楽しいのがいい?ドキドキしたい?友達みたいなカップルのメリット&デメリット
どのようなカップルでありたいかは、人によって様々。友達みたいなカップルが嫌だという人も、もしかしたらメリットや魅力を知れば考えが変わるかもしれません。
楽しく過ごせるならアリ!
友達みたいなカップルは、楽しく過ごせるでしょう。過度に相手を意識する必要がないため、本来の自分を出せることが多く、気を遣い合った関係にはなりにくいです。
ただ、「楽しくいたい」と思う人ばかりではないですよね。恋愛している気分が好きだという人は、ロマンチックな状況や関係性に魅力を感じるため、友達のような関係に物足りなさを感じることもあるでしょう。
ドキドキ感が少ないならナシ?
あまりにも緊張感がない関係だと、付き合っていてもドキドキ感は味わいにくいもの。なんでも話し合える関係であり、自分の素を見せられる関係でもあるため、時に「ドキドキが少ない」と感じてしまうこともあるでしょう。
特に男女の関係では、相手を異性として意識すべき場面が存在しますよね。キスをしたりエッチをする場合、ドキドキ感がないと体が反応しないケースもあります。そんな時に少し、友達のような関係性にデメリットと感じることもある様子。
他にも、友達みたいなカップルにはメリットとデメリットがあります。この後、詳しく解説を交えながらご紹介していきましょう。
何でも言い合えて、信頼できる。「友達みたいなカップル」のココがイイ!
友達みたいなカップルにはどういった特徴が見られるのかを把握し、自分たちが望む形であるかを確認してみましょう。
気を遣わない
友達みたいなカップルは、気を遣わないのが特徴です。好きな人に嫌われたくないから、あるいはもっと好きになってもらいたいからと、相手に過度な気を遣うことがありません。
「ありのままを好きになってほしい」というのが、友達みたいなカップルの意識的な特徴でしょうね。「こういう自分を受け止めて」「これでも許して」と、気を遣うよりも自分をさらけ出すこと方が優先されるのでしょう。
自分を着飾ったり相手に合わせすぎてしまうことがないため、本来の自分のままで付き合うことができます。
互いに束縛をしない
互いに束縛をしないのも、友達みたいなカップルの特徴でしょう。これは相手を過度に異性として意識することが少ないために、余計な束縛をせずに済んでいると言えます。
多くのカップルは、相手に対し異性としての特別な思いを持ちますよね。恋人なわけですから、どこか「自分のもの」という意識があるはずです。すると、「誰にも取られたくない」「異性と関わって欲しくない」と考えるでしょう。その独占欲が束縛という行動に表れます。
一方、友達みたいなカップルの場合は、相手に対してあまり異性としての特別な思いを持っていないことから、過度に束縛をせず相手の行動を尊重できる関係が多いです。ある程度個々に自由が確保できる関係と言えるでしょうね。
なんでも言える関係性
友達みたいなカップルは、なんでも言い合える関係性です。悩み事や愚痴などもオープンに話しますが、相手に対する不満も口にするでしょう。
例えば「そういうところあまり好きじゃない」「そこ欠点だよね!」といった具合に、相手が傷つくようなことをサラリと言ってしまうこともあります。好きだから相手に嫌われたくないという意識が強いと、あまりこうしたことはストレートには言えないものですよね。
気を遣わない関係性が良い時もありますが、なんでも言える関係性のために傷つけ合ってしまうこともしばしば。すべてがプラスに働くとは言えなさそうです。
恋人が一番の理解者
自分にとって恋人が一番の理解者であるという人が多いのも、友達のようなカップルの特徴でしょう。
恋人でありながらも親友でもあるといった関係のため、頼る相手も相談する相手もすべて恋人。表面的には浅く軽い関係のように見えますが、実は絆が強く信頼関係が成り立っている関係とも言えます。
ですから「友達のようなカップルになりたい」と思っても、誰もがなれる訳ではありません。お互いに信頼し合い強い絆で結ばれているからこそ、気を遣わず言いたいことも言える関係になれるのです。友達みたいなカップルになるには、下積みのようなそれなりの努力が必要となるでしょうね。
ドキドキ感は少なめかも。「友達みたいなカップル」のココがイマイチ
他にも、友達みたいなカップルには特徴があります。引き続き見ていくことにしましょう。
スキンシップは軽め
友達みたいなカップルは、スキンシップが軽めな傾向にあります。恋人のような濃厚なスキンシップは少なめで、ソフトなキスやセックスが多いようです。
こうした軽めのスキンシップを好む人もいますが、「恋人とは激しい恋がしたい」という人にとっては少し物足りないかもしれませんね。激しく求め合うということがあまりないため、異性として強く意識することも少ないでしょう。
周りの人たちも巻き込んで交流
自分の友達、あるいは恋人の友達を巻き込んで大勢で交流をするスタイルが多いのも、友達みたいなカップルの特徴でしょう。二人きりで楽しみたいというよりも、その場その瞬間を皆で一緒に楽しみたいと思う人が多いようです。
ですから、自分の友人が恋人の友人になるということも少なくありません。また、周りが周知している公認のカップルになりやすいです。
二人きりで甘いデートを楽しむことよりも、大勢で賑やかに過ごすデートの方が多いでしょう。
愛情表現が苦手
友達のようなカップルは、良く言えば気を遣わず素でいられる関係。ですが悪く言えば、異性として意識しにくい関係と言えるかもしれません。あまりにも素を出し過ぎて恥じらいがなくなったり、常に友達のような存在として見ているため、愛情表現を苦手としてしまうことがあるからです。
「好き」「愛してる」といった言葉がスムーズに言えないのも、友達のようなカップルの特徴。あまりにも親しすぎる関係になると、照れや恥ずかしさから言えないことってありますよね。
愛情表現は、恋人関係を長続きさせる上でも必要なもの。「言いたいのに言えない」「言って欲しいのに言ってもらえない」という状況を招いてしまうことも多いです。
恋人の優先順位が低い
恋人の優先順位が低いのも、友達のようなカップルの特徴でしょう。「彼氏と予定があるから」と友達からのお誘いを断るのではなく、むしろ「彼氏とはいつでも会えるから」と、友達との予定を優先する人が多いです。
お互いに友達のようなカップルを望んでいる人にとっては、こうした点は楽に思える点でしょう。ですが、そうではない場合どちらかが不満に感じてしまうことがあります。「自分の方が先に約束していたのに」「もっと恋人を大切にしてほしい」と、そこから不満や距離が生まれてしまうことも。
ですから、友達のようなカップルを目指す場合は、そうした関係に憧れている二人じゃないと成立しないのかもしれませんね。
男女に聞いてみました!友達みたいなカップルの本音
どんな意見があるのか、男女の意見に耳を傾けてみましょう。
一緒に居て気が楽!
「とにかく一緒に居て気が楽!気を遣う必要ないし自分もそのままで居られるし、疲れるということがないですね。」(29歳/男性/営業)
友達のようなカップルだと、自然体でいられるため気が楽だという男性です。「こうした方が喜ぶかな?」「これはしない方がいいかな」と、余計な気を遣ったり見栄を張る必要がないため疲れることがないのでしょうね。
恋人だけど特別感は薄れるかも…
「関係は恋人。だけど、特別感っていうのは薄れるかもしれない…。」(23歳/女性/歯科衛生士)
特別感が薄れるという意見ですね。恋人関係でありながらも友達のような目で見てしまうため、異性として意識する機会が少ないのかもしれません。「刺激ある恋がしたい」「好きな人とは恋人らしいことをしたい」と思う人にとっては、少し不満に感じてしまうところでしょう。
雰囲気を作るのが難しい
「自分は彼女が大好きだけど、友達のような関係だからなかなか雰囲気を作ることが出来なくて…。欲求不満みたいになることもある。」(26歳/男性/講師)
彼女とイチャイチャしたいと思っても、なかなか雰囲気が作れない様子の彼。気を遣わず楽しく過ごせる反面、エッチなムードを作ることは難しいのかもしれませんね。
そのため、欲求不満になってしまうこともあるとのこと。普段の悩みや愚痴は言えても、恋人らしいことは言いにくいのでしょう。
喧嘩になることが少ないです!
「言いたいことを言い合える関係だけど、喧嘩になることは少ないですね。お互いに意地を張ったりもしないから、素直にごめんと言える良い関係です。」(31歳/女性/販売)
思いを素直に言える関係性が良い様子ですね。意地を張ったり余計なプライドを持ったりせず、楽な関係性を築けるのでしょう。
フラットな関係が素敵!友達みたいなカップルのメリット
まずはメリットから。彼氏と友達のような関係を築くと、どのようなメリットがあるのでしょうか。
飾らない自分でいられる
飾らない自分でいられるのは、友達のようなカップルのメリットでしょう。無理して背伸びせずありのままの自分でいられるため、本当の自分を好きでいてもらえているという自信もつきますよね。
また、気持ち的にも楽に感じられるでしょう。本音を隠して相手に合わせたりするよりも、思ったことを素直に言えた方がストレスにはなりにくいですよね。
好きな人のためにと、自分を変える必要がないのはメリットでしょう。
恋人と一緒にいると楽しい
一緒にいる時間が楽しく感じられるのもメリットの一つ。友達のようにふざけあったり和気あいあいと過ごすことができるため、笑顔でいられる時間が多いでしょう。
また、特徴にもあったように大勢で過ごすデートも増えます。彼氏と二人だけで過ごすよりも、会話が広がったり出来ることが増えたりして、デートのたびにワクワクした気持ちになれるはず。「次のデートはバーベキュー」「その次はビンゴ大会」といったように、デートのバリエーションが増えるのもメリットの一つではないでしょうか。
自由な時間が持てる
適度な距離感を保てる友達のようなカップルは、自分の自由な時間が持てることもメリットです。
恋人関係になると相手に対して特別な感情を持つようになるため、一番に優先する人も多いですよね。すると、なかなか自分の時間が取れずストレスになってしまうこともあります。この点も友達みたいなカップルだと、不満に感じることがないでしょう。
恋人だからと、相手に縛られることがないのはメリット。個々の時間が持てることで、一緒に居すぎる窮屈感を抱かずに済みます。
マンネリになることが少ない
長い期間で見た時、激しくお互いに求め合う関係性は温度差が激しくなりがち。付き合いたての頃は、毎日会ったり頻繁に連絡を取り合ったりと求め合うことが多いです。
ですが、気持ちが落ち着いてくると、お互いに冷めてしまったかのように求めなくなります。するとそこからマンネリ期間に突入。なかなか初めの頃のような気持ちを取り戻すことが難しくなるでしょう。
一方友達のようなカップルは、激しく求め合うということがない分、冷めたような関係になることも少ないです。一定の温度をずっと保ちながら関係を築くことができるため、マンネリになりにくいのもメリットでしょう。
また友達のようなカップルは、デートのレパートリーも豊富。一緒に趣味を楽しんだり、周りの人を巻き込んでのデートが多いのも、マンネリ化になりにくい理由の一つでしょうね。
浮気のハードル低め、レスになるかも…友達のようなカップルのデメリット
では続いて、デメリット。友達のような関係だからこそ、恋人としてデメリットに感じることがあります。どんなデメリットがあるのかも、ここで見ておきましょう。
恋人という緊張感が減る
彼氏と彼女という関係は、特別ですよね。友達には誰とでもなれますが、恋人という関係になるにはお互いに異性として「好き」であることが条件です。ですから、恋人という存在は緊張感を持つ相手でしょう。
ただ、友達のようなカップルはこの緊張感が減ってしまいます。恋人という特別な存在でありながらも親友のような存在です。グッと身近に感じる存在になりますよね。
そのため、異性として強く意識したりドキドキする状況が作りにくくなるのがデメリットと言えそうです。彼氏と恋人らしいことをしたいと望む人にとっては、デメリットに感じるでしょうね。
相手を自由にしすぎると浮気される可能性も
友達みたいなカップルは、お互いに束縛しない傾向にあるという特徴がありましたね。そのため、自分の時間を持てることがメリットとして挙げられます。ですが見方を変えれば、それだけ浮気される可能性もあるということ。あまりにも相手を自由にしすぎるのは、こうしたデメリットに繋がってしまうのです。
束縛されないことを良いことに、彼氏が自由に他の女性と遊んでいたら彼女としては辛いですよね。ただ、束縛を一切しなかったことにも原因があると言えます。このデメリットは、対処の仕方によって未然に防ぐことができるかもしれません。
友達意識が強いと女性らしさを失ってしまいがち
気を遣わずありのままでいられるメリットがある反面、女性らしさを失ってしまうデメリットもあります。
恋人という緊張感が減り何もかもさらけ出せる関係になると、だんだんと手抜きをしてしまうことがあるでしょう。ノーメイクで会ったり彼氏の前で普通に着替えをしたりといった行動が徐々に増えてきて、女性らしさに欠けてしまうことが。すると彼氏から「女として見れない」と思われてしまうこともあるのです。
いくら素を出せる関係性とはいえ、彼氏にとって恋人である自覚は持つべきでしょう。いつの間にか女性らしさを失い異性として見られなくなってしまえば、別れに繋がってしまうこともあります。
カップルなのに欲求不満になることも
恋人としての緊張感がなくなること、また、あまりにも遠慮や恥じらいがなくなることで、エッチなムードを作りにくくなるのもデメリットの一つでしょう。
スキンシップ自体も軽めになり、恋人としてイチャイチャする機会が少なくなります。そのため欲求不満になってしまう人も。それにより彼氏に浮気される、あるいは自分がしてしまうということも起こり得ます。
ですから、時々は特別なシチュエーションや思い切った行動が必要になるでしょうね。そうじゃないと、魅惑的な女性に誘惑された時に彼氏がつい心を奪われてしまう、なんてことも起こってしまいます。
素敵な友達カップルでいるための秘訣
そこで次は、いつまでも友達カップルでいるための秘訣をご紹介!デメリットを解消するための方法でもあります。どのような意識を持ちどういった努力をすべきか、見ていくことにしましょう。
記念日は一緒にお祝いをする
時々、お互いに恋人として意識する日を設けた方が良いでしょう。そのために、記念日は一緒にお祝いすることをおすすめ!月1回、あるいはお互いの誕生日やイベントの時は二人だけで会い、お祝いするようにしてみると良いです。
異性として意識してもらうために…と、なんでもない日に急に甘えたりといった行動は、なかなか恥ずかしくて出来ないものですよね。ですが、記念日となればその日自体が特別な日。思い切った行動や恋人としての発言もしやすくなりますよね。
ですから、記念日は一緒にお祝いするようにした方が良いでしょう。恋人という関係を意識できる日をしっかりと持つべきです。
恋人らしさを忘れない
いくら友達のような関係になったとしても、恋人らしさは忘れないようにすべきところ。ですから彼女として持つべき意識は「女」であることですね。
彼氏と会う時はメイクをする、着替える時は彼氏の目の前ではなく見えないところで、といった意識や恥じらいは大切です。彼氏があなたのことを恋人としていつまでも意識できるよう、こうした小さな努力は積み重ねるべきでしょう。
恋人らしさ・女性らしさを保つことは、彼氏が浮気しないための対策にもなります。また、自分磨きにも繋がる行動であるため、このような意識や努力は取り入れた方が良いでしょう。
束縛にならない程度のお願いをする
友達カップルでいることを彼氏も望んでいる場合、自分の時間を自由に持つことが出来る点はメリットに感じているはず。そんな彼氏に「女性と遊ばないで」「浮気してるの?」といった発言は重く感じられてしまう可能性があります。
ですが、あまりにも自由にさせすぎると浮気されるというデメリットもありましたよね。そのため、束縛にならない程度のお願いをするようにしてみると良いです。
彼氏が女友達と遊ぶと言って来たら、少し冗談っぽく「スキンシップはしないで欲しいな~」といった具合に伝えてみましょう。ヤキモチを妬いている様子が軽く伝わり、彼氏も男として見られていると感じるはずです。
友達のような関係でありながらも、こうした発言を加えてみると恋人らしさにも繋がりますよ。
思いやりや気遣いは持つように
友達のようなカップルになっても、思いやりや気遣いは持つようにすべきでしょう。
距離が近い友達関係は、相手に気を遣うことが少なくなるため、言いたい事が言えるようになります。ただ、そこに気遣いがまったくなくなると相手を傷つける発言も増えてしまうでしょう。
気を遣うことと気遣いはまた別。過度に相手に遠慮したり壁を作ったりと気を遣う必要はありませんが、思いやりを持ったり配慮したりといった気遣いは必要です。「親しき中にも礼儀あり」と同じで、恋人であり仲良い友達のような存在になっても、気遣いや配慮は失わないようにしましょうね。
居心地が良く、長続きしやすい友達カップル。「恋人らしさ」も忘れずに!
そのため、カップルとしては長続きしやすい傾向にあります。ただ、友達感覚の方が強くなると、異性として相手を見れなくなってしまうというデメリットも。ですから、恋人らしさを保つことが大事なポイントと言えるでしょう。
あなたが女性らしさを保つことが、彼氏との関係を長続きさせる秘訣にもなります。そして、記念日などを用いて恋人だということを意識できる特別な日を設けることも大事です。それらを意識して付き合っていけば、最高のパートナーとして長く付き合えるのではないでしょうか。
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