リアコ女子の生態を大解剖！特徴やファッションも！同担拒否って何？

リアコ女子という言葉をご存知ですか？文字だけ見ると、いまいちどんな意味か分からないと言う人もいるかも知れませんね。リアコ女子とは、若者世代で浸透しきっているワードですが、若者でなくてもリアコ状態になっている人もいます。

今回は、リアコ女子というカテゴリを紐解いていきましょう。リアコの持つ特徴や性質に迫れば、リアコ女子とはなんたるかも理解できるはず。「リアコって言われたけどリアコってなに？」という人には、興味深い内容になっているはずですよ！

リアコの意味とは？

リアコは、「リアルに恋している」を略したもの。ですが、この恋する対象は、身近にいる男性ではなく、俳優や歌手などの芸能人、二次元キャラなど、本来であれば手が届かない世界の人なのです。

芸能人たちに恋するなんて、現実と理想の区別がついていないと思いますか？リアコにとっては、立派なリアルな恋であり、それが自分の生きがいになることでもあるのです。ですが、悲しい現実として、一方通行な恋であることは承知しておかないと、悪い意味で深みにはまってしまうこともあるでしょう。

リアコの類語「ガチ恋」とは？

リアコの類語で、ガチ恋というものがあります。意味合いとしては、ほとんど同一なもので、目だった区分けはありません。

元々は、男性ファンが女性アイドルにガチで恋しているという意味合いで生まれた言葉。一部のコアなファンが、ファン意識を飛び越えた感情を「ガチで恋してる」と確信した時、ガチ恋という言葉を使っていたようです。

なので、リアコとガチ恋に何か違いがあるとすれば、リアコは女性ファン、ガチ恋は男性ファン出生ということくらいになるでしょう。

リアコ女子は、現実世界から遠い相手に、リアルな恋をするもの。オタクの「リアルな男は無理」というのとは違って、たまたま恋した相手が画面越しの芸能人だっただけなのです。そして、華やかな世界にいる彼らが見せる顔は基本的に『美』の部分だけなので、見たくない部分は見なくてすみます。

のめり込む人ほど、憧れが恋に変わるのに時間はかからないかもしれません。それでは、リアコ女子が本気で恋してしまう恋愛対象には、どのようなジャンルがあるのかをご紹介していきます。

男性アイドル

ジャニーズなどの美少年が活躍する、男性アイドル。彼らに恋するリアコ女子は、思っているよりも多いかもしれませんね。男性アイドルは、テレビの中だけで活躍するのではなく、コンサートやファンイベントなど、ファンと直接接触する場面も積極的に作っています。

画面の向こうだけなら、理想は理想のまま、憧れで終わったかもしれませんね。しかし、その憧れの男性アイドルが目の前にいるとなれば、一気に距離感も縮まったように思うでしょう。リアコ女子は、目が合っただけでも、不特定多数のファンの中から「自分を見てくれた」という、特別的な解釈をすることもあるようです。

声優

声フェチとまではいかなくても、多くの人には自分の好きな声というものがあります。

そんななかでも、その声を聞いているだけで落ち着いたり、胸の高鳴りが落ち着かなかったりと、声に恋した状態になる人も。それはまさに、声優に恋するリアコ女子の心情と言えるでしょう。

その声が聞きたくて、推し声優の出演している作品を全てチェックします。最近では、声優も顔出しをしていますが、リアコにとっては通常より美化して見えるもの。声優には芸能人ほど多くのイベントはありませんが、番宣も含めて露出の機会は多いので、そういったチャンスを上手に使おうとします。

男性俳優

男性俳優も男性アイドルと同じで、基本的にはテレビの向こうの人になります。アイドルと違うのは、ドラマや映画の中で、様々な役柄を演じるという点。そして、そのドラマがきっかけで、リアコになってしまったという女子も多いでしょう。

あくまでもドラマはドラマなので、リアコにとっては恋のきっかけにしか過ぎません。普段の活躍を追いかけながら、イベントなどにも積極的に出掛けるでしょう。無名の頃から追いかけていたとなれば、苦労時代も知っているので、自分が支えてきたのだという錯覚もしてしまうかもしれませんね。

二次元キャラ

二次元キャラとは、イラストやアニメーションなどで表現されたキャラクターを指します。つまり、現実世界の人間ではないということですね。

「架空のキャラクターに恋？」と思うかもしれませんが、リアコにとっては理想の全てが詰まっている、運命の人でもあるのです。推しキャラの放送やグッズは、逐一チェックしているはず。

くわえて、最近のイラストレーションは美麗で、人間的なリアリティさがありません。よくもわるくも汚い部分がないので、余計にのめり込んでしまうのでしょう。

自分を漫画やアニメのキャラクターに反映させたり、バーチャルアプリで恋を楽しんだり。二次元キャラとの恋愛を、そうやって楽しんでいるのです。

好きな芸能人やキャラクターにはまり込んでいるから、「あの子はリアコだ」というわけではありません。リアコから言わせれば、「ファンのように中途半端な恋じゃない」ということ。しかし、どれだけ強くてまっすぐな思いがあっても、人から見た時には単なる熱烈なファンにしか見えない事の方が多いでしょう。

リアコ女子かを判別するためにも、知っておきたい特徴。まずは、リアコ女子が徹底している意識の面からみていきましょう。

友達でも同担拒否

同担とは、同じ担当を示す言葉。そして、担当とは自分が推しているメンバー、もしくはキャラクターを示しています。同じアイドルや作品について盛り上がる事は受け入れるけど、同じ担当(推しメンバー)が被るのは拒否する、ということです。

好きなものが同じなんだから共感してもよさそう、と思うかもしれませんが、リアコ女子にとっては恋のライバル。現実でも、恋のライバルと仲良く話が盛り上がる女性はそうそういないですよね。意識としては、「私の〇〇くんなんだから取らないでよ」「ぬけがけは許さない」といったところなのかもしれません。

ファンサービスを本気にする

芸能人である以上、ファンは大切にするべき存在。応援してくれているファンに、きちんとサービスを振りまきます。

そのファンサービスを本気にして、特別なものだという意識を持つのがリアコ女子。サイン会や握手会など、面と向かう機会などでは「私を見る目が違う」と自意識過剰になってしまうリアコ女子もいるようです。

全てのファンに対するファンサービスでも、「私にはちゃんと届いているよ」と、少しこじらせた認識をしてしまうこともあります。思い込みといえばそれまでですが、リアコ女子にとっては、芸能人とファンという垣根を越えた関係が、すでに成り立ってしまっているのでしょう。

SNSは完全網羅

TwitterやInstagramなど、SNSを駆使して、恋愛対象となっている人の行動を全て把握することは、リアコ女子にとっての必要作業。リアルな友達や恋人と違って、プライベートでの連絡をとることがないので、SNSを使って些細なスケジュールさえも逃すまいとしているのです。

最近では、芸能人の方も「彼氏風」な投稿をすることが多いですよね。そんな投稿をみているから、余計に自分の恋心を募らせてしまうのかもしれません。「〇〇くんのことは全部知っておかなきゃ」という意識ですが、度を越すとストーキングになるので、気を付ける必要もある特徴の一つです。

貢ぎ体質

「〇〇くんの力になりたい」。そう考えるリアコ女子には、貢ぎ体質という特徴も見られます。そもそも、その芸能人に会いにいくだけでもお金はかかりますし、その為に身だしなみを整えることにもお金はかかります。誕生日やイベントのプレゼントだって必須ですし、とにかく時間とお金を費やすことになるでしょう。

それでも、それを惜しいとは思わないようです。「〇〇くんのため」という気持ちが強く、どんどんお金を使ってしまうでしょう。本人も貢いでいるつもりがなく、単純に好きな人の力になろうとしているだけなのですが、その無自覚さが貢ぎ体質と思われてしまう点なのかもしれません。

リアコ女子が持つ意識は、本人にとっては、当たり前で重要な事ばかり。それでも、やはり同じリアコ女子でなければ、理解を得ることは難しいかもしれません。次にみていく特徴は、意識というより、リアコ女子の心理傾向の紹介です。

リアコ女子の恋は盲目的。だからこそ、恋愛とはいっても、ちょっと過激で極端な部分があるようです。リアコ女子の恋とは、どんな傾向にあるのか、みていきましょう。

思い込みが激しい

リアコ女子の恋も立派な恋ではありますが、少し思い込みが激しいところもあるのは否定できません。例えば、恋をした芸能人と「目が合ったかも？」という状況でも、「絶対に目が合った！」ととらえるでしょう。または、同じような服を着たファンを見ただけでも、「同じ〇〇くん狙いだ」と思い込んで威嚇してしまうことも。

リアルな恋と違って、自分のアピールに対する個人的な反応がない分、余裕のない恋をしているのかもしれませんね。「自分が一番好き」「誰にもとられたくない」という気持ちが強くなり過ぎて、極端なまでの思い込みに走ってしまうのでしょう。

徹底した独占欲と嫉妬心

「〇〇くんを一番好きなのは私」と、他のファンと比較してしまうリアコ女子は、独占欲と嫉妬心も相当なもの。時間もお金も気持ちも、どれだけ注ぎこんでいるかを自覚しているため、自分が一番勝っていると思っているのです。

そして、独占欲と嫉妬心は、さらにリアコ女子の中の余裕を奪っていくのでしょう。同じファンや共演した女性芸能人に敵意を持ったり、いつまでも変わらない状況から、恋した芸能人を逆恨みしたり…。想いが強すぎるほど、負の感情は生まれやすくなり、楽しい恋とは程遠くなってしまうようです。

結婚まで想定している

本気の恋をしているわけですから、中には付き合うことや、結婚まで想定しているリアコ女子もいるでしょう。そればかりではなく、ファンレターと一緒に、写真や婚姻届けを送るリアコ女子もいるようです。

本来、結婚ともなれば、きちんと相手との折り合いをつけながら進めるもの。それを、一人で先走って考える時点で、「自分はもう特別な存在」だという認識があるのかもしれませんね。そのくらい入れ込んでいるということですが、深みにはまり過ぎて、どんどんリアルに目を向けられなくなることもあるでしょう。

ないものねだり

リアコ女子は、自分の恋を叶えるためにあらゆる努力をしています。しかし、本当に欲しいものは手に入っていないのが現状。そのせいか、ないものねだりの面を持っていたりもします。

リアコ女子でいることを不満に思ってはいないのに、幸せな恋を実らせていく人を「羨ましい」と思ってしまう心情が、このないものねだりに繋がりやすくなるのです。

周りの人からすれば、「それならリアコやめればいいのでは？」と言いたくなるところですが、それも出来ずにいて苦しみます。どれだけ頑張っても、欲しいものが手に入らない…。だからいつまでも、他人の恋が羨ましく思えてしまうのかもしれません。

リアコとはいっても、自分の好きな人に恋をしているだけという観点では、身近な男子に恋をする女子と同じです。ですが、残念ながら一方的に想いを寄せる恋なので、「これでいい」と思ったことがズレてしまっていることも。その事例の一つが、ファッションです。

リアコ女子のファッションは、全て推しに見つけてもらうためのカテゴリ。そのため、どこかズレていて、一般ウケしないファッションでもあります。リアコ女子のファッションには、どんな特徴が見られるのか、ご紹介していきます。

イベントに行くときだけ気合を入れる

イベントに行くときだけ気合を入れるリアコ女子は多いもの。推しの目に入るときだけ張り切って、私生活では地味で野暮ったいファッションでいいとすら思っています。それこそ、お金を使うのがもったいないから、普段着は着古したもので構わないという心理でいるのでしょう。

身近な男子には興味を持てないので、普段の生活で着飾る意味もわからないのかもしれませんね。その分、自分の好きな人に会うときのオシャレにはとことんこだわります。このように、リアコ女子の中でファッションやオシャレは、自分のためではなく、推しのためのものなのです。

推しの好みに合わせる

推しが「このブランド好きなんだよね」「フェミニン系の服が似合う女の子っていいよね」と、一言発信すれば、リアコ女子は徹底してその好みに合わせようとするでしょう。それこそ「○○くんが好きな服装」をすることで、理想的な女子でいようとするのです。

好きな人の好みに合わせる女性の心理のベースは、好きになってほしいというシンプルなもの。推しの好みの女子でいることが、自分のステータスでもあるのです。そしてやはり、推しの好みの服装でイベントに行けば、他のファンよりも目を引くと思っている節もあるでしょう。

極端に目立つオリジナルファッション

推しの好みをベースにしたリアコ女子のファッションは、どことなく目立つ部分も多いでしょう。例えば、全身ブランドがためであったり、「○○ラー」のように個性溢れるものであったり…。とにかく、自分がそれでいいと思えば、それが絶対的なオシャレになっているのです。

反対に、地味がためのファッションであることも。今では珍しい、おさげにプリーツスカートや、肩の張ったワンピースなど…。リアコなりの正装で、推しに会おうとしているのでしょう。世の中の流行やファッションセンスには目を向けず、オリジナリティー溢れるファッションになってしまいやすいのです。

トータルバランスがとれない

ファッションセンスが乏しいリアコ女子は、オシャレに関してトータルバランスがとれていないこともあります。洋服ははりきっているのに、メイクや髪に気を使わないといった、中途半端なオシャレが特徴的。反対に、メイクはコテコテなのに、服装がダサい…なども、同じですね。

おそらく、ファッションとリアコを天秤にかけたとき、リアコを優先してしまうからでしょう。推しに対する情報は溢れるほど持っているのに、ファッションに対しての関心や知識は低くなってしまいます。そして、その中途半端なオシャレを恥ずかしいと思わないので、アンバランスであることに気づけないままになってしまうようです。

芸能人に恋をするという感覚がわからない人からすれば、リアコの心情を理解できないのは当然でしょう。ですが、リアコにとって大事な恋であることに変わりはありません。実際、リアコはどんな気持ちを持って、推しのことをみているのでしょうか。

リアコ女子の生の声に耳を寄せながら、心理や本音を覗いていきましょう！

推しよりかっこいい人なんていない

「この世に推しよりかっこいい人なんているわけない。理想的な男性過ぎて運命を感じる」(22歳/女性/学生)

「同級生や友達をみるたびに、推しのかっこよさを思い知る。誰とも比較できないくらいのかっこよさだと思う」(21歳/女性/学生)

リアコにとっては、推しの存在が全てでもあります。身近な男性や他の芸能人にも見向きしないほど、推しのことをかっこいいと思っているのです。

イケメンかどうかだけの判断ではなく、その存在全てに恋をしている状態といえます。男性と言えば推し。それくらい、推しのかっこよさを確信しているのでしょう。

アイドルがかっこよすぎて身近な男子は無理！

「大好きなアイドルのコンサートとかイベント行った翌日の学校が、死ぬほど憂鬱。月のあとにスッポンをみるような残念さ」(19歳/女性/学生)

「バイト先で遊びに誘ってくれる男の子がいるんだけど、正直フリーな時間は推しに充てたい。推しほどかっこよくもないから、時間も割けない」(24歳/女性/フリーター)

リアコ女子にとって大好きなアイドルは、究極の理想的男性でもあります。元々かっこいい人が多いですが、リアコ女性には何割増しにもかっこよく見えているでしょう。だからこそ、身近な男子をみて残念な気持ちにもなるのです。

もし身近にイケメンが現れても、「○○くんにはかなわない」と相手にすることもないでしょう。

推しのためなら時間とお金はケチりたくない

「稼いだバイト代は全部推しに使いたい。だからちっとも貯金できてないけど、それで構わないと思ってる。デート費用みたいなもの」(25歳/女性/事務職)

「金欠だからイベント我慢しようか…とも思うけど、そのたびに脳内で推しの寂しそうな顔がよぎる。ケチケチしてチャンスを逃したくない」(21歳/女性/フリーター)

恋に盲目になると、どれだけの時間とお金を使ったのか把握しきれていないもの。あとになって「こんなに費やしていたのか」と驚くこともあるでしょう。

ですが、リアコにとっては、問題ではありません。むしろ、「好きだから全部の時間とお金を捧げたい」と思ってしまうのです。極端な言い方をすれば、貢ぎ体質ということになります。

きっと自分も特別意識されているはず…！

「公開収録に行ったとき、センターにいるわけでもないのに、やたら目が合う。これって絶対特別に意識されてる…！」(20歳/女性/学生)

「他のファンの子に比べて確実にリプが多い。名前は出なくても、私のこと言ってる風なツイートもあるし、絶対格別だと思う」(23歳/女性/接客業)

好きな人に振り向いて欲しいと思う気持ちは、恋をする女子なら誰もが思うことですよね。とくに少しの接点とチャンスしか持たないリアコの場合、なんとしても推しの視界に入りたいと思うもの。そして、なんとなく目があっただけでも、自分は選ばれたと捉えてしまうようですね。

自分では止められない気持ちが、リアコ女子の核ですが、いつかは限界を感じて疲れてしまうこともあるでしょう。ですが、それまで全てを費やしている分、どうしたら気持ちを切り替えられのかわからない…。それもリアコ女子にとっては、苦しい悩みですよね。

一番には、リアコしている対象への未練を断ち切ることが必要ですが、そこまでいくことが大変。なので、リアコでいる事に疲れた時の処置方法は、いくつか知っておいた方がいいかもしれません。ここで、参考としてリアコでいる事に疲れた時の処置法をご紹介していきます。

リアコを卒業した人に相談する

一番参考にできるのは、やはり同志の言葉でしょう。共感意識が持てる分、素直に話を聞くこともできるはずです。身近な人で、それも自分と同じくらのリアコ女子だった人に、どうしてリアコを卒業できたのか相談してみてはいかがでしょうか。

その意見が参考にならない、または自分には合わないという場合は、ネットでリアコを卒業した人たちの話を検索してみましょう。似たような話もある中で、斬新な方法もあるかもしれません。先輩たちの話を聞く上で、一番得るべきものは「自分も卒業できるんだ」という自信なのです。

身近な男子に目を向けてみる

今までは推しの存在にばかり目を向けていたせいで、身近な男子をじっくりと観察することもなかったかもしれませんね。それなら、リアコ状態が疲れた時こそが、身近な男子に目を向けるチャンス。学校なり職場なり、友人なり…きちんと向き合って接してみましょう。

最初こそ、推しの存在と比べてしまうかもしれません。ですが、身近で生身の男子は、きちんと会話をして、触れ合うことも出来て、接しているという実感を持つことができます。それに関心が持てるようになれば、リアコから少しずつ脱することができていると言えるはずです。

情報をシャットアウトする

リアコに欠かせないのは、情報。推しを追いかけるにしても、推しにプレゼントを送るにしても、とにかく情報が必要になってきます。情報が入れば入るほど、熱がぶり返してしまい、リアコ状態を抜け出すことができなくなるでしょう。まずは、その情報をシャットアウトしてみるのもいいかもしれません。

自分の意思で「みない」「追いかけない」とするのが一番でしょう。しかし、情報収集が習慣化している人は「つい見ちゃう」ということもあります。

そこで、覚悟を決めて推しのアカウントをブロックしたり、雑誌を買わないなどといった強行措置も時には必要。ネットサーフィンは手元を満たす作業なので、ゲームに切り替えたりするのもいいですね。

暇な時間を作らない

リアコは、推しを追いかける時間があるから、情熱を注ぐことができるもの。それならば、いっそ暇な時間をなくしてしまいましょう。

もともとお金が必要な恋なので、バイトをしている人は多いかもしれませんね。バイトのシフト時間を増やしたり、学業や仕事に没頭して、私生活を忙しさで満たすのです。

趣味など、自分の意思が通ってしまう忙しさは、三日坊主の元にもなってしまいます。できれば、課されたことをこなす時間の方がおすすめ。実際、就職活動の忙しさがきっかけでリアコを卒業したという例も、あるようですよ。

いかがでしたでしょうか。リアコ女子は、熱烈なオタク女子と思われがちですが、実際は純粋な恋する乙女。ただし、その対象が違う世界の人であるために、少しだけ普通の恋とはズレてる部分もあることは事実です。

リアコ女子になると、盲目状態になってしまうこともあります。想いを注ぐだけではなく、時間やお金もかなり消費するものであることがわかりますよね。一切の余裕を失ってしまう前に、ある程度のところで区切りをつけることも必要なのでしょう。

リアコの恋は、独りよがりな一方的な恋。それはどうしても変えられない事実ですが、リアコすることは、ちっとも悪いことではありません。

それでも、疲れきってしまう前の線引きを大事にして、素敵な恋は素敵なままにしておくことも、リアコを無駄にしない方法なのかもしれませんね。