視野を広げるって具体的にはどうすればいいの？大切なポイントを解説

「視野が広い」人は仕事ができたり、モテたりする傾向にあります。それでは、視野が広い人とはどのような人のことを指すのでしょうか？また、仕事中に上司から「もっと視野を広げなさい」と言われる人も…。しかし、具体的にどのように視野を広げれば良いのかが分からない人も多いですよね。

この記事では、視野を広げる方法を徹底解説！視野を広げることのメリットも併せてご紹介します。この視野を広げる方法を実践すれば、あなたの世界も広がること間違いなしです！

そもそも「視野を広げる」の意味とは

そもそも「視野を広げる」とはどのような意味なのでしょうか？この場合の「視野」とは、単純に視力の及ぶ範囲のことを指すだけではありません。これに加えて、物事を判断したり考えたりする範囲も含まれるのです。

つまり「視野が広い人」というと、物事を見るときに多方面から広い範囲で見渡せる人という意味になります。このような人には、全体像を捉えることのできる人が多いです。

そして「視野を広げる」の意味は、多方面から人や物を見ることで、今までにない物事に対する気付きや新しい知識・体験を得ることを指します。

「視野が広い」の反対の意味で使われる言葉は？

視野が広いの反対の意味でよく使われるのが「視野が狭い」です。視野が狭いとは、視力の及ぶ範囲が狭く、物事の見方も偏った側面でしか見られないことを指します。特に思い込みの強い人がこの傾向にあるようです。

このような人は、自分の考え以外を受け入れられません。そのため、周りからのアドバイスに耳を傾けなかったり、あらゆる可能性を考えることができなかったりします。

このことから視野が狭いと、他人との衝突が増えてしまう可能性も…。自分が一番正しいと思い込みがちなので、他人の意見を認めることができず衝突してしまうのです。

トレーニングで視野を広げることはできる？

視野が狭いと色々とデメリットがあります。そのため、視野を広げたいと考える人は多いですよね。実は視野はトレーニング次第で広げることができるのです。

では、視野を広げるにはどのようなトレーニングが必要なのでしょうか？後で視野を広げる方法をご紹介しますから、それを実践してみましょう。それを続けていくことによって、生活に変化が表れるはずです。自分の世界も広がるかもしれませんよ。

まず、視野を広げるメリットをご紹介していきます。一体どのようなメリットが得られるのでしょうか？視野を広げると、様々な物事が良い方向に向かうようですよ。

新しい発見が出来る

まず挙げられるメリットは、「新しい発見が出来る」です。視野が狭い人は、自分の考え方だけに固執する傾向にあります。しかし、視野を広げることによって、他人の意見なども取り入れることができるようになりますから、考え方に幅が生まれるのです。

すると、新しい発見ができる可能性が高くなります。自分の考えだけではわからなかったことも、他人の意見や考えを取り入れることで解決することがありますよね。自分以外に目を向けるという行為が、新しい発見をさせてくれるのです。

多くの経験が出来る

視野を広げると、今までの自分の考えや行動が非常に枠にはまったものだったと気づくことができます。そして、枠にはまらない様々な考えやものの見方を吸収しようと行動するでしょう。それは今までとは比較にならないほどの行動力になるに違いありません。

そのため、非常に多くの経験ができるようになります。今まで行ったのことのない土地に旅行してみたり、やったことのないスポーツをしてみたりと新しいことを試すのに抵抗がなくなるからこそ、様々なことに挑戦できるのでしょう。

そして、それは仕事で役立つことも。斬新なプロジェクトや、経験したことがない仕事に対しても抵抗なく取り組むことができます。そのため、重要な仕事を任されやすくなるかもしれません。

周りから信頼される

次に挙げられるメリットは、周りから信頼されること。視野が広い人は、基本的に偏見を持たないので誰にでも平等に接することができます。さらに物事を考えるときには選択肢が多く、間違った判断をすることが少ないです。

そのため、色々な人から相談を受けることが多くなる傾向にあります。相手の気持ちを汲むことが上手なので、アドバイスも的確なのでしょう。このようなことから、視野が広い人は周りから信頼されるようになるのです。

また、中には視野を広げることで、モテるようになったという人も。信頼できる上に、衝突が少なく共感してくれることも多いことから、魅力を感じるという人が多いようです。

臨機応変に対応できるようになる

物事に対して臨機応変に対応できるようになることもメリットとして挙げられるでしょう。視野を広げると固定観念にとらわれることがなくなりますから、柔軟な発想ができるようになります。すると、今までは見えてこなかった選択肢が増えてくるわけです。

仕事などで何か問題が起きたとき、解決策が少ないと、それがダメなときに他に方法がなくなってしまいますよね。しかし視野が広い人は、先ほどもお伝えしたように解決策の選択肢を多く持っているので臨機応変に対応できるのです。

周りから信頼される上に、柔軟な発想を持ち、臨機応変にトラブルにも対応できる。このことから、視野が広い人は仕事が出来ると言われているのかもしれません。

視野を広げると様々なメリットが得られることがわかりました。それでは、視野を広げた人は一体どのようになるのでしょうか？ここでは、広い視野を持つ人の特徴をご紹介していきます。

生き生きとしている

まず挙げられる特徴は、生き生きとしているということです。広い視野を持つ人は、常に新しいことを吸収しようと動きます。そのため、とても行動力があり、興味を持ったことはなんでもやってみようとするでしょう。

また、広い視野を持つ人は何にでもチャレンジすることを忘れません。そして、失敗してもそれを次に繋げることができるので、あまり深刻に落ち込んだりもしないでしょう。全て良い経験だと捉えることができるポジティブな面があります。その姿は周りから見ても生き生きとしているように見えるでしょう。

経験や知識が豊富

広い視野を持つ人は、先ほどもお伝えしたように興味を持ったことはなんでもやってみたり、知ろうとしたりすることから、経験や知識が豊富です。その豊富な経験や知識があるから、考え方に幅が生まれるのでしょう。

また、広い視野を持つ人は、興味を持って色々な場所に行くからこそ、その分様々な出会いも経験します。固定観念なく他人を受け入れることができる広い視野を持つ人は、それを全部自分の経験や知識に変えられるのかもしれません。

偏見がない

次に挙げられる特徴は、偏見がないということ。広い視野を持つ人は、始めから「これはこうだ！」と頭ごなしに決めつけたり、否定したりはしません。あくまで物事を客観的に見て判断するのです。

また、先ほどもお伝えしたように、広い視野を持つ人は色々な場所に行くことが多いです。そして、実際にそこに住んでいる人と接すると、色々な価値観に触れることになるでしょう。それは、習慣や思想、宗教が違うことを理解する機会になります。つまり、人によって考え方は多種多様であるとわかっているのです。

交友関係が広い

先ほどもお伝えしたように、広い視野を持つ人は色々な場所に行きます。さらに、色々な価値観を吸収するために積極的にそこに住む人々と交流もするでしょう。すると、自然と交友関係が広くなっていきます。

また、経験や知識が豊富なので次々に話題を出すことができ、とても話し上手です。同じ話題でも、様々な角度から話してくれるので、聞いている方は飽きることがありません。そのため、何時間でも話していたいと感じるでしょう。これも、広い視野を持つ人の周りに人が多くなる理由の1つかもしれません。

情報収集が得意

好奇心旺盛な広い視野を持つ人は、情報収集も得意です。好奇心が旺盛ということは、色々な情報や知識を吸収しようとする力が強いということ。常にアンテナを張っているため、多くの情報を手に入れることができるでしょう。

また、物事の判断の基準として情報は重要な要素ですが、その情報が間違っていては正しい判断はできません。情報が正しいかどうかは、全体を見直しながら自分で判断する必要があるでしょう。そこで広い視野を持つ人は、情報の取捨選択をします。情報を簡単に鵜呑みにすることはないのです。

今度は、視野を広げるべきな人の特徴をご紹介していきます。この特徴に当てはまる人は視野を広げたほうが良いでしょう。視野を広げておかないと、周りの人と衝突してしまう可能性もあるかもしれません。

ネガティブ

まず挙げられるのが、ネガティブな人。ネガティブな人は、他の考え方があることを考慮せず、自分の主観や思い込みだけで物事を考えようとする傾向があります。さらに、ネガティブな人は慎重なので、新しいことに挑戦する前にマイナスなイメージが浮かんでしまい、挫折してしまうことが多いです。

このことから、新しい経験や知識を得る機会が少なくなります。そのため、物事を判断するときに自分の少ない経験や知識から判断せざるを得なくなり、かなり考え方の偏った判断になってしまう恐れがあるのです。

正論しか受け入れない

視野が狭い人は、一般的に「良い」とされている正論しか受け入れません。世間でいうところの常識を振りかざすことで、自分の正しさを主張できるからです。それはどのような場面でも例外はなく、ひたすらに正論にこだわります。

しかし、現実は正論だけでは成り立ちません。正しいことは、その場の状況や人によって変わってくるのです。臨機応変に対応できないと、周りの人との衝突は避けられないかもしれません。

そうならないためにも「もしかしたら自分の意見は間違っているのではないか」と疑問を持ち、自分を客観的に見つめなおす必要があるでしょう。

目の前のことしか考えられない

目の前のことしか考えられない人も、視野を広げるべきな人。視野が狭いと目の前のことに対処した結果、どのようなことが起きるのかという思考ができません。いつも目の前だけを見て行動するため、同じ失敗を何度も繰り返してしまいます。

人によっては、それが考えが浅いと思う場合も…。何度やっても進歩がないのですから、仕事もできないと思われてしまうかもしれません。失敗した経験から学んで、結果までを見通せる力を付けた方が良いでしょう。そのためにも視野を広げるべきです。

柔軟性がない

次に挙げられるのは、柔軟性がない人。視野の狭い人は、自分が見たいと思った方向からしか物事をみることができません。考え方に柔軟性がないので、1度「これはこうだ」と決めてしまうと他の見方を受け入れることができなくなるのです。

たとえ状況が変わったとしても、それを修正することはありません。自分の判断が絶対正しいと思っているため、他の人のアドバイスも聞きません。また、伝統的なものも好む傾向にあります。「昔からこうしてきた」ということに安心と絶対的な正しさを感じるのです。しかしこれではチャンレジ精神に欠け、新たな打開策を考えることには向いていません。

柔軟性を持って、固定概念にとらわれないようにしないと、新しいものを生み出すことはできないでしょう。

現状に満足している

視野が広い人は、常に新しいものを発見しようと動くとお伝えしましたが、視野の狭い人は変わることを好みません。現状に満足していて、この体制を崩してまで新しいことを取り入れたいとは思わないのです。中には、自分が視野が狭いと気づいていないという人も…。

人はときと場合によって、改革したり新しい方法を取り入れたりするものですが、それには多少のリスクが伴う場合も…。視野の狭い人は、それを恐れているのでしょう。しかし、それでは新しい世界は開けません。失敗しても良いから、新しいことにチャレンジする精神を心がけましょう。

ここでは、視野を広げる方法をご紹介していきます。視野を広げることはトレーニングを重ねていけばできるとお伝えしました。そのため、この方法を常に実践するように心がけていきましょう。

人の意見を聞く

まず、人の意見を聞くようにしましょう。先ほどもお伝えしたように、視野が狭い人は自分の意見が絶対正しいと信じて疑いません。そのため、他人の意見やアドバイスは聞き入れようとしない傾向にあります。

しかし、それでは独りよがりな考え方になってしまい、本当に正しいのかどうかもわかりません。他人の意見をしっかりと聞いて、他の考え方もあるということを認めましょう。そして、人によって見方が大きく違うということを実感すれば、視野が広がるきっかけになるかもしれません。

理解出来ないことを否定しない

自分が正しいと信じ込んでいる視野の狭い人は、理解できないことが出てきたときに否定したくなります。しかし、自分が理解できないからと言って、それが間違っていることだという証拠にはなりません。

誰かと意見が衝突したとき、そのどちらにも正しい部分は含まれているはずです。そのため、理解できないからと否定するのではなく、少しでも良いから理解しようとする姿勢を作りましょう。わからないことがあったら、質問すれば良いのです。そして、お互いに良い部分を見出しつつ、意見をすり合わせていくことが大切でしょう。

知識を増やして視野を広げる

知識はあればあるほど視野が広がります。何か問題が起きたときには打開策が多く出せますし、知識が増えれば新しい発想も生まれるかもしれません。新しい発想は仕事で役立つこともあるでしょう。知識の増やし方は何でも良いです。他人とお話したり、新しいことに挑戦してみたりするのも良いですよ。

中でもオススメなのは、本を読むこと。人間の一生のうちで、1人の人間が出会ったり体験したりできる数には限りがあります。

しかし本を読み、主人公の体験を自分に重ねてみることで、知識や経験を増やすことができるのです。そのため、本を読むことは視野を広げる最良の方法と言えるでしょう。

心にゆとりをもつ

視野の狭い人は、自分の価値観に合わないことがあると、イライラしたり不安になったりしてしまう傾向にあります。そのため、人付き合いが感情に左右されがちに…。逆に、視野の広い人は、ゆったりとした心を持っているため、多少のことでは焦ったりイライラしたりはしません。

このことから、視野を広げるためには、心にゆとりを持つようにしましょう。心にゆとりがあれば、その場の感情にとらわれることもなく冷静でいられます。そうすれば、他人の意見や価値観を受け入れるだけの心の余裕も生まれてくるでしょう。

素直になる

先ほどお伝えした他人の意見や価値観を受け入れるために大事なことは、素直になることです。意地を張ってしまうと、自分の判断に後悔していても後戻りすることができませんし、他人の意見を取り入れることもできません。

しかし、そのままでは取り返しのつかない失敗をしてしまう可能性も…。素直になって、世界には自分より優れた人がたくさんいることを認めましょう。そして、もっと周りに頼ってみると良いかもしれません。そうすれば、あなたの中に新しい考えが浮かぶはずです。

引き続き、視野を広げる方法をご紹介していきます。お伝えしたものを始めから全部やろうとするのではなく、自分のできることから少しずつ始めていくのが長続きするコツです。自分に無理のない範囲で視野を広げていきましょう。

旅行に出かけて自分の世界を広げる

今まで自分が行ったことのないような知らない場所に旅行に出かけるのも視野を広げる方法の1つ。特に海外に行くのがオススメです。世界には自分とは違う価値観を持った人がたくさんいます。しかし、1つの場所にずっといるとそれを知ることはできません。

そのため、海外のような知らない場所に行き、世界には自分の知らない価値観や考え方があることを知りましょう。そうすれば、自分の価値観や考えが一新されるかもしれません。

また、ここで大事なのは、実際に「自分の目」で見ること。本やテレビなどの情報で知っていても、実際に見てみると全く違うということも珍しくありません。実際に見ると感じ方が変わってくるのです。この体験をすれば本当に世界は広いのだと実感できるようになり、視野を広げるきっかけになるでしょう。

固定観念をなくして考え方の幅を広げる

固定観念は視野を狭くしてしまう要因の1つです。そのため、固定観念をなくすことも視野を広げる方法になります。固定観念がなくなれば、型にハマった考え方にとらわれなくなり、考え方の幅を広げることができるでしょう。

また、何か問題が行き詰ったときなどは、もう一度最初から考え直してみるのも良いかもしれません。このときに様々な人の意見を取り入れれば、新しい発想が浮かび容易に解決に向かう可能性も。常に臨機応変に対応できるように、柔軟な考え方を持つことが必要となってくるでしょう。

新しいことに取り組む

同じ環境に留まっていると、視界を広げるのにも限界を迎えてしまいます。そのため、今まで経験したことがない趣味や人物に触れるといった、新しいことに取り組むことも視野を広げるポイントと言えるでしょう。

このとき、新しく興味を持ったことにチャレンジするのも良いですが、あえて苦手と思っていたことに挑戦してみるのも良いかもしれません。

いつも好きなことや得意なことばかりをやっているとマンネリ化してしまい、結局その考えややり方に固執することにもなってしまいます。せっかく新しいことを始めるのにそれでは意味がありません。

そのため、自分の現状を打破するために、あえて苦手なことに挑戦してみるのも1つの手段。すると、自分の中に今までとは違った一面を発見できますよ。

周囲に気を配る

視野が狭い人は、自己中心的な考えになりがち…。周囲の人のことを考えていないので、視野が一辺倒になってしまうのです。そのため、視野を広げるには周囲に気を配るようにしてみましょう。

自分の意見を主張するのは悪いことではありませんが、主張をするのであれば相手の主張も認める必要があります。決して自分の考えだけを押し通すような考え方は止めましょう。周囲に気を配ることができれば、自然と周りの状況や空気を感じ取ることができるようになる可能性が高いです。

また、人と接するときは、その人のバックグラウンドや取り巻く環境なども一緒に考えることができるようになると良いでしょう。そうすれば、その人の価値観を受け入れやすくなり、衝突することも少なくなるはずです。

ここでは、視野を広げることで人生が変わった人の体験談をご紹介していきます。視野を広げると様々なメリットが得られるとお伝えしました。そのメリットを得た結果、どのように人生が変わったのでしょうか？

人の気持ちを考えられるようになった

「以前は自分ばかりが辛い仕事をしていると思っていましたが、視野を広げるために周りをきちんと見渡してみたら、周りも同じように大変な思いをしているということに気付きました。それからは少しは人の気持ちを考えられるようになった気がしています」(29歳/男性)

視野を広げると周りの人たちに気を配れるようになります。自分だけしか見えていないうちは、自己中心的な考えに陥りがちです。しかし、周りにも目が向けられるようになると「この人は何を考えているのだろう？」と考えることができるようになるでしょう。

それは、他人の気持ちを理解する大事な一歩。あなたが他人を理解しようとする姿勢を見せれば、相手もあなたのことを理解しようとしてくれる可能性が高いです。このとき大事なのは、先ほどもお伝えしたように理解できなくても相手を否定しないこと。世界には様々な価値観があることをしっかりと頭にいれておきましょう。

物事の全体像を把握できるようになった

「目の前のことに精一杯でいつも失敗ばかりしていました。しかし、視野を広げると良いとアドバイスされたので、そこからは全体を見ながら考える癖をつけるようにしました。その結果、いつでも物事の全体像を把握できるようになって、失敗する回数も減りました」(25歳/女性)

目の前のことに集中するのは悪いことではありませんが、それだけだと結果まで考えていないため失敗する可能性が高くなってしまいます。物事の全体像を考えた上で、今何が必要かを考えたほうが成功する可能性が高いのです。

視野を広げると、物事の全体像を見ることが上手くできるようになりますから、結果までを見通せる力も当然つきます。そのため、失敗する回数が減るのでしょう。また、たとえ失敗しても「良い経験だった」と捉えられるポジティブさを得られることも、視野を広げるメリットかもしれません。

色々な仕事を任せてもらえるようになった

「視野を広げてから、色々な仕事を任せてもらえるようになりました。最近よく上司から「信頼してるよ！」と言われることも多くなった気がします。頑張った甲斐があったなぁと実感しています」(26歳/男性)

仕事をする上で信頼は大事なものです。視野を広げると、扱う情報が確かなものになったり、仕事も早く正確なものになったりします。それに加えて、人より着眼点も優れているので、周りの人から頼りにされることが多くなるでしょう。頼りにされるということは、信頼されている証拠。色々な仕事を任せてもらえるようになるはずです。

また、視野を広げることによって、出世が早くなるという場合も。視野が広い人ならば上に立っても、全体像を把握できるため指示は正確に出すことができ、部下の意見も進んで取り入れようとしてくれることでしょう。それは、周りのモチベーションアップにも繋がるはずです。

新しいことにどんどんチャレンジするようになった

「自分が知っている世界が小さなものだったということに気づいてから、積極的に色々な場所に行くようになりました。私の知らない世界には刺激がいっぱいで、どんどん新しいことにチャレンジするようにもなりました。今では毎日が充実しています」(27歳/女性)

先ほどもお伝えしたように、自分の住んでいる土地から出たことがないと、環境は変わりませんから新しい考え方や価値観などは生まれません。海外というような自分の全く知らない世界に飛び込むと、自分の価値観を一新するような出会いが待っていることも。

少しでも「視野が狭いかな？」と感じたことがある人は、新しい世界に飛び込んでみましょう。そこで得た経験は決して無駄にはなりません。全てがあなたの糧になること間違いなしです。

今度は視野を広げる際に大切なポイントをご紹介していきます。このポイントを心がけておかないと、視野を広げるトレーニングが長続きしない可能性も…。これらはしっかりと頭にいれておきましょう。

自分の考えも大切にする

視野を広げるためには自己中心的な考えをしないようにとお伝えしてきましたが、決して自分の考えを否定しろというわけではありません。むしろ、自分の考えもきちんと大切にしましょう。

自分の考えを押さえつけてばかりいると、とてもストレスが溜まります。すると、心に余裕がなくなり他人の意見を受け入れられなくなることも…。それでは意味がありません。自分と他人、両方の意見を大切にすることが、視野を広げる際に大事なのです。

ストレスを溜めないことも大切

先ほどもお伝えしましたが、ストレスを溜めないことも視野を広げる際の重要なポイント。自分自身のコンディションが良くないと、バランスよく物事をとらえ冷静に考えることが難しくなるでしょう。

自分の考えを大切にする以外にストレスを溜めない方法としては、きちんと睡眠と食事をとることがあります。睡眠を削ったり食事を抜いたりといった自己犠牲的な働き方では、他人へ視野を広げるどころか、自分のことさえ客観的に見られなくなってしまうことも…。

自分自身を大切にすることがストレスを溜めないことに繋がるのです。

妥協点を見出す

先ほどお伝えしたように視野を広げる方法はたくさんあります。しかし、それをいきなり全部できるかというと、できない人の方が多いでしょう。

できないことが多いと、視野を広げることを諦めてしまいたくなります。そうならないためにも「自分は今何ができるのか」の妥協点を見出しましょう。できることからコツコツとやっていくのが、長続きさせるコツですよ。

時には静かな環境に身をおいてみる

現代ではインターネットなどの普及により、世の中には多くの情報が溢れています。その中に身を置いていると、情報の取捨選択が難しかったり、流行りの価値観や考え方に惑わされたりしがち…。

視野を広げるには情報を集めることも必要ですが、時には膨大な情報をシャットアウトして、静かな環境に身を置いてみましょう。静かな環境で心を鎮めた後にその情報を入れれば、情報に振り回されることなく素直な感覚で向き合うことができるようになるはずです。