両片思いってどんな状況？両思いになれる方法が知りたい【男女必見】

両片思いという言葉の意味を知っていますか？一見すると両思いなのか片思いなのか良く分かりませんよね。

両片思いというのは、両方が片思いをしている状態のことです。お互いに好きなのに、そのことに気づいていないせいで、二人とも自分は片思いをしていると思い込んでいます。周りから見れば両思いなのに本人たちにとっては片思いという、複雑な状況を示す言葉と言えるでしょう。

ということで、この記事ではそんな両片思いに迫っていきます。晴れて本当の両思いになるには、どうすればよいのでしょうか？

両思いなのならはやく付き合えばいいのに…と、周りの人はもどかしい気持ちになるかもしれませんね。しかし、本人たちが両片思いになってしまうのには理由があるのです。詳しく見ていきましょう。

恋愛経験が少ない

「普通両思いだったら気づくでしょ」と思う人は多いのではないでしょうか。相手の些細なふるまいなどから、こちらに好意を抱いていることが分かりそうなものですよね。ところが、それは恋愛経験が多いからこそ分かるものなのです。つまり、まだ恋愛経験が浅い男女は、相手が自分のことを好きだとしても気づきません。

男女のどちらか片方が気づけばよいのですが、どちらとも恋愛経験が浅く、気づかないことがあります。こうして、互いの想いに気づかない両片思いが完成するのです。

お互いが恋愛に消極的

お互いが両思いであることに気づかない理由には、二人ともが恋愛に消極的だからというのもあります。お互いにまったくアプローチしないので、互いの気持ちに気づくチャンスそのものが少ないのです。

また、両思いに進展させようという気持ちが希薄なこともあります。好きな人と今の距離感のまま接することができればいいやと、満足してしまっているのです。こうすると、そのままの関係でただただ時間ばかりが過ぎることになります。着かず離れずな関係が、周りから見て非常にもどかしいでしょう。

友達として過ごした時間が長い

両片思いの男女には、友達として過ごした時間が長いことがあります。そして、そのことが二人が恋人になるのを妨げているのです。

どういうことかというと、お互いに「相手はこっちのことを友達としか思ってないだろう…」と考えているということ。変に告白して、二人の友人関係が壊れることを恐れているのです。

勇気を出して告白すれば思いが実る可能性は高いのですが、やっぱり失敗するリスクを考えると尻込みしてしまうものですよね。そのまま時間が過ぎ、結局両片思いのまま終わることも多いです。

誰かの妨害

誰かの妨害によって両片思いが発生するケースもあります。たとえば、A君とBさんが両片思いだとしましょう。そして、両片思いであることに気づいていないBさんが、友人のCさんに恋愛相談を持ち掛けたとします。

ところが、そのCさんはA君のことを好きだったとします。そうすると、正直に「A君はあなたが好きなんだよ」などといえば、二人が結ばれてしまうかもしれません。そこで、Cさんは「A君はDさんのことが好きらしいよ」などと嘘をつくのです。こうすればBさんはA君が自分を好きだと気づくことはなくなります。

それほど頻繁に発生するケースでもないですが、可能性としてなくはありません。友達の中に恋のライバルが潜んでいないか、ちょっと警戒したほうが良いかもしれませんね。

両片思いというものがあると知ると、「じゃあもしかして私のも両片思いなんじゃ…」と気になりますよね。気になる相手が自分のことを好きなのかどうか、なんとかして知りたいところです。

そこで、次は両片思いにありがちなことを紹介します。自分たちにも当てはまるようなら、両片思いの可能性大ですよ！

よく目が合う

人は、自分の興味のある対象を目で追う性質があるといわれています。確かに、まったく興味ない人を見たりはしませんよね。視界に入っても気づかないかもしれません。

しかし、相手が好きな人であれば話は別。気が付けばその人を目で追っている、ということもあるのではないでしょうか。特に男性は、好きな女性を目で追いかける傾向が強いそうです。そのため、頻繁に目が合うなら、お互いに興味津々の可能性が高いでしょう。

周囲の人から「付き合ってるの？」と聞かれる

両片思いの二人は、周囲から付き合っているように見えることが多いです。それほど、二人が自然体で一緒にいるように見えるのかもしれませんね。

ところが、本人たちにそのつもりはありません。仲良くはしていても、きちんと告白して付き合うというステップを踏んでいないのです。そのため、周囲から付き合っているのかと聞かれても、否定することになります。

そして、周囲はびっくりして、二人が付き合っていないことをもどかしく思うわけですね。結局、そういう周囲の人たちが無理やり進める形でカップルが成立することもあります。

連絡をよく取り合っている

普通、親しくもない相手とはよほどの用事がない限りは連絡をしません。同性ならともかく、異性とはしないでしょう。

しかし、両片思いの二人はお互いに自然体でいます。そのため、わざわざ特別な話題がなくても、普通におしゃべりを楽しめます。本人たちは何の気なしに他愛のない会話を楽しんでいるつもりでしょうが、それこそがカップルらしい姿ですよね。

一緒に過ごすことが多い

両片思いの二人は、何かと一緒に過ごすことが多いです。たとえば同じ職場の二人であれば、一緒にお昼を食べることが多いかもしれません。学生であれば、もっとこの傾向は強いでしょう。一緒にいるのが当たり前になっているので、今更そのことを不思議に思わないことも。

しかし、周囲を見たら分かるとおり、それは特別な関係です。もしかしたら、相手はあなたのことを好きな可能性大。当たり前の関係と思わずに、一度相手の気持ちをはっきりされたほうが良いかもしれませんね。

両片思いにありがちな状況はまだまだあります。続きを見ていきましょう！

距離が近くても問題ない

普通、大して親しくもない人が自分のそばによって来たら不快になりますよね。人にはパーソナルスペースがあり、親しくない人にそのスペースに入られると不快に感じるのです。

しかし、両片思いの二人はお互いに距離が近くても問題ありません。すでに心を許しているので、パーソナルスペースに侵入されても何とも思わないのです。ここまで親しければ、両片思いとはいっても実質的に恋人同士といえそうですね。

下の名前で呼び合う

普通、親しくない男女が下の名前で呼び合うことなんてありません。片方が恋愛経験が豊富ならそういうこともあるでしょうが、大抵は名字で呼ぶものです。

それに対して、両片思いの男女は下の名前で呼ぶことに抵抗を感じません。普段から呼んでいるかどうかは別として、抵抗を感じないというのが重要なポイントです。普通はいきなり下の名前で呼んだら拒絶されるのを恐れますが、それを恐れないということは、お互いに心を許し合っていることを意味します。

話が合う

やはり、話が弾まないと一緒にいるのは難しいですよね。無理に会話を作ろうとしても、だんだん気まずくなってくるはずです。その点、両片思いの二人はそんな気まずさを味わうことはありません。無理に話題を作らなくても、自然と話が合うからです。

根本的に、二人には似ているところがあるといえるでしょう。趣味が同じだったり、物事に対する見方が似通っているのです。だからこそ、お互いに警戒せずに一緒に居られるのかもしれません。

複数人でいても二人で盛り上がる

普通、飲み会などで大勢の人が集まった際には、複数の人と交流を持ちますよね。しかし、両片思いの二人の場合は、あまりそうはなりません。どれほど周りに人がいても、二人はセットでそこにいます。

本人たちにその気はないのかもしれませんが、まるで夫婦のようにくっつているので、周りから付き合っているように見えるのは当然。だからこそ、実際には付き合っていないというのが、周りからはむしろ不思議に見えるのです。

「もしかして私たちって両片思いなんじゃ…」そんな風に考えたら、やっぱり本当の恋人同士になりたいですよね。このままでは、今は楽しくてもやがて関係が崩れる時が来るかもしれません。たとえ相手が心変わりし他に好きな人ができても、付き合っていない以上は文句も言えないのです。

そこで、続いては両片思いから本当の両想いになるための方法をご紹介します！

恋人が欲しいアピールをする

もしかしたら、相手は「告白したら振られるんじゃ…」と心配なのかもしれません。どれほど仲が良さそうに見えても、単なる友達として仲が良いという可能性もありますからね。「ごめん、異性としては見れないんだ…」なんて振られたらひどく傷つくはずです。

そんな相手の心配を消してあげるには、恋人が欲しいアピールをしましょう。付き合いたいということを遠回しに伝えるのです。

ただ、鈍感な人だと気づいてくれないかも。また、「自分がいるせいで恋人ができにくくなっているのでは」と違う意味に解釈されることもあります。相手がある程度勘が良い人じゃないと通じないかもしれません。

友達に協力してもらう

自分たちだけでは、二人が両片思いであることを明らかにするのは難しいでしょう。そこで有効なのが、友達の協力を得ることです。

たとえば、友達に相手の好きな人を聞いてもらうという方法があります。逆に、あなたが相手を好きであることを、その友達に伝えてもらうという手もあるでしょう。

いずれにしても、第三者の介入が二人の関係を大きく進展させることはあります。信頼できる友達に頼んでみましょう。

2人きりのデート誘ってみる

相手がこちらを好きかどうか確かめる方法に、「デートに誘う」というのがあります。もし、こちらの誘いに相手が快く応じてくれるようであれば、相手もあなたのことを好きである可能性は高いです。

また、実際にデートに行った後の反応によっても相手の脈の有無を判断することができます。ずっと楽しそうにしているのか、あるいは居心地悪そうにしていないか観察してみましょう。

いつも通りの自然体でいてくれるようなら、好かれてはいるでしょう。ただ、異性として好きなのなら、デート中は普段よりちょっと緊張しているかもしれません。そういう様子が見られたら、かなり高い可能性で両片思いといえます。

相手の好みに合わせてみる

試しに、相手の「どんな髪型（服装）が好み？」と聞いてみましょう。それで、相手があなたと遠くないタイプを答えたら、両片思いである可能性は高いです。

そして、できれば相手の好みに合わせてみましょう。もしかすると、相手はそれをきっかけにあなたのことを急に異性として意識しだすかもしれません。

そうすれば、付き合っているのかどうかよくわからないような状態のままでは我慢できず、ちょっとはアプローチしてくれるようになるかも。また、わざわざあなたが相手の好みに合わせたのですから、あなたの好意も相手に伝わるはずです。

両片思いから両思いになるための方法はほかにもあります。続きを見ていきましょう！

距離をとる

あえて距離を取るという方法もあります。距離をとることで、相手はそれまで当たり前だと思っていた二人の関係を失ったように感じ、寂しくなるはずです。

もしここで、相手があっさりと諦めてしまうようなら、それほど好意はなかったのでしょう。しかし、もし両片思いなのであれば、なんとしてもそのまま関係が破綻するのを阻止したいと思うものです。そのため、向こうのほうから積極的に話しかけてくるようになるかもしれません。そういう積極性が見えたら、両片思いだと見て良いでしょう。

ボディタッチ

どんな鈍感な人だって、ボディタッチされれば大抵はドキッとするものです。特に恋愛経験が少ない人であればなおさら。その瞬間から相手を急に異性として意識するかもしれません。

そのため、相手の気を引くためにボディタッチするのは有効なテクニックです。タイミングを狙って、さりげなくボディタッチしてみましょう。

嫉妬させる

これは少し危険なアプローチ方法でもあります。しかし、うまくいけば効果はてきめんです。

たとえば、ちょっとだけ別の異性と喋って見たりして、相手の気を引きましょう。相手がまるで反応しないようなら、あなたを異性として見ていないかもしれません。

しかし、少しでも気に入らないようなそぶりを見せたら、あなたを他の異性に奪われたくないと思っている証拠。誰かに奪われる前に自分のものにしようと考え、告白してくれる可能性が高まりますよ！

告白する

一番緊張する方法ですが、一番効果的な方法でもあります。ほかの方法がなかなか通じないときは、はっきりと告白して好意を伝えてしまいましょう。

告白すれば嫌でも相手はあなたの好意を認識せざるを得ません。恋人になるか、もう親しくいられないかの二択を迫られるのです。好きならば、恋人になる選択肢を選んでくれるでしょう。

しかし、もし相手が異性としてあなたを好きでないのなら、この告白をきっかけに関係が破綻するリスクもあります。相手の気持ちをよく見極めたうえで取り掛かりましょう。

世の中には、両片思いからうまく両思いにつなげた人もいれば、気づいたときには手遅れだったという人もいます。そんな人たちの生のエピソードを見ていきましょう！

告白していいのかとても不安でした

「多分彼女は僕のこと好きだと思ってたんですけど、確信はもてなくて…告白していいのかどうか分からないまま時間が過ぎました。でも勇気を出して告白したらOKだったんで、こんなことならもっと早く伝えればよかったかな、と今では思っています」(21歳/男性/学生)

両片思いはお互いの気持ちが分からないので、告白して良いのかすごく不安になりますよね。不安を振り切った先に待っているのは恋の成就かもしれないし、失恋かもしれません。

両片思いだったことを後から知りました

「久々に大学時代の友達と会ったんですけど、その時に当時仲良くしていた友達から『彼ってあんたのこと好きだったらしいよ』なんて話を聞いて。そこで初めてその男性と両思いだったことを知りました。でももう、彼は結婚しているらしくて…」(27歳/女性/公務員)

両片思いだったということが、後になって発覚するケースもあります。そして、その時には思いが冷めていたり、相手にはすでに別のパートナーがいたりすることも…。

両片思いだと思ってたんだけど…

「仲良くしている女の子が、どう見ても俺のこと好きなように見えたから、『これって両片思いってやつなんじゃ…』と思って、俺から告白したんですよ。でもなんか勘違いだったみたいで…。俺の友達のことが好きだったらしく、そいつに近づくために俺と仲良くしてたらしい…」(32歳/男性/IT関係)

これが両片思いの難しいところですね。両片思いだと思っていても、実は全然違うというケースもあるのです。告白して失敗するリスクを考えたら、このままのほうがいいと考えるのも無理はないのかもしれません。

勇気を出して告白した結果…

「高校生の時、ずっと好きだった先輩が卒業する前に告白したんです。多分両片思いなんじゃないかってずっと思ってたんで。そしたら『え！ホントに！？俺でいいの？』ってすごい驚かれました。ただの先輩としか思われてないんじゃないかって心配だったらしく、自分からは告白できなかったそうです」(20歳/女性/学生)

「自分は異性として見られてないだろう」という思い込みが、両片思いの成就を妨げているケースもあります。そして、こういうパターンはどちらかがはっきり告白すると解決するもの。このエピソードは、それが上手く成功したパターンといえるでしょう。

両片思いは、非常に繊細な関係性です。気づいていないだけで両思いではあるのですが、まだお互いの気持ちが分からない分、簡単なことで壊れる可能性があります。ということで、最後に両片思いでやってはいけないNG行動をご紹介します！

他の異性の話をしすぎる

あなたが両片思いであることを確信していても、相手はそうではないかもしれません。そのため、たとえばあなたが別の異性の話をすれば、「あ、その人のことが好きなのか…」と勘違いされることがあります。

したがって、両片思いであると思うのなら、できるだけ別の異性の話は控えましょう。あえて別の異性を話に出すことで嫉妬させるというテクニックもありますが、それはある程度相手が積極的なタイプである必要があります。もし草食系の人にこのテクニックを使うと、あっさりと諦めてしまうかもしれません。

告白を先延ばしにする

両片思いはお互いの気持ちが分からない段階です。そして、お互いに告白しないまま、時間ばかりが過ぎていく関係でもあります。

そんな状態のまま告白を先延ばしにすると、永遠に告白できなくなるかもしれません。できれば相手からして欲しいところですが、それが叶わないからこそ両片思いなのです。

もし関係を進展させたいのであれば、こちらが勇気を振り絞って突入するしかありませんよね。ずるずると先延ばしにせず、ここぞというところで決めましょう。

恥ずかしがって避ける

それまでは友達のつもりでも、ある日突然友達から「ねえ二人って付き合ってるの？」なんていわれたら、急に意識してしまいますよね。特に、それが周りから見て付き合っているも同然の状態だと知れば、一気に気恥ずかしさがこみ上げてくるかもしれません。

しかし、その恥ずかしさのあまり、相手を避けたりするのはNG。相手は嫌われたと思い、それがきっかけで関係が破綻する可能性があります。

嫌われるのが怖いのは相手も同じこと。あまり相手の心を振り回さないように気をつけましょう。

異性として見ていないように言う

これも恥ずかしさからくる言動です。異性として相手から見られるのは結構精神的な負担になるので、その負担から逃れるためにこういうことを言ってしまうケースがあります。

実際、異性として意識せず、ただの友達として過ごすのは気持ちが楽ですよね。そのため、両片思いだと気づくことは、嬉しくもありますが、むしろ負担になることもあります。

しかし、負担から逃げるために「友達感」を強調してしまうと、二人の距離は縮まりません。相手の気持ちを冷ましてしまうリスクもあるので気をつけましょう。