ムカつくママ友との上手な付き合いとは？イライラした時の解消法も！

人間の悩みのほとんどは人間関係にあるとよく昔から言われているように、生まれてから今日までの間、何かしら人間関係で悩んだことがあるという人がほとんどだと思われます。

同級生、同僚、近所や親戚などの付き合いなど、さまざまな場面で困ることも珍しくなく、中には家族との付き合いに悩んでいる人もいるほど、人間関係は難しいものだと言えるでしょう。

その中でも厄介なのが「ママ友」です。ママ友は、ママ個人だけの付き合いではなく、子供を含めた交友関係を上手く築かなくてはなりません。ムカつくママ友がいてもグッとこらえなければならないのですね。

ママ友とどう付き合えば良いのか、ムカつく時はどのように解消していけば良いのかなどを紹介していきましょう。

ママ友になった時は嬉しかったはずです。それがなぜムカつくようになってしまったのか、実際にママ友にムカついたことがある人のエピソードを参考にして考えていきましょう。

会うたびに自慢話でウンザリ

「トイレトレーニングはどう？うちはもうトイレでできるの！今度の大型連休の予定は？うちは沖縄旅行へ行くの！など、基本的に話が自慢ばかりでイライラしてしまう」(27歳/女性/専業主婦)

ママ友と情報交換することで得することもありますし、参考になることもあるのは事実です。しかし、毎回自慢話を聞かされるようではイライラしてしまうのは仕方がないと言えるでしょう。

たまに言うのなら聞いてあげたいものですが、これが毎回ともなるとストレスですね。何だかバカにされてるような気さえしてしまいませんか。イライラしている自分に気が付いたら、ママ友との距離感を考えたほうが良さそうです。

騒ぐ子供を全く注意しない！

「子連れカフェに行った時、子供たちが店内を走り回っているのに、自分たちは会話に夢中。こういう人ほど子供に何かあったらクレームつけるんだろうなと、最近一緒にいるのが苦痛になってきた」(35歳/女性/保育士パート)

自分の子供が周囲に迷惑をかけていないか気にかけるのが通常です。最近は、子供にあまり注意せず、自分たちの世界に入り込んでいるママ友グループが増えました。せっかくママ友との会話を楽しみにしてきたのに、子供に振り回されたくない気持ちも分からなくはありません。しかし、自分の子供は自分でしつけなければいけないのも事実なのです。

このような非常識なママ友といると、自分も非常識だと思われかねません。

都合の良い時だけ利用しようとする

「ママ友の会を開くと言いだしたのに、車を出すのは私。昨日は、雨だから駅まで送ってほしいとLINEが来たけど、嫌な気持ちになって断ってしまった」(35歳/女性/工場パート)

みんなで集まりたいと言い出すものの、車を出すことも、店を探すこともしないママ友に振り回される人も珍しくありません。親切でやっていても、それがだんだん当たり前のようになってきてしまうと、やはりムカつくのが本音ですね。

中には「裁縫得意だよね？うちの子の通園バック作ってほしい」「自宅でピアノ講師してるの？ママ友価格でお願いできないかな？」など、驚くほど厚かましいお願いをしてくる強者もいるようなので、利用されないように注意しておきましょう。

人の家庭を探ってくる

「ご主人の職業は？年収は？あなたの仕事は時給いくら？子供は私立に入れるの？など、とにかく家の中のことを探ってくるので、だんだんムカつくようになってきてしまった」(41歳/女性/保険事務)

ママ友は距離感が非常に大事だと言えるでしょう。家族でも収入などお金の話はあまり聞きにくいものなのに、遠慮なく家庭事情を探ってくるような距離感のないママ友とは、一緒にいても疲れるだけです。

「この人何だか苦手だな…」と感じ始めたら、距離を置くようにしていきましょう。

ムカつくママ友には、やはりムカつかれるだけの特徴があるものです。ムカつくママ友は、いったいどのような特徴を持っていて、どのように周囲に迷惑がられているのかを考えていきます。

自慢話が多い

ムカつくママ友に多いのは「幸せ自慢が過ぎる」という特徴です。たわいもない会話の中でなら許せるものも、毎回露骨に自慢されるのは気分の良いものではありません。特に、子ども同士を比較して自慢される場合、相当ムカつくでしょう。

旦那の収入が良くて悠々自適に専業主婦をしている人に多く、仕事と育児に追われているママからすると、自慢ばかり聞かされるのは苦痛以外の何物でもありません。

一緒にいて嫌な気持ちになってきたら、誘いを3回に1回は断るなど、距離を取るようにしてください。

他人の子に厳しく自分の子に甘い

「あの子、口悪いらしいよ」「あの子、うちの子にいけずするのよ。どんな教育しているのかしら」なんて言っているママ友はいませんか。他人の子を厳しく批判するママ友の子に限って、実際、一番問題児だということは、よくある話です。

自分の思い通りにいかないと怒ったり泣きわめいたり、また、よその家にお邪魔した時の態度が悪かったりしても注意しないのです。それなのに、他人の子は厳しく批判するのですから、周囲からするとムカつくのは無理もありません。

「自分の子供ばかりが損をしている」と感じ始めたら、ママ友をやめるべき時なのかもしれません。

かまってちゃんがウザい

ママになれば、家事・育児に追われる毎日であり、さらに仕事をするとなると、怒涛の日々が始まることでしょう。それなのに、ママ友をかまってばかりいられません。

「LINEの既読がついているのに返信がない」「今度のランチ会、私だけ誘われてない」など、かまってちゃんなことを言われると、だんだんムカつくようになってくるでしょう。

ママ友は程よい距離で付き合える人でないと長続きしません。かまってちゃんすぎて、疲れるタイプのママ友との付き合いは考え直さなければならないと言えるでしょう。

上から目線でアドバイス

「まだ離乳食始めてないの？」「なかなか歩かないのは、外に連れ出さないからじゃない？」「もっと積極的にママ友作ったほうが自分のためよ」など、よく分からないアドバイスを上から目線でしてくるママ友はいませんか。

ママはみんな考えながら行動しているのです。勝手にアドバイスされてもムカつくだけですね。しかも、そのアドバイスが的外れであると、イライラを通り越して呆れてしまったりもするでしょう。

こんなママ友が周囲にいたら、上手くフェードアウトするようにおすすめします。

ムカつくママ友と付き合いたくないのはみんな同じなのですが、状況によっては付き合いを続けなければならない時も出てくるはずです。そんな時、どのようにすれば良いのか、ムカつくママ友との付き合い方について学んでいきましょう。

嫌なことはキッパリと断る

ムカつくタイプのママ友は、基本的に遠慮がなく空気が読めません。何でもかんでも頼みを聞いてしまうと、エスカレートしてくることも珍しくないと思っておきましょう。

嫌な気持ちになったり、イライラしたり、苦手意識が芽生えてきたら、それは拒否反応が起こっているのです。自分の気持ちに素直に行動していきましょう。

何もケンカをする必要はありません。今までどおり会話はするけど、嫌な用件だと思ったらキッパリと断ることも大事です。それで切れる縁ならそれまでだと言えるでしょう。

徐々にフェードアウトする

ママ友がムカつくからと言って、いきなり縁を切るとトラブルになりかねません。一生会うことのない人ならともかく、同じ地域で子育てするにあたって、トラブルがあると後々厄介であると言えるでしょう。

毎週会っていた人はまず、月2回に減らしましょう。そのあとは月1回、2～3か月に1回など、少しずつ時間をかけてフェードアウトしていくのです。

いきなりではなく、徐々にフェードアウトすることで唐突感がなくなり、相手を不愉快にさせずに済むでしょう。時間はかかりますが、穏便に解決したい人にはおすすめです。

ママ友中心のペースにならない

厚かましいママ友だと、自分中心に物事を進めようとするため、こちらの都合や気持ちはお構いなしに振り回すことも多いです。

「今から自宅に行っても良い？」「明日会おうよ！」「病院へ行くのだけど車出してくれない？」など、唐突な提案に無理して付き合っていませんか。そこまでしてママ友関係を守りたいのでしょうか。

振り回されていると、だんだんとムカつく気持ちが大きくなります。相手を心底嫌いにならないうちに手を打ちたいですね。

深い仲にならないようにする

誰でも万人から好かれるわけではありません。人には相性というものがあり、どちらのタイプが悪いというわけではないのです。苦手な相手だ、嫌な相手だと少しでも感じるのなら、最初から深い仲にならないように心がけることが大切だと言えるでしょう。

どんなムカつく相手でも、うわべだけの関係であれば我慢できるものです。常識の範囲内でもあるあいさつだけはしっかりしておいて、それ以外の話はあまりしないように努めていきましょう。

ムカつくママ友との付き合い方を紹介してきました。自分にもできそうなものはありましたか？ムカつくママ友との付き合い方は、まだ他にもあります。実践できそうなものを見つけてくださいね。

大人数の時だけ会う

ムカつくママ友と1対1だと、メンタルの負担も大きいです。しかし、毎回誘いを断るのもどうかと思うのなら、大人数の時だけ会うようにしてみましょう。

大人数だと、他の人がいる分、ムカつくママ友との会話も減ります。ママ友にムカつく場合は、他の人に話を振ってごまかすこともできますね。

大人数だと、2時間ほどで「私、予定があるから先に帰るね」ということもできますので、とてもおすすめです。

すべて聞き流してまともに受け取らない

自慢話や無意味なアドバイスを聞かされるとイライラしますし、ムカつく気持ちにもなるでしょう。しかし、そこは上手く乗り切る術を身につけたいものです。

「へえ～。ところであの話なんだけど…」とはぐらかしたり「あ～、その話、参考にしてみるわ」と言いながら、実際はスルーしたりするのです。

最初はムカつく気持ちが抑えられないこともあるでしょうが、だんだんと慣れてきますし、一度この術を身につけると、いかなる場面でも役立つこと間違いありません。

「聞き流す」という方法で、嫌な人間関係を上手くかわしていきましょう。

子供と遊ぶようにする

ママ友との交流ですから、その多くは子供同伴であることが通常です。子供たちの面倒を見ながら交流するのですね。例えば「ママ友との会話」と「子供の監視」のバランスが8：2など、会話重視だと、ストレスが溜まります。5：5と半分ずつにするか、いっそのこと「子供の監視」を6以上にしてみませんか。

自分と相手の子供同士で遊ばせ、その中に入っていくのです。この方法なら、子供の相手をしてくれている分、ママ友も文句は言いにくいでしょう。相手が「私の話を聞いていない！」とムカつくこともないのです。円満に解決したい人にとてもおすすめです。

忙しいことを理由に誘いを断る

ムカつくママ友は、あなたが暇を持て余していると勘違いしていませんか？もしかしたら、かまってあげていると勘違いしている可能性も考えられるでしょう。

短時間のパートを始めてみる、資格取得の勉強をしてみるなど、忙しくてなかなか会えないことをアピールしていくのです。

相手の家庭事情が変わってしまったら、ムカつくママ友も文句の言いようがありませんね。忙しいフリをしてみるなど、相手に「仕方ない」と思わせる方法も一つの手だと言えるでしょう。

そもそもママ友になった時は「友達ができた」と嬉しく感じたはずです。ムカつくママ友がいる人のほとんどは「こんな人だと知っていたらママ友にならなかったのに」と感じているのです。そもそもムカつくママ友を作らないためには、どのようなことを注意しておけば良いのでしょうか。

最初はあいさつから始める

あいさつは人付き合いの基本です。明るく気持ちの良いあいさつをするように心がけていきましょう。自分のママ友にしかあいさつしない人だったら、その人は基本的に自分のことしか考えていません。基本的な行動がとれない時点で、何か問題があるのではと考えられるのです。

自分のママ友にしかあいさつしない人、園長や保育士にだけ笑顔であいさつする人は、自分に都合の良い相手としか付き合わない考えなのかもしれません。

すぐに距離感を縮めないこと

人と人は、距離感を保ちながら、相手とのコミュニケーションを取っています。家族との距離感、親友との距離感、同僚や上司との距離感など、距離感は相手によって大きく変わるのはみんな同じですね。

それなのに、初対面で年収や年齢などをズケズケ聞いてくる人がいたら、どう感じるでしょうか。また、初対面なのにやたらタメ口を使う人も印象が悪いと言えるでしょう。

すぐに距離を縮める必要はまったくありません。何度も話す中で、この人となら付き合えそうだということが分かってくるはずです。

こちらから積極的に声をかけない

ママ友が欲しいからと言って、むやみやたらに声をかけていませんか。これでは高確率でムカつくママ友を作ってしまうと言えるでしょう。自分から声をかけた場合、相手に苦手な特徴が見つかったからと言って、都合良く縁を切ることは難しいです。

ママ友に限らず、友人というものは、性格が合う者同士が自然につながるものなのですから、焦ってママ友を作ろうとするのはやめておきましょう。

ありのままの自分で、何となく縁を感じることができる人に出会えたら、長く交友関係が結べるかもしれません。自然な出会いを見つけるようにしてくださいね。

ママ友ペースではなく自分のペースで付き合う

「今週末のランチ会のお誘い、断ったら私だけもう誘われないかも…」などと、ママ友中心で予定を組んだり、組み替えたりしていませんか。ママ友に限らず、交友関係は自分のペースが乱されるようでは長続きしません。

「今度のランチ会は残念だけど予定があるの」「子供が機嫌が悪いから、今日はやめておくね」など、自分のペースを乱さないようにしてください。これで離れていくママ友関係なら、しょせんそれまでなのです。

周囲に無理に合わせて、自分の生活を犠牲にすることのないよう、自分のペースを確立させていきましょう。

ムカつくママ友の付き合い方や、ムカつくママ友を作らない方法を一挙にご紹介してきましたが、それでもムカつく気持ちを抑えられなかったり、イライラしたりすることはあるでしょう。そんな時、どのようにしてストレスを解消していけばいいのかを考えていきます。

好きなことに没頭する

ムカつくママ友へのイライラを解消するには、ムカつくママ友を忘れる時間を作らなくてはなりません。ムカつく気持ちを解消するためには、自分の好きな時間を楽しむようにしてください。

趣味の手芸をしてみる、好きな音楽を聴いて過ごす、親友だと思えるママ友と会話をする、とにかく没頭できることを見つけてください。ストレス解消法が確立されていたら、ムカつくママ友との交流も怖くなくなるはずです。

あなたの好きなものは何ですか？好きなもの、好きな人に囲まれて、平穏に過ごすことでムカつく気持ちは静まっていくことでしょう。

誰かに悩みを聞いてもらう

あなたは悩みを一人で解決したいタイプですか？それとも誰かに聞いてもらいたいタイプでしょうか。一人で解決したい人も多いとは思いますが、やはり一人で悶々と考え込むのはメンタルの面でも良くありません。

人間は共感してもらえることで安心する傾向にありますから、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。ムカつくママ友との共通の友人だと情報が漏れる可能性も否定できませんので、ここは、学生時代の友人や自分の実家など、ムカつくママ友とは縁のない人に相談することをおすすめします。

誰かに聞いてもらって共感してもらえたら、きっと心も軽くなっていくはずです。一人で悩みを抱え込まないようにしてくださいね。

ムカつく気持ちを我慢できたらご褒美

ムカつく気持ちを抑えることはストレスが大きく、大変苦痛を伴うものです。しかし、我慢すればご褒美をもらえるのだとしたら、どうでしょうか。ムカつくママ友と会う予定がある日「今日、ムカつく気持ちを我慢できたら、お気に入りのお取り寄せグルメを注文しよう」などと考えるのです。

ママ友がムカつくことを言えば言うほど、ご褒美に近づけるのですから、ママ友をストレスに感じることはなくなるでしょう。「次はどんなご褒美にしようかな～？」なんて、考えるのも楽しくなってくるはずです。

あまり豪華なご褒美にすると、家計を圧迫しますし、洋服など自分だけのご褒美を家計から出すのは気が引ける人も多いです。家族みんなで楽しめるご褒美や、低価格で済むご褒美を普段から探しておいてください。

家族や友人と旅行してみる

ムカついた気持ちを解消するためには、やはり気分転換が必要です。日常から離れることで、普段の悩みから解放されるでしょう。

家族で旅行に行ったり、友人家族とバーベキューをしたりするのは好きですか？海や山でバーベキューをするのは、気持ち的にも開放感がありますし、慣れない土地に旅行に行くことで現実の世界から離れることもできるようになるでしょう。

お金や時間に余裕のある人は旅行を、そこまで余裕がない人はバーベキューを、家庭の事情に合わせて楽しんでください。

ムカつくママ友で悩んでいる人は本当に多いです。しかし、苦手な人とでも付き合いをしなくてはならない場合もあるのが現実ですね。その現実から逃げようと必死になっていても、ストレスが溜まるだけなのです。

それならいっそ、付き合い方を見直してみることをおすすめします。自分がストレスにならない付き合い方を見つけることはできたでしょうか。また、ストレスが溜まった時の解消法を普段から探しておくことも大切だということが分かりました。

ここで紹介した、ムカつくママ友との付き合い方や、ムカつく時の解消法などを参考に、ストレスのない交友関係を築いてくださいね。