛では相手が何をしているか分からなかったり、会って気持ちを確認することができないため、どうしてもメッセージで質問が多くなりがちです。「今日何してたの？」「誰と？」「何時頃？」と質問攻めで送れば、相手は信用されていないと思うだけでなく、連絡自体が楽しくないと思ってしまいます。

もし質問したいことがたくさんあるという場合は、直接会話ができる電話のときが良いです。文字での質問攻撃は、圧を感じやすく面倒に思われてしまうこともあるため、後回しに出来る内容の場合は電話の時にしましょう。

妄想によって相手を責める

実際に行動や態度を見たり、気軽に行き来することができない遠距離恋愛。連絡という繋がりはかなりの重要要素になります。そのため、連絡が取れない状態になると大きな不安となってしまうでしょう。

そんな時、勝手な妄想によって相手を責めるようなメッセージを送らないようにも気を付けるべきです。

例えば、「連絡無視して浮気してるんでしょ」「面倒だからってスルーしてるんだよね？」といった内容です。単に仕事で忙しくしていたとしたら、こうした疑いは「鬱陶しい」「めんどくさい」「信用されていない」と思われてしまいます。そして何もしていないのに責められたら、返事すらもしたくないと感じてしまうでしょう。

遠距離恋愛中のメッセージは、明るく楽しいものが理想的。ネガティブな内容や相手を責める内容は、連絡したくないと思われます。

わざと嫉妬させる

「今日男友達に誘われて…」「同僚の女性に褒められた」など、わざと嫉妬させるようなことをして気を引くことはNG。遠距離恋愛は、ただでさえ不安になりネガティブに考えてしまうため、気を引くためであってもこうしたメッセージは控えましょう。

遠距離恋愛は、お互いの信用が一番に大事になります。思うように会えず不安の中で付き合っている相手に、さらなる不安を与えても何のメリットもありません。むしろ相手の気持ちを消滅させてしまう行為です。

長く付き合っていきたい、遠距離恋愛を乗り越えたいと思っているならば、わざと嫉妬させるような内容は避け信用してもらうよう努めましょう。

ここで、遠距離恋愛を長続きさせるコツもご紹介していきましょう。

遠距離恋愛であっても、無事に乗り越え結婚したカップルも大勢います。どんなことに気を付ければ、遠距離恋愛であっても上手くいくのでしょうか？

定期的な連絡は取る

まず、これまで見てきた通り遠距離恋愛に必須なのが連絡ですね。こまめじゃないにしても、定期的な連絡は取るようにしましょう。

ただよくあるパターンが、遠距離恋愛がスタートした初めの頃に過剰なまでの連絡を取っていたというカップル。それが二人の基準となってしまい、のちに負担となり破局に繋がるケースが多いです。

このような問題を防ぐためにも、連絡の頻度を見直すということが大事なことが分かりますね。

会う努力は怠らない

遠距離恋愛に慣れてくると会わないことにも慣れてきてしまいます。ただ、会わないことには気持ちが確認出来なかったり、根本的な不満や寂しさを解消できないため、会う努力は怠らないようにしましょう。

長続きする遠距離恋愛カップルの多くは、次に会える日を目標にしています。「次は3ヶ月後ね」といったように、会える日を目標にし楽しみに待つことができるため、寂しさを紛らわすこともできるのでしょう。

次に会う日を具体的に決めておくと、自分のモチベーションにも繋がります。

恋人を信じること

遠距離恋愛では、恋人を信じる勇気を持つことも大切です。信じずに相手を疑い、連絡をしても責めてばかり…という状態では、遠距離恋愛は長続きしません。

本来、誰だって好きな人が近くにいる方が良いと思うものですよね。そんな中、遠距離恋愛となってでも共に時間を過ごし共に進んでいくと決めたほど、相手はあなたのことを思ってくれています。その思いを信じてみると、余計な不満・不安も抱えずに済むでしょう。

たまにビデオ通話で顔を見て会話する

長続きしている遠距離恋愛カップルは、たまにビデオ通話を活用しています。モヤモヤする思いが消えなかったり、自分の気持ちが分からなくなってきた時は、ビデオ通話で相手の顔を見て会話をしてみると良いでしょう。相手を好きな気持ちをキープできる上、不安解消に繋がりますよ。

なかなか会えない遠距離恋愛であっても、ビデオ通話で会った気になれたり、相手のちょっとした変化に気付けることも可能な時代です。大いに活用していきましょう。

遠距離恋愛中、寂しくなってしまうことはよくあること。ですが、毎回恋人に求めてしまっていては、気を遣うだけでなく相手にも負担を与えてしまいますよね。

では、遠距離恋愛中どうしても寂しくなったら、どうやってその思いを解消すれば良いのでしょうか？自身でできる寂しさの解消法を見ていきましょう。

友達と遊ぶ

どうしても寂しくなった時、友達と遊んで気を紛らわせると良いでしょう。

会話をしたりスポーツをしたりするだけで、恋人のことを考えずに済むはずです。一人で過ごしているとつい恋人が浮かんでしまうため、余計に寂しさが強くなってしまいます。人と過ごし意識を逸らすようにしてみましょう。

映画や音楽鑑賞をする

寂しく感じつつも家から出たくない、出る気力も出ないという場合は、自宅で映画や音楽鑑賞をすると良いです。

映画＆音楽鑑賞は、その世界に入りこむことができるため、寂しさを紛らわすことができるでしょう。感動する映画を見て心を温めても良いですし、テンションの上がる好きな曲を聞いて気持ちを高めることも良いですね！

現実から一度離れ、寂しさとは違う感情を持つようにしてみるのも方法です。

恋人との次のデートプランを練る

どうしても頭から恋人が離れないくらい考えてしまうという場合は、いっそ恋人との次のデートプランを練ってみましょう。どこに行くか、どんな服を着ていくか、その時どんな会話をしようかと、想像の中で恋人に会っている様子を思い浮かべながらプランを練るのです。

次のデートが楽しみになるだけでなく、練っている最中に恋人と一緒に過ごす風景を想像するだけでも気持ちが多少満たされます。その時に、どんなプレゼントをしようかと、相手を喜ばすためのサプライズを計画してみるのも良いですね！

恋人との思い出を作品にする

気を紛らわすため、そして寂しさを解消するために、恋人とのこれまでの思い出を作品にしてみるという方法もあります。時間もかかり恋人との思い出を深く感じることができる方法のため、気持ちをきっと満たしてくれるはずです。

簡単なもので言えば、アルバム作りですね。スマホに入っている恋人との写真をプリントし、思い出のアルバムが作れるでしょう。他にも、アプリを使って動画を作成するというのもアリ！思い出の写真や動画を編集し一つにまとめ、そこに思い出の曲などを入れてみると素敵な作品ができるでしょう。

できた作品を恋人に送ってみれば、それはサプライズプレゼントにもなり恋人に感動すら与えることができます。

どうしても寂しくなったら、これまでを振り返って形にしてみるという方法も良いですね！

遠距離恋愛における連絡はとても重要です。ちょうど良いベストな連絡頻度を維持し、関係を長続きさせたいものですよね。ですが、あまりにも多い連絡頻度では負担になってしまい、少なすぎると不安になってしまうでしょう。

カップルによって、ベストな連絡頻度には違いがあります。ただ、どちらかに不安や寂しさがある状態なら、それを解消するために連絡頻度は増やしてみるべき。繋がっていることを感じるたびに、安心を得ることができます。その安心が大きくなり心が満たされてくれば、少ない頻度でも満足できるようになるはずです。

遠距離縁愛がスタートしたばかりの頃は、不安や寂しさが大きい傾向にあるため少し多めに。次第に相手の生活スタイルや様子が分かるようになってきたら、頻度を見直してみると良いです。

その都度、自分たちが満足できる連絡頻度を話し合い、心地よい関係をキープしていきましょう。