エッチで疲れる原因を男女別に解説！体験談や疲労を軽くする方法も

エッチは身体全体を動かすため、エネルギーを消費しますし、体力も必要です。本来は楽しいはずのエッチで、男女共に疲れると感じる人が多いのだとか。まずはエッチの疲れが、どのような影響を及ぼすのかを見ていきましょう。

疲れのせいで途中で止めてしまう人も

エッチの最中や後に疲れを感じる人は、男女を合わせるとおよそ8割近くになるとも言われます。男性と女性で感じる疲れはそれぞれ違うでしょうが、中には疲れのせいで途中でエッチを止めてしまう人も少なくないとなれば、かなり深刻ですよね。

これからエッチの経験を磨いていきたい人や、幸せなエッチを楽しんでいる人にとっては、信じられないかもしれません。けれど、エッチで疲れる人は男女を問わず多いのが実態と言えるでしょう。

エッチの後で疲労感が襲うパターンも

エッチの最中はそうでもないけれど、終わってから疲労感に襲われるパターンも。こちらも男女で疲れる理由は違いますが、とりあえずエッチはし終えるケースです。

とはいえ、終わったらいつも疲労感に襲われるとなると、次のエッチへのモチベーションはなかなか上がらないでしょう。途中で止めるのに比べてメンタルなダメージは回避できますが、終わったあとの疲れが大きいと、エッチの回数減につながります。

エッチで疲れると、気まずい雰囲気になったり、最悪、別れる理由になることも考えられますよね。そこで、ここでは疲れるエッチのあるある体験談を、男性に語ってもらいました。

疲れて途中で萎えてしまい彼女に呆れられた…

「彼女がなかなかイってくれないもんだから、疲れてしまって途中で萎えました。呆れる彼女に、「原因はそっちだよ」と言いたかった」（26歳/男性/介護職）

肉食系女子が彼女だと、なかなかイってくれないうちに疲れてしまって萎えちゃった…というあるあるは多いかも。呆れる彼女に一言言いたいところですが、萎えてしまった自分が原因だと考えると、それも言えないのが辛いところですね。

彼女をイカせようと頑張りすぎて中折れ

「彼女がエッチで一回もイッたことがないと言ったもんだから、『俺がイカせてやるぜ！』と張り切ったところ、頑張り過ぎて中折れ。彼女は茫然としてました…」（24歳/男性/建設業）

体力も元気もある男性の、頑張りすぎた結果があだとなったあるあるです。男性諸君は、張り切り過ぎと頑張り過ぎが中折れを招く可能性があることを考えておいた方がいいかもしれませんね。

雰囲気でエッチになだれ込んだものの体力が…

「何となくエロい雰囲気になってしまい、彼女とエッチになだれ込んだはいいものの、その日はかなりの件数のお客さんを回っていたものだから、疲れていつものペースではもたなかった。平日のセックスはダメですね」（28歳/男性/営業マン）

仕事をしているカップルなら、平日の夜は夕食デートということはよくありますよね。けれど、日中精力的に外回りをしたことを忘れてエッチになだれ込んだ営業マンの彼が、疲れからいつものようにはいかなかったのも納得。昼の疲れが、エッチの疲れをもたらすあるあるは、多くの男性が経験しているかもしれません。

最初は良かったけどだんだんパターン化してきた

「付き合って最初の頃は新鮮で楽しかったんだけど、付き合いが長くなってきたらエッチもパターン化してきました。今じゃ単なるルーティンワーク？終わったらドッと疲れます」（29歳/男性/行員）

どんなに楽しいことでも、ずっとやっていると当初の新鮮味が薄れてくるもの。何となくお決まりでやらないといけないムードからのエッチは、「仕方なくやってる」感が強くなりがちです。長く付き合っているカップルならではのあるあると言えます。

男性だけでなく、女性もエッチで疲れています。女性と男性では何がどう違うのかも、興味深いところですよね。続いては、女性が疲れるエッチのあるある体験談をご覧ください。

彼だけがイって終わり…

「彼は早漏気味だっていうのもあるんだけど、いつも彼だけがイって終わりです。終わったら『賢者タイムがきたからしんどい～』なんて言ってる。満足させてもらえず、早漏を指摘できない腹立たしさもあって二重に疲れます」（23歳/女性/事務職）

彼氏だけがイってしまって疲れるというのは、女性の多くが経験しているあるあるでしょう。早漏なのにしんどいなんて言われたら、「こっちは満足してないわよ！」と言いたくなるのも無理はありませよねん。

感じてる演技するだけでめっちゃ疲れる

「彼はけっこう独りよがりなとこがあって。エッチの最中『気持ちいいか？』って何度も聞いてくるんです。それがうっとうしくて感じてる演技でかわすんですけど、これがめっちゃ疲れる。エッチにも集中できないから、気持ちいいどころじゃない」（25歳/女性/アパレル関係）

エッチのテクに自信を持っている男性は、あえて「気持ちいいか？」なんて聞かないのではないでしょうか。感じてる演技をしないといけなくて疲れるという声は、まさに女性あるあるですね。

彼がなかなかイってくれない…

「彼はアメフト部に所属してるムキムキマッチョ。もともとマッチョな男性が好きなんですけど、下半身も鍛えられるのか、なかなかイってくれないんです。終わったら疲労困憊」（22歳/女性/大学生）

マッチョな男性が好きな女性にとっては、下半身もたくましいのはうれしいところ。とはいえ、なかなかイってくれないとなると話は別ですよね。絶倫男性とのエッチでのあるあると言えます。

要求が多すぎて冷めた

「几帳面な性格の彼は、エッチも四角四面にやろうとする。体位を変えたら、ちょっと角度がって位置を直されるし、クンニの後はフェラとかルーティンも決まってるんです。そのたびに『ここはもっとこういう風に』っていちいち指摘される。なんかエッチの実習をしてるみたいで、終わったらぐったり疲れます」

几帳面すぎる彼氏とのエッチがどんなものかがわかる体験談を読むと、こんなエッチはまっぴらと思えてきますね。ムードもへったくれもないエッチに冷めてしまうと、どっと疲れを感じるでしょう。

たいていの男性は、エッチが大好きなのではないでしょうか。それなのに、エッチで疲れるのには何か原因があるはず。まずは男性がエッチで疲れる原因を探ってみましょう。

激しく動く

男性がエッチで疲れる最大の原因は、激しく動き過ぎるから。ピストン運動を高速でおこなったり、子宮の奥まで強く突くのが、女性をイカせるには大事だと思い込んでいる男性に多い原因です。

女性は激しい突きでは気持ちよくなれないばかりでなく、痛みや苦痛を感じる人も多くいます。疲れるほど激しく動いている努力がまったく報われていないのを、男性は知る必要がありますね。

射精で体力を消耗する

射精をすると、体力を消耗します。射精をするのは、精子を子宮の中に送り込むため。それには力を要することから、射精後は倦怠感に襲われます。これがいわゆる男性の賢者タイムです。

射精で体力を消耗する賢者タイムによる疲れは、身体の構造上、致し方ありません。ただ、射精を我慢して性的興奮を長引かせようとすればするほど、射精後の疲れは大きくなるのだとか。

一度目は早めに射精してしまい、まだ元気があるうちに回復させると、疲れが軽減できると言われています。

女性がイカない

必死になってピストン運動を繰り返しているのに、女性がなかなかイってくれない…。これも男性が疲れる原因です。

「彼女を何とかしてイカせないといけない」と頑張る彼氏は健気ですが、動き過ぎて疲れてしまっては気持ちいいエッチにはなりません。彼女がなかなかイカないなら、何か対策を考えた方がいいでしょう。

気を遣う

エッチの時、彼女が気持ちいいと感じているか、雰囲気に満足しているかなどあれこれ気を遣うのも、エッチで疲れる原因。この場合は、身体を動かし過ぎるのではなく、いわゆる気疲れです。

彼女に満足してもらいたいという優しい気持ちの男性に多いと考えられますが、気を遣うエッチが気持ちいいはずはないですよね。終わったら「あ～、疲れた」となるのも無理もないでしょう。

男性の場合は動いて体力を消耗し、疲れると考えられますよね。けれど、女性の場合は基本的に受け身。そんな女性は、何が原因でエッチで疲れるのでしょうか。男性に続き、エッチで女性が疲れる原因を探ります。

男性がイカない

体験談にもありましたが、絶倫男性の場合なかなかイカないと女性は疲れます。男性にも同じ疲れの原因があったのは、ちょっと興味深いですね。

通常、女性の方が性的興奮が高まるのが遅く、絶頂に達するまでに時間がかかるのに対し、男性は熱しやすく冷めやすいもの。一気に興奮して射精をしたら急速に萎える男性も少なくありません。

あっという間にイってしまう男性もイヤですが、なかなかイカずに長くやられると「もういいよ～、疲れてきちゃった」となるのもわかります。

演技をしている

エッチの時、多くの女性が感じているふりをしているのだとか。この演技が疲れるという声は、非常に多く聞かれます。

確かに、「ここで喘がないといけない、ここで力を入れてアソコを締め付けないと」なんて考えてエッチをしていたら、疲れるのも当然。演技の必要性の問題はさておき、演技が原因で女性が疲れを感じているのは間違いありません。

マンネリ化

エッチのマンネリ化は、男女共にエッチ後に疲れを感じる原因です。マンネリ化すると新鮮さがなくなり、刺激も感じにくくなりますよね。

女性の場合、基本的に受け身のエッチ。そのため、おざなりに抱かれているような気がする女性も多いでしょう。つまらないことをしている時、人はしばしば疲れを感じるもの。情熱のないエッチは、女性の心に大きな疲れをもたらす原因になります。

一方的なエッチをされる

男性から独りよがりで一方的なエッチをされると、女性は疲れます。身体を翻弄されるという原因もありますが、一番の原因は思いやりのなさでしょう。

自分だけが気持ちよくなれればそれでいいという考えが、一方的なエッチになる原因ですよね。「私のことなんてどうでもいいんだ」という気持ちが、女性を疲れさせます。

エッチは幸せな気持ちにしてくれたり、スッキリした気分になれたりと、本来はメリットが多いもの。けれど、疲れるエッチにはデメリットがいっぱいです。どんなデメリットがあるのかを知れば、疲れるエッチを考え直すきっかけになるかも？

これでしょ！何より楽しくない

楽しくないことをしなくてはならないとき、人はどうしてもネガティブな気分になってしまいます。疲れてきたから早く終わらせたいと思いながらエッチをしても、楽しくありませんよね。

そもそもセックスは楽しみながら行うのが大事。楽しむことで、快感がより高まるとされています。好きな相手とのエッチが楽しくないとなれば、これ以上のデメリットもないでしょう。

パートナーに不満が募る

パートナーの行為が原因で疲れる場合、どうしてもパートナーに対して不満が募ります。なかなかイってくれなかったり、逆にさっさとイってしまって、自分は置いてけぼりをくらうなど、理由はさまざま。

いずれにしてもパートナーに対する不満が募れば、エッチをする前から「どうせ気持ちよくなれない」と後ろ向きな気持ちになってしまいます。身体に疲れを招くだけでなく、心も疲弊してしまうかもしれません。

苦痛やストレスを感じる

激しいセックスに痛みを感じるのは、多くが女性です。力任せにピストン運動をされると、子宮の入り口に当たって、ひどい時には出血することも。こうなるともはや苦痛でしかありません。

苦痛をともなうセックスには、強いストレスを感じます。「またあのつらいエッチをしないといけないのか」と考えただけでかなりのストレス。エッチが嫌いになってしまいかねないのは、大きなデメリットです。

エッチをすればするほど老けてしまう

エッチの時、痛みという苦痛は男性にはあまりありません。とはいえ、身体に負担のかかる体位を求められたり、長時間エッチし続けないといけないとなれば、男性もストレスを感じます。

また、しんどい体勢や長時間のエッチは、女性にとってもストレスです。ストレスを感じると、体内には老化を早めるとされる酸化物質が大量に発生するのだとか。つまり、疲れを感じるエッチをすればするほど、老けてしまうというわけです。

男性にとっても老化は大きなデメリットですが、美容を気にする女性にはかなりショックなのではないでしょうか。

疲れる原因は、もしかすると体位にあるかもしれません。エッチの体位は非常に多いので、気持ちよくなろうとするあまり、疲れる体位を選んでいる可能性が。そこで、疲れるエッチの体位を見てみましょう。

駅弁は男性が疲れやすい

エッチの体位で言われる駅弁とは、かつて列車のホームで弁当の立ち売りをしていた駅弁屋さんの格好に似ていることから名付けられたのだとか。

男性が一度はやってみたい憧れの体位とされており、男性は立ったまま女性を抱きかかえて挿入します。女性は男性の身体から落ちないように、男性の肩や首に手を回し、しがみつかなければなりません。

不安定な体勢での挿入は、する方もされる方も大変。男性が女性を落っことしてしまったら、一気に興ざめするのは必至です。また、経験した男女によると、あまり気持ちよくなれないとも言われています。

よほど力持ちの男性でない限りは、やめておく方がいいでしょう。

騎乗位は女性が疲れやすい

エッチの体位の中で、女性が主導権を握れる数少ない体位の騎乗位。けれど、膝と腕で自分の身体を支えながら、男性の身体の上で上下左右に動かないといけないのですから、非常に疲れます。

体力がある時や、騎乗位が好きという女性なら別ですが、コロコロと体位を変えられた挙句の騎乗位となると大変。もはや快感を感じるためというよりは、エクササイズの領域に近いと言えるでしょう。疲れるのも無理もありません。

騎乗位は男性も疲れる体位

正常位から騎乗位へと体位を移されたら、女性の中には「自分が動くのに疲れたから、今度は代わりに動けってこと？」と思う人もいるかもしれませんね。

確かに騎乗位は女性が疲れやすい体位ですが、実は男性も疲れる体位。その理由は、女性が疲れないように、腰やお尻を支えてサポートしないといけないからです。

もし、騎乗位を求めてきた彼がしっかりと身体をホールドしてくれていたら、上に乗っている彼女が動く姿を堪能したいから。女性は、体力を消耗する騎乗位という体位を、彼氏が共に頑張っていると受け止めてあげましょう。

とはいえ男女共に疲れるとわかっている以上、エッチで疲れないためには短時間にするのがいいかもしれませんね。

バックは女性が疲れる体位

男性が好きな体位と言えば、バック。エッチの際の体位替えで、必ず求められるという女性は多いでしょう。ベッドの上に女性が四つん這いになったら、男性は立って、ちょうどいい位置から挿入できるのではないでしょうか。

男性にとって楽になればなるほど、女性にとってはつらい体位。四つん這いの姿勢は、膝と両手のひらはもちろん、腰にも負担がかかります。この姿勢で長時間ピストン運動をされ続けたら、疲れるのも無理はありません。

エッチをするには、どうしても体力を消耗します。これが疲れをもたらしているのは間違いないでしょう。となると、エッチによる疲労軽減対策も大事。ここでは、エッチによる疲労を軽減する方法をご紹介します。

スローセックスがいい！ゆっくり動くようにする

世界一、性に対してフリーな国として知られているスウェーデンでは、エッチに1時間以上かけるのは当たり前なのだとか。日本人男性との最大の違いは女性に挿入した後、ゆっくりと動くことです。

ゆっくり動けば、激しく動くよりも体力の消耗を抑えられますよね。また、女性を気持ちよくイカせることにもつながります。さすがは、世界一エッチに積極的な国です。

1時間ものエッチは、忙しい日本人にはなかなか真似できませんが、スローなセックスによってお互いに気持ちよく感じられるでしょう。もしかしたら、新鮮なセックスが心地よくて、気づいたら1時間経っていた、なんてことになるかもしれませんね。

時短エッチ！前戯の時間を多く取るのがコツ

エッチで疲れないためには、前戯の時間を多くとるのがコツです。男性は女性をしっかり前戯で濡らし、興奮を高めてあげましょう。

女性も同様に、男性を「イク寸前」にまで前戯してあげるのがおすすめ。お互いに前戯で十分に性的興奮が高まれば、挿入してから絶頂に達するまでの時間が短くなります。

男性は挿入後に動く時間を減らせますし、体位を変えずに済めば女性も疲れません。時短エッチなら、疲れが残りにくいのに満足感は大きいのではないでしょうか。

長時間は疲れる原因に！盛りだくさんにしない

男性が何度もくるくると体位を変えると、「え？また変わるの？」となって女性が疲れてしまいます。さらに、絶倫な男性からの大人のおもちゃを使って楽しみたいという要求に応えなくてはならず、女性はへとへとに。

一方、女性が肉食系だと、男性が何度も求められるでしょう。「もっと、もっと」と、女性側からグッズを持ちだしてくるかもしれません。そうなると、今度は男性が疲れるのは明らか。

盛りだくさんにすると、それだけエッチにも時間がかかります。長時間のエッチが疲れるのは必至。疲れてがっくりとならないよう、楽しみは小出しにするといいですね。

リラックスが大事！くつろげる雰囲気にする

疲れる原因に、男女ともに相手に対して気を遣うという要素がありました。気を遣いながら体力も使うとなれば、疲れるエッチになるのも無理はありません。

疲れないようにするには、二人ともがリラックスしてくつろげる雰囲気にすることが大事です。お互いに気を遣わずに済めば、リラックスしてエッチを楽しむことができます。楽しいエッチは、疲れとは無縁になるでしょう。