匂いフェチが好きな匂いって？恋愛との関係性についても解説します！

誰にも「クセになってしまう匂い」というものが存在します。その匂いを嗅ぐといい気分になる、もしくは精神的に落ち着くなど、様々な気持ちになることでしょう。

匂いとは、最も人間の記憶と密接な関係があります。ですからあなたが「クセになってしまう匂い」には、良いイメージが大きく関係しているといえるのです。

「匂いフェチ」とは

匂いフェチの意味として、フェチは「フェティシズム」の略。そしてフェティシズムとは「崇拝」の意味があります。

元々フェティシズムは性的な意味は含まれていませんでしたが、後に「性欲の対象」という風に変化していきました。したがって、自分だけが好む自分にとってのいい匂いを持っている人、または性的・心理的な好みの基準が匂いであるという人を「匂いフェチ」といいます。

いい匂いが好きだとは限らない

一般的にいい匂いといわれるものは、香水の匂いだったり食べ物の匂いだったりしますよね。しかしすべての人間が、必ずしもいい匂いが好きだとは限らないのです。

他の人が嗅げばまったくいい匂いとは感じないどころか、「臭い」とか「変な匂い」などに変化してしまうこともあります。けれど匂いフェチにとってはそれが自分にとってのいい匂いであり、好きな匂いとなるのです。

人間の嗅覚は記憶と密接な関係があり、本能とも直結しています。ですから過去の印象深い恋と隣り合わせになっている匂いこそ、記憶と本能を揺さぶる「匂いフェチ」の要因となっているのです。

最初の項目では、匂いフェチの皆さんからのエピソードをご紹介します。どのような匂いが好みで興奮してしまうのか、世間の声をチェックしてみましょう。

匂いフェチではない人からすれば「え？本当？」と理解できない点もあるでしょうけれど、これがリアルな現状です。ぜひ参考にしてみてください。

香水をつけてない女性の体臭が好き

「女性の体臭は大好きですね。自分は匂いフェチなんで、そのまんまの匂いに萌えます。大体の女性は、体臭が匂わないように清潔にしたりデオドラントに気を使ったりするでしょ。あれはダメ！香水とかつけてない、体臭だけの匂いが理想です。」(21歳/男性)

この匂いフェチの男性は、女性の体臭が好きなようです。香水などつけていない方がいいとのことなので、嗅ぐ人が嗅いだらあまりいい匂いでない可能性もあるでしょうね。

タバコを吸い終わった後の彼氏の匂いが好き

「彼氏がタバコを吸い終わった後の匂いがたまらなく好きです。自分ではあまり自覚はないけど、やっぱりこれって匂いフェチに入るのかな？クンクン嗅ぎたくなっちゃうし「あ、いい匂い！」って思うんですよね。」(26歳/女性)

タバコの匂いは嫌う人が多い中、この女性は嗅ぎたくなるほど好きなのでしょう。しかしタバコの匂いならなんでも良いわけではなく「彼氏の吸い終わったタバコ」に限定されているようです。匂いフェチは、ピンポイントでこれという匂いの好みがはっきりしているのが特徴です。

ブラジャーを取った後は匂いフェチにはたまらない

「女子のブラジャーの匂いは最高、匂いフェチにはたまらないよ。もちろん一度つけたやつね。匂いとしては臭くはないと思う。誰が嗅いでもフワッといい匂いなんじゃない？男は皆好きだと思うけどなあ。」(28歳/男性)

女性の体臭は男性と比べ、それほどツンと匂うものではありませんよね。ですがそんな女性の体臭が程よく匂うのがブラジャーなのでしょう。男性は皆好きではないかという意見ですが、あながち間違っていないかもしれませんね。

男性の頭皮の匂いがクセになる

「男性の頭皮の匂いって独特ですよね、女性からは絶対しない匂いだと思う。臭いとは思うけど、なんか嗅ぎたくなっちゃう。クセになるっていうか…。これが匂いフェチってものなのかな？」(23歳/女性)

匂いフェチの人は、臭い匂いがストレートに好きな人と、臭いと思いながらも嗅いでしまう人の2パターンに分かれるようですね。エピソードの女性は後者のタイプ。臭いと分かっているけれど、つい嗅ぎたくなるのが男性の頭皮の匂いだそうです。

がっつり汗をかいた後の匂いが好き

「僕も彼女もマラソンが趣味で毎日走るんだけど、走り終わった後に彼女から匂う汗の匂いが好きなんです。ちょっと酸っぱいかなって感じるくらいの、がっつり汗の匂いに萌えてしまう。彼女は「早くシャワーしたい」っていうけど、匂いフェチとしてはもう少しそのままにしておいて欲しい。」(27歳/男性)

女性がかく汗の匂いが好きという男性ですね。ふんわり匂うのではなく、しっかりとした汗の匂いが好きなのでしょう。大体の人が、このような匂いを好む人を「匂いフェチ」と解釈しているのではないでしょうか。

ちょっとワキガくらいがいいかも

「最近になって気付いたことなんですが、私が付き合う男性ってほとんどがワキガの人。そこまでの経験はないけど、3人付き合ったうちの3人ともワキガの人だったの。それで好きになるって事じゃないと思うんだけど、やっぱりちょっとワキガくらいがいいかも。自分でも不思議だけど。」(20歳/女性)

エピソードのように、実際に男性のワキガの匂いが嫌いじゃないという人は意外に多く、実際に彼氏がワキガという女性は珍しくありません。ワキガの匂いが好きというよりも、きっと女性の本能に働きかけるのでしょうね。

皆さんのエピソードをお聞きしたところで、続いては匂いフェチの男性が好む女性の匂いをご紹介していきましょう。この項目でも皆さんの意見を交え、解説していきます。あなたにも共通する点があるか、比較してみると面白いかもしれませんよ。

女性用シャンプーの匂い

「女性用のシャンプーの匂いは好きだなあ。電車なんかでフワッと匂うとたまらない。」(26歳/男性)

「彼女のシャンプーの匂いが大好き！」(20歳/男性)

女性用シャンプーの匂いは、男性にとても人気があるようです。匂いフェチでなくても、女性からフワッと香るシャンプーの匂いはそそられるものがありますよね。清潔感と女性らしさが同時に感じられることから、男性人気が高いといえるでしょう。

女性特有の体臭

「どんな匂いって表現するの難しいけど、とにかく女性の体臭が好き。」(22歳/男性)

「男にはない女子の汗の匂いが、匂いフェチは皆好きだと思う。」(29歳/男性)

男性にはない女性特有の体臭は、匂いフェチの興味をそそることは間違いありません。具体的にその匂いは、ココナッツや果実に近い「甘い匂い」ともいわれます。

人により匂う量は違いますが、10代後半をピークにほとんどの女性が体臭として、この甘い匂いを漂わせることに。そして女性の甘い体臭の正体はラクトンと呼ばれ、年齢とともに少しづつ減少していきます。

脇の下の匂い

「臭くても臭くなくても、女性の脇の下の匂いが好きです。」(29歳/男性)

「匂いが好きっていうのもあるけど、脇の下だからっていうところが余計にそそられるのかも…。」(23歳/男性)

匂いフェチの男性多くは、女性の脇の下の匂いが好きという傾向もあります。平均的に女性の汗の匂いは男性と違い、オイリーな印象は受けません。

ですから汗をかきやすい脇の下の匂いを直接嗅いでも、不快指数がそこまで高くないのでしょう。しかしエピソードのように「臭くても臭くなくても」というのが、匂いフェチの正直な意見ともいえます。

うなじの匂い

「抱きあった時に女性のうなじからいい匂いがすると、骨抜きになる。」(24歳/男性)

「彼女のうなじの匂いが好きで、クンクン嗅いでしまう。」(25歳/男性)

頭皮は、男性・女性に限らず細菌が増えやすく匂いやすい場所。とくにうなじ辺りはアポクリン腺がたくさんあるので、匂いが発生しやすいといわれています。

ですからシャンプーやせっけんなどの匂いと体臭が混ざり、なんともいえない匂いに。その程度は女性により様々ですが、匂いフェチの男性にとっては女性のうなじの匂いはたまらないものなのでしょう。

汗と香水が混じった香り

「香水の匂いだけじゃダメ。汗も混じるからちょうどいい匂いになるんだ！」(27歳/男性)

「女子の汗と香水が混ざると最高。」(20歳/男性)

匂いフェチの人は「汗の匂い」がキーポイントになるので、香水のいい匂いだけではダメという人も多いようです。

通常で考えれば「いい匂い」の香水が身体から香ってくれば良い印象を受けますが、匂いフェチの人にとってはそれだけでは物足りないものに。やはり汗という人間らしさが感じられなければ、そそられないのでしょうね。

匂いフェチの男性に続きまして、ここでは女性の匂いフェチの意見もお聞きしていきましょう。男性が発する体臭などは、女性の発する体臭よりもはっきりと匂う傾向があります。ですから女性の方が、匂いフェチの特徴がより濃く出ると思われます。ぜひ参考にしてください。

男性の汗の匂い

「彼氏の汗の匂いははっきり言って臭い！けどなんか好きで、つい嗅いでしまう。」(19歳/女性)

「男性の汗の匂いが大好き。友達は臭いとかいうけど…。」(25歳/女性)

男性の汗の匂いは女性の汗の匂いと比較すると、とてもはっきりと匂うことが多いですよね。ですが匂いフェチの女性にとって、はっきりと匂う男性の汗の匂いこそ好きな匂いなのです。
男性に限らず匂いフェチの女性も、汗の匂いがキーポイントになっているのでしょう。

作業着の匂い

「男の人の、汗とホコリが混じった作業着の匂いが大好き！」(26歳/女性)

「彼の仕事終わりの作業着の匂いは好きかも。」(24歳/女性)

男性の作業着の匂いも、匂いフェチの女性には人気があるようです。作業着ということは「肉体労働」であると推測ができます。たくさんの汗をかき、多少の汚れなどもあるでしょう。しかしそれこそが「男性の象徴」であり、惹かれる匂いとなるのでしょう。

首・背中の匂い

「彼の背中の匂いがとても好き。ずっと嗅いでいられる。」(27歳/女性)

「彼氏の首の匂いをしつこく嗅いでしまう。あまりいい匂いじゃないのに、クセになっちゃう。」(23歳/女性)

アポクリン腺が発達している首や、首に続く背中もはっきりと体臭を感じられる場所です。これは男性も女性も一緒ですが、特に男性は強い匂いを発しているはず。なのに匂いフェチの女性はクセになってしまうのです。

しかしこれは、すべての男性の匂いが受け入れられるかどうかという点はまた別の話。エピソード女性もそうですが「好きな人」に限定される場合が多いといえるでしょう。

男性がつける香水の匂い

「女子がつける甘い香水じゃなくて、男の人がつける香水の匂いが好き。」(26歳/女性)

「男性がつける、強い香水の匂いが好みです。」(21歳/女性)

匂いフェチの女性に案外多いのが、男性のつける香水が好きという意見です。男性がつける香水は女性用の香水と違って、甘く柔らかい香りではありませんよね。鼻にズンとくる重厚感のある香りが、より男性らしさを感じ本能を揺さぶると考えられます。

加齢臭

「私の彼は10歳年上。だからはっきりいって加齢臭が…。でもその匂いがとても好きで、つい嗅ぎたくなってしまいます。」(26歳/女性)

男性も女性も、年齢が進むと加齢臭が身体から匂う人が多くなってきます。通常だと加齢臭は、自分から匂っても他人から匂ってもあまりいい匂いと感じませんよね。

しかし匂いフェチの女性ににとっては、これも好みの匂いになる場合があります。本人も加齢臭との認識はあるけれど、やはり本能で好みの匂いとして嗅ぎ分けるのでしょう。

冒頭でも書きましたが、匂いと恋愛は結び付く関係性にあります。この項目では、匂いと恋愛がどのように結びつくのか、また結び付いた結果どのようなことが起こるのか、ご説明していきましょう。自分の経験と照らし合わせ、参考にしてみてください。

相手の体臭が良い匂いだと相性が良い

相手の体臭が良い匂いと感じると、相性が良いといわれています。その理由は、人間の遺伝子に大きな関係があります。

どの匂いとどの匂いが相性がいいということではなく「嗅いだ時に良い匂いと感じる」ことが、遺伝子的にその相手と相性がいいことを表しているのです。

この傾向は特に女性に多く見られ、相性が良いほど「良い匂い」と感じ、好きになりやすかったりセックスの相性も良いといわれます。

匂いで恋心をくすぐる事も出来る

匂いは恋愛の武器として使うこともできます。そのためには、相手が好む匂いを知っておくことが重要なポイントになるでしょう。たとえばせっけんの匂いが好きな人ならサボン系の香水を用いたり、シャンプーの匂いが好きな人には清潔感を心がけるなどすることがおすすめ。

注意点として、匂いフェチの人の中には逆に香水の匂いが苦手という人もいます。そのような相手には意識して匂いを纏わず、自分の持つ体臭でアプローチしてみるのも効果が期待できるでしょう。

過去の恋愛を思い出しやすい

匂いと記憶はとても深く結び付いています。よく「あ、この匂いどこかで嗅いだことがある」と思う時がありませんか？それはその時の記憶が「匂いと共にインプットされている」から。

人間の感情や記憶を処理する、脳の「海馬」という部分は、匂いを嗅いだ時にも刺激されます。ですから匂い・感情・記憶はワンセットで人の頭の中に残りやすいのです。たとえば過去の印象深い恋愛で、いつも「お酒」の匂いがしてたなら、お酒の匂いを嗅ぐだけでも、その時の恋愛を思い出しやすくなるでしょう。

同じ匂いを持つ人を好きになる

「相手の体臭が良い匂いと感じると、相性が良い」と前述しましたが、これを遺伝子レベルで嗅ぎ分けるのが女性に多い傾向です。そして、自分と同じ匂いを好む傾向があるのが、男性に多く見られる特徴といわれています。

少々ややこしくなってしまいますが、男性は自分と同じ匂いを持っている相手を、意識的に好きになるということ。ある調べでは「カップル同士の体臭は似かようことが多い」という調査結果もあります。なので男性に限らず女性でも、同じ匂いを持つ相手には好意を抱きやすいといえるでしょう。

匂いフェチの人を落とすにはどうすればいいのか、この項目でご説明していきましょう。共通していえることは、匂いフェチの好みを知る事。そして「匂いフェチ」の心理をよく理解することです。イマイチ匂いフェチの気持ちが分からないという人は、次の項目を参考にしてみるといいでしょう。

香水は付け過ぎない

香水やせっけんなどの、いわゆる誰が嗅いでも「いい匂い」が好きな匂いフェチもいます。しかし匂いフェチの多くは、香水などのいい匂いよりもその人の持つ体臭が好きという傾向が。

なので「匂いフェチならたくさん香水をつけて、匂いを漂わせよう」という作戦は、あまり好ましくありません。できれば香水やデオドラントは最小限に抑え、なるべく自然体でアプローチすることをおすすめします。

女性などはそのままだと恥ずかしいという意見もあるでしょうけれど、匂いフェチにはそれが嬉しいことなので、気にせずトライしてみましょう。

他人と被らない匂いを身に着ける

匂いフェチには、他人と被らない匂いで差をつけるという方法もあります。よく女性が身に付けがちなのがフローラル系、男性が身に付けがちなのはオーシャン系ですよね。しかしこれらのありがちな匂いではなく、珍しい匂いを身に付けてはいかがでしょうか。

たとえば女性でも強めのスパイシーな匂い。男性でも甘いバニラなど、同性の友達がつけていない匂いをチョイスしてみるといいでしょう。その他自分のイメージとは真逆の匂いを身に付け、ギャップを狙うのもおすすめです。

清潔にし過ぎない

冒頭でも書きましたが、匂いフェチはいい匂いが好きだとは限りません。ですから清潔ではない、むしろそのままの状態がいいという場合もあります。匂いフェチでない人にはちょっぴり理解できない点ではありますが「少し匂う」ことこそ、匂いフェチの興味をそそるのです。

なのでしっかり清潔にし過ぎない、もしくはしっかり綺麗にしても、少し時間が経っている状態で接するなどのことをしてみてください。少々加減が難しいですが、デートの直前ではなく、数時間前に軽くシャワーする程度でいいでしょう。

事前に好みの匂いをリサーチ、その匂いを際立たせる

匂いフェチの相手が好きな匂いをリサーチしておき、その匂いを際立たせるという方法もあります。たとえば首当たりの匂いが好きなら髪を上げる、首を隠す洋服を着ないなどのことをしてみましょう。

匂いを際立たせるのは案外簡単。その部分をなるべく露出させればいいのです。露出しづらいところは仕方ありませんが、問題ない部分であればできるだけ隠さずにいることがおすすめ。こうすれば隣にいるだけでも、自分の匂いを強調させることができるでしょう。

この項目では、匂いフェチの男女がつい嗅いでしまう匂いをピックアップしてみました。皆さんも同意できるところがあれば、匂いフェチの可能性があるかもしれません。次で挙げる中に好きな匂いがあるか、検証してみると面白いかもしれませんよ。

塩素の匂い

学校のプールや漂白剤に感じる「塩素の匂い」は、つい匂いフェチが嗅ぎたくなる匂いです。塩素の匂いは鼻にツンとつくため、正直いい匂いではありませんよね。しかしこのツンとくる匂いが、匂いフェチにはクセになる匂いなのです。

頭の匂い

人の頭の匂いも、匂いフェチがそそられる匂いの一つです。しかし匂いフェチでも、すべての人の頭の匂いが好きともいい切れません。中には「○○な頭の匂いが好き」など、好みがあることも。そして女性の多くは、頭の匂いでも「好きな人」に限定されることが多いでしょう。

人の家の匂い

匂いフェチは人の家の匂いもつい嗅いでしまうところがあります。人の家の匂いはこれと限定されるものではありません。食品の匂いだったり、洗濯の柔軟剤の匂いだったり様々ですよね。これらの違う匂いを嗅ぎ分けることが、匂いフェチには快感なのでしょう。

靴下の匂い

靴下の匂いも、匂いフェチにはたまらない匂いになります。もちろん新品の靴下ではなく、一度履いた靴下の匂いに限定されます。「臭い！」と思いながらもクセになり、もう一度嗅いでしまう匂いフェチが多いでしょう。

脱いだ後のシャツの匂い

靴下の匂いと似ていますが、一度着たシャツの匂いも匂いフェチは好きな傾向があります。シャツの場合は上半身なので、脇の下の汗の匂いや首回りの匂いなどもついていますよね。これらの匂いも、匂いフェチがつい嗅いでしまう匂いといえるでしょう。

帽子の中の匂い

頭皮の匂いがダイレクトに匂う帽子の中の匂いも、匂いフェチがつい嗅いでしまう匂いの一つです。その他、作業している時に被るヘルメットの中の匂いなども好む傾向があります。脱いだ時にムンと香る頭の匂いがたまらないのでしょう。

車の匂い

車の中の匂いも、匂いフェチはつい嗅いでしまうでしょう。車酔いする人の原因が、この車の匂いといわれています。しかし匂いフェチには逆に、好きな匂いと変化してしまうのです。乗る人によって置く芳香剤が違ったり、新車・中古車でも匂いが違いますよね。その違いを嗅ぎ分けるのがクセになるのでしょう。

枕の匂い

匂いフェチがつい嗅いでしまうのが、枕の匂いです。枕には頭の匂いはもちろん、年齢が進んだ方なら加齢臭までしっかりつきますよね。その人そのものの体臭が感じられるため、匂いフェチにはたまらない匂いといっても過言ではないでしょう。

ガソリンの匂い

車にガソリンを入れる時、気化してガソリンの匂いが漂ってきますよね。この他にはない独特な匂いが、匂いフェチを引き付ける原因になります。あまりそばで嗅ぐと頭が痛くなったり、不快になったりしますが、なんとなくクセになってしまうガソリンの匂いは、つい嗅いでしまうでしょう。

外の匂い

意外に匂いフェチに多く見られるのが、外の匂いが好きという傾向です。外の匂いとは、その場所によってまったく違いますよね。アスファルトの匂いだったり、土の匂いだったりと様々です。また季節によっても匂いが違うので、匂いフェチといえどもつい嗅いでしまう匂いの一つではないでしょうか。