「なんか」が口癖な人の心理や性格とは?ウザい口癖を治す方法も解説

「なんか」が口癖な人の心理や性格とは?ウザい口癖を治す方法も解説

「なくて七癖」と言いますが、人には誰しも無意識にしている癖があるのだとか。そんな癖の中でも、分かりやすいのが口癖です。「なんか…」が口癖なっているという人は多いのでは?今回は「なんか」が口癖の人の心理と性格を徹底分析。さらにウザい口癖の治し方も解説します。


なんかよく聞く…「なんか」が口癖の人の心理とは?

人はさまざまな癖を持っています。自分ではほとんど気づかないのに、他者から見ると非常によくわかるんですよね。

話している時に出てくるのは、口癖。さまざまな口癖がありますが、中には聞いていてイライラするものも多くあります。ただ、癖になっている本人は気づいていないので、頻繁に使っているという自覚がありません。

聞かされる方は「その口癖、何とかならないのか」と気になって、話の内容が全く頭に入ってこないかも。こうなると支障も大きいでしょう。

今回は、口癖に多い「なんか」を徹底検証。「なんか」が口癖になっている人の心理や性格、そして周囲からウザいと思われがちな口癖を直す方法など、多方面から解説します。

「なんか」が口癖の人の心理【パート①】

話し始める時にいつも、「なんか」と言う人はいませんか?話をするのに、切り出すきっかけが必要なのはわかりますが、何かというと「なんか」が付くのは、聞いていてイライラするという人も多いでしょう。

「なんか」が口癖の人の心理は、いったいどうなっているのでしょうか。どうして「なんか」が口癖になっているのか、その原因をご紹介します。

腑に落ちず納得していない


まずは、誰かが言ったことに対して、腑に落ちない、納得がいかないという心理を持っていることが考えられます。

そもそも相手の意見に全面的に賛成なら、余計なことを言う必要はありませんよね。「なんか」と言うのは、腑に落ちない、納得できない点があるということです。

とはいっても、確たる反論ができなかったり、人前で反論する自信がないのでしょう。その場合、「なんか」と言うことで、曖昧な雰囲気を伝えたいと思っているのかもしれません。

ストレスが溜まっているからつい出てしまう


ストレスやフラストレーションが溜まっているとき、相手の言うことを素直に聞けなかったという経験はないでしょうか。こうした心理状態の時は、とにかく相手に反感を覚えるため、正しいとわかっていても「なんか」と言ってしまいがちです。

この場合は、相手の発言に納得はできるものの、それでもやっぱり反発したいという心理から、「なんかさー」という言い方になります。

話を切り出して注目されたい


周りから注目されたいという心理から、話を切り出す時に「なんかね」という言い方になることがあります。秘密の話という雰囲気になるため、周囲の人から「何?何かあったの?」と言われるでしょう。

周りから注目されたいという心理の持ち主は、周囲の興味を引き出すように話を切り出すのが効果的だと知っています。この心理が「なんかね」と、まるで内緒話をするかのような口癖になる理由です。

会話の主導権を握りたい


注目されたい心理に似ているのが、その場の会話の主導権を握りたいという心理。こうした心理は自己中心的な人に多く見られ、自分を中心に話が進まないと気が済まないタイプです。

もし自分以外の人たちが話に夢中になっていたら、当然面白くありません。何とかして会話の主導権を握ろうと、「なんか」と言い始めます。

「なんか、そっちばかりで盛り上がっておもしろくない」とか、「なんか、その話つまらない」などとへそを曲げ、話題をすり替えて自分中心の話題に持って行くことがしばしばです。

相手を見下している


相手を見下す心理の持ち主も、「なんか」が口癖になっていることがよくあります。人を見下すのは、プライドが高いから。そのため、人の言うことを素直に受け止めません。

特に、自分よりも能力が下だと決めつけている人から良いアイデアが出た場合などには、「自分よりも劣っているくせに」という妬みの心理も働きます。そのため、上から目線で「それってなんかさ」といった具合に、否定しにかかるのが特徴です。

「なんか」が口癖の人の心理【パート②】

続けて後編を見ていきましょう。

沈黙や話が途切れるのが嫌で繋ぎとして言う


沈黙恐怖症というのを聞いたことはありませんか?これは、対人などとの会話で無言になる瞬間を必要以上に怖く思うというものです。沈黙恐怖症ではなくとも会話が途切れたときの数秒の無言の間は、訳も無いけれども居心地を悪く感じる人が多いのではないでしょうか。

そうした人が話のはじめに「なんか」と言うのは、間をつないでいる証拠と言えます。一言でも言葉を多くし何を喋ろうか考えている時間なのです。

はっきりと自分の意見を言えないので濁している


「なんか」は、なにかを伝えなければならないけれども上手く言葉が見つからない時や、さほどの自信はないけれども情報提供をしないといけない時などにも使える言葉です。この場合のニュアンスとしては「もしかすると」「自分的には」といったものに似ているでしょう。

この言葉でワンクッション置くだけで、ストレートに思いを伝えるよりも柔らかさが出てくるような気がしませんか?明確ではない考えが一気に伝えやすくなるのです。

否定されても傷つかないように保険をかけている


意見を出し合っている時や自分の考えを伝えている時に、正面から否定してくる人っていますよね。そうした人との会話は疲れますが、仕事などで言葉を交わさなければならないという場合も多いでしょう。

そうなるといかに自分の言葉を否定されないようにするか考えてしまうでしょう。「なんか」は、このような状態において、「なんとなくだけど…」「たぶんですが…」といったニュアンスに変化します。つまり、自分の考えに保険をかけているということなのです。

ネガティブ思考で自分を下げている


自分に自信のない人も「なんか」を多用している可能性があります。これまで紹介してきたとおり、「なんか」には明確ではない意思表示や不確かな内容に対する保険などの意味合いが含まれているからです。

自信がない人は自分の意見を正直に口にしにくい場合が多いでしょう。だからこそ「なんか」とはじめに言葉にし、柔らかさや不透明さなどを出し心を保っていると言えます。

特に意味はない場合も


コミュニケーションを取ることに苦手意識を持っている人は、会話中の沈黙を恐れる傾向が顕著に見られます。そのため、特に深い意味はなく「なんか」という言葉を使い、口癖になってしまっていることがよくあります。

とはいえ、相手を見下したり、ストレスが溜まっているわけではないので、あまり害はないと言えます。ただし、「なんか」で間を持たせたいという心理から、やたらと使ってしまう傾向にあるため、相手をイライラさせる可能性があるでしょう。

「なんか」が口癖の人の性格とは?

「なんか」が口癖になるのには、特有の心理があることがわかりました。では、この心理はどのような性格を作るのでしょうか。続いては「なんか」が口癖の人に見られる、性格の特徴をご紹介します。

ネガティブ思考の持ち主である


何かにつけて悲観的で内向的な、いわゆるネガティブ思考の持ち主は、「なんか」が口癖になっていることがよくあります。

ネガティブな性格の人の「なんか」の使い方の代表は、「自分なんか」です。何かにつけて「自分なんか」と言っていれば、影響を受けるのはほかならぬ自分自身。

結果的に何をやっても上手くいかず、ますます「自分なんか何をやってもダメ」と、ネガティブな思考にどっぷりつかった性格になります。

よく言えば天真爛漫で子どもっぽい


子供はよく、「なんかね、今日ね」とった言い方で話しはじめますよね。「なんか」の口癖が「なんかね」で始まる人は、よく言えば天真爛漫。子供の心理を持ったまま、大人になったと言えます。

けれど、職場で「なんか~、手違いがあったらしいんです」とか、「なんかね、部長が機嫌悪いんですよ」といった言い方をすると、どこか幼稚な印象を与えるでしょう。そもそも「なんかね」という言葉自体が不要なもの。何かを話すときの前置きの言葉として使われますが、さほど重要でない場合が多いでしょう。

存在をアピールしたい目立ちたがり屋


自分の存在をアピールしたい目立ちたがり屋も、「なんか」が口癖になりやすいです。周囲に自分の存在をアピールしたいがために、みんなの前で「なんか、重大な話があるらしいですよ」といった言い方をします。

そもそも周りからの注意を集めするには、まずは注目してもらうことが大事。そこで、いきなり話し始めずに前置きします。

「なんか」で人々の注意と気を引き、自分に興味を持ってもらおうとする、目立ちたがり屋の性格に多い口癖です。

何でもいいやと考える面倒くさがり


何かにつけて面倒と感じる面倒くさがりも、「なんか」と言いやすい性格になります。何をするにも面倒なので、自分の意見を持っていないのが特徴です。

そのため、意見を求められても、「なんか、いいような気がする」とか「なんか、いいんじゃない?」と深く考えずに答える傾向にあります。

「なんか」が口癖の人はウザい?周りの本音は?

口癖というのは、気づいてしまうと、それからどんどん気になりますよね。周りの人たちは、「なんか」が口癖の人のことをどう感じているのでしょうか。ウザいという意見が多数派のような気がしますが、実際に何がウザいのかを、体験談から見ていきましょう。

「なんかぁ~」って言い方は頭が悪そうに感じる


「女子に多いんですけど、話し始めに『なんかぁ~』って言う子いますよね。あれって、可愛く見せようとしてるんでしょうか?本人は気づいてないんだろうけど、頭悪そうにしか見えないです」(22歳/男性/大学生)

女子に多い「なんか」の言い方で、しばしば耳にしますよね。語尾を伸ばすことで、本人は可愛く見せようとしているつもりでも、実は頭が悪そうと感じる男性がほとんどです。また、同じ女性同士でも、「かわいこぶっちゃって」と反感を覚える人も多いでしょう。

「なんかさー」の後は大体不平不満!聞くのが面倒


「同僚の女性が『なんかさー』と言ってくると、またか…とウンザリ。その後に続くのは大体不平不満だからです。無視するわけにもいかないから『そうなんだ』と相槌を打っていますけど、聞くのが面倒。仕事にも集中できないし、いい加減にしほしいです」(24歳/女性/営業事務)

上司がいない時には、仕事中でもちょっとしたおしゃべりをすることがありますよね。「なんかさー」という言い方は、不平不満がある時の「なんか」の典型的なパターン。「またきた!」とウンザリするのも無理はありません。

「なんかね」と秘密っぽく言ってくるのがキライ


「いつも男女混合のグループで行動してるんですけど、その中の女の子がいつも『なんかね』と声を潜めて話してくるんです。たいていは人のうわさ話で、根も葉もないこと。それを秘密めいた感じで言ってくるのがキライです。多分、他の友達にも言ってるだろうから」(21歳/男性/大学生)

大学では、サークルや部活動などで大人数で行動する機会は多いでしょう。仲間を大切にする人は、その仲間のことを「なんかね」と秘密めいた感じで話してくる人に、よい感情を抱くことはありません。男性の気を引くために口癖になっているとしたら、逆効果ですね。

「なんか」って言わないと話せないの?


「その同僚男性は優柔不断な性格で、見ていてイライラします。しかも、話をする時に決まって『なんか』って言うんです。『なんか道が混んでて』とか『なんか時間がかかって』って。いちいち『なんか』って言わないと話せないの?と言ってやりたい」(27歳/女性/経理職)

「なんか」を言い訳に使っている人は、かなり多いのではないでしょうか。「なんか」には、発言を曖昧にする作用があります。それを利用して、とにかく自分の責任にならずに済むように話している印象を受けるのは確か。仕事ができる人は、口癖もさることながら、何かにつけて言い訳をしている点にも腹が立つのでしょう。

ウザがられる「なんか」は禁止!口癖を治す方法は?

実際の意見から、「なんか」は非常にウザいと思われていることがわかりました。となれば、この口癖は一刻も早く治さなければなりません。そこで、「なんか」という口癖を治すための具体的な方法をご紹介します。

「なんか」が口癖になっていることを自覚する


口癖を治すには、まずは自覚が大事です。自分自身の口癖は「なんか」だとわかれば、口にしそうになった時に「ダメダメ」と自ら戒めることができるでしょう。

「なんかね」や「なんかさー」も、口癖になっていないか確認しましょう。ただ、自分では口癖になっているとはなかなか気づけません。気の置けない友達にお願いして、話している時に口癖が出たら、指摘してもらうのがおすすめです。

「なんか」を言うたびに100円罰金といった仕組みを作るのも効果的。払いたくないあまりに、必死に違う言い回しを考えるようになるかもしれませんね。

口にしないように喋りはじめる前に意識する


癖というのは無意識に出てくるもので、口癖も同じです。この口癖を治すには、話し始める時に「なんか」は絶対に口にしないと心に決めるといいでしょう。

そのためには、まずは話すことの要点をまとめ、「なんか」が入り込まないようにします。ただ、口癖は無意識に口を突いて出ますので、意識をすることが大事です。

喋り始める前には、「なんか」を使わずに話すことを自分に言い聞かせ、常に意識するようにしましょう。

きれいに話す人をお手本にする


話をする時、間を取ったり緊張をほぐしたり、あるいは考えをまとめたりするのに、「えー」や「あのー」などが会話の端々に入る人は多いですよね。「なんか」という言葉も、これに近いものがあります。

口癖はとにかく連発しがちになるため、聞いていていい気はしません。「なんか」という口癖を治したいなら、余分な言葉を一切挟まずにきれいに話す人を探し、その話し方をお手本にするのがおすすめです。

話し始める前に間を置く


いきなり話し始めると、頭の中が真っ白になってしまい、使う必要のない接続詞を使ってしまいがちです。「えー」「あのー」に加え「なんか」は、本来は必要ない言葉ですよね。

とはいえ、いくら気を付けていてもこれらの言葉が飛び出してしまうという人は、話し始める前に間を置き、深呼吸をしたりして、心を落ち着けましょう。

人前で話す場合は頭の中で文章を考え、まとめておきます。「なんか」を封印するためには、話し始める前にちょっと間をおいて、落ち着いてから話し始めるのがポイントです。

「なんか」をやめて前向きな口癖を習慣にしよう!

「なんか」という口癖は、その言い方にもいろいろなパターンがあります。すべてに共通しているのは、どれも後ろ向きな印象を与えるところ。聞いている方もうんざりしますので、口癖は前向きな印象を与える言葉にしたいものです。

ここでは、習慣になっても好感を持たれるおすすめの口癖をまとめました。以下に挙げる言葉なら、「なんか」に置き換えて新たな口癖にするのに適しているでしょう。

「いいね!」


人から何か提案された時には、「なんか」ではなく、「いいね!」と言ってみましょう。まず第一声を「いいね!」にすることで、提案した人は「自分の考えを受け入れてもらえた」と感じるからです。

「いいね!」と言った上で、「こうするともっとよくなるんじゃない?」とか、「こんな風に思うんだけど、どうかな?」といった具合に、あくまでも肯定的に話すことを心がけましょう。

「ありがとう」


「ありがとう」は、口癖にするにはとてもおすすめ。感謝の言葉を口にすると、また感謝するようなことが起こる「引き寄せの法則」が働くからです。

イヤな事があったとき、続いて起こったという経験はないでしょうか。これは「イヤなことがあった。最悪」と口にすることで、脳が「この人はイヤなことを望んでいる」と考え、周囲の状況をお膳立てしてしまうからなのだとか。

また、人から何かしてもらった時、感謝のつもりで「すいません」と言うこともよくあります。けれど、「すいません」は謝罪の言葉。謝らないといけない事態を引き寄せるかもしれません。

「ありがとう」という口癖なら、相手に与える印象がよくなるばかりか、いいことを引き寄せられて一石二鳥です。

「すごいね」


「いいね!」と同じく、相手をいい気分にさせる口癖に「すごいね」があります。すごいことというのは、そうそう起こるものではありませんが、日常生活では意外と使える言葉です。

例えば、「仕事もう終わったの?すごいね」や、「テストの結果、見たよ、すごいね」など。たとえちょっとしたことでも「すごいね」と褒めることを習慣づければ、自然と口癖になっていくでしょう。

人から褒められて、うれしくない人などいませんよね。「ちょっとしたことでもすごいと言ってくれるなんて、いい人だ」と思ってもらえる口癖です。

「素敵だね」


「素敵だね」も、相手をいい気分にさせる口癖です。特に男性から女性へ向けて、服装やヘアスタイルなどを褒める際に言うとより効果的でしょう。

男性から女性だけではなく、女性から男性にも使えます。新しいスーツやネクタイを着用して出社してきた同僚男性に「あ、新しくしたの?素敵だね」と言うと、女性が口にしても自然に聞こえますよね。

また、仕事の企画やアイデアを聞かされた時に「素敵な企画だね」「アイデアが素敵だね」と褒めるなど、幅広いシーンで使えます。「なんか」だとテンションが下がるのに対し、「素敵だね」という口癖には、やる気を引き出す効果があるのは間違いないでしょう。

他にもある!「なんか」以外でウザいと思う口癖は?

話をしている時に「この口癖、ウザい」と感じるのは、「なんか」だけではありません。他にも聞いていてイライラしがちなウザい口癖をまとめました。こちらも実際の体験談をもとにご紹介します。

「まあ、そういうこともあるよね」の「まあ」


「人の話に『まあ、そういうこともあるよね』とか、『まあ、そう考えることもできるかな』とか、やたら『まあ』と言う同僚男性がいます。イラッとしたから、『じゃあ、どうすればいいと思うの?』と聞くと、『まあ、それは…』で濁してしまう。自分の考えや意見がないなら言うな!」(26歳/女性/商社勤務)

何らかの改善策を提案したときなどに反対されたとしても、その意見に筋が通っていると感じられるなら、納得できます。けれど、自分の考えは言わず、「まあ、そういうこともあるよね」などと言われたら、「じゃあ、もっといい考えがあるの?」と言いたくなるのも無理はありません。何もなしとなれば、腹が立つのも当然です。

最初に「あ」ってつける奴


「バイト先に、何かというと最初に『あ』ってつける奴がいるんですよ。『品出ししといて』と言えば、『あ、はい』てな感じで。挨拶するときも『あ、おはようございます』『あ、お疲れ様です』って言うもんだから、『あ」はいらんやろ!とイライラします」(19歳/男性/大学生)

「なんか」以上に多い可能性があるのが、最初に「あ」と付ける口癖。話し始めるにあたって、一種のテンポを取る役割を果たしているのかもしれませんが、いちいち「あ」と言われたら、イライラする気持ちもわかります。

ネガティブ全開の「どうせ」にウンザリ


「職場の女性に仕事のことで何か言うと、『どうせ私はできませんよ』『どうせ後で直すんでしょ』と返されます。単に事務的な連絡をしようとしていただけなのに、話も聞かないでいきなり言われて、最初はびっくりしました。後で周囲の人から『気にしない方がいいよ』と言われましたが、分かっていたなら教えてほしかった…」(28歳/女性/介護職)

「どうせ」という言葉は、ネガティブオーラ全開です。否定的な印象を受けるのはもちろんですが、どこか無責任な感じもしますよね。自分でできないと分かっているなら、できるように努力すべきでは?と言いたくなります。

言い訳で使う「でも」「だって」


「チームリーダーとして何人かと仕事をしています。その中に『でも』が口癖の人がいるんですよね。当然のことながら、『でも』の後は言い訳のオンパレード。その人が『でも』と言いだしたら、チーム全員が、また言い訳が始まった、とうんざりします」(30歳/男性/保険会社勤務)

「でも」の後に続くのは、言い訳と相場が決まっていますよね。ミスをしたなら、まずは謝罪し、その上で言いたいことがある場合の「でも」には、耳を傾けてもらえるでしょう。謝罪なしの言い訳には、うんざりさせられるのも当然です。

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