遠くへ行きたいと感じる心理は？解決法とおすすめスポットをご紹介！

ふとした時、「どこか遠くに行きたいな」と思うことはないでしょうか？

仕事から疲れて帰ってきて家でボーっとしている時に思ったり。あるいは、ミスをした時に落ち込みながら、どこか遠くに行きたいなと思ったりすることがあるでしょう。

このような時は、とあるサインである場合が多いです。旅行を目的として遠くに行きたいわけではなく、目的なく「どこかへ…」と思う場合は、自分の中にある心理が芽生えた可能性があります。

今回は、どこか遠くに行きたいと感じる心理に迫ってみましょう。なぜ遠くに行きたいと思っているのか、自分では気付いていない心理と向き合うと、実際に遠くへ行かなくても思いが解消されることもあります。

まずは、なぜ遠くに行きたいと思ってしまうのか、その理由から見ていくことにしましょう。

一つのきっかけを機に遠くに行きたいと思うケースもあれば、蓄積された思いが原因なケースも。あなたはどんな理由があって、遠くに行きたいと思うようになりましたか？

心身が疲れているから

遠くに行きたいと思ってしまうのは、心身が疲れているからと考えられます。

毎日慌ただしくて体が疲れていたり、人に気を遣いすぎて精神的に疲れていたりと、心身が悲鳴をあげている状態です。

休日返上で仕事をしてはいないでしょうか。あるいは、周りの目を気にして自分のしたいことを我慢していませんか？自分では大丈夫だと思っていても、心身が疲れ切っていることもあります。

今あなたには、休息が必要かもしれませんね。

悩み事があるから

悩み事があるために、遠くに行きたいと思ってしまうこともあるでしょう。

常に悩み事について考えている、悩みが解消されたと思ったらまた新たな悩みが出来てしまう、といった状態では気持ちが休まりませんよね。

この場合、現実逃避したい思いから遠くに行きたい心理になっていると考えられます。これ以上抱えきれないと、限界を迎えているはず。悩みを軽くする必要がありそうですね。または、物事の見方を変える必要があるかもしれません。もっと楽観的になる、ポジティブに変換するといった気持ちの持ち方を変える必要があります。

毎日に刺激がないから

刺激欲しさに遠くに行きたいと思う人もいるでしょう。毎日同じことの繰り返し、付き合う人も同じとなれば、刺激が無く平凡な生活になりますよね。「新たな出会いが欲しい」「見たことのない景色が見てみたい」という心理は刺激が欲しいから。今の生活に飽きていると考えられます。

職場と家の往復だけという生活になっていると、ふとどこか遠くに行きたいと思ってしまうかもしれませんね。同じことの繰り返しで、楽しみや目標が持てなくなっているのでしょう。

今のあなたには、刺激となる新たな出来事や挑戦が必要です。

プレッシャーを感じているから

「～しなければならない」というプレッシャーの中で過ごしている場合も、どこか遠くに行きたいという心理になることがあります。

例えば、大きな仕事を任せられた場合ですね。自分にできるのかという不安、なかなか捗らない焦り、日々迫ってくる期限に、重いプレッシャーを感じているのではないでしょうか。

また、周りからの期待によってプレッシャーを感じる人もいます。「結婚はまだ？」「いつになったら自立するの？」と周りから言われ続け追い詰められている人は、プレッシャーから逃れたいと感じているはずです。

プレッシャーに押しつぶされてしまう前に、何かしらの対処が必要となるでしょう。

ここからは、遠くに行きたいと思う時の心理に目を向けてみます。

自分で自覚できている心理がある人もいれば、気付けていない人もいるもの。あなたの中にどんな心理が眠っているのか、自分と向き合ってみることが大切です。

遠くに行きたい心理①日々の生活に不安や焦りがある

遠くに行きたいと思う時の心理には、不安や焦りがあるケースが多いです。日々の生活に、いつのまにか不安や焦りを感じてはいないでしょうか。

遠くに行きたい理由にもあったように、刺激がない生活によってもこうした思いを抱える場合があります。「このままで良いんだろうか」「死ぬまでこの生活なのか」と考えてしまうのでしょうね。

他にも「お金が足りない」「時間がない」「楽しみが持てない」といった状況から、焦りや不安を抱える人もいます。

遠くに行きたい心理②何もかもがめんどくさい

精神的に追い詰められた状態がしばらく続くと、何もかもがめんどくさいという心理になり、遠くに行きたいとなることもあります。

人間関係でトラブル続き、仕事では失敗ばかりという日々が続けば、誰だって気が滅入りますよね。ただ、この状態が長く続くとやがて限界がきてしまいます。

「あ～、何もかもがめんどくさい」「いっそのこと全て投げ出そうかな」と、投げやりな気持ちになるでしょう。これは一種の防衛本能。このままでは身が持たないと感じて、気持ちを切り替えようとしているのです。

この気持ちの切り替えの時に、遠くに行きたいと思うことがあります。自分の中で「頑張ろう」という気持ちがプツっと切れてしまったのでしょうね。

遠くに行きたい心理③モヤモヤしている

モヤモヤとした心理状態の時にも、遠くに行きたいと思うもの。結果が見えない、あるいはハッキリするまで時間がかかるという場合、そのことばかり考えてモヤモヤするでしょう。

例えば、大きな仕事を任せられた時。初めのうちは「よし、やってやるぞ！」と強い意気込みを持ちますが、決戦となる日が近づけば近づくほど、プレッシャーがどんどん強くなりますよね。「これで合っているんだろうか」「準備は不足していないだろうか」と、モヤモヤした状態になるでしょう。そんな時、遠くに行きたいと思ってしまうこともあります。

自分の中でスッキリしない心理状態が続くと、現実逃避したくなることも。中途半端な今から逃れたくなってしまうのでしょう。

遠くに行きたい心理④自由にのびのびしたい

遠くに行きたいと思う心理の中には、周りの目を気にせず自由に過ごしたいという心理もあるでしょう。指図される毎日に嫌気がさしてきたり、思い通りに過ごせない毎日が窮屈に感じてくることもありますよね。そんな時、誰も知らないところへ行って自由にのびのび過ごしたいと思うものです。

遠くに行けば、周りは自分とまったく関わりない人ばかりです。そうなれば、余計な気遣いをしたり顔色を伺ったりすることはしなくて済みますよね。人間関係に疲れた時や、我慢することが多い日常を送っていると、こうした心理から遠くに行きたいと思うことがあるでしょう。

こうして遠くに行きたいと思う時の心理を見てみると、自分が無意識に何らかのサインを出しているということが分かりますね。

まだ他にも隠された心理があります。引き続き、遠くに行きたいと思う時の心理を見ていきましょう。

遠くに行きたい心理⑤日頃味わえない刺激がほしい

毎日の生活がパターン化していて、退屈な毎日を送っている時も遠くに行きたいと思うようになるでしょう。朝起きて仕事に向かい、帰ってきて寝る。この毎日が繰り返されていることで、「つまらない」「退屈」と感じている状態です。日頃味わえない刺激がほしいという心理が芽生え、遠くに行きたいと感じるようになっています。

遠くに行き、見たこともない景色を見るだけでも刺激になりますよね。知らない店、知らない人、知らない空間にいるだけで新鮮な気持ちになるもの。毎日同じ景色や人間関係だけの生活に、飽きてしまったのでしょう。

遠くに行きたい心理⑥新しいことにチャレンジしたい

新しいことにチャレンジしてみたいという心理から、遠くに行きたいと感じる人も。気持ちに余裕が出てきて、新たなことをしてみたくなっているのでしょう。

社会人になって仕事にも人間関係にも慣れ、ある程度余裕が出てくるとこうした心理が生まれることがあります。「もっとできることがあるんじゃないか？」と思えてきたり、「これまでの経験を他の事に活かしたい」と思うようになるのでしょう。

遠くに行きたいと思う心理には、マイナスの思いばかりではない様子。自分のステップアップを図りたいという心理から、遠くに行きたくなる人もいるのです。

遠くに行きたい心理⑦とにかく一人になりたい

とにかく一人になりたいという心理で、遠くに行きたいと思う人もいるでしょう。周りから色々と言われることが面倒に感じている時、休日なのに仕事の電話が鳴る時など、常に監視されているような状況に嫌気がさしている状態です。

あるいは、人を頼って生きてきた人が「自分を試したい」という思いから一人になりたいと思うこともあります。自分一人で生きていくことができるのか、または「自分だってやればできる」ということを証明してみたいのかもしれませんね。

遠くに行きたい心理⑧何も考えたくない

悩み事や不安な気持ちを持っていて、「何も考えたくない」という心理から遠くに行きたくなることも。考えても考えても埒があかない時は、考え事を一度全部捨ててしまいたいと思うでしょう。

この心理状態の場合は、自分が追い詰められていっぱいいっぱいになっている状態です。この状態がこのまま続いてしまうと、やがてパンクしてしまう恐れもあります。つまり無意識に自分がSOSを出している様子。精神的に限界が近いことを表しているでしょう。

では、遠くに行きたいと思った時、実際にどこに行けば良いのでしょうか？

ここからは、そんな時に行くおすすめな場所をご紹介！時間がない中でも、あなたの中に隠された心理を解消することができますよ。

日帰り温泉でリフレッシュ

あまり時間が取れないという人は、日帰り温泉でリフレッシュすると良いでしょう。一日しか休みが取れない人や、実際に遠くに行くことが怖いという人におすすめ。近場の温泉施設を探してみてはいかがでしょうか。

その際、露天風呂の温泉だとより良いかもしれません。自然を観賞しながら温泉に浸かれば、日常にはない刺激を味わえるでしょう。

温泉からあがったらマッサージを受けてみるなどして、さらにリフレッシュ効果を高めてみるのもおすすめです。

川や海などの自然でリラックス

あまりお金をかけたくないという人は、川や海などの自然でリラックスするのがおすすめ。有名スポットではなく、あまり人が集まらないような場所に行くのが良いですね。周りの目を気にせず静かな中で大自然を感じると、川や海の音まで感じられ癒されるでしょう。

もちろん、実際に川や海に入って楽しむのもアリ。ただ、一人で行く場合は水難事故には十分気を付ける必要があります。しっかりと安全を確認した上で楽しむようにしましょう。

道の駅でプチ旅行気分

車でドライブしながら遠くに行きたいという人は、道の駅回りをするというのもおすすめです。ドライブの休憩をしながら、その土地の特産品に出会えたり、場所によっては温泉施設が用意されているところもあります。

プチ旅行気分を味わいながら、そこで自分にお土産を買って帰ってからも楽しむことができるでしょう。ドライブしながらだと、少し大きめの音量で好きな音楽を聴きながら過ごせるため、音楽好きやドライブ好きな人にはおすすめですよ。

思い切って海外旅行

まとまった休みが取れる人、一人行動が苦にならない人、そして本当に遠くに行って気分をガラリと変えたい人は、思い切って海外旅行に行ってみるのもアリですね。

費用も国内のプチ旅行と比べ大きくなるため、お財布事情も考慮する必要はあります。ですが、「今の自分を変えたい」「見つめ直したい」と思っている人にはおすすめ。気分的にリフレッシュできるという良さもありますが、何よりも大胆な行動に出たことで自分に自信が持てるはずです。

言葉も景色も何もかもが違う海外へ行き、自分を一度リセットしてみるのも良いですよ。

中には、遠くに行きたいと思いながらも行けない事情を抱える人もいますよね。そのような人は、どうすれば良いのでしょうか。

遠くに行きたいけど行けない時の解決法も見ておきましょう。

近所を散歩する

自宅の近所を散歩してみると良いでしょう。普段通ることのない道や時間帯を選び、散歩してみるだけでも気分はリフレッシュされるものです。

「ここにこんな店があったんだ」「この時期はこういう花が咲くんだ」と、普段は気にもとめないことに目を向けながらの散歩。新たな発見が刺激に繋がり、自分の中にある「毎日がつまらない」「刺激がほしい」という心理を少し解消してくれます。

また、いつも車や電車を利用している人は、歩くということ自体が気分転換になることも。この機会に、行きつけの店なんかを近場で見つけてみても良いですね。

好きな映画を鑑賞する

家にいながら好きな映画を鑑賞することも良い方法です。2～3時間、好きな映画を観て感情移入してみるだけでも、気分がリフレッシュされることがあります。

遠くに行きたいという心理でいる人の中には、「人と関わりたくない」と思っている人もいるはずです。実際に遠くに行ったり散歩をした際、誰かしらには会うことになりますよね。まったくの他人であっても人の目が気になるという人は、家にいながらも気分転換できることの方が良い場合もあります。

懐かしい友人や家族の声を聞く

不安感や焦燥感に駆られ、遠くに行きたいという心理になっている人は、懐かしい友人や家族の声を聞くことが良い場合もあります。安心できる人、信頼できる人の声を聞いて「一人ではない」ということを実感すると良いです。

もしかしたらあなたの中に、「迷惑をかけてはいけない」「頼ってしまってはダメだ」という思いがあるのかもしれませんね。そうした自立心や気遣いはとても良い心掛けですが、このままでは身が持たなくなることもあります。迷惑をかけたくないなどと感じる場合は、何も本音を吐き出す必要はありません。

「元気してる？」「暇だったから」と、他愛もない会話で良いです。心を開いている人の声を聞くだけでも安心できるもの。久しぶりに電話をかけてみてはいかがでしょうか。

環境を変えてみる

今の環境に不満がある、またはストレスしか感じないという場合は、環境を変えてみるのも良い方法です。遠くに行きたいと感じるほど、辛く感じている可能性があります。転職をしてみる、引っ越ししてみる、付き合う人を変えてみるといったように、環境自体を変えてみるのもアリでしょう。

確かに、今の環境を捨てて新たな環境に飛び込むことはとても勇気がいることです。そして、必ずしもその選択が正しいかも分かりません。ですが、毎日のようにストレスを感じていて何年も続いているという状態であれば、今の環境も自分にとって正解とは言い切れませんよね。

このままでは自分が押しつぶされそうだと思うなら、仕事や生き方を変えてみるのも良いのではないでしょうか。その思い切った行動が、あなたの心理状態を変えてくれるかもしれませんよ。

どこか遠くに行きたいと思う時、その心理は「自分が無意識に出す何らかのサイン」と捉えるべきです。今の環境から逃げたい、人目を気にしたくない、何もかも捨てて解放されたいといった心理状態。これらは心が悲鳴をあげていると言えます。今、あなたは疲れているのではないでしょうか。

あるいは、自分を変えたいという心理状態も考えられます。現状に満足しておらず、「前に進みたい」「他のことがしたい」という欲求が強くなっているのでしょう。

だとしたら、今は自分自身としっかり向き合う必要があると言えますよね。疲れていたり不安が大きければ、解消するための行動が必要です。刺激が欲しいと感じているなら、新たな挑戦を試みることが必要でしょう。

今自分に何が必要なのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。休息やリフレッシュが必要なのか、それとも刺激となる行動が必要なのか、自分に合った行動を取り入れてみるべきです。