フェチの種類を定番からマニアックなものまで解説！男女で違う理由も

フェチという言葉には、かつてはちょっとエッチなイメージがあったのではないでしょうか。しかし、それも今や過去のこと。最近では、会話の中で普通に使われる言葉になりました。

そんなフェチの種類はまさに無限大。とはいえ、なぜフェチの種類はそんなに多いのでしょう。まずは、フェチについて考えていきます。

わかるようでわからない？「フェチ」の意味とは

フェチとは、フェティシズムという英語から作られた和製英語。フェティシズムという言葉はさまざまな種類のジャンルで用いられ、それぞれ意味が異なります。

人類学や宗教学では呪物崇拝、経済学では物心崇拝といった意味合いに。さらに心理学では、特定の対象やその断片を愛することを意味し、しばしば偏った愛になるのが特徴です。

こうした異なる種類で用いられるフェティシズムの意味をミックスしたのが、日本で言うフェチ。そのため、体の特定の部分や服などのアイテム、さらにはにおいなど、人それぞれで好む対象も異なります。

ただ、フェチの多くは性的興奮を呼び起こすため、エッチなイメージがあるのも納得ですね。

「フェチ」と「好き」の違いって何？

人が特定のものに執着する理由は、それが好きだから。けれど、単に好きという場合、フェチとは言いませんよね。

フェチと好きの違いはというと、特定の対象物に対して過度なこだわりがあるかどうか。例えば、恋愛において彼氏や彼女のすべてが好きなのであれば、これは好きに該当します。

一方、彼氏の特定の箇所が何よりも好きとか、彼女の体の中で、そこにばかり目が、あるいは手がいってしまうとなれば、これは過度なこだわり。つまり、その部分に対するフェチとなります。

フェチとはどのような意味で、好きとの違いがどこにあるかがわかれば、男女でフェチの種類が分かれるのも、何となく理解できる気がしますね。さらにフェチへの理解を深めるため、男女でフェチの種類が分かれる理由を解説します。

魅力的に感じるポイントが違うから

男性と女性とでは、体の構造や作りがまったく同じというわけではありません。通常、あらゆる種類の哺乳動物の大半は、雄の方が体ががっしりと大きくできており、雌の方は小さめです。

これは人にも当てはまり、男性の方が骨格ががっしりしており、筋肉も付きやすい体をしている一方、女性の体は柔らかく、脂肪が多いのが特徴です。

フェチの種類が多いのは、互いに魅力的だと感じるポイントが違うため。男女別に魅力のポイントが異なれば、フェチの種類の好みが違うのも納得できますね。

男性は女性の柔らかさと色気を求める

男性の体は女性に比べて骨太で、筋肉もがっちりしています。そのため、ほとんどの男性が女性の体の柔らかさに対して、心地よいと感じるでしょう。

また、柔らかな体がもたらす女性ならではの色気を求めるのも、男性に多くみられる心理です。そのため、男性のフェチは主に、女性の体の柔らかい部分が対象になっています。フェチの理由は、男性にはない柔らかな体と、女性ならではの色気なのは間違いないでしょう。

女性は男らしさを求める

男性が女性の体の柔らかさのフェチになるのと同じく、女性も自分にはない要素を求めます。そのため、女性は男性の逞しさや、男らしさのフェチになるのが特徴です。

たいていの女性が、力では男性に敵いません。そのため、女性にはたくましい男性に守られたいという心理があります。この心理が特定の場所に対して強くなった時、フェチになるというわけです。

たくましい胸に抱き寄せられたい女性もいれば、軽々と抱き上げられたいと考えるフェチもいるはず。となれば、女性が好む男性フェチの種類も、自然と多くなりますね。

フェチの種類が分かれるのはないものに惹かれるから

男女でフェチの種類が分かれる最大の理由は、自分にないものに惹かれることに尽きるといっていいでしょう。

そもそも人には、自分が持っていないものを魅力的だと感じる心理があります。男性にとって骨格がほっそりとしていて柔らかな女性の体は、自分が持ち合わせていないものですよね。一方、骨太でたくましい男性の体に惹かれる女性の心理も同じです。

自分にはないからこそ魅力的に思え、惹かれるがゆえにフェチに。体の同じ部分でも男性と女性では造りが異なるため、フェチの種類が分かれるだけでなく、種類も多様化しやすいと言えます。

男女でフェチの種類が分かれる理由がわかったものの、実は男女共通のフェチの種類はたくさんあります。ここでは、男女のどちらも魅力を感じるフェチの種類をまとめました。

におい

男女共に多いのが、においに強い執着を持つにおいフェチ。フェチの種類の中では、かなりの人数がいると言われます。

においフェチの特徴は、必ずしもいいにおいが好きだとは限らないこと。人の好みは多種多様ですので、においフェチにとって「あ～、たまらない」と感じるにおいも人それぞれです。

どれだけイケメンでも美人でも、においがダメだと恋愛対象外になるのがにおいフェチ。さすがに「フェチ」だけあって、譲れないポイントなのでしょう。

鎖骨

鎖骨も、フェチの種類の中では男女共に好まれる場所。その理由は、性的魅力を感じやすい部位だからです。

骨格全体が骨太な男性の鎖骨は、見た目が太いのが特徴。一方の女性の鎖骨は、華奢できれいに見えます。

また、鎖骨は胸骨と肩をつなぐ骨ですので、肩幅の広い男性は鎖骨も長くなります。さらに、男女では筋肉量も異なるため、男性の鎖骨回りの筋肉は盛り上がり、厚みがあるのが特徴。一方の女性は筋肉量が少ないことから、薄くて滑らかな肌になります。

このように、正反対の要素がたくさんある鎖骨に男女共通のフェチが多いのは、鎖骨の造りを理解すれば納得できるのではないでしょうか。

声

声に恋することが珍しくないほど、女性は男性の低音ヴォイスが大好き。そのため、女性の声フェチはかなりいることでしょう。

けれど、実は男性にも声フェチは多くいます。女性と大きく異なる点は、高くて可愛い声フェチもいれば、ハスキーヴォイスフェチもいること。

女性は低トーンヴォイスフェチが圧倒的多数ですが、男性は二分されるのが特徴です。とはいえ、ハスキーヴォイスフェチの男性には、女性の声フェチと通じる要素があると言えますね。

胸

胸フェチな男性は、フェチの種類の中でもかなり多いでしょう。女性の胸の形は千差万別ですので、胸フェチの種類も男性によってさまざま。巨乳が好きな男性もいれば、貧乳でもきれいな胸を好む人もいます。

一方、女性にも胸フェチは多く、求めるのは何といっても男らしさ。鍛え抜かれた硬い大胸筋に引き寄せられ、抱きしめられたいという胸フェチ女性は多いでしょう。

男性がいろいろな胸を好む一方、女性はゴリマッチョではなく、細マッチョの胸フェチが多いのが特徴です。

男女共通のフェチもあれば、男性だけが好むフェチまで、フェチの種類はさまざま。そこで、男性にズバリ質問！「あなたは何フェチ？」に実際に答えてもらいました。

うなじフェチ

「普段は髪を下ろしている女性が、髪をまとめてアップスタイルにした時に見えるうなじにドキドキする、うなじフェチです。職場の女性でも思わず見てしまいますけど、彼女にされたらたまらない。押し倒したくなります」（24歳/男性/事務職）

うなじフェチは、いわばギャップを感じて性的興奮を引き起こす種類のフェチです。普段は髪に隠れていて見えないうなじが見えることで、ドキドキするフェチ。女性は彼をドキッとさせると同時に、うなじフェチかどうかもわかりますね。

胸フェチ

「僕は胸フェチで、俗にいうおっぱい星人。でも、おっぱいの種類にはこだわりはなくて、とにかくきれいなおっぱいなら大歓迎です。いろんなおっぱいに興奮しますね」（26歳/男性/エンジニア）

男性の性的趣向の種類を大まかに分類すると、胸フェチとお尻フェチになると言っていいでしょう。胸フェチの男性は、いわゆるおっぱい星人でおなじみですね。ただ、胸フェチと言っても、この男性のように何でも来いの人もいれば、「この胸でないと！」というフェチもいて、意見が分かれるのが特徴です。

お尻フェチ

「おっぱいかお尻かと言われたら、僕はお尻で選びます。さらに、大きめじゃなくて、キュッと盛り上がっている小さめのお尻が好き。お尻フェチには大きなお尻が好きって人も多いけど、小ぶりのお尻が好きだなあ」（27歳/男性/営業マン）

胸フェチと人気を二分するお尻フェチ。お尻フェチが好むお尻の種類には、大きめか小ぶりかという要素が挙げられます。さらに、横に広がっているか、それとも上に上がっているかという違いもあるのだとか。お尻フェチも胸フェチ同様、奥が深いですね。

足フェチ

「僕は、女性の足を見るのが好きな脚フェチです。脚ならどの部分を見るのもいい。キュッとくびれた足首や、引き締まったふくらはぎ、太もものチラ見えもたまりません！」（26歳/男性/小売業）

女性の脚を見てしまうという、脚フェチ男性も多くいます。脚フェチ男性にとって脚のどのパーツも萌え要素となるため、脚に自信のある女性はこれを活かさない手はありませんね。普段はひざ下丈のスカートを履いているなら、たまにはミニスカートもいいかも？視線を感じたら、脚フェチがすぐ近くにいるはずです。

太ももフェチ

「女性の太ももが大好きな、太ももフェチです。特に好きな種類は、白くて適度にふっくらしてるけど、しっかりしてる太もも。この太ももで騎乗位してもらえたら最高です」（28歳/男性/証券マン）

脚フェチをさらに種類別に分類したと言えるのが、太ももフェチ。太ももフェチも「こんな太ももに萌える！」というこだわりが強いと言えます。エッチの時に太ももで体をギュッと挟み込んでほしくて、騎乗位をしたがる男性が多いかもしれませんね。

髪フェチ

「女性の綺麗な髪が大好きな髪フェチです。髪の長さは、ロングか肩にかかるくらいのボブがいい。騎乗位や座位の体位で、彼女の髪が体に触る感覚が好きなんです。急に触れるとゾクっとして、いっそう興奮します」（27歳/男性/介護福祉士）

並んで歩いている時に、風になびいてサラサラと揺れる女性の髪が好きという髪フェチ男性は多いでしょう。セックスの時に彼女の髪が体に触れる体位だと、思わぬ瞬間に髪が体をかすめて、ゾクっとするのも納得。髪フェチが、女性の髪の長さにこだわるのも無理はありません。

男性に対する質問の答えに、セクシャルなフェチが多いと感じた女性は少なくなかったのではないでしょうか。では、今度は女性に質問！女性にはどんなフェチが多いのかをご覧ください。

腕の血管フェチ

「男性の腕の血管が大好きで、つい見惚れてしまう腕の血管フェチです。腕フェチでもあるんですけど、腕に力が入った時に血管が浮き出たらもうダメ！あのたくましい腕に抱かれたいと思っちゃいます」（20歳/女性/大学生）

男性の腕は、血管が浮き出ていることがいることが少なくありません。男性の腕の血管が好きなフェチ女性は、当然、腕も見ているはず。そのため、腕の血管フェチ女性は、腕フェチの可能性も高いのではないでしょうか。

手フェチ

「男性の手が好きな手フェチです。デスクワークなので、書類をまとめたり、電話を取りながらペンを走らせるなど手の動きに、どうしても目がいってしまいます。手がきれいな男性はホント、素敵です」（23歳/女性/営業事務）

事務職の女性に多いフェチの種類が、手フェチ。男性の手は、女性の手に比べて大きいことが多いですよね。その手がきれいだと、動きを目で追ってしまうのも無理はありません。また、手フェチに欠かせないのが、適度に日焼けした手をしていること。真っ白のなよっとした手には魅力を感じないのも、手フェチの特徴です。

指フェチ

「仕事柄、職場の全員がパソコンを使います。その中でも、指がすらりと長い男性が大好き。フェチの種類の中では、いわゆる指フェチです。キーボードの上を踊るように動く長い指を見ていると、あの指で触れられたらどんな感じだろうってつい妄想しちゃう」（26歳/女性/IT関連職）

今や仕事にパソコンは欠かせなくなりました。ブラインドタッチで鮮やかにキーボードを打つ男性の指の動きは、見ていて魅力的。その指が長くてきれいだと、ついエッチな妄想をしてしまうのも分かりますよね。フェチの種類の中でも、指フェチ女性はかなりいるといわれるのは、エッチな想像に結び付きやすいからと言えます。

男性の背中フェチ

「男性の背中が好きな背中フェチです。特に逆三角形に引き締まった背中に萌える！鍛えた背中の男性が上着を脱いでワイシャツだけになったら、もうガン見しちゃいます。後ろから見てるだけなら、相手には分かりませんから」（25歳/女性/経理職）

事務系の仕事の場合、男性が職場で背広の上着を脱ぐこともあるでしょう。鍛え上げた背中の男性が好きなフェチ女性にとって、男性が背広を脱ぐ時の背中の動きもたまらないのではないでしょうか。ただ、いくら後ろから見ていればわからないとはいえ、ガン見されている男性は視線を感じるかも？いきなり目が合ってしまう可能性には要注意です。

筋肉フェチ

「男性の筋肉が好きな筋肉フェチ！背中とか腹筋とかに関係なく、男性の体のすべての筋肉が好きなんです。だから、細マッチョでないとダメとかはなくて、ゴリマッチョでも大歓迎。筋肉のかけらもない男性には、どれだけイケメンでもまったく興味がありません」（21歳/女性/大学生）

女性の多くは細マッチョの男性を好むといわれます。けれど、とにかく男性の筋肉が好きという筋肉フェチの女性にとっては、マッチョの種類を問わないのが特徴。どちらかというと敬遠されがちなゴリマッチョ男性にとって、筋肉フェチ女性の存在は嬉しいのではないでしょうか。

胸板フェチ

「男性の胸板フェチです。鍛えられた胸板の男性を見ると、エッチの時に胸を触りたくなっちゃう。男性も胸を愛撫すると興奮してくれるから、愛撫し甲斐があるんですよね。何より、触ってて気持ちいから大好き！」（24歳/女性/アパレル業）

セックスのときに、男性が女性の胸と乳首を愛撫するのは当たり前。けれど、自分がされるのはくすぐったくて、嫌がる男性は少なくありません。けれど、胸板フェチの彼女からは、胸への愛撫が集中するはず。胸板フェチ女性のおかげで、男性も胸全体が性感帯になる可能性がありますね。

男性は男性の、女性は女性のフェチの理由に「わかる～」と思った人は多いことでしょう。ただ、これまでご紹介してきたフェチはいわゆる一般的なもの。では、マニアックなフェチにはどのような種類があるのでしょうか。

そこで、ここからはマニアックなフェチの種類をご紹介していきましょう。

ほくろ

男性に多いマニアックな種類のフェチが、ほくろフェチです。昔から女性の泣きぼくろは魅力的と言われますよね。

ほくろフェチの男性は、ほくろそのものが好きなのではなく、ほくろのある位置を重視します。口元のほくろは、目元に負けないくらいセクシーです。

また、女性からは見えない部分にあるほくろに興奮するのが、ほくろフェチの大きな特徴。うなじや首筋、お尻などが挙げられます。また、女性の胸元のほくろに性的興奮を覚えるのも、ほくろフェチとしては当然でしょう。

脇

脇もまた、男性の割合が高いマニアックなフェチの種類です。手を下ろしている時と腕を上げた時では、形が大きく変わるのが脇の特徴。きれいなラインで作られるくぼみはシャープな印象になり、そこに色気を感じる男性は少なくありません。

また、脇は体臭が表れやすい場所。そのため、女性の脇のにおいをかぐのが好きな脇フェチ男性も多くいます。さらに、においをかがれることを恥ずかしがる女性の姿に興奮するのも、脇フェチの特徴です。

これだけたくさん要素が揃えば、脇がマニアックなフェチの種類なのも納得できますね。

へそ

へそ好きも、男性に多くみられるマニアックなフェチ。こうしてみると、男性の方がマニアックなフェチの種類が多いですね。

へそフェチ男性は、女性のへそを見て性的興奮を覚えるのが特徴。確かに美しいボディの女性はきれいなへそをしていますが、へそを見ただけで性的に興奮するとなると、かなりのフェチと言えます。

へそフェチになる理由は、へそが普段見ることはできない場所だから。また、へそのゴマを取りたいというフェチも多いと言われます。へそのゴマが取れた時の達成感がたまらないと言うのですから、ドン引きする女性も少なくないかもしれませんね。

体毛

ここでようやく、女性のマニアックなフェチが登場。男性の体毛が好きな、体毛フェチです。

最近は、男性もムダ毛のお手入れをするのが当たり前という考えが浸透してきましたよね。実際、脇や脛が見える制服やユニフォームを着用する場合、体毛を処理している男性が多くなったのは確かです。

けれど、体毛フェチの女性は男性の体毛のすべてに性的興奮を覚えるのが特徴。腕の毛や手の甲や指など、普段の生活で見える体毛にも目がいきます。となれば、エッチの時に胸毛やすね毛、陰毛に興奮するのは当然ですね。

フェチは人の体に対してだけでなく、アイテムにも多く存在します。そこで、アイテムに見られるフェチの種類をピックアップしてみました。

メガネ

最近ではメガネ男子にメガネ女子と呼ばれるほど、メガネを愛用する人が増えてきました。短時間で安くメガネを作れる店が増えたことで、ファッションとして用いることが可能になったからでしょう。そのため、メガネではなくアイウェアという呼び方もされます。

そんなメガネは、男女共にフェチが多いアイテム。近眼で常にメガネが手放せない人の中には、たくさんのメガネを持っていることが少なくありません。洋服を着替えるようにメガネを変えるセンスの良さが、メガネフェチを生む理由でしょう。

また、普段メガネをしていない人がメガネをかけると、ギャップ萌え要素も。メガネフェチは、かなり多いのではないでしょうか。

ネクタイ

ネクタイフェチは、圧倒的に女性に多い種類のフェチ。特にネクタイを外す男性の手の動きは、セクシーな連想に結び付きやすいからです。

女性がネクタイを締めるシチュエーションはあまりないため、ネクタイを結べないという人も少なくないでしょう。会社でネクタイを付け替えたり、結び直している男性を見つけると、ついついじっと見てしまうネクタイフェチ女性は多いかもしれませんね。

女性からの視線を感じたら、男性はいつもより時間をかけてネクタイを締めるといいでしょう。ネクタイフェチ女性から「素敵！」と思われるのは必至です。

タバコ

タバコは体に悪いものの、タバコフェチは少なくありません。特に、タバコフェチは女性に多いのが特徴です。

女性にタバコフェチが多いのは、男性がタバコを吸う仕草に胸キュン要素が多いから。ライターで火をつける、煙を口から吐き出す、さらに長い指でタバコを挟む姿がたまらないといった具合です。

タバコを吸わない男性は、女性と一緒の時だけタバコを吸ってみるのもいいかも。ただし、タバコフェチをうっとりさせるためには、カッコいい吸い方の練習が必須です。

シャツ

シャツは、男女共にフェチが多いアイテム。特に、真っ白のシャツに萌えるという人が圧倒的多数です。

背広を脱いだ時の白いシャツが素敵と感じる、シャツフェチ女性はかなり多いと言われます。普段は大部分が背広で隠れているため、意外性も加わって胸キュン要素になるからです。

一方、男性はシャツ姿の女性のボディラインに目を引かれるフェチがほとんど。ジャケットを着ていた時は気づかなかったけれど、意外と巨乳だとわかったら、かなりのインパクトですよね。

シャツがフェチアイテムになることには、多くの人が納得できるのではないでしょうか。

フェチの種類は無限大と言われますが、中には「そんなところが？」と思う場所がツボという人も。ここでは、意外なフェチの種類をご紹介します。

爪

爪フェチは男性に多い種類のフェチ。女性の指先はたおやかな感じがするため、ごつごつした自分の指先と比べ、つい見てしまうからかもしれませんね。

そんな男性が好む爪は、清潔感があってよくケアされた爪。また、形としてはネイルが似合う、縦長の爪を好むフェチが圧倒的に多いとされます。

爪の形は持って生まれたものですので、ネイルが似合わない真ん丸の爪の女性には辛いところ。ですが、爪フェチ男性の条件に適う爪の女性は、爪先までしっかりお手入れしておくといいでしょう。

まつげ

男女共に多いのがまつげフェチ。どちらにも共通するのは、長いまつげに惹かれることです。

女性はしばしばボリュームを出すことに一生懸命になり、バサバサまつげにしがちですが、男性は目を伏せた時の長いまつげにドキッとします。

同じく女性も、男性のまつげが思いのほか長いのを発見した時は、胸キュン要素に。男性も女性も、長いまつげの流し目にはドキドキする人が多いため、まつげフェチが多いのも納得です。

骨

骨フェチは、かなり意外な種類に入るでしょう。こちらは、どちらかというと女性に多いフェチ。自分とはまったく違う骨格に惹かれ、「男性の骨ってなんてステキ」と考えるのが特徴です。

旧約聖書によると、もともとエデンの園にいた人間は男性一人だったとしています。その一人がアダム。これを見た神が、男が一人でいるのは良くないとしてアダムを眠らせ、その肋骨から女性を作り、エデンの園に赴かせます。この女性が、ヘビにそそのかされ、禁断の果実に手を出したイヴです。

真実かどうかはさておき、女性に男性の骨フェチがいることを考えると、なかなか興味深い話と言えますね。

口

意外に感じる人もいるかもしれませんが、口は意外とマニアックなフェチ。そもそも男性は女性の唇に惹かれることが多く、フェチだと気づいていないからだと考えられます。

女性が口紅を塗るのは、女性器の色に近づけようという心理があるのだとか。ただ、ほとんどの女性は口紅を塗るときに、女性器をイメージして塗ってはいないでしょう。とはいえ、最近は若い女性を中心に鮮やかなレッドの口紅が人気なのを考えると、深層心理が働いているとも考えられます。

女性の口にまず目がいってしまう男性は、自分でも気づいていない口フェチかもしれませんね。